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イベントレポート
2024.10.04
【快挙】挑戦と革新:第22回日本神経理学療法学会学術大会での輝かしい成果を収めました!
最優秀賞を含む各賞に本学関係者が受賞! 2024年9月28日、29日に開催された第22回日本神経理学療法学会学術大会が2,100名以上の参加者を集め、大きな成功を収めて閉幕しました。本学関係者の活躍が光る素晴らしい大会となりましたので、その成果をご報告いたします。 大学院修了者ならびに在学生の輝かしい受賞 本学大学院健康科学研究科の修了生および在学生が、666演題の中から、見事に受賞の栄誉を手にしました。 最優秀賞(1名) 宮脇 裕 氏(国立研究開発法人 産業技術総合研究所 人間拡張研究センター、畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター;2021年3月本学大学院博士後期課程修了、森岡周研究室) 演題名:運動主体感の減少が脳卒中後の上肢使用量にもたらす影響とは? 優秀賞(3名のうち2名) 藤井 慎太郎 氏(西大和リハビリテーション病院;2024年9月本学大学院博士後期課程修了、森岡周研究室)※写真向かって左から2人目 演題名:パーキンソン病患者における歩行障害の特徴―重心追尾型歩行計測システムを用いた運動学的特徴に着目して― 三枝 信吾 氏(東海大学文明研究所、畿央大学大学院博士後期課程在籍、森岡周研究室)※写真向かって一番右 演題名:回復期脳卒中患者はなぜ歩行を重要と認識しているか―半構造化インタビュー法を用いた質的研究― 奨励賞(5名のうち2名) 奥田 悠太 氏(公益財団法人脳血管研究所美原記念病院;2023年3月本学大学院修士課程修了、岡田洋平研究室)※写真向かって左から2番目 演題名:脊髄小脳変性症患者の歩行中における転倒発生状況の検討 赤口 諒 氏(摂南総合病院;2024年9月本学大学院博士後期課程修了、森岡周研究室)※写真向かって一番左 演題名:脳卒中症例の物体把持動作の特徴-予測制御の成否と過剰出力・動作不安定性との関連に着目して これらの受賞は、本学の教育・研究プログラムの質の高さを示すとともに、修了生たちの継続的な努力と成長を表しています。 セレクション演題選出者 博士後期課程(森岡周研究室)に在籍中の乾 康浩 氏と立石 貴樹 氏(武蔵ヶ丘病院;2024年3月本学大学院修士課程修了)は、惜しくも受賞には至りませんでしたが、666演題の中から25題しか選ばれないセレクション演題に選出されたことは、大きな評価に値します。特筆すべきは、乾氏が2年連続でこの選出を受けたことです。 新たな研究の潮流 今大会では、最優秀賞に「脳卒中後片麻痺患者の身体性(運動主体感)の変容」に関する研究が、優秀賞に「脳卒中後片麻痺患者の主観的意識経験に関する質的研究」が選ばれました。これは、【新学術領域研究】および【CREST研究】から進展している神経理学療法学の分野の新たな方向性を模索していることを示唆しています。 未来への展望 本学では、これらの最新の研究動向を踏まえ、より革新的かつ包括的な理学療法教育・研究を目指してまいります。学生の皆さんには、この分野の無限の可能性に挑戦し、自らの「粘り」で、こうした先輩たちに続くように、新たな知見を切り開いていってほしいと思います。 最後に、今回の成果を支えてくださった全ての関係者の皆様に心からの感謝を申し上げます。皆様の継続的なサポートが、本学の研究者たちを大きく後押ししています。 今後も本学は、理学療法学、ならびに世界の科学の発展に寄与し、社会に貢献できる人材の育成に全力を尽くしてまいります。高校生の皆さん、現場で働いている皆さん、研究者の皆さん、ぜひ本学の取り組みにご注目ください。 