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理学療法学科

2017.04.24

理学療法研究会「SAPS」のOB・OG会を開催しました!

2017年3月25日(日)、学生による理学療法研究会であるSAPS※(サップス)のOB・OGによる、勉強会を開催しました。   ※SAPSとは、Studying About Physical therapy by Studentsの略語で、学生による理学療法研究会を意味しています。会の発足は2006年であり、OB会は2010年から継続して開催しています。SAPSは、普段は学生同士で活動していますが、年に2回程度OBの方々(SAPSに所属していた理学療法士として働いている先輩)に大学へ来てもらい、授業だけでは学べない理学療法に関する話題や知識、技術を発表してくれ、学生と一緒にディスカッションを行うなどして交流をはかる場としてOB会を開催しています。   【SAPSのOB・OGのメンバーたち】     今回は「今きている!?最新の理学療法~教科書では学べない理学療法を知りたい!!!」というテーマでOBOGさんの方々に話題提供や実技実演を交えた発表をしていただきました。発表テーマは下記の通りで、SAPSの1~2期生の4名が発表してくれました。   ① 経頭蓋直流電気刺激によるニューロモジュレーション SAPS 1期生:石垣   ② 治療的電気刺激(物理療法)の最新のトピックス SAPS 2期生:瀧口   ③ 旅行リハビリテーションの紹介 SAPS 2期生:石川   ④ 肩関節の徒手理学療法の評価と治療  SAPS 3期生:諸麥     OBOGの方々の発表はどれも知らないことばかりで、普段の授業だけでは絶対に聞けない、体験出来ないことをたくさん学び、経験することが出来ました。     また、OB・OGさんの発表が終わった後はOBOG・学生でディスカッションを行い、自分たちで新しい理学療法を考えました。現場で働いている理学療法士や学生であることは関係なく、斬新なアイディアが飛び交い白熱したものとなりました!   【参加してくださった方々の声】 「色んな分野で頑張っている人の話を聞けて良かった」 「自分とかかわりの少ない分野の話しが聞けて参考になった」 「学生の間に実際に働いている・頑張っている理学療法の幅広い見解が知れた」 「旅行リハなど新しいリハビリテーションを聞けて良かった」 「実技が多くたのしかった!」 「OBOGさんと多く話すことが出来て臨床的な場面に触れることが出来た!」   今回のOB・OG会ではテーマの通り、普段の学生生活の中では学べない理学療法について学ぶことが出来ました。SAPSの「学生の間からでも何か患者さんのためにできることはあるはず」という理念と、今回の経験と学びを生かして、学生生活がより良いものになればと思います。     畿央大学理学療法学科3回生 SAPS 10期生 塩中裕介

