2025.05.23
2025年度へき地医療体験実習レポート(川上村)~ 看護医療学科
看護医療学科の4回生は、5月に奈良県内の4つの地域において、へき地における保健・医療・福祉を体験し、対象者を地域の生活者として全人的にとらえ看護のあり方を探求する「へき地医療体験実習」に参加します。 学内実習を経て、5月13日(火)から15(木)までの3日間、吉野郡川上村・五條市大塔町・山辺郡山添村・宇陀市大宇陀の4つの地域で臨地実習を行いました。今回は学生20名と教員4名が吉野郡川上村にて、「へき地医療体験実習」を実施しました。その3日間の学生たちの活動の様子を紹介します。 川上村での実習の様子 1日目:5月13日(火) 実習の初日は大滝ダムの見学から始まりました。大滝ダムは、伊勢湾台風の紀の川の洪水被害を契機に、治水、利水、水力発電を目的に建設された多目的ダムで、当時の村の中心部に建設されたことから、村の歴史に大きくかかわる場所です。学生は迫力のあるダムの景色に感嘆しながら、ダムの完成までの歴史やダムの仕組みなど、展示物も交えて学びました。 この実習では、学生は「母子」、「学校」、「成人」、「高齢者」、「包括」の5つのグループに分かれ、各分野で展開されている村民に対する健康支援活動を事前に把握したうえで、村民の暮らしと健康を守るためには、臨地でさらにどのようなことを理解することが必要かを主体的に考え、学習を進めるようにそれぞれのグループ活動計画を立案しました。 村役場で実習始まりの挨拶をさせていただいた後、午後から、グループごとに事前に活動計画としていた、こどもセンターあま☆ごん、保育園、川上村立源流学園、学童保育・診療所、社会福祉協議会、デイサービス、かわかみ源流ツーリズム事務局を訪問し施設内の見学と健康支援を展開している専門職の活動を観察し、また事前に依頼していた質問への回答をしていただきました。 特に、こどもセンターあま☆ごんでは年に数回しかない貴重な乳幼児健診(4か月児~3歳半までを一度に実施)を見学し、健診後の村民の方にお話を聞き、子育て支援の拠点であるあま☆ごんが、子どもを育てている村民にとって、なんでも相談できて安心できる場所となっていることを理解することができました。 デイサービスでは、利用者の皆様を対象とした足趾把持力と握力・血圧測定など健康測定会を実施しました。また、足趾把持力の結果を基に、下肢筋力の向上を図る体操や認知症予防体操であるコグニサイズを学生と一緒に楽しく体験していただきました。 最初は、緊張していた学生たちでしたが、利用者の皆様やスタッフの方々が優しく声をかけてくださり、無事に実践することができました。最後に学生がお礼を伝えると、利用者の方が学生にお礼をしたいと、「しあわせなら手をたたこう」など歌を唄っていただき、全員で大合唱して盛り上がりました。本当にありがとうございました。 ご協力いただいた皆様は温かく迎え入れていただき、学生たちは、村民の方々が利用できる施設および村の医療・看護・保健・福祉について深く学ぶことができました。 この日の最後に、川上村の環境保全と村の歴史を伝承する役割を担う森と水の源流館 を訪れました。学芸員の方から解説をしていただきながら、下流地域の水害を防止のための水源地としてダム建設や地場産業である林業の歴史と環境保全を継続することの役割や意義について学びました。 2日目:5月14日(水) 2日目は、本学主催の健康測定会を川上村ふれあいセンターで行いました。村民の方々と村外の方計19名の方にご参加いただきました。リピーターの方も複数来場され、会場は賑わいました。血圧、足趾把持力、握力を測定し、問診内容も併せて、学生が事前に作成したパンフレットとともに、結果を解説しました。参加いただいた方からは、「健康を見直し自分の状況を知る機会となった」「健康に意識を向けられるいい機会となった」との感想をいただきました。 また、村の買い物支援を中心的に行っている、「かわかみらいふ」の移動スーパーに同行し、移動スーパーと一緒に活動しているコミュニティナースの看護活動を実際に観ることができました。山間部の地区では、移動スーパーは、週に1回の買い物だけでなく、集まった住民同士で話す交流の場となっており、コミュニティナースは、地区の中で気になる方の見守りや健康支援をする役割を担っていました。学生は移動スーパーを利用される方やコミュニティナースからお話を伺い、また、実際にコミュニティナースが熱中症予防を呼びかける姿を通して、村の暮らしやコミュニティナースの役割を肌で感じ学ぶことができました。 さらに、村役場にて健康福祉課の保健師と理学療法士および林業建設課職員の方々に事前に依頼していた質問に回答して頂く回答会を設けていただきました。 保健師は地域のつながりを意識した健康へのアプローチや、健診受診率向上のための取り組みの他、村民運動会の機会を利用した骨密度・体組成測定の結果を活用して健康意識への働きかけを行っていること、また理学療法士は、要介護申請をした方の住居の状況からどういう支援が必要となるかを提案していること、高齢者の増加に伴う認知症の方への対応として看護師を中心とした認知症初期集中支援チーム活動が始まったことなどを学びました。川上村は最大人口8,000人台から現在では1,100人未満となった小さな村ですが、看護師・助産師・保健師・理学療法士・保育士など子どもから高齢者までの発達段階に応じた健康支援実践ができる専門職が揃っていることも村の強みであることを学びました。 