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地域・一般の方へ
2018.03.14
不要な建物を再利用する「空家コンバージョン」で卒業制作!~人間環境デザイン学科
人間環境デザイン学科4回生の宮木萌依さんは、不用になった建物を今までの機能を変更して新しい用途に造り替えて再利用する「空家コンバージョン」を卒業研究のテーマにして制作に取り組みました。 昨夏、彼女は卒業研究のテーマを何にするか悩んでいました。同じ時期にプロジェクトゼミとして2・3回生が関屋地区での農業小屋アートプロジェクト、バーンデザインに取り組んでいました。 近所の自治会長の曽根様がバーンデザインに興味を持たれ、現場で立ち話をしている中で「平成29年8月19日に関屋地区の桜が丘公民館で、空家についてのワークショップがあるから是非来てください!」とお声掛け頂き、さっそく宮木さんとワークショップに参加しました。 桜が丘地区も高齢化が進み、空家が増加しつつありました。ワークショップでは様々な意見が出され、現場の生の問題点が浮かび上がりました。その中でも敷地環境が良いある空家があり、この空家で面白い提案ができないかということになっていきました。宮木さんもこの空家コンバージョンに俄然やる気をみせて卒業研究としてさせてもらうことになったわけです。その後、現地調査にも曽根会長様のご協力をいただき、計画は順調に進んでいきました。 ▼空家コンバージョン~コミュニティハウス~「NITUMERU」プレゼンシート(クリックでPDFが開きます) そしてようやく図面と模型が完成し、今年3/12(月)に桜が丘自治会館に出向き、関屋空家コンバージョン~コミュニティハウス~「NITUMERU」をプレゼンすることができました。 ▼実際のプレゼンでの様子 【宮木さんの感想】 今回のプレゼンテーションには桜ヶ丘自治会の方々が7名も集まっていただきました。合間には私の提案を汲み取った上での質問もあり、より一層理解を深めていただきました。和気藹々とした雰囲気の中でのプレゼンテーションとなりました。提案をするにあたり、桜ヶ丘自治会の方達にはたくさんのご協力をしていただきました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 総務省が出す平成25年の全国の空家率は13.5パーセントとなっており過去最高を記録し、危機的な状況です。その中でも今回のような放置されている空家が最も大きな問題となっています。宮木さんの提案は自治会員の方々の意見を丁寧に聞きながら現実的で夢のある解決方法になっていると思います。提案通りにしていくのは予算のこともあり難しいところもありますが、少しでも実現できればと願っています。 人間環境デザイン学科准教授 加藤信喜 【加藤ゼミ関連記事】 エコール・マミにバレンタインディスプレイと改修提案!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 畿央祭・ウェルカムキャンパス企画展示「紐庵」 「バーンデザイン」農業小屋アート 大学隣接の商業施設で、バレンタインディスプレイを担当! 畿央祭展示「紙庵」 「バーンデザイン」関屋農家小屋環境アート 駒川商店街でシャッターアートに挑戦!
2018.03.14
「サイエンスフェスティバル」に参加!~畿央大学サイエンスコミュニケーション サークル
こんにちは!KSCC(畿央サイエンスコミュニケーションサークル)の現代教育学科1回生岡﨑怜央です。私たちKSCCは平成30年3月11日(日)にかしはら万葉ホールで開催されたサイエンスフェスティバルに参加しました。 このサイエンスフェスティバルは、奈良県で唯一の科学館である橿原市立こども科学館が企画され、橿原市主催で行われています。未来を担う子どもたちに対し、楽しく遊んで理科・科学を学ぶ機会を提供するため、こども科学館だけでなくかしはら万葉ホール全館を利用して開催され、毎年1,000人以上が来場されます。畿央大学がブース参加したのは2013年度からで、今年で5年目になります。KSCCは昨年度からこのブースのスタッフとして活動しています。今年度も現代教育学科奥田俊詞教授、看護医療学科福森貢教授と私たちKSCCの学生9名で参加させていただきました。 今回、私たちは、子供たちに科学を楽しんでもらえるように、2つの企画をしました。 ① ロボットをプログラムで動かそう! この企画では、示されたコース上を走るためのプログラムを子供たちが考えて入力し、自分で動かしてみるという活動を行いました。実際に走行させてみてうまくいかなかった所を修正して、また走行させてみる試行錯誤の活動に、子供たちはとても熱中して根気強く取り組んでいました。そして、無事クリアできたときは保護者と手を取り合って喜んでおられました。この企画は行列ができて予約制に切り替えるほど人気で、大成功でした。 またプログラミングができない子供でもロボットを触われるように、あらかじめスタッフでプログラムを入力しておき、子供たちがiPadを傾けたりしてロボットを思い通りに動かす体験も用意しておきました。こちらも常に満員状態で大人気でした。 ② 発砲スチロールのグライダーを飛ばそう! この企画はロボットを動かせない小さい子供のために、少しでも科学的な面に触れてほしいと思いグライダーを作る活動を行いました。あらかじめ発泡スチロールを薄くスライスしたものを準備しておき、子供たちは型紙に合わせて切って、セロテープで重心の位置を調節するだけで済むようにしました。中には短時間で作ってすぐに飛ばす子供もいて、すごいなあと思いました。