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人間環境デザイン学科

2012.06.26

今井町のまちづくり見学会へ行ってきました!! 人間環境デザイン学科

~景観・まちづくり演習~ 6月16日(土)、景観・まちづくり演習の一環として、人間環境デザイン学科1回生が、今井町に見学会に行ってきました!!今井町は、奈良県橿原市にある町です。中世戦国時代の町並みが残ることで知られ、世界的にも注目されています。 ▼まず、今井まちなみ交流センター「華甍」で、今井町の歴史についての講義がありました。 ▼次に町並み散策。雨の中でしたが、みんな熱心にメモや写真を撮っています。 ▼華甍の中にある町並み模型も解説を交えてもらいながら見学しました。 案内していただいた上田琢也さん、米村博昭さん、ありがとうございました!! 景観・まちづくり演習の課題テーマとしては今井町が最終です。 今回も班毎に分かれて、引き続き演習がんばってください!!

2012.06.22

中之島建築見学会に行ってきました~人間環境デザイン 藤井ゼミ~

6月14日(木)に、人間環境デザイン学科 藤井卒業研究ゼミ・プロジェクトゼミの3回生・4回生合同で大阪中之島へと建築見学に行ってきました。 中之島は堂島川と土佐堀川で挟まれた中洲で、交通の便が良かったことから古くから商業文化の中心として栄えていました。現在でも、大阪市内有数の大正・明治期の近代建築があつまった場所として有名です。 当日は天気にも恵まれ、絶好の建築見学日和となりました☆ ▼最近ニュースにもなった、大阪府立中之島図書館。 ▼ゼミ生のほとんどが、奈良県内在住で、大阪に出てくることはめったにありません。 ▼中之島の顔でもある、中之島公会堂で。 ▼内部も見学。 ▼日本銀行大阪支店です。 (さらに…)

2012.06.20

木造軸組の課題の講評会を行いました!!(人間環境デザイン学科)

~建築設計製図Ⅰ~ 人間環境デザイン学科3回生【建築・まちづくりコース】では、毎年課題として、「木造軸組住宅の設計」が出されます。 建築まちづくりコースの学生にとっては登竜門とも言えるこの課題。 毎年3回生の多くがこの課題に懸命に取り組み、格闘する中で、建築の道へ進むことを確信していると言っても過言ではありません。 ▲この課題では教員が全員の作品を評価した後、数名にのみ、プレゼンテーションの機会が与えられます。 ▲かぶりつきで模型をチェックする藤井先生。 ▲その他、個性あふれた作品が並びました。 教員は、学生の作品を毎年見ていますが、内容がますます充実してきているように感じています。 過去の先輩たちの作品を参考に、いろいろと創意工夫をこらしているからでしょう。 次の課題は、『居住型高齢者施設』です。

2012.06.14

吉野山見学会 ~景観・まちづくり演習~(人間環境デザイン学科)

人間環境デザイン学科1回生は、「景観・まちづくり演習」の授業の一環として、新入生宿泊研修で訪れた伊根町に引き続き、5月19日に(奈良県吉野郡吉野町)吉野山へ見学会に行きました。この吉野山見学は毎年恒例となっていますが、今年は1回生全員参加でした。 タイミング良く、金峯山寺の「秘仏本尊特別御開帳」期間中でしたので、蔵王堂のご本尊(秘仏)である『金剛蔵王大権現』が公開されていました。 ▼特別に、吉野町役場の田中敏雄さんに、ご案内していただきました。 吉野山の門前町はどの建物も谷に向かっておりています。尾根道からすぐに崖なので家々は崖にへばりついた格好です。道側から見ると1階建てなのに、裏から見ると2~3階建てになっており、吉野に特有の建築様式であるので「吉野建て」と言われています。 そのあと、吉野の歴史についてお話も伺いました。 ▼みんな真剣な表情で、スマートフォンなど使いこなしているところが、いまどきですね!! 【学生の感想】 ・なぜ山伏は女人禁制なのか不思議に思いました。 ・蔵王堂はかなり昔から存在したことがわかり、伝統を受け継ぐためにも何度も修理などをしていることがわかって素晴らしいと思いました。 ・普段接点がなく、今まで知らなかった山伏の目的や修行という非常に興味深い内容を学ぶことができ、新鮮で良い学習になりました。 この見学会ののち、班毎に調査した結果を授業内で発表します。がんばって下さいね!!

