2023.07.10
令和5年度 在外研究員レポートvol.1~なぜフランストゥールーズへ?
本学には教育研究水準の向上および国際交流の進展に資するため、学術の研究・調査等のため外国に在外研究員を派遣する制度があります。2023(令和5)年4月1日から2024(令和6)年3月31日までの期間、フランス南西部トゥールーズにあるトゥールーズ大学病院、老年科、加齢研究所(Institute of Aging, Gérontôpole, Toulouse University Hospital)で理学療法学科 松本 大輔准教授が、研究活動を行っています。フランスから現地レポートが届きましたので、ご紹介します。 私は4月から在外研究員として、フランス南西部のトゥールーズにあるトゥールーズ大学病院、老年科、加齢研究所(Institute of Aging, Gérontôpole, Toulouse University Hospital)で、高齢者の健康増進、フレイル予防につながる研究活動を行なっています。 今回は、フランスの研究所を選んだ理由や研究所について紹介します。 なぜ、フランス? 高齢化率(全人口に対する65歳以上の人口割合)が7%を超えると「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」、21%を超えると「超高齢社会」と呼ばれます。日本が初めて7%を超えたのは1970年で、フランスは1864年と日本より約100年早く高齢化を迎え、長期にわたって高齢者対策に取り組んできています。 参照:高齢化の国際的動向|令和2年版高齢社会白書(全体版) - 内閣府 (cao.go.jp) なぜ、トゥールーズ? トゥールーズ大学病院(Institute of Aging, Gérontôpole, Toulouse University Hospital)はフランスで初めて老年専門科として立ち上げられました。また、フランスが国として進めるFrance Santé 2030(フランス健康2030)の老年科部門の代表の病院・研究所として今年選ばれました。代表であるBruno Vellas教授は、国際老年医学会(IAGG)の会長を経験されておられます。また、IAGG会長時にフレイルについてまとめたWHITE BOOK ON FRAILTY(フレイル白書)の編集責任を務められました。 日本でもサルコペニアや低栄養のスクリーニングで用いられるMini Nutritional Assessment (MNA)も業績の一つであり、フレイル・サルコペニア研究で世界的に有名な研究者の一人です。 ▲Bruno Vellas教授 また、実践にも力を入れています。WHOの共同研究機関であるWHO Collaborating Centre for Frailty, Clinical & Geroscience Research, and Geriatric Trainingとして、WHOの掲げる地域レベルでの介入ガイドラインである高齢者のための統合ケア(Integrated Care for Older People:ICOPE)の実装研究に従事しています。地域在住・外来高齢者に対し、専用アプリや専門家を用いて健康チェックを行ない、早期発見・早期介入の仕組みが出来上がっています。 私はGérontôpole, Toulouse University Hospitalの6つの病院・研究所の中のInstitute of Agingに所属し、研究所の代表のPhilipe de Souto Barreto教授の指導を受けています。 Philipe教授はNEJM、Lancet、BMJ、JAMA Intern Medなど権威のある雑誌に掲載された経験を持ち、施設入所高齢者に対する運動推奨に関する国際WGを主導され、ガイドラインも執筆されています。 ▲Philipe de Souto Barreto教授 私は、Geroscience(老化と加齢関連疾患への生物学的研究)に焦点を当てたINSPIRE(INStitute for Prevention healthy agIng and medicine Rejuvenative)という研究プロジェクトのデータ分析に関わらせていただくことになりました。基本的にはオフィスで、研究計画書の作成、データ分析、論文執筆の準備をしています。 在籍研究者は老年科医(ブラジル)、神経内科医(イタリア)、疫学(メキシコ)、薬学(台湾、フランス)、スポーツサイエンス(フランス)とさまざまで、それぞれ自分のテーマで分析・論文執筆を行なっており、皆さん、日中は非常に静かで集中しています。また、月に数回、外部の研究者の来訪やミーティングがあります。ランチタイムになると、ミーティングルームに集まり、世間話から歴史、文化、政治など1時間ほど会話を楽しみます。学校で習ったような歴史的事実がそれぞれの国の立場によって見え方が異なることを気付かせてくれます。日本のことをよく聞かれるので、お互いのことや自国のことを深く知るきっかけにもなっています。また、研究者としてキャリアについても、いろんな意見や考え方を聞かせていただき、日々刺激を受けています。 さらに、両教授を含め、今まで読んでいた論文を執筆された研究者もいるので、直接意見交換・指導を受けられることは、在外研究員ならではの貴重な機会であると感じています。 まだ2ヶ月が経過したところですが、送り出してくださった皆さんの感謝を忘れず、少しでも多くのことを吸収できるように過ごしていきたいと思います。 理学療法学科 准教授 松本大輔 関連記事 令和5年度 在外研究員 研究計画説明会を開催しました。
2023.07.04
読売テレビ「朝生ワイド す・またん!」で、理学療法学科 岡田准教授が「つまずき」の解説を担当!
