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健康栄養学科
2013.06.07
奈良県中央卸売市場連携 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第2弾
今回は大和肉鶏をメインディッシュに、野菜盛りだくさんのヘルシー給食が提供されました! 奈良県中央卸売市場と包括的な連携協定を締結して推進している、奈良県産食材をふんだんに使用したレシピ創作で今回登場したのはメインディッシュに「大和肉鶏」。シャモや名古屋コーチンなど3種交配の珍しい品種で長期間飼育するため肉質はきゅっと引き締まった中にも適度な脂肪を含み、歯ごたえがしっかりしていて噛めば噛むほど旨味が出るのが特徴の奈良一押しの食材です。 2013(平成25)年6月6日の給食経営管理論実習(学生78名、指導教員:健康栄養学科上地加容子准教授)のメニューは、①大和肉鶏と野菜の華風焼き、②もやしの豆板醤和え、③コーン中華スープ、④黒ごまプリンで、食材はもちろん奈良県中央卸売市場から仕入れています。 大学の給食実習のメニューで大和肉鶏がこんなに美味しく食べられるなんて、今日の食券を事前申込していた教職員はびっくり! ふだん家庭では購入されない高級食材なので「へぇー、これが話題の大和肉鶏か!」と、しっかり味わっていました。1週間前に売り出される食券は提供される膳数が約100食のため、県中央市場連携事業の評判が大学中に広がって即完売になることが多くなりました。 実習食堂には栄養価やカロリー、食材の特徴がよくわかるように各班が趣向を凝らした手作り看板が掲げられます。これも美味しく食べて、しかも健康になっていただきたいとの一心からです。将来は管理栄養士として病院や学校、給食会社に就職希望している健康栄養学科の学生たちの学びの現れでもあります。 【関連ブログ】 第1回目メニュー:奈良県中央卸売市場連携 給食管理論実習で奈良県産食材を使ったレシピを作っています! 奈良県中央卸売市場と包括的な連携協定を締結しました。 奈良県農林部嶋本次長の講義:奈良県中央卸売市場連携事業がスタートしました
2013.06.06
学生広報スタッフblog vol.71 ~ソーセージの加工実習をレポート!~健康栄養学科
こんにちは。学生広報スタッフの健康栄養学科2回生、仙度光麻です。今回が初投稿です。 大学の授業風景といわれると皆さんはどのような想像をしますか? 大きな教室に長机、たくさんの学生…そのような場面を想像する方が多いのではないかと思います。 では、健康栄養学科の授業風景と聞かれればどうですか?「調理実習」とよく言われますが、それだけではないんです。 実は、調理実習があるのは1回生までです。では2回生からはなにをしているのか。もちろん座学が多いですが、前期では「食品衛生学実験」「調理科学実験」「食品設計開発学演習」という授業があります。難しそうな名前をしていますが、なかなかおもしろい授業です☆ 今回は、「食品設計開発学演習」の授業風景を紹介したいと思います。 食品設計開発学演習では食品加工について学びます。1/3は講義ですが、2/3は調理実習室にて実際に加工をします。 下記は今期の授業予定表です。最近行われたソーセージの授業風景を紹介します。 写真左は羊腸です。塩漬けにされた状態で販売されています。水で戻し、何回か内部を水で塩を流した後、絞り袋についた金口にはめます。 写真右は肉を絞り出して羊腸に肉を詰めています。肉の品質低下を防ぐため冷やしながらしています。 肉を詰めた後、ある程度の長さに捩じります。 捩じったらスモークがよくつくようにするために、吊るして乾燥させてます。(写真左) なかなかの匂いがします… その後、スモーカーに入れてスモークさせました。(写真右) 演習時間内では十分なスモークの時間がとれないためスモーカーに入れて10分程で取り出し加熱殺菌します。 完成! 食品設計開発学演習はいかがでしたか?楽しそうですよね! うまくできれば美味しいものが食べることができます。失敗した場合でもなぜそうなったのかを考えることができ、勉強になります。 次回は「食品衛生学実験」についてご紹介したいと思います!
2013.06.05
橿原商工会議所連携「かしはらの新商品開発」 第2回勉強会を開催!