2017.04.18

アジア理学療法学生交流会(APTSA)日韓コラボレーションプロジェクトに参加!~理学療法学科

こんにちは!理学療法学科2回生の松本滉平です!  私は現在、全国の理学療法学科の学生によって構成されている団体「APTSA-Japan」の運営委員として、「日韓コラボレーションプロジェクト」に携わっています。このプロジェクトは日本と韓国の理学療法学生が主体の活動で、両国には3年生教育制度や人口の都市一極集中化・急速な高齢化など、理学療法士として考えるべき共通の課題が多くあります。これらの社会課題に対して、日韓の理学療法学生がどのように行動を起こしていくべきかを考え、将来にわたり協力していくことで社会にいい変化を生み出していく関係が必要であるという考えから、1年前にスタートしたものです。  今回は第3回となる日韓コラボレーションプロジェクトに参加したので、レポートしたいと思います!     会場は釜山で、2017年3月17日(金)の午後から3月18日(土)の午前の間で行われました。日本からは畿央大学1名、吉備国際大学1名、関西医療福祉大学1名、大阪府立大学1名。県立広島大学1名、国際医療福祉大学2名、鹿児島大学2名と教員1名を合わせた10名が参加しました。   1日目 関西空港に集合して釜山へ向かいました。現地に到着後、ホテルへ向かいチェックインを済ました後、お昼ご飯を食べに近くの韓国料理を食べに行きました。その後は、2日目のプレゼンに向けて準備を進めていきました。夜は現地の学生2人に案内してもらい、夕ご飯を含め観光をしました。     2日目(コラボレーションプロジェクト初日) 午前中はプレゼンの準備を進め、会場となる釜山のDong-eui University へ向かいました。到着すると日本と韓国の学生が混じった班に分かれ、互いに緊張していたこともありアイスブレーキングをしました。     その後、準備を進めてきたプレゼンをしました。僕も初めて英語でプレゼンをしました。テーマは「ボランティア」だったので、障がい者スポーツであるボッチャと野球ひじについてのボランティアを例にして発表しました。     韓国側のプレゼンでは韓国の現状やボランティア事情について今まであまり知らなかったことについて学ぶことが出来ました。その後、発表内容についてディスカッションを行い、学んだ内容をより深めていきました。夜は韓国の学生に釜山の街を案内してもらいました。     3日目(コラボレーションプロジェクト2日目) この日のプログラムはキネシオテーピングについてのケーススタディーでした。     まず、キネシオテーピングについての説明を受け実践に移りました。テーピングには元から興味がありやってみたいと思っていましたが、実際にやってみると思うようにできず、骨や筋肉の触診ができないとテーピングもうまくできないと実感。これをきっかけに基礎を固めながら勉強していきたいなと思いました。これで、今回の日韓プロジェクトの全日程が終了となりました。 午後は紺国の学生たちに釜山の穴場スポットや有名な観光名所に連れて行ってもらいました。自分たちだけで観光していたら今回のように充実した観光にはなっていなかったと思います。     4日目 この日は飛行機の時間まで自分たちで観光をしました。市場に行ったり、ショッピングモールに行き買い物をしたり、自分たちの行きたかったところに行きました。買いたいものが買えてよかったです。そして、とうとう帰国の時間となり釜山を出発しました。   この4日間を振り返るとたくさんの経験が出来たと思います。それ以上にこのプロジェクトに向けて事前準備を運営委員や参加者としてきたことは今後、こういうことがあっても生きてくると思います。 今回このような企画に携わらせていただきありがとうございました。次は自分の意見も含めながらより良いものにしていきたいです。

