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理学療法学科

2019.02.21

冬のスポーツ実習2019(in 白馬村)レポート vol.2

2019年2月19日(火)~22日(金)まで、長野県北安曇郡白馬村の白馬五竜スキー場にて、「スポーツ実習B・Ⅱ」が開講されています。受講する1回生116名、助力(2・3回生)24名、教員12名あわせて152名が参加しています。 実習2日目の様子を学生目線でお届けします!!     2日目:2/20(水) 初日は大雨でしたが、僕らの強い思いがゲレンデの神様に届いて、快晴となりました☼ さぁ畿央大学がゲレンデへの駆け出します!     周りを見渡せば雪に縁のない田舎者の僕達が初めて見る大雪原でした! 初めてスキーブーツを履いたり、ボードに触れてみたり、初めての体験ばっかりでした。 担当インストラクターのいなぞうさんに、転倒の仕方を基礎の基礎からご指導いただきました! 午前中は慣れずにいた動作も、午後になれば段違いにレベルアップしました!フリー滑走でもスノボの経験のある友達に教えてもらったりして、スキルも上がりましたが友情がまた一段と深まりました。     僕達はとてつもない恩人方にささえられ、無事に2日目を生き延びることができました。 明日も楽しみながら成長して、4年後にはインカレに出場できるぐらいまで頑張りたいと思います(笑)     人間環境デザイン学科1回生 正楽仁哉、森田舜   【関連記事】 冬のスポーツ実習2019(in 白馬村)レポート vol.1

2019.02.18

畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ) 現地リポートvol.1~出発編!

毎年この時期に行われる、短期語学留学(春期)が始まります。行き先はカナダのヴィクトリア。西海岸の静かな街です。2019年2月16日(土)から3月7日(木)までの20日間の語学研修プログラムです。       昨年10月に募集を開始した参加者は17名。これまで5回のオリエンテーションを重ね、現地での生活(特に安全について)やホームステイ先でのマナー、緊急時の対応や現地で必要な英語表現などについて学んできました。日本で学んだことを現地で実際に使ってみる経験がこれから始まります。 これから2週間の語学研修と5日間の自由時間について参加者から順次レポートしてもらいます。   現代教育学科 准教授 竹下幸男     【学生からのレポート:出発編】 健康科学部理学療法学科1回生の近藤隆世です。 初日の空港での様子や、バンクーバーからヴィクトリアまでのフェリーでの様子を報告します。       伊丹空港から羽田空港に到着後、次のフライトまで時間があったので、空港で軽く夜ごはんを食べました。食べ終わった後は英語での自己紹介を考えたり、ホストファミリーに対する質問(洗濯を週に何回するか など)を事前にまとめたりしました。 理学療法学科からの参加が私だけだったので知っている人がいませんでしたが、他の学部の人にたくさん話しかけてもらえたので嬉しかったです。英語の知識も共有することができ、良い時間を過ごすことができました。   バンクーバー空港から車でフェリーターミナルへ行き、フェリーの乗船時間までフェリーターミナルにあるマーケットで時間を過ごしました。軽食やお土産が充実していたので、ぜひ訪れてもらいたいです。     バンクーバーからヴィクトリアまではフェリーで一時間半ほどですが、寒い中デッキに出て楽しみました。天気が曇りだったのが少し残念でしたが、またヴィクトリアからバンクーバーまで乗る機会があるので、その時は晴れるといいなと思います。とても大きなフェリーで、中にはカフェやギフトショップもあるのであっという間に時間が過ぎていきました。     不安な気持ちが大きいですが、ホストファミリーと楽しく過ごして、英語もたくさん話したいと思います!   理学療法学科1回生 近藤隆世   【関連記事】  ●過去のイギリス短期語学留学の記事はコチラから! ●過去のカナダ短期語学留学の記事はコチラから!