読売テレビ「朝生ワイド す・またん!」に理学療法学科 岡田洋平准教授の解説がテロップで紹介されました! 視聴者の疑問を集めて調査する「さかなのとれたてリサーチ」内で、「年をとるとつまずきやすくなる?」という疑問に対して、歩行障害のスペシャリストとして取材を受けました。 ▼読売テレビ公式YouTubeチャンネルより つまずきの原因は、「床面とつま先の間隔(トゥクリアランス)の低下」とし、若い人が何もない平らな場所を歩く時に床面とつま先の間隔は通常1cmから2cmですが、年齢を重ねるごとにこの間隔のバラつきが大きくなり、0.5cm以下から4cmほどの幅へと広がるとのこと。そして、この間隔が小さくなってしまった際につま先が床に引っかかってつまずいてしまうという風に考えられているそうです。 またこのバラつきが大きくなることの予防方法として、自宅でも簡単にできるつまずき防止の運動も紹介され、スタジオでは実演もされていました。 詳しくは読売テレビのYouTubeチャンネルをぜひご覧ください!
2023.07.04
災害時に避難所を運営する模擬体験ゲームに取り組みました!~災害復興ボランティア部HOPEFUL
みなさんこんにちは!災害復興ボランティア部HOPEFULです。 2023年7月1日(土)、ボランティアチームけれけれで活動しておられる方2人とHOPEFUL前代表者で健康栄養学科卒業生の田宮さんに来ていただき、一緒に「避難所運営ゲーム(HUG)」をしました。HOPEFULからは、9人が参加しました。 HUGとは、避難所運営を皆で考えるためのひとつのアプローチとして静岡県が開発したもので、避難者の年齢や性別、国籍、それぞれが抱える事情が書かれたカードを、避難所の体育館や教室に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを模擬体験するゲームです。 まずはゲームの内容や条件、やり方の説明を聞きます。時期は2月、雨の日を想定して行います。 しっかり理解した後は、2グループに分かれてゲーム開始! 読み手が避難者の情報が書かれたカードをどんどん読み上げていきます。避難所は小学校なので、体育館や1年~6年の教室の他にも保健室、図書室、家庭科室、理科室、校長室、職員室、プール…などたくさんの部屋や施設があります。 「子ども部屋をつくる?」「傷病者をひとつの部屋に入れようか」「歩行困難だから入口に近いところがいいんじゃない?」など、意見を出しながら避難者を振り分けていきます。 疾患のある高齢者、アレルギーやぜんそくのある子ども、体調不良者やけが人、乳幼児を連れた妊婦さん、障害者、歩行困難者、ペットを連れた人、日本語が話せない外国人、両親とはぐれた子ども、ひとりごとが激しい人、認知症の人、人工透析が必要な人、糖尿病の人、盲導犬を連れた全盲の人、泥酔している人、ホームレス…それぞれの事情を考慮しながら部屋に入れていきますが、悩んでいる間にも、たくさんの人が次々と避難してきます。 毛布やテント、仮設トイレ、食料などの支援物資も次々と届き、どこに設置するのか、誰に優先的に配るのか…相談しながら決めていきます。 授業で習った内容もグループ内で共有しながら、進めていきました。 終わったあとは、自分たちの避難所を振り返り、グループ内で意見交換をしました。どこが良かったのか、どういう時に困ったのか、反省点などを書き出し、話し合います。 「発熱や吐き気がある人とそうでない人を同じ部屋にすると感染症が広がる恐れがあるのでは?」 「他人の男女が隣り合わないように配慮する必要があるよね」 「トイレをここに設置したけど、これで良かったのかな?」 「家庭科室や理科室は包丁や薬品があるから、小さい子どもを入れるのは危険だ。」 「家が全壊した人は長く避難所にいるはずだから、授業の早期再開を目指すためには教室に入れない方がいいんじゃない?」 「マスコミの取材を忙しくて断ってしまったけど、この忙しさを伝えてもらうためにも受けるべきだったかな?」 「障害や病気のことなど、知識がないとどう対応していいか分からないね」 「動物がいる部屋の近くは騒音やにおい、アレルギーなどに配慮しないといけないね」 「トリアージなどの専門用語が出てくると、グループ内の共通認識ができていないから大変だった」 「グループ内であまり連携がとれていなかったかも」 「途中で助産師さんが来てくれた時、すごく心強かったね」 「車で避難してきた人は車で寝泊まりしてもらったけど、エコノミークラス症候群にならないように配慮するべきだったんじゃないかな」 など、たくさんの意見が出ていました。 その後はそれぞれのグループの避難所を見てみて、いいところを共有します。 「そこにテレビ置いたんだ!」 「何時に物資が届くか掲示板に書いてあると、不安が軽減されるかもしれないね」 「地域ごとに分けると近所同士の繋がりがあるから安心できるかもね。安否確認もしやすいし。でももしかしたらご近所トラブルがあるかもしれない」 「犬は室内に入れたんだね。確かに2月だから外は寒いかも」 「疾患ごとに部屋を分けていると、物資が届いた時にどの部屋に届ければいいか分かりやすくて良いね」 など、同じ人が避難してきていても、部屋の使い方や分け方などが異なり、新しい発見がたくさんありました。 「避難してきた人の中で、動ける元気な人には運営を手伝ってもらうのもいいかもね」といった意見や、「遺体が運び込まれてきたらどうしたらいいんだろう?」といった疑問も出ました。 避難所をどのように運営すれば良いのか、避難者のニーズにどう応えるべきかなどを考えることができ、防災について勉強することの重要性を深く感じました。このゲームの中で困ったことや悩んだことを大切にし、今後の学びにつなげていきたいです。 災害復興ボランティア部「HOPEFUL」代表 現代教育学科3回生 青山 幸加 ●災害復興ボランティア部 HOPEFULの活動記録はコチラ!