2017.04.11

平成29年度 新入生宿泊研修レポートvol.2~理学療法学科

平成29年4月6日(木)と7日(金)の2日間にわたり、新大阪にある大阪ガーデンパレスにて理学療法学科の平成29年度新入生宿泊研修が行われました。研修には新入生79名、新4年生6名、卒業生5名、キャリアセンター理学療法学科担当の岡田匡喜部長、学科長の庄本康治先生、学科主任の田平一行先生、1組担任の冷水誠先生、2組担任の松本先生が参加しました。 宿泊研修の目的は下記の通りです。   ① 新入生同士だけでなく、先輩・教員とも交流を深める ② これからの学生生活について考え、理学療法士としての自分達の将来像を持つ   【宿泊1日目】 まずはアイスブレーク(初対面同士が打ち解けやすくするためにゲーム等を行うこと)ということで、新4回生が理学療法学科の先生方の紹介や、過去のエピソードをざっくばらんに話し、新入生の緊張をほぐしてくれました。   ▼新4回生によるアイスブレーク     次に、グループに分かれ、『あいうえお作文』を使った自己紹介をしました。どのグループも短時間で作成したとは思えないようなオチのある内容でした(笑) 徐々に緊張も解け、とても穏やかないい雰囲気になっていきました。   ▼あいうえお作文を使った自己紹介     新4年生の6名からは畿央大学での学びや学外活動(クラブ、サークル活動、アルバイト、遊び)など学生生活について自身の経験から新入生ととても近い距離感で楽しく話してくれました。 その後、グループワークで「よりよい学生生活を送るために大切なこと」についての討論があり、学外活動の面から考え発表してもらいました。新しい仲間の前での初めてのグループ発表では、緊張感もありながら、各々の個性が出ていました。   ▼グループワーク風景     ▼グループ発表の様子     【宿泊2日目】 2日目には卒業生5名から、臨床現場で患者様と日々向き合っている理学療法士として働く先輩として、畿央大学の建学の精神である「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」についてどのように考えるのかについて、熱いメッセージを添えて話していただきました。   ▼卒業生が語る建学の精神     最後は、グループで今後、理学療法士を志すにあたり建学の精神をどのように考えるのかについて話し合い発表してもらいました。難しいテーマでしたが、4年生や卒業生がグループワークのファシリテーターとして入り、意見をまとめることができていたと思います。 【建学の精神】は理学療法士としてはもちろん、一人の人間として成長していくために重要なこころの持ち方だと考えています。入学して間もない時期に、全員で、これからのことをしっかり考えたこの研修は、彼らにとって非常に有意義な時間になったと思います。考えるだけでなく、これから実際に行動することにより、皆さんの夢を実現していってくれることを祈っています。   ▼参加者全員で記念撮影!       【理学療法学科15期生 2組担任 松本先生のコメント】 今回の宿泊研修を行うにあたりご協力いただきました。学内関係者、新年度が始まりご多忙な中駆けつけてくださった卒業生の皆さん、総合臨床実習直前にも関わらずみんなで協力して準備し、当日も積極的に参加してくれた新4年生の皆さん、会場で大変お世話になりました大阪ガーデンパレスの皆様に御礼申し上げます。   【学生からのコメント】 1日目は、クラス会では「夢をチカラに」をテーマに新たな決意や自分の思いを作文にしました。その後交流を深めるためにあいうえお作文を用いた自己紹介をしました。10人ほどのグループに分かれ、自分の名前から1文字とりこれからの4年間どのように過ごすかをテーマにして、発表しました。各グループ個性があり、交流を深めることができたと思います! 初めて理学療法士について深く考え、これからの学生生活に不安を抱えると共に自分のめざすべき姿が見えてきたかと思います! 理学療法学科1回生 上東恵美、島田響、藤並郁巳、宮田晶穂   【関連記事】 平成29年度 新入生宿泊研修レポートvol.1~看護医療学科

2017.04.10

日本理学療法学生協会(JPTSA)が開催したJapan Study Tourに参加!~理学療法学科

理学療法学科の2年生の入川桂一です!私は日本理学療法学生協会(JPTSA)の国際部に所属しています.2017年3月27日(月)~3月29日(水)に京都大学で開催された2nd JST(Japan Study Tour)に参加しましたので報告します!     ※JSTとは、海外の理学療法士をめざす学生を日本に招待して、日本の学生、海外の学生共に理学療法について一緒に学ぼうという企画です。具体的には世界的にも有名な先生をお呼びしてのレクチャー、ディスカッション、 病院・施設見学、観光を通して、海外のPT学生と交流を深めることを目的としています。   今回は、フィリピン、インドネシア、マレーシア、タイ、台湾、フランス、日本の7か国と、たくさんの国々から理学療法士学生が参加されたくさんの人と交流を交わす事ができました。   【1st Day】 前半は講師の方々の貴重なご講演を聞き、後半はゲームを交えたアイスブレイクでした。ゲームはたくさん行われたのですが特に「じゃんけん」が盛り上がりました。国によって掛け声や、指の出し方違うため、どの国も大いに楽しめました。ゲーム以外にも折り鶴やキーホルダーを作ったりしました。   ▼折り鶴を作っている様子     ▼じゃんけん大会の様子       ▼講演の様子   【2nd Day】 2日目は、京都大学の施設見学、各国のプレゼン、立食パーティーなどが行われました。立食パーティーでは外国人の方とより親密になることが出来ました。   ▼パーティーで盛り上がっている様子   ▼フィリピンから来た学生の発表     【3rd Day】 最終日は京都の観光ツアーでした。Aコース(下鴨神社、平安神宮、二条城、祇園)、Bコース(金閣寺、東映太秦映画村)があり、私はBコースでした。映画村では日本の昔の衣装を着ている人が多く、外国の学生に大人気でした。   ▼映画村     ▼金閣寺   今回のJSTでは海外の理学療法の知識だけでなく、コミュニケーション能力、積極性、友達などたくさんのものを得ることができました。人見知りの自分にとって、とても大きな成長を果たすことができた貴重な経験となりました。企画・運営してくださったスタッフの方、講師の先生方、皆様本当にありがとうございました!   理学療法学科2回生 入川桂一 【関連記事】 日本理学療法学生協会「畿央大学主催 関西支部大会」2016 活動報告! 国際交流レポート~理学療法学科の学生が「JAPAN STUDY TOUR」に参加!(第2弾) 国際交流レポート~理学療法学科の学生が「JAPAN STUDY TOUR」に参加!

