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健康栄養学科

2016.11.01

畿央祭で子供向けの食育イベントを実施! ~ヘルスチーム菜良

畿央祭2日目の10月23日(日)に、ヘルスチーム菜良が子供向けの食育イベントを実施しました。 (*)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており食育啓蒙活動に取り組んでいます。     今年のテーマは「食べ物の原材料」でした。 まず始めに、米・小麦粉・豆・卵・牛乳から作られている様々な食品を、イラストを使って紹介しました。例えば、卵から作られている食品であれば、「プリンとマヨネーズは見た目や味が全く違っているけれど、同じ卵からできている」という話をしました。子どもたちだけでなく、保護者の方も一緒に話を聞いてくださいました。 イラストを見て、どの材料からどんな食品が作られているのかを覚えた後、釣りゲームに挑戦してもらいました。このゲームは、提示された材料が使われている食物のカードを、制限時間内にできるだけ多く釣るというものです。どの子も一生懸命カードを探し、たくさん釣ろうと頑張ってくれました。       次に、箱から食べ物のイラストが描かれた紙を引き、それが何から作られているのかを当てるというクイズを行いました。すぐに答えられた子が多く、きちんと覚えているんだなと感じました。少し迷っていた子も、ヒントを出すと正しく答えられました。     これらのゲームと同時に、スタンプラリーも実施しました。釣りゲームとクイズの両方に参加し、スタンプを2つ集めた子どもには景品をプレゼントしました。最後にアンケートに答えてもらい、賞状を渡しました。   2、3歳から小学校高学年くらいまで、幅広い年齢の子どもたちが参加してくれました。普段なかなか小さい子どもとふれあうことがないので、貴重な機会でした。今回のようなイベントを通して、子どもたちが少しでも食べ物に興味を持ってくれれば嬉しいです。   健康栄養学科1回生 竹元優花 【関連記事】 過去のヘルスチーム菜良の記事を読む  

2016.10.28

TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.31~健康チェック in 畿央祭!

こんにちは!健康支援学生チームTASK※、健康栄養学科2回生の大谷緋奈子と桑垣友梨です。   ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を越えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。   畿央祭2日目の10月23日(日)に畿央祭ウェルカムキャンパスとして、地域のみなさんや畿央祭に来られた保護者の方たちに健康チェックを行いました。受付は9:30からでしたが9:00頃からすでにたくさんの方が並んでくれていて、楽しみにしてくださっているんだなあと嬉しくなりました(^○^)     健康チェックをしていると、毎年来ています!とか、楽しみにしていました!などなどのお言葉をたくさんいただいて、とても嬉しく思いました。そう言ってもらえると私たちも励みになります(*^_^*)     私は骨密度を担当しました。骨密度や体組成など機械によっては測定に時間がかかってしまうのですが、その間にたくさんの方お話できるのも健康チェックの良さだと思っています!!!     すべての測定を終えた後は3、4回生の先輩方がフィードバックをしてくれました。体重や体脂肪が増えたと悲しんでらっしゃる方もいましたが(笑)、ためになるお話を聞けたのではないでしょうか?今回の結果から皆さんが少しでも自分の健康を気にかけて、関心を持ってくださるといいなと思います♪     また1回生も少しずつ機械に慣れてきてくれているように感じ、大変でしたが大きな失敗やミスもなくスムーズに測定が行えたと思います。私もまだまだですが、先輩からの知識を受け継いでいけるようにしたいです。 最後はみんなでお決まりのT~\( ‘ω’)/     来てくださった方、楽しんでいただけたでしょうか?これからもたくさんの活動を通じて地域の皆さんの健康に関わっていきたいです。よろしければまた来年もお越しください!   健康栄養学科2回生 大谷緋奈子・桑垣友梨     ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。