2023.07.04
「臨死期の看護を学ぶ」エンゼルメイクの演習を実施! ~看護医療学科「終末期ケア論」
「終末期ケア論」は、看護医療学科3年前期に必修科目として開講しています。この授業では、多死社会を迎える社会で「死にゆく対象の理解」を深め、適切な援助技術を理解することをめざしています。また、自らの死生観について問いながら、一生の終わりに、その人らしさを支える看護師の役割について考える授業を展開しています。今回は、臨死期の看護技術の一つであるエンゼルメイクの演習についてレポートします。 エンゼルケアは、逝去時にご遺体を整える・感染を予防する・旅立ちの支度をする・故人に敬意を払うことを目的として行います。 日本人は、一般的に死後もその人らしい顔貌を残すことを重んじるという死生観を持っていると言われています。生前の面影を可能な限り取り戻すために行う死化粧を、エンゼルメイクとよびます。 演習では、闘病による苦しみから解放された方の表情を柔らかくするためのマッサージや汚れを除去し血色の良い顔になっていただくことをめざして、モデル人形を用いたメイクを実施しました。 その際には、実際に医療現場で使用されているエンゼルメイクキットを使用しました。これらは、死後時間の経過とともに「皮革化」といって皮膚が乾燥して古い皮革製品のような亀裂が起こる現象を防ぐ効果があるという特徴があります。履修している学生の中には、10名の男子学生が含まれています。男子のグループは、「普段化粧をすることがないから、難しい。眉を整えるにはどうしたら綺麗になるのだろう」と試行錯誤しながらグループメンバーで智恵を出し合って、人形の顔にマッサージや、化粧をしていました。しかし、メイクの出来栄えは上々で、柔らかな表情と血色の良さを上手に創り出していました。 ▼男子学生たちも慣れないメイクに挑みました。 学生たちは、「エンゼルケアは遺族へのグリーフケアの大切な第一歩」であることを意識しながら、モデル人形にも「これからお体を綺麗にして、お顔を整えますね」と声をかけ、合掌するなど「生物学的な死」を迎えた対象にも敬意を払う姿勢で臨んでいました。女子のグループでは、「自分のメイクとは違って、まったく表情を持たないモデル人形に生き生きとした活気を与え、柔らかく穏やかな表情を作り出す自然なメイクが難しかった」という声がありました。しかし、色味のあるチークを顎や鼻先、耳たぶに入れるなど、工夫を凝らした結果、どの人形もそれぞれ違った印象に仕上がりました。 ▼ナチュラルで穏やかな表情に仕上がっています。 授業の中では、臨死期に出現する身体症状やそれに対して看護師が行えるケア、「最期の数時間に起こったことは、遺族の心にとどまり続ける」と言われていることを踏まえ、どのような態度で臨死期の患者とその家族に向き合うかについて学生たちは、真摯に考察していたようです。 ▼看取りに立ち会う職業人となることを自覚しながら丁寧にケアしました。 この演習を通じて学生たちは、 医療は多職種チームで展開するけれど、死亡されてからも患者さんや家族にケアができるのは、看護師特有の役割。それを誇らしく思う。 可能であれば、遺族の方にもエンゼルメイクに参加してもらって、元気な時のお話などができると、病的な悲嘆に陥ることを防げると考える。 終末期後期に出現する症状について理解し、症状緩和のために何ができるのかしっかりと知識と技術を身に着けたい。 など、4月以降の授業での学びを振り返っていました。 ▼メイク後のモデル人形を披露しあう様子 2022年度の死亡者数は、すでに150万人を超えています。そのような社会背景を考えると、私たち看護師は、地域や施設・医療機関で人々の「死」に触れ、死が迫った対象にケアをする機会に日常的に遭遇します。学生たちには、対象の人間理解に努め、最期まで関心を寄せ続けるケア態度を磨いてほしいと願っています。 看護医療学科 准教授 大友 絵利香 准教授 對中 百合 【関連記事】 2023年度 離島・へき地医療体験実習(川上村)レポート~看護医療学科 外部講師による講義「看取りを体験した遺族に対する看護の課題」~看護医療学科「終末期ケア論」 3回生10名が「いこまスポーツの日」にボランティアとして参加!~看護医療学科 NPO法人奈良難病連におけるピアサポート事業等の活動と当事者としての思いを学ぶ ~看護医療学科「公衆衛生看護学概論」
2023.06.30
