2016年5月の記事
2016.05.16
学生広報スタッフblog vol.206~アカペラ部の新歓ライブ&ライブ告知!
こんにちは!アカペラ部ADVANCE#の下坊と當摩です! 4/25(月)〜4/29(金)5日間、サンクンガーデンにて新歓ライブを行いました! ADVANCE#の新歓ライブを見に来てくださったみなさん、ありがとうございました!!ADVANCE#の演奏はいかがでしたか? 1回生だけではなく、部員の友達や先輩までたくさんの方々に見に来ていただいてとても盛り上がったライブになりました\(^o^)/♪ 部員一同、大感謝です!! 私たちも久しぶりの学内ライブに向けて練習してきた成果を披露できてよかったです! 今回は計14バンドが出演したのですが、すごく楽しく一週間ライブを行うことができました♪ さて、最後にADVANCE#のこれからの活動を紹介します! 7/4(月)~7/8(金)の一週間で学内ライブを行います! 新一回生の初お披露目ライブとなっています♪ 8/13 (土)には美松ヶ丘の夏祭りに出演を予定しています。 来年1/15 (日)にはADVANCE#の単独ライブが行われることも決定しました! 是非1/15は予定を空けておいてください!! 詳しくは決まり次第、Twitter『畿央大学アカペラ部ADVANCE#』で随時更新していきますので、皆様お誘い合わせの上お越しください! 現代教育学科 2回生 下坊 美月 看護医療学科 3回生 當摩 宥佳
2016.05.14
学生広報スタッフblog vol.205~書道サークル「和さび」入部レポート!
こんにちは!この4月から学生広報スタッフになりました、教育学部現代教育学科1回生のくまのんです。よろしくお願いします! 大学生になって1か月が過ぎました。1か月大学生をしてみて、授業でのグループワーク、サークル、アルバイトなどを両立していく大変さを実感しています…毎日、忙しくしております。 さて、私は昨年できたばかりの書道サークル「和さび」に入りました!新入生歓迎会での楽しそうなムービーと、字がキレイにかけるようになるかな?と思ったことがきっかけです。書道経験は、小学校の授業だけですが…すごく楽しいです!!今回は、その書道サークル和さびについて紹介したいと思います。 初日は、「筆に慣れよう!」ということで、「太」を太く、「細」を細く書いたり、好きな言葉や嫌いなものを字やイラストで書いたりしました。 片づけた後は、「もっと仲良くなろう!」ということで、お楽しみ会をしました。 手遊びや、からだや頭を使った遊びをして楽しみながら、仲を深めることができました。 大学生活はこれから!1日1日大切に楽しく過ごしていきたいと思います!!
2016.05.13
福島のための「ひまわりプロジェクト」第2弾!~災害復興ボランティア部HOPEFUL
こんにちは!災害復興ボランティア部HOPEFULです。 5月11日(水)に「ひまわりプロジェクト」の看板を作りました。 この看板は、大学敷地内においてひまわりを育てる際に、このプロジェクトの概要やメンバーの想いを伝えるために設置します。 まず活動を行う前に、ひまわりプロジェクトの概要を説明しました。 本年度もHOPEFULとして、「震災を忘れないこと」「関西からできる支援をする」ことを大切にしつつ、このプロジェクトに参加したいと思います。その後活動において、一人一人がこのプロジェクトへの意気込みや、東北への想いを形にしました。メンバーそれぞれ、一生懸命作りました。 そして、カラフルな看板が完成しました(´▽`)「東北に笑顔と幸せを」「ひまわりが元気に育ちますように」「震災を忘れません」と、メンバーのさまざまな思いがこもっています。 みんなの思いが、満開のひまわりに。そして、東北の方の笑顔に少しでもつながりますように。 これから畝作りや種まきと、ひまわりプロジェクトを盛り上げてきます。そして、これからは下記のようなスケジュールで活動していきます。 新入生にとっては、このプロジェクトが初めての活動となります。この活動をはじめとして「被災地支援」について考え、発信していくきっかけとなればと考えています。メンバー一同「できること」から、精一杯活動していきます! 現代教育学科 3回生 中野 美穂 【関連記事】 ●福島のための「ひまわりプロジェクト」がスタート!~災害復興ボランティア部HOPEFUL ●「福島オーガニックコットンプロジェクト」が始動!~災害復興ボランティア部HOPEFUL
