2022.08.31
夏のスポーツ実習2022「アダプテッド・スポーツ」レポート vol.1

畿央大学では夏期、冬期の集中講義として「スポーツ実習Ⅱ」(1年次配当・選択科目)を開講しています。今年度からは新たな取り組みとして、アダプテッド・スポーツ、コアトレ・ウォーキング、バスケットボール及びバドミントンの4種目群から1種目を選択して履修します。
8月30日(火)からは「アダプテッド・スポーツ」がスタートしました!
アダプテッド・スポーツは、性別や年齢、体力、スポーツ経験の有無に関わらず誰でも気軽に参加して楽しむことができるよう、ルールや用具を工夫し適合(adapt)させたスポーツのこと。初日はアダプテッド・スポーツとパラスポーツの理解、スポーツ大会と障がいのクラシフィケーション、年齢・障がいによる身体機能とリスク管理について座学での講義を行いました。
講師を務める加納希和子さんは本学の理学療法学科の卒業生かつ大学院健康科学研究科修了生です。現在は大阪市舞洲障がい者スポーツセンターで理学療法士(スポーツ認定理学療法士、中級障がい者スポーツ指導員)として活躍、東京五輪にもTOKYO2020MEDスタッフとして参加されました。
▼講師の加納希和子さん
<受講した学生の感想>
私は小さいころからソフトテニスをしていました。その影響で車いすテニスを見ることも多々あり、他のパラスポーツももっと知りたいと思いこの授業を履修しました。また東京オリンピックにも理学療法士・メディカルスタッフとして参加された福本先生、加納先生のお話が聞けるということにも魅力を感じたからです。
一日目は座学ばかりでしたが、とても内容の濃いものでした。障害の程度に合わせて位が分けられていたり、平等に競技ができるようにされていることなど初めて知ることもたくさんありました。その中で私がもっとも印象に残っていることは「教科書に記載していることだけが正解ではない」ということです。「一人一人を知るなかで、その人の個性が見つかる」と加納先生がおっしゃっていました。
▼講義の様子
これから理学療法士になるための知識を吸収するだけではなく、ボランティア活動などにも積極的に参加し、たくさんの個性を持った人と接し、経験を積む必要があるなと改めて感じることができました。明日からは実技がメインとなってくるので、楽しみながら学習できたらいいなと思います!
理学療法学科 1回生
櫻井 瑞希
【関連記事】
よく読まれている記事
カテゴリ
タグ
キーワード検索
アーカイブ