2019.01.30

海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員と施設見学へ!~理学療法学科

2019年1月26日(土)に理学療法学科の学生が海外インターンシップで訪れた中国医薬大学(CMU)の教員と学生が畿央大学を訪問してくださいました。 翌日1月27日(日)、Yu-Jung Cheng先生と松本は和歌山県にある白浜はまゆう病院へ見学に行きました。   白浜はまゆう病院は、一般病棟、回復期リハ病棟、介護療養病棟だけではなく介護保険によるデイケアセンター、訪問看護ステーションなど幅広く、地域を支える病院です。リハビリテーションスタッフは約80名と紀南地域では最も多いようです。     白浜はまゆう病院は本学の実習地でもあり、卒業生も就職させていただいていることと、中国語ができるスタッフがいらっしゃることもあり、今回の海外からの見学も快く受け入れてくださり、リハビリテーション室長の中本先生をはじめ、たくさんの先生方にご案内いただきました。   ▲病棟によっては患者様も天然温泉に入ることができるようです。   ▲病棟からの景色は最高です。夏には花火も見えるようです。   ▲運転技術を評価する機器   特に台湾の高齢化率は12~3%と日本に比べると低いですが、急激に増加していることから、台湾でも近年、介護保険制度が制定されました。そこで、台湾でも介護保険下での理学療法士の活躍が求められていることから、非常に関心が高く、多くの質問をされていました。 また、Yu-jung先生から台湾では日本と比べ、臨床実習の期間は1.5倍以上長いことや、理学療法士自身が個人PTクリニックをひらく方が増えてきていることなどを病院の先生方に紹介してくださいました。   このように、実際に現場を見て情報交換することで、国を超えお互いの良いところを共有し、参考になる可能性があることを感じることができました。     この場をお借りして、ご協力いただきました白浜はまゆう病院の先生方、関係者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。   理学療法学科助教 松本大輔   【関連記事】 海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員・学生が来学!~理学療法学科 理学療法学科 海外インターンシップ in 台湾 vol.4~教員総括~ 理学療法学科 海外インターンシップ2018 in台湾 現地リポートvol.3 理学療法学科 海外インターンシップ2018 in台湾 現地リポートvol.2 理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾 現地リポートvol.1 フランスの理学療法学生が来校!~理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾 理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾に向けて!