2016.10.27

第37回日本肥満学会でプロジェクト研究の成果を発表!~畿央大学健康科学研究所

畿央大学健康科学研究所プロジェクト研究・課題名「アンチエイジング戦略の疫学的・実証的研究」(研究代表者:金内雅夫)の研究成果について第2報、第3報を発表しました。   演題名:「地域在住高齢者における腸内細菌叢と食習慣・肥満の関連について」   柴田 満(健康栄養学科)、岩村真樹(大学院生・理学療法士)、藤澤弘枝(看護医療学科)、金内雅夫(健康栄養学科)   ▲肥満学会総会でポスター発表する柴田助教   最近、食習慣と併せて腸内細菌叢の異常が肥満や糖尿病など代謝性疾患の病態に関連するのではないかと注目されています。私たちは地域で元気に暮らす高齢者から健康長寿の秘訣を探る目的で、香芝市で現地調査を行いました。元気高齢者の方に集まっていただき、食習慣の調査、運動機能の測定、腸内細菌叢の分析、唾液の測定などを実施しました。今回、その研究成果の第2報を、2016年10月7日(金)~8日(土)に東京都で開催された第37回日本肥満学会総会で発表しました。柴田助教は、高齢者での食習慣と腸内細菌叢の変化は肥満や低体重と関連する可能性があることを報告しました。       演題名:「地域在住の元気高齢者における地中海食の傾向」 金内雅夫(健康栄養学科)、柴田 満(健康栄養学科)、藤澤弘枝(看護医療学科)、岩村真樹(大学院生・理学療法士)   ▲老年医学会近畿地方会での筆者   海外では地中海食の食習慣が心血管病、代謝疾患、がん、認知症などのリスク低減と関連するといわれています。しかし日本人は一般に典型的な地中海食に馴染まないのではないかと思われており、地中海食の食習慣と健康リスクの関連も明らかにはされてきませんでした。今回、プロジェクト研究の第3報として、地域で元気に活動している高齢者の食生活とくに地中海食の傾向について検討した成績を2016年10月22日(土)に開催された第27回日本老年医学会近畿地方会で発表しました。   健康栄養学科 教授 金内 雅夫

2016.10.04

健康栄養学科9期生、同窓会レポート!

9月24日(土)に健康栄養学科9期生の同窓会を開催しました。卒業生は20人集まり、お世話になった北田先生・岡崎先生・柴田先生も参加して下さいました! 乾杯の挨拶では、岡崎先生から「それなりにみなさん美人・男前になって…」というお褒めの言葉を頂き、みな上機嫌で宴会がスタート!     卒業して1年半が経ち、それぞれ社会人として別々の場所で働き、話の内容もお互いの仕事の話や将来の話などで「なんだか大人になったなー」と感じる一方、話せば一瞬で学生時代に戻ったようで、なんでもないささいなことでずっと笑い合っていた気がします。思い出話も盛り上がり、楽しかった学生時代を思い出すと、みんなに毎日会えていた頃にすごく戻りたくなりました。   楽しい時間はあっという間で、話足りず、ほとんどのメンバーが2次会に参加しました。1次会とはまた違ったメンバーで話したりして、さらに盛り上がっていきましたが、帰る時間がどんどん近づいてきたので、「また遊ぼう!」「今度飲みに行こう!」などといった次の約束を交わしながら解散していきました。     今回は卒業して2回目の同窓会でしたが、今後もこうやって年に1回は集まっていけたら嬉しいです。次回は今回集まったメンバーはもちろん、仕事の関係や地方にいる関係で参加できなかった人たちも参加できれば良いなと思います。また集まれることを楽しみにしています!   ●畿桜会(畿央大学・畿央大学大学院・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。

2016.10.03

健康栄養学科8期生2組、同窓会レポート!