しょうがの特徴を学ぶため「生姜糖」を基本レシピとしてデモンストレーション! 2013(平成25)年5月30日、橿原商工会議所連携「新商品開発プロジェクト」の第2回勉強会が畿央大学調理実習室において行われました。健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授・金一玲助手)1回生から3回生の登録学生40名のうちこの日は23名が参加。Cooking studio Vambi主宰、「素敵で楽しいフードライフの提案者」としてレシピ開発・料理教室講師・フードコーディネータ、そしてシニア野菜ソムリエとして活躍中の松田弘子先生をお招きして生姜料理の基本を学びました。 岡橋守幸委員長 松田弘子講師 浅野恭代教授 2009年の連携事業開始当初からご尽力いただいている橿原商工会議所iチャレンジ特別委員長岡橋氏の挨拶に続いて、開発レシピの商品化にあたり参加表明してくれている11事業所の紹介がありました。過去4回の事業では学生たちが考案したレシピに対して業者が賛同して商品化に至りましたが、今回は商品化してくれそうな業者をターゲットにレシピづくりに取り組むことになります。 松田講師から提案していただいたこの日の教材は昔なつかしい味の「生姜糖」で、しょうがの味の基本ベースをよく知るうえでちょうどよく、シナモン・クローブ・ペッパー・カルダモン・オールスパイス・バニラ・ミント・レモン・しょうゆなどの調味料と相性がよくて簡単に作れるからです。しょうがは、なす・かぶ・きゅうりなどの野菜、りんご・柿・ぶどう・メロン・いちじくなどの果物、キノコ類や肉類・魚介類・乳製品ともなじむそうです。 (作り方) ①よく洗ったしょうがを2mmの薄切りにし、10分水にさらして水分をきっておく。 ②かぶるくらいの水を入れて沸騰させて茹でこぼす。 ③茹でこぼしたしょうがと砂糖を鍋に入れ、少なめの水を加えとろみが出たら混ぜながら煮る。 ④水気がほとんどなくなったら、濡れぶきんの上に鍋を置き、そのままへらで混ぜて結晶化する。 ⑤そのまましばらく混ぜてカリっとしたら熱いうちにクッキングシートに広げて冷ます。 ※砂糖はお好みで、三温糖や黒糖、はちみつ、しょうゆ、紅茶などいろんな風味が出せます。 しょうがには繊維が走っていて、その繊維にそって切ると辛味がきつく、繊維を切るように切ると辛味が緩むそうです。商品化をめざすときは買っていただく対象を想定したうえで作る、対象によりパッケージを工夫し原価計算を行うなど大事なポイントについても教えていただきました。 次回の第3回勉強会は6月6日(木)、松田弘子先生に続いて講師をお願いしています。参加学生は自分が作りたいレシピを作りますが、難しい点について松田先生からアドバイスを受ける形で作品を仕上げていきます。そして6月15日(土)はいよいよ学内コンペです。自分が考えたレシピが店頭に並ぶなんて最高ですよね、学生のみなさん、頑張ってください! 【前回までのブログ】 橿原商工会議所連携「かしはらの新商品開発」事業で橿原市内見学会を実施しました。 橿原商工会議所連携「かしはらの新商品開発」事業の第1回勉強会を実施しました。 橿原商工会議所25年度連携事業「新商品開発プロジェクト」説明会が行われました。
2013.06.03
奈良県中央卸売市場連携 給食管理論実習で奈良県産食材を使ったレシピを作っています!