林業建設課職員の方からは、川上村では林業従事者が減少している中、くらし定住課・吉野かわかみ社中と連携し、人材を確保するために地域おこし協力隊の活動により若手の林業従事者育成を行う新しい取り組みや、3月に発生した山林火災防止のための対策につついて説明していただき、村全体で林業を守ろうとする取り組みがなされていることを学びました。 3日目:5月14日(木) 最終日の朝、学生たちは役場に出向き、これまでの学びを村長に報告し、実習の御礼を述べました。 また、村民への健康支援を行っている関係機関及びそれぞれの職種の方のお話から理解できたことや康測定結果の集計を行いました。 そして最後に、村で芸術家の生活と創造の場として設けられた「匠の聚」を訪問し、管理者の方と陶芸作家の方からお話を聞きました。 この3日間の実習を通して、学生は実際に川上村の暮らしや保健・医療・福祉・教育が展開されている場に身を置き、また関わる専門職や支援者の方々の思いを理解したうえで、看護の本質とは何かを考える貴重な体験となりました。学内に戻ってからも、それぞれのグループが学んだことを共有しながら、今後の川上村に必要な看護について考察を深めていきました。 本実習にご協力いただいた各機関、村民の皆さまには大変お世話になりました。改めて心より感謝いたします。 看護医療学科 助教 大平 俊介 関連記事 ▼へき地医療体験実習に関する記事 2025年度看護医療学科「へき地医療体験実習」~ 山添村 2025年度看護医療学科「へき地医療体験実習」がスタートしました! これまでの「へき地医療体験実習」の取り組みについて ▼ 看護医療学科に関する記事 1回生集中講義「認知症ケア論」が開講しました!~看護医療学科 国際看護Ⅰの授業で「海外インターンシップ」発表 ~ 看護医療学科 3回生15名が「いこまスポーツの日」にボランティアとして参加!~看護医療学科 第3回「認知症の人と家族の思いに耳を傾ける」 松本一生先生講演会「認知症の人と家族とともに」を開催しました。 ~
2025.05.23
2025年度へき地医療体験実習レポート(山添村)~看護医療学科
看護医療学科の4回生は、5月に奈良県内の4つの地域において、へき地における保健・医療・福祉を体験し、対象者を地域の生活者として全人的にとらえ看護のあり方を探求する「へき地医療体験実習」に参加します。 ▼▼ 前回の様子はこちらから ▼▼ 2025年度看護医療学科「へき地医療体験実習」がスタートしました! 学内実習を経て、5月13日(火)から15(木)までの3日間、吉野郡川上村・五條市大塔町・山辺郡山添村・宇陀市大宇陀の4つの地域で臨地実習を行いました。今回は山辺郡山添村の実習3日間の様子をご紹介します。学生は事前に地域診断を行い、健康課題を考えそれぞれの部署でインタビューを実施しました。 山添村での実習の様子 実習1日目・午前 実習1日目の午前中は、山添村保健福祉センターで、山添村住民福祉課の課長様と保健師長様、山添村社会福祉協議会の事務局長様に、山添村の「行政(主に保健師活動・高齢者保健福祉サービス)」「観光」「移住」についてお話をいただきました。 学生は、インタビューにより「山添村のくらし」についての理解を深めることができました。 ▼ 向かって左から住民福祉課辻井課長、新瀬保健師長 実習1日目・午後 実習1日目の午後からは、「かすががーでん」に伺いました。山添村で55年以上お茶の生産に従事されている寺畑様からは生涯現役の力強いお言葉で、エネルギーの漲った山添村での生活についてのお話をいただきました。学生は、「農業とともに元気に生きる、山添村を守る」、というそのお心に感銘を受けました。 そして、「かすががーでん」の会長様からは、お茶を中心とする農業についてのお話をいただき、茶摘み・製茶体験をさせていただきました。土の匂いや風の音、鳥のさえずりに触れながら、山添村を体感しました。 「かすががーでん」では、日本初の紅茶専用品種である「べにほまれ」が茶園で発見され、和紅茶復活プロジェクトに取り組まれています。山添村の地域活性化について学ばせていただきました。 ▼ 左から、会長東様・岩本様・久保様・川田様 ▼ 東会長、岩本様と一緒に写真を撮らせていただきました。 ▼ 茶摘みの様子 ▼ 茶摘み後の加工の様子 美味しいお弁当をいただきました! 昼食では、山添村で営まれているNPO法人やまぞーえ「きせつふう~奥大和の田舎ごはん~」のお弁当をいただきました。山添村の食材で作られており、とても美味しく、バランスの良い食材で、学生は山添村のパワーをいただきました。 実習2日目・午前 実習2日目の午前中は、学生12名ずつに分かれて、東山地区(東山診療所)と三ケ谷地区の地区踏査をしました。学生は、山添村の地を踏み、地域のくらしを実際に目で見て、耳で聞き取り、感じとる学びを得ました。大和高原民族資料館を見学し、山添村の歴史に触れることができました。 実習2日目・午後 午後からは、山添こども園きらり、東豊ベースへ伺いました。 こども園きらりでは、園長先生より、園での保育の工夫や親子同士の繋がりの密さ、保健師と連携し、切れ目のない支援がなされている等のお話を伺い、山添村での子育て支援の強みに気づくことができました。 東豊ベースでは、村出身の向井様が廃校を活用したカフェとキャンプ場を運営なされており、人と人との繋がりの大切さや山添村を守り続ける思いのお話をいただきました。 ▼ 東豊ベース ▼ 向井様からのお話の様子 実習3日目・午前 実習3日目の午前中は、学生24名で力合わせて準備した「骨密度測定会」を、豊原公民館で開催させていただきました。