飛ばすコツをいったん子供に教えると、子供は自分で工夫しながらうまく飛ぶまでくり返していました。うまく飛ばせない子供は、いろいろな方法を試すという試行錯誤の活動ができており、とてもいい活動になったと思いました。 この2つの企画はどちらとも試行錯誤が必要なもので、このような試行錯誤に根気強く取り組める資質が、科学的思考を育成する基盤になると奥田教授はおっしゃっておられました。 たくさんの人が来場してくれ、様々な年齢の子どもたちが遊びに来てくれました!年齢に応じて、難易度(取り組むプログラミングや課題、提供するヒントの種類など)を変えることも、私たち教員をめざす学生には勉強になります。たくさんの子どもたちの笑顔、熱中している姿を見ることができて、とても楽しい時間を過ごすことができました。 このブログを通して、少しでもKSCCのことを多くの方に知っていただけたらいいなと思います。 現代教育学科1回生 岡﨑怜央 【関連記事】 バスケットボールチーム「バンビシャス奈良」にイベント協力!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル スーパーブルーブラッドムーンを観察!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル 「サイエンスリンクin大阪」に参加!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル 科学教育ボランティア研究大会に参加!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル バンビシャス奈良の公式キャラクター「シカッチェ」と科学実験!~畿央サイエンスコミュニケーションサークル 小学校での学習支援ボランティア&天体観測レポート!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル ホタル&天体観測会を開催!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル
2018.03.08
畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.12~語学学校最終日!
2018年2月17日(土)から3月8日(木)にかけて、2回生7名と1回生9名あわせて16名の畿央生がカナダのビクトリアでの短期語学留学プログラムに参加しています。2週間にわたりホームステイをしながら語学学校で過ごしたあと、3日間バンクーバーを観光して帰国する予定です。 参加学生からのレポート、第13弾をお届けします! こんにちは!現代教育学科1回生の長あかりです。 2週間の語学学校での生活が終わりました。最初は先生や友人の話していることを理解するのに必死でしたが、だんだんと聞き取れるようになり、冗談を言ったり好きなことを話したりできるようになりました。この留学に参加して、リスニング力が急激にアップしたように感じます。 また、2週間を共に過ごしたクラスメイトとは、本当に良い出会いになったと感じています。韓国、コロンビア、ブラジル、メキシコなど様々な国の人々と話すことで、異文化を知ることができ、広い視野で物事を考えるようになれたと感じています。 母国語はバラバラでも英語を話すことで様々な国の人々と繋がれることを実感し、もっと英語を勉強したいと思うようになりました。そして、休日や放課後には語学学校の友人と遊びに行ったりご飯を食べに行ったりたくさんの思い出ができました。 語学学校の最終日には授業の終わりにクラスでの卒業式があり、もっとたくさんの時間を友人たちと過ごしたかったと思いました。2週間目の語学学校は、毎日学校へ行くのが楽しみでもあり、語学学校でできた友人との生活が終わることが寂しくもありました。またいつか会えることを願っています。 現代教育学科1回生 長あかり 【関連記事】 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.11~ 2週間が経過! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.10~ホームステイ&放課後レポート! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.9~ PINK Shirt dayに参加! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.8~語学学校での様子をレポート! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.7~ホームステイレポート! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.6~カーリングも体験! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.5~授業と放課後! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.4~ホームステイ開始! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.3~初めての登校日! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.2~ホームステイ先に到着! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.1~出発前レポート!
