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2016.10.06

イギリス短期語学留学プログラム2016振り返りレポート!vol.1

9月3日(土)から9月23日(金)にかけて、9名の畿央生がイギリスのカンタベリーでの短期語学留学プログラムに参加しました。日本に帰ってきて3週間のイギリス生活を振り返り、それぞれが学んだこと、感じたこと、経験したことをレポートにまとめてくれました。   ○理学療法学科 3回生 大佐古健太 こんにちは!今回は短期留学について僕の感じたことを書かせていただきたいと思います。短期留学のレポートを書かせていただくのはこれでカナダ、イギリス、イギリスと3回目となり、カナダとイギリスで僕が感じた違いなどを書きたいと思います。 まずは両国で通った英語学校についてです!英語学校では最初にクラスわけテストを受けます。カナダでは英作文とスピーキングテスト、イギリスでは文法テストを受けました。確かカナダでは下から3、4番目くらいのクラス、イギリスでは文法のテストが僕にあったのか、上から3番目のクラスに入ることができので、カナダとイギリスではかなり違うレベルの英語を学ぶことになりました。 カナダでは基本的には朝は簡単な文法から始まり、昼からはひたすら会話をするクラスでした。朝は簡単でしたが、昼は慣れない英語をひたすら話し、ちょいちょい僕の知らない単語も出てきて大変だった記憶があります。文法の宿題は出ましたが、一番難しい文法で現在完了といった具合で、宿題でなんら苦労はありませんでした。   しかしイギリスでは朝から文法は仮定法からはじまり、難しいイディオムやら宿題には長文読解、自由英作など中々ハードでした。だいたい宿題に20分以上はかかりました。   ざっくりと書きましたが、授業内容はイギリスのほうが確実に難しかったです。だからといってカナダのほうが簡単すぎたかといえば、そんなことはありません。 僕が2回短期留学に行って思ったのは、海外で生活していくうえでまずは文法や英作文ができるできないより、リスニングや会話ができることのほうが大事である、ということです。そしてカナダもイギリスも文法や長文はやればできましたが、会話やリスニングは正直なところ5割もできなかったかもしれません。相手の言っていることを100%理解し、満足いく答えが返せたかというと、できなかったと思います(笑)   2回行って英語が成長したかと言えばおそらくしていませんが、経験を積むことで緊張して英語が話したくない、などはなくなったと思います。間違った英語でも何かと積極的に話すことが増えたように感じます。   もう一つは、ヨーロッパ人が日本人より英語ができるのは母国語が英語のルーツに近いから納得がいきますが、お隣の韓国人や中国人の方々の方が僕たちよりも英語ができている人が多いということです。英語を学ぶ意欲面で韓国と中国の方々に日本人は負けているように感じました。これが続くと、あらゆることに影響が出てくるように思います。例えば日本の製品がいかに優れていても英語を巧みに扱って交渉ができなければ、他国に顧客をとられるわけです!僕たちも負けないように、もっと海外で生きた英語を学ばなければいけないと感じました。   次はホームステイ先や観光についてです。ホームステイ先は両国とも男性しか家にはいませんでした。両者とも非常に良い人でした。違いと言えばイギリスは2回目ということもあり、本当に色んなことをホストファーザーと話しました。さっと英語が口から出てくることもないので、手元にはスマホの日本語翻訳機を常備してはいましたが。 車の通行は、イギリスは日本と同じで右ハンドルです。ホストファーザーに聞くと基本的にはイギリスのかつての植民地は右側通行ですが、カナダやアメリカは例外で興味深いことに左ハンドルだそうです。 しかし共通していることもあります。カナダではビクトリアの州議事堂に行ってください!ビクトリア女王の像やエリザベス2世の肖像画があります。もちろんロンドンには沢山あります。これら女王がまつられているのはカナダがイギリスの連邦加盟国であることを示しています。もしもの時は第二次世界大戦のバトルオブブリテンのようにカナダとイギリスは共に戦うのです。 あとみなさんに是非考え直してほしいのは、イギリスの料理は本当に美味しくないのか?です。イギリスと言えばフィッシュアンドチップですが、私はこれを4件くらいの違う店で食べました。すると一軒一軒が少しずつ味が違い、決して悪くない気がします。元々労働者階級向けに簡単に作れて腹持ちがいいので好まれてきたイギリス食だからか味もシンプルですが、ビールとも合いおいしいです。