給食経営管理論での調理実習レシピづくり1回目は、 おいしい苺「古都華」(ことか)のムースがデザートです! 2013年度前期の給食管理論実習(指導教員:上地加容子准教授)は、奈良県中央卸売市場連携による大和野菜や大和肉鳥・大和ポークなど奈良県産の食材をふんだんに使ったレシピを創作していくことがテーマの一つになっています。5月30日(木)1~2限目の調理実習室と実習食堂での授業では、『大和野菜・果物を使ったランチ』として①白身魚のマスタード焼き、②大和まなと筒井れんこんのソテー、③コンソメジュリアン、④かりかりサラダ、⑤古都華(ことか:新品種のいちご)の献立に、約100食の給食が提供されました。 実習食堂には手作りのボードに栄養価計算表と食材の特徴が書き込まれていて、何が健康と栄養によいのかがわかりやすく解説されています。授業を受ける健康栄養学科3回生78名の学生たちは調理担当班が作ったメニューを食べて評価し、お客様(食事を申し込んだ教職員・学生)に盛り付けた料理を配膳したりして忙しい時間になります。 学長先生は学生たちが作った給食を楽しみにしておられ、お昼12時には冬木学長先生に食べていただく給食を運んでいきます。そして、そのメニューの内容や食材についていろいろと質問されたり、時には健康と食事についてお話されたりします。 【関連記事】 奈良県中央卸売市場と包括的な連携協定を締結しました。
2013.05.13
橿原商工会議所連携「かしはらの新商品開発」事業で橿原市内見学会を実施しました。
産学連携 今年のお題『橿原の農産物ショウガ』に、40名を超える学生が挑みます! 畿央大学健康科学部健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授、金一玲助手)では、平成21年度「古代弁当プロジェクト」から始まって今年で5年目を迎えた橿原商工会議所連携事業、今年のテーマ「ショウガを使った新商品開発」に取り組んでいます。2013(平成25)年5月12日(日)参加登録40数名の学生のうち、20名が朝9時30分近鉄八木駅ロータリー・ナビプラザ前に集合、橿原の文化歴史と地元農産物の見学会を行いました。橿原市役所が手配してくださったバスに乗って、まず向かったのは桜井にある奈良県農業大学校です。ここでは若手およびシニア世代でこれから農業に従事しようとする方々を支援するさまざまな取り組みがなされています。 野菜、花き、果樹、茶園など47,500㎡の農業実習圃場地と校舎や運動場、体育館、トラクター運転練習場など、一から農業を学ぶための施設が揃っています。校舎3階の大教室で「奈良県における大和野菜」の現状とブランド化への取り組みについてお話していただいたのは同校課長の前嶋文典さんで、約1時間の講義のあと、実習農地を案内していただきました。バラ栽培の温室では20歳代の学生が防虫対策が大変だと話していました。 トマト、ぶどう、柿など果樹園を廻って、お楽しみだったのがいちご園で、今話題の「古都華(ことか)」です。奈良県産いちごとしては「あすかルビー」以来の甘くておいしいヒット商品になっている新品種で、ちょうどこの季節に店頭に並び始めます。食べてもいいよという若い実習管理者の言葉にあまえてみんなで賞味させていただきました!! いよいよお昼どき、用意してくださったお弁当が平成21年度「古代弁当プロジェクト」で先輩たちが創作し商品化した“やまと恋歌弁当”(割烹ふたかみ製)。大和三山の恋争い伝説にちなんだネーミング、包み紙は人間環境デザイン学科学生による合作との、橿原商工会議所岡橋委員長から当時の事業について説明がありました。自分たちも創作したレシピも形になってほしいと願いつつ、美味しくいただきました! 次の見学地は県立耳成高校跡地に今年4月オープンした「JAまほろばキッチン」、日本最大級売場面積に朝採れ野菜を中心とした直売所で、県内各地の農家・出荷組合から珍しい品種を含む多くの農産物・加工品が販売されています。バイキングやフレンチレストランを併設していて何処も超満員の盛況ぶりでした。