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健康栄養学科

2015.11.18

平成27年度 健康栄養学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート

11月14日(土)、冬木記念ホールにて健康栄養学科の卒業研究発表会が開催され、4回生56名が36演題について発表しました。 食品科学や調理科学に関する研究、臨床栄養学、スポーツ栄養学や栄養教育論など、多岐にわたる分野の発表がなされました。4回生たちは、今年の2月に各研究室に配属され、管理栄養士国家試験の勉強や就職活動をしながら、授業の合間をぬって日々研究に励んできました。   当日は10時から発表が始まり、発表者はもちろん、聞いている側も緊張した面持ちで順番を待っていました。 それぞれ自分の研究を図や表を用いてわかりやすく発表を行っていました。自分の研究について発表する学生は堂々としており、とても頼もしく感じました。   発表後の質疑応答では、先生方からの質問に頭を働かせ、なんとか答えようとしている姿が多く見受けられました。様々な観点からの質問は学生たちにとっても良い刺激となったことでしょう。   発表会には研究室配属が迫っている3回生をはじめ1、2回生も多く参加していました。特に3回生は来年度に向け、熱心に発表を聞いていました。   閉会の挨拶では小西学科長からの講評がありました。 『4回生はこの卒業研究及び発表をするにあたり、自分たちで考えること・自分の言葉で伝えることの難しさや大切さを学んだと思います。その経験をこの発表で終わらせるのではなく、今後社会に出た時に生かしてほしいという思いが伝わってきました。きっとそれぞれが大きなものを得て、これからの人生に活かしていってくれると思います。』     すべての発表が終わったあとの、発表者の皆さんの笑顔がとても印象的でした。 素晴らしい発表、お疲れ様でした。     健康栄養学科 助手 北野文理

2015.11.16

健康栄養学科ヘルスチーム菜良による学食コラボランチ発売のお知らせ!!

健康栄養学科ヘルスチーム菜良※1回生が考えた学食コラボランチが 11月19日(木)11時より学食で限定100食発売! ※ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成、食育・啓蒙・レシピ開発などに取り組んでいます。   健康栄養学科ヘルスチーム菜良では季節に合わせたメニューを考案し、提供する取り組みを行っています。 今回、1回生チームが考えたメニューのテーマは、秋の大収穫祭! 野菜たっぷりのラタトゥイユをはじめ、秋の黄色をイメージして、コーンを混ぜ込んだご飯、タンドリーチキン、秋野菜のかぼちゃでプリンを作りました。   【献立内容】〇 コーンの甘さ引き立つライス〇 きのこスープ〇 タンドリーチキン ~彩野菜を添えて~ 〇 トマト香る野菜たっぷりのラタトゥイユ 〇 かぼちゃとまろやかな豆乳仕立てのヘルシープリン 4品+デザートまでついて654kcalです!!! メロンパン1つがだいたい330~530kcalということを考えると、たくさん食べられるのに摂取エネルギーは少ないのでとてもヘルシーです☆   11月19日(木)[11:00より】のみにて1食410円で販売します。 限定100食なのでお早めに学生食堂へ!!!    ※クリックで拡大します。 健康栄養学科1回生 垣尾大輔

2015.10.28

子ども向け食育イベントを畿央祭で開催!~健康栄養学科ヘルスチーム菜良

10月18日(日)、畿央祭2日目。“ヘルスチーム菜良※”として子ども達向けに食育イベントを行いました。 ※ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成、食育・啓蒙・レシピ開発などに取り組んでいます。   今回のテーマは「赤・黄・緑をそろえて栄養のバランスをとろう!」 子ども達に楽しく栄養について学べるゲームやクイズをしました。初めに赤・黄・緑についての説明。子ども達はとても真剣に聞いていました。   そして説明の中で取り上げた食べ物が描かれたカードを使って、同じ色の食べ物を探す色合わせゲームとクイズをします。子ども達だけでなく保護者の方も一緒に楽しんでいただき、内心「よかった!」と思いました。   ゲームが終わった後のアンケートには、「楽しかった」「またやりたい」などうれしいメッセージをたくさん頂きました。三色食品群(赤・黄・緑)について、初めて知る人もいればある程度知っている人など様々でしたが、栄養のバランスについて少しでも理解を深め、もっと学びたいと思ってくれていたらうれしいです。  健康栄養学科2回生 安田文香 吉川衣梨香   【ヘルスチーム菜良の主な取り組み】 ヘルスチーム菜良による学食コラボランチメニューを提供!~健康栄養学科 オープンキャンパスの『食育SATシステム』体験に協力!~健康栄養学科ヘルスチーム菜良 ヘルスチーム菜良~本学で4大学交流会開催! 健康栄養学科ヘルスチーム菜良の8名が、「うまし食彩博」に参加!