他にイギリスの伝統料理ではありませんが、ロンドンにあるインドカレー屋は日本のインドカレーの2倍はおいしいです(笑)その他、ソーホーエリアでは世界中の美味しい食べ物が食べられるので、十分お腹も満足できます。   次はカンタベリーとロンドンについてです。カンタベリーはメインストリートなどに近代の街並みが少しは入っていますが、道は石畳で古風な雰囲気で何よりカンタベリー大聖堂があります。また目をよく配らせると川でボートに乗りカンタベリーの綺麗な自然に触れたりもできます。違う視点でこの町を見ると、どうやら子供たちが遊ぶ大型レジャー施設のようなものはないようです。町に映画館はありますが、非常に小さいです。これはカンタベリー大聖堂の宗教的な圧力もありなかなか建てられないからだそうです。しかし圧力があるからこそ古く美しい景観がいまだに残っているともいえます。 ロンドンについて少しは触れましたが、ほんとうに沢山のものがある町です。僕は歴史や絵画、映画のロケ地に興味があり、事前に少し調べていたので、飽きずに毎日朝から夜まで足がパンパンになるまで観光をしていました。趣味は人それぞれなので、サッカー、音楽、ショッピング、グルメ、お酒など何か興味が持てるものがあればもう4日間で十分に満足できるだけの場所があります。 個人的に印象に残った場所はピカソなどの絵画が展示されているテートモダンからセントポール大聖堂を見た時のほんとに綺麗な眺めでしょうか。   ▼テートモダンからみたセントポール大聖堂の眺め   あとはダイアナ元王妃の跡を辿ったり、ビートルズのアビーロードを訪れたり他にも色々な目的で観光をしました。あの4日間は本当に有意義であったように思います。 最後に海外で忘れていけないのはthank youまたcheersと言うこと、と笑顔でいることです。イギリスでは日本よりすりやぼったくりには注意はしないといけませんが、地下鉄などで地図を持って迷っていると 「どこに行きたいのですか?」とあちらの方から親切に声をかけてきて道を教えてくださる優しい人がたくさんいます。 本当に短期留学では色々なことがありますが、振り返れば本当に楽しかったという一言に尽きます。カナダ、イギリスともまた行きたいなぁと思えるような短期留学でした!   ○健康栄養学科 1回生 岩井美桜 今回私が夏季短期留学に参加したのはイギリスへの憧れと、本場の英語を生で感じてみたいという思いからでした。大学からの案内でこの留学プログラムを知り、ドキドキしながら1人で申し込んだのを思い出します。日本での準備期間中は友達が1人もいない中でのオリエンテーションになり、不安でいっぱいで何度か辞めようと思うこともありました。でもいざイギリスでの生活が始まると毎日顔を合わせ、時には慣れない生活でお互いに助け合っていくうちに自然と打ち解け、今では先輩後輩関係なく9人全員が仲良くなれました。英語の勉強が本来の目的ですが、新しい大学の友達ができたという点でもこの留学プログラムに参加してよかったなと思います。   私がイギリス生活で気づいたこと、感じたことは大きく2つあります。 1つ目は日本で勉強した英語が外国ではあまり通用しないということです。インターナショナルスクールでたくさんの外国人と共に授業を受けて痛烈に感じました。授業は主にディスカッション形式で、与えられた議題に対して自分がどう思っているか、どう考えているかを英語で話すというものでした。私は今までそういった形式の授業を受けた経験が少なく、ひたすら文法の勉強をしていただけだったのでとても戸惑いました。自分が思っていることを上手く英語で表現できず、また頭の中で文を組み立てて言葉にしようとしてもすでに次の話になっていたりします。他のクラスメイトはたくさん発言しているのに、私はほとんど言葉を発することができないという場面が多々あり、とてもくやしい思いをしました。また、外国人は授業中にどんどん質問するし、自分の意見を相手に伝えようと必死に身振り手振りを加えて話します。日本ではあまりない授業スタイルに日々刺激を受け、勉強になりました。私にとってはとても難しいことだらけだったけど、90分がとても短く感じられるほど授業を受けるのが楽しかったです。文法ももちろん大事ですが、もっと日本も外国のように話すことに重点をおいた勉強をするべきだと思いました。   2つ目は文化の違いです。1番そのことを感じられたのは食事です。私がお世話になったホームステイ先での晩御飯は、基本ワンプレートでした。マッシュやフライドされたポテトにニンジンやグリンピースなどのゆで野菜、加えてフィッシュフライやウインナー、キッシュなどが1枚のお皿に盛られて出てくることが多かったです。