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看護医療学科
2012.10.16
学生広報スタッフblog vol.39~看護医療学科2・3回生の大学生活レポート!
こんにちは!学生広報スタッフ、看護医療学科3回生の清水です。 3回生の後期になってからはいよいよ学外実習がスタート。数週間に一度、実習の合間に大学に顔を出す実習漬けの毎日です。さて、看護医療学科の後輩から「どんな授業が2回生や3回生があるのか紹介して欲しい!」という声があったので、時間割と合わせて生活ぶりをご説明します。 【2回生後期の時間割】 【3回生前期の時間割】 3回生の1年は”山”といわれる時期で、しっかり勉強すれば看護が分かってきます。 2回生後期からはより専門的な授業が始まり、実習や演習を中心に学びます。 そして3回生前期には、2回生の総復習として看護ケアを座学形式で学びます。看護実習室を使っての授業が大半なので、きちんと予習をして授業に臨めるかがスムーズな学習のカギ。6~10人に分かれてのペーパー・ペイシェント(paper patient/紙上患者)の演習やグループワークも多く、ディスカッションから様々な考えや視点が身につきます。 3回生後期から本格的にはじまる学外実習に向けて、みんな必死です。もちろん、実習のためだけではなく、看護師の国家試験対策という意味でも、2年生後期から3年生前期はとっても大事な時期だと思います。 平日は帰ってから課題をしたり、疑問点を調べたり、予習をする毎日でした。こんな忙しい日々を送っていても、土日は遊びに行ったり、アルバイトをしている人もいます。メリハリをつけることは大切なこと。私もオンとオフのけじめをつけると、課題が多くてもやる気が出るタイプです。 3回生になった私から後輩の皆さんへ…特に勉強をしておいたほうが良いと思ったのは、看護の基礎である「解剖生理学」と「病態医学」です。実習時や臨床に出た時に、必ず頭に叩き込んでおかないとよりよい看護援助が行えないので、しっかり勉強しなければ後で自分が困ることになります。アセスメントも「病態生理の知識がなければ看護ではない」と言われています。毎日の勉強を、今からしっかり頑張りましょう(笑) この他にも疑問があればいつでも聞いてください!!相談でも何でもお応えします。
2012.10.12
看護医療学科『第1回卒業研究発表会』報告
看護医療学科の「第1回卒業研究発表会」が10月6日(土)に開催されました。本年度は96名の学生が卒業研究論文を提出し、発表会は2会場に分かれて、ゼミ単位で発表しました。 当日は看護医療学科3回生の学生達も各論の学外実習中にもかかわらず朝早くから、また2回生も午前講義終了後に参加して、皆さん熱心に聴講していました。160部準備した発表会資料がまたたく間になくなり、急遽40部を追加印刷するほどの盛況ぶりでした。 看護医療学科では3回生前期に「看護研究基礎論」が開講され、この中で文献検索方法や研究方法に関する基礎を学びます。 その後、学生は各論の学外臨地実習を実施しならが、各自関心のある研究課題(テーマ)を見出していき、研究課題に関連する教員(ゼミ)のもとに相談に訪れ、ゼミ希望を提出し、年明けの1月頃にゼミ教員の決定がなされ、本格的に卒業研究を開始します。 どの研究テーマもオリジナリティがあふれており、発表を聞き、学生の豊かな感性と熱い思いが伝わってきました。 臨地実習での体験が研究動機につながった学生も数多くみられました。いわば卒業研究は四年間の学びの集大成とも言えると思います。 卒業研究論文の執筆はとても大変ではありますが、その分、完成した論文は、一生の宝物になるのではないでしょうか。 学生からは研究の必要性や楽しさ、今後も研究を継続していきたいとの声も聞かれ、看護研究基礎論の科目担当者としては、嬉しい気持ちが致しました。 発表前はかなり緊張した面持ちの学生も、皆、発表がはじまると自信に満ちた顔つき変わり、フロアーからの質問にも適切に応答され、最後は多くの拍手につつまれ、誇らしげな顔が印象的でした。 