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現代教育学科
2017.11.27
日本初の体験型英語施設「OSAKA ENGLISH VILLAGE」で合同学外実習!~現代教育学科
平成29年11月16日(木)に教職実践演習(中高英語)と英語科指導法の合同学外実習で、OSAKA ENGLISH VILLAGE(OEV)に行ってきました。OEVは万博記念公園近くのEXPOCITY内にあり、日本初の体験型英語教育施設です。アメリカの日常や文化・歴史をモチーフにしたシチュエーションルームは全部で23か所あり、それぞれのテーマに沿ったクラスで英語を体験できます。 OEV内はアメリカの街並みが再現されており、ネイティブの先生と“活きた英語”を使い、楽しみながらコミュニケーション力を身につけることができます。レッスンはA~C、そして大人向けの4つのレベルに分けられており、自分に合ったレッスンを受けることができます。私たちは合計3つの大人向けレッスンを受けました。その様子をご紹介します。 ①Police Station アメリカのPolice stationの中にあるもの、また、収容所(鉄格子を模したもの)やマグショット(捕まった犯人や犯罪者などの身長を図るための横線)、警察官が実際に使用している制服や拳銃、こん棒、手錠などを見せていただきました。また、活動の中では殺人現場に残された証拠や指紋と、犯人候補と考えられる人を比較し、真犯人を突き止める、というものを行いました。 このとき、指紋以外にも残されたアクセサリーや髪の毛などをヒントに突き止めていくのですが、活動の流れなど、外国語活動の授業で取り入れたら面白そうな題材だと感じました。また、参加されている一般の方に、「いつも同じコースで来ても、受けられる体験活動は毎回異なっているのが面白い。」というお話もうかがい、何度も体験しに来てもらえるような工夫が感じられました。 ②Las Vegas このレッスンでは受ける前から楽しそうな雰囲気を感じていました。そして、いざレッスン開始。担当の先生に招かれて入った部屋はLas Vegasの雰囲気を模していて、私たちが座った机はテレビで見たことのある、トランプをやるような表面が緑色の机で、ますます楽しみになりました。 レッスンでは英語を使ってUNOをしました。最初に先生からルール説明を受けましたが、先生の話し方やモニターを使った説明は「早くやりたい」と思わせるような工夫がたくさんされていて、大学生でもそう思ったので、小さな子たちならもっとそう思うだろうと感じました。実際にUNOをしているときも先生は来ている人全員に話しかけ、その話題をグループに広げる工夫もあったので、1人で来ている子がいても孤独感などは抱かないだろうと思いました。先生の話し方の工夫などもあり、レッスンの時間はとても楽しく、30分があっという間でした。先生の興味関心を引くような話し方は、社会に出ていくときにとても重要になると思いました。 ③White House 教室の内装は、White Houseに似た作りになっていて、大統領が座る椅子などもありました。その椅子に座り、大統領になった気分を味わうことができました。レッスンは主にアメリカの大統領の歴史について学びました。大統領の顔写真、名前、その人がした方策などについての問題を問いかけられ、それに英語で答えるという形式で進められました。私が一番印象に残っていることは先生との英語を用いたスモールトークです。 先生は、英語でアメリカの大統領について詳しく教えて下さいました。今の学校教育では、ただ単に、「英語を教える」のではなく、「英語で物事を教える」ということが大切になってきているので、私もその先生のように、生徒たちに「英語で物事を教える」ということを実践して、英語の楽しさを伝えていきたいと改めて感じることができました。 OEVには、壁に英語が書かれていたり、ニューヨークの街並みが再現された広場があったりと、どこにいても英語と触れることができます。また、レッスンの空き時間には他の先生たちと話すこともでき、常に英語を使う環境にいることになります。シチュエーションルームもトラベルエージェンシーやエアラインのような旅行関係のものから、ゴールドラッシュやダイナソーパークなど実際に体験できるものまで幅広くあり、大人でも十分楽しめるように工夫されていました。 どのレッスンでも、生徒の興味を引く話し方、活動内容や教材の工夫、英語を通して何かを伝える、という今私たちが大学で学び、模擬授業などで実践しようとしていることが当たり前のように行われていました。OEVで体験し、学んだことをこれからに生かしていきたいと思います。 教育学部現代教育学科4回生 川村駿平・鍬田ひなの・中村友香・松浦雅広 【関連記事】 学生広報スタッフblog vol.227~第43回全国英語教育学会 島根研究大会に参加! 英検準1級合格体験記&英語力向上の取り組みレポート!~教育学部 イギリス短期語学留学の記事はコチラから!
