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理学療法学科
2010.09.24
「チーム医療ふれあい実習」レポート
理学療法学科・看護医療学科・健康栄養学科では、1回生の8月の次期に、5日間の病院実習『チーム医療ふれあい実習』を行っています。この実習は、学習のモチベーションを高めるために、早い時期に現場に触れること(アーリー・エクスポージャー)を目的としています。 今回は、理学療法学科1回生の辻本尚さんから、実習のレポートが届きましたので、紹介します。 --------------------------------------------------------------- 私は、8月23日から27日までの5日間、奈良県にある平成記念病院で「チーム医療ふれあい実習」を行って来ました。 この5日間で、たくさんの事を学び、体験することができました。その中で一番印象に残っているのは、やはり患者さんとのコミュニケーションです。 初日は、何を喋っていいのかわからず、笑顔も作る事ができませんでした。聞き取りづらい言葉に、ただただうなずくことしかできませんでした。しかし、先生方のアドバイスを受け、自分自身でこういう喋り方をすれば良いのかなどを考え、実行することができました。 そして日が経つにつれて少しながらスムーズに話ができるようになったと感じています。 (さらに…)
2010.09.14
大学院生が民間の助成金を獲得!! ~博士後期課程:中野英樹さん~
大学院生の中野英樹さんが、この度、3件の民間の助成金を獲得されました。中野さんは畿央大学理学療法学科の1期生(卒業生)でもあります。 さっそく喜びのコメントをいただきましたので、ご紹介します!! 大学院博士後期課程の中野英樹です。現在は、大阪にある摂南総合病院で理学療法士として働きながら、大学院で研究を行っています。 大学院では、「自己身体の認識と運動」「運動学習の発生機序」について脳機能イメージング機器などを用いて研究を行っています。今回、大学院で研究を行う中で、民間の研究助成に応募し、下記の研究助成に採択されました。 1) 財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団 研究助成 2) 財団法人 フランスベッドメディカルホームケア研究・助成財団 研究助成 3) 財団法人 大同生命厚生事業団 地域保健福祉研究助成 偶然とも思える結果は、自分1人の力で生まれるのではなく、その時の環境やチームメイト、対戦相手、監督、応援してくれる友人や家族と自分とがつながり合って初めて生まれるものだと思います。 今回、自分がこのような結果を出せたのも充実した研究環境を提供してくれる畿央大学、大学時代からご指導いただいている森岡先生、いつも深いディスカッションをしてくれる研究室のメンバー、大学院での研究を理解し支えてくれる職場や家族とのつながりがあったからこそだと思います。このような環境、人とのつながりの中で研究ができることにすごく幸せを感じます。 いつもお世話になっている方々に深く感謝いたします。この結果に満足することなく、今後も今の自分に打ち勝つことを目標に次へ次へと頑張っていきたいと考えています。
2010.09.10
症例検討会 その2 -理学療法学科-
8月30日に引き続き、8月31日も実習発表会を行いました。 実習から戻ってきた4回生が、1回生や2回生、3回生に向けて実習での貴重な経験や実習での苦労話、感動話など経験した4回生にしか伝えることの出来ない数々の出来事をいろいろな形で発表してくれました。 4回生1~4名を含む1、2、3回生合わせて10名程度のグループに分かれ、さらにグループによっては4回生1名に対して2~3名の小さなグループに分け、先輩から臨床実習で学んだ症例のケースレポートから実習での経験話まで細かく発表していました。 下級生たちも先輩の話に真剣に耳を傾け、自分たちが数年後におこなう臨床実習についてたくさんの意見を出していました。先輩方の偉大さを感じとりながら、有意義に過ごすことのできた時間でした。 今回、初めてこのような機会を設けましたが、教員が入る余地もないくらい学生同士が話し合っていて、それぞれの学年がそれぞれ立派に成長してくれていることを教員も感じ取りました。 (さらに…)
