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畿桜会(卒業生)NEWS
2015.03.27
第34回KSM(Kio Study Meeting)最終回を開催しました。
理学療法科4期生の中田宏樹です。 平成27年3月22日(日)に第34回KSM(Kio Study Meeting)を開催しました。 早いもので第1回目の開催から3年経過しました。 この勉強会、メンバーは奈良だけでなく大阪や和歌山、そして岡山など、遠方からもわざわざ参加してくれていました。 これは、この勉強会の質を高いものに保つことが出来ていたからではないかと思います。 そんな3年間を終え、実は今回でこの勉強会を終了することになりました。 感想は後で述べたいと思いますが、そんな最終回の演題はこの2つです。 ① 脳血管疾患の初期治療と予後(南さん) ② 理学療法士のこれから(中田) まずは南さんの「脳血管疾患の初期治療と予後」です。 脳血管疾患の予後予測は非常に難しく、ドクターとの連携が必須ではあるのですが、ベースとなる知識は必要不可欠です。 その中で、今まで画像所見からの予後予測は演題に上がりディスカッションしてきたのですが、今回は新しい視点で。脳卒中の種類別での予後から始まり、投薬や年齢など多岐に渡る内容で予後予測を行っていくという内容でした。 その後のディスカッションは、予後予測に関する悩みや医療連携に関して各施設やセラピスト毎の工夫を共有でき、非常に勉強になりました。 続いては私中田が、「理学療法士のこれから」という内容でお話しさせていただきました。 大層なテーマではあるのですが、今は若手のセラピストで溢れ、医療財政の圧迫があり、そして誰しもが将来の不安を抱える時代に変化し… そういった厳しい時代に、どうやってセラピストとして生きていくか。 そんなことをわからないなりに考え、“人生”といった部分まで踏み込んでいきながらディスカッションを行いました。 回答は人それぞれ。明確な答えは出ないのですが、そういったことを仲間とともに考え、様々な意見を聞くことで今後の将来に役立てていきたいなと考えています。 そんなこんなで3年の歴史に幕を下ろし、初期メンバーも加えて飲み会を開きました。 お酒の席でも自然と話は医療のことへ。やっぱり皆熱いセラピスト達だなと感じます。そんなメンバーと切磋琢磨してきたことで、この勉強会でたくさんのものを得て、そして皆各自の職場で活かしていけたのではないかと思います。 思い返せば第一回は大学ではなく私の自宅にて開催。地方の友人がSkypeで参加してくれていました。電波の関係で継続していくのはなかなか難しかったのですが…そのほかにも外部の方を講師に呼んだり、いろんなチャレンジが出来たと思います。 少人数ディスカッション制で行っていくことで、遠慮なく意見を言い、時には喧嘩し(本当です。笑)、本音で思ったことを話し合える。そんな空間になったことで、メンバー皆の成長につながったと思います。 今回でKSMは終了しますが、医療職たるもの勉強は必須です。 今後は宅勉として、私中田の自宅にて変わらず毎月勉強会を行っていく予定です。 今までの3年間、講演資料はすべて保存・共有しており、100演題ほど溜まっており、宅勉ではそれを少しずつ復習していく予定です。 いろんな年代、いろんな考え方のセラピストと変わらずにディスカッションしていき、切磋琢磨していきたいと思いますので、もし興味ある方がいらっしゃいましたらkio-studey-meeting@yahoo.co.jpへ連絡ください。 最後になりましたが、メンバーの皆、協力して下さった先生方、そして関係者の方々には本当にお世話になりました。 今までありがとうございました。 理学療法学科4期生 中田宏樹
2015.03.26
理学療法学科 福本研究室同門会を開催しました!