2017.03.28

卒業生・在学生で恒例の沖縄ゼミ旅行!~理学療法学科瓜谷ゼミ

2016年3月17日(金)~3月21日(火)に理学療法学科瓜谷先生の「瓜谷ゼミ」3回生4名・4回生4名および「裏瓜谷ゼミ(ゼミ生ではないけど諸々の集まりに参加してくれる人たち)」3回生2名、4回生4名、そして卒業生5名で沖縄卒業旅行に行きました。通称「うりゼミうらゼミツアー」合計20名、女子ばかりの旅行になりました!     17日から19日の3日間は雨が続き天候には恵まれませんでしたが、古宇利島や残波岬、万座毛は雨ならではの美しさがありました。その他にも琉球ガラス体験や首里城、美ら海水族館へ行ったりしました。     民宿への帰りには毎日ブルーシールアイスが付き物でした!民宿へ戻ると、国際通りで仕入れた刺身やお惣菜を調理し、沖縄料理を泡盛やオリオンビールと共に堪能! 19日の夜からOGの先輩方が合流し、沖縄の夜を満喫しました!     20日からは座間味島へ移動し、一泊しました。朝からはホエールウォッチングをし、奇跡的にも鯨のジャンプ(ブリーチング)を観ることができ、大満足の朝に!午後からは雨予報が外れ、かんかん照りの一日に。ここからはシュノーケリングチームと、島散策のチームに分かれ行動しました。シュノーケリングは海が透き通っていて昨年以上の美しさでした。また、海亀を観ることができたのでとても良かったです。     島散策はバイクを借りて座間味島を一周しました。散策は今年はじめてで、普段見ることのできない島の風景や日常を肌で感じることができました!     お昼ご飯は、毎年お世話になっているもずくさんのお店で名物もずくそばをいただきました。相変わらずの美味しさでした。 日が暮れ、バーベキューの準備をしていると夕焼けがとても綺麗で、それを見ながらアグー豚の焼き肉をいただきました。とっても美味しかったです! 夜になると曇り空に。しかし運が良かったのか、雲が晴れ、満点の星空が現れました!地元では見ることのできない、ゼミ生にとっては初めての星空だったので、すごく感動しました!     今年は昨年のOGの先輩方が全員集まってくださり、大いに盛り上がった旅行となりました!これを糧に、3年生は実習を、4年生は社会人として頑張っていきます!今年参加できなかった方、参加した方も、来年の沖縄旅行にぜひご参加ください!     理学療法学科4回生(2017年3月卒業) 坂口ななみ 【関連記事】 卒業研究で広陵町住民の方のデータを測定!~理学療法学科瓜谷ゼミ アジア理学療法学会(ACPT)に参加、発表!~理学療法学科瓜谷ゼミ 卒業研究で助成向けパンツを共同開発!~理学療法学科瓜谷ゼミ 在学生・卒業生合同で沖縄にゼミ旅行!~理学療法学科瓜谷ゼミ

2017.03.27

TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.41~奈良県主催のスポーツイベントに協力!