2017.11.20
バンビシャス奈良の公式キャラクター「シカッチェ」と科学実験!~畿央サイエンスコミュニケーションサークル
こんにちは!KSCC(畿央サイエンスコミュニケーションサークル)の現代教育学科3回生今井悠里乃です。11月16日(木)にKSCCは、理科実験室で人気マスコットキャラクターとコラボして科学実験をしました! その方は…“シカッチェ”です! シカッチェは 奈良のプロバスケットボールチーム、バンビシャス奈良の公式応援キャラクターです!今回のコラボ実験の様子はシカッチェのYouTube“シカッチェんねる”で紹介されています! サイエンス実験チャレンジの動画はコチラ!【YouTube】 今回の実験のテーマは、“KSCC×シカッチェ!液体窒素実験!”で、液体窒素を使って様々な実験にシカッチェがチャレンジしてくれました。液体窒素で凍らせたゴムボールを落とすと大きな音をたてて割れてしまう実験や、液体窒素で膨らむ風船を使った古今東西ゲームにシカッチェが挑戦してくれました。1時間ほどの実験時間でしたが、とても楽しくて、かわいいシカッチェに癒される素敵な時間でした。YouTube“シカッチェんねる”で紹介しきれなかった実験もありますので、気になった方はぜひ理科実験室にお越しください! 畿央大学サイエンスコミュニケーションサークルは、教育学部生が多く、生活体験に基づいた科学実験や将来教育現場で活かせる活動を主に行っています。ほかにも学内で定期的に天体観測を行っています。興味のある方はぜひ理科実験室へお越しください。 コラボ実験にご協力くださった、シカッチェ、バンビシャス奈良の皆さん、本当にありがとうございました!今回の動画とブログで、少しでも畿央大学サイエンスコミュニケーションサークルの楽しい雰囲気が伝われば嬉しいです!! 現代教育学科3回生 今井悠里乃 【関連記事】 小学校での学習支援ボランティア&天体観測レポート!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル ホタル&天体観測会を開催!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル サイエンスコミュニケーションサークルが橿原市「サイエンスフェスティバル」に出展参加! 真美が丘第一小学校でボランティア活動!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークルKSCC
2017.11.10
第15回畿央祭実行委員Blog vol.21~畿央祭を終えてアリーナ部署長からのメッセージ
こんにちは!!畿央祭実行委員アリーナ部署長をさせていただきました、三枝麻莉萌です!アリーナ(体育館)では全館を使って子供向けの「レインボーランド」を開催しました。今回はアリーナ部署を代表してブログを書かせていただきます! 今年は台風の影響で2日間とも雨になってしまいました…実行委員としてもここまで頑張ってきたので、子どもたちが来てくれるかとても心配していましたが、そんな中、今年度は約850人の方がアリーナに遊びに来てくれました!!アリーナ部署全員で力を合わせて作り上げてきた「レインボーランド」で楽しそうに遊ぶ子供たちをたくさん見ることができて、部署長としてはとても嬉しかったし、今回も何事もなくアリーナを終われたことに改めてホッとしています! 今年のアリーナ実行委員は夏休みから積極的に活動に参加してくれて、準備もとてもスムーズに行うことができました!昨年の反省点を活かして、多くの景品を作るために放課後もたくさんの子が残って活動をしてくれていました。 ▲準備万端!楽しんでくれるかな・・・ 台風の影響で昨年よりも来場者が減って景品がたくさん残ってしまい、みんなが悔しい思いをしたと思います。当日は他部署から応援に来てくれたり、ボランティアの方にも助けていただきました。積極的で頼りがいがあり、天候による急な変更にもしっかりついてきてくれたアリーナ部署の実行委員のおかげで今回のアリーナを成功させることができたと思います! ▲アリーナ部署実行委員も楽しく活動! 私は最初のころ、部署長になるのは少しためらっていました。長い長い部署長の期間でしたが、終わってみればアッという間で、子どもたちの楽しそうにしている笑顔が見られて、そして何かの上に立つという経験ができて本当によかったです!! この経験は本当にいい思い出になると思います!!来年度もぜひ何かの形でアリーナ部署に参加したいです!! ▲アリーナ部署実行委員全員で記念撮影! 畿央祭実行委員アリーナ部署長 現代教育学科2回生 三枝 麻莉萌 【関連リンク】 第15回畿央祭・ウェルカムキャンパスを開催しました! 畿央祭フォトレポート(facebook) ●第15回畿央祭実行委員Blogはコチラから!