2015年3月21日(土)、22日(日)に理学療法学科 福本研究室の同門会を開催しました。 去年と同様に、初日は畿央大学にて研究報告会を開催しました。卒業生2名、修士修了生4名(今年度修了生3名)、来年度修士課程入学者1名の計7演題の発表が行われました。 基礎研究から臨床研究まで幅広い発表が行われ、福本先生を始め多くの卒業生がディスカッションに参加し、非常に充実した報告会でした。途中マニアックな話にもなりましたが。。。 今回は学部生にも参加していただきましたが、それぞれの研究計画に良い刺激を与えられたのではないかと思います。 来年度は学部生に加え、修士課程3名、博士課程1名と、より活発な研究室になりそうです。 研究報告会の後は、信貴山観光ホテルへ移動し大宴会(?)が開かれました。 もちろん、宴会後も部屋にて二次会が開かれました♪ 去年と違い、宿泊参加者は男性のみ!!これは福本研究室の特徴なのでしょうか。。。しかしながら、長々と男だけの熱い、暑い、厚い話で盛り上がりました! 2日目は朝早くから東京に向かうメンバーもいましたが、最後まで有意義な時間でした。 同門会とは自分の所属する研究室のOB・OGが集まって情報交換を行い、親交を深める場です。同門会での1年に1回のイベントは今後も続け、仲間を増やしていければと思います。 福本研究室の皆さん、来年また集まりましょう♪ 理学療法学科2期生 唄 大輔 ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。 詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。
2015.02.23
ダンス部同窓会「Afro-izm Realpolitic」に、1期生~8期生が集結!
2015年2月15日(日)、ダンス部(Afro-izm Republic/アフロイズムリパブリック)の同窓会である「Afro-izm Realpolitic」を心斎橋VARONにて行ないました。 当日はアフリパ1期生から現役の8期生まで、44名が集まりました! ダンスショーケースやダンスバトル、ゲーム企画や大抽選会で盛り上がりました。 毎年こうして集まれることに感謝し、さらに仲を深める良い機会として、大切に続けていきたいと思います! 理学療法学科6期生 山下 皓平 ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。 詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。
2015.02.23
平成26年度第2回畿桜会役員会を開催しました。
平成27年度畿桜会総会に向けて活発な討議が行われました。 畿桜会(きおうかい)は、畿央大学、畿央大学短期大学部、桜井女子短期大学同窓会の卒業生のみなさんの同窓会として、2009(平成21)年に3つの同窓会がひとつに統合され今日に至っています。 毎年、冬木学園の創立記念日に近い5月第3週目あたりの日曜に総会を開催しています。 総会の開催にあたり、同日午前中に役員会を開催していますが、当日の議案決議だと時間に追われて充分に審議できないこともありました。 総会当日のスムーズな決議に向けた落ち着いた話し合いの場として、また役員同士の結束を固め総会を盛り上げる目的で、昨年度から2月にも役員会を開催することになりました。 2014年度は、2月21日(土)に大阪難波のスイスホテル南海大阪において、役員16名・事務局3名が参加し、畿桜会唄大輔会長(理学療法学科2期生)が議長となって活発な議論が交わされました。 1.同窓会部会補助について 2.2015年度役員会・総会(5/17)について 3.2015年度畿央祭ホームカミイングデー「同窓会サロン」(10/18,19)について 4.大学院同窓会との統合について 5.音信不通となっている役員の処遇について 6.同窓会グッズの作成について 7.その他 討議の結果は、5月17日(日)今年度畿桜会総会に諮られることになります。 役員会に引き続いて、懇親会が開催され、出席役員の自己紹介と近況報告や同窓会を盛り上げていくうえでの忌憚のない意見が述べられました。 懇親会では、役員の皆さんから、ご結婚・ご出産、飲食店を開店することになった、仕事の雇用形態が良くなったなどの報告があり、ハッピーな話題で終始、笑いの渦が沸き起こりました。 今年の卒業式(3/17)終了後には、約500名の新会員が加わることになります。 2015年5月17日(日)の畿桜会総会には、多くの同窓生のご参加をお待ちしています。
2015.02.16