真美ケ丘子ども会の児童に、認知症の啓発活動!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学
Orange Project®とは、熊本県(熊本大学・熊本保健大学・崇城大学)と奈良県(畿央大学)、愛知県(同朋大学)を中心に活動している認知症啓発のための学生ボランティア団体です。 “認知症になっても安心してくらせるまちづくりに貢献する”をコンセプトに、認知症啓発運動を行っている学生を中心とした団体で、2020年にはロゴやマークが商標登録されました。 2019年9月に畿央大学では「認知症にやさしい広陵町、認知症に強い畿央大学」となることを目的に、サークルとして発足しています。 2023年6月25日(日)、香芝市にある「真美ケ丘自治会館」にお邪魔させていただき幼稚園・保育園児~小学校低学年のお子様および保護者の方を対象にOrange Projectが作成した紙芝居「えがおのわ」を通して、認知症について学んでいただきました。 はじめに私たちが挨拶をさせていただき、「認知症」という言葉を知っているかを子どもたちに問いかけてみました。 そうすると、挙手をしてくれたり「聞いたことある!」「知ってる!」という発言がありました。幼稚園・保育園児~小学校低学年にはなじみがなく、難しい言葉なのではないかと考えていましたが、「認知症」という言葉を聞いたことがある・知っているという子どもたちがいることがわかりました。 紙芝居を読み聞かせする前に認知症について簡単に説明し、紙芝居の読み聞かせに入りました。 今回、紙芝居の読み聞かせをするにあたって工夫した点は「子どもたちが理解しやすいような言葉を使うようにする」ということです。Orange Projectがこの紙芝居を使用して、子どもたちに対し認知症啓発の活動をしたことは初めてではありません。しかし、これまでは小学校高学年に対してだったため、小学生高学年用の台本から幼稚園・保育園児~小学校低学年が理解できるように台本を作成する必要がありました。 例えば、「日付」という言葉です。私たちにとっては日常生活でも用いられ通じる言い回しかもしれないですが、特に幼稚園・保育園児にとっては少し理解しがたい表現ではないかと話し合い「日付がわからない」というセリフを「今日が何日かわからない」という表現にする等、参加メンバーで試行錯誤しました。 紙芝居の中には、クイズもあります。1つ目は「道端で認知症のおじいさんがきょろきょろして困っている」という場面です。「このおじいさんはどうして困っているのでしょうか」という2択のクイズに、Orange Projectのお兄さん・お姉さんが問題番号を手で示して立ち、正解だと思う方に集まってもらうというかたちで答えてもらいました。皆正解でした。 2つ目は「道端で困っているおじいさんがいます。みんなだったらどうしますか」というクイズです。このクイズには、挙手で答えてもらいました。「声をかけてあげる」「助ける」といったとても素晴らしい意見を沢山出してくれました。 このような、クイズに対する答えや紙芝居の感想を聞くと「面白かった!」などの声があり、とても集中して紙芝居を見てくれていて、紙芝居を通して少しでも認知症についての知識を得てもらうことができたのでないかと感じました。 紙芝居の後は、オレンジ色のモールを3本使って「ロバ隊長」の作成をしました。 ロバの特徴は長い耳に短い足です。長い耳は「何回でも何回でも気長に耳を傾けます」という気持ちを、短い足は「急がず、ゆっくりを意識して接する」ことを、オレンジ色のモールを使うのは「温かい気持ちで見守る」ことをそれぞれ意味します。これらのロバ隊長の特徴は認知症の人と接する時の心がまえを象徴するものです。 それぞれOrange Projectのメンバーが数人ずつお子様と保護者の方たちを担当して作成しました。 やや作るのが難しく、苦戦したところもありますがとても上手にロバ隊長を作ることができました。 みんなOrange Projectメンバーや保護者の方に「見てみて!できたよ!」と自身の作ったロバ隊長を見せに来てくれており、ロバ隊長の出来に満足しているようで微笑ましく思いました。 最後はじゃんけん列車でお菓子を渡す順番を決めてお菓子を渡し、お別れの時間となりました。 今回、真美ケ丘自治会館でこのような活動をさせていただくにあたり、幼稚園・保育園児~小学校低学年に対してどのようにすれば伝わるか、これで良いのか、興味を示してくれるのか、楽しんでくれるのか様々な不安がありました。