特にジャガイモは日本でいう米にあたる主食のようで、必ず毎晩付け合わせにありました。味に関しては、私がもっていたイギリスの食事に対するイメージ(まずい)は全くなく、全体的に薄い、もしくは味がついていないという感じでした。ホームステイ先の食卓には必ず塩コショウやケチャップ、ソースなどの調味料が置かれていて、自分のお好みで味付けをするというスタイルでした。それがイギリスの文化なのだとホストマザーに教えられ、私が日本の食事の文化は異なり、食卓にはたくさんのお皿が並ぶことを伝えると少しびっくりしていました。また、2週間の滞在で晩御飯にスープなどの汁物や生野菜のサラダが1度しか出てこなかったことにも驚き、食文化の違いを感じました。帰る頃には和食や白ご飯がすごく恋しくなり、日本食の良さを初めて肌で感じました。 食事以外にも、イギリス人はシャワーを毎日浴びないことや洗濯は5日~1週間に1回であること、外でマスクをつける人がいないことなど、日本とは異なる文化がたくさんあり、慣れないことに戸惑いながらも毎日の発見がとても面白かったです。   2週間のホームステイを終えた後のロンドン観光はとても楽しいものでした。4日間でロンドンブリッジやビッグベン、バッキンガム宮殿などたくさん有名なところを観光、大好きなハリーポッターのスタジオツアーに参加、人生で初めてのミュージカル「マンマ・ミーア」を鑑賞したりアフタヌーンティーを楽しんだりと、とても濃い4日間を過ごしました。そして実際にロンドンで歩いている人に道を尋ねたり写真をお願いしたりする際に、自分が話した英語が相手に伝わったときや、相手が話す英語が理解できたときの喜びは忘れられません。カンタベリーで勉強した2週間の成果を身をもって感じられてとても嬉しかったです。     留学を終えた今、3週間は本当に短い時間だったなと感じています。初めの1週間こそ慣れないことだらけで早く日本に帰りたいと思っていましたが、次第にイギリスでの生活にも慣れ、英語がだんだんと聞き取れるようになっていることが自分でも感じられ、充実した楽しい日々を過ごすことができました。慣れた頃にホストファミリーや学校の友達と別れ日本に帰らないといけなかったのでとても残念で悲しかったです。初めのころはまさか自分が帰りたくないという気持ちになるとは思っていなかったので驚きました。また、日本に帰ってきて家族や友達に撮ってきた写真を見せながら話をしていると、イギリスでの生活が思い出され、またすぐにでも行きたいという気持ちになっています。本場の英語を生で感じられたのももちろんですが、英語を通してイギリスの生活や文化に触れることができ、また共に学んだクラスメイトやホームステイメイトのイタリア人と友達になれたことが、私の中で大きな収穫になりました。この留学プロジェクトに参加できて本当に良かったと思っています。間違いなく今までで1番濃い経験をすることができました。この経験を忘れず、これからも英語の勉強を頑張りたいと思います。     最後に、引率をしてくださった先生、ホームステイファミリー、一緒に参加した皆、そして留学をさせてくれた両親と祖父母に感謝したいと思います。ありがとうございました。     【関連記事】 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.10~担当教員からの総括! イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.9 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.8 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.7 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.6 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.5 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.4 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.3 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.2 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.1