開催にあたっては学生同士が交替をして、住民様へお知らせを行いました。健康課題から健康管理の必要性を考え、血圧とBMI測定、ロコモチェックも合わせて実施し、茶話会にて実際の住民様のお声を聞かせていただきました。茶話会には11名にご参加いただきました。 ▼ 骨密度測定・ロコモチェックの様子 ▼ 茶話会の様子 実習3日目・午後 実習3日目の午後からは、「やまぞえハイジ」「山添村東山診療所」へ伺いました。 「やまぞえハイジ」では、コミュニティ歯科衛生士の増田様と山中様にお話を聞かせていただき、くらしの中で行える歯科予防、人と人とが繋がれる環境の提供、住民が笑顔になれる山添村への愛を学ばせていただきました。 「山添村東山診療所」では、待合室で患者様へインタビューする機会をいただききました。また、へき地医療の実際と看護師の役割について、吉川院長と大久保看護師が学生のインタビューに応じながらお話し下さいました。山添村の住民は、生涯現役で活動されている方も多く、身体活動の機会も都会の高齢者より多く、健康度が高いこと、村内の医療機関は少ないが30分程度で専門的な病院へアクセスできることから、住民は医療にそれほど不安を感じておらず、事前に学生が考えていた予想とは異なる現実を知ることができました。「色々な経験を積んで、素敵な看護師になるため、頑張って下さい」とエールをいただききました。 ▼ 「やまぞえハイジ」での様子 ▼ 「東山診療所」でのインタビューの様子 3日間の実習を終えて… 3日間の臨地実習は、住民の方々、実習でお世話になりました施設の方々、医療従事者の皆様から支えられて成り立ちました。こちらからの依頼を全て受け入れて、協力いただいた皆様のお力添えのもとに、私たちは臨地実習を終えることができました。幸い3日間の実習は、汗が滲むくらいの良きお天気に恵まれました。 健康を維持して実習ができたことに、うれしく思います。関係者のみなさま、本当にありがとうございました。 看護医療学科 教授 文 鐘聲 准教授 室谷 牧子 講師 松川 真葵 助教 古井 あゆみ 助手 田中 三代 関連記事 ▼へき地医療体験実習に関する記事 2025年度看護医療学科「へき地医療体験実習」がスタートしました! これまでの「へき地医療体験実習」の取り組みについて ▼ 看護医療学科に関する記事 1回生集中講義「認知症ケア論」が開講しました!~看護医療学科 国際看護Ⅰの授業で「海外インターンシップ」発表 ~ 看護医療学科 3回生15名が「いこまスポーツの日」にボランティアとして参加!~看護医療学科 第3回「認知症の人と家族の思いに耳を傾ける」 松本一生先生講演会「認知症の人と家族とともに」を開催しました。 ~ 畿央大学看護実践研究センター認知症ケア部門
2025.05.20
人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2025 vol.2~事前準備とワークショップ初日
人間環境デザイン学科では2年次前期配当「フィールドワーク演習」の一環として、2025年5月14日(水)から18日(日)まで、『明日香村国際ワークショップ2025(International Workshop in Asuka 2025)』を開催します。今回は、事前準備からワークショップ初日の様子をレポートします。 このワークショップの活動目的は、畿央大学と台湾の大学生が明日香村で交流活動を行うことで、旧集落における地域課題の発見と解決方法の模索・提案を行うことです。明日香村の地域活性化へつながることを期待しています。活動内容は以下の3つです。 岡地区の賑わいづくり(岡の町並み景観に調和する屋台の提案と模型の発表) 岡つどいの館の活用(「岡みんなの格子縁側」※の組み立てと設置) 岡地区における行灯の製作と設置 ▼ ▼※「岡みんなの格子縁側」についてはこちらをご覧ください ▼▼ 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2025 vol.1~事前準備編「岡みんなの格子縁側」の設計と加工 学生は、4チームに分かれ、屋台の提案、縁台の製作、行灯の製作に取り組みます。成功大学、高雄大学の先生、学生さんとのオンライン会議では、屋台、行灯のデザイン案を発表しました。 畿央大学の学生は、ワークショップ当日の作業がスムーズに行われるよう、学内で事前準備を進めました。毎週木曜日と金曜日の放課後に、提案内容のブラッシュアップと製作準備を行いました。 製作準備のようす 縁台、行灯の製作準備 ワークショップ期間は、言葉の壁がある中での作業が必要です。そんな中でも、安全に、スムーズに作業ができるように試行錯誤を重ねました。 屋台提案 事前のオンライン会議では、台湾の学生さんの案に圧倒されてしまいました。設計案だけでなく、様々な発表ツールを活用し、レベルの高いプレゼンテーションを拝聴することができました。畿央大学の学生は、明日香らしい設計案に挑戦します。面格子、格子、貫、水路をイメージしたや提案ができあがりました。 ワークショップ1日目 橿原市今井町で交流し、まちあるきと歓迎会を開催しました。今回のワークショップでは、ホスト役として、参加学生が中心となって台湾の大学生をお迎えします。歓迎会では、ウェルカムボードを準備し、学生さんたちを歓迎しました。 いよいよ明日から畿央大学の学生が合流し、制作活動が始まります。昨年の明日香村ワークショップや台湾ワークショップで仲良くなった学生さんとの再会を楽しみに、3日間の製作活動頑張りましょう! 