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター長 森岡 周 関連記事 森岡研究室の同門会に院生・修了生49名が参加!~健康科学研究科 本学にて第33回奈良県理学療法士学会が開催されました。~健康科学研究科・理学療法学科 第28回 日本ペインリハビリテーション学会 学術大会で大学院生が一般口述演題奨励賞を受賞しました!~健康科学研究科 【快挙】大学院生の研究において、脳卒中患者の物体把持の測定における新しいアプローチを開発しました。 【学生×実習先インタビュー】実習での症例を基にした卒業研究が国際誌に!vol.2~岩佐さん×赤口さん 【学生×実習先インタビュー】実習での症例を基にした卒業研究が国際誌に!vol.1~淡路さん×渕上さん 健康科学研究科の記事 理学療法学科の記事
2024.10.01
「アルツハイマーデー」啓発活動報告~看護実践研究センター 認知症ケア部門
1回生の有志学生10名が「超高齢社会に向けて、私たちにできること」をテーマにして「より多くの人に認知症のことを正しく理解してもらいたい」という願いで今回のイベントをアルツハイマーデーである9月21日(土)に合わせて、大学の近隣であるエコール・マミでイベントを行いました。 アルツハイマーデーとは 世界アルツハイマーデーは、1994年に国際アルツハイマー病協会(ADI)と世界保健機構(WHO)によって制定されました。この日は、アルツハイマー病やその他の認知症に対する認識を高め、患者やその家族に対する支援と希望を提供することを目的としました。 9月は「アルツハイマー月間」として、認知症に対する理解を深め、支援の輪を広げることを目指されています。我が国においても、本年1月1日に「認知症基本法」が施行され、9月は「認知症月間」、9月21日が「認知症の日」と定められました。 イベントの様子 ● イベントでは、掲示や展示物、脳トレコーナー、カフェコーナー、スーパーボールすくい、手作り輪投げなど多彩なアクティビティが用意されました。学生たちは、積極的に来場者に声をかけ、最高の笑顔でスムーズに対応をし、頑張ってくれました。 ● 「認知症について知りたいと思ってきました」「脳トレをやってみたい」などと認知症に関心のある方以外にも、「アルツハイマーデー」を知らなかったという方が、学生のポスターに関心をもってくれていました。 ● 参加者の方に「アルツハイマーデーを知っていますか」と聞いてみました。ご協力頂きました参加者の方に年代を選んで頂きご回答願いました(紫:0~10代 黄:20~40代 青:50~60代 黄緑:70~80代 ピンク:90代~)。 今回のイベントをきっかけに、周知されていくことを願いたいと思います。 今回のイベントを通じて、認知症に対する理解が深まり、皆さんが大切な家族や友人と認知症について話し合うきっかけになれば幸いです。ご参加いただいた皆様、そしてご協力いただいた全ての方々、エコール・マミの担当の方々には場所を提供しただき、心から感謝申し上げます。これからも共に、認知症に対する理解と支援の輪を広げていきましょう。 看護医療学科 助教 伊藤千春 関連記事 「認知症の人と家族の交流会 in KIO」を開催!~看護実践研究センター認知症ケア部門| 「障がい児の愛着形成支援」について研修会を開催!~看護実践研究センター プロジェクト研究成果発表会を開催しました!~看護実践研究センター 認知症予防講座「歌って、笑って若返り」を開催しました~看護実践研究センター認知症ケア部門 看護実践研究センター認知症ケア部門主催「高齢者看護・ケアに活かすホリスティック・ナーシング」講演会を開催しました。 看護実践研究センター第9回研修会「地域共生社会の実現に向けて~様々な在留資格による外国人介護職受け入れの現状と課題~」を開催しました。
2024.09.30
次世代教育センター主催「プレゼンテーション力養成講座~パワポで表現する自分の未来予想図~」を開催!