卒業研究のプロセスを通して、看護を創造的・科学的に探求する能力、研究的態度・姿勢および論理的思考力が養われたことと思います。 既に学生の中には、卒業研究を学会で発表したり、学会誌に投稿したりする予定の人もいると聞きます。 卒業してからも、より良いケアを提供できるようにするためにも、本校で学んだ研究のイロハを活用し、継続して研究を行ってくれることを願っています。 なお、看護医療学科卒業研究論文は製本して図書館に設置される予定ですので、お時間のある時にでも学生の力作に御目通しを頂けると幸いです。 看護医療学科 河野由美(看護研究基礎論担当、卒業研究委員) 【発表した学生(弓場ゼミ)の声】 私たち弓場ゼミは小児の領域で研究を行いました。発表の際には、小児の領域らしく可愛らしいスライドを用いて、和やかな雰囲気で発表できるように心がけました。発表時間が25分と限られていたので、ゼミメンバーは6人いましたが、今回はそのうちプレパレーションと心理問題についての研究を詳しく発表しました。弓場先生にアドバイスを頂き、発表するときには原稿を見ずに皆さんに訴えかけながら話すように工夫しました。皆さんに何を伝えたいか、どう伝えるとわかりやすいかを一生懸命考えることに苦労しましたが、もう一度自分の研究を見直すよい機会になりました。 発表会には小児の領域に興味をもった後輩たちがたくさん見に来てくれていたので、とても緊張しました。極度の緊張を保ったまま発表していたので、発表が終わったらほっとしたのを覚えています。 他のゼミの発表はそれぞれの専門領域を研究していただけあってとても難しかったですが、発表を聞くことで他の領域にも興味をもつことができました。発表の際には皆緊張しているのが伝わってきました。それと同時にそれぞれが自分の研究に一生懸命取り組んできたことも感じられました。 発表会が終わった後には先生からたくさんのお褒めの言葉を頂き、後輩たちからも高い評価をもらえたので、とても達成感がありました。 今後看護師として働くうえで今回の研究の結果を活かし、また、新たに明らかとなった課題を見つめ直し、さらに研究を深めていきたいと思います。 弓場ゼミ(猪熊茉莉・梅景恵美子・岡田彩里沙・楠木あゆみ・原裕美子・保坂美琴)
2012.10.09
学生広報スタッフblog vol.38 ~畿央祭の準備
皆さんこんにちは! 学生広報スタッフ&畿央祭実行委員の、きーさんです♪ 畿央大学の学園祭は「畿央祭」という名称で、今年は記念すべき10回目です。 今年の畿央祭は、10月20日(土)・21日(日)。両日とも10:00~18:00の開催となっています。 きーさんは、畿央祭の実行委員にも就いており、広報担当です。 広報部のお仕事は夏休みが正念場! 今回はその仕事ぶりを少しご紹介したいと思います。 ▲大学周辺のお店に電話を掛け、パンフレットに協賛広告を出して頂く依頼をしています。仲良く楽しくお仕事中♪ ▲お店回り。広告の原稿や協賛金を受け取っています。 ▲人数が少ない日は、他の部署からも応援に来てくれました。素晴らしいチームワークですね(^^) ▲パンフレット作り。切ったり貼ったりの図画工作!達成感のあるお仕事です★ ▲そして、部署に関係なく全委員が協力して取り組んだ垂れ幕作成。 これも夏休みの大仕事でした。 畿央祭まで、あと2週間弱。 アリーナ、学内企画、広報、展示、舞台、模擬の6部署に分かれた百数十名の実行委員は、一丸となって日々準備を進めています。 大変だけどやりがいのあるお仕事。学年や学科を超えて知り合いも増えました。 皆様、当日は是非、畿央祭に足をお運び下さいね。 カッコイイつなぎを着た実行委員が笑顔でお迎え致します(^^) 【参考記事】 ▼第10回畿央祭のご案内。 https://www.kio.ac.jp/whats/120921.html ▼ウェルカムキャンパスのご案内。 https://www.kio.ac.jp/whats/120921_welcome.html ▼ミニオープンキャンパスのご案内。 https://www.kio.ac.jp/admission/opencampus/121020/index.html