2012.06.12

古民家の測量調査 その2 ~人間環境デザイン学科三井田ゼミ調査~

前回に引き続き、6月9日(土)に、橿原神宮近辺の古民家の測量調査をしてきました!! 今回は、前回計りきれなかった離れや屋根裏、蔵などなど、普段なら人が入らないような場所を測量してきました!! ▼建具の模様もしっかり計って図面にします。 ▼ほこりの舞い散る中、マスクをしての作業です。 ▼脚立を使って、届くかな? ▼蔵は丸太が使用されていて、測定にもコツが必要です。 2回目となる今回は、朝から晩までじっくり時間をかけて測量したおかげで、ほとんどの部分の現況図面が完成しそうです。この結果をもとに、改築の計画案を出します。 4回生二人を中心にチームを組み、卒業研究のテーマとして取り組む予定です。 お楽しみに♪   ▼前回の測定記事 https://www.kio.ac.jp/information/2012/04/post-504.html

2012.04.23

ベストショットコンテスト2012-人間環境デザイン学科 新入生宿泊研修-

4月5日、6日に美山及び伊根地方で行われた人間環境デザイン学科の新入生宿泊研修では、写真撮影もデザインを勉強する材料の一つと考え、毎年恒例「宿泊研修ベストショットコンテスト」という撮影課題を出していました。 4月20日、「景観・まちづくり演習」の授業内で1回生全員で投票し、コンテストを実施しました。 今回は、選ばれた作品をご紹介します。 ▼栄えある第1位は、楠瀬 遥さんの作品です。 海上に建てられた伊根町舟屋群とそのそばを飛ぶカモメたち。飛び立つ様を上手く捉えています。 ▼第2位は、北村 彩乃さんの作品です。 カメラかスマートホンのアプリの昨日を上手に使ったのでしょうか。色彩の効果によって美山地域ののどかな様子が上手く写されています。 ▼第3位は、吉岡 俊輔くんの作品です。 ホテルから海を見た光景でしょう。今回の宿泊は天の橋立の近くでした。 あえて斜めにカメラを構えたところにセンスが感じられます。 ▼そして第4位。呉竹 佑麻さんの作品です。 バスの窓から光景を写したのでしょうか。綺麗な青空と海です。 ガードレールが写りこんでいるのが少し残念です。 ▼第5位は、熊川 椋介くんの作品です。 伊根見学の際に、船上から舟屋を撮影したものです。 一位の写真と撮影した場所は近いのですが、一位になった楠瀬さんは鳥に着眼点を置き、写真に躍動感を持たせたところに差が出たのでしょう。 以上、上位5名を発表しましたが、惜しい作品もいくつもありました。 デザインを専門に学ぶ学科に所属している限り、これからの大学生活4年間で写真を撮影する機会はたくさんあります。今のうちに友だちの作品も見ながら、自分の腕を磨いていきましょう!!