2018.03.02
太子町保健センター「食生活みなおし教室」に協力!~ヘルスチーム菜良
平成30年2月26日(月)に大阪府の太子町保健センターにて、食生活みなおし教室が開催され、ヘルスチーム菜良※1の3回生1名、2回生1名が参加しました!食生活みなおし教室は、「食」を中心とした健康づくりを学び、食生活改善推進協議会※2に入会するための資格をもらえる講座となっています。 教室では、食育SATシステム※3を用いて、参加者の前日の食事内容(朝食・昼食・夕食・間食)を評価し、その結果を元にアドバイスをしました。 (※1)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており食育啓蒙活動に取り組んでいます。 (※2) 食生活改善推進協議会…「私たちの健康は私たちの手で」をスローガンに食を通じた健康づくり活動を行うボランティア団体です。 (※3)食育SATシステム…フードモデルを用いて1食分の食事バランスを栄養価で計算し、5段階で評価されるシステムです。 私は診断結果の見方を説明した後、管理栄養士の方が栄養指導されているところを隣で見せていただきました。この教室に参加しているのは、とても食に関心のある方々なので、診断結果や会話を聞いて普段から食生活に気を使っておられることが伺えました。 栄養指導では、何が原因でこの結果になったのか、どこを変えれば改善するのか、どの食品にどの栄養素が多く含まれているのかなどを分かりやすく説明されていました。ただ説明するのではなく、栄養指導を受けている方の話をしっかり聞き、質問にも答えながら丁寧に応えている姿がとても印象的でした。 この教室は、1年を通して行われており今回が最後の講座でした。最後に修了式があり、食生活改善推進協議会への入会案内のあと参加者は修了証書を受け取っていました。 食育SATシステムを使う機会はこれまでにも何度かあったのですが、あまり知識がなく、何をどう伝えればいいかという迷いもあり、うまくアドバイスすることができませんでした。拝見させていただいた管理栄養士さんの栄養指導は、学ぶことが本当にたくさんあり、もっとうまくアドバイスできるようになりたい!と強く思いました。 今後は食育SATシステムを使う際は今回の経験を活かしたいです。 健康栄養学科2回生 竹元優花 ●ヘルスチーム菜良の情報はコチラからご覧になれます。
2018.02.23
エコール・マミの職員を対象に「認知症サポーター養成講座」を開催!~看護医療学科
平成30年2月19日(月)14:00~15:30の時間で、大学に隣接する商業施設エコール・マミで職員を対象とした「認知症サポーター養成講座」が開催され、17名の参加がありました。 最初にエコール・マミの貝原部長さんが挨拶したあと、畿央大学看護医療学科老年看護学の山崎教授が挨拶しました。続いて、広陵町の地域包括支援センター支援員の河股さんが「サポーターとは」「サポーターの役割」などについて話をされました。 続いて、「認知症について」「支援方法について」南部が説明しました。途中、河股支援員と南部によるスーパーで起こり得る認知症の方の事例をロールプレイし、どこがいけなかったのか、どのように対応したらよいかを受講者に考えてもらいました。終了後は、オレンジリングが渡されました。 講座終了後のアンケートでは「具体的な例でわかりやすかった」「ロールプレイがわかりやすかった」などの回答がみられました。 学生や教員が普段お世話になっているエコール・マミでのサポーター養成講座は、昨年に続いて2回目です。職員の皆さんも仕事で忙しい中を講座に参加してくださいました。今回の講座での関わりは、大学と地域の連携として重要と考えられます。また、実際に認知症の方もエコール・マミを利用されることから、認知症についての理解を深めるためにも今後も継続して実施していきたいと思います。 看護医療学科 准教授 南部登志江 エコール・マミにて「認知症サポーター養成講座」を開講!(2017年2月)
2018.02.23
大和高田市の「親子減塩教室」に協力!~ヘルスチーム菜良