人間環境デザイン学科 助教 小松 智菜美 関連記事 ▼ 明日香村国際ワークショップ2025の様子はこちらから 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2025 vol.1~事前準備編「岡みんなの格子縁側」の設計と加工 ▼ 人間環境デザイン学科関連記事はこちら 青垣園 Cafeあおりん の外構の設計連携活動 ~ 人間環境学科 陳ゼミ 「佐味田みんなの縁側」の塗り替えおよび春の板絵描き・障子替え ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2025年度 新入学生研修 学科別レポート vol.2 ~ 人間環境デザイン学科 社会と医療の未来をデザインする~人間環境デザイン学科「Japan Venous Talk 2025参加記」
2025.05.19
卒業生の高橋京花さんが、フットサル女子日本代表としてアジアカップ初優勝に貢献しました。
本学卒業生である高橋京花さん(現代教育学科2021年3月卒)が5/6(火)~5/17(土)の期間開催された、AFC女子フットサルアジアカップ中国2025に女子日本代表として出場し、優勝に貢献しました。 高橋さんは準決勝、決勝戦でも得点を決めるなどの活躍を収め、決勝まで中1日で6試合を戦うハードスケジュールを最後まで戦い抜きました。優勝おめでとうございます。 フットサル女子日本代表は今年11月に初開催されるフットサル女子W杯(会場:フィリピン)にアジア王者として出場します。 高橋さんのますますの活躍をこれからも応援しています。 関連リンク フットサル女子 2025年 | JFA|公益財団法人日本サッカー協会 JFAなでしこサッカー(@jfa_nadeshiko)さん / X
2025.05.16
ならコープ「らくらくお料理パック」レシピ開発に挑戦!vol.3「商品化が決定しました!」~健康栄養学科
5/16…※商品企画を終えた声を追加しました ならコープのグループ会社 株式会社CWS とのご協力のもと、健康栄養学科の学生が1年間をかけて考案した「らくらくお料理パック」* の商品化が決定しました! 今回商品化される新メニューは、以下の2品です。 鶏肉の梅塩あんかけ 野菜を食べるちゃんぽんスープ *「らくらくお料理パック」 ならコープのグループ会社CWSが製造する栄養のバランスを考えて作られたミールキット。お肉や野菜などの必要な食材と付属のタレが入っており、家で煮たり焼いたりするだけで、1品約15分程度で完成する手軽なキットです。 株式会社CWS担当の大嶋様よりこれらの商品をご紹介いただきました。 畿央大学学生の方々にご提案いただいたメニューの中から、株式会社CWSで商品化させていただいた2品をご紹介させていただきます。 「鶏肉の梅塩あんかけ」は、通常より多くタレを使用しており、3~4人前の大容量で商品開発を行い大家族にも満足していただける一品となっています。 「野菜を食べるちゃんぽんスープ」は、そのままでも美味しく食べていただけますが、中華麺を入れて食べたくなる味に仕上がっています。 2品とも野菜がたくさん取れるメニューとなっていますので、是非、この機会にご利用をお願いいたします。 学生の情熱と思いが込められたこれらの新メニューは、2025年4月4回のならコープの案内書『COMET2』の表紙に掲載される予定です。お楽しみに! 商品企画案内を終えて 多くの方々のご協力のもと、チラシの表紙に大きく掲載していただいたり、配達部門の方々にお声がけいただいた結果、『鶏肉の梅塩あんかけ』743個、『野菜を食べるちゃんぽんスープ』1104個、合計1847個をならコープ組合員の食卓にお届けすることができました。これは、同期間に企画案内された「らくらくお料理パック(ミールキット)」12品の総受注数の約59%に相当します。 携わっていただいた皆さまに心より感謝申し上げます。また、ご購入いただきました組合員の皆さま、誠にありがとうございました。なお、本商品については、今後も案内が予定されています。 完成品を調理・試作した学生からのコメントです。 ミールキットの開発に参加したことで、食品開発の大変さや楽しさを知ることができました。普段意識することが少ない販売価格や原価を考慮しながらレシピを開発することで、管理栄養士として必要な給食の原価管理の意識が身につき、大学の授業で学ぶ際にもスムーズに知識が入ってきました。 今回、自分たちが考えたミールキットの完成商品を試作させていただき、自分たちが考えたレシピがプロの手によってブラッシュアップされ、より魅力的な商品へと仕上がっていることに感動しました。「野菜を食べるちゃんぽんスープ」は、野菜がたっぷり入っておりあっさりとした味付けで、満足感が高く中華麺にもよく合いそうでした。「鶏肉の梅塩あんかけ」は、梅の風味がしっかり際立っており、ご飯が進む味付けに仕上がっていました。 自分たちのアイデアが形となり、商品化され、組合員のみなさまの手に渡っていることが、とても嬉しいです。 畿央大学 地域連携センター 関連記事 野迫川村「郷土料理研究交流実習会」に参加しました!~ 健康栄養学科 奈良県中央卸売市場で「第17回ならいちばのキッチン料理教室」を開催!~ 健康栄養学科 地域とデジタルをつなぐ – スマートフォン年賀状作成ワークショップの開催 ~人間環境デザイン学科 清水ゼミ 河合町佐味田地区の「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の動物将棋の制作活動 ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 畿央祭にて ”がんカフェ「きらめき」” を開催しました!~ 看護実践研究センター 今年度3回目!畿央大学×ならコープ『こども寺子屋』を開催しました!