2024年9月18日(水)に、次世代教育センタープログラム「プレゼンテーション力養成講座~パワポで表現する自分の未来予想図~」を開催しました(対象:全学年)。昨年度も本講座は開催しましたが、今年度は同日午前中に行った「コミュニケーション力養成講座」の講師の先生に引き続きご担当いただきました。午前中の講座から引き続き参加の受講生が大半となり、早速学んだスキルをさらに深め、高めようと意欲的に取り組む姿が見られました。 ※次世代教育センターは2021年4月、次世代社会のニーズに応えられる幅広い教養を身につけた人材の育成を目的として開設されました。毎年度、様々なテーマを取り上げた講座を実施しています。 受講生は、「社会人になった時にプレゼンテーション力が必要になると思うから」「午前中の講座と同日開催のため一気に学ぶことができるから」等、それぞれの思いのもと本講座を受講していました。 次世代教育センターでは、社会に出てからも必要となるスキルを在学中から身に付け伸ばしていける講座を準備しており、今回はその中でも「自己発信力」を高めることを目的としています。「発信力」は社会人基礎力の能力要素の一つですが、本講座では、「主体性」「創造力」「発信力」も鍛えることができる内容となっています。 ▼ プレゼンテーションを『より効果的にする』ためのPowerPointについても学びました。 これまでの自分の人生(過去)を振り返り、これからの自分の人生(未来)を想像し、今(現在)を見つめるワークを行いました。自分の経験を棚卸しする作業は決して簡単なことではありませんが、今回のように講座を通してみんなで取り組むことで、質問をその場で解決しながら進めることもできます。講座を活用して自分のスキルを高めていけるのが、次世代教育センターの講座の大きなメリットの一つです。 ▼ レジュメに沿って、効果的な自己PRのストーリー作りにも取り組みました。 受講生の声 プレゼンテーションを『より効果的にする』ためのPowerPointについても学びました。 PowerPointは、あくまで内容を相手に伝えるための補助的なものであることを知りました。 少人数で先生との心理的な距離も近く、楽しく講義を受けることができました。 2024年度 次世代教育センター プログラムスケジュール 畿央大学 次世代教育センター 次世代教育センター 関連記事 次世代教育センター主催:「コミュニケーション力養成講座~一生ものの自己紹介で自己発信力を高めよう~」を開催! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~基本編~」を開催! 次世代教育センター主催「近未来テクノロジーの生かし方」を開催! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~応用編~」を開催! 次世代教育センター主催「文章読解・作成能力検定講座」を開催しました! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~基本編~」を開催!(今年度3回目) 次世代教育センター主催「プレゼンテーション力養成講座~PowerPointの活用~」を開催! 次世代教育センター主催「コミュニケーション力養成講座~相手に伝わる発信力強化~」を開催!
2024.09.30
次世代教育センター主催「コミュニケーション力養成講座~一生ものの自己紹介で自己発信力を高めよう~」を開催!
2024年9月18日(水)に、次世代教育センタープログラム「コミュニケーション力養成講座~一生ものの自己紹介で自己発信力を高めよう~」を開催しました(対象:全学年)。今年度の参加者は1・2回生が中心の低回生のみとなり、人前で話したり分かりやすく話したりすることに苦手意識を感じながらも早くから克服していこうと、とても前向きな気持ちで受講していました。 ※次世代教育センターは2021年4月、次世代社会のニーズに応えられる幅広い教養を身につけた人材の育成を目的として開設されました。毎年度、様々なテーマを取り上げた講座を実施しています。 1回生前期必修科目「キャリア入門セミナー」でもお世話になっている、一般社団法人 KYOENの林田先生・足立先生を講師にお招きしました。当日は、畿央生に向けたオリジナルプログラムでご講義をいただき、インプット(知識の修得)とアウトプット(グループワークによる実践)を組み合わせ、スキルの向上をめざしました。 「コミュニケーション力」と言っても幅広い能力が必要となりますが、今回はその中でも「自己発信力」を高めることを目的としています。「発信力」は社会人基礎力の能力要素の一つですが、本講座では、「主体性」「傾聴力」「課題発見力」も鍛えることができる内容となっています。 アイスブレイクとして、まずはテーマに沿って一人ひとりが短い自己紹介を行いました。話し手の伝える力だけでなく、聴き手の「聴く力」の重要性も学ぶことで、自然と受講生の皆さんによって話しやすい雰囲気が作られていきました。 ▼ 学んだ知識をもとに、自分のストーリーのシナリオを作っていきました。 印象に残る自己紹介のシナリオ作りのために、過去・現在・未来と自分のことを振り返るワークを行いました。自分のことを改めて振り返ることで、皆さんいろいろなことを思い出しており、とても真剣に集中して取り組んでいました。 『座学による知識のインプット』『グループワークによる参加者同士でのアウトプットやフィードバック』を講座内で繰り返すことで、自分の伝えたいことを分かりやすく相手に届けていくためのポイントを実感し掴んでいました。 受講生からの声 何が足りていなかったのか自己分析ができました。 決して難しいワークではなく、貴重な学びが得られました。 初めて習うことが多く、実際にその場で体験して理解することができました。 次世代教育センターでは、今後も学生の皆さんにとって役立つスキルを磨いていける講座を企画していきます。多くの皆さんからの参加をお待ちしています!今回参加いただいた皆さん、ありがとうございました! 本年度 次世代教育センター プログラムスケジュール 畿央大学 次世代教育センター 次世代教育センター 関連記事 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~基本編~」を開催! 次世代教育センター主催「近未来テクノロジーの生かし方」を開催! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~応用編~」を開催! 次世代教育センター主催「文章読解・作成能力検定講座」を開催しました! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~基本編~」を開催!(今年度3回目) 次世代教育センター主催「プレゼンテーション力養成講座~PowerPointの活用~」を開催! 次世代教育センター主催「コミュニケーション力養成講座~相手に伝わる発信力強化~」を開催!