2017.11.08
畿央祭で「保健室からの脱出~インフルエンザウイルスをやっつけろ~」を開催!~現代教育学科西端ゼミ
こんにちは。現代教育学科4回生西端ゼミの辻理香子です。 2017年10月21日(土)、22日(日)に行われた畿央祭で、卒業研究の一環として、体験型謎解きゲーム「保健室からの脱出」を開催しました。グループごとに分かれてもらい、30分以内に全11問の謎を解くことができれば脱出成功です。まず、諸注意をした後、オープニング動画を流しました。 今回は、インフルエンザウイルスに保健室を乗っ取られ、閉じ込められてしまったため、そこから脱出するためには謎を解く必要があるという設定でした。 当日実際に出題した一部です。答えは記事の最後にありますので、がんばって解いてみましょう!(小学生以下には、ヒントとして漢字表を渡しました) 【1】 絵が表している言葉は何でしょう。 【2】? に当てはまるものは何でしょう。 【3】 絵が表している言葉は何でしょう。 始まるまでは楽しんでいただけるか不安でいっぱいでしたが、いざ始まってみると子どもから大人まで夢中になって取り組んでいる姿が見られました。最後にもエンディング動画を流し、締めくくりました。 21日に5回、22日に1回行い、合計36チーム100名以上の方に参加いただき、13チームが脱出成功しました。おめでとうございます! 2日間とも悪天候ではありましたが、足を運んでくださった皆さん本当にありがとうございました。そして、それぞれに忙しい中、スタッフとして手伝ってくれたゼミの皆さん、ありがとうございました。今後はご記入いただいたアンケート結果を元に、アクティブラーニングや協同をキーワードにした卒業研究を進めていきます。 現代教育学科4回生 辻 理香子 【関連記事】 ・Microsoft Windows Insider MVP 新谷氏を講師に迎えた特別授業!~教育学部西端ゼミ ・NEW EDUCATION EXPO2017参加レポート~現代教育学科西端ゼミ
2017.11.02
畿央祭で「腰痛チェックをしてみよう!」「運動の器用さにチャレンジしてみよう!!」を開催!~ニューロリハビリテーション研究センター
2017年10月21日(土)22日(日)の2日間にわたり、畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターでは地域住民の皆様向けウェルカムキャンパス企画として2つのイベントを開催しました。担当教員からのレポートです! 1.腰痛チェックをしてみよう! 同研究センター大住倫弘特任助教と大学院生は、腰痛が気になる方へ「腰痛チェックをしてみよう!」を開催いたしました。 ① 自分の腰の柔軟性・運動のスムーズさを無線センサで記録 ② 腰痛ストレスを脳波で計測 ③ 痛みに対しての認識をアンケートで記録して,それらの結果を口頭でフィードバックする 2日間で70名以上の方々に参加して頂き、一緒に腰痛について話し合うことができて非常に勉強になりました。「へぇ~ 今はこんなことも簡単に測れるんやなぁ!」と言って頂くことも多く、この日のために計測システムの簡略化に時間を割いた甲斐がありました^^ また、理学療法士である大学院生の方々の丁寧な対応は素晴らしく、参加された方々の腰痛を多面的にチェックして頂き、大変頼もしく思いました!予想をはるかに超えるニーズがありましたので、今後はさらにバージョンアップしたシステムで臨もうと考えております! 2.運動の器用さにチャレンジしてみよう!! 同研究センター信迫悟志特任助教と教育学部准教授の古川恵美先生のゼミ生17名が、昨年に引き続き、子どもたちへ「運動の器用さにチャレンジしてみよう!!」