しかし、私たちの問いかけに対して元気に答えてくれて、紙芝居やロバ隊長作り・じゃんけん列車などの私たちの企画を楽しんでくれている様子が見受けられ、とても嬉しく達成感がありました。準備の際に感じていた不安はすぐになくなり、私たちもとても楽しく豊かな時間を過ごすことができました。 私たちの出会いを通して、本日参加してくれた方が少しでも認知症について興味をもってくれたり学びになれば幸いです。 新型コロナウイルスの影響により、これまで大学外での活動が制限されていましたが5類に引き下げられたことをきっかけに、このような啓発活動も積極的に行うなど今後の活動に繋げたいと思います。 Orange Project®の今後の活動をよろしくお願いします!! 看護医療学科3回生 髙辻萌衣 【関連記事】 エリシオン真美ケ丘・エリシオン真美ケ丘アネックス「ひまわりカフェ」活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 認知症ケアサークルOrange Project®が活動を再開!~エリシオン真美ケ丘「ひまわりカフェ」活動報告 認知症ケアサークルが「2022年度Orange Project®記念式典」にオンライン参加! 対面とZoomで「七夕交流会」を開催!~Orange Project®畿央大学 第1回エコマミ公開講座に山崎教授と学生が協力!~Orange Project®畿央大学 認知症啓発のための「絵本・紙芝居で子どもから社会へつなげよう」活動報告!~Orange Project®畿央大学
2023.06.27
「4大学対抗ピザバトル」で、大和丸なすを使ったピザが最優秀賞に!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良
2023年6月2日(金)~4日(日)にイオンモール大和郡山で行われた「4大学対抗ピザバトル」に本学のヘルスチーム菜良※が出場しました。 ※ヘルスチーム菜良・・管理栄養士養成課程を持つ4年制大学(畿央大学・近畿大学・帝塚山大学・奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 各大学で「大和丸なす」をはじめとした大和郡山産野菜を使用したピザを1種類ずつ、合計4種類のピザを共同開発する「4大学対抗のピザバトル」とし、イオン大和郡山店「大和郡山フェア」にて販売しました。 畿央大学「ゴロっと大和丸なす&サーモン彩りピッツァ」 近畿大学「とろ~り 大和丸なすとかぼちゃグラタン風ピッツァ」 帝塚山大学「大和丸なすのクラムチャウダー風ピッツァ」 奈良女子大学「豆と大和丸茄子のメキシコ風ピッツァ」 4大学のピザを食べようと、たくさんの人にお集まりいただきました。 ▼「ゴロっと大和丸なす&サーモン彩りピッツァ」 ▼レシピ 本学のピザのコンセプトは「和」。 ゴロッと大きな大和丸なすとサーモンをメインで使用することにより、彩と食べ応えとうまみを生み出しました。またソースは醤油マヨネーズとすりごまを用いて和の風味を出すとともに、具材と相性が良くなるものを開発しました。 開発にあたり、学生のみではなく、大和郡山市石窯焼きピッツェリアサンプーぺーさんに試作のアドバイスをいただき、このピザが完成しました。 今回、納得のいくピザを開発するまでの過程は、非常に大変でした。しかしながら、野菜の種類や彩、ソースの配合割合、原価などさまざまな試行錯誤をメンバーとともに繰り返すことで、こだわりのピザを完成させ、お客様に提供することができました。 そして、結果発表です!6月4日(日)にイオン大和郡山店で授賞式が開催され、なんとありがたいことに「ゴロッと大和丸なす&サーモン彩りピッツァ」が4大学対抗ピザバトルで最優秀賞をいただきました。 ▼販促用ポスター ▼授賞式の様子 ピザバトルに参加したことで、メニュー開発の楽しさや難しさ、他大学のアイデアも知ることができ、大変勉強になりました。来年もピザ開発をする機会があれば、挑戦したいと思います!! 健康栄養学科 3回生 中川桜希 ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。
2023.06.26
人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.2~台湾でつくる屋台のデザインが進行中!