9月17日(土)に、健康栄養学科8期生2組の11人が参加して同窓会を行いました。 まだ残暑がある中、皆でバーベキューをしてワイワイ楽しみました。     会うのは卒業式ぶり!といった面々もいましたが、顔をみれば瞬間に学生時代の感覚を思い出し、不思議と「久しぶり」という実感は、ありませんでした。何年たっても、学生時代と同じように集まり、盛り上がれる仲間がいることは素晴らしい!     話しているうちに、話題は仕事や結婚など将来のことに。 畿央大学を卒業して2年半。仕事では責任のあることをまかされ始め、自分の夢に向かって資格試験にチャレンジしたり、結婚する人がいたり…遊びの感覚は学生時代と変わりないけど、考えることは大人になったなぁ、とも感じました。     途中、お隣でバーベキューをしていたグループと仲良くなり、お子さんと遊んだり食材をいただいたりという嬉しいサプライズもありました(笑)     ●畿桜会(畿央大学・畿央大学大学院・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。

2016.09.30

TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.29~9月の勉強会は『食育SATシステム』!

こんにちは!健康支援学生チームTASK※、健康栄養学科2回生の坂本華奈子です。   ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を越えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。   9月28日(水)にTASK勉強会を開催しました。今回の勉強会では、食育SATシステムを使って『日頃の食事を見直して少しでも栄養の知識を増やしてもらおう!』という目的で行いました。     6グループにわかれて自分たちの思うバランスのとれた1食分の夕食を考えてもらいました。 みんな☆5つを出そうと一生懸命メニューを選んでいました。 SATシステムにのせて結果をだすと、ほとんどのグループが☆1つ~2つでしたが、少しアドバイスをして ☆1つだったグループにもう一度やり直してもらうと3つ~4つにあがりました。   今回の勉強会で、自分の食事について見直してバランスの良い食事を考える良い機会になっていれば嬉しいです!!     次回の勉強会も楽しんで行きましょうー!! 健康栄養学科2回生 坂本華奈子 ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。  

2016.09.14

健康栄養学科7期生1組、同窓会レポート!

卒業して3年半、9月3日(土)に、健康栄養学科7期生1組の14人で同窓会を開催しました。本当に久しぶりです。「1組で良かった♪」と誰からともなく口にするのが、在学中からの“1組あるある”なのですが、入学した2009年から数えると、7年半の付き合いになります。   私は、待ち合わせの前から楽しみで、ウキウキとワクワクで少しも落ち着きませんでした。集合場所に着くと少し大人になったような気がする見慣れた顔があり、本当に嬉しかったです。     統率力のある幹事が決めてくれた韓国料理屋で会食し、離れがたくて2次会にも行きました。授業の思い出や旅行に行った思い出、仕事の事、夢中になっている事、恋バナを含む近況報告など話題に尽きることはなく、この文章を書いている今も、まだまだ話したいことでいっぱいです。 社会人になってから、みんなが周りにいないことで、不安や寂しいこともありましたが、それぞれの様子が分かり、同窓生の良さを改めて実感しました。     こんな素敵な仲間に出会えた本学と、先生方をはじめ支えてくださった皆様に感謝し、喜びを胸に、これからも人間として大きく成長していきたいと思います。   健康栄養学科7期生 1組 小西佳奈     ●畿桜会(畿央大学・畿央大学大学院・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。

2016.09.12

夏の学習キャンプ2016 in 吐山 レポート!