を開催いたしました。 この企画は、3歳から16歳までの子どもたちに、運動の器用さと運動学習力を測定する機会を提供するものです。2日間で72枚の整理券を準備しておりましたが、約100名の子ども達(保護者を合わせると約200名)が足を運んでくれました!!台風で足場が悪く、また開催時間が短縮されたにも関わらず、多くの子ども達や保護者の方に参加して下さいまして、誠にありがとうございました。 子どもたちが熱心に取り組んでいる姿が印象的でした!!将来、教職に就くことを目標としている教育学部の学生たちにとっても、子どもたちに接する良い経験になったと思われます。 来年度も引き続き畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターでは、痛みや運動発達をテーマにしたイベントを開催する予定です!!今回参加して喜んで頂いた方はもちろん,この記事でご興味を持たれた方は,是非とも来年度の畿央祭ウエルカムキャンパスにご参加ください!! 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 特任助教 大住倫弘、信迫悟志 【関連リンク】 第15回畿央祭・ウェルカムキャンパスレポート 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターWebサイト facebook
2017.10.31
2017年度「マミポコ親子ひろば」後期第1回活動報告!
近隣の未就園児の親子を対象に、第2・第4火曜日の午前10:00から畿央大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。自由遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどをして元気いっぱい活動しています。 今回は、10月の活動を報告します。 10/10(火) ◯自由遊び ◯絵本「ふわふわうさちゃん」 ◯ふれあい遊び「ばすごっこ」 後期1回目の活動は3組の親子が来てくださいました。そのうち2組は今回が初めての参加で、子どもたちは初めて見る環境にわくわくしながら楽しんでくれていました。前期から引き続き来てくれた子は久しぶりで緊張した様子もありましたが、身体面や精神面での発達など、この3ヶ月の成長に驚かされました。 絵本はパペットをしながら話を進める「ふわふわうさちゃん」を読みました。子どもはみんなうさちゃんの真似をしてお母さんにぎゅっとしてもらったりしていて、とても嬉しそうでした。 現代教育学科 3回生 笹井 綾子 【10/24(火)】 ◯自由遊び ◯素話「ハロウィンの由来」 ◯ハロウィン製作 今回は5組の親子が参加してくださいました。 自由遊びでは、ぽぽちゃんのベビーカーを押したり、ブランコを漕いだりするなど自由に遊んでいました。 素話は「ハロウィンの由来」を話しました。 その後にハロウィン製作をし、最後には親子で写真撮影を行いました。私たち学生にとっても子どもたちと一緒に楽しく活動することができ、とてもいい経験となりました!ありがとうございました!! 現代教育学科 3回生 田地野 佳奈 次回の活動は、11月14日(火)に本学の和室で行います。ぜひたくさんの参加お待ちしております!! ●お申し込みはコチラから! 【関連記事】 2017年度「マミポコ親子ひろば」第6回活動報告! 2017年度「マミポコ親子ひろば」第5回活動報告! 2017年度「マミポコ親子ひろば」第4回活動報告! 2017年度「マミポコ親子ひろば」第3回活動報告! 2017年度「マミポコ親子ひろば」第2回活動報告! 2017年度「マミポコ親子ひろば」初回の活動報告!