2012.10.08
学生広報スタッフblog vol.37 ~被災地支援サークル「HOPEFUL」の活動
学生広報スタッフ&HOPEFULメンバー、きーさんです☆ HOPEFULは、昨年の東日本大震災を受けて発足した畿央大学のサークルで、教育学部の良原誠崇准教授(通称:よっしー)を顧問、教育学部3回生細川知憲(通称:ともぴー)を代表としています。 今回、私たちHOPEFULの有志3名(喜島、境、山野)は、夏休みを利用して、9/10~9/13に宮城県石巻市でボランティア活動に参加しました。 受入先は、石巻市雄勝(おがつ)町にある合同会社オーガッツ(http://oh-guts.jp/)。 被災した漁師さんらが集まって出来た会社です。 約4,300人だった人口が1,000人弱にまで激減し、高齢化も深刻な雄勝町。 オーガッツの皆さんは、合同会社として生産者同士のネットワークを作り、日々復興に向けて漁業に勤しんでいます。 私たちは、漁業支援という形でそのお手伝いをすると同時に、漁業体験もさせて頂きました。 ▲仙台からレンタカーで約2時間。オーガッツのある石巻市雄勝町水浜に到着。 この高台から見える景色は震災前、住宅でいっぱいだったそうです。 ▲車で10分弱の場所にある「おがつ店こ屋街」。 廃墟となった石巻市雄勝総合支所敷地内にオープンしました。 少しずつではありますが、町は復興へ向けて歩み出しています。 この商店街で毎日食料品等の買い物をしました。 ▲宿泊場所はこの古民家。囲炉裏もあるレトロな構造です。 ▲作業の様子。 採れたての牡蠣に付いたフジツボやムール貝を鉈で落とします。 その後高圧洗浄機で汚れを落として完成★ (さらに…)
2012.09.05
台風被害から1年~十津川村・野迫川村での堀内ゼミ合宿!
9月に入りました。看護医療学科の卒業論文提出期限は今月末の28日(金)です。堀内ゼミでは,「災害看護」や「国際看護」など統合看護学領域のテーマに取り組んでいますが,今年は2人の学生が災害看護に関係するテーマで研究を進めています。2012年7月31日(火)から8月1日(水),1泊2日で実施したゼミ合宿では,ちょうど1年前の台風12号で大きな被害を受けた十津川村と野迫川村を訪ね,当時の状況や現在の復興に向けた取り組み,仮設住宅での生活が続く住民の方々の思いなどを伺いました。 休憩をしながら3時間ほどで十津川村に到着,まずは腹ごしらえ,谷瀬の吊り橋をバックにランチを取ったおしゃれなカフェで記念撮影。 吊り橋はもちろん渡りました。一度に渡ることが出来る人数は20人です。 谷瀬の吊り橋を渡った上野地地域に仮設住宅が3棟あります。奈良県の木材をふんだんに使った温かみはあるものの,1年が経過した今も自宅へ戻ることができない方々の心を癒すのは難しいと思いました。 スロープや手すりもついていました。 宿泊は十津川温泉の田花館。十津川村観光協会会長で,地元消防団のメンバーでもある宿のご主人から,発災時の様子と復興の道のりについてお話をお聞きしました。たくさんの資料をご準備くださっていました。 これで就寝!というわけにはいきません。ゼミ合宿です。ハイ,皆さんパソコンを開いて!!! オニ指導教員の論文指導は,夜中まで続きました(笑) 小雨の中,ご夫婦で見送ってくださいました。田花館は創業明治42年の老舗,厳選100%かけ流し温泉は,夜中まで論文に向かった(向かわされた?)疲れを癒しました。料理も美味しいです。温泉コーヒーのサービスもあります。ぜひ皆さんも訪ねてください。 次は十津川村役場へ。まだ台風12号災害相談窓口もあります。 1週間前の大雨で起きた小さな崩落が。しかし,対応は素早く砂嚢が積まれ,交通に問題はありません。 世界遺産の玉置神社で看護師国家試験の合格祈願??? 「大雨の中本殿まで頑張って参りました。どうぞよろしくお願いします!」 (さらに…)
2012.09.02
学生広報スタッフblog vol.31~「チーム医療ふれあい実習」レポート!