毎年の恒例行事で、夏・冬合わせて年に開催される「学習キャンプ」。今年は8月30日(火)・31日(水)に奈良県立野外活動センターで行われ、スタッフ・参加者あわせて91名が参加しました。 今回のキャンプは、2回生スタッフが集わなかったため、昨年から継続の3人と今年度新規で1回生10人、合わせて13人のスタッフで作り上げました!!   今年のテーマは・・・「見結(みっけ)」 自分自身や仲間のいいところを見結し、この学習キャンプで知識や楽しさを身につけ、さらに次の見結に繋げるという思いから考えられました(^◇^)   <1日目>入所式、アイスブレイク、夕食、キャンプファイヤー アイスブレイクでは、ハイタッチじゃんけん、お題を付け加えたとなりのとなり、風船運び、障害物競走など初対面でも楽しめるものとなっていました。まだ1日目一つ目の企画の後なのに、休憩時間でも活動班で会話していたり、「学習キャンプに来てよかった」の声をたくさん頂いたりもしました(^^♪     そして、みんなが大好きなご飯の時間♪     1日目のご飯は時間上の問題で自炊はできなかったのでお弁当となってしまったのですが、それでも参加者の笑顔は絶えず、その盛り上がりはそのままキャンプファイヤーへ…。 キャンプファイヤーでは、1回生スタッフが主にゲームを進めながら、吉藤先生の優しいギターの音色でしんみり…、副統括・統括のちょっとしたお話で1日目の活動は幕を閉じました…     と、思いきや。 シャワータイムの前に夜空いっぱいに無数の星空。台風の通り過ぎた後だったので空は澄んでいて、星がよく見えました☆ みんなで吐山の地面に寝転がってお星さまを眺めました。中には流れ星を見つけた人もいて本当に来てよかったと思えた瞬間であったことでしょう…。         <2日目>朝集、炊事、森活、フィードバック、退所式 そして朝を迎え2日目。最初の活動は朝集の学キャン体操と体で伝言ゲーム。朝から体を動かす体操、伝言ゲームで頭の体操ということで、眠たい目をこすりながらもしっかり動かしていました (^^)     そして、2日目の朝ごはん…ホットドック in 牛乳パック。 その名も、「ホディパ」!!!     例年にない朝食づくり。吐山の肌寒い朝に温かいホットドックはテンションと体のコンディションを上げるエネルギーになりました。   朝ごはんと片付けを終えて森活の企画。前泊の29日は台風の影響で道が崩れてしまうほど地面はぐちゃぐちゃで晴れプロは懸念されましたが、30日・31日が台風なんて嘘のような晴天で、運よく水も全部はけて、無事に晴れプロを行なうことができました!     森の中の自由散策。スタンプラリーを埋めながら自然探しをした後、プレイホールで新聞づくり、そして共有タイムへ…。   森の中を歩き回った後は、いよいよお待ちかねの自炊! 今年は、カレーを作りました(^^)     野菜係り、米係り、火おこし係り…みんなで分担して作ったカレーの味は班それぞれの個性豊かな味がしました♪   そしてご飯の後にはプレイホールで最後の企画、フィードバック。 自分自身のみっけ、みんなのみっけ、仲間のみっけ、これからみっけの順にこの2日間を振り返り、班の中で話し合いました。 退所式では、先生方のお話、学キャンテーマソング合唱、しおりドキュメント部署さんからのサプライズムービー、全体写真というかたちで2日間の学習キャンプは無事終了しました。     最後に…。 今年度の夏の学習キャンプは、スタッフ仲間で誘導できる学生が2回生の3人しかいなかったこと、スタッフ数が去年の半分ということ、それに関わらず参加者数は去年とほぼ変わらないということ、スタッフの人手不足の為に例年ほどの企画の件数ができなかったことなど、夏の学習キャンプを成功させるには、たくさんの問題や課題があり、決して容易なものではありませんでした。2回生スタッフは「まず、学習キャンプをこの人数で作れるのか」という大きな不安を、1回生スタッフは初めてみる学習キャンプにたくさんの不安を抱いていました。正直、スタッフ各々「辞めたい」と思う時期はありました。イベントとしてはたった2日間の学習キャンプ。しかし、スタッフはこの2日間のために企画を考え、仲間とぶつかったりした約4か月もの苦労や葛藤があります。そんな中で作り上げ、参加者に「参加して良かった」「次も絶対行く!」という声には、13人全員が涙して笑顔して、無事、幕を閉じることができました。その時の感動や達成感は言葉に言い表せません。こんな感動を皆さんにも知って頂きたい、興味を持って頂きたい、そんな人たちのために学習キャンプは、これからも続きます。 学習キャンプ実行委員 石田千衿(教育学部2回生)