2024.09.25
次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~基本編~」を開催!
※次世代教育センターは2021年4月、次世代社会のニーズに応えられる幅広い教養を身につけた人材の育成を目的として開設されました。毎年度、様々なテーマを取り上げた講座を実施しています。 2024年9月19日(木)に、次世代教育センタープログラム「Excelスキルアップ講座~基本編~」を開催しました(対象:2回生以上)。 本講座は4月5日(金)に開催した内容と同じではありますが、学生の皆さんの都合の良いタイミングで参加できるようにと、複数回開催しています。本講座はこれまで2年間開催しており、すでに約70名の畿央生の皆さんが受講してくれています。 ▼2024年度 次世代教育センタープログラム 1回生必修科目「情報処理演習Ⅰ・Ⅱ」を担当している福森貢教授(次世代教育センター長)の指導により、「知っておくと便利なExcelの活用」について学びました。 「就職してからExcelを使うことが多いと先輩から聞いたから」「Excelは大事と聞いたけど、理解できていないことが多いから」等、それぞれの思いのもと、社会に出るまでの残りの大学生活を有効に使っていきたいと、4回生が参加してくれました。 レジュメを参考にして、Excelの基本的な関数の使い方を思い出していきました。自分のペースで焦らず取り組めるので、皆さん安心した雰囲気の中で課題に向き合っていました。 気になることはその場で質問し、解決できるのが本講座の良さです。学んだことが「使えるスキル」として定着していきます。 本講座では、MOS(Microsoft Office Specialist)資格試験で出題される中でも、特に苦手意識が強い分野を集中的に解説しています。本講座の受講後は、「MOS資格対策講座」や「Excelスキルアップ講座~応用編~」にチャレンジする等、さらにスキルを高め伸ばしていくための講座を準備しています。今回学んだことをきっかけにExcelへの苦手意識を払拭し、社会に出てからも使えるスキルとして活用していってもらえることを期待しています。 次世代教育センターでは、社会から求められているスキルを在学中から磨き、卒業後も社会で活躍していくことができるよう畿央生の皆さんを応援しています。今後も多くの皆さんからの参加をお待ちしています!今回参加いただいた皆さん、ありがとうございました! 畿央大学 次世代教育センター 次世代教育センター 関連記事 次世代教育センター主催「近未来テクノロジーの生かし方」を開催! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~応用編~」を開催! 次世代教育センター主催「文章読解・作成能力検定講座」を開催しました! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~基本編~」を開催!(今年度3回目) 次世代教育センター主催「プレゼンテーション力養成講座~PowerPointの活用~」を開催! 次世代教育センター主催「コミュニケーション力養成講座~相手に伝わる発信力強化~」を開催!