こんにちは!理学療法学科2回生の堀井です。 2017年3月11日(土)10時より、すぽろば(奈良県総合型地域スポーツクラブ連絡協議会)のPRイベントが大学に隣接する商業施設エコール・マミで開催され、畿央大学健康支援学生チームTASK※が協力させて頂きました。 ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を超えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。     私たちは1階の広場にて「親子向け体操」をさせていただきました。TASKメンバー3人で自分たちが考えた体操を、エコマミに来ていたお客さんの前で披露させていただきました。参加してくださった親子さんもみんな一緒に体操をすることで、私たちも一緒になって楽しい時間を過ごすことができました。     そのあと、体組成計と血管年齢測定をお手伝わせてもらいました。みなさん体組成計と血管年齢測定に興味があったらしく、たくさんの方が測定され、自分の体について知り、健康意識を高めていただけたのではないでしょうか?     今後も地域の健康づくりに少しでも貢献していきたいと思います! 理学療法学科2回生 堀井啓介   ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。

2017.03.25

TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.40~介護予防リーダー養成講座に協力!

理学療法学科3回生の福森です。3月16日(木)に畿央大学で行われた「介護予防リーダー養成講座」に体力測定のサポートとして健康支援学生チームTASK※の理学療法学科の3回生4名で参加させていただきました。この講座は広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」の一環で行なわれているもので、自主的な健康づくりの活動を行える地域支援の住民リーダーを養成するものです。 ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を超えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。     今回の講座では運動教室などで参加者の方に体力測定をする際の注意点などについて、実際にお互いに測定をしながら確認して頂きました。私たち学生は測定を行っている参加者さんの補助をさせて頂きました。今回は、椅坐位体前屈・30秒間立ち上がりテスト・TUG(Timed Up and Go)テストという測定を行いました。     この講座に参加されている方々は皆さんすごく意欲的で、とても細かいところまで測定の仕方を確認し、他にはどんな方法やテストがあるかなどを熱心に質問されていました。また、講座の終了後には、私たちに効果的な柔軟の仕方を教えて頂きました。   参加者の方々には、この講座だけでなく他の地域の活動などにも積極的に参加されている方もいて、地域での活動に対して熱心で、地域での関わりを大切にしていることがとても感じられました。また、高齢化の進む今後は、専門家だけでなく地域の方々が率先して介護や介護予防の活動を行い、地域住民の生き生きとした活動と健康維持を大切にしなければならないと思いました。   理学療法学科 3回生 福森雄大   ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。   【関連リンク】 「広陵町・香芝市×畿央大学 介護予防リーダー養成講座」修了式を開催しました。 第2回シニアキャンパスを開催しました。(KEEP協力) 「広陵町・香芝市×畿央大学 介護予防リーダー養成講座」を開講しました。 広陵町・香芝市連携「介護予防リーダー養成講座」説明会が開催されました。

