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人間環境デザイン学科
2008.12.11
奈良まちづくり~今井町~(人間環境デザイン学科3回生)
3回生の「測量実習」授業で、奈良県今井町の"今井まちや館"と"嘉雲亭"に実測調査を行いました。 1日目は、今井町まちづくりセンターにおられる杉村さんに、今井町の町並みを案内していただきました。"嘉雲亭""今井まちや館"での実測は、平面図・立面図・断面図・配置図を完成させることが目的です。実測をはじめて行うことにとまどいながらも、各自集中して家屋の構造をスケッチしました。 2日目はコンベックスや巻尺、箱尺などを使って、柱や梁、建具の寸法をはかり、前回描いたスケッチに記入しました。木構造についてわからない部分、自分の描いた図面が人に理解してもらえるかどうか、先生に聞いて図面ができあがってきました。 寒い中、1日約4時間半、2日間にわたって行った実測調査の図面は、次回の授業で平面図・立面図・断面図・配置図をすべて完成させる予定です。 木造住宅の構造や間取り、また、ディテールなどを観察することで、今後の設計課題にも十分役立てることを実感できた2日間でした。 今井町 (Wikipedia <http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8A%E4%BA%95%E7%94%BA>より一部抜粋) 古くは興福寺の荘園で、中世の環濠集落を母体として発展した町である。 室町時代後期に、浄土真宗称念寺を中心とする寺内町となり、東西南北の他、新町・今町の6町が成立した。 石山合戦の際には、石山本願寺について織田信長に反抗、環濠や土居、見通しを妨げる筋違いの道路等を築いて城塞都市となった。 1575年、織田信長に降伏してからは大阪湾に面する堺と並び称される自治都市として栄え、江戸時代には「大和の金は今井に七分」とも言われた。 *今井まちづくりセンター- 今井町町並み保存会の活動拠点。 *今井まちや館 -本町筋の中央部にある18世紀初期の町家。 保存復元工事の後、無料で一般公開している。 *嘉雲亭(かうんてい)- 江戸時代の民家を利用した民宿
2008.11.12
初チャレンジで奨励賞!!-「第1回家具デザインコンペ」(加藤ゼミ・木田さん)-
人間環境デザイン卒業研究・加藤ゼミでは、6名全員が「第1回家具デザインコンペティション」(*1)に応募しました。 その中で木田昌樹君が第1次選考を通過し、11月1日(土)東京青山遠藤照明ショールームにおける最終公開審査会に進みました。その結果、みごと奨励賞に輝きました。 おめでとうございます! 初めてのコンペ参加にもかかわらず、よくやりました。 伊東豊雄氏(*2)はじめ第一線でご活躍の審査員を前にして、かなり緊張したようですが、持ち前のガッツで素晴らしい結果を出しました。 他のゼミ生・かしまし娘二人(福島真美・山本満智子)も当日応援にかけつけたことも、彼に勇気を与えたと思います。 左から模型で説明をする木田君。伊東豊雄先生・藤江和子先生・真壁智治先生。 あこがれの伊東豊雄先生と。 会場風景 *1 第1回家具デザインコンペティション2008 新しい「商品」の創出を目的とし「あたらしい空間演出」のある家具提案を募集。「プロ部門」「ユース部門」「グループ部門」の3部門で構成され、受賞作品の中から量産化を支援する。 【主催】 株式会社遠藤照明 インテリア家具事業部 【募集作品】「新たな空間スタイルを生み出す家具」※チェア・スツール・テーブル・ソファに限定 【審査員】 伊東豊雄(建築家)・藤江和子(家具デザイナー)ほか 【URL】 http://www.endo-lighting.co.jp/kagu-competition 第1回家具デザインコンペティション2008 - コンペ情報|建築知識|X-Knowledge(エクスナレッジ) <http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/compe/2008/05/12008.html>より一部抜粋 *2 伊東豊雄氏 1941年生まれ。都立日比谷高校を経て、東京大学工学部を卒業後、菊竹清訓設計事務所に勤める。独立してアーバンロボット(現・伊東豊雄建築設計事務所)を設立し、現在に至る。多摩美術大学客員教授。国内での多数の受賞に加え、2006年には王立英国建築家協会よりゴールドメダルを受賞するなど、世界でも重要な建築家の一人とみなされつつある。 上の写真は 1986年横浜駅西口に作ったシンボルタワー兼地下街換気塔 『風の塔』 伊東豊雄 - Wikipedia <http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E6%9D%B1%E8%B1%8A%E9%9B%84>より一部抜粋