2016.10.05

畿央生2名が香芝警察の「一日警察署長」に就任!

9月21日(水)、健康栄養学科の高山芹香さんと人間環境デザイン学科の中屋菜月さんが、「かぐや姫」に扮して香芝警察・一日警察署長の委嘱を受け、秋の交通安全運動のお手伝いをしました。   ※ちなみに畿央大学がある奈良県北葛城郡広陵町には「竹取公園」があり、その名の通りかぐや姫が生まれた舞台として知られています。   ▼【委嘱式の様子】香芝警察署長から委嘱状を受け取る学生   今回、二人は交通事故防止に役立てばと、学業などで忙しい中ではありましたが、快く一日署長の任を引き受けてくれました。   ▼【出発式の様子】飲酒運転根絶宣言を読み上げました。   任務は下記の通りです。  8:30  香芝警察署で、かぐや姫の衣装に着付け  9:30  一日警察署長委嘱式 10:00  秋の交通安全出発式 10:30  イズミヤにて秋の交通安全運動    ▼【出発式の様子】一日警察署長として服装点検を行いました。     【一日警察署長を経験した学生のコメント】 ☆中屋 菜月さん(写真左) ☆高山 芹香さん(写真右) 出発式では、真剣な表情の警察官の方を前に緊張しました。パトカーに乗車することも初めてのことであり、 とても新鮮でした。イズミヤでは、買い物客の方にティッシュや反射腕章を配り、交通安全の啓発を行いました。普段なかなか経験できないことを経験できる貴重な場となり、このような機会をいただけて良かったです。

2016.10.04

「RUN TOMO‐RROW 2016 in 広陵町」に学生ボランティアとして参加!~看護医療学科

こんにちは!看護医療学科4回生 山崎ゼミ生の辻井彩香と藤井希美です! 10月2日(日)、「RUN TOMO-RROW 2016 in 広陵町」に学生ボランティアとして参加してきました。参加メンバーは小川・亀崎・辻井・藤井・星山・森本の計6名です。 このイベントは認知症になっても安心して暮らせる地域作りをめざして、認知症の人もそうでない人もみんなでタスキをつないで日本を縦断する「認知症フレンドシップ」というプロジェクトで、北海道から沖縄までの6500kmをつないでいきます!略称は「RUN伴」といいます。   私たちは、中和~西和ルートの「広陵町総合保健福祉会館(さわやかホール)から牧野古墳」の区間をお手伝いさせて頂きました。主な役割は応援、誘導、安全確保です。 スタート地点のさわやかホールには広陵町イメージキャラクターのかぐやちゃん(中には、看護医療学科4回生小川さん)も来てくれました!   ▼学生ボランティア6名   町長さんの挨拶のあとにタスキが届き、グループホームの入居者さんがまずランナーとしてタスキをつないでいきました。学生は誘導と応援を行っていたのですが、私たちの応援に笑顔で答えてくださったことが嬉しくとても印象に残っています。 その後、私たちは3地点に分かれて応援・誘導などを行いました。   ▼各地点での引継ぎシーン   各引継ぎ場所では、たくさんのスタッフの方々・施設の高齢者の皆様・ご家族の皆様が駆けつけていました!北海道から始まったみんなのタスキがつながっていく様子を間近で体験させていただき、とても素敵な気持ちになりました。   ▼(左)広陵町介護福祉課 吉田課長さんの勇走シーン(右) オレンジTシャツを着ているランナーを見かけたら是非応援の声をよろしくお願いします。   この活動がひとつのきっかけとなり、認知症への理解や地域での支援・見守りがもっともっと広まっていって欲しいと思います!   <今後のラン伴スケジュール> 10月15日(土)東大阪〜大阪〜豊中〜明石 10月16日(日)明石〜赤穂 中国や九州・沖縄方面のスケジュールはラン伴HPをご覧ください! http://runtomo.jimdo.com/   今回、当日お世話になりました広陵町介護福祉課の職員の皆様、ご参加下さいました施設の皆様、ご家族の皆様にお礼を申し上げます。ありがとうございました。   看護医療学科 4回生 辻井彩香 藤井希美

2016.09.12

夏の学習キャンプ2016 in 吐山 レポート!