2019.01.28

海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員・学生が来学!~理学療法学科

2019年1月26日(土)、理学療法学科の学生が「海外インターンシップ」で訪れた中国医薬大学(CMU)の教員と学生が、畿央大学を訪問してくださいました!     まずは、インターンシップのメンバーである今北先生、宮本先生、松本と昼食を共にした後、健康支援センターで骨密度チェックをしました。本学学生は健康診断で毎年測定しますが、今まで測ったことがなかったようで、学生全員、同年代の平均以上で喜んでいました。 また、ニューロリハビリテーション研究センターや運動負荷試験に関連する機器の説明をした後、今北先生のラボで研究機器の紹介をし、一通り案内が済んだところで、理学療法実習室で本学学生からの歓迎会へ。     本学学生たちがお菓子だけではなく、たこやき・おはぎなども準備して楽しみに待っていたのですが、久しぶりに英語を使うので、お互い戸惑う場面もありました。 そこで、CMUの学生4名は本学の3年生よりも一足早く日本の病院実習をしているということで、「新しく覚えた日本語は何ですか?」と聞くと、「しんどい…」と答えてくれました。 どの国の学生も理学療法の実習は大変なようです… 指導者の先生とは、英語でのコミュニケーションで患者さんとなかなかお話できていないということだったので、即興で本学学生から日本語講座が始まりました。   Repeat after me! Watashi no namae wa ○○ desu!   Yoroshiku Onegaishimasu!   少しずつ緊張がほぐれ、みんなでお菓子を食べながら日本での病院実習や観光のことなどを話し、交流することができました。     そして、今回はYu-Jung Cheng先生から“Basic Research in Physical Therapy-An Example of Low level LASER Therapy-”と題し、動物実験を用いた物理療法に関する研究の紹介をしていただきました。専門的な内容でしたが、かなりシンプルにまとめて下さっていたことと、同じ専門分野の今北先生の通訳かつ補足もあり、なんとか理解することができました。 本学学生からは、「なぜ基礎研究を始めようと思ったのですか?」などの質問があり、CMUの学生も日頃授業では聞けない先生の専門的な話を興味深く聞いていました。 また、そこで話が盛り上がり、急遽、今北先生が先日受賞された筋膜(Fascia)の研究の紹介をしていただくことになりました。臨床現場でよくある疑問の解決につながるような実験結果で、両学生たちにとって、これからの実習や臨床の参考になったようでした。       最後は私たちからCMUの先生・学生へ、大学のパンフレットや畿央グッズのプレゼント!メモ帳や付箋・ボールペンなど実習に使えるものばかりで喜んでいました。     実習中・試験期間中と忙しくても、顔を合わせて、「試験頑張って」「実習頑張ってね」とエールを交わし、国は違えど同じ夢をもつ友達がいることで、お互いにとって、さらに頑張る力になったのではないかと思います。   海外インターンシップが終わった後も、SNSなどで連絡を取り合いながら、このように学生達が再会することが出来て、さらに仲良くなれるのも、本学ならではの取り組みではないかと思います。     現在2回生に対し参加者を募集しているところですので、次回も有意義な授業にできるように準備を進めたいと思います。   理学療法学科助教 松本大輔   【関連記事】 理学療法学科 海外インターンシップ in 台湾 vol.4~教員総括~ 理学療法学科 海外インターンシップ2018 in台湾 現地リポートvol.3 理学療法学科 海外インターンシップ2018 in台湾 現地リポートvol.2 理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾 現地リポートvol.1 フランスの理学療法学生が来校!~理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾 理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾に向けて! 海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員・学生が来学!~理学療法学科

2019.01.08

同窓会レポート~理学療法学科瓜谷ゼミ

畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ)   今回は、理学療法学科を卒業した瓜谷先生のゼミ生による同窓会兼ラボ勉強会のレポートをお届けします!     昨年瓜谷先生が研究員として行っておられたオーストラリアのメルボルンより帰国され、再始動しました瓜谷ゼミです。2018年12月23日、今年も瓜谷ゼミ・裏瓜谷ゼミ同窓会兼ラボ勉強会を開催いたしました。現在3回生の学部生から社会人まで参加し、今回は総勢20名以上の会となりました。     この会は例年、メンバーや瓜谷先生自身が発表し意見を出し合う形式で実施しています。今年の発表者および内容は、学部生による卒業研究の計画、卒業生の今井亮太さんによる運動器疼痛について、佐々木将人さんによるこれまでの職場経験についてでした。3つの発表はどれも全く異なる分野のものでしたが、毎回メンバーから質問や意見の交換が行われ、とても有意義な場となりました。その後は忘年会を兼ねた飲み会も実施しました。     今年も現職者、学生、先生と縦・横のつながりを感じられる会となりました。2019年もパワーアップされた瓜谷先生とともに、メンバーみんなでさらにゼミを盛り上げていければと思います!   理学療法学科7期生 坂東峰鳴

2018.12.26

理学療法学科教員がBest Basic Science Abstract Awardを受賞!~第5回International Fascia Research Congress