2016.09.12

イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.2

9月3日(土)から9月23日(金)にかけて、9名の畿央生がイギリスのカンタベリーでの短期語学留学プログラムに参加しています。 学生からのレポート、第2弾です!   健康栄養学科1回生の岩井美桜です。 私はカンタベリーに着いて1番初めに、とてもオシャレな街だなと思いました。 日本にはない感じののどかな雰囲気で、レンガ造りの家が並んでいて、とても歴史を感じる素敵な街です。 ホームステイ先は、お父さんとお母さんの二人暮らしで犬が1匹います。私以外にもイタリア人の女の子2人を受け入れていて、とても親切で優しい家族です。私が自己紹介の英語を話すのをゆっくり目を見て聞いてくれて、たくさん質問もしてくれました。でも、言っていることをほとんど理解することができず、答えることができなくてとても悔しかったです。早く英語が話せるようになりたいと思いました。     家のルールや学校への行き方などは、すべてイタリア人の女の子が教えてくれました。とてもフレンドリーで色々な話をしてくれ、私が困った顔をしているとすぐに助けてくれました。初めてのホームステイで右も左も分からない状態で不安だったので、とても嬉しかったです。 3、4日目あたりから耳も慣れてきて、英語を聞き取れるようになり、質問に対してYes.No.以外の返事をすることができるようになりました。でもまだ単語を繋げるだけの簡単な英語しか話せず、もっと正確に伝えれるようになりたいなと思いました。 私がイギリスでの生活で1番不安だったのは、食事についてだったのですが、ホームステイ先のお母さんはとても料理上手で、毎晩夕食後に手作りのデザートを出してくれます。思っていたよりもずっと美味しいご飯で、良かったです。 他に生活で困ったことはほとんどなく、シャワーの時間も寝る時間も自由にさせてくれるので、良いホームステイ先に当たったなと思いました(笑)   学校での勉強は、とても難しいです。初日、私はかなりレベルが高いクラスに振り分けられ、授業の内容がほとんど理解できませんでした。10人くらいの少人数で様々な国籍の生徒と一緒に勉強するのですが、会話のスピードがとても速く、全く自分の意見を話すことができなくて、授業を受けているのが辛かったです。日本人は、文法には強いけど会話にはとても弱いということを痛感しました。もっと、会話能力を上げる勉強をするべきだと思います。 私はもう少し易しいクラスに替えてもらおうと思いましたが、学校にもう3週間ほど通っている日本の人に、「難しいクラスで学んでいる方が、より英語の勉強になるよ」とアドバイスを受けたので、このまま難しいクラスで頑張ってみようと思いました。   今日で5日が過ぎました。初日より断然速い英語を聞き取ることができるようになり、ゆっくりだけど自分の意見を話すことができるようになってきました。 英語を勉強するのが楽しいと感じるようになりました。残りの1週間で、たくさん英語を話して、たくさん吸収したいと思います。   【関連記事】 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.1