2008.10.30
不思議な構造物-舞洲工場見学-
ウィーンの芸術家であるフリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏によりデザインされた大阪市のごみ処理工場「舞洲工場」は不思議な構造物として知られている。 「自然との調和」をめざして、自然界に直線や同一物は存在しない、との視点から、窓や柱などの大きさ、形状ともに二つとないこだわり、また、「建築=自然を破壊する」という考えから、積極的に植林をするといった「建物と自然が融和したデザイン」を見学するとともに、ダイオキシン問題をはじめ環境への配慮、ゴミ焼却によるエネルギーを電力にリサイクルするなど、デザインのみならず環境問題についても考える環境とデザインの見学となった。 2008年10月17日 李プロゼミ 「舞洲工場見学」
2008.09.25
桜井市三輪駅前の看板を作りました!!―プロジェクト三井田ゼミ活動報告―
三輪では何年も前から地元の住民によるまちづくり活動が行われており、それに三井田ゼミの学生が参加してきました。 「みんなでつくろう三輪駅前広場」に参加しました。(2007年10月報告)はこちら 「みんなでつくろう三輪駅前広場」に参加しました。(2008年2月報告)はこちら 今回、長年の活動が認められ、その結果として三輪駅前の活性化のための看板がつくられることとなりました。看板のデザインも、三井田ゼミで考えました。 9月20日、三輪駅前の看板作りを行いました。 材料の木材は事前に加工されていましたが、その組み立てと基礎のコンクリートの流し込みを住民の皆さんと学生とで行いました。 みんなで頑張って組み立てています!! ついに完成!!みんなで記念撮影です。お疲れ様でした。
2008.09.22
学生たちの提案!具体化なるか?-「まちづくりプレゼンテーション」-人間環境デザイン学科3回生
9月19日 香芝市役所の皆さんの前で「まちづくりプレゼンテーション」を実施しました。 人間環境デザイン学科3回生の前期授業「ユニバーサルデザイン 環境」で取り組んだ課題から「かつらぎの道」と「高塚地区公園」のデザイン提案を行いました。香芝市の都市整備部および企画調整部から6名のご出席をいただきました。 提案内容は、「かつらぎの道」の照明計画やポケットパーク、ベンチ、樹木案内等のデザイン提案、「高塚地区公園」の遊具、ツリーハウス、鳥の巣箱コンペ案など学生の力作ばかりです。 学生たちは、緊張しながらも堂々と発表し、その後1時間ほどディスカッションを行いました。 香芝市と本学は包括協定を結び、相互の連携を約束しています。 今後は具体化にむけて取り組みを継続することを確認しました。
2008.09.10
鹿糞紙はむずかしい・・・!!―人間環境デザイン加藤卒業ゼミ 報告 その2―
人間環境デザイン学科の4回生(加藤ゼミ)が、卒業研究として取り組んでいる鹿糞紙の研究報告です。 鹿糞の乾燥も終え、鹿糞紙づくりに取り組みました。 ケナフを原料にしたものは全く問題がないのですが、鹿糞は意外と繊維質が少なく、うまくいきませんでした。 でんぷんのりともうまく混ざらずおよそ紙と呼べるものとはほど遠いものができあがりました。大失敗。 次からは原料全て鹿糞ではなく、ケナフと鹿糞を混合したもので再チャレンジしようと思っています。 ※ケナフ (Kenaf, Hibiscus cannabinus) は、アフリカ原産のアオイ科フヨウ属の植物、またこれから得られる繊維をいう。洋麻、アンバリ麻、ボンベイ麻ともいう。 wikipediaより http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%8A%E3%83%95
2008.09.04
卒業生メッセージ~住宅業界で活躍する先輩~【株式会社一条工務店】