こんにちは。 看護医療学科1回生の、きーさんです! 今回は、8月20日~24日の日程で行われた「チーム医療ふれあい実習」について紹介してみたいと思います。 この実習は、健康科学部の学生が学科の枠を超えたグループ編成により、実際にチーム医療が実践されている医療現場を見学し、チーム医療を担う専門職としての資質および態度の涵養を目指す事を目的に行われているものです。 きーさんの実習先は市立奈良病院。 公設民営の病院で、へき地医療拠点病院として、へき地医療を担うとともに、急性期診療にも力を入れています。 ▲市立奈良病院外観 ▲実習グループ3班 実習生は、看護医療・理学療法・健康栄養の各学科から合計24名。 うち、きーさんは4階病棟(消化器内科・小児科・耳鼻科)で実習を受ける事になりました。 小児科があるフロアだけに、壁にかわいい動物の絵が貼ってあったりして、工夫が見られました。 これは、フロアに常駐している保育士さんが作ったもので、入院患者には様々な職種がかかわっているのだなと実感しました。 他にも、患者様がリハビリに向かう際には看護師と理学療法士との間で引き継ぎが行われていましたし、抗がん剤治療を受けていた患者様が退院する際には、退院指導を実施するため化学療法室との間で業務の連携が取られていました。 また、看護師同士でも固定チームナーシングという方式を採り、担当する患者様にチームで対応。 授業で学習した「チーム医療」の、実践の様子を知る事ができ、とても有意義な実習となりました。 患者様とお話をする時間も頂きました。看護師は患者様とのコミュニケーションを円滑に取らねばならない職種。授業でコミュニケーションについて学んではいましたが、実際に患者様と話す時にうまく出来るか不安もありました。話題が無くなって会話が途切れたりしそうにもなりましたが、逆に患者様の方から話題を振って頂いたりして、気を遣わせてしまったかなと少し後悔。 場数を踏んで練習し、もっと円滑に出来るよう更に頑張ります! 指導担当の看護師さんから教わったコミュニケーション上の留意点は、笑顔でいる事、目線を合わせて話す事、身体に触れるタッチングをする事、不安を聞く事、処置の際に声掛けする事等です。看護師は医師と患者の仲介をするという心構えを持つように教わりました。 3日間にわたる病院での実習。 ここで学んだ事を活かし、素晴らしい医療者になれるよう今後も頑張ります! 病院職員の皆様、患者様、その他ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました!! ▲カンファレンス準備の様子 ▲立つ鳥跡を濁さず。気合いを入れてお掃除! 【関連記事】 ▼チーム医療ふれあい実習レポート<理学療法学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-559.html ▼チーム医療ふれあい実習レポート<健康栄養学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-560.html ▼チーム医療ふれあい実習レポート<看護医療学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-561.html
2012.08.30
チーム医療ふれあい実習レポート3 <看護医療学科>
大学に入学し、看護師になるための勉強を始めて4ヶ月。 まだまだ知識が浅い段階での病院実習に、最初は緊張と不安でいっぱいでした。 実習は、看護部長のお話から始まりました。その後、病院施設の見学をしたり、病棟で看護師の方について回ったり、リハビリテーション室ではセラピスト(PT・OT・ST)の方々の業務について伺ったりしました。 また、障害の疑似体験をし、患者さんとお話もしました。 実際に「看護師」として何かをするのではなく、「病を持つ人とはどのような人なのか」、そして、その周りの環境(病院や医療者)の役割や機能に焦点を当てた内容でした。 今回の病院実習を通して、活字でしか学べなかったことを自分の体で体験することができました。3日間という短い期間でしたが、積極的に取り組んだことで、たくさんのことを学べました。成果もあげられました。 しかしその分、これからの課題も見つかりました。この実習を通して学んだことをしっかりと消化・吸収し、見つかった課題を克服し、これからの大学での学びに活かしていきます。 看護医療学科1回生 吉田美希 【関連記事】 ▼チーム医療ふれあい実習レポート<理学療法学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-559.html ▼チーム医療ふれあい実習レポート<健康栄養学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-560.html