2024.09.22
SECOND STAGE SPRING GAMES 2024 -WEST- に出場しました!!~ 男子バスケットボール部【LOOSE】~
こんにちは!男子バスケットボール部「LOOSE」マネージャー現代教育学科3回生の太田 遥陽です。私たち男子バスケットボール部は令和6年6月21日(金)~6月23日(日)に開催されたSECOND STAGE SPRING GAMES 2024 -WEST-に20名で参加してきました!! 1・2・3回生での初めての遠征でした!試合はLOOSE Aと LOOSE B の2チームに分かれて参加しました!久しぶりの合宿ということもあり、選手もマネージャーも楽しんで試合に参加したり、応援したりしている姿が見られました! 3日目のトーナメント戦では決勝はLOOSE同士での試合となりました!最後まで接戦な試合にベンチで応援していたマネージャーや選手も大盛り上がり✨ 結果はLOOSE A が勝ちましたが、最後まで全員が楽しめるセカステになりました! 次のセカステに向けて、すでに楽しみな様子の部員の姿が帰りの車でもみられました! 部員の皆さん、お疲れさまでした!! 現代教育学科 3回生 太田 遥陽 関連記事 SS SPRING GAMES 2024 Bトーナメント優勝!~ 女子バスケットボール部LOOSE ビーチラグビー白浜大会2024に参加しました!~ビーチラグビー部「Unlache」 石川県輪島市でのボランティアレポート!~災害復興ボランティア部HOPEFUL 第36回フィンスイミング日本選手権大会に出場しました!~水泳部 エリシオン真美ケ丘・エリシオン真美ケ丘アネックス「ひまわりカフェ」4月活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 1200のバンドが集結!アカペラサークルライブ「50Fes2024」に出演~アカペラ部ADVANCE#
2024.09.03
今年度3回目!畿央大学×ならコープ『こども寺子屋』を開催しました!
畿央大学とならコープが子どもの居場所づくりに取り組むコラボ企画第4弾『こども寺子屋』が、2024年8月23日(金)にならコープ真美ケ丘店で開催されました。5月17日(金)、6月21日(金)に引き続き今年度3回目の開催となります。参加した現代教育学科1回生によるレポートです! 今回は地元の小学生9名と畿央大学現代教育学科1・2・3回生10名(学校教育コース6名、幼児教育コース1名、英語教育コース2名、保健教育コース1名)が参加しました。小学生1人に対して、大学生も1人ずつ接することができ、とても打ち解けやすい環境になりました。 今回は、宿題をする合間に1階のならコープ店舗内で館内放送イベントを実施しました。放送では、小学生が考える『ならコープのおすすめ商品』を紹介しました。学生のサポートのもと、自分たちで原稿を考えアナウンスしました。 子どもたちの中には、学年をまたいで3人で一緒に放送をするグループがあったり、中学年の子が低学年が読む原稿にふりがなをつけてあげている場面もありました。自分たちで原稿を考え、実際に普段行くスーパーで放送するという体験は、今までにない達成感を感じられ、小学生のみなさんにとって貴重な体験になったと思います。 『こども寺子屋』という企画は、「子どもの居場所づくり」と「保護者の負担軽減」を目的とした取り組みです。そして教職をめざす私たち学生にとっては、小学生とかかわることができる貴重な機会です。教えることの難しさを感じるとともに、改めて教師になって子どもたちとかかわりたいという思いが強くなりました。また今後の活動を通して子供たちとの関わりをさらに増やしていきたいです。 現代教育学科 1回生 川副 心結 関連記事 6/21(金)ならコープとのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! 【小学生対象】畿央大学×ならコープ「こども寺子屋」を8/23(金)に開催します。 ならコープとのコラボ「らくらくお料理パック」第1回試作会を開催!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 学生考案のメニューがならコープらくらくお料理パックに新登場!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良
2024.08.25
SS SPRING GAMES 2024 Bトーナメント優勝!~ 女子バスケットボール部LOOSE