人間環境デザイン2期生の中本源さんがキャリアセンターに顔を出してくれました。 営業として、そして新社会人として。苦労しながらも成長の日々を送っています。 今がスタートラインです。これからの活躍を期待しています! 【1】会社の概要と、仕事の内容 木造住宅メーカー、特に戸建免震住宅の実績は有名。 営業として、大学近くの住宅展示場に勤務しています。 土日はモデルハウスでの来客対応、平日は週末に来られたお客様へのフォローが中心です。お客様と話をすることが仕事なので、パンフレットを見ながら説明する練習をしています。話の内容は頭の中で決まっているのに、まだまだ思ったように話ができない自分がもどかしいです… 【2】就職活動を振り返って(頑張ったこと、苦労したことなど) 就職活動を始めた頃は、スーツを着て仕事をする姿なんて想像もつかず、気持ちが入りませんでした…しかし就職活動を通して本当に良い会社とめぐり合い、またいろいろな方と出会うことが出来ました。 就職活動をする前と比べて、自分自身が成長できたと実感しています! 【3】キャリアセンターと就職サポートについて 私がこのような就職活動ができたのも、キャリアセンターの伊藤先生のおかげでした。どんなことにも親身になって相談に乗って下さり、たくさんのアドバイスを頂きました。 キャリアセンターは、いつでもどんな相談にも乗って下さるところです! 【4】将来の夢や目標 将来の目標は一条工務店で売り上げ戸数が一番の営業マンになること! 入社前から心に決めており、必ず一番になってみせます! 【5】後輩へのメッセージ 畿央大学は一人ひとりの学生のことを考えて下さり、先生方が丁寧に指導して下さいます。これはマンモス校では出来ないことだと思います。 悩みや相談事は先生方に相談して充実した学生生活を送って下さい!
2008.08.07
3回生の建築設計の発表会が行われました!!~建築設計製図Ⅰ講評会~
7月29日(火)の昼より、人間環境デザイン学科3回生の建築設計(科目名:建築設計製図Ⅰ)の講評会が行われました。前期には木造住宅(構造も含めた)設計と、畿央大学付属図書館の2つの課題が出されていました。 図書館の敷地には、畿央大学生にはおなじみの大学南側にある高塚地区公園が設定されていました。 畿央大学前の高塚地区公園 住宅では、基本的に木構造を理解してもらうのが課題趣旨でしたので、デザインや間取りはシンプルなものが多かったですが、皆さん精密な模型を製作しています。 図書館は、公園の土地の起伏や自然をそのまま建築の中へうまく取り込んで活かした作品や大架構を使った作品などが見られました。 優秀作品は2回生と同じく、後期に学内で掲示する予定です。 皆さんお疲れ様でした!!
2008.08.07
2回生の住宅設計の発表会が行われました!!~住環境設計製図講評会~
7月31日(木)の10時から、丸一日をかけて、2回生の建築設計(科目名:住環境設計製図Ⅰ)の講評会が行われました。 前期には建築設計図の模写と、週末住宅、100㎡程度の戸建て住宅の3つの課題が出され、今回の発表会には週末住宅と戸建住宅が対象となっています。 敷地には、週末住宅では近隣の具体的な場所である馬見丘陵公園が設定されていました。 週末住宅では地下に埋めて夕陽を取り入れたり、キャンドルをモチーフにしたり、ツリーハウスにしたりと、個性的な作品がありました。 戸建て住宅では、樹木を敷地内に植えることが条件だったため、その木を活かした設計が見られました。 2回生はこの発表まで徹夜続きだったようです。 優秀作品は後期に学内で掲示する予定です。 皆さんお疲れ様でした!!
2008.08.04
高塚地区公園とかつらぎの道への提案を題材に発表会を行いました!!~ユニバーサルデザイン(環境) 講評会~
7月25(金)にユニバーサルデザイン(環境)の発表会を行いました。 ユニバーサルデザインとは、障害者・高齢者・健常者の区別なしにすべての人が使いやすいように製品・建物・環境などをデザインすることで、1974年アメリカのメースによって提唱された概念です。 シャンプーの容器や消しゴムのような日用品から多機能トイレといったものまで、様々なところでこの概念は使われています。 今回の発表会は研究授業の一環としても全学に公開されていました。 公開授業ということで、参加者・学生も含め、発表者・グループに投票を行いました。 発表前。みなさん緊張気味です。 (さらに…)
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