なんと、出始めの苺「古都華(ことか)」も売られていました。 最後の訪問は、江戸元禄年間には「大和の金は今井に七分」と言われるほど経済の中心地として栄えた、重要伝統的建築物群保存地区の今井町。町並みを保存しながら古風なカフェや酒屋、醤油屋などが看板を掲げ人々が実際に生活しておられて、5月19日(日)には今井宗久や織田信長などに扮した時代行列が町を練り歩くイベントや露店が所狭しと並ぶ六斎市が開催されます。畿央大学は大阪方面から通ってくる学生が多く橿原市の土地勘がないので、奈良橿原の文化歴史、農産物について新たな学びの一日になりました。 【関連記事】 橿原商工会議所連携「かしはらの新商品開発」事業の第1回勉強会を実施しました。 橿原市商工会議所25年度連携事業「新商品開発プロジェクト」説明会が行われました。
2013.05.10
橿原商工会議所連携「かしはらの新商品開発」事業の第1回勉強会を実施しました。
産学連携 今年のお題『橿原の農産物ショウガ』に、40名を超える学生が挑みます! 古代文化の里明日香に隣接する橿原市は、紀元前300~500年にインドで保存食や医薬品として使われ奈良時代に中国から伝来した「生姜(ショウガ)」の発祥の地と、古事記にも記載があるそうです。畿央大学健康科学部健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授、金一玲助手)では、橿原商工会議所連携事業として「ショウガ」をテーマにレシピ開発を行うため、2013(平成25)年5月9日に第1回勉強会を実施しました。この連携事業も平成21年度から始まって今年で5年目を迎えました。参加登録学生40数名のうち、この日は22名が橿原商工会議所岡橋守幸委員長ご挨拶の後、外部講師の先生の授業を受け、熱心に聞きいっていました。 橿原商工会議所岡橋委員長 クーカルディレクター大掛達也氏 1限目は、食の専門出版社「柴田書店」で雑誌や書籍編集に携わり、フレンチからラーメンまで食を専門とするフリーライターで、㈱クーカルに所属し軽井沢・山中湖・奈良でのイベント「クーカル」のディレクターをし、奈良県の「県産農産物活用推進ナビゲート事業」を担当するため奈良へ移住、「奈良フードフェスティバル」の運営に携わり、調理師免許とジュニア野菜ソムリエの資格を持つスペシャリストである大掛達也氏の講義“地域の食材利用について”の話をお伺いしました。 2限目は、農産物についてのスペシャリストである、橿原市四条・、橿原神宮神武天皇陵隣の奈良県農業総合センター普及研修部普及技術課主査上田美穂氏による“売れる加工品の特性”と題して、瓶詰・缶詰・ビニールパック詰による食材・加工食品保存、人を惹きつけるラベルメーキング、食品表示などの基本について話していただきました。 農業総合センター上田美穂氏 ショウガの見本食材の試食 健康栄養学科は管理栄養士・フードスペシャリストなど、食という観点から広い視野に立って社会に貢献できる人材の育成を行なっています。正規授業のほかに、このような課外授業にも積極的に参加する学生が多く、かつ産学連携を通して社会に貢献するボランティア精神が旺盛なのが畿央大学の特長にもなっています。 さて、次回は5月12日(日)橿原市内見学ツアーです。桜井市内の奈良県農業大学校(「伝統野菜」・「ショウガ」の講義と校内見学)、今年4月耳成高校跡地にオープンした日本最大級農産物直売所「JAまほろばキッチン」、江戸時代の文化経済の要地として栄えた重要伝統的建物保存地区「今井町」を訪れます。 5月30日第2回勉強会、6月6日第3回勉強会では、フードコーディネーターとしてご活躍の松田弘子氏による「しょうがのアレンジレシピ」「しょうがの相性のいい食材」についての調理実演と講義を予定しています。お楽しみに!! 【関連記事】 橿原商工会議所25年度連携事業「新商品開発プロジェクト」説明会が行われました。
2013.05.09
学生広報スタッフblog vol.66~本屋大賞&読書のススメ!