2015.10.02

健康栄養学科の学生が、香芝警察署一日警察署長に!~畿友会(学生自治会)

本学学生が地元香芝警察署より一日警察署長を委嘱!   9月21日(月祝)、畿友会運営委員で健康栄養学科1回生の2人が香芝警察署より一日警察署長を委嘱され、かぐや姫に扮して秋の交通安全運動のお手伝いをしました。 大学に隣接する商業施設エコール・マミにおいて、通行するみなさんに交通安全を訴えるチラシやティッシュなどを配布しました。香芝市長や広陵町長も駆けつけてくださいました。       一日警察署長の任務を無事に終えた学生2人からの感想です。   健康栄養学科1回生 塩見智織 宣言をする時や1日警察署長の就任式にはたくさんの人が見に来てくださっていて、とても緊張しました。式の後のチラシやティッシュ配りの時は、通りすがりの人に気付いてもらえるように配るのが難しく、配り切るのに警察の方に比べてすごく時間がかかりました。衣装はもちろん、大勢の人の前での宣言や交通安全を訴えるチラシ配りなど初めての事ばかりで、貴重な経験になりました。自転車やバイクで通学している人、日常生活で自動車を運転する人、みなさん交通法規を守り安全運転に努めましょうね!   健康栄養学科1回生 藤澤美緒 かぐや姫の格好で一日警察署長をするという、一生に一回できるかどうかの貴重な経験でした。初めての経験で少し緊張していましたが、警察の方や地元の方たちが温かく見守ってくださいました。1時間ほどの呼びかけでしたが、一人でも多くの人に知ってもらえることができれば嬉しいです。少しでも飲酒運転をする人が減ることを願っています!

2015.10.01

Kio オレンヂ喫茶(カフェ) in 和里(にこり)を開催しました。

< Kio オレンヂ喫茶(カフェ) in 和里(にこり)>は介護老人福祉施設 和里のご協力をいただき、畿央大学 健康栄養学科の林京子講師、看護医療学科の山崎尚美教授ほか老年看護学領域の教員(島岡・南部)でつくる認知症カフェです。   オレンヂ喫茶のネーミングは認知症サポーターの印<オレンジリング>から繋げており、ご高齢の方にもより親しみを持って頂けるようにオレンヂ喫茶としました。オレンヂ喫茶は認知症の方やご家族、施設関係者や地域の人たちが集い、自由に交流をもつための場です。毎回、美味しいおやつを食べながら楽しく過ごす工夫を凝らしています。どうぞお気軽に覗いてみてください♪     第1回目は7月18日(土)健康栄養学科 林先生による「高齢化社会における食生活とは?」のお話と、<冷たいトマトゼリー>をいただきました。バランスの良い食事の摂り方をクイズも交えながら分かりやすく、楽しく教えていただきました。病院ボランティア活動論の受講生として看護医療学科の学生3人も参加し、認知症について理解を深めました。   第2回目は9月25日(金)看護医療学科の二十軒先生によるフルートのソロコンサートと、<まっちゃ豆乳ババロア>をいただきました。   二十軒先生は、普段は4人で演奏活動をされているそうですが、今回はピアノのCDに合わせてソロでフルート演奏をしていただきました。いつもは静かな和里の館内にフルートのやさしい音色とピアノの伴奏が響き渡り、とてもゆったりとした穏やかな時間を過ごせました。曲は「もみじ」「コスモス」「いい日旅立ち」など馴染みのある曲が多く、参加いただいた方々は体でリズムをとったり、じっくりと聞き惚れたり、一緒に口ずさんだりと各々の楽しみ方をしておられました。美空ひばりさんの「川の流れのように」では曲に合わせてみんなで一緒に歌い、和やかなムードに包まれて、参加者からは「とても良かった」「楽しかった」「あぁ幸せや~」などと言葉をいただきました。   また、林先生手作りの<まっちゃ豆乳ババロア>はカロリー控えめの甘味料を使い、やさしい甘さの中に抹茶の風味がしっかり効いた美味しくてヘルシーなおやつでした。今回は林ゼミの学生や老人看護専門看護師、和里の介護実習生もお手伝いしてくださり、参加者、スタッフなどを合わせると総勢23名でした。参加者は和里ショートスティご利用中の方が多く、今後は介護を実際に体験されているご家族や地域の方にも周知していただけるように広めていきたいと思います。   今後のカフェ予定は、11月21日(土)「絵手紙を描こう!」、2月13日(土)「介護体験を語ろう!」を予定しています。参加費は500円でどなたでもご参加いただけますので、お近くに認知症の方やそのご家族がいらっしゃいましたら是非お声かけ頂きご参加ください。手作りおやつをご用意してお待ちしております。   【次回紹介チラシ:クリックすると大きくなります】 看護医療学科 助手 島岡昌代