毎年の恒例行事で、夏・冬合わせて年に開催される「学習キャンプ」。今年は8月30日(火)・31日(水)に奈良県立野外活動センターで行われ、スタッフ・参加者あわせて91名が参加しました。 今回のキャンプは、2回生スタッフが集わなかったため、昨年から継続の3人と今年度新規で1回生10人、合わせて13人のスタッフで作り上げました!!   今年のテーマは・・・「見結(みっけ)」 自分自身や仲間のいいところを見結し、この学習キャンプで知識や楽しさを身につけ、さらに次の見結に繋げるという思いから考えられました(^◇^)   <1日目>入所式、アイスブレイク、夕食、キャンプファイヤー アイスブレイクでは、ハイタッチじゃんけん、お題を付け加えたとなりのとなり、風船運び、障害物競走など初対面でも楽しめるものとなっていました。まだ1日目一つ目の企画の後なのに、休憩時間でも活動班で会話していたり、「学習キャンプに来てよかった」の声をたくさん頂いたりもしました(^^♪     そして、みんなが大好きなご飯の時間♪     1日目のご飯は時間上の問題で自炊はできなかったのでお弁当となってしまったのですが、それでも参加者の笑顔は絶えず、その盛り上がりはそのままキャンプファイヤーへ…。 キャンプファイヤーでは、1回生スタッフが主にゲームを進めながら、吉藤先生の優しいギターの音色でしんみり…、副統括・統括のちょっとしたお話で1日目の活動は幕を閉じました…     と、思いきや。 シャワータイムの前に夜空いっぱいに無数の星空。台風の通り過ぎた後だったので空は澄んでいて、星がよく見えました☆ みんなで吐山の地面に寝転がってお星さまを眺めました。中には流れ星を見つけた人もいて本当に来てよかったと思えた瞬間であったことでしょう…。         <2日目>朝集、炊事、森活、フィードバック、退所式 そして朝を迎え2日目。最初の活動は朝集の学キャン体操と体で伝言ゲーム。朝から体を動かす体操、伝言ゲームで頭の体操ということで、眠たい目をこすりながらもしっかり動かしていました (^^)     そして、2日目の朝ごはん…ホットドック in 牛乳パック。 その名も、「ホディパ」!!!     例年にない朝食づくり。吐山の肌寒い朝に温かいホットドックはテンションと体のコンディションを上げるエネルギーになりました。   朝ごはんと片付けを終えて森活の企画。前泊の29日は台風の影響で道が崩れてしまうほど地面はぐちゃぐちゃで晴れプロは懸念されましたが、30日・31日が台風なんて嘘のような晴天で、運よく水も全部はけて、無事に晴れプロを行なうことができました!     森の中の自由散策。スタンプラリーを埋めながら自然探しをした後、プレイホールで新聞づくり、そして共有タイムへ…。   森の中を歩き回った後は、いよいよお待ちかねの自炊! 今年は、カレーを作りました(^^)     野菜係り、米係り、火おこし係り…みんなで分担して作ったカレーの味は班それぞれの個性豊かな味がしました♪   そしてご飯の後にはプレイホールで最後の企画、フィードバック。 自分自身のみっけ、みんなのみっけ、仲間のみっけ、これからみっけの順にこの2日間を振り返り、班の中で話し合いました。 退所式では、先生方のお話、学キャンテーマソング合唱、しおりドキュメント部署さんからのサプライズムービー、全体写真というかたちで2日間の学習キャンプは無事終了しました。     最後に…。 今年度の夏の学習キャンプは、スタッフ仲間で誘導できる学生が2回生の3人しかいなかったこと、スタッフ数が去年の半分ということ、それに関わらず参加者数は去年とほぼ変わらないということ、スタッフの人手不足の為に例年ほどの企画の件数ができなかったことなど、夏の学習キャンプを成功させるには、たくさんの問題や課題があり、決して容易なものではありませんでした。2回生スタッフは「まず、学習キャンプをこの人数で作れるのか」という大きな不安を、1回生スタッフは初めてみる学習キャンプにたくさんの不安を抱いていました。正直、スタッフ各々「辞めたい」と思う時期はありました。イベントとしてはたった2日間の学習キャンプ。しかし、スタッフはこの2日間のために企画を考え、仲間とぶつかったりした約4か月もの苦労や葛藤があります。そんな中で作り上げ、参加者に「参加して良かった」「次も絶対行く!」という声には、13人全員が涙して笑顔して、無事、幕を閉じることができました。その時の感動や達成感は言葉に言い表せません。こんな感動を皆さんにも知って頂きたい、興味を持って頂きたい、そんな人たちのために学習キャンプは、これからも続きます。 学習キャンプ実行委員 石田千衿(教育学部2回生)