子曰く、「弟子入りては則ち孝、出でては則ち弟。謹んで真。汎く衆を愛して仁に親づき、行いて余力有らば、則ち以て文を学べ。」 こんにちは!健康栄養学科3回生、学生広報スタッフの“ごろー”こと、稲垣美穂です! 畿央生は勉強に実習に部活にボランティアに…と、特に忙しい生活を送っていると思います。そんな生活の中でも、みなさん、本を読んでいますか? 先日 「2013年本屋大賞」が発表され、受賞大賞作は「海賊と呼ばれた男」でした。 本屋大賞ってなんぞや?というそこのあなたに説明します。昨年の受賞作の「舟を編む」は、映画化に伴い大々的に宣伝されているので、みなさんも耳にしたことがあるのではないでしょうか。 本屋大賞とは、過去一年間で全国の書店員が実際に読み、「いちばん面白かった!」「いろんな人に薦めたい!」と思った本を選び、投票して決まる賞なのです。 書店員からの目線ということは、私たちのような一般の若い方から年配の方まで、幅広く受け入れられる本が選ばれているということになります。また、一般の私たち目線で楽しめる本を広め、届けもらえる良い機会を与えてくれる賞とも言えます。従来の賞は一般受けするかといえばなかなかそうではないものが多く、「なんでこんないい本が埋もれたままになるんだ!」と憤った書店の方々が一念発起し、立ち上げたのでした。 本屋大賞の影響は大きく、受賞作品のみならず、ノミネート作品さえもドラマ化、映画化が続出するなど、この本屋大賞は大成功を納めました。 過去の受賞作、ノミネート作としては、「天地明察」「神様のカルテ」「鹿男あをによし」「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」などなど、一度は聞いたことがあるものばかりではないでしょうか?イメージしやすい文章、受け入れやすさなどが受賞のポイントのようです。 かく言う私も、昨年の大賞作「舟を編む」を身震いして、最後は泣きながら読みましたが、今年の大賞作も冒頭から、60歳のおじいさんとは思えないほどの情熱や気迫を感じる主人公に、武者震いが止まらず、「流石は大賞作品…やばい…」と思わずうなってしまいました。 このように、一般人が心打たれる作品を届けてくれる賞なのです。これからも、心に響く作品をどんどん発信して頂きたいです。 さて、畿央大学にも書物の宝庫があります。それは、綺麗で素敵な図書館です。近代的な造りで、落ち着いて勉強や読書ができます。専門書も充実しています。まだ利用したことのないそこの人!テスト前には行かなきゃ損ですよ!! 意外に知られていないのですが、館内には、お手洗いもちゃんとあります^^ 図書館にあるのは専門書ばかりではありません。昨年一年間では、新規に登録された図書が1.336冊、DVDやビデオなどの視聴覚教材は701件と、文学作品や情報誌等毎年新たな図書が続々と増え、保管されています。せっかく綺麗な図書館に沢山の図書があるのに、それを見過ごす手はありません!!!! さて、冒頭に書かれている文章なのですが、論語の一説にある孔子の教えです。意味は、「家族円満に誠実に生き、たくさんの人と交流し、学びなさい。その中で余裕があるのなら読書を心のゆとりとして楽しみましょう。」という意味です。 もちろん、日々の生活の中には、人生の学びとなる場面が多々あると思います。そこで得たものは大きいはずです。そんな忙しい中でも、ゆとりという名の自分を楽しませる時間を作ることは大切なのではないでしょうか。 日々の生活の中に時間のゆとりを作ることができたら、日常生活では体験できない世界を活字の上で楽しんでみてはいかがでしょうか。ひょっとするとあなたがまだ知らない、素敵な作品が待っているかもしれません!自分の知らない世界を見つけに、図書館にも足を運んでみてはいかがでしょうか? *開館時間* 平日 9:00~20:00 土・長期休暇中 9:00~18:00 (※開館時間は変更されることがあります)
2013.04.22
橿原商工会議所25年度連携事業「新商品開発プロジェクト」説明会が行われました。
橿原商工会議所連携5年目のお題は「しょうが」です! 2009(平成21)年度からスタートした、橿原商工会議所と畿央大学の連携事業が今年で5年目を迎えました。2009年は「古代弁当」、2010年「万葉人からの贈り物」、2011年「土産物(食・工芸)」、2012年度「スイーツレシピ」に続いて、2013年度は「農産物(ショウガ)」に焦点を合わせた新商品開発プロジェクトを実施します。本事業に参加希望する健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授・金一玲助手)1回生~3回生40数名のうち約30名が4月17日18時から開催した説明会に参加しました。 橿原商工会議所連携の当初からご尽力いただいている岡橋守幸委員長、浅野教授の挨拶に続いて、橿原市役所からもたくさんの協力者にお越しいただき事業概要が説明されました。