2016.05.12
大和高田市市民交流センター「コスモスプラザ」を見学!~現代教育学科「地域教育課題演習A」
4回生対象「地域教育課題演習A」では、地域における課題解決に向けた教育や学習活動の在り方について、社会教育の観点から学んでいます。学外授業として4月24日(日)に、大和高田市市民交流センター(愛称:コスモスプラザ)を訪問しました。コスモスは大和高田市の「市の花」です。 学生たちは、当日に行われた開館記念式典の様子を見学し、飛び入りでオープニングイベントにも参加して、施設の在り方について考えました。実際に現地を見たことで、問題関心が一層高まったようです。 ▼開館記念式典を前に、大和高田市のマスコットキャラクター「みくちゃん」と(後ろの建物がコスモスプラザ)。 以下、学生によるレポートです。 ・この日は天候にも恵まれて、絶好の式典日和になりました。各関係者の方々が挨拶を交わし、今日の日の為に様々な活動があったのだなというのが伝わってきました。式典では市長や来賓の方の祝辞があり、話を聞いていましたが、この施設に対する思いや期待が伝わる話でした。この式典で特に印象に残ったのが、合唱団による市歌の合唱でした。初めて聞く歌だったのと、以前に大和高田市に住んでいたということもあり強い印象を受けました。 ▼合唱団による大和高田市「市歌」の合唱 ・このコスモスプラザは、キーワードである「共・友」の創造から、いろんな世代の人々が集い、様々な団体による活動によってネットワークを広げ、大和高田市に元気とにぎわいをつくる施設として誕生しました。少子高齢化社会の日本にあって、大和高田市もその例に漏れません。 ・施設は4階建てで、1階は主に駐車場や災害時の設備、備蓄倉庫となっています。2階は大きな交流スペースがあります。机があり作業を行うことができ、レクリエーションを行うこともできます。舞台もあるので発表会を行うこともできます。3階は親子をサポートする階になっています。親子の広場や託児室があり、お子様連れの方でも安心です。4階には多目的室や高齢者の交流スペースがあります。施設を借りて活動したり、行政のサービスコーナーなどに来たりしてもいいですし、買い物帰りに寄ってみるのもいいですね。コインロッカーもあるので荷物が多くても安心です。これからの活躍に期待です。 ・1階には、災害時に炊き出しを行うことのできる炊出室がありました。炊出室を利用して赤十字の方が災害時の炊飯の方法を指導してくださいました。実際に災害が起こった時、適切に活用していくためにこのような機会を市民が中心となって計画していくことでこの施設の利用価値が高まっていくのではないかと考えます。 ▼1階「炊出室」にて ▼3階「親と子のすこやか広場」にて ・私たちは、2階の交流スペースで大和高田市のマスコットキャラクター「みくちゃん」と一緒に、公式テーマソングに合わせて踊りました。このキャラクターのことは知らなくて初めて見ましたが、とてもかわいくて子どもから高齢者の方まで親しみやすいキャラクターだなという印象を持ちました。ダンスが始まると、子どもだけではなく高齢者の方や親子でダンスをしている姿が見られ、この施設が目指していく姿がそこにありました。楽しい時間となり、参加させていただいてよかったなと思いました。 ・この施設を便利に利用することができるようにコミュニティバス「きぼう号」が運行されています。市内を歩いている際、多くの人がバスに乗車しているのを見かけました。今後この施設をどのように利用していくのかは、大和高田市民が自分たちで計画していくことが必要になるのではないかと考えます。そして、それを行政がバックアップしていくことで市民交流センターの利用価値が高まっていくのではないかと考えました。 ・今回、コスモスプラザのオープニングセレモニーには、「世代を超えた多くの人がつどい、大和高田市に元気とにぎわいを創出する」という目的の実現のために、館内はどのような空間が設けられているのかという点に注目して参加させていただきました。気軽に足を運ぶことができ、幅広く多くの人たちと交流ができるコスモスプラザが今後どのように機能していくのか関心を持ち続け、大和高田市が一層元気でにぎやかな地域になることを期待していきたいと思います。 ▼2階の交流ロビーにて 「地域教育課題演習A」受講学生一同