こんにちは!女子バスケットボール部 LOOSEです! 私たちは6/22~6/23に㈱セカンドステージが主催する「SS SPRING GAMES 2024」に参加しました!セカステは年に数回開催されるバスケットボールの大会です。 初日に2試合行い、その結果によってA,B,Cトーナメントに振り分けられ、2日目に2試合行い、優勝を決めるものです。私たちLOOSEは3勝1敗でBトーナメント優勝という結果を残せました! 試合後メタセコイア並木を観光したり、みんなで温泉に入ったりとても楽しい二日間を過ごせました。 今後は公式戦や秋のセカステもあるため、練習を頑張りたいと思います!応援よろしくお願いします! 女子バスケットボール部 理学療法学科 3回生 菅野 愛子 関連記事 ビーチラグビー白浜大会2024に参加しました!~ビーチラグビー部「Unlache」 ラジオ「FMヤマト」で、4大学対抗ピザバトルを紹介!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 「4大学対抗ピザバトル」に出場しました!&サンプーペーで販売します~ 健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 石川県輪島市でのボランティアレポート!~災害復興ボランティア部HOPEFUL 第36回フィンスイミング日本選手権大会に出場しました!~水泳部 エリシオン真美ケ丘・エリシオン真美ケ丘アネックス「ひまわりカフェ」4月活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 1200のバンドが集結!アカペラサークルライブ「50Fes2024」に出演~アカペラ部ADVANCE# 第20回フィンスイミング日本学生選手権大会に出場! ~水泳部
2024.08.19
【プロジェクトゼミって何するの?⑬】「インターカレッジフォーラム2024 in 奈良きたまち」vol.4 ~人間環境デザイン学科 三井田ゼミ
人間環境デザイン学科では2回生後期から3回生の1年半の間、少人数のゼミにわかれて活動を行う科目「プロジェクトゼミ」があります。「プロジェクトゼミ」では、建築、インテリア、アパレルのコースに準じた様々な地域課題の発見と解決に取り組んでいます。このブログでは、各ゼミの取り組みを紹介し、卒業研究や就職に活かせる実践力を学生がどのように身につけることができるかをご紹介します。 2024年8月9日(金)、4月からご紹介してきた「インターカレッジフォーラム2024in奈良きたまち 」に向けたゼミ生達の取り組みも、いよいよ成果発表会当日を迎えました。 ▶インターカレッジフォーラム2024 in奈良きたまち 過去ブログ vol.1 vol.2 vol.3 インターカレッジフォーラム2024 in 奈良きたまちについて 奈良市の旧市街地である「奈良町」の北側、近鉄奈良駅より北の「きたまち」を対象に、畿央大学、同志社女子大学、奈良学園大学、奈良県立大学の学生や教員、地元まちづくり団体や地域住民、行政が関わりながら、まち歩きを実施し、地域に入って調査を行い、地域課題に取り組む課題解決型のプログラムです。4年目を迎えた今年度は『実現できること』を視野に入れた提案が求められています。 いよいよ本番! 畿央大学からは三井田ゼミ2チームと清水ゼミの計3チームが参加しました。会場は近鉄奈良駅からほど近い奈良公園バスターミナル内にあるレクチャーホール。会場では既に到着していたゼミ生達が緊張の面持ちでロビーに集まっています。 ▼ホールの外は、開放感のあるロビー 開会に先立ち、三井田先生が審査員や聴講に来られた方たちに向かって「ご自分のお孫さんお子さんが発表していると思って聴いてください。」と、また学生達には「会場の皆さんが味方だと思って発表しましょう。」と挨拶され、学生たちの緊張を解きほぐしていました。 清水ゼミ:「きたまちでくらそう」の発表 トップバッターは畿央大学の『きたまちづくり』グループ(清水ゼミ)です。タイトルは「きたまちでくらそう」。奈良公園内にある奈良市立鼓阪小学校の統廃合問題や空き家といった課題に触れ、子育て世代をきたまちエリアに呼び込むことを考えました。 実際に移住するつもりで情報収集をしたときに気が付いたのが、自治会の取り組みやまちの古いしきたりといった公的機関が発信しない情報があること。これらの暮らしに必要な情報を集めた冊子を発行し、移住者のミスマッチ防止に繋げます。更には地域住民の方たちと小学校区ごとの冊子を作成し、ホームページやインスタグラムでの発信も提案しました。試作の冊子には移住者に寄り添った情報がたくさん詰まっています。ぜひ実現してほしいですね。 