2012.04.10

新入生宿泊研修  -人間環境デザイン学科- 

かやぶきの里(美山町)と舟屋群(伊根町)を見学! 人間環境デザイン学科「新入生宿泊研修」では、4月4日(木)・5日(金)新入生全員と教職員がバスに乗り京北・丹後方面に行きました。人間環境デザイン学科の新入生は54名。これから4年間ともに学ぶ仲間との友好を深め、一緒に『建築』や『まちなみ』を学ぶ第一歩となりました。 1日目は、京都府南丹市美山町に行きました。美山町北村地区には、平成5年に国の重要伝統的建造物群保存地区(※1)に選ばれた『かやぶき屋根』の集落があります。 まちなみ散策では、グループ毎に分かれ、ガイドさんに案内をしていただきました。 郷土資料館では実際に民家に入り、屋内を見学。 みんな真剣に聞いて、メモを取っています。 茅(かや)は、ススキのことです。美山には茅葺屋根民家が38戸あり、北山型といわれる屋根の4面が茅葺の「入母屋造り(いりもやづくり)」が特徴です。 屋根の茅は20年~30年に一度の葺き替えが必要で、地域には茅場が設けられています。 茅葺屋根建築物には、釘1本使われていません。火災対策として『放水銃』が配備されています。 宿泊先は、天橋立に近い、京都府宮津市にあるホテル。 ホテルに帰ってからはすぐに、美山町『かやぶきの里』で学んだことなどを、グループ毎で意見をまとめ、最後に模造紙を使ってプレゼンテーションをしました。 出会ったばかりの仲間と初めてのプレゼンテーション。緊張もありましたが、初めてにしてはどの班もうまくまとめられており、充実した内容でした。 これから4年間期待できそうです! 2日目は、今回の宿泊研修の1番の目的でもある、伊根町の舟屋群めぐりをしました。 こちらも重要伝統建造物群保存地区にも指定されており、日本全国古い町並みの中でも、湾に面して海の真上に建ち並ぶこの風景はなかなかありません。舟屋はおよそ230軒。 今回の見学は実際に舟に乗って湾内を1周するコースと、建造物内見学コース、2班に分かれて巡回しました。 伊根湾は穏やかな水面でしたが、気温が低く風が冷たい上、転覆しないかドキドキしながら船頭さんのお話を聞きました。 実際に舟屋づくりがどのようになっているか中を見学させていただき、舟屋の歴史、漁業と共に生きてきた伊根の人々の暮らしなど細部にわたって教えて頂きました。 今回は美山町と伊根町の2つの町並みを散策し、建築様式や歴史を学び、大学生活の第一歩としてすばらしい体験でスタートを切りました。 この研修で学んだことは、1回生必修授業である「景観・まちづくり演習」に活かし、課題に取り組んでいくことになります。 また、新入生には、建学の精神である「美をつくる」にちなみ、「ベストショットコンテスト」と題した写真撮影の課題を出しています。この課題に対する発表・コンテストも授業で行われます! (引き続きレポートしていきますので、ご期待ください。) (※1)重要伝統的建造物群保存地区とは、市町村が条例等により決定した「伝統的建造物群保存地区」のうち日本の文化財保護法第144条の規定に基づき、特に価値が高いものとして国(文部科学大臣)が選定したものを指す。

2012.04.04

産学官連携 近鉄御所駅前整備プラン提案のプレゼン!

2012(平成24)年3月30日、人間環境デザイン学科三井田ゼミの学生たちが作った模型を使って、畿央大学において宮谷御所副市長と企画開発部まちづくり担当清水参事に近鉄御所駅前整備プランのプレゼンテーションを行いました。 近鉄御所駅は国道24号線に接する市の玄関口ともいえる場所にあり、国道の向かい側は市役所に続くメイン商店街になっています。駅前は公共のバス・タクシーと一般送迎車両の棲み分けができておらず、広場も未活用の状態です。 この日は人間環境学科プロジェクトゼミ生8名がローコストでハイグレードな駅前整備計画を提案しました。 御所市は早期健全化基準を若干下回っていますが、第2の夕張にならない前に、東川市長は財政非常事態宣言を発令し諸策を講じているところです。そこで畿央大学とも2011年8月に包括連携協定を締結し、本学がもつ知財人材を活かして御所のまちづくりに貢献するための取り組みが始動しているのです。 もう一つは御所名柄地区にあって今は廃屋となっている明治時代に建てられた旧郵便局の改修事業です。この建物の右隣には、大阪維新の会のブレーンとして、またベストセラー作家、元経済企画庁長官として知られる堺屋太一(本名:池口小太郎)氏の生家があり、また葛城古道の中間点にあたります。今後まちの集会所や道の駅のような利用をしていく提案を、ほぼ出来上がった40~50枚の図面で説明しました。 学生たちにとっては正に生きた素材で、習得した知識をフルに使い、地域活性化につながる総合演習となっています。 【参考記事】 三井田ゼミの取り組みを、産経新聞が取材! https://www.kio.ac.jp/information/2012/01/post-461.html 御所市連携「旧名柄郵便局修改築事業」で東川市長にプレゼンしました。 https://www.kio.ac.jp/information/2011/11/post-438.html 御所市にある旧郵便局の実測調査をしてきました!! https://www.kio.ac.jp/information/2011/10/post-420.html