2017.10.11
小学校での学習支援ボランティア&天体観測レポート!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル
こんにちは!KSCC(畿央サイエンスコミュニケーションサークル)現代教育学科3回生の坂綾乃です。 平成29年8月21日(月)、22日(火)に奈良県五條市立牧野小学校で「勉強お助け隊!」に学習支援員としてサークルから4名、サークル外からボランティアとして7名の教育学部生が参加しました。 ●牧野小学校のHPでも紹介されています! 「勉強お助け隊!」では参加した小学生の夏休みの宿題や各自の勉強を、学生が主体となってサポートしました。小学1年生から6年生まで延べ40人程度の児童が参加していました。算数や国語のドリル、自由研究や作文など様々な課題のサポートを行いました。 この2日間は、教員をめざす私たちにとって非常に有意義な時間となりました。たくさんの児童と関わり、大学で学んだ知識や技術を活用することで、実践的な経験を積むことができました。今回の活動を通して、児童とのコミュニケーションの図り方や学習支援の方法を学びました。今後の授業や実習、ボランティアでもこの経験を活かしながら、たくさんのことを学んでいきたいと思います。 また、21日(月)の夕方は五條市にある、「星のくに」でサークルの顧問である奥田先生と福本先生とサークルメンバーで天体観測を行いました。プラネタリウムでは1時間ほど星の説明を聞き、そのあと施設の大きな望遠鏡で実際の星を見させていただきながら説明を受けました。天候が心配されていましたが、雲も開いて土星や白鳥座の二重星アルビレオなど、さまざまな星を観測することができました。 夜はロッジに宿泊し、福森先生の望遠鏡で星空を観ました。雲がかかりうまく見ることは難しかったのですが、タイミングよく天の川や土星を見ることができました。 「星のくに」は奈良県の南のほうにあるため、とても見晴らしがよく、肉眼でもたくさんの星が見ることができました。 畿央大学サイエンスコミュニケーションサークルは、教育学部生が多いため、生活体験に基づいた科学実験や将来教育現場で活かせる活動を主に行っています。ほかにも学内で定期的に天体観測を行っています。ぜひ興味のある方は理科室へお越しください。 今回のブログで少しでも畿央大学サイエンスコミュニケーションサークルの楽しい雰囲気が伝わればうれしいです!! 現代教育学科 3回生 坂 綾乃 【関連記事】 ・ホタル&天体観測会を開催!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル ・サイエンスコミュニケーションサークルが橿原市「サイエンスフェスティバル」に出展参加! ・真美が丘第一小学校でボランティア活動!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークルKSCC
2017.10.05
ボランティアレポート~畿央大学付属幼稚園卒園旅行に現代教育学科4名が協力!
こんにちは。現代教育学科1回の加藤明です。 今回、2017年9月8日(金)と9日(土)の2日間、畿央大学付属幼稚園で行われた年長児の卒園旅行の引率ボランティアに参加させていただきました。今回のボランティアには男子学生2人、女子学生2人の合計4人で参加し、たくさんの貴重な経験ができました。そんなボランティアの活動を振り返ってみたいと思います! 【ボランティア1日目】 まずは付属幼稚園に集合し、園児たちが登園するまでに先生方から活動の流れを説明いただき、またキャンプファイヤーでー私たちが担当する出し物について打合せをしました。打ち合わせの後、登園してきた園児たちをグループごとに迎えていきました。全部で4つのグループがあり、1グループ4人、合計16人の園児たちと一緒に卒園旅行に行きます。わたしたちは1人ずつグループに入ります。園児たちは、これからの旅行をとても楽しみにしている様子でした! 園児が全員登園して園長先生からの注意事項を聞いた後、保護者の方々と年少・年中クラスの園児に見送られて、いよいよ、バスで曽爾村にある曽爾高原の曽爾青少年自然の家へ向け出発です!バスの中では私たちの自己紹介を簡単に行い、近くの席に座っていた園児といろんなお話をしました。 1時間程で曽爾青少年自然の家に着き、入所式を行いました。そこで、曽爾高原のマスコットキャラクターであるソニット君が登場して園児たちは大喜び。