他大学の発表の様子 同志社女子大学、奈良学園大学、奈良県立大学の発表も非常に熱の入ったものでした。 三井田ゼミ Aチーム:「奈良きたまちの歴史資産の魅力再発見」の発表 いよいよ三井田ゼミの出番です。『みんなで守るまちの資産』グループ(三井田ゼミAチーム)の発表が始まりました。タイトルは「奈良きたまちの歴史資産の魅力再発見」です。 Aチームの提案は歴史あるきたまちエリアにたくさん点在する名所の知名度向上です。そういえば、Aチームは今日のために何やら細かい作業を続けていましたが… 本邦初公開!旧鍋屋交番のペーパークラフト模型です。 現在「きたまちの顔」として観光案内所となった建物を1/50サイズのペーパークラフト模型にし、実際に案内所で販売します。手に取った人が持ち帰って模型を組み立てることで楽しんでもらい、完成品を飾ることできたまちで過ごした時間を思い出してほしいという思いが込められています。ちなみに希望販売価格は1,000円(税込)だそうです。この他にも旧奈良監獄の模型があり、ゼミ生は前日の夜、学校が閉まるまで作業をしていました。ぜひ観光案内所での販売を実現してもらいましょう。 三井田ゼミ Bチーム:「路地裏の魅力」の発表 三井田ゼミBチームは『路地裏物語』グループとして発表しました。タイトルは「路地裏の魅力」です。こちらも前日にやっと完成した紙芝居を披露します。 Bチームが取り上げたのは4月の「まち歩き」の際に触れたきたまちの人々の優しさと「路地裏」でした。生活の場でありながらつい入ってみたくなるような独特の魅力、子どもの遊び場などコミュニティ形成の役割を持つ路地裏。Bチームはそこに住む人達の体験談を元に紙芝居を作成し、介護施設や保育所での活用を提案しました。 紙芝居はストーリー仕立てで最後にはクスッと笑える内容です。実現したらぜひ読んでみてくださいね。 ポスターセッションの様子 全ての発表が終了し、ロビーでのポスターセッションが始まりました。学生達には晴れやかな笑顔が戻っています。ポスター前には発表を聞いて興味を持った方たちが学生に話しかけます。大学の枠をこえた交流も多く見られました。 審査発表! 清水ゼミ『きたまちづくり』グループは鼓阪地区自治連合会賞を、三井田ゼミAチーム『みんなで守るまちの資産』グループはなべかつ賞を、三井田ゼミBチーム『路地裏物語』はきたまちコンセント賞を受賞しました。 最優秀賞は逃しましたが、どのグループも着眼点や今後の実用性、どの世代にも親しみやすいツールを活用したこと等、高い評価をいただきました。 発表を終えた畿央生に感想を聞いてみました! 他大学のプレゼン発表を聞くことがあまりない中、インカレのように他大学の発表を聞けてとても勉強になりました。 役割分担や準備計画の難しさを特に感じました。締め切りの前日までギリギリ残って作業をしていてしんどくも楽しさを感じました。 今回は地域の人々がお客様という形を想定して、提案することが出来たので、就職してからの提案力に繋がるのではないかと感じた。また、その後の懇親会において、より仲を深めることが出来た。そのような集まりは苦手なので初めはとても緊張していましたが、時間が経つと共に、楽しく過ごせたので、色んな世代の方との交流をもっと大事にしていかないといけないなと感じた。 約4か月のプロジェクトを通して、ゼミ生達は仲間との連携や協働に必要なコミュニケーション能力、主体性、問題解決を図る能力を身に付けることができたと実感していました。参加した皆さん、本当におつかれさまでした! プロゼミ紹介プロジェクト 関連記事 ▶プロジェクトゼミについての過去のブログはこちら ▼インターカレッジフォーラム 奈良きたまち について 地域住民と4大学が参加!「インターカレッジフォーラム2024 in 奈良きたまち」を開催します!~人間環境デザイン学科 【プロジェクトゼミって何するの?④】4大学合同で「奈良きたまち」の地域課題に取り組む!~人間環境デザイン学科 三井田ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?⑩】 「インターカレッジフォーラム2024 in 奈良きたまち」vol.3 ~人間環境デザイン学科 三井田ゼミ ▼人間環境デザイン学科 過去の記事 【現代教育学科×人間環境デザイン学科】畿央大学付属広陵こども園の園児のために椅子を製作! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.6~学内報告会を開催! 河合町佐味田地区「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の制作活動~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 本学教員が日本繊維製品消費科学会にて「ポスターベスト発表賞」を受賞しました!~人間環境デザイン学科 学生が竹テント制作で関わった明日香スタンドが「場を生むデザイン賞」最優秀賞に選出!~人間環境デザイン学科 陳ゼミ