2018年11月14日(水)~15日(木)にドイツのベルリンにて第5回 International Fascia Research Congress が開催されました。初めて参加する学会で、今回はポスター発表で申し込んでいたのですが、口述発表に変更され、国際学会では初めてのOral Presentationとなりました。     Fasciaとは、身体中の組織を包み込んでいる膜構造の線維性結合組織で、内臓や骨格筋の相対的な位置を保持し、身体内部の枠組みを構成しています。 そのFasciaが近年、大きく注目されてきており、本学会はそこに焦点をあてた学術集会です。     ▲会場前に設置されたFasciaをイメージしたモニュメント   参加者は、理学療法士だけでなく、解剖学者、生理学者、臨床医師、作業療法士、鍼灸師、柔道整復師など、世界中から医療関係者が集まっており、その中でOral Presentationが55演題、Poster Presentationが70演題ほどありました。学会の雰囲気は非常に活発で、どこの会場でも発表のあとにディスカッションが行われ、講演などではスタンディングオベーションが起こり、参加しているだけで楽しくなる学会でした。私は、基礎研究として、下腿前面を切開し、その後縫合し、治癒後4週間での瘢痕形成過程とその組織形成が皮下組織や骨格筋にどのような影響を与えるかを、組織学的に調べたものを発表しました。なぜか会場はほぼ満席で、かなり緊張しましたが、いくつか質問もいただき、よい経験が出来ました。     この経験だけで十分だったのですが、実はこの学会でAwardもいただきました!! この学会には、『Best Basic Science Abstract Award』と『First, second, and third place for the Best Posters』というAwardが準備されており、そのうちの『Best Basic Science Abstract Award』を受賞しました。初めて参加する国際学会で、かつ非会員だったのですが、このような素晴らしいAwardをいただき、大変光栄に思っております。 Influence of adhesion-related fascial gliding restrictions on dermal and articular movement Hidetaka Imagita, Taiko Sukezane     さらには、受賞したことを受けて、日本の関連学会である整形内科学研究会でも表彰されました。 身の引き締まる想いですが、今後、Fascia に関する研究を精力的に進めていく決心にもなりました。FasciaやMyofasciaに関して興味をお持ちの方、お気軽にお声かけください。是非一緒に研究していきましょう!!   理学療法学科教授 今北英高   【関連記事】 日本理学療法士学会の平成29年度表彰で、本学関係者が受賞ラッシュ! 第23回日本基礎理学療法学会学術大会で大学院生が発表&修了生が奨励賞を受賞! 第5回日本地域理学療法学会学術大会で本学教員・客員講師が表彰されました!~理学療法学科 今北ゼミと福本ゼミが合同で同門会を開催!~理学療法学科・健康科学研究科

2018.12.25

日本理学療法学生協会(JPTSA)畿央大学主催 関西支部大会2018活動報告!

こんにちは!日本理学療法学生協会(JPTSA) 畿央大学運営委員広報部、理学療法学科1回生の川端一穂です。 先日、2018年12月15日(日)に畿央大学で行われた日本理学療法学生協会 畿央大学主催 関西支部大会について報告させていただきます。よろしくお願いします。 ※日本理学療法学生協会についてはこちらをご参照下さい。   今回のテーマは「産業理学療法 ~理学の力で産業革命~」です!     今年も関東、中部、関西、中国、九州の各大学から理学療法士をめざす学生が畿央大学に足を運んでくれました! まず講演の前に「大学生の健康について」という題で学生発表を行いました。この学生発表は畿央生約250人にとったアンケートを元に作られました。     次に、2名の先生方にご講演をしていただきました。   講演①「産業×理学療法」蒲田和芳先生 広島国際大学総合リハビリテーション学部教授で開発にもかかわっている蒲田先生に産業への理学療法の介入について「リアライン・コンセプト」(ご自身が発案された治療理論)や商品開発などの観点から講演していただきました。     講演②「本邦における産業理学療法の可能性」高野賢一郎先生 治療就労両立支援センター主任で産業理学療法研究会の会長である高野賢一郎先生に産業の分野に理学療法士が関わる意義や目的、海外の産業理学療法、日本のこれからの産業理学療法について講演をしていただきました。     講演の後は午前と午後の二回に分かれて各テーマについてディスカッションを行いました。午前のディスカッションでは理学療法士が病院以外の職場でどのように活躍できるか、またそこでの介入方法などについて話し合いました。午後のディスカッションは様々な職場で働いている様子の画像をみて、身体にどのような影響が出るか、改善方法などについて実際に体験し学びました。各グループもレベルの高いディスカッションをしていてお互い良い刺激となりました。     すべてのプログラムが終わった後は、食堂で懇親会を行いました。「シンパシーゲーム」というゲームをグループ対抗で行い、参加者全員が横や縦のつながりができてよい懇親会になりました。     今回畿央大学の運営委員として初めて支部大会に参加したことで、僕自身も他大学の多くの新しい友達や先輩と出会い、とても充実した一日となりました。これからも他大学の支部大会に参加し、そこでもっと他大学の友達、先輩、後輩との交流を深めていきたいと思います。そのつながりが将来理学療法士になる上で、勉強になる話が聞けたり情報を共有したりできる仲間たちでありたいと強く思いました。     来年も畿央大学にて支部大会を開催する予定です。来年もより良い支部大会になるために運営委員全員が協力し、参加してくださった皆様が楽しんでいただけるようにしていきたいと思います! 最後になりましたが、開催にあたり協力してくださった方々、参加してくださった皆様、本当にありがとうございました!     日本理学療法学生協会 畿央大学運営委員広報部 理学療法学科1回生 川端一穂   【関連記事】 12/15(土)日本理学療法学生協会(JPTSA)畿央大学主催関西支部大会のご案内 日本理学療法学生協会(JPTSA)「畿央大学主催 関西支部大会」2017 活動報告! 12/10(日)日本理学療法学生協会(JPTSA)畿央大学主催関西支部大会のご案内! 日本理学療法学生協会(JPTSA)が開催したJapan Study Tourに参加!~理学療法学科 日本理学療法学生協会「畿央大学主催 関西支部大会」2016 活動報告!