2010.09.08
症例検討会 -理学療法学科-
8月30日、総合臨床実習から帰ってきた4回生の症例検討会がありました。 今回は4回生がメインに参加し、自分たちが実習で学んできたことや理学療法評価から治療プログラム、ゴール設定、統合と解釈など、実習を経験した4回生だからこそ・・・のすばらしい発表がありました。また、それに対する疑問や考え方についてのディスカッションも活発に行われました。 この日は、事前に選ばれた13症例について発表および質疑応答がなされ、さまざまな症例についての紹介や、それに対する『理学療法』を学ぶ良い機会となりました。 4回生時に行われる臨床総合実習は、今年度は1期実習が4月12日から6月2日まで、2期実習が6月7日から7月28日まででした。約3ヶ月半という長い期間、実習病院でスーパーバイザーから理学療法の指導を受けました。臨床実習を経験して、知識や技術、さらに人間としてもひと回りもふた回りも大きくなった4回生が元気に帰ってきたのです。 実習病院で関わってくださった先生方をはじめスタッフの方々、そして患者さまやご家族の方々、本当にありがとうございました。 (さらに…)
2010.09.06
学習への意欲につながった「チーム医療ふれあい実習」
理学療法・看護医療・健康栄養学科のコラポレーション科目「チーム医療ふれあい実習」が、去る8月23日から27日の5日間実施されました。 1日目は、学内で実習の目標や課題発表、オリエンテーション等、2日目から3日間は、8施設9病院に分かれて施設実習、最後の1日は、各施設から多数の指導者にご参加いただき、施設ごとの学びを共有する場として実践発表会を行いました。 27日の実践発表会の運営は学生主体で進行し、3日間の学びをどのように表現して伝えたらよいかを考えた資料を作成し、発表にも工夫があり、短時間で精一杯頑張った素晴らしい発表となりました。また、施設でご指導いただいた方々にご同席いただき、自分たちの発表を聞いていただけたことは、学生にとっては何よりの励みと学びの確認の機会となったと思います。 今年は、3回目の実践発表会となりましたが、学生の発表は、実際に体験して分かることのすばらしさや、他の専門職を理解し連携することからよい医療が始まるということを学生自身が実感したということに集約されます。指導者のコメントでは、将来につながる目標ができたこと、医療の現場を具体的にイメージできたことや、同世代以外の人とのコミュニケーションが苦手と言われる学生が、どのように関わったら、その人の生活を支えることになるかを考え、前向きに取り組んでいる姿に涙した、と発言してくださった方もいて、学生は、この実習に一生懸命取り組み、体験を通して多くのことを学び、これから学ぶ専門の学習への意欲につながる実習となりました。 ご指導いただいた実習施設の皆さんの暖かいご指導ご協力に心より感謝申し上げます。
2010.08.05
「第20回奈良県理学療法士学会」開催!
平成22年7月18日,19日の二日間にわたり、本学にて「第20回奈良県理学療法士学会」が開催されました。奈良県で勤める理学療法士約300名の方々にご参加いただき、大盛況でした。 演題全29題のうちで、本学助教の松本大輔先生・岡田洋平先生と理学療法学科卒業生および大学院生5名の計7名が発表しました。 また、昨年度の発表が認められ、本学理学療法学科准教授の高取克彦先生が学術奨励賞を、本学理学療法学科2期生喜多頼広さん(西大和リハビリテーション病院)が新人賞を受賞されました。 19日には本学理学療法学科准教授の松尾篤先生による講演も行われました。 本学理学療法学科は、今後も患者様および社会に役立つ教育、研究、社会活動に積極的に取り組んでいきたいと思います。
2010.08.03
健康科学部1回生「基礎ゼミ発表会」が行われました!