2015.09.18

健康栄養学科有志の同窓会『喜多会』開催レポート!

9月12日(土)元畿央大学教員の喜多先生を迎え、現職の栄養教諭やこれから栄養教諭をめざす人、その他に栄養教育等に携わる卒業生たちが、近況の報告や日頃の悩みなど情報交換を行う『喜多会』が開催されました。     この『喜多会』も第1回目は6名と小規模でしたが、第2回目となる今回は14名が参加してくれました。内訳も健康栄養学科の2・6・7・8・9期生と幅広い世代の卒業生が集まってくれました。全員が全員知り合いという訳ではなく、今回初めて顔を合わす人もいましたが、世代に関係なく学生時代の話で懐かしみ、仕事の話で普段の悩みなどをお互いにアドバイスしたり励まし合ったり、とても盛り上がりました。   またぜひ開催してほしいとの声を頂けたので、来年度の第3回目には今回お誘いしたけれど残念ながら来られなかった方や栄養教諭をめざす学生も交えて、先生や卒業生だけでなく学生にとっても実りがあり、みんなが楽しめる会になるよう企画していきたいと思います。 健康栄養学科8期生 本多勇二   ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。 詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。

2015.09.08

畿央大学短期語学留学プログラム2015 現地リポートVol.3

こんにちは、健康栄養学科2回の土師彩加です。 私は、イギリスの祝祭日である「バンクホリデー」についてレポートしたいと思います。 バンクホリデーとは、銀行が休業になることから、この名前が付けられたそうです。   8月30日(日)にロンドンからカンタベリーに移動し、それぞれホームステイ先で一晩過ごした翌日8月31日(月)はバンクホリデーで学校はお休みでした。 この日は各家庭から学校までの道のりを確認するというミッションが与えられていたため、各々学校まで歩いたり、バスに乗って行ったりと9月1日(火)から始まるサマースクールに備えました。 私はホストファミリーと一緒に、地図に印を入れながら学校まで歩きました。とても優しく丁寧に教えてくれて本当に助かりました。   ▼学校近くの通り   学校の位置を確認した後は、学校周辺でショッピングをして、帰りにスーパーにも寄りました。 その近所のスーパーはとても広く、肉や魚、野菜などはもちろん日用品や薬などまで数多く取り揃えられていました。 レジでは店員さんは座り、商品はカゴから全て出してベルトコンベアのように流していて、買い物1つでもこれだけの発見と驚きがあり、おもしろかったです。 家に着き荷物を置いてから、少し歩いてブラックベリーを摘みに行きました。 そのブラックベリーはバナナやマンゴーなどと一緒にスムージーにして出してくれました。とても美味しかったです。     ホームステイ先に着いた翌日から1日フリータイムということで、不安でいっぱいでしたがホストファミリーの笑顔と元気に全て吹き飛ばされました。 これから英語漬けの生活に慣れていくにつれて、ホストファミリーともより多く会話できるようになれたらいいな、と思います。 報告者 健康栄養学科2回生 土師 彩加  【関連記事】 畿央大学短期語学留学プログラム2015 現地リポートvol.0(事前オリエンテーション編) 畿央大学短期語学留学プログラム2015 現地リポートvol.1(出発編) 畿央大学短期語学留学プログラム2015 現地リポートvol.2

2015.08.27

チーム医療ふれあい実習実践発表会を開催しました!