2017.03.22

神経リハビリテーション学研究室の研究交流会が開催されました。

3月11日(土)、畿央大学にて神経リハビリテーション学研究室(大学院 森岡研究室)の研究交流会が開催されました。今回は、吉備国際大学の竹林崇先生,伊丹恒生脳神経外科病院の竹内健太先生(いずれも作業療法士)に御来学頂き、研究紹介を行って頂きました。また、畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターの大住助教、大学院生の藤井、高村、石垣からも研究紹介を行い、双方の研究に関して意見交換を行いました。また、本会では在学中の大学院生以外にも、修士課程や博士課程の多くの修了生が参加し、懐かしい顏ぶれが揃う機会にもなりました。 研究会の前半は、竹林先生と竹内先生からそれぞれの研究紹介がありました。 竹林先生の研究紹介では、CI療法(脳卒中後片麻痺上肢の集中訓練:Constraint induced movement therapy)とTransfer package(改善した上肢機能を生活場面の使用に汎化させる行動療法)との併用効果や、その改善に関する神経メカニズム、運動療法にロボットを用いることの有用性、そして、経頭蓋直流電気刺激と末梢電気刺激の併用がCI療法の効果に与える影響など、脳卒中患者を対象とした様々な臨床研究の成果を示して頂きました。脳卒中患者の上肢機能という事項に対して、様々な側面から評価・介入しつつも回復機序までも検証しておられる一連の取り組みに感銘を受けると共に、強い臨床志向的な研究動機に触れさせて頂きました。また、竹内先生からは、半側空間無視患者の臨床的評価に対する素朴な疑問を検証するために取り組んでおられる臨床研究を紹介して頂きました。普段の臨床で生じる疑問を取りこぼさず、それに対する仮説を立てて検証していく手続きの重要性を改めて学ばせて頂きました。 続いて後半は、畿央大学から半側空間無視の病態特性について藤井、高村が、慢性疼痛患者の運動特性について大住助教、姿勢制御の社会的特性に関して石垣が紹介させて頂きました。 それぞれの研究紹介に対して、竹林先生、竹内先生との意見交換だけでなく、修了生からの意見も活発に発せられ、予定時間を超過してしまうほどの充実した会となりました。また、普段から博士課程の先輩方の研究発表を聞く機会がある修士課程の私達にとっても、発表を聞く度に研究が発展している先輩方の姿を目の当たりにし、刺激を受けるとともに、自身の研究に取り組む姿勢についても学ばせて頂きました。 交流会の途中で撮影した集合写真ですが、実は他の共同研究で来学されていた東京大学医学部附属病院リハビリテーション科の四津先生が交流会へと足を運んでくださり、集合写真まで撮らせて頂きました。東京へ戻られるお忙しい時間にも関わらず、わざわざ足を運んで頂きました。ありがとうございました。 半日という短い時間で開催された会ではありましたが、建設的な意見交換が活発に行われ、未来志向的な場を共有することができたと思います。そして、このような機会をきっかけに、様々な領域の研究者との協力関係を形成し、真にリハビリテーションの対象者に還元される研究成果の発信に繋げていきたいと思います。 最後になりましたが、ご多忙のなか御来学して頂いた竹林先生ならびに竹内先生、企画及び運営を実施してくださった博士後期課程の方々、そして、このような機会を与えてくださった森岡教授に深く感謝を申し上げます。 畿央大学大学院 健康科学研究科 修士課程1年 山道菜未

2017.03.14

健康科学研究科・理学療法学科 福本ゼミ同門会を開催!

3月4日(土)、5日(日)に健康科学研究科・理学療法学科 福本研究室の同門会を開催致しました。 昨年と同様、畿央大学にて研究報告会を開催し、卒業生・修了生、修士課程・博士課程総勢18名の参加者を募ることができ、計10演題の発表が行われました。     福本研究室も100名を超える同門生を生むに至り、本年の演題発表からもその歴史を随所に感じることが出来ました。経験豊富な先輩方が座長を務めて下さり、発表者も日々の成果や現在の成長を、分野を超えた同門生という関係性だからこそ相談できたこともあったように感じました。 特に運動器というテーマを共有することが多い、我々の仲間からも質的研究等を実践している仲間も現れ、分野問わず活発な議論が自然と生まれているところが福本研究室の良さであるとも思います。 最後には福本先生より、現在の研究テーマの紹介と今後の方向性や展望等についてお話を頂き、次年度に向けてまた本年もそれぞれの課題に向けて、また研究室としての取り組みに協力しながら日々研鑽していく気持ちを新たにすることが出来ました。   研究報告会の後は、ホテルへ移動し、懇親会が開かれました。 大学から場所も移して行われるため、報告会の時と違って和やかな雰囲気で肩肘張らない日常の会話から、研究や臨床に関する相談もでき、研究室内での交流を深めることが出来ました。このように普段職場も領域も異なる先輩方と交流できる貴重な機会を今後も大切にしていきたいと強く思うことが出来ました。   普段は所属している組織や学会等、限られた場面で、様々な意見や知識や考察を深める機会というのは得られやすいものですが、定期的に本会のように様々な分野・年代の方々と前向きに意見交換を行える場を頂けることで、広い視野を持ち、持論に幅を持たせることが出来るということに畿央大学の繋がりの強さと柔軟さを感じることが出来ます。     今後も福本研究室では、異なった様々な分野の仲間達と共に、社会貢献できるような様々な取り組みを実践、模索していきたいと考えております。   福本研究室 研究補助員 上田和輝   ●畿桜会(畿央大学・畿央大学大学院・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。 詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。