2016.08.29

看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.4

看護医療学科では今年度から初めて海外インターンシップを行うことになりました。今年はオーストラリア ヴィクトリア州 メルボルンで実施されることになり、8月20日(土)から28日(日)の日程で、2回生5名、4回生3名の計8名が参加しています。ラ・トローブ大学、高齢者施設や認知症ケアに関する研修センター、緩和ケア病棟を訪問し、オーストラリアの文化や歴史、その中で築かれてきた保健・医療・福祉制度について学びます。   現地リポート4:8月25日(木)   今日は前日と同じく電車に乗り、Banksia Palliative Care Service1に行きました。同じ場所ですので、駅から施設まで自分たちだけで歩きました。施設の中に入ると施設の方が笑顔で迎えてくださり、ティータイム後講義に入りました。 「緩和ケアにおける疼痛の緩和は大変重要である」と前日にも講義を受けましたが、今日のテーマは疼痛マネージメントについてでした。 痛みのアセスメントには身体的、心理的、社会的、文化的、精神的、性的、検査、薬歴の見直し、そしてケアプランの9つの視点で行われることが説明されました。情報収集、アセスメント、ケアプランを立てるにもコミュニケーションが重要ということは日本と同じだと思いました。痛みの定義についてこの2日間のセッションでどのように変化したかについて発表しました。研修を受ける前は「死に近い人が受けるケア」という緩和ケアにネガティヴなイメージをもつ学生が多く、またその実際も「患者さんを社会的、精神的、身体的にケアする」という漠然としたものでしたが、講義を受けてみて、痛みには今までの生活の経緯が関係することや、心理的な痛みがあり、緩和ケアは死ではなく、QOLに視点を向けて行われることを学びました。オーストラリアの緩和ケアの実際についての講義内容のおおよそは、ホテルに戻ってからのショートカンファレンスや先生の通訳などがあったため理解できました。しかし、私たちはまだ日本の終末ケアを学んでいないので、緩和ケアの基本的な知識が浅く、また日本における緩和ケアの現状に関する、日本との比較をしたり事前に勉強したことを深めたりするには至りませんでした。おそらく、英語力が質問できる程であれば学びがもっと深まったと思います。 今回のオーストラリアで学習したことを活かして、日本の緩和ケアや終末期の定義について学んでいきたいと思いました。   お昼ご飯を食べた後、Banksia Palliative Care Service1のボランティアスタッフの方の送迎で、Broadmeadows Palliative Care unitを訪問しました。     Broadmeadows Palliative Care unitは、緩和ケアと高齢者ケアの視点で運営されており、Banksia Palliative Care Service1など3つの施設と連携している病棟です。 その病棟には、高齢者ケアを受けている人が8人、緩和ケアを受けている人が20人おり、その患者を看護するために、レジスターナース(看護師)が30人、エンロールナース(准看護師)が4人、その他に医師はもちろんのこと、理学療法士、ソーシャルワーカー、ダイバーショナルケアワーカー、パストラルケアワーカーなど色々な職種が働いていました。 病棟には、シフト交代のミーティングやケースカンファレンスを行うための部屋や、患者が家族と話せるプライベートな部屋などを設けていました。また、病室には転倒防止のために、ローベッド(低床ベット)が設置してありました。日本ではベッドに転倒防止のために柵がついてありますが、オーストラリアでは抑制を一切禁じられているので、柵ではなくベッド自体を低くすることで転倒を防止しているのだと学ぶことができました。 また、病棟を見学していると、偶然にLa Trobe大学から実習にきていた看護学生と話すことができました。彼女は、私たちと同じ2回生でメルボルンの看護基礎教育について、説明を受けました。   ▲中心がLa Trobe大学の実習生、右端がユニットマネージャーの氏John氏   廊下のボードには、お礼の手紙や、亡くなった方のメモリアル会(遺族会)の手紙を飾ってあり、亡くなっていく人たちのケアをするパストラルケアワーカーという職種について学びました。短い訪問でしたが、学びの多い訪問でした。   ホテルへ戻り、7時から始まるショートカンファレンスまでの自由時間で、買い物に出かけました。これまでも、多民族国家ならではの国際色豊かな料理を食べていましたが、ついにこの日、オーストラリア料理のお店で、カンガルー肉を食べました。味はビーフのようで、とっても美味しかったです。店員さんも、親切に根気強く聞いてくださり、わかりやすく説明してくださって、とてもよい思い出になりました。     また、ホテルでにもどりショートカンファレンスで、1日のまとめをした後に、学生全員でトラムに乗り、スカイデッキ88という展望台に行きました。夜景が綺麗で楽しい思い出のひとつになると思います。 いよいよ、明日は研修最終日です。最後まで集中力を保持して頑張りたいと思います。     看護学科2回生 高田咲貴 種山美里 【関連記事】 看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.3 看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.2 看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.1