今回は「ショウガ」に絞っての商品開発で、農産物を特定することによって橿原市として一押しの商品に仕上げていこうという目論みです。今後のスケジュールは、5月9日第1回勉強会、5月12日橿原市内見学、5月30日第2回勉強会、6月6日第3回勉強会、6月15日審査会を経て9月末までに商品化までこぎつけ、11月下旬の橿原近鉄百貨店で開催される「うまいもん市」で販売デビューをめざします。自分たちの創作レシピが街中で商品化・販売化が前提の連携事業ですので学生たちの目は一段と輝いていました。 橿原市内の商工業者と創作レシピのマッチング・商品化の終了後は参加者全員の提案レシピとともにグループ写真を掲載した小冊子(右写真は昨24年度版)の発行を予定しています。5月9日第1回勉強会までに多くの学生参加者を期待しています。
2013.04.15
奈良県中央卸売市場連携事業がスタートしました
奈良県推奨農産物・うまいもの・卸売市場機能を学びました。 奈良県が所管する、奈良県の台所でもある「奈良県中央卸売市場」(大和郡山市筒井町)は昭和52年開設以来36年が経過し、林立する大手巨大ショッピングセンターの県内流通チャネル多様化の波にさらされ、市場機能・取引高は減少の一途をたどっています。そこで奈良県では中央卸売市場改革をめざすとともに、奈良県ならではの大和野菜・肉鶏・牛のブランド化を図ったり、奈良のうまいものと提供業者拡大を観光振興施策と連動させ実施しています。 畿央大学ではそれらの一端を担うべく、まず「奈良県中央卸売市場」と連携して“大学”として何ができるかを考え実行・貢献していきたいと思っています。 2013(平成25)年4月11日、健康栄養学科上地加容子先生の給食経営管理論実習(3回生78名)の授業のなかで奈良県農林部嶋本義隆次長を講師にお招きし奈良県の農業施策と現状・取組、奈良県中央卸売市場の現状と環境変化などについて講義していただきました。上地先生の25年度前期の授業では、奈良県産の食材を使った健康レシピの開発を行う予定で、畿央生ならではの創作レシピが奈良県(中央卸売市場)を通して全国に情報発信されます。今後、同市場で開催される「食祭市」や「市場まつり」で一般消費者の方々に試食していただくことも計画しており、連携事業の様子は当ブログで紹介していきますのでご期待ください。 なお、上地先生の昨年後期の同授業では川西町商工会と連携して「結崎ネブカレシピ開発」を行い、多くの創作レシピを考案しており、その授業の学生が今後半年間「奈良県産食材」をテーマに取り組むこととなります。 結崎ネブカレシピ開発ブログ記事 → https://www.kio.ac.jp/information/2013/01/post-614.html
2013.04.11
平成25年度 『健康栄養学科 新入生宿泊研修』を開催しました
全国から入学した志を同じくする学友と仲間作りをしよう!さらに奈良の歴史や文化を学ぼう!という目的で、4月4~5日に奈良で新入生宿泊研修を行いました。2日間とも暖かい春の陽気に包まれとても気持ちよく、桜も見事に満開でした。 ◆研修1 自己紹介 研修前に作成した班新聞を用いて、自己紹介をしました。4年間一緒に学ぶ仲間の顔と名前を覚える第一歩です。なぜ健康栄養学科に入学したのか、またこれから入ろうと思っているサークルなどいろいろな質問が出ました。 ◆研修2 奈良散策プログラム 全14班が、それぞれテーマにそって奈良を散策しました。そのテーマの中には、東大寺や春日大社、奈良まち、若草山、唐招提寺、薬師寺などの奈良の定番コースから、酒や奈良漬、しょうゆ、握り墨など奈良の特産品を見学するといった様々なテーマがありました。どの班も奈良の歴史や文化を十分に堪能でき、充実した時間となりました。 ◆研修3 学科教員との懇話 ホテルでは、学科教員と話をしながら、美味しい料理を食べました。先生方のご専門や4年間の学生生活を送るについてのアドバイスなど、大いに会話が弾んでいました。 ◆研修4 クラスアワー、作文 クラスに分かれて、担任の先生の話を聞いたあと、「夢をチカラに」という題名で作文を書きました。みなさん学生生活や卒業後の夢をしっかりと書いてくれました。 ◆研修5 「奈良散策ブログラム」発表会 2日目は奈良散策の際に撮った写真とともに散策を振り返って発表を行いました。散策した場所の歴史や文化を笑顔で報告する姿は、とても充実感に満ち溢れていました。 この研修は自分を見つめることで他者をも理解し、高校時代とは一味違った学生生活を送ろうとする期待を胸いっぱいに抱いた瞬間でもありました。 これから4年間、たくさんのことを学んで大きく成長してください。
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