卒業生による養護教諭勉強会・同窓会を開催しました。
こんにちは 教育学部現代教育学科の1期卒業生の深井有伽です。 2月1日(土)に、畿央大学養護教諭勉強会・同窓会を開催しました! 養護教諭勉強会は2011年に第1回目を実施し、養護教諭として卒業後も常に研鑽していきたいという卒業生みんなの思いから現在も継続して開催しています。 今回は前半に現代教育学科の細越先生に『「記録の取り方」について~認知行動療法のアプローチ~』の講義・演習をしていただきました。 私たち養護教諭は、学校現場で子どもたちの相談を聴く機会が多々あります。 内容も多岐に渡り、また子どもによってはあまり話せない子もいれば、色々なことに話がそれながらもたくさん話してくれる子もいます。その子ども一人ひとりに合わせて、聞き漏らしが無いように話を聴いていくことは簡単ではありません。 細越先生には質問の種類や使い分けなどの聴き方のポイントや、聴き取りから分かったことを視覚化し、質問者も子ども自身も本人のこころの中をとらえやすくする方法など、演習を交えながらご教授していただきました。 翌日からすぐに実践に活かせる、まさに私たちが求めていた内容でした。 後半では大阪女子短期大学の古角先生に「保健室経営に活かす記録」を講義していただきました。 養護教諭のご経験も交えながら講義してくださり、講義を聴いているみんなが実際の職場の現状や関わっている子どもたちに関連させながらより学びを深めることが出来ました。 また、保健室経営計画を立案する重要性を理解していても、どのように目標を設定し、内容を決め、評価していくのか、これで良いのかと感じながら進めている養護教諭も少なくないと思います。古角先生はそんな不安を一つひとつ解いていくように、先生や学生さんのエピソードを加え、分かりやすく説明してくださいました。 このように「養護教諭勉強会」は“今私たちが学びたいこと”を勉強出来る場となっています。 そして、この勉強会の合間に同窓会を開催!! 岡本啓子先生、古川恵美先生、講師の古角先生、卒業生17名、学部生9名が参加し、奈良で食べたいお弁当で知事賞を受賞したお弁当をみんなでいただきました。 美味しいお弁当を食べながら、各学校の工夫を教えてもらったり、相談にのってもらったり、仕事の話に限らず、恋愛の話やそれぞれのライフステージの話まで、話は止まる所を知りません。 養護教諭は学校内で1~3人の少数職種であるため、仕事のやりがいや大変さをわかり合える仲間との会話はどこか安心感があります。また、在校生も養護教諭をめざす中で不安は出てきますが、卒業生に相談してアドバイスをもらうことで、不安の解消にもなり、先輩である私たちは大学生のとき私たちもそんな思いだったなと初心に帰る機会になります。 良い相互関係が築けており、同窓会は得るものが多い時間となりました。 大切な仲間と卒業してもこうして関わり合える機会があり、そんな仲間と出会わせてくれた畿央大学に感謝しています。次の機会を心待ちにして、これからもお互いに頑張って行きます。 教育学部現代教育学科1期生 深井有伽(旧姓:廣田) ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。 詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。
2015.02.13
健康栄養学科3期生の同窓会を開催しました!
卒業して6年が経とうとしています。 2月7日(土)健康栄養学科3期生の18名と学生時代からお世話になっている先生方3名が集まりました。 インフルエンザの猛威などもあり、例年より少なめ・・・しかし、会は大いに盛り上がりました。 同窓会も今回で5回目。今回は遠くは熊本からの参加もありました。 毎年会っているため、久しぶりという感覚はなく、乾杯前から会話がはずんでいました。 3時間の飲み放題でしたが、もちろん時間は足りず、先生が会を締める事を嫌がるという事態に(笑) 次の開催はそんな先生が満足できるようランチにして、2次会・3次会に気兼ねなく繰り出しましょう。 健康栄養学科3期生のみなさん、奮って参加してください!! そして、今回もお忙しいなか参加して下さった先生方ありがとうございました。 これからもよろしくお願いします。 健康栄養学科3期生 中辻 愛実(旧姓:高木) ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。 詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。
2015.02.03
同窓会レポート~理学療法学科 冷水ゼミ同窓会を開催!