2025.05.15
活躍する大学院修了生vol.4~飯野 薫さん(大阪市立公立小学校 教諭 勤務/ 教育学研究科 教育実践学専攻修士課程修了)
働きながら学べる畿央大学大学院を経て、現場で活躍する修了生をご紹介!大学院への進学を考えている方、あるいは研究に興味をお持ちの方に向けて、これまでのキャリアや大学院での経験、研究の魅力などを振り返っていただきました! 飯野 薫さん 教育学研究科 教育実践学専攻修士課程 2024年9月修了) 現在のお仕事・研究を教えてください! 大阪市立公立小学校教諭。現在は勤務校にて3年生の担任しています。その他に研究部長も担当しています。 これまでのキャリアを教えてください! 畿央大学を卒業後、大阪市の小学校に7年間勤務し、8年目に畿央大学大学院 教育学研究科に入学しました。その後、3年半かけて修士号を取得しました。 これまで取り組んできた研究、また今関心のある研究テーマ・キーワードは? 学院では、道徳教育における体験的な活動(構成的グループエンカウンターを取り入れた道徳科の授業の在り方)について、島先生のもとで研究をさせていただきました。修了してからも、日々の道徳の学習の仕方についてあれこれ考えながら実践を行っています。研究と呼べるようなものではないかもしれませんが、日々楽しんで道徳の実践をすることができています。 大学院に進学したきっかけや目的は? 自分の学級経営の在り方がこれでいいのか、また、道徳をもっと勉強したいという思いが背景にありました。そして、同じような思いで一緒に大学院に進学しようと声を掛けてくれた友人がいたのも進学に大きく影響したと思います。 大学院での時間を一言でいうと? 一言で言うと、「楽しい」ものでした。先生方の講義で学んだことを次の日の授業や学級経営にすぐ生かすことができたのが大きな魅力だったと思います。また、大学院には様々な年齢、職業の人たちがいたので、自分の世界や価値観が大きく広げられました。リモートで講義に参加することができたので、働いている自分にとってはとてもありがたかったです。課題ももちろん出ますが、それも教授たちが働きながらだと大変だということで相談しながら進めていくことができ、自分のペースで進めていくことができました。 今の仕事や研究に、大学院での学びはどう活きていますか? 大学院での学びは、学級経営の場面で非常に役立っています。振り返ると、それまでの学級経営は自分の考えに固執してしまうところがあったかと思います。もちろん一生懸命はやっていたのですが、、、大学院で学んでからは、以前より柔軟に対応ができるようになったかなと思っています。特に、大学院では特別支援や心理学に関係する講義が多かったので、そういったアプローチの仕方があるのかと、大変勉強になりました。 また、今は勤務校で研究部長をしているので、研究の進め方などは大学院での学びが非常に役立っています。大学院での研究テーマとは全く違う教科で苦労していますが(笑) 修士論文を書いた時の経験や研究のアプローチの仕方を生かして、勤務校で頑張っています。 これから大学院進学を考えている方へのメッセージを! 畿央の大学院は、同じ院生はもちろん、先生方との距離が非常に近いので、困っているときにいつでも相談に乗っていただけました。自分のペースで研究を進めていくことができるので、働きながらでも行くことができます。仕事との両立で不安なこともあるかもしれませんが、行ったことでマイナスになったことは何一つありませんでした。大学院は、これまでの自分自身の経験と講義の内容が繋がっていき、大きく成長することができる場でしたね。仕事をしながらも大学院への進学を考えている方は、ぜひ。
2025.05.14
人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2025 vol.1~事前準備編「岡みんなの格子縁側」の設計と加工
人間環境デザイン学科では2年次前期配当「フィールドワーク演習」の一環として、2025年5月14日(水)から18日(日)まで、『明日香村国際ワークショップ2025(International Workshop in Asuka 2025)』を開催します。今回は「岡みんなの格子縁側」※を事前準備する様子をご紹介します! ※「岡みんなの格子縁側」…「明日香村と畿央大学との相互連携に関する協定」に基づき、明日香村岡大字の地域住民の交流場所および居場所の創出を目的に製作・設置される予定です。設計担当は畿央大学の陳ゼミで、プロゼミ活動として、現地実測調査および明日香村岡大字の地域住民との意見交換会が行われました。この縁側の使われ方は休憩だけではなく、岡地区のことの掲示・展示、古い写真や歴史の語り、住民や来訪者の交流場所になることが想定されています。 『明日香村国際ワークショップ(International Workshop in Asuka 2025)』において、参加の3大学【畿央大学+国立成功大学(台湾)+国立高雄大学(台湾)】の学生たちと教員によって組み立て、明日香村の岡地区に設置する予定です。 事前準備を2025年3月10日、11日、12日の3日間行いました。春休み期間ではありましたが、ワークショップ参加者の多くの学生と「岡みんなの格子縁側」の準備を始めることができました。