2012.08.30
チーム医療ふれあい実習レポート2 <理学療法学科>
私は3日間「チーム医療ふれあい実習」として奈良県立三室病院に行き、そこでたくさんことを学ばせてもらいました。特に人間関係の重要性について、単に患者さんと医療従事者との間だけでなく、医療従事者同士の人間関係も同様に大切であるということを改めて感じました。 他の職種の人と仕事を共にするとなると、やはり意見が対立することもあり、それぞれが専門職としてのプライドもあるので、自分と反対の意見を聞き入れることはなかなか難しいものです。でも、それをすることはチーム医療を実行するにあたって、とても大切であるということ、また日頃から積極的に人と会話し、できるだけ多くの人とコミュニケーションをとり、他人をよく観察することで、相手の変化にもいち早く気付くことができ、良い医療を行うために必要な非言語的コミュニケーション能力や人間性が磨かれていくということを、実際の現場に立たれている看護師さんから教わりました。 もう一つこの実習でとても印象深かったことがあります。それは、ここにいるどの職種の方も本当に患者さんを第一に思って医療を行っているということです。患者中心の医療が重視されていて、たとえば院内を歩く時でも、患者さんが通りやすいように医療者側は先に患者さんが通る道を予測し道を確保してあげる、といった直接医療と関わりのない場面であっても、常に患者さんを最優先していることがわかりました。実際の医療の現場でも、外来の診察で来られた患者さんに対して医師は今後の治療法を一方的に進めるのではなくて、他にどのような治療法があって、それぞれの治療法がどのような効果があって、どのくらいの期間がかかるかなどを詳しく説明した上で患者さんに選択してもらっていました。あくまでも医師は治療法を提示するだけで、最終的に判断を下すのは患者さんだということを実際に見て学びました。 私はこの実習でたくさんのことを学びましたが、それをただ学んだだけのものにしておくのではなく、自分のものにして今後に活かしていこうと思っています。この実習を終えて理学療法士になりたいという思いやモチベーションもさらに高まりました。このような学びを得る機会を与えてくださり様々なサポートをしてくださった畿央大学の教員の方々、実習を受け入れてくださりたくさんのことを学ばせてくださった奈良県立三室病院の方々に私たちは心から感謝しています。この感謝の気持ちを忘れずに、4年間しっかり勉学に励み、今後の学校生活を有意義に過ごして行きたいと思います。 理学療法学科1回生 藤井公貴 【関連記事】 ▼チーム医療ふれあい実習レポート<看護医療学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-561.html ▼チーム医療ふれあい実習レポート<健康栄養学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-560.html
2012.08.30
チーム医療ふれあい実習レポート1 <健康栄養学科>
健康科学部(理学療法学科・看護医療学科・健康栄養学科)では、1回生の夏に3日間の『チーム医療ふれあい実習』を行います。 今年は8月21日(火)~23日(木)、学生たちは学科の枠を超えてグループを作り、実際に医療施設を訪れて、現場で働く方々や患者様との「ふれあい」を体験しました。 実習終了後、8月24日(金)に畿央大学記念ホールで行われた「チーム医療ふれあい実習実践発表会」をうけて、参加した学生のレポートをご紹介します! 今回の『チーム医療ふれあい実習』では、管理栄養士の方とふれあうことはあまりありませんでしたが、理学療法士、看護師の方の現場を見学、体験することによりチーム医療の形態を学ぶことができました。 栄養士として働くのに他の専門職を体験してどうなるの? 実習前はそう思うこともありましたが、院内実習3日間を終え、実際に見て体験すると、「”チーム医療”、”管理栄養士”といった観点から見た時、全てのフィールドを理解し知っておく必要がある。」そう思うようになったのです。 