学科初、台湾でのワークショップに向けて準備中! 人間環境デザイン学科では、以下の3点を目標とし「海外インターンシップ」を行っています。 海外の学生と交流を深める機会をもち、人間環境デザインを学ぶ学生として、国内外の住まいや集落、人々の暮らしに関する幅広い視野をもつ。 国内外の集落における地域課題の発見と解決に向けた提案を海外の学生とともに行うためのコミュニケーションスキルを身につけている。 自ら考え自発的にとりくむ姿勢を身につけている。 今年は「2023 Taiwan Summer Workshop NCKU(台湾成功大学)×Kio University」として、台湾台南市にある成功大学と現地台湾でのワークショップを開催します。ゴールは台湾現地にある空地に①休憩所 ②菜園 ③ガーデン ④小屋の4種を設計し、実際につくり上げることです。最初の課題は④小屋で使用する予定の「屋台のデザイン」。屋台の活用方法は、今のところ茶室、風鈴屋、飲食屋の3つに絞られています。人間環境デザイン学科2回生5名、3回生15名、4回生5名、学科教員6名が参加し、8月21日(月)から27日(日)までの1週間かけて、台湾でのプロジェクトに挑戦します! 前回の活動報告では、プロジェクトの始動を報告しました。 6月19日(月)、前回に引き続き「屋台のデザイン案」をまとめていきます。 今回は屋台の使用方法に加え、デザインや部材の形状、収納方法などについて検討しました。 屋台のデザインは、屋台の活用方法である飲食、茶室、販売の3グループに分かれて計画します。 飲食グループでは、現地で採れるマンゴーなどのジュースを販売する屋台を考えています。長く使用して頂けるようなデザインにしたいと思い、詳細に使用方法や収納方法、色彩について検討しました。 茶室グループでは、簡易的に組み立てる事ができる茶室を計画しています。少人数でも組み上げることができるような仕口(二つの木材を直角あるいは斜めに接合する部分)の加工方法などの検討を行いました。 販売グループでは、風鈴や提灯の販売を想定し、屋台に商品を飾りながら販売できるデザインを計画しています。風鈴や提灯を「吊るす」、音や灯りを「楽しむ」仕組みを検討しました。 グループワークでの話し合いを通して他学年の学生同士で意見交換を行うため、新たな交流が生まれる機会となっています。 次回は屋台に使用する材料や寸法を決定していく作業に入る予定です。 現地での作業をできるだけ効率的にできるよう、準備を進めていきたいと思います。 台湾の方々にも活用していただけるような屋台を完成させるため、引き続きグループで協力しながら話し合いを進めていきます! 人間環境デザイン学科 助手 中井千織、小松智菜美 4回生 土橋歩波、谷口遥香 【関連記事】 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.1~台湾でのワークショップに向けて! 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.7~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.6~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.5~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.4~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.3~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.2~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.1~人間環境デザイン学科
2023.06.23
第12回IAGGアジア/オセアニア国際老年学会議および第65回日本老年医学会学術集会で教員、大学院生らが発表!〜理学療法学科・健康科学研究科
今回、第12回IAGGアジア/オセアニア国際老年学会議と第65回日本老年医学会学術集会が同会場で約1週間(IAGG:2023年6月12日〜14日、第65回日本老年医学会:2023年6月16日〜18日)にわたって行われました。コロナ禍以前の状態に戻った完全対面式での開催です。 畿央大学地域リハビリテーション研究室からは、IAGGアジア/オセアニア国際老年学会議で高取 克彦先生がポスター発表を行い、第65回日本老年医学会学術集会では、私、山坂 宏太(客員研究員、神戸医療福祉専門学校三田校)、高取先生、山本 泰忠先生(博士後期課程2年、宝塚リハビリテーション病院)の3名が口述発表を行いました。 両学会とも昨年に引き続き、高齢者の「主観的幸福感:subjective well-being」「レジリエンス: resilience(困難をしなやかに乗り越える回復力、適応力)」という用語がトレンドであると実感した他、前回より「AI」を含むテーマが多く発表されていた印象を受けました。急速な時代の流れを感じます。 