初日から2日間は、最終日の組立に向けて、材料の加工を行いました。 2025年3月10日、11日 墨付け・加工 今回使用した木材は、奈良県産の吉野桧です。 桧の香りが漂う、素敵な空間で準備をすることができました。桧は、比較的柔らかく、傷が付きやすい欠点があります。そのため、より慎重に加工をする必要がありました。 材料の切断、長さ調整をチームに分かれて実施しています。 制作作業 製作作業は、A班(庇)、B班(フレーム)、C班(格子)、D(縁側ベンチ横材)、E班(縁側ベンチ脚と座面)に分かれ、設計図によって墨付け・加工が行われました。 初めて鋸を触る学生や、大きな木材を初めて扱う学生もいましたが、先輩後輩関係なく、自分たちの持っている知識を出し合って、協力し合うことで、作業を進めることができました。 加工で大変だったことは、ミリ単位の小さなズレが大きなズレを起こすことでした。何度も微調整を繰り返し、加工を行いました。 ▼Aチーム ▼ Bチーム ▼ Cチーム ▼ Dチーム ▼ Eチーム 2025年3月12日 組立と調整 最後の調整を全員で行い、組み立てに向けて進んでいます。細かい作業があるため、真剣なまなざしで、集中して作業しています。 ついに骨組から組み立てが始まりました。 掲示板の骨組からつくっていきます。大きな材料をみんなで支え一つの骨組みの完成をめざします。 次に座面の組み立てが始まりました。人が一番触れる部分なので慎重に組み立てを行います。 骨組の組み立てが終わり地面に立ち上がりました!肘木の取り付け、座面の設置を行いました。 格子以外の掲示板の組み立て、座面の設置が完了したので座れるようになったところで記念写真です! 肘木の加工です。かわいい模様を掘り入れました。細かいところにもこだわりを込めています。 格子も取り付け一度すべての組み立てが完了しました。 模型を上に並べてみましたが、大きさの違いが一目瞭然です。 完成したものと一緒にみんなと記念写真!3日間一緒に作業ありがとうございました! 3日間で墨付けから組み立てまでの作業を行い、事前準備の大切さ、連携を取っての作業が大切だということを知りました。事前に図面を完成させて加工図なども用意していたためそれぞれの班が各自で作業を進めることができ、よかったなと思いました。また、今回いつも作業しているメンバーとは違うこともあり、お互いに何をしているか何をすべきかなど確認、連携をとって進めることが大事だなと改めて感じました。3日間でしたが、学びが多く楽しかったです。 今までは、自分たちで設計した建築は、模型でしか見ることができませんでしたが、今回初めて実際に作るという経験ができました。自分たちの設計したものが、模型ではなく、実際のカタチになるということ、そして、将来の利用者を想定して製作を進めることが建築の楽しさであると気づくことができました。 人間環境デザイン学科 3回生 吉川 香帆子、櫻井 祐美香 関連記事 ▼ 昨年度実施の明日香村国際ワークショップ2024の様子はこちらから 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.1~台湾から大学生・教員が到着! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.2~課題への取組がスタート! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.3~現地調査や意見交換を進めました! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.4~活性化案を発表しました! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.5~最終日を迎えました! ▼ 人間環境デザイン学科関連記事はこちら 青垣園 Cafeあおりん の外構の設計連携活動 ~ 人間環境学科 陳ゼミ 「佐味田みんなの縁側」の塗り替えおよび春の板絵描き・障子替え ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2025年度 新入学生研修 学科別レポート vol.2 ~ 人間環境デザイン学科 社会と医療の未来をデザインする~人間環境デザイン学科「Japan Venous Talk 2025参加記」
2025.05.14
日仏国際共同研究CREST-ANR NARRABODY 3rd Meetingが開催されました!~ニューロリハビリテーション研究センター
2025年4月25日に、フランス・リヨンで日仏国際共同研究CREST-ANR NARRABODY 3rd Meetingが開催されました。 ▼ 前回の様子はこちら ▼ 日仏国際共同研究CREST-ANR NARRABODY 2nd Meetingが開催されました!~ニューロリハビリテーション研究センター CREST:国立研究開発法人科学技術振興機構による戦略的創造研究推進事業 ANR:The French National Research Agency (ANR) NARRABODY:Narrative embodiment: neurocognitive mechanisms and its application to VR intervention techniques (ナラティブ・エンボディメントの機序解明とVR介入技術への応用) CRESTは国内の競争的科学研究費としてはトップに位置するもので、本学森岡周教授らの日仏合同研究チームが2.74億円(5年6ヵ月/3研究室合同)の研究費を取得しています。 