チーム医療のように様々な専門職の方が知識を共有して1人の患者様の治療や栄養指導を行う際、他の専門職の知識、その方の病状、闘病生活を見て聞いて学んでいるとないでは、大いに変わってくるでしょう。 リハビリステーション、病棟、外来で患者さんとコミュニケーションをとる機会がありました。 筋萎縮により体が少しずつ動かなくなるパーキンソン病の方のリハビリは、歩行補助により自立歩行を促すというものです。私達も補助を体験させて頂いたのですが、思っていた以上の難しさに改めて理学療法士の方の技術の凄さを感じました。また、患者さんにとってどこまでが”必要な補助”であるのか? 必要最低限の補助でよい方に必要以上補助してしまうと患者さんを不快にしてしまう恐れがあります。しかし、理学療法士の方は必要と不要をきちんと理解されていて、信頼関係と経験が必要なのだと感じました。 病棟での実習では、患者さんとたくさんお話をすることができました。 ある患者さんは、病気と共に認知症が進んでいたために短期的な記憶さえできない状態で、多様な専門家の方々が集まりカンファレンス(会議)を開き、音楽療法を取り入れることになりました。昔、楽器をたしなんでおられたことから、音楽と記憶を結びつけようとしたのです。 実際、鍵盤を弾いてみると凄く嬉しそうな表情で、「私、嬉しいわ」「ありがとう」と繰り返しおっしゃり、感極まる場面に、チーム医療の重要性を学びました。 ここでは語りきれないほどの経験が私にもたらした影響はとても大きく、管理栄養士になるという目標をより明確にしてくれたと思います。病院で勤めないとしても、いつ自分の家族、知り合いが重病になるか、自分自身がなるかもわからない。実はそんな身近な話であるということに気づき、その時のためにも医療と栄養の関連性をないがしろにすべきではないと思いました。 健康栄養学科1回生 福濱瑞季(実習先 奈良医療センター) 【関連記事】 ▼チーム医療ふれあい実習レポート<理学療法学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-559.html ▼チーム医療ふれあい実習レポート<看護医療学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-561.html
2012.08.29
学生広報スタッフblog vol.30~「第4回やまとフォーラム」レポート!
『やまとフォーラム』にボランティアで参加しました! 残暑厳しい折、いかがお過ごしでしょうか? 看護医療学科1回生の学生広報スタッフ、きーさんです☆ 8月26日(日)第4回やまとフォーラムが畿央大学で開催され、学生運営スタッフとして参加しました。 やまとフォーラムは、畿央大学が所属する学校法人冬木学園が社会貢献活動の一環として、学園と地域で活躍されている方々とコラボレーションして、豊かな内容を持った公開講座を広く市民の方々に提供するものです。 きーさんは、基調講演のホール受付と公開講座の運営(講師誘導、教室内アナウンス等)を担当。 当日は暑さにもかかわらず、申込をされていない当日参加者も大勢来られ、受付ブース前は混雑していました。 接客が大変でしたが、元気よく「こんにちは!」と声掛けして頑張る学生スタッフ達。 続いて講座の運営へ。講師の方を教室にご案内し、冒頭に講師を紹介するのも仕事です。 私が担当したのは、E101教室で開かれた2講座で、どちらも日本の伝統に関するもの。 「高円御流庖丁式」(竹内智志氏)では、解説を交えながら実際に庖丁と俎箸を使って伝統の作法に則り、鯛をさばいて行きます。雅楽が流れる厳かな雰囲気の中、見事にさばかれ大きな赤い盃に盛られる鯛。食物や神に感謝の意を表する意味の動作も多く見られました。 スタッフの仕事をしながら、このような貴重な講座を拝聴(拝見)させて頂けたのは幸運ですね(^^) 「スタッフやってて良かった~!」と思うきーさんでした♪ 最後はお決まりの全体写真! 29名の学生スタッフ、みんなお疲れ様でした! 【関連記事】 ▼冬木学園教職員と地域で活躍する方々を講師に、第4回やまとフォーラムを開催! https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/4-9.html ▼「やまとフォーラム」の庖丁式に出演しました! https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-558.html
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