大学での自律的な学びのスタイルと学習スキルを身に付けるために、健康科学部1回生の必修科目として設けられている「基礎ゼミ」の発表会が、7月26日(月)と7月29日(木)に冬木記念ホールで行われました。 理学療法、看護医療、健康栄養、人間環境デザイン学科の学生が、学科を超えて配属された各ゼミに分かれ、学生たちが決めたテーマについて、教員の指導を受けながら主体的に研究した内容が発表されました。 学生たちはパワーポイントを駆使しながら各々工夫を凝らして限られた時間内で発表しました。実施後のアンケートでは「プレゼン能力や資料作成能力が上がった」、「他学科の学生との交流が有意義だった」、「高校生と大学生の違いが身にしみた」などの意見が目立ちました。 最後に講評頂いた伊藤看護医療学科長(7/26)、白石教育学部長(7/29)からは、「学生の観点のユニークさが紹介され、またこれからの畿央大学での学びの中で必ず大いに役立つ授業であった」とまとめられました。 (さらに…)
2010.07.30
関西中央高校応援プロジェクトがすすんでいます
今年度から『関西中央高校応援プロジェクト』が始動しています。このプロジェクトは、本学が同じ冬木学園の関西中央高校のアスリートコースの部活動(野球、ソフトテニス、剣道)に対して、理学療法や栄養、メンタルサポート等を本学の各専門分野が支援しようという試みです。5月に大学の教員と高校のクラブ監督・部長との会議を行い、活動計画を検討し、6月には、テーピングの指導とメンタルサポートをすすめるための心理テストなどを実施しました。 そして、7月9日、関西中央高校のカトレアホールで、健康栄養学科講師の喜多雅子先生による『関西中央高校応援プロジェクト"スポーツ栄養学講座"』が開講されました。関西中央高校の体育部の生徒を始め教員や保護者の方々約150名が熱心に講座に聞き入りました。 今回の講座では、「夏を乗り切るための食事と水分補給」をテーマに、食事の重要性や正しい水分補給についての身近な話を織り交ぜ、生徒にも分かりやすく、興味深いお話をしていただきました。 スポーツにおいて最大限のパフォーマンスをするためには食事がいかに重要か、栄養摂取はどのようなタイミングがいいのかなど専門的な内容から、これから迎える夏を乗り切るための食事の工夫や正しい水分補給についての具体的な実践例まで詳しくお話していただきました。 講座終了後、関西中央高校の生徒たちは「早速今日から実践しよう!!」とはりきって部活動に向かいました。とても分かりやすい喜多先生の講義に生徒や教員、保護者も引き込まれ、今回の関西中央高校応援プロジェクトは好評を博しました。このプロジェクトの成果が、関西中央高校の各部活の今後の発展と高校生自身の成長につながることが楽しみです。
2010.06.08
★森岡先生と古谷千佳子さんのトークショウ★
理学療法学科の森岡周教授と写真家古谷千佳子さんの共著『脳を学ぶ②』が発売されています! これを記念して、京都で6/2(水)~6/7(月)期間、古谷さんの写真展が開催されていました。 ★トークショウ★ 6/4(金)14:00~写真展会場『ギャラリー花いろ』において、森岡先生と古谷千佳子さんのトークショウが行われました。 脳科学者と海人写真家の対談・・・、どんな展開になるか、わくわく♪ 会場には、お二人の知人やファンらしき人や沖縄からお手伝いに来られた方もおられました! 間接照明された会場には、沖縄の海の写真が!!深海にたどりついたような幻想的な空間でした。 和室で畳の上に座って、森岡先生と古谷さんといっしょにライトテーブルを囲みながら、間近に2人のお話を聞くことができました。 また参加者も気軽にどんどん発言することができ、『やまとフォーラム』とはまた違う、もっと親密な雰囲気を楽しむことができました。 話題は、脳のしくみやGABAなど知的なことから、古谷さんのホームベースの沖縄、森岡先生の出身地である高知、会場となった京都などの県民性の違い(ケンミンショウ?)など。また子育てや家族のことなど、ちょっぴりプライベートなお話も聞くことができました♪ 森岡先生によると、人間の五感の中で、子どもの脳に一番良い刺激を与えるのは、『触覚』だそうです! 古谷さんの写真展には、海人の道具が展示されてあったり・・・、トークショウでは写真の道具にも自由にさわって、本物のポジフィルムを手に取ってルーペで見せてもらうこともできるなど。。。 脳に効く"触れて見て感じることのできるトークショウ"でした。
2010.05.22
写真展&トークショウ
理学療法学科の森岡周教授と写真家古谷千佳子さんの共著『脳を学ぶ②』が発売されています! これを記念して、6/2(水)~6/7(月)に京都で、古谷さんの写真展が開催されます。 会場では、古谷さんのサイン本が販売されます♪ 写真展の会場である【ギャラリー花いろ】において、記念レセプションが行われます。 ①前夜祭 6/3(木)18:30~ 会費3500円(琉球料理&泡盛&ビール) 沖縄にある料理店「波ぬ花」の女将に京都に来ていただき、本場琉球家庭料理と泡盛を飲みながら、森岡先生&古谷さんと語らいませんか? 先着20名限定。(5/27までに必ず予約してください) ②トークショウ 6/4(金)14:00~15:30 無料 『脳を学ぶ②』出版記念企画 ~脳科学者 森岡周先生と写真家 古谷千佳子さんの対談~ どんな話に発展するかは、お楽しみ!? 著書にはない、新しい話題が盛りだくさんの予定です! 詳しくは、古谷さんのHPをご覧ください。 http://www.chikakofuruya.com/wp/info/
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