2016.05.12
平城京天平祭で「さくら茶会」「天平行列」に参加!~茶道部
平成28年5月3日(火・祝)~5日(木・祝)に平城宮跡を会場にして行われた『平城京天平祭』で、茶道部の「さくら茶会」、またきらびやかな衣裳に身を包んで平城宮跡を練り歩く「天平行列」に、畿央大学が今年も参加しました。 畿央大学茶道部(指導教員:健康栄養学科冬木啓子教授、部員約20名)は、天平祭初日(5月3日)「さくら茶会」でお点前を披露しました。 部員にとって、日頃の練習の成果を披露できる貴重な場となっています。 また、3日のみに行われた「天平行列」には畿央大学生18名、職員3名が参加しました。 畿央大学付属幼稚園 宮本忠史園長が扮する光仁天皇役の後ろを、女官役の学生たちが列をつくり練り歩きます。天平行列に参加した学生よりレポートが届きましたので、ご紹介致します。 こんにちは!!現代教育学科2回生の本山朱音、宮下晴香、村田沙彩です。 5月3日(火) 平城京天平祭の天平行列に、ボランティアとして参加させていただきました! 天気予報を見ていると雨が降りそうで少し怪しい天気でしたが、なんとか雨は降らずにもってくれました。 平城京天平行列とは、平城宮跡の朝堂院基壇跡から大極殿まで伎楽隊を先頭に歴代天皇と貴族が練り歩き、大極殿前庭で「平城遷都之詔」を行う行事です。少し難しいので簡単に言うと、私たちのボランティアの役割はそれぞれの時代で少し違った衣装を着て、各歴代天皇の後ろを練り歩く、といったような感じです。 朝は9時前に奈良市役所に行き、受付をすると衣装が渡され、更衣室で着付けをしていただきました。なかなか着ることのできない煌びやかな衣装で、みなさんワクワクした様子でした。着付け、ヘアメイクはボランティアの方々に完璧にしてもらいます。私はショートヘアで不安だったのですが、みごとに綺麗にしていただきました(^o^) 11時になり、順番に行列出発です!!私たちは畿央大学付属幼稚園園長の宮本忠志先生が演じる光仁天皇の女官として、後ろを歩かせていただきました。 市役所から歩いて平城宮跡に向かう間、一般道を走っている車などから写真を撮られたり、見られたり、子どもに手を振られたりで、何だか女優になったような気分でした(^_^) 平城宮跡に着いてから、時代順に天皇が入場していきます。そのときに歴代の天皇の説明なども紹介されていて、中高生の時に勉強した天皇の名前がでてきて、歴史の感じられる時代行列に参加させてもらっているという実感が湧いてきました。 平城京での行列の間は、益々たくさんの方々に写真を撮っていただきました。 綺麗な衣装を着て行列に参加させていただき、 昔にタイムスリップした気分でした! 奈良の大学に来て1年が経ちましたがやっとこの天平祭で、奈良を実感できたような気がします(笑)貴重な経験ができたゴールデンウィークでした(^_^) 現代教育学科 2回生 本山朱音、宮下晴香、村田沙彩
2016.05.12
熊本のための募金活動、報告と御礼!~災害復興ボランティア部HOPEFUL
こんにちは!災害復興ボランティア部HOPEFUL、人間環境デザイン学科の藤田です。 たくさんの方々からの支援、ご協力を頂きました熊本地震のための募金活動についてご報告させて頂きます。HOPEFULと募金活動に協力したいと申し出た学生有志で、4月22日(金)から29日(金)までの朝の登校時間、お昼休み時間に募金活動を行いました。 たくさんの方々からの支援により総額127,089円の義援金が集まりました。責任を持って熊本県の「熊本地震義援金受け取り口座」に寄付させて頂きました! 新食堂発券機前にも報告用ポスターを掲示させて頂いております。 みなさまのご協力、ありがとうございました。 災害復興ボランティア部 HOPEFUL 【関連記事】 熊本の皆さんのために、募金活動への協力のお願い~災害復興ボランティア部HOPEFUL
2016.05.11
第1回身体性システム領域国際シンポジウムで研究発表!~ニューロリハビリテーション研究センター