第12回IAGGアジア/オセアニア国際老年学会議 理学療法学科/健康科学研究科 高取 克彦 テーマは「Bidirectional relationships between subjective age and higher-level life functions in community-dwelling older adults: A 3-year prospective study of the KAGUYA project(地域在住高齢者の主観的年齢と高次生活機能の双方向の関連性について-KAGUYAプロジェクトの3年間の前向き研究)」です。 本研究は、主観的年齢と高次生活機能との双方向の関連性を交差遅延効果モデルと同時効果モデルを用いて検討したものです。手段的日常生活活動(IADL)よりも高いレベルの生活機能(新しい機器を扱う能力や自ら地域活動に参加し役割を果たす能力など)と主観的に感じる若さとの関係性を前向きに調査したもので、今回の結果から「気持ちの年齢が若さは高次生活機能の向上を導き、生活機能が高いことは気持ちを若返らせるという双方向性の関係」が報告されました。 第65回日本老年医学会学術集会 大学院健康科学研究科 博士後期課程2年 山本 泰忠 山本先生は「地域在住高齢者における身体活動量と社会参加数の関連を調整する中心性について」というテーマでご発表されました! ▼山本先生の口述発表の様子 本研究は、地域在住高齢者が通われる集いの場のグループの中からリーダー的存在の高齢者(オピニオンリーダー)をソーシャルネットワーク解析という手法により特定し、中心性(個人のリーダーシップ:あるグループ内で支持を集める度合い)が、身体活動量と社会参加数との関連に対して、どのように影響するのかについて検証したものとなっております。その結果、中心性は身体活動量と社会参加数との関連を弱めることが明らかとなり、個人のリーダーシップの強さは社会参加が少なくても身体活動量を保てることを意味することが報告されました。本研究の内容を踏まえると、地域でご活躍される各職種の方々は、グループ内でリーダー的存在の育成をしていくことで、参加者の身体活動や社会参加を増やしていくことにもつながるかもしれません! 今後も山本先生の地域に根差した研究活動を応援しております! ▼参加時の写真:山本 泰忠先生(左)と私(山坂 宏太) 理学療法学科/健康科学研究科 高取克彦 そして、高取先生は「地域在住高齢者における subjective age と新規要介護発生との関係―KAGUYA プロジェクト縦断調査―」というテーマでご発表されました! 本研究は、昨年の同学会発表内容に生存曲線分析、Cox比例ハザード解析を加えて、主観的年齢と新規要介護状態の発生との因果関係に迫るデータを示したものになります。結果として、「実年齢より上」に感じる高齢者は、自身で感じる年齢が「年相応」や「実年齢より若い」と感じた高齢者と比較して新規要介護発生のリスクが高まることを示しました。 二度見してしまうような目を引くテーマで、またとても興味深い結果で驚きました! 客員研究員/神戸医療福祉専門学校三田校 山坂 宏太 私の発表は「地域在住要介護高齢者の sedentary に与える座位姿勢関連要因の影響について」というテーマで発表させていただきました。 本研究は、要介護高齢者の座位姿勢から得た骨盤傾斜角度が身体活動や座りがちな生活を意味するsedentaryに影響するかどうかを検討したものです。 本研究の結果は、座位姿勢が不良者(骨盤後傾している者)は、身体活動時間が減少し、sedentaryが増加する可能性があることを示しました。本研究は残念ながら対象者数が不十分であったことから明白にできなかったところはありますが、本研究を通じて研究の流れや注意点などを理解することができました。また今回のように学科発表まで行うことができました! ここまでご指導いただいた高取先生をはじめ、地域リハビリテーション研究室の先生方に深く感謝申し上げます。 今回の学会はIAGGと日本老年医学会と連続して行われましたが、老年症候群を取り上げたテーマは現在も多く、さらに超高齢社会である本邦や高齢者人口の増加が推計されている各国では重要なテーマとなっています。 今後も超高齢社会における有意義な研究を継続し、学会、学術誌などを通じて広くアウトプットして行きたいと思います! 令和4年度畿央大学健康科学研究科修士課程修了生 客員研究員 神戸医療福祉専門学校三田校 山坂宏太 お問い合わせ先 畿央大学 健康科学部 理学療法学科 教授 高取 克彦 k.takatori@kio.ac.jp 地域リハビリテーション研究室ホームページ 【関連記事】 後期高齢者のフレイルはそのステージにより改善・悪化因子が異なる可能性~運動系社会参加活動の増加は前フレイルから健常への移行に寄与 「令和4年度地域リハビリテーション活動支援事業」成果報告とミーティングを開催!!〜地域リハビリテーション研究室+TASK卒業生チーム 修了生が学術大会長賞に!第9回日本予防理学療法学会学術大会・第9回地域理学療法学術大会参加レポート~健康科学研究科 第64回日本老年医学会学術集会で教員が発表!~健康科学研究科
2023.06.22
【FM802×畿央大学】ラジオCM制作プロジェクトvol.4~FM802本社でのCM収録!