2016.09.12

平成28年度「チーム医療ふれあい実習」を終えて

『チーム医療ふれあい実習』は、理学療法学科1回生、看護医療学科1回生、健康栄養学科臨床栄養コース2回生の学生たちが学科の枠を超えてグループを編成し、チーム医療が実践されている医療現場を訪れ、チーム医療に携わる専門職としての資質や態度を養うもので、本学の特色ある学びの一つになっています。     今年度は8月22日(月)~26日(金)、10施設に分かれて実施しました。以下、学生たちの学びの様子を紹介します。   【健康栄養学科】 私達は、患者さんが言葉に出さない本当の気持ちを理解することを目標に、この実習に参加しました。 実習に行く前は、患者さんの表情、雰囲気が暗いのではないかと思っていました。しかし実際行ってみると、明るい患者さんが多く、看護師さんとも楽しそうに触れ合っていました。また、患者さん自身が積極的にリハビリに参加していて、「早く家庭復帰したい!」という思いが伝わってきました。 2日目に嚥下食体験をさせていただき、私達が普段食べている食事とは見た目、匂い、量も大きく違っていて、味も単調で毎日食べていると飽きる味だと感じました。腹持ちもよくなく、リハビリで身体を動かした患者さんには「物足りない」といった声も多くありました。また、入院当初は食べたいという意欲が湧かなかった摂食障害の患者さんに好きな食べ物を聞き、食事を変えたところ、だんだん食べるようになり、笑顔が増えたというお話も聞き、食事も医療の一環であると感じました。患者さん一人一人に合わせた食事を提供することは手間がかかるし大変なことですが、患者さんが心身ともに健康になるためには、重要なことだと分かりました。 私達はこの実習で、病棟やリハビリでたくさんの患者さんとふれあい、話しているうちに患者さんが心を開いていってくれるのが分かりました。将来、管理栄養士として働くことになったらこの実習で学んだこと、感じたことを思い出し、生かしていきたいです。 健康栄養学科2回生 河邊彩花・末吉葵・原口千佳   【看護医療学科】  実際に病院へ行き、病棟やリハビリ室など現場を見ることで、様々な職種の役割や関係性を知ることができました。見学やそれぞれ専門の方のお話を聞いて、理学療法士が看護記録を確認してリハビリの計画を立てること、言語聴覚士と管理栄養士が患者さんの食事の形態について相談すること、看護師や理学療法士、ケアマネージャーが患者さんの退院後の生活について考えることなどを知り、ひとつの医療には多くの職種が関わっているのだということが分かりました。 チーム医療ではそれぞれの職種が患者さんの情報を共有し、様々な視点からひとりの患者さんを見ることで、その人に合った医療を考えることができるのだと感じました。 チーム医療ふれあい実習を通して他職種との関係、専門性を理解していることが大事だと思ったので、これから他学科との関わりも大事にして看護について学んでいきたいと思いました。 看護医療学科1回生 神田 菜々子   【理学療法学科】  施設実習では、外来、回復期リハビリテーション病棟、栄養科、リハビリテーション科を4つのグループに分かれ、3日間かけて回りました。外来では、患者さんに看護師さん等が常に付き添っていました。栄養科の栄養指導は患者さんのご家族にも日程を合わせて行っているそうです。また、実習の中で入院されている患者さんと話す機会を設けていただきました。その中では高齢者や、自分の身に不安を感じている患者さんとコミュニケーションをとることの重要性と難しさを自らの肌で感じられました。 チーム医療を医療現場で見て、私は何よりもコミュニケーションが大切だと感じました。患者さんとは、その人に合った医療を提供するためにその人自身についての情報を会話の中で引き出し、またその会話の中で表情をみて患者の状態を知る。医療者間ではカンファレンスだけでなく、個々の話し合いでも頻繁に患者についての情報を交換するなど、さまざまな種類のコミュニケーションを磨くことが大切で、それがいい医療を提供することに直接つながるのだなと感じました。 実習を終えてみて、私が一番思ったことは今できることを精一杯するべきだということです。現場で活躍するための土台となる専門的な知識を養い、畿央大学の生活のなかで多くの経験をし、コミュニケーション能力を向上させたいと思います。 協力してくださった施設の方々、このような経験を、時間を割いて設けていただきありがとうございました。この学びを忘れることなく、夢に向かっていきたいと思います。 理学療法学科1回生 藤田 大輝     将来、自分たちがチーム医療を担う一人であることを改めて自覚し、それぞれが目標を新たにしたことでしょう。その目標に向かって、今回の学びを生かしながら歩んでいってほしいと思います。 看護医療学科 講師 小林 智子