こんにちは!健康栄養学科2回生の葛本葉月です。 平成30年2月18日(日)に大和高田市総合福祉会館にて中和保健所主催・大和高田市共催の親子減塩教室が開催され、ヘルスチーム菜良※として畿央大学から健康栄養学科2回生3名、1回生1名が帝塚山大学の学生と合同で参加しました。 ※ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており食育啓蒙活動に取り組んでいます。 子ども向けコーナーでは、減塩ソング&ダンスや減塩・野菜クイズ、野菜カルタなどを実施しました。せんとくんも参加してくれ、子供たちにも分かりやすく楽しみながら減塩の大切さを学んでもらえたと思います! また、減塩紙芝居も実施しました。私たちは思っているより食塩を摂ってしまっているという内容の紙芝居です。紙芝居を見た後には、どうすれば減塩できるのかを実際に親子で体験していただきました。 親子で一緒に体験するコーナーでは、私たちの考えた辛味・うま味・酸味・香りを利用した減塩レシピ配布、食育SATシステムを用いた食事チェックのお手伝いを担当させていただきました。行政の現場で働いている管理栄養士さんの食事アドバイスを直接見ることができ、私たちも勉強になりました。 他にも、奈良県民は野菜の摂取量が少ないことから、一日の目標とされている野菜350g以上(厚生労働省「健康日本21(第二次)」)がどれくらいであるか当ててもらうゲームを実施したり、かつお節や昆布でとった出汁と市販の顆粒だしを使用した味噌汁の飲み比べを行ったりました。 実際に見たり味わったりして、大人の方にも楽しみながら体験していただけたと思います! 減塩レシピの作成や減塩教室への参加を通して、私たちも減塩についてより深く考えることができ、とてもよい経験になりました!また機会があれば参加させていただきたいと思います! 健康栄養学科2回生 葛本葉月 ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。
2018.02.20
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.53~認知症カフェ@大和園に協力!
TASK※が広陵町にある特別養護老人ホーム大和園で行われた「認知症カフェ」にボランティアとしてお邪魔しました!この認知症カフェは広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」の一環で行われており、大学教員(看護医療学科山崎先生)も関わっておられます。 ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を越えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 今回は脳トレ・シナプソロジー・ちらし寿司づくりを行いました! 脳トレは「心理学」の本を使って介護福祉士の方たちが説明し、自分がどれに当てはまるのかを高齢者の方々が一生懸命考えていました。 ▲脳トレの場面 シナプソロジーは頭を使いながら運動をするという、認知症予防の体操です。椅子に座って足踏みを行ったり、「あんたがたどこさ」「もしもしかめよ」を歌いながらリズムに合わせて膝をたたいたり、後出しじゃんけん、などなど今回はとても盛沢山に行いました!高齢者の方々は「難しい」とおっしゃっていましたが、一生懸命運動しておられました! ▲シナプソロジーの様子 最後のちらし寿司作りでは、牛乳パックを横に二等分し、そこに三種類のしゃりを重ねて入れ、色とりどりのちらし寿司を作っていました! 女性が多かったこともありますが、独自の作り方や寿司酢の配合を教えて頂き、楽しくサポートできました。 ▲みんなで作ったちらし寿司 最後には今回作ったちらし寿司の寿司酢の配合をメモして「家に帰ってからも作ろう!」と意気込んでいる方が多かったです! 今回の認知症カフェに参加することにより、高齢者の目線に立って、したいこと、したいけどできないこと、できないことを観察し、できないところをお手伝いして高齢者の方がより楽しめるようにすることが大切であるということが改めて感じられました。 皆さんも認知症カフェに参加しませんか? 看護医療学科2回生 野口美波 看護医療学科3回生 島野綾子・桑垣友梨 ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。 ●広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」ホームページ
2018.02.15
真美ヶ丘第二小学校2年生が大学”探検”に来てくれました!