2017.03.14

冬のスポーツ実習2017(in 白馬村)レポート vol.5~助力が見たスポーツ実習

2月21日(火)~24日(金)まで、長野県北安曇郡白馬村の白馬五竜スキー場で行われた平成28年度のスポーツ実習(冬季)。1年生の受講生113人、アシスタントとして2年生・3年生の助力12人、教員10人、合計135人が参加しました。助力として頑張ってくれた2名からのレポートです!   【理学療法学科2回生レポート】 スポーツ実習には理学療法学科からは5名が助力として参加させていただきました。     私たちは怪我や健康面のサポートのために参加し、テーピングやストレッチの指導を行います。そこで、スキーとスノーボードでは膝や足関節を傷めることが多いために前日の準備としてテーピングの練習を行いました。初めてテーピングを巻く学生が多く、特に足関節で1番始めのアンダーラップを巻く段階で苦戦しました。他にも強く巻いたり弱く巻いたりするなどの力加減が難しかったですが、お互いに教え合い、先生に質問しながら練習することでなんとかテーピングが出来るようになりました。また実習では色々な体格の学生にテーピングしないといけないため助力同士で交代しながら何度も練習し、全員で実習に担えました。 【参考記事】甲子園メディカルトレーナーに学ぶテーピング技術!~理学療法学科3年次配当「義肢装具学実習」 いざスポーツ実習が始まってみると、やはり膝や足関節が痛いと訴える学生が多かったです。どのように動かせば痛いのかを確認しテーピングなどの対処をしていきました。触診も実際に行ったため、筋の走行などの解剖学や運動学の知識の必要性を思い知らされました。 また、初めてスノーボードやスキーをする学生が多いため筋肉痛になる学生が多かったです。そこで夜のレクリエーションとしてストレッチを行いました。身体のどこが筋肉痛なのかを1回生に聞き、どのようなストレッチをすればいいのか考えるのは難しかったです。しかし、ストレッチのあとに1回生から「身体が楽になった!!」という言葉をもらえたときにはやり甲斐を感じました。     今回、助力として参加させていただくことで新しくテーピング技術を身につけること以外にも教育学科や看護医療学科の助力の方、先生方と協力することで周りをまとめる力をつけることもできたと思います。助力として冬季スポーツ実習に参加でき、本当に良かったです!!   理学療法学科2回生 中山明里紗   【現代教育学科2回生レポート】 今回助力として参加して、まず去年受講生としてでは気付かなかった実習の成功の裏にあるたくさんの方々の協力、助力という立場がいかに重要で難しい立場かと、さまざまなことに気付けた4日間でした。 レクリエーションなどでは、助力がリーダーシップをとり、実習生をまとめたり、助力、実習生ともに結束力を高めたりする場面もありました。このことから、人をまとめる事の難しさを感じると同時にやりがいと、仲間の大切さを、改めて感じることができました。     そして何よりよかったのが、大きな問題なく受講生が充実した実習を送れたことです。 ウィンタースポーツは正しく学び、正しく行うことで素晴らしい競技であること、班などのチームワークの大切さに気づいた、など受講生からたくさんの嬉しい言葉が聞こえて来ました。 また僕たち自身も多くの学びや気づきに出会えました。助力として様々なしんどいこともありましたが、無事実習が終了して良かったと思います。僕たち学生スタッフにとっても学びと実り多き実習になりました。   現代教育学科 2回生 小山輝   【関連記事】 冬のスポーツ実習2017(in 白馬村)レポート vol.4 冬のスポーツ実習2017(in 白馬村)レポート vol.3 冬のスポーツ実習2017(in 白馬村)レポート vol.2 冬のスポーツ実習2017(in 白馬村)レポート vol.1