理学療法学科1回生、看護医療学科1回生、健康栄養学科臨床栄養コース2回生の学生たちが学科の枠をこえたグループを編成し、実際にチーム医療が実践されている医療現場(病院・施設)を訪れて、チーム医療を担う専門職としての資質や態度を養うのが本校の特色ある学び「チーム医療ふれあい実習」です。 将来医療にかかわる職業を希望している学生がヘルスケアチームを構成する専門職の役割と機能を学びます。 今年の「チーム医療ふれあい実習」は、8月17日(月)に学内での事前研修、18日(火)~20日(木)の3日間、下記の10の病院施設に分かれ、チーム医療の在り方や患者さんに携わる様々な職種・施設設備などを実習を通じて学び、これらの学びのまとめと今後の学生生活にどう活かしていきたいかを8月21日(金)14:00から冬木記念ホールにて各病院施設ごとに発表いたしました。     実践発表会には、各病院施設でお世話になったご担当者の方々の多数ご参加いただきました。 ご参加いただきました各病院施設のご担当者様にお忙しい中、ご来校いただき感謝申し上げます。   今回、お世話になった病院施設 市立奈良病院、市立岸和田市民病院、奈良医療センター、西大和リハビリテーション病院、奈良西和医療センター 健生会土庫病院、平成記念病院、済生会中和病院、奈良東病院、ベルランド総合病院   今回参加した学生さんの体験レポート 健康栄養学科2回生 私たちのグループでは、 ①他の職種と自分たちが目指す職種とがどういったところでつながっているのか、それぞれの職種の役割について学ぶ。 ②患者さんや医療従事者とのコミュニケーションを積極的にとる。 ③病院と地域のつながりについて知る。 ④今、大学で学んでいることがどのように現場で生かされているのか確かめる。 ⑤自分自身の課題を発見し、今後に生かす。 と、5つの目標を決めて実習に挑みました。 【1日目】 午前中は、施設見学でした。テレビでしか見たことのないような救急室を見せていただいたり、カテーテル室では実際に患者さんの治療が行われていて医療従事者の方がたくさんいて緊張しました。カテーテル検査では、患者さん一人に対して医師、看護師、放射線技師、臨床検査技師の最低6人体制で進められていました。ここではしっかり声出しすることによる確かな情報伝達、日頃からのコミュニケーションの大切さなどを学びました。ICUも見学させていただきました。ICUにつながる手術室は医療の高度化に合わせて機械を導入できるようとても広いつくりになっていました。 産科や小児科など見学したすべての病棟が患者さんのことを考えた環境づくり、無駄のないような動線作りをされていました。その中でも緩和ケア病棟は、ファミリーキッチンや家族用の控室、あとガーデンがあったり、患者さんだけでなくその家族への配慮もしっかりなされていました。 午後には薬剤部、栄養管理室、検査科の見学をしました。医療に携わる様々な職種の仕事内容について知ることができ、それぞれの人たちがどのようにして連携し、チーム医療が成り立っているのか学生なりに理解がとても深まったのではないかと思います。病院で働く看護師さんでさえ見たことがないようなところも見学でき、本当に貴重な経験をさせていただいているのだなと感じました。   【2日目】 病棟に入り、入院患者さんの日常生活の様子、患者さんに関わる各職種の役割と機能及び連携について学びました。嚥下(食べ物を飲み込みこと)困難な患者さんにゼリーを食べさせていたのは言語聴覚士さんでした。患者さんの喉の動きをしっかり見て、実際に栄養指導するところも見ることができました。人によって食生活に対する意識が全く違うので、その人の意識レベルに合わせた指導を行っていました。説明も分かりやすく、私もそのように人に伝えられるような知識をつけていかなければいけないと感じました。また、良い面だけでなく、人によっては耳を傾けてくれないという指導の難しさも知りました。 患者さんと1対1でお話もしました。色々なお話ができてとてもい良い時間を過ごせました。患者さんとのコミュニケーションに関しては、相手を理解しようとする気持ちが大切だということを学びました。そのあとのグループでのカンファレンスでは、メンバーそれぞれが体験したこと、感じたこと、学んだことについて話し合いました。他のメンバーの体験や意見を聞けるのはチームのメリットだなと思いました。またカンファレンスでは、日ごとにメンバーの積極性が増していきました。 【3日目】 リハビリテーション、外来診察、入退院支援センターなどの見学をしました。理学療法士さんが、患者さんの希望、日常生活に合わせて細かなリハビリを患者さんとともに行っていたのが印象的でした。入退院支援センターには豊富な知識と経験をもった専門・認定看護師さんがおられ、患者さんにとってとても心強い所であると思います。