2016年5月8日(日)~9日(月)に東京大学伊藤国際学術研究センターで開催されたThe 1st International Symposium on Embodied-Brain Systems Science (EmboSS 2016)で、森岡周教授が現在までの研究成果を発表され、大住倫弘特任助教と私(信迫)がそれぞれの研究成果を発表してきました。 この国際シンポジウムは、文部科学省科学研究費補助金(平成26~30年度)新学術領域研究(研究領域提案型)「脳内身体表現の変容機構の理解と制御」に取り組む各領域の研究者による国際会議であり、本研究センターは「身体失認・失行症における身体性変容の解明とニューロリハビリテーション法の開発」という研究テーマで参画しております。 ※詳細はニューロリハビリテーション研究センターHPでご覧になれます。 今回は森岡教授から「Characteristic of visual feedback delay detection in apraxia(失行症における視覚フィードバック遅延検出特性)」のタイトルで包括的な研究成果の紹介が行われ、大住特任助教と私はそれぞれ「Effect of conflict between motor intention and sensory feedback on periodic movement and subjective perception(運動意図と感覚フィードバック間の競合が周期運動と主観的知覚に与える影響)」と「Distorted bodily consciousness in apraxia(失行症における身体意識の歪み)」のタイトルで発表しました。 多くの研究者から意見を頂き、非常に充実したディスカッションの場となりました。また連携研究者とのディスカッションによって、次の研究の計画も進めることができました。引き続き、研究を進めてまいります。 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 信迫悟志 【関連記事】 新学術領域研究(研究領域提案型)に採択!~畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター
2016.05.10
「福島オーガニックコットンプロジェクト」が始動!~災害復興ボランティア部HOPEFUL
こんにちは!災害復興ボランティア部HOPEFULです。 今回は『ひまわりプロジェクト』の途中経過を皆さんにお伝えしたいと思います(プロジェクトの概要については前回の記事参照)。また、今回の活動では前回の活動で耕した畑とは別に新しく『福島オーガニックコットンプロジェクト』で使う畑も耕しました。 福島オーガニックコットンプロジェクトとは 福島オーガニックコットンプロジェクトとは福島県で始まったプロジェクトのひとつです。風評被害の影響から福島県の農家では農業を断念するケースが多く見られました。また、農家の後継者不足などにより、遊休農地・耕作放棄地が年々増加しました。そこで、塩害にも強いコットンを有機で栽培し、それを製品化・商品化することで、福島に雇用と活気を生み出すために始まったプロジェクトが福島オーガニックコットンプロジェクトです。 NPO法人ザ・ピープルにより福島オーガニックコットンプロジェクトは始められました。 引用:http://www.iwaki-otentosun.jp/cotton/ http://doyoucotton.jimdo.com/ 今回の活動内容 5月7日(土)に行われた今回の活動では、第二グラウンドの畑に肥料を混ぜて耕す作業を行いました。くわやスコップで耕した畑の中からは、たくさんの虫たちが顔を出しました。暖かくなって虫たちも活発になってきましたね。たくさんの肥料はとても重く、まんべんなく肥料をまく作業は大変でしたが、HOPEFULメンバー16人が助け合いながら作業を行いました。 みんな汗をかきながら、一生懸命作業に取り組みました。 5月11日(水)に晴れればひまわりの種を植える予定です。水やり当番もみんなで協力して行います。HOPEFULみんなで協力して元気なひまわりとコットンを育てて、東北の方々に元気を伝えていきたいと思います! 現代教育学科2回生 中田 百香
2016.05.06
アルツハイマー病協会国際会議参加レポート!~看護医療学科