教育学部学生ボランティア5名が案内役となって学内を探検! 2018(平成30)年2月9日(金)午前11時~12時の約1時間、近隣の広陵町立真美ヶ丘第二小学校の2年生児童22名が生活科の校外学習で畿央大学へ来られました。同校は2009年度から、本学や広陵町内の事業所などに生活科学習で訪問されており、本学へは9回目の訪問となります。 教育学部4回生ボランティア学生5名(指導教員:島恒生教授)が小学生5名ほどに分かれた5グループに付き添い学内を探検しました。教育学部の学生は普段のボランティア活動や実習で子どもとの接し方に慣れているようで、子どもたちに自己紹介し、探検中の注意事項を説明する頃には児童たちの心をつかんだようです。 学生ボランティアを先頭に大学探検スタートです。 ▲これから大学探検をはじめます!教育学部学生5名が各グループに同行します。 ▲さぁ出発です。どんな発見があるか楽しみですね。 ▲図書館。多くの本の中から英語のマンガを発見しました。 ▲キャンパスマップを見て今どこにいるか確認しながら移動しました。 ▲学生食堂。「おいしそう!」と身を乗り出していました。 ▲オープン教室。「先生も授業の練習してるんだ」との声がありました。 ▲人間環境デザイン学科の卒業制作発表会を見学しました。 ▲学生スタッフにインタビュー。お兄さんお姉さんに、知りたいことを聞きました。 ▲探検終了。また畿央大学に来てくださいね。 参加した学生ボランティア5名は、4月からは教員になったり、教育に関する企業で働きます。 子どもたちとふれあうことで、より一層教育や教職の魅力を感じ、やりがいを感じたようです。 «学生ボランティアへのヒアリング» 【参加した感想】 ・子どもたちがとても元気よくて、私も楽しみました。 ・畿央大学を紹介することで、改めて「いい大学だな」と実感できました。 ・子どもたちが「畿央大学に来たい!」と言ってくれてうれしかったです。 ・見せたい場所が沢山あったので、もう少し時間が欲しかったくらい私も楽しかったです。 ・児童たちから質問がたくさん出て、改めて自らが大学を知るきっかけになりました。 ・同じ2年生でも児童によって雰囲気が違うということが感じられた1時間でした。 ・4年間過ごした大学ですが、改めて大学のことを知りました。 ・何となく知っていても、それを具体的に子どもたちに伝えることの難しさを学びました。 ・1人1人の声を聞いてグループをまとめていくことは難しいと感じました。 【児童が興味をもった物事】 ・卒業制作の展示・発表会場 ・図書館で見つけた英語のマンガ ・キャンパス内に自動販売機があること ・映画館のようなホール ・理科実験室(どんな実験をしているのか) ・小学校にない施設(食堂など) 【教職について】 ・子どもたちの素直な反応を見て、初めて見るもの、触れるものへの発見を一番近くで見られる教師という仕事は良いなと思いました。 ・子どもたちのワクワク、キラキラした姿を見られて改めて教職へのやりがいを感じました。 ・4月から教員として働くことに不安がありましたが、子どもたちと触れ合い、4月が楽しみになりました。 ・子どもが学ぶ姿に元気をもらえるすばらしい職業だと実感した。 ・子どもとしっかり向き合って、改めて、子どもの興味を伸ばしていける教員になりたいと思いました。 ・子どもの興味や関心をさらに深めていけるような教師になりたいと思いました。 畿央大学では包括連携協定を結んでいる自治体を中心に地域密着を図り、社会貢献を果たすべくさまざまな事業・イベントに参加・協力をしています。
2018.01.26
認知症カフェ(ひまわりカフェ)の看板制作に協力!~人間環境デザイン学科/広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクト
平成30年1月21日(日)に私たち人間環境デザイン学科1回生6名が、特別養護老人ホーム大和園で開催されている「認知症カフェ(通称:ひまわりカフェ)」にお邪魔してきました。ひまわりカフェは、健康に強いまちづくりを推進する広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」の一環で行われており、畿央大学からは看護医療学科の山崎先生が参加しています。私たちはひまわりカフェの存在を町民の方に広く知っていただけるよう、人間環境デザイン学科の西山先生の指導のもと看板制作を担当することになっており、当日は現地の様子を見学させていただきました。 この日は台湾から国立雲林科技大学建築室内設計学科の曾先生が看護医療学科の山崎先生、人間環境デザイン学科の陳先生と一緒に訪問されていました。曾先生は、日台交流協会の助成を受けて日本の認知症カフェを調査するために来日中で、奈良県・徳島県・福岡県の10か所を訪問するなかで、最初の訪問場所が大和園ということでした。 ▲学生の紹介 私たちは、参加者の方々とクロスワードや漢字パズル、シナプソロジーなどの脳活トレーニングや体操を一緒にさせて頂きました。皆さん楽しそうに活動されており、私たちも一緒に考えたり交流することができ、楽しい時間を過ごさせて頂きました。日常では高齢者の方々と関わる機会も少ないので、とても貴重な体験をすることができました。 ▲プログラム 誤嚥(ごえん)予防の話 ▲クロスワードや漢字パズルに取り組む参加者の方々 ▲シナプソロジーなどの脳活トレーニング 実際の様子を見学させていただき、皆さんと交流したことで、ひまわりカフェを訪れる方々に気に入って頂き、ひまわりカフェを知らない方々にも立ち寄っていただけるような看板を制作できるように頑張りたいと思いました。 次回のひまわりカフェは、2月18日(日)です。次は健康支援学生チームTASKの皆さんにバトンタッチします。ご興味のある方はぜひ参加してみてください! 人間環境デザイン学科1回生 上田琴乃、海本有希、岡田由希、陣田真衣、谷村菜緒、堀祐実 【関連記事】 Timberize TAIWAN 2017 Student Competitionで佳作&入選賞を受賞!~人間環境デザイン学科 竹取公園ツリーハウス『みんなのひみつきち』披露式典~人間環境デザイン学科プロジェクトゼミ~ 3回生がカフェの空間デザイン・工事に協力!~人間環境デザイン学科 畿央祭・ウェルカムキャンパス企画展示「紐庵」~人間環境デザイン学科 ●広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」ホームページ
2018.01.17
第5回「Kioオレンヂカフェ 分かちあい in 御所」を開催!~看護医療学科
畿央大学と御所市、住民が共同して運営している「金曜日カフェ~つどい~」で平成30年1月12日(金)に「Kio オレンヂ喫茶(カフェ) 分かち合いin 御所」(認知症カフェ)が開催されました。 午前は認知症についての話で認知症サポーター養成講座としています。午後は「認知症の人の介護について語る会」として認知症の人とその家族、介護をされている方、介護経験者による認知症についての思いを語り合う場を設けています。 御所市認知症啓発事業として、御所市と畿央大学 健康科学部看護医療学科 老年看護学教員が共同で行っており、この日は地域のボランティアの方4名と畿央大学看護医療学科 老年看護学教員・山崎教授と松原臨床教授、南部、御所市地域包括支援センター職員2名で行いました。午前は地域の方、ボランティアの方を含めて13名の参加がありました。 <午前の部> 南部講師による『認知症の話』 「認知症とは」、「主な症状」、「対応の仕方」などについての具体的な話をしました。参加者の方から「何度聞いても損はない」などの意見がありました。 松原臨床教授による『フラダンス指導』 ふんわりと広がったスカートとレイや髪飾りをつけると皆さん少女のように華やかになって、初めてとは思えないような上手さです。「間違っても大丈夫、笑顔が大切ですよ!」という松原先生の言葉でさらに笑顔が広がりました。寒い日でしたが、皆さんの熱気と会場を貸してくださっている上田さんからのぜんざいの差し入れとでほっこりしたカフェとなりました。カフェの入り口には地元で作っている野菜が安く並んでいて、飛ぶように売れていました。野菜が高い日が続いているので安くて安全な地元野菜は助かります。 〈午後の部〉 介護者との体験談を交えて 午後は、認知症当事者の方とそのご主人、同じ奈良に住んでいる娘さん家族を初め、家族の会の方、地域の施設でケアマネージャ―をされている方、御所市地域包括支援センターの支援員、畿央大学教員の11人で、認知症についての思いを話しあいました。 今日の主な議題は、家族が認知症かと思ってもそれを認めることの難しさや、本人にどのようにして専門医を受診してもらったりデイサービスを利用してもらえばよいかについて、体験や助言を話してもらいました。家族の方は、「最近何かおかしい」「もしかして認知症かな」と思っても、受診させるなどの行動はなかなかできなかったと話されていました。血圧や健康を診てもらうと言って受診してもらったり、普段診てもらっている主治医からデイサービスを利用すると良いと言ってもらったりすることも一つの方法であるとのことでした。皆さん、悩みながらも様々な工夫をされてきたようです。 次回は2月9日(金)です。2017年度の「Kioオレンヂ喫茶(カフェ) 分かち合いin 御所」は2月で終わりとなります。 今後の予定は大学ホームページからもご覧いただけます。 2018年度も開催しますので、お近くの方は、ぜひご参加ください。 またお知り合いの方もお誘いください。 看護医療学科 准教授 南部登志江 【関連記事】 ・過去の「御所コミュニティカフェの取り組み」記事を読む
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