看護師さんとソーシャルワーカーさんとの連携も大切にしておられました。 この3日間の実習では本当に貴重な経験がたくさんできました。医療が想像以上に様々な人々によって支えられていることを知りました。他学科と合同で実習したことによって視野が広がったと思います。専門知識をさらに深めることやコミュニケーション能力の向上などみんながそれぞれの課題を見つけることができたんじゃないかなと思います。 実習施設のスタッフの方々、患者さん、実習に携わる先生方、本当にありがとうございました。 健康栄養学科2回生 植囿明子   理学療法学科1回生 今回の実習は主にチーム医療を学ぶという目的があり、私が実習に行かせていただいた病院の特徴として、高齢者の方が多いということがありました。 多職種によるカンファレンスやいろいろな職種の方のお話を聞き、お仕事を見学させていただき、チーム医療の大切さや個々の職種の役割、どのように情報交換をしているのかを学び、この実習を通して患者さんを診る上で一番大切なのはコミュニケーション能力だということがわかりました。コミュニケーションが大切なのは何気ない会話から患者さんの情報や体調を聞き出したり信頼関係を築くことはすごく大事だということを知りました。コミュニケーションをとることができないと患者さんから拒絶されることもあるからだそうです。私が見学させていただいた理学療法士の方もリハビリの最中によく会話をしていて、患者さんも楽しそうでした。大学生活において周りの観察やあらゆる人と関わっていくなど、コミュニケーション能力や注意力などを養っていこうと思います。 この病院に来て特に印象に残っているのは、病院全体の明るい雰囲気と働いている方たちや患者さんの笑顔です。食堂には折り紙などで飾り付けがされていてあらゆる壁には魚や花の写真が多く貼られていたりと患者さんが楽しく、自分らしく過ごせるように工夫も多くなされていました。ほかには週に一回開かれる「音楽療法」や毎日お昼に開かれる「喫茶」などがあります。これらの工夫はリハビリへの意欲向上にもつながるそうです。 今回の実習で「理学療法士になりたい」という気持ちが大きくなり、勉強をもっとしなければいけないとモチベーションが上がりました。それは私だけでなく実習に行ったみんながそうだと思います。 この経験を忘れず今後の勉学も頑張っていこうと思っています。 実習を受け入れてくださった病院のスタッフの皆様、本当にありがとうございました。 理学療法学科1回生 来海恵   看護医療学科1回生 私はこの実習で、様々な職種を知り、それぞれの専門性を理解することを目標としていました。各部門の見学をさせていただき、理学療法士や作業療法士、栄養士、薬剤師などの専門性や連携について学ぶことができたことで、目標が達成できたのではないかと感じます。そして私はこの見学から、1人の患者さんに対して多くの医療従事者が関わっていることを学びました。一方、多くの医療従事者が協働するからこそ、ミスを防ぐために何重にも確認を重ねているということも知り、病院全体で患者さんの安全・安楽を守っていることを学びました。 また、言語聴覚士さんの「小学校では“ひらがな”から習うので、どうしても“ひらがな”が1番わかりやすいと思いがちだけど、患者さんによっては漢字の方がわかりやすく感じる方もいる」という話を聞いて、思い込みで判断するのはよくないと感じ、この学びから今後は、科学的根拠に基づいた知識を意識して勉強していこうと思いました。 実習中に、患者さんとお話させていただく機会があり、患者さんの気持ちを知りたいと思った私が「入院生活はどうですか」と尋ねると患者さんは「95歳になって、もう家族も見舞いに来てくれなくなって、孤独です。看護師さんは忙しいから、こんなおじいちゃんには仕方ないけど、若い子には相手してあげてほしいですね。」とおっしゃいました。その言葉に私は頷くだけで何も答えられず、自分のコミュニケーションスキルの未熟さを実感しました。学びの発表で、「話せないから話さないのではなく、話せないからこそ積極的にコミュニケーションをとっていかなければならない」と言っている人がいて、学びの共有からとても大切なことを学ぶことができました。 実習を通して、現場の方々のように患者さん中心の医療をするためには、まだまだたくさんの勉強が必要であると感じました。今後勉強をしていく中で、コミュニケーションスキルを高め、病棟でお話していただいた患者さんにどのような言葉を返すのが適切であったのかを自分なりに見つけていきたいと思います。 看護医療学科1回生 蓮尾夏美   参加した学生さんたちは、「チーム医療ふれあい実習」でそれぞれ、いろいろな”気づき”があったと思います。この”気づき”をこれからの学生生活に生かしてほしいと願います。 看護医療学科 講師 小林 智子