FM全局・ラジオ全局で高いシェアを誇る「FM802」。その中の人気番組「ROCK KIDS 802」と畿央大学とのコラボプロジェクトが始動しました!2023年7月の月曜放送回21:15~21:35、全5回にわたって「畿央大学の冠コーナー」が提供されます。今回のプロジェクトは、そこで放送されるラジオCMを、畿央生有志がプロと協働しながらイチから考えて形にしていく挑戦的なものです! 5月11日(木)本プロジェクトのキックオフから始まり、2回目、3回目とミーティングを重ね、CM原稿を作成、また「SOUNDRAW」というオリジナルの楽曲を作ることができるシステムを活用しながら、自分たちの手でBGM作りに挑戦してきました。 そして6月16日(金)、FM802本社にお邪魔して、実際の「CM収録」の現場に立ち会わせていただきました! 株式会社802メディアワークス常務取締役である吉田隆司様、株式会社FM802の徳永孝太様より、本日のスケジュールや流れをご説明いただいた後、いよいよ収録現場へ移動です。 収録現場に移動する中でも、FM802本社内には様々なアーティストのサインがあり、好きなアーティストのサインを見つけ、大興奮している学生。これも貴重な経験です。 収録現場では、サウンドロゴ(効果音やメロディーを使い、企業名や商品などを宣伝する楽曲のこと)を収録しているところで、その現場から立ち会いました。 サウンドロゴの収録が終わると、次は学生たちが考案した「原稿」を、自分たちで作成した「BGM」に乗せて、プロのナレーターの方に読んでいただき、収録がスタートです。 CMの長さが「15秒」という短い時間の中で、文字量も内容も全く違う原稿を、ぴったりとその時間内に納めるプロの技に、全員が驚いて拍手喝采が起こる場面もありました。 また男性のナレーターさん、女性のナレーターさんにそれぞれ読んでもらい、どっちのパターンがCMとして聞きなじみやすいか、印象に残るか、どのBGMに合っているか等をその場で意見を出し合いながら決めていきました。 なかなか決められない部分はFM802/FM COCOLO CMディレクターの松嶋様に意見を伺っています。 最後は、原稿づくりの際にでてきた、畿央大学をイメージさせるキーワード9つ用意し、実際に1人ずつ収録させてもらいました! ディレクターの松嶋様から、「真面目な感じで」「抑揚をつけてみてください」といったような指示があると、学生たちはそれぞれ工夫しながら読み上げていきました。 普段話す声色と違う学生もいれば、関西弁と標準語のイントネーションとの違いに悩む学生もいたり…。 いざ自分で声を出して読むと緊張もしましたが、これまでプロジェクトメンバーで取り組んできた想いを込めて収録しました。 ▼FM802/FM COCOLO CMディレクター 松嶋様と 参加した学生からは 「一生できないような体験をさせていただき、感動しました」 「決められた尺(15秒)に読み上げる原稿をピッタリと収めていて、プロの方の凄さを体感しました!」 といった感想が聞かれました。 FM802の皆様、お忙しい中大変貴重な体験をさせていただき、誠にありがとうございました! 今回収録されたCMですが、7月3日~7月31日の「ROCK KIDS 802」の冠コーナー内にて流れる予定です。 皆様、学生たちの一から作り上げたラジオCMを乞うご期待ください! 【関連記事】 【FM802×畿央大学】ラジオCM制作プロジェクトvol.3~収録に向けてBGM候補を決定! 【FM802×畿央大学】ラジオCM制作プロジェクトvol.2~CM原稿を決定し、次はBGM制作へ! 畿央大学初!FM802との連携プロジェクトがスタート!
2023.06.15
【FM802×畿央大学】ラジオCM制作プロジェクトvol.3~収録に向けてBGM候補を決定!
FM全局・ラジオ全局で高いシェアを誇る「FM802」。その中の人気番組「ROCK KIDS 802」と畿央大学とのコラボプロジェクトが始動!2023年7月の月曜放送回21:15~21:35、全5回にわたって「畿央大学の冠コーナー」が提供されます。今回のプロジェクトは、そこで放送されるラジオCMを、畿央生有志がプロと協働しながらイチから考えて形にしていく挑戦的なものです! 初回の5月11日(木)にはキックオフとして5つのグループに分かれてメンバーの顔合わせを行い、CM原稿案を出し、第2回目の5月25日(木)ミーティングでは、各グループから出たCM原稿案を持ち寄り発表。そして、第3回目となる今回は、各グループのBGM選定をしてもらいました! 6月8日(木)のミーティング冒頭では、前回選定した5つのラジオCM原稿候補のナレーションを男性にするか女性にするか、参加者の意見をもとに決めました。中には意見が固まりきらないこともありましたが、参加者の意見を合わせつつ決めていきました。 そして次は、いよいよ各グループがAI楽曲サービス「SOUNDRAW」を使って考えてきたBGMの発表です。 各グループのリーダーにBGMのコンセプトや考えを説明してもらった上で発表しました。5つのCM候補に対してそれぞれのBGMを決めたグループもあれば、畿央大学らしい雰囲気を重視したものを意識して複数のCMに合うものを選抜してくれたグループもありました。 また単に良いBGMを作るだけでなく、原稿に合うことや終わり方への工夫などへの意識といった点にも自然と気を配っており、ミーティングを重ねるごとにCMが具体的になっていく中で、原稿、BGMそれぞれへの思い入れもより強く感じるところもありました。 ▼SOUNDRAWの実際の画面 今回のCMのBGM候補にはならなかったものの、「他のコンテンツを作るときに使えるようなBGMもある」と株式会社802メディアワークス常務取締役の吉田 隆司様から講評いただきました。 ラジオだけでなく、違う場面でもこのBGMやCM原稿を使う機会が広がるのか今後も楽しみです! 次回は、いよいよFM802のスタジオに行き、収録です。学生の考えたCMやBGMの案がどんな形で完成するのか、次回のレポートもご期待ください! 【関連記事】 【FM802×畿央大学】ラジオCM制作プロジェクトvol.2~CM原稿を決定し、次はBGM制作へ! 畿央大学初!FM802との連携プロジェクトがスタート!
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