冷水ゼミの新年会が1月24日(土)に行われました!! 4期生から9期生、合わせて19名(うち在学生5名)が集まりました。 毎年楽しいメンバーが増えてうれしいものです♪ 10期生はテスト前?かなんかで不参加で… また次回会いましょう(^^) さて、今回の開催場所は「炭焼きっちん」でした. 企画者の廣川さんありがとうございます! さぁ新年会の始まりです!!!! みんな大好きな冷水先生に会えることを楽しみにしていました… が、しかーーーーーーーし!!!! 主役の冷水先生に関節痛が出現しインフルエンザ疑いにて欠席… こんなことってあります?冷水ゼミの新年会ですよ? 仕方なく先生を欠いた19人で新年会開始… 最初は先生がいないため盛り上がりに欠けるかと思われましたが、徐々に全体が盛り上がっていろんな年代の人と話しました! 先生のことなんか忘れ…(笑) まじめな話ができないゼミ生ばっかりで楽しい楽しい!!!!(笑) おいしくお鍋などいただきました♪ そしていつものように2次会は、しゅうじ兄さんに連れられて「moon walk」へ! これは定番化していて毎回お世話になってます. そんな感じで終了。次回は必ず冷水先生の参加を! 理学療法学科7期生 津田 宏次朗 ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。 詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。
2015.02.03
第33回KSM(Kio Study Meeting)を開催しました。
理学療法学科6期生の上田です。 平成27年2月1日(日)に第33回KSM(Kio Study Meeting)を開催しました。 今回は下記3つのテーマによって進行していきました。 ①変形性膝関節症におけるガイドライン上の指針と装具療法について(小西さん) ②インピンジメント症候群について(上田) ③ALS患者のコミュニケーション支援について(櫻井さん) 小西さんは自身の担当している変形性膝関節症の方に対する装具療法に関して、現状示されているガイドラインから指針を整理し、様々な膝装具を紹介してくださいました。 担当している方の症例検討では、動画を見ながら膝のストレスに対して装具療法の適応を考える機会を共有しました。装具の紹介だけでなく、実際に臨床で導入してみた実感から検討を行う事で、私達自身の選択肢の幅を広げる機会となりました。 上田からは肩関節のインピンジメントに関して、評価や介入についての情報提供と現在担当している方の肩の負担軽減に対して行える環境調整等のディッスカッションを行いました。 下肢不随の方の車の昇降に必要な上肢機能の負担軽減に対して、どのような環境調整が行えるかという点について、何がよいか意見を交わし有意義なディスカッションを行うことができました。 櫻井さんからは訪問リハで担当しているALSの方のコミュニケーション支援に必要な知識等の情報提供、情報交換を行いました。理学療法士としてでなく、人としてALSの方と関わる事をご自身の言葉で整理されている所が大変共感できました。 また高価で十分普及する事ができていないコミュニケーションツールの支援制度を用いた実際の京都市の例や、その現状についての提示を頂き、身体機能だけでは判断できない導入のタイミングに関する悩みや実際に使ったことのあるツールのメリット・デメリット等のディスカッションを行いました。 進行性の疾患を持つ方に対して、その方やその家族の価値観を大切に望む事を叶えてあげるために何を考えるべきなのか、リハビリテーションの在り方を考える、また人として病気とどう向き合って行くのかという自身の臨床姿勢を見つめ直す機会を得る事もできました。このようなディスカッションを様々な経験を積んでおられる先輩方と行える事は本当に財産だと感じました。 実は私達KSMの活動も次回が最終回となります。 臨床での悩みや発見を現場だけでなく、畿央大学に戻ってきて相談、共有できるこのコミュニティは本当に良き学び場です。 そしてこの畿央大学を通して、出逢った方々とはこれからも繋がっていたいと心から思います。 まだまだ未熟な私ですが、少しでも現場の方々に還元できるよう自己研鑽を続けたいと思います。 自己の正当性と常に向き合う事は難しいと感じますが、このような臨床に真摯に向き合う方々と空間を共にする事で、また成長できるのかと思います。 次回開催予定の最終回にこれまでの総括をして頂けるかと思いますので、また宜しくお願い致します。 理学療法学科6期生 上田 和輝
2015.02.03
第8回理学療法特別講演会を開催しました。