入所式が終わった後、園児たちと一緒に記念撮影を行いました。 ▼ソニット君と記念撮影 12時を過ぎた頃、おかめ池周辺でグループに分かれて昼食を食べました。園児たちは保護者の方々が作ってくれたおにぎりをおいしそうに食べていました。おにぎりを食べ終わってしばらくしてから、曽爾高原にある亀山に登りました。足を怪我している園児がいたので、その園児は園長先生と一緒に私たちが登っていくのを見送ってくれました。始めのほうは階段が多く、登山というよりはただひたすら階段を上ります。山道はたくさんのススキに囲まれていて「やっぱり自然っていいね!」と再認識しました。初めのほうはみんな張り切って登っていましたが、だんだん大変になってきました。 ▼張り切って山道を登る園児たち。ちょっときついなぁ… 亀山まで行く途中で下りのポイントがあったので、そこで休憩を取りました。まだ目的地の亀山ではないけれど、一応山頂には着いたということで、園児たちは向かいの山に向かって「ヤッホー!」と大きな声で叫びました。でも、やまびこの代わりに下で待っている園長先生と登れない園児、後から追いかけている先生からの返事が返ってきました。 休憩を終えてからの下りのポイントには、園児の力だけでは下りることのできない所がありました。崖に近い地形で、園児たちが怪我をしないように先生方と男子学生2人で補助していきました。 少し下るとまた登り坂がやってきました。この時には疲れ切っている園児もいましたが、元気な園児はどんどん進もうとしていたので、私はそちらについていきました。 亀山の山頂に着いたとき、さすがに元気な園児も「やっと着いた!」という表情をしていました。私でもきついと感じる登山だったので、園児たちはそれ以上にしんどかったでしょう。全員が登りきってから皆で「ヤッホー!」と叫びました。やっぱりやまびこは聞こえませんでしたが、あとから登ってくる人が「ヤッホー!」と返してくださり、とてもびっくりしました。 亀山から下りた後、園児たちは曽爾高原にあった花や葉っぱを使ってはがきを作りました。そのころ私たち男子学生は先生方と園児たちの布団を敷きに行きました。園児たちと離れないといけなかったので、少し残念な気持ちになりました。布団を敷き終わったころ、園児たちは、はがきをポストに投函したところでした。できればその様子だけでも見たかったです(涙) 部屋に荷物を片付けて、入所式を行った場所で16時半から「夕べの集い」を行いました。ここには付属幼稚園以外にも泊まりに来ている団体の方々がいて、各団体の紹介をしました。付属幼稚園の代表の園児が堂々と園の紹介をするたくましい姿にとても驚きました! 夕べの集いの後、園児たちはお風呂に入りました。風呂場の見守りは女子学生と先生方がしてくれたので、私たち男子学生は担当の先生とキャンプファイヤーの準備をしました。初めての薪割りは難しかったですが、だんだん楽しくなりました。キャンプファイヤーの用意は順調に進み、どれぐらいの大きさの火柱ができるのかが楽しみでした。 ▼準備したキャンプファイヤー 準備を終えたときには、園児たちの入浴も終わっていたので、一緒に夕食をいただきました。園児たち全員の顔が見える席に座ろうと思いましたが、間違えて園児と背中合わせの席に座ってしまいました(笑) 夕食の時間は園児のおかわりを手伝ったりしながら、一緒に参加したボランティアメンバーと今回の旅行のことや学校生活のことなど、いろいろな話をしました。 夕食後、私たちはキャンプファイヤーとその後の散歩の準備を行いました。準備が整いすっかり日も暮れて、園児たちがキャンプファイヤーを楽しみにしながらやってきました。組み木を囲って待っていると、火の神様がやってきて、火をつけてくださいました。 さあ、ここから楽しいキャンプファイヤーの始まりです! キャンプファイヤーでは、先生方の用意してくださった出し物を中心に園児たちと楽しい時間を過ごしました。私たち学生が用意した出し物は、「太郎くんと次郎くん」と「おちたおちた」の2つです。 「太郎くんと次郎くん」は歌いながら体の部位を動かしていく遊びです。始めは右手だけを動かすという簡単な動きで、つまらなさそうにしていた園児たちでしたが、動かす部分がどんどん増えて複雑になっていくと、みんな笑いながら楽しんでくれました。この遊びは園児たちにとって初めてすることだったので、どう説明したらいいのか分かりませんでしたが、大まかな説明で理解してくれて、楽しく出し物をすることができました。 「おちたおちた」は言葉にあわせてポーズをとる手遊びです。