2024.04.16 

2024年度 新入学生研修 学科別レポートvol.5~人間環境デザイン学科

文化財である展示物や民家を自由にスケッチ!

 

2024年4月5日(金)、人間環境デザイン学科新入学生研修を実施しました。新入生58名が以下の5つの目的をもって参加しました。

  1. 大学での新たな友達づくり
  2. 教員とのふれあい
  3. 大学生活へのモチベーションを高める
  4. 美しい環境の中ではぐくまれたまちや建築に触れることにより、まちと人々の生活とのつながりを考える
  5. 見学やレクリエーションを通して、自身のキャリアを考える

研修当日は、クラス担任を含む教員7名、2回生および3回生5名がサポート役で同行しました。

 

研修の行先は、奈良県立民俗博物館奈良公園です。奈良県立民俗博物館は、奈良に暮らす人々が改良と工夫を重ねながら伝えてきた、大正から昭和初期の生活用具や農具、国重要有形民俗文化財の「吉野林業用具と林産加工用具」などがわかりやすく展示されています。また、博物館が立地する大和民俗公園には、県内各地から移築・復元した江戸時代の民家など15棟があり、うち3棟は国指定重要文化財、10棟は県指定有形文化財となっています。

 

行きのバスでは、教員、学生全員が自己紹介をしました。個性豊かな自己紹介で、楽しい1日が始まりました。

 

奈良県立民俗博物館では、展示物の見学だけでなく、それぞれが関心を持ったものを自由にスケッチしてもらいました。

 

 

 

 

 

 

同じ民家を見ていても、建物全体をスケッチしている学生、屋根や家具をスケッチしている学生、一部の構造に焦点を当ててスケッチしている学生など、見る視点は様々です。後の研修でそのスケッチを見せ合い、各班でまとめ、発表をしてもらいました。自分と違う視点を持っていることの気づきを得ることができたのではないかと思います。

 

 

 

 

 

サポートとして参加した私たち上回生は、一回生に声をかけてみたりするうちに少しずつ仲良くなりました。午後からは、一緒に奈良公園を探索しました。大学生活の様子、授業や履修登録のアドバイスなど、入学してすぐの不安な気持ちを少しでも取り除くことができたなら嬉しいです。

 

 

新入生研修は新入生同士だけでなく教職員とのつながりを持つきっかけとなったはずです。これからの大学での学びに良い影響を与えてくれる経験になったのではないでしょうか。これからどんなアイディアや作品、提案が生まれるのかとても楽しみです。新入生の今後の活躍を期待しています!

 

 

人間環境デザイン学科2回生 熊井 想
助手 中井 千織、小松 智菜美

 

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