【プレスリリース】森岡周教授らの共同研究が2023年度 CRESTに採択されました。 スケジュール <Research Progress Reports> □Eric Chabanat: Introduction □Osumi Michihiro: Rehabilitation for phantom limb pain □Yvan Sonjon: Social influences on chronic pain: investigating cognitive mechanisms of pain perception □Yuki Nishi: Quantifying real-world upper limb activity using accelerometers □Anaëlle LEBATTEUX: Presentation of self-efficacy questionnaire in pain management Online Session (Shotaro Tachibana, Chair) □ Discussion on Interview Reports □ General Discussion Extra Session □Yuki Nishi: How to measure real-world upper limb activity using accelerometers 日本側は森岡 周 教授(畿央大学)、大住 倫弘 准教授(畿央大学)、大松 聡子 客員准教授(畿央大学)、西 祐樹(長崎大学)が現地参加し、嶋田 総太郎 教授(明治大学)、田中 彰吾 教授(東海大学)がWebで参加されました。フランス側からはJean-Michel Roy 教授(ENS-Lyon)、Eric CHABANA 助教授(リヨン神経科学研究センター,INSERM)、Shotaro Tachibana 研究員(リヨン大学病院)、Hugo ARDAILLON(リヨン神経科学研究センター)をはじめ、多くの共同研究者、大学院生らが参加されました。 今回のミーティングでは、疼痛分野におけるナラティブ・エンボディメントの枠組みで、自己効力感や脳波のネットワーク解析、上肢運動など、各研究に関する進捗報告が行われました。方法論に関する助言や革新的なアイデアの提案がなされ、活発な議論が交わされました。また、議論の中で国際共同研究が創発され、貴重な機会となりました。 フランス側の研究者のおもてなしや心配りに感銘を受けるともに、信頼関係を深める契機にもなりました。本ミーティングは国際的かつ学際的な研究展開にとって、極めて意義深く、今後の研究の深化と連携の発展に向けた確かな基盤が築かれたといえます。 関連記事 森岡周教授らの共同研究が2023年度 CRESTに採択されました。 日仏国際共同研究CREST-ANR NARRABODY 1st Meetingが開催されました!~ニューロリハビリテーション研究センター 日仏国際共同研究CREST-ANR NARRABODY 2nd Meetingが開催されました!~ニューロリハビリテーション研究センター
2025.05.14
福祉コミュニティあおがきの外構の設計連携活動 ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ
人間環境デザイン学科陳ゼミでは2023年の冬(11月〜12月)に、当時の2、3回生がグループとなって、社会福祉法人 青垣園 福祉コミュニティあおがきの外構の設計を行い、施設の方と会議を重ねながら「maru」をテーマに地域のコミュニティ空間となる場所を考えました。 私たちが考えたデザインを多く取り入れてもらい、無事に完成しました。今回は2025年3月に現地を訪問した内容をレポートします。 完成した福祉コミュニティあおがきの様子です。当時製作した模型と比較しても、かなり多くのデザインを反映していただくことができました。 ▼提案時の模型 施設の方から普段の使われ方や利用している人について説明していただきました。 自分たちが設計したベンチや芝生広場を、座ったり、寝転んだりして居心地の良さを体感しました。 見学後に併設されているふれあいコーナー"Caféあおりん"で売られているスイーツをご馳走していただきました。自家栽培のいちごは大きくて甘く、とても美味しかったです。 参加学生の感想 ● 自分たちが考えたプランの一部が採用されて、一部の提案が実現できて、とても嬉しかったです。それが形になっているのがとても感動しました。実際に、地域の方々がその空間を利用していることも伺い、これから地域住民の方に愛される場所になって欲しいと思いました。 S.Kさん ● 実際に広場が完成してから足を運ぶ機会が無く、今回初めて現地にて見学をさせてもらいました。休憩場所、芝生共に綺麗な状態に保たれており、2階テラスからの景色はとても気持ちの良いものでした。施設の方にドリンクとケーキをご馳走して頂き、とても有意義な時間を過ごせました。大変貴重な経験をさせて頂き、施設の方々に心より感謝申し上げます。 S.Sさん ● ゼミで初めての仕事が青垣園の前庭提案でした。高齢者や子どもなど、色々な視点から提案を考え、ゼミメンバーのアイデアを集結させた設計物が採用されただけでなく、それが実際に建てられることで、目に見える達成感とやりがいを感じることができました。