ADI国際会議は、約80か国の認知症に関する民間団体が加盟している「国際アルツハイマー病協会」(ADI)が主催し、毎年、認知症に関する研究発表やケア実践について活発な意見交換が行われています。今年度は、4月21日(木)から4月24日(日)まで、ブタペスト(ハンガリー)で開催され、60か国から約850人の人が参加していました。日本からは14人が発表していましたが、畿央大学からは看護医療学科の南部講師、松原臨床教授、山崎教授の3人が参加しました。 4月21日(木)には、自らも認知症患者でありながら、昨年7月に亡くなったRichard・Taylor氏(認知症者)を追悼する講演を聴講しました。自分で原稿をなぞりながら、時には詰まりながらも語っていました。講演中放映されたRichard氏の生前の動画の中でRichard氏は、「認知症になって、今までの自分とは違う自分がいるかもしれない。でも、認知症になったとしてもそれが私自身なのだ」と、たとえ認知症になったとしてもありのままの自分を受け入れてほしいと語っているのが印象的でした。一昨年にRichard氏本人の講演をADI国際会議で聞いたことを思い出す一場面でした。 各国のブースが11か所展示されていましたが、日本のブースで家族の会の人たちは、認知症サポーターキャラバンのオレンジリングや、来年の国際会議の開催地である京都の舞妓バッジなどを置いて広報活動していました。そして、日本の認知症ケアの実践広報や来年の京都での会議参加の呼びかけをしていました。初日には、私たちも一緒におりがみで折鶴を折るというお手伝いをしました。日本の展示ブースは、最優秀賞を受賞しました。 4月22日(金)には、山崎教授の認知症カフェに関する発表がありました。ハンガリーの隣国のセルバニアの施設長が、自国でもぜひ取り入れたい、とても良いシステムだと講評をいただき、またポスターをとても気に入られていて、ぜひ持ち帰りたいとのことでしたのでお土産に差し上げました。 4月23日(土)には、南部講師の認知症高齢者と子どもの世代間交流の意義に関する発表がありました。イギリスの研究者から、子どもの年齢やフィールドなどの概要について質問があり、幼少からの認知症の人とのコミュニケーションは、成人してからの認知症の人に対するイメージや行動にとても良い影響があるので、自分のコミュニケーション教育の一環としてとても参考になったと講評をいただきました。 また、ADI企画のセッションでは、京都から鷲巣氏(京都ADI国際会議事務次長)が日本の新オレンジプランやサポーター養成、RUN友という認知症啓発サポーターに関するプレゼンをされていましたが、スライドが変わるたびに聴講者から熱心にメモを取る姿や写真撮影があり、日本の認知症ケアは世界中から注目されていることが再認識できた1日でした。 4日間、世界の人と認知症ケアについて意見交換ができ、とても充実した時間を過ごすことができました。 来年は、4月26日から4月29日まで京都国際会議場でADI国際会議は開催されます。奈良からも学生ボランティアとしてぜひ参加してほしいと依頼がありましたので、看護医療学科だけでなく他学部・他学科の学生の皆さんもぜひ参加してほしいと思います。 看護医療学科 山崎・松原・南部
2016.05.06
離島・へき地医療体験実習(宇陀市)レポート!~看護医療学科
宇陀市大宇陀実習レポート ~榛原地区・大宇陀地区・宇陀郡曽爾村での体験実習を終えて 看護医療学科の恒例である「離島・へき地医療体験実習」は、本年度から奈良県内5か所の山村地域にて4月25日(月)から28日(土)まで行われました。 その中で、昨年からお世話になっている宇陀市での実習には、20名の4回生が参加しました。榛原地区を皮切りに、大宇陀地区の山村地域や宇陀郡曽爾村での訪問看護など、4日間盛りだくさんの体験をさせていただきました。 ☆ 4月25日 月曜日 近鉄大阪線榛原駅に集合した20名は、地域の基幹病院である宇陀市立病院の奥野秀美実習担当課長より、丁寧なオリエンテーションをしていただいたあと、宿泊地であり実習の拠点となる大宇陀特別養護老人ホームラガールに向かいました。 ラガールでは、乃美幸彦施設長より、宇陀市や大宇陀地区の社会情勢や高齢化が深刻な地域における「人を支える仕事」の実際、また介護保険制度の変更に伴う高齢者への介護事業について詳しい説明を頂戴しました。 その後、お誕生日会が行われている同施設で、赤飯や筍の天ぷらなどの手作り料理で美味しい昼食をいただきました。