2016.08.17

真夏のオープンキャンパスレポート!

皆さん、こんにちは! OCスタッフのツマタニです。(  *´艸`) 8月13日(土)・14日(日)に、真夏のオープンキャンパスがありました。     今回も1回生のスタッフが加わり、新しい顔ぶれでのオープンキャンパス。 「2017年の赤本」がもらえたり、ガラガラ抽選会など、楽しい企画があり、 2日間合わせて1000名以上の高校生の来場がありました。ありがとうございました。     大学紹介や入試のガイダンスの他にも、体験授業、相談コーナー、クラブ・サークル紹介、畿央生とフリートークなど、盛り沢山のプログラムが用意されていました。     また14日(日)のオープンキャンパスでは、助産学専攻科の説明会も並行して行われ、今回、私は助産学専攻科のスタッフとしてお手伝いをさせていただきました。 今回の助産学専攻科の説明会には23名の参加者が来場くださいました。 助産学専攻科の実習室で行われ、先生による助産学専攻科の魅力や助産師についてのお話や、専攻科の学生さんと一緒に演習を行ったりしました。 私もスタッフとして参加して、初めて助産学専攻科のことについて知ることができ、とても助産師に興味がわきました。また、赤ちゃんが生まれる素晴らしさを改めて実感できました。     そして、今回で3回生のほとんどの先輩方が引退となりました… とても寂しく感じますが、先輩たちから引き継いだ思いを大切にして、今後もオープンキャンパスをスタッフ全員で盛り上げていきたいです。 先輩方、ありがとうございました!     次回オープンキャンパスは、9/11(日)13時からです!

2016.07.23

「ナラ・シェイクアウト」に参加しました。

7月11日(月)、奈良県全域でナラ・シェイクアウト(奈良県いっせい地震行動訓練)が行われ、畿央大学も初めてこの訓練に参加しました。 シェイクアウト訓練とは、地震の際の安全確保行動1-2-3「まず低く、頭を守り、動かない」を身に付けるためのシンプルな訓練です。地震の多い日本ならではの訓練と思っていましたが、実はアメリカ・カリフォルニア州で生まれた一斉防災訓練だそうです。The Great Japan ShakeOutのサイトによると、2015年の参加登録者数は5,272,988名、自治体を中心に各地で実施されており、日本でも徐々に根付いてきているようです。   シェイクアウト訓練『安全確保行動1-2-3』   7月11日(月)は補講日のため、通常の授業日と比べると大学に来ている人は少なかったのですが、1限目の授業終了と同時に訓練の放送が流れ、キャンパス内にいる学生・教職員全員で1分間の訓練を行いました。事務室では職員が机の下にもぐったまま姿勢を保つ姿が見られましたが、「机の下に物があってもぐれない!」といった“やってみなければ分からない発見”もありました。     日本は地震大国、いつどこで地震が起きてもおかしくありません。そして、その時に自分の身を守るのは自分です。「地震が起きた時、まず何をするのか?」その時の状況によって対処は様々ですが、「地震発生=自分の身を守る行動」を意識的に紐づける機会として、意義のある訓練であったと思います。 今後も、全学生・教職員が揃って取り組める訓練として、続けていければと考えています。