2012.03.09

人間環境デザイン学科 『卒業研究・作品展』を開催しました

平成24年3月3日(土)、4日(日)の2日間にわたり、奈良市「ならまちセンター」において、「2011年度人間環境デザイン学科卒業研究・作品展」を開催しました。 この学外展示に先立って、2月に2日間かけて、学内で卒業研究発表会を行い、教員の選考により、学長賞など優秀作品を決定しました。 今年の最優秀賞は論文の“環境と景観に配慮した寒冷紗カーテンの評価に関する研究~吉野山を例にして~”となりました。佐藤昌子先生のゼミ生である植村君、廣瀬君、堀川君の作品です。3回生の頃からコツコツと積み上げてきた研究調査の成果が実となりました。 ならまちセンターは近鉄奈良駅から徒歩7~8分、猿沢池の近くにあり、ここでの「卒業研究・作品展」の開催は今回3回目です。保護者、本学卒業生、教職員、奈良市内観光中の一般の方まで、総勢300名の方にご覧いただきました。ご来場いただいた方には学生たちが作品の説明にあたりました。 (さらに…)

2012.01.25

「橿原おみやげもの開発プロジェクト」工芸部門の作品が商品化!

学生のアイデアがカタチになり、販売がスタート~学生からの喜びの声を紹介! 畿央生と橿原商工会議所のコラボレーションで、橿原市の新しいお土産物を企画開発する「橿原おみやげもの開発プロジェクト」。例年実施している「食品部門」に加えて、本年度は初めて「工芸部門」を実施しました。 試作品ではなくプレゼンシートの提出による「デザインコンペ形式」で選ばれた最優秀作品(金賞・銀賞)が、靴下やペットボトルカバーなどを製造販売する有限会社巽繊維工業所様と、とんぼ玉(ガラス玉)を主力商品とする鹿や園様の2社により商品化されました。今回は受賞した学生や教員(すべて人間環境デザイン学科)の声とともに、商品紹介をさせて頂きたいと思います! 【金賞】「こだいちゃんポケットティッシュケース」 (巽繊維工業所 公式サイト) こだいちゃんの口からティッシュを出す、という大胆な発想から生まれたポケットティッシュカバーです。こだいちゃんのイメージから逸脱するのでは…等の意見もありましたが、橿原商工会議所を通して橿原市サイドに許可を頂き、お土産物として誕生しました。裏面はくちなし(橿原市の花)をあしらったデザインになっています。 ▼金賞を受賞した吉田由加さんのコメント こだいちゃんの口からティッシュが出るところがポイントでした。そこがイメージ通りに形になって感動しました。 素材感もふわふわで可愛いので、どんどん使って友達に自慢したいです。裏も橿原市の花・くちなしを使ってアレンジしてもらって、橿原のアピールに貢献できて良かったです。皆さんに感謝します。   【銀賞】 「お守りストラップ」 (鹿や園 公式ブログ) 「KASHIHARA NARA」の文字が入った丸いリングの中心に、小さな美しい円形の出合玉(ガラス玉)が入ったストラップです。メタリックな質感のリングと透明感のあるガラスがベストマッチ。ガラス玉の色は選びきれないほど豊富なので、手に取って自分に合う色を探して頂ければと思います。ガラス玉は聖徳太子が建立した保寿院で、「心願成就」の御祈祷がされており、御守りとしてお持ち頂けます。 ▼銀賞を受賞した谷川彩理さんのコメント パッケージに自分の名前が載っているとは夢にも思っていなかったので、本当に嬉しいです!簡単なスケッチ提案だったのに、こんなに素晴らしい商品にしていただいて満足しています。私の大切な宝物なので部屋に飾っています。 ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。   【その他】 「こだいちゃんペットボトルカバー」 (巽繊維工業所 公式サイト) 惜しくも学内コンペでは最優秀作品に輝くことは出来ませんでしたが、橿原市主催のおみやげもの発掘コンペで試作品提出が必要な最終審査に進み、巽繊維工業所巽社長のご厚意で試作して頂いたことがきっかけで商品化の運びとなりました。こだいちゃんが大きくあしわられたペットボトルカバーで、結露防止、保温保冷にぴったりの商品です。 ▼髙橋恵理香さんのコメント 巽繊維工業所様の工場見学をして、生産工程を直接見た上でデザインを考えたのでうまくいったのだと思います。 何点かデザインした中でも、私自身最も気に入っているものが商品化でき感激です!巽社長様に感謝します。 (さらに…)