2018.12.25

第23回日本基礎理学療法学会学術大会で大学院生が発表&修了生が奨励賞を受賞!

平成30年12月15日(土)・16日(日)に京都で開催された第23回日本基礎理学療法学会学術大会で宮脇裕さん(博士後期課程)と私(林田一輝 博士後期課程)が演題発表をしてきましたのでここに報告させていただきます。     本大会は分科学会が独立して行う最初の開催であり、テーマは「身体運動学を極める」とされ、基礎理学療法学会が研究領域とする領域のうち特に身体運動学に焦点を当てられて講演が企画されていました。大会長の市橋教授からは「筋の運動学-筋の機能とトレーニング-」と題されたテーマで話題提供があり、臨床におけるトレーニングにおいて非常に示唆に富むものであり、興味深く拝聴しました。     私は「運動課題に伴う予測が運動主体感および運動パフォーマンスに与える効果」という題で身体性に関する発表をさせていただきました。私自身、理学療法学会での口述発表は数年ぶりで、口述発表において方法論を伝えることの難しさを改めて痛感しました。また、会場からはいくつか的確な質問をしていただきました。頂戴した意見も含めて、今回発表した内容を早く論文化していきたいと思います。 また、本研究室の修了生である西勇樹さんが第52回日本理学療法学術大会において発表した内容が奨励賞を受賞しました。今年度、本研究室からは神経分野、地域分野、基礎分野の3つの分科学会で受賞することになります。同研究室のメンバーが受賞されることは非常に嬉しく励みにもなっています。私自身、後に続けるよう努力していきたいと思います。   奨励賞  西 勇樹(修了生) 「慢性疼痛患者における交感神経変動と内受容感覚の関係性」   宮脇 裕(博士後期課程) 「感覚の自他区別が運動制御に及ぼす影響-自他区別課題開発のための予備的研究-」   林田一輝(博士後期課程) 「運動課題に伴う予測が運動主体感および運動パフォーマンスに与える効果」   健康科学研究科 博士後期課程 林田一輝   【関連記事】 教員・大学院生が2nd International symposium on EmboSSで発表!~ニューロリハビリテーション研究センター 大学院生が第42回日本高次脳機能障害学会学術総会で発表! 第11回日本運動器疼痛学会で大学院生が発表! 第16回日本神経理学療法学会学術集会で教員・大学院生など5名が発表!~健康科学研究科 平成30年度運動器リハビリテーションセミナー「臨床実践編 (膝関節)」を開講しました。 大学院生が第19回認知神経リハビリテーション学会で最優秀賞を受賞!~健康科学研究科 大学院生6名が日本リハビリテーション学会学術大会で発表!