2024.08.17
「若者とともに超高齢化社会を考える」 in森ノ宮医療大学 ~看護医療学科「認知症ケア論」vol.4
看護医療学科では1・2回生の選択科目として「認知症ケア論」があります。「認知症」に対する理解を深め、学生が社会の一員として正しい知識を備え、主体的に行動していく基盤を作ることが目的で、1回生の18名が受講しています。 2024年7月13日(土)、認知症ケア論の最終授業では、大阪市住之江区にある森ノ宮医療大学で開催されたシンポジウム「「若者とともに超高齢社会を考える」に参加し、履修者18名全員でプレゼンテーションを行いました。 森ノ宮医療大学に初めて行く人たちも多く、駅から大学まで少し迷ってしまいましたが、無事に全員でたどり着くことができました。とてもきれいな施設で充実しており、驚きました。 森ノ宮医療大学の先生方や学生たちに初めて会い、発表する場所もいつもの大学とは全く違う光景だったためかなり緊張しました。しかし事前に会場でリハーサルができたことで、本番は安心して発表を行うことができました。 いよいよ本番! 森ノ宮医療大学の学生や先生の発表を聞き、学生の発表では、会場にお越しいただいた地域の高齢者の方々と共にスリーA体操(コグニサイズ)を行いました。 次に畿央大学の4回生大久保 翼さんの発表を聞きました。 大久保さんは3年間、大学の認知症ケアサークル(Orange Project)を通して学んだ自身の思いを発表されました。サークルに入り、色々な人達とつながりをもち交流することで視野が広がり、今後も自分たちが出来る活動を継続していくことの大切さを述べられていました。 いよいよ私たちの出番です。 「超高齢社会に向けて私たちができること」をテーマに、認知症カフェや認知症サポーターに着目して、認知症ケア論を通して学びや感じたことを全員で発表しました。私たちは、認知症ケア論を通して、現状の課題として①認知症を正しく理解していない人が多い、②制度が当事者にとって充実したものではないことがあると考えました。 その改善策としては、認知症の正しい知識、さまざまな制度の内容を把握し、自分の周囲の人に伝える。本人が「どのように生きていきたいか」を支援することが大切だと考えました。 他にも認知症ケア論を担当されている本学の室谷 牧子准教授や森ノ宮医療大学の外村 昌子教授の講話がありました。 外村先生からは「タッチケア」を教えていただき、地域の皆さんや学生同士でハンドマッサージを行い、癒やしやコミュニケーションの技を体験しました。 シンポジウムは大変充実した時間となり、それぞれに良い学びの機会となりました。最後にみんなで集合写真を撮り閉会しました。 今回で、認知症ケア論の授業が終了しました。認知症カフェの見学や「きずなや 」のフィールドワーク、そして今回の森ノ宮医療大学との交流などを通してたくさんのことを学びました。これからは、講義での学びや考え方を大切にし、「年齢を理由に諦めざるを得ない社会ではなく、どの年齢でも自分がしたいと思うことに挑戦できる社会を作っていきたい」と思います。 看護医療学科 1回生 安田 紗那 脇阪 香蓮 関連記事 ▼「認知症ケア論」についての関連記事 フレンドリーをめざす「認知症ケア論」のご紹介!~看護医療学科 外部講師による講義「若年性認知症の理解とその支援の実際」~看護医療学科「認知症ケア論」vol.2 「当事者主体で環境改善を目指す!」フィールドワークで学びを深めました~看護医療学科「認知症ケア論」vol.3 ▼「看護医療学科」についての関連記事 「認知症の人と家族の交流会 in KIO」を開催!~看護実践研究センター認知症ケア部門 「死のシミュレーション体験」から学ぶ終末期ケア~看護医療学科「終末期ケア論」vol.5 外部講師から学ぶ「薬害の実情」と「患者の人権」~看護医療学科「保健医療福祉システム論Ⅰ」 緩和ケア病棟の実際―病院インターンシップ実習を経験した上級生とのディスカッション~看護医療学科「終末期ケア論」vol.4 前期の最後は高齢者疑似体験!~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」vol.4
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