施設の管理栄養士さんは、畿央大学出身の方であったこともあり、4日間おいしい昼食を用意していただき感謝しています。 午後からは、5名1グループになり、訪問看護や病院での退院調整カンファレンスに参加しました。夕方には、宇陀市の居宅介護事業の実際について、大宇陀特別養護老人ホーム居宅介護事業の責任者である佐々岡和代様から講義をいただいたあと、宿泊場所の椿寿荘に戻りました。 ☆ 4月26日 火曜日 2日目からは、6時起床、7時朝食で早いグループは7時30分には、宿を出発し実習先に向かいました。この日の朝食です。 2日目には、宇陀郡曽爾村の奈良県看護協会宇陀訪問看護ステーション東宇陀支所にて、限界集落に住まう高齢者の訪問看護に同行するチームや、宇陀市立病院に往復1時間以上かけて透析治療に通院する患者さんの送迎に同行するチーム、公共交通手段を利用できない大宇陀小和田地区へのお宅訪問を体験しました。小和田地区では、股関節手術後で一人で掃除や家事ができない独居女性の依頼を受けた学生たちが、器用に障子の張り替えをしてくれました。 作業のあとは、訪問先の竹やぶで筍掘りをさせていただきました。スコップを使って収穫した筍を手に田舎のにおいを感じました。 午後からは、全員で宇陀市介護医療安心センターを見学し、保健師の林様から宇陀市の医療と介護の地域連携について講義をいただきました。そのあとは、歴史深い大宇陀松山地区にある森野旧薬園にて、薬草を見ました。 ≪大宇陀道の駅に立ち寄って、せんと君と記念撮影≫ ≪宿に帰るとオーナーがバーベキューでおもてなしをしてくださいました。卒業生の先輩も差し入れを持ってきてくれました≫ ☆ 4月27日 水曜日 この日は、実習のメイン行事である宇陀市介護予防事業aiクラブでの、骨密度測定や体操紹介をしました。事前学習中から十分に準備をしていてくれたおかげで、突然のハプニングにも関わらず、とても充実した内容の実践ができました。参加してくれた16名の住民の皆様や事業を担当されている福谷佳純主任からも、お褒めの言葉をいただきました。このプログラムは、宇陀市役所健康増進課の方々や大宇陀ラガールの作業療法士さん看護師さんの多大なご尽力のおかげで実現したものです。そして、大学からは、理学療法学科の松本大輔先生、看護医療学科の乾先生も駆けつけてくださいました。学生も心強かったようです。先生方には、心から感謝です。 夕方からは、オレンジリングプロジェクト認知症サポーター講座に参加しました。畿央大学の学生が来るということで、宇陀市の認知症サポーターキャラバン会長の山田様も駆けつけてくださり、大宇陀ラガールグループホーム責任者の堀内太一様より、サポーター講座の講義をいただきました。学生もリハーサルなしの劇に参加するなど大活躍でした。 ☆ 4月28日 木曜日 4日間の実習も最終日を迎えました。この日も曽爾村や宇陀市立病院、宇陀訪問看護ステーションなどでの体験実習に加えて、2軒のお宅に訪問しました。 訪問先の、人里離れた山合いで暮らす90歳の女性宅で学生は、歓談したり窓ふきや草引きで汗を流しました。窓をきれいにするために、古新聞を活用するなど、学生の知恵に訪問先の女性も関心しておられました。 この日の午後からは、宇陀市立病院の図書室をお借りして、まとめ学習に取り組みました。学生たちは、グループ毎にこの4日間の学びをまとめて、自分たちの目標がどのように達成されたかについて、発表しました。 発表会には、宇陀市立病院の看護副部長をはじめ、お世話になった透析部門の井本課長や奥の実習担当課長など7名と大宇陀地区で高齢者のお宅訪問などでご指導いただいた、大宇陀特別養護老人ホームラガールの内田俊子先生が参加してくれました。指導をいただいた方からエールをいただき、学生も来春の国家試験合格への士気を高めて帰路につきました。 4日間、ハードスケジュールであったものの、学生が根気強くこの実習に臨んでくれた姿勢を見て、わたしは「畿央マインド」を感じています。 本当にお疲れさまでした。この体験はきっと宝になると信じています。 最後になりましたが、 町をあげて学生を支えてくださった関係者の皆様、そして実習に協力してくださった住民の皆様に心からお礼申します。 ありがとうございました。 看護医療学科講師 大友絵利香
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