2018.12.18

理学療法学科×現代教育学科の教員特別対談!~現代教育学科「発達障害教育特論」

森岡 周 先生 × 大久保 賢一 先生 ―1コマだけの特別な対談―   今年も教育学部の授業【発達障害教育特論】で、教育学部の大久保先生と理学療法学科・ニューロリハビリテーション研究センターの森岡先生との対談がありました。その模様をお届けします。     過去のテーマは、脳トレの効果やいじめなどがありました。そのテーマについて森岡先生の脳科学的な視点と大久保先生の心理学・教育的な視点から論争を繰り広げてきました。     今回のテーマは3つありましたが、その中でも私が興味深かったテーマは、 「『物事の現象を見る』『現象学的に物事を見る』とは、具体的にどういう意味か?」でした。   うん??? なんだ?!!? 聞いたことのない難しい単語がたくさん並びましたが、聞いていくと納得! 学びになることがたくさんありました。     そもそもこのテーマになっている言葉は森岡先生の著書の中に書かれています。この本を読んだ大久保先生の疑問から出てきたテーマでした。   「物事の現象を見る」とは、知識によってレッテルを張って判断することです。例えば、こだわりのあるAさんだと、周りの人が【こだわりがあるから自閉症】というようにレッテルを張って、そのレッテルがバイアス(偏見)になって、判断してしまうことです。     一方、「現象学的に物事を見る」とは、ある知識にとらわれず、そのこと(人やモノ、行動)の特性や本質を細かく、素朴に見ていくことです。 例えば、こだわりのあるAさんの場合だと、自閉症についての知識にとらわれずに、こだわりを細かく見ていき、こだわりの強さや原因などAさんの行動をありのままに見ていくことです。   レッテルやバイアスにとらわれずに「物事の現象を見ること」によって、Aさんの本質、行動の原因、適切な関わり、必要な支援の仕方などを知ることができます。     この対談を受けて… バイアスにとらわれずに判断することは、教育的な関わりでも、日常的に人と関わるときでも大事にしたいことだと思いました。また、知識があればあるほどバイアスにとらわれてしまうので、知識をうまく活用しつつ、物事の本質をとらえられるようにしていきたいと思いました。   現代教育学科3回生 熊谷 綾乃・吉村 茜 【関連記事】 「発達障害教育特論」で理学療法学科と現代教育学科の教員が特別対談!~現代教育学科(2016年) 脳科学×特別支援教育で教員特別対談!~現代教育学科「発達障害教育特論」(2017年)

2018.12.14

同窓会レポート~理学療法学科10期生同窓会!

畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ)   今回は、理学療法学科10期生の同窓会レポートをお届けします!   毎年恒例の理学療法学科10期生同窓会を、12/1(土)に開催しました。 今年は25人が集まり、東京や福井など遠方から駆けつけてくれる子もいて、久しぶりの再会を楽しみました(^O^)     仕事の話やプライベートの近況報告など、あれこれ話し出すと尽きません。 働く環境や専門分野は違いますが、 みんなそれぞれの場所で頑張っているんだなぁ、と良い刺激になりました。   そして、去年に引き続きおめでたい報告もちらほら聞いていたので、みんなでお祝いしました♪ 自分のことのように祝福できるのが、私たち仲間の良いところです!!     社会人3年目になり、今までよりも大きい仕事を任されたり、学生の時とは違う責任感を感じたり、医療職である上での大変さも感じています。     学生時代に共に励ましあって頑張った仲間と集まることで、初心を思い出すことができました。 楽しい時間はあっという間に終わってしまったので、また来年も引き続き開催していきたいと考えています!   理学療法学科10期生  石川奈穂