貴重な体験をさせていただき、「自分がなりたいもの」について考える良いきっかけになりました。 T.Sさん 人間環境デザイン学科 4回生 白木 滉大 関連記事 ▼ 陳ゼミの活動についての関連記事 「佐味田みんなの縁側」の塗り替えおよび春の板絵描き・障子替え ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ プロジェクトゼミ 御所まち旧和光ビル跡地活用提案 ~ 人間環境デザイン学科 陳ゼミ 前川ゼミ 吉永ゼミ 河合町佐味田地区の「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の動物将棋の制作活動 ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 明日香村の屋外居場所の縁台をメンテナンス!~ 人間環境デザイン学科 陳ゼミ ▼ 人間環境デザイン学科についての過去の記事 社会と医療の未来をデザインする~人間環境デザイン学科「Japan Venous Talk 2025参加記」 人間環境デザイン学科プロジェクトゼミ報告会を開催しました 完成した椅子を畿央大学付属広陵こども園の子どもたちにお届け ~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」 学生がデザインしたKIOオリジナルバッグが完成しました!~人間環境デザイン学科 第4回近畿学生住宅大賞で3回生が「企業賞」に!~人間環境デザイン学科
2025.05.14
大阪・関西万博で万博BENTOを販売!26日の販売を終えて~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良~
2025年4月13日(日)に開幕した大阪・関西万博。4月19日(土)、20日(日)に続き、26日(土)にも、関西パビリオン多目的ホールにて行われた万博BENTOの販売に本学のヘルスチーム菜良※が参加しました。 ※ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 万博BENTO 販売最終日! 万博BENTOは、ヘルスチーム菜良の学生が奈良県産の食材を用いて開発したレシピを和食井上様のご協力のもと、完成させることができました。26日も、前回同様に限定100食・税込1000円で販売しました。大阪・関西万博での最後の販売の様子をお届けします。 26日も、20日と同様に時間帯ごとに販売数を制限して実施しました。11時からの60食は1時間で完売し、13時の30食、15時の10食は、いずれも15分で完売しました。19日、20日の販売が好評だったこともあり、26日も多くの方にご来場いただき、どの時間帯も勢いが衰えることなく、すぐに完売しました。 販売に参加した学生の感想 販売時間前から長蛇の列ができており、あっという間に完売して嬉しかった。もう少し販売数を増やしてもよかったと思った。 メニュー一つひとつに興味を持ってくださる方が多く、1年間頑張ってきてよかったと思った。 ポスターやレシピをご覧になり、お弁当やヘルスチーム菜良のことを事前に知ってくださっていた方がいたのが嬉しかった。 テレビ出演を見てくださった方から「見たことある!」と声をかけていただいて、多方面から興味を持ってもらえていることを実感し、喜びを感じた。 他大学との学生とも交流ができ、販売活動以外にも貴重な経験ができた。 食べ終わった後に「おいしかった」と声をかけてもらえたことが嬉しかった。 手に取ってくださったお客様、並びに関係者の皆様へ 万博BENTO企画は、大規模イベントへの出店ということもあり、準備段階から不安や緊張を感じていました。しかし、多くの方々の支えにより、3日間で合計300食を無事に完売することができました。心より感謝申し上げます。 来場者の方々からは、「おいしかった」「また食べたい」といった温かいお言葉を直接いただくことができ、大きな励みとなるとともに、今後の活動に活かせる貴重な学びにもなりました。また、長時間にわたる準備や搬入、販売対応にご尽力いただいたスタッフの皆様、そして準備段階からご支援くださった関係者の皆様にも、深く御礼申し上げます。 万博という大きな舞台で、奈良の魅力を“食”という形で多くの方にお届けできたことは、私たちにとってかけがえのない経験となりました。この経験を活かし、今後も奈良の魅力を伝える活動に一層取り組んでまいります。 引き続き、温かいご支援をよろしくお願いいたします。 "万博BENTO" 今後の販売情報 8月9日(土)、8月10日(日) 奈良のうまいものプラザでの店頭販売決定! ~詳細は後日公開~ Instagramではヘルスチーム菜良の活動をリアルタイムでチェックできます。万博BENTOに関する投稿もたくさんしていますので、以下のリンクから、ぜひご覧ください! ヘルスチーム菜良協議会 ヘルスチーム菜良 畿央 nutrition egg 健康栄養学科 3回生 岡田 こころ 2回生 外池 美那、畠山 日那、吉原 実瑠 関連記事 万博BENTOの売れ行き好調!19日、20日を終えてのレポート~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良~ “奈良県産食材”使用「万博BENTO」を大阪関西万博会場で販売します!~ヘルスチーム菜良 大阪関西万博 奈良県公式ホームページ 万博BENTO
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