最初の方は私たちでよくあるものを落としていきました。途中、先生から「園児1人1人からも様々なものを落としましょう」とご提案いただきました。園児たちからの要望もしっかり聞いて答えてあげないといけないなと感じました。 ▼キャンプファイヤーでの一コマ キャンプファイヤーの後、少し移動して美しい星空を眺めました。普段見ている空よりも、ずっと綺麗な夜空でした。十分に夜空を満喫してから、夜の曽爾高原を散策しました。私は先に最終地点に行ってみんなが来るのを待っていました。全員怖がることなく、無事に戻ってくることができて安心しました。 部屋に戻ってから、園児たちは寝る準備と次の日の着替えを用意し、私たちもその手伝いをしました。準備のできた園児から先生のところに集まって紙芝居を聞きました。紙芝居を聞き終えた園児たちはぐっすり寝床につきました。 ここで1日目の活動はすべて終了です。園児全員が寝た頃、私たちは風呂場で入浴を済ませてから、参加したメンバー同士で1日目の反省会を行いました。「初めてのことが多く戸惑うこともあったけど、明日も頑張りましょう!」と決意して、私たちも寝ました。 【ボランティア2日目】 園児の起床時間は6時だったので、私たちは5時半に起きました。園児が起きるまでに身の回りの整理を行い、起きてきた園児の着替えや荷物の片付けを手伝いました。7時に夕べの集いを行った場所で朝の集いを行いました。夕べの集いと同じように団体の紹介があり、付属幼稚園の紹介を園児が行いました。言葉に詰まることなくスラスラと話す園児たちに改めて感心しました。 朝食はグループごとに先生が入ることなりました。私も担当するグループの園児とともに朝食をいただきました。園児たちといろいろな話をすることができて嬉しかったです。 朝食後、前日のキャンプファイヤーの後片づけを行いました。園児たちは寝室で荷物をまとめて、朝の集いを行った場所で退所式を行いました。ここでもソニット君がやってきたので園児たちはまた大喜びでした。ソニット君に見送られて私たちは付属幼稚園に帰りました。 さすがに疲れてバスの中で寝ていると思いましたが、行く前より元気になっていた園児たちには驚きました。逆に寝ていたのは学生の方でした(笑) 初めてのことで至らなかったところもありますが、誰も怪我することなく無事に卒園旅行は終わりました。しんどいこともありましたがそれ以上に楽しかったこともたくさんあった2日間でした。 このボランティアでは、子どもとの関わり方や、学校行事の裏方の仕事など、実際に教員になったときに役立つことがたくさんありました。また、一緒にボランティアに参加してくれた学生の皆さんからも色々と学ぶことがありました。 この場をお借りして、今回の活動を依頼してくださった畿央大学付属幼稚園の先生方をはじめ、曽爾青少年自然の家のスタッフの皆さん、一緒に活動に参加してくれた学生の皆さんに感謝の気持ちを伝えたいと思います。皆さん、貴重な経験をありがとうございました! 教現代教育学科1回生 加藤明 ●卒園旅行の様子が畿央大学付属幼稚園のHPでも紹介されています。 【関連記事】 •2017年度「マミポコ親子ひろば」第2回活動報告! •畿央大学付属幼稚園の園児が大学のキャンパスに!~マミポコ・親子ひろば •付属幼稚園の園児が大学見学に来ました!
2017.09.27
イギリス短期語学留学プログラム2017 現地レポート vol.10
夏季(イギリス)と春季(カナダ)それぞれの休暇中に、英語の実用能力のさらなる上達をめざす短期語学留学プログラム。第11弾であり最後となる今回は、2017年9月2日(土)~22日(金)の日程でイギリスへの語学留学に参加した、現代教育学科1回生播間あかねさんからの振り返りレポートです! 今回は、私がイギリス短期留学から学んだこと・感じたことを伝えたいと思います。 私がこのイギリス短期語学留学から学んだことは異文化と人間性です。ホームステイをしていた時に日本と違うところを探していました。私が日本と違うと気づいたところは食事とシャワーと洗濯と就寝時間です。食事は1日2,3食で日本と似ていますが、朝食は食パン・フレークなど各自で簡単に済ませるようで、夕食はジャガイモと豆を中心とした食事が毎日出てきました。日本では朝晩ご飯を食べていたのでご飯が恋しくなってしまいました。 ▼ホームステイ先の朝食 ▼ホームステイの夕食 シャワーはホームステイ先によって違いましたが、何分でも入っていいところや5分以内で入らなければいけないところもありました。洗濯もホームステイ先で違っていました。