2016.07.21

オープンキャンパスで食育イベントを開催!~健康栄養学科ヘルスチーム菜良

7月16日(土)、17日(日)にオープンキャンパスが開催されました。 ヘルスチーム菜良(*)から11名がスタッフとして参加し、「食育SATシステム(**)」を用いて、日頃の食生活を見直そうという取り組みを行いました。   (*)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成され、食育啓蒙活動などを行っています。   (**)食育SATシステム…フードモデルを用いて1食分の食事バランスを栄養価で計算され、5段階でわかりやすく評価されるシステム     16日(土)、17日(日)合わせて約200名もの多数の方に来ていただき、その日の昼食や今食べたいものをフードモデルから選んでもらい、栄養バランスの評価を行いました。食育SATシステムの結果を見て、不足している栄養素、過剰に摂取している栄養素についてアドバイスをさせていただきました。     高校生だけでなく、ご家族の方にも多数体験していただき、機械の前に行列ができることもありました! アンケート結果を見ると、足りない栄養素は食物繊維やカルシウムが多く、過剰な栄養素は食塩となる人がかなり多く、塩分の摂り方には注意が必要だと改めて認識しました。     これからもヘルスチームで食育などを通して栄養に関わる様々な活動をしていきたいと思います!   健康栄養学科   3回生 山本 真央 1回生 西川 実希 西口 綾香 西田 璃奈 【関連記事】 過去のヘルスチーム菜良の記事を読む  

2016.07.01

畿友会(学生自治会)だよりvol.41~「緊急対応講習会」開催レポート!

こんにちは、畿友会広報部です!   6月24日(金)に緊急対応講習会が行われました。これは夜間の課外活動時、緊急事態が発生した場合についての対応を学ぶためのもので、クラブ・サークルの代表者や畿央祭(学園祭)実行委員、学習キャンプ実行委員会などの学生41名が参加しました。     健康支援センターの山根先生から、日常生活における怪我や熱中症予防について教えていただきました。     怪我をした際は傷口を水道水で洗い流し、止血の後、傷口を保護しましょう。消毒液などを使用するより水道水で洗い流すのがベストだそうです!また、熱中症は普段運動をしていない人もなりやすいとのことです。こまめに水分補給を行いましょう!その際、アルコール飲料での水分補給は厳禁です!!     学生支援センターからは、クラブ活動・課外活動時に急病人・けが人が出た時の対応について説明がありました。ケガ・病気なく活動できるよう、学生全員が意識を高める良い機会になったと思います。   以上、広報部でした!

2016.06.30

畿友会(学生自治会)だよりvol.40~球技大会を開催!

2016年6月25日(土)の12時30分から15時30分まで、畿友会主催で球技大会を開催しました! 球技大会は毎年この時期に開かれている畿友会の恒例行事です。 新しく畿友会に入った1回生にとっては初めてのイベント!! 初めての仕事で緊張もあったと思いますが、着ぐるみを着て、司会進行をしたり、ルール説明をしたりして上回生と一緒に盛り上げてくれました♪     今年も例年と同じくドッチボールを行いました。団体の6チームと、畿友会の1チームを合わせた計7チームで競いました。トーナメント形式で試合を行い、順位を決定!どのチームも最後まで勝敗がわからない接戦で、すごい盛り上がりになりました。     結果は下記の通りです! 1位 ソフトボール部2 2位 理学療法学科1 3位 理学療法学科2   球技大会の賞品として、1位のチームにはマックカード1万円分、2位のチームにはお菓子の詰め合わせ、3位のチームには文房具セットが渡されました!! また最後にはエキシビションとして、参加者全員を2チームに分けて戦いました!   けが人もなく、全員が楽しくドッチボールができた良い球技大会でした。     参加していただいた皆さん、本当にありがとうございました!!   【関連記事】 6月25日(土)、球技大会を開催します!!