2015.07.28

ヘルスチーム菜良による学食コラボランチメニューを提供!~健康栄養学科

旬の食材をたっぷり使ったさっぱりメニュー!   ヘルスチーム菜良※では、私たち学生が考えた献立を学食とコラボして販売しています。今年度第1弾は2015年7月24日、2回生が考案した夏野菜たっぷりメニューを販売いたしました。 ※ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成、食育・啓蒙・レシピ開発などに取り組んでいます。     7月に入り夏本番を迎えたこの時期、このランチを食べて夏バテを吹き飛ばせ!という願いを込めました。 そのメニューがこちらです。 ・チキンとアジの南蛮漬け ・オクラとえのきのかきたま汁 ・なすとズッキーニのナムル ・水ようかん   メインは酢を使ったさっぱり感のある南蛮漬けで、彩りの良い夏野菜をたっぷりと盛り、魚と肉の両方を使ったよくばりメニューにしていただきました。デザートには、涼しさを感じられるということで水ようかんを作ってくださることになりました。料理長の服部さんとの話し合いの後、販売されたメニューは、私たちの工夫点をそのまま活かしながら、想像していた以上によいものに仕上げてくださいました。     私たちは今年度初ということで、メンバーが決定してから販売日までの時間がかなり迫っており、限られた時間であったということと、メンバーのほとんどがこの活動に関しては未経験者で初めてなことばかりだったので、なかなかスムーズに活動が進まず大変なこともありました。しかし、食べていただいた皆さんからの「彩りがいい」「あっさりなのがいい」「ボリュームがあって良かった」「夏らしさが感じられた」「どれもおいしくて食がすすんだ」などの嬉しいお言葉をいただき、とてもやりがいを感じました。     またこのような機会があれば是非ともチャレンジしたいです!   そして、料理長の服部さん、学食スタッフの皆さん、ご指導していただいた浅野先生と助手の小西先生、アンケート回収に協力していただいた3回生の皆さんのおかげでこの日を迎えることができました。ありがとうございました。   次回は11月に1回生によるヘルシーメニューが販売されます! お楽しみに~! 健康栄養学科 2回生 阪井義英、竹本彩乃、津村あすか、仲井真由、中川風香、土師彩加、村岡美喜 文責:山本真央、横田綾乃、吉川衣梨香

2015.07.21

学生広報スタッフBlog vol.175~健康栄養学科の給食レポート♪

こんにちは( ^ω^ ) 学生広報スタッフ☆きーさんです♪   今回は「給食」のレポート!   健康栄養学科3回生は、前期に「給食経営管理論実習Ⅱ」という科目を履修します。   この科目は、シラバスによれば「安全でかつ栄養を充足し、喫食者(食事を食べる人)にとって満足度の高い給食を提供すると共に、管理栄養士に必要とされる企画・運営・管理能力が身についている」ことを授業目標としています。 実はこの授業で調理した給食は、学生や教職員も事前に申し込めば食べることが出来るんです(^^) 1食350円(定額)で、毎週木曜日に学生支援センターへ行き「給食申込表」に記入して申し込み、C棟1階(R棟側)にある給食経営管理実習室前で代金を支払います☆ ちなみに、1回につき100食限り!   ▲チラシには試作品の写真も掲載☆     ▲これが申込表                      ▲この部屋の前で販売です   今回、きーさんは、この写真にも写っている「疲れぶっとびsummer!!ランチ」を食べてきました♪♪   ▲おしながき。温かみのある手づくり感♪                   ▲さすが健康栄養学科!栄養価が詳細に書かれています   ▲健康栄養学科3回生の皆さんお疲れ様です(^^)             ▲これはおいしそう♪350円はとてもお得! ピリ辛で食欲も増進!とてもおいしく頂きました♪   実習食堂は教職員や学生で賑わっていましたが、まだまだこのシステムを知らない人もいるかもしれませんね。 きーさんも実は4年になるまで知りませんでした(笑) この記事を見た皆さん、是非申し込んでみてはいかがでしょうか(^^)   看護医療学科4回生 喜島一将