新設されたP棟で理学療法学科卒業生2名による特別講演! 2015年1月31日(土)に第8回理学療法特別講演会を開催しました。この講演会は畿央大学の理学療法学科を卒業して臨床で働く卒業生を対象に、畿桜会(同窓会)が企画・運営をしており、今年で8回目を迎えました。 昨年畿央大学は開学10周年を迎え、多くの卒業生がさまざまな場所で活躍しています。そこで今回は、理学療法学科の卒業生に講演をお願いしました。 講座①「難治性疼痛に対するニューロリハビリテーションの試み」 大住倫弘先生(理学療法学科3期生/ニューロリハビリテーション研究センター特任助教) 講座②「神経リハビリテーションにおける新たな電気刺激療法~半側空間無視、Pusher症候群に対して~」 中村潤二先生(理学療法学科1期生/西大和リハビリテーション病院) お二人とも卒業後、病院で勤務しながら畿央大学大学院健康科学研究科で研究を進めてこられました。卒業生のこのような講演に、あっという間に時間が過ぎました。 「臨床により近い視点での講演で勉強になりました」(卒業生) 「先輩方のすばらしい研究を聞けて、自分も頑張ろうと思った」(在学生) 「勉強していて疑問だったところの解決に結びつくようなお話もあってとても勉強になった」(在学生) という声も聞かれ、参加した卒業生や在学生はとても刺激を受ける時間となりました。 ▼卒業生、教員、在学生も合わせて記念撮影! 講演の後は、大住先生にニューロリハビリテーション研究センター施設を案内して頂き、最先端の研究現場を見ることができました。在学中にはなかった充実した環境に、卒業生が羨ましく感じた時間でした。 新食堂で開催された夕方からの情報交換会には庄本先生、田平先生、今北先生が参加してくださり、後輩を交えて懐かしい話や現状など色々な話ができ、とても楽しく過ごすことができました。「やっぱり、畿央大っていいとこやわー!」って思いました。 今後も特別講演会を開催していきますので、是非、ご参加ください。お待ちしています! 理学療法学科1期生/畿桜会(同窓会)副会長 三ツ川 拓治
2015.01.28
第32回KSM(Kio Study Meeting)を開催しました。
理学療法学科6期生の藤原です。 平成27年1月11日(日)に、理学療法学科卒業生による勉強会KSM(Kio Study Meeting)が開催されました。 なんと今回で第32回目となっています。 今回は膝関節のテーマでは佐藤さんによる「膝関節疾患と合併症」、肩関節のテーマでは山野さんによる「肩関節に対する解剖学的思考」、自由テーマでは私、藤原が「生活期のリハビリテーション」というテーマで発表し、各テーマでディスカッションを深めました。 佐藤さんによる「膝関節疾患と合併症」の発表は、数々の文献レビューを通して、最新の知見を発表してくださいました。なかなか関連付けがしにくい膝関節疾患と内部疾患との関連を数々の文献を紐解き、内部疾患(主に糖尿病)を合併している患者のリスクや、考えないといけないことなどをまとめられていました。 患者を担当した際には主疾患に目が行きがちですが、それ以外にも合併症を考慮し、アプローチを考えることを改めて感じました。また、なにより知見は日々進化していて、日々知見と向き合い、まとめて、患者へよりよいリハビリテーションを考えておられる佐藤さんの姿勢に襟が正されました。 山野さんによる「肩関節に対する解剖学的思考」の発表は、解剖学的生理学的視点からひとりひとりの患者の症状との向き合い方、評価の仕方などについて臨床経験をもとに発表してくださいました。解剖学の復習から、実際に評価を実技で行い、学んだことを身体を使って体感できました。症状と向き合うには各関節をみるという細かい視点と、姿勢全体をみる広い視点両方が必要であり、日々気をつけて向き合っていき「みる」「感じる」力も磨いていかないといけないなと感じました。 この2つの発表を通して、日々進化する知見を蓄積していき知識を深めること、一方で目の前の患者の現象と向き合う目を養うことの両方の重要性を学ぶことができました。 最後にわたしも「生活期のリハビリテーション」というテーマで昨今の高齢化社会が迎える諸問題、その問題に対する国の対策をまとめ、私が訪問リハビリで関わっている利用者に行ったリハビリテーションの紹介をしました。この勉強会での発表は数回目ですが、改めてアウトプットする難しさを感じます。しかし、難しさを感じると同時に、人前で発表する機会を数多く行うたびに、まとめ方、伝わるような話し方などを学ぶことができています。本当に良い機会をいただいていることに感謝です。 毎回、いろんな視点での発表で、一回の勉強会で幅広く学ぶことができます。学んだことをまた現場に持ち帰り自己学習につなげ、そして目の前で向き合う患者に繋げていけるよう日々過ごしていかなければと改めて感じます。 理学療法学科6期生 藤原菜津
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