いつでもしていいところもあれば週に1、2回というところもあったので、イギリスの人たちは水を大切にしていることがわかりました。 就寝時間はイギリスでは基本22時に消灯のようです。22時まではテレビを観たり、ゲームをしたり、煙草を吸うなど、自由に過ごす時間になっていましたが、22時になるとテレビや電気を消し、各自部屋に戻りベッドに入ります。起床時間は7時で、9時間は寝るようです。日本では22時にはまだ働いている人もいるかもしれないのにイギリスでは仕事をしている人はあまり見かけませんでした。すごく健康的だなと思いました。 また人間性においてはイギリス人だけでなく、他の国のほとんどの人が授業中にわからない単語があったらすぐに質問し、ディスカッションでは自分から積極的に話し始めます。「なぜ?」と聞かれると、はっきりとした理由を答えることができるのを見て、日本人は自分の意見を持って言えることに欠けているなと思いました。さらに、イギリスでの授業内容は中学の時に習った文法なのに話すことができなかったので、日本の授業ではもっとスピーキングを増やすべきだと思いました。文法が少しずれていても先生や友達と喋っていてあとから先生が文法を直してくれたので、失敗を気にすることはないと実感しました。 ▼全員、頑張りました! 今回の留学メンバーも最初はお互いを知りませんでしたが、3週間一緒にいたので今となってはすごく仲がいいです。日本では先生の話を聞けば理解できますが、イギリスでは先生の話は英語なので理解が難しいときもありました。そんな時、仲間がいたから一緒に協力して授業に参加できたので、さらに楽しく活動できたのではないかと思いました。 私はこの短期留学を通して異文化を理解することができ、仲間との協力はとても大切だとわかりました。そして、自分に足りないのは積極性と自分の意見をしっかりと持つこと。また、さらなる英語の勉強が必要だということもわかりました。 短期留学に行くだけでも、ものの見方や価値観の違いを知れたり、知らなかったことを新しく知ることができたり、見直すことができます。皆さんもぜひ海外留学を経験してみてください! ▼帰国後の集合写真 現代教育学科1回生 播間あかね 【関連記事】 ●過去のイギリス短期語学留学の記事はコチラから!
2017.09.25
イギリス短期語学留学プログラム2017 現地レポート vol.8
夏季(イギリス)と春季(カナダ)それぞれの休暇中に、英語の実用能力のさらなる上達をめざす短期語学留学プログラム。2017年9月2日(土)~22日(金)の日程で、畿央生11名がイギリスに留学へ!現地からのレポート、第9弾です! 私はロンドンで過ごした最後の4日間の「自由時間」の様子を紹介しようと思います。自由時間の移動には自転車を多く利用しました。ロンドンではもちろんバスや地下鉄もあり、歩いてでも観光名所へ行くことはできるのですが、日本と違ってあらゆるところに誰でも借りることができる自転車が設置されています。初めに2ポンド(約300円)を支払うだけで、1回30分以内に返却すると24時間何回でも借りられたので、これだけでかなり遠くまで観光することができました。 私は主に世界遺産に登録されているような観光名所を見て回りました。私がその中でも一番印象に残っているのはウエストミンスター寺院です。残念ながら内部は撮影禁止だったので写真はありませんが、実際に国王の戴冠式やダイアナ妃の葬儀が行われた場所や戴冠式で使われた椅子、エリザベス1世のお墓などを見ることができました。 また、中に入っただけではなくロンドンアイという観覧車のような乗り物やテムズ川のクルーズ船にも乗り、外から見る景色も楽しみました。イギリスにある建物はとても歴史の古いものが多いので、何も知らずに行くと何かわからないことも多く、あらかじめその場所について調べておくことはとても大切だと感じました。 他にもナショナルギャラリーという美術館へ行ってゴッホの「ヒマワリ」などの多くの有名な絵を見たり、ハリーポッターの撮影地であるキングスクロス駅に行って写真を撮ったりしました。別々のところに行っていた他の仲間と合流して昼食や夕食を食べに行ったり、最終日にはミュージカル「レ・ミゼラブル」を観たりと、とても充実した4日間を過ごすことができました! 現代教育学科1回生 松本由貴 【関連記事】 ●過去のイギリス短期語学留学の記事はコチラから!
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