2012年の記事
2012.03.22
学校インターンシップ「事後報告会」を実施しました。
教育学部は昨年度からの新カリキュラム移行に伴い、学校インターンシップを単位化しました。その初年度に当たる平成23年度、教育学部の2回生による学校インターンシップ事後報告会を2012年3月15日(木)に行いました。 当日は65名の学生が出席。従来からお世話頂いていた広陵町、香芝市、大和高田市、上牧町に加え、今年度から新たにお世話になっている八尾市の各教育委員会から指導主事の先生方に指導助言に来ていただきました。 全体会で、各先生方を紹介しご挨拶をさせていただいた後、地域別の5つの分科会に分かれて活動の報告を行った後に指導主事の先生から、具体的な指導助言を頂きました。 学生の報告をいくつかの内容に分けて紹介します。 一つめは子どもとのかかわりについてです。多くの学生は学校や園に行けば子どもから側に寄ってきてくれるものと考えていたようです。もちろん、そんな積極的な子どもいますが、すべてそうではありません。年齢が高い子どもと、なかなか関わりをもてなくて困った学生も多かったようです。中にはいたずらを受けて、めげそうになったと報告する学生もいました。しかし、そんな学生の多くがそのままでは済まさず、例えば「子どもが関心をもっていそうな漫画の話題から話しかける」「朝、校門であいさつをする」等の自主的な取り組みにより信頼関係をつくっていくことで問題を解決していったようです。「子どもたちとのキャンプ活動を何度もやっているので、子どもたちの事を知っているつもりだったし、どうやって接すればよいかをわかっているつもりだったが、この活動を通して、自分は、ごく一部の子どもたちしか見ていなかったということを改めて思い知らされた」との報告には、多くの子どもに関わる教師の視点を得ることができた成果を感じました。 二つめは学習指導についてです。先生方が日々の授業や学校運営のために、その裏でいかに膨大な時間と労力を費やしているかが分かったという声が多くありました。研修当初は授業時間内に先生方がいかにうまく授業を進めているか、どのような授業方法を用いているか等だけを見ていたが、授業準備や事務作業の補助を経験することで、学習指導を授業時間の枠内のみで捉えるのではなく、教師がおこなう多種多様な仕事全体の中に位置づけて考えるようになったとのことです。特別支援学級で研修させていただいた学生からは「支援って『その子がどう自分の力でできるようになる』ためにすることなんだということをこの活動を通して学んだ」との報告もありました。教師の「教え」と子どもの「学び」の結びつきは、子どもの視点にたった教師の工夫によって成り立つという大切なことを学べたようです。 三つめは教師としての心構えや学校運営についてです。子どもとの関わりや先生方の学習指導の補助等を通して「叱る、褒める、認める。とにかく子どもたちとかかわることが教師の仕事で大事な事。子どもたちと接したことで「自分」というものを見つめ直す機会となった」「自閉傾向の子どもに対し、自分は『できなくても仕方ない』と考えてしまっていたが、先生は真正面からぶつかって指導しており、自身の考えを改めるきっかけになった」「なぜ英語を勉強しなければいけないのか」と生徒に聞かれた時にすぐに答えられなかった。根本的なことを自分自身が深く考えていないことに気付けた」など、教師をめざす学生として、自分の心構えや姿勢を見直すことができたという報告がありました。また「問題が生じた時、学校全体の先生方が協力して解決に取り組み、改善に向かう様子を見ることができた」「先生が少ない幼稚園だったので、保護者と一緒に行事を作り上げる場に接し、地域との連携の大切さに気付くことができた」「支援学級の子どもの下校の際、保護者の方々と話す機会があった。教師はいろいろな人とコミュニケーションをもてる必要があるのだとわかった」など、先生方が一つの学校組織として、地域や保護者とも密接に関係しながら運営されていることを実感した報告もありました。 成果ばかりではなく、掃除の時間の児童達のケンカの仲裁や特別な配慮が必要な児童への関わり方,心の問題を抱えた児童との関わりの難しさなど、いろんな課題もありましたが,それらを冷静に振り返り,これからの教育実習や将来教諭になるために何をするべきかについて言葉にしていたことが印象的でした。 指導主事の先生方からは,学生達の意識の高さや,児童や先生への観察の深さに感心する言葉をいただきました。また、苦労をしたことも多かったことについて、「児童・生徒の指導や学習指導については、思ったことは、失敗を恐れずにやってみることが大切である。失敗ありきで、それを次につなげること。先輩教師にアドバイスをもらいつつ、どんどんやってみてほしい」「多くのことを学ぶことができたよい機会ととらえ、それを糧にさらに成長してほしい」との励ましや期待の言葉もいただきました。 また、一方でメモを取らない学生が多い事をご指摘されたました。一人一人が発表している内容は、「教育」を考えるうえで大事なものがたくさん隠れているとのことです。また、大学の講義で得た知識をどのように実践していくかについて、知識を身体化させていくことをめざして欲しいとのご助言もありました。これらは今後の大学での取り組みの課題となります。 学校インターンシップにおける多くの学校現場と教育委員会の先生方、地域や保護者の方々のご協力により、本学の学生は多くの実践的な学びを得るとともに、今後解決すべき課題も明らかにしていただきました。この成果と課題を踏まえ、彼らが一層の成長を実現できるよう大学も努力を重ねていきたいと思います。関係の皆様、ありがとうございました。
2012.03.19
被災地支援の体験を、畿央生が講演!~兵庫県ユニセフ協会「子ども未来プロジェクト」
2012年2月25日(土)、コープこうべ生活文化センターにて、兵庫県ユニセフ協会が主催する「子ども未来プロジェクト―知ることからはじめよう!報告会『福島の子どもたち応援キャンプ』」が開催され、東日本大震災支援のボランティアに参加した学生の代表6名と有志教員4名が参加しました。 「子ども未来プロジェクト」とは、子どもたちの命と健やかな成長を守りたいという気持ちをカタチに、そして行動につなげるために兵庫県ユニセフ協会が10年前から取組んでいるプロジェクトです。現在は、東日本大震災で困難な状況にある子どもたちに何ができるか、「子どもの権利」の視点から、生きること、育つこと、守られること、参加することについて、様々な形で学ぶことに特に力を入れておられます。 今回、その取組みの一つとして、畿央大学ボランティアが行ってきた2011年8月宇都宮・冒険活動センター「のびのびキャンプ」、2012年1月福島・二本松市「ひらそるウィンターキャンプ」での活動を通じて、学んだこと、感じたことをお話しさせていただく機会をいただきました。きっかけは、昨年の畿央祭で行った『東日本大震災被災地支援プロジェクト報告―福島の子どもたちと畿央生が出会った―』の報告会。ご覧になった兵庫県ユニセフ協会のスタッフが、学生たちが被災地の子どもたちとの関係に悩みながらも、一人ひとりの心に寄り添う姿に感激され「ぜひ、ユニセフでも報告してほしい」とおっしゃってくださったのです。 まず、教育学部の良原先生からのびのびキャンプの概要と目的などをお話された後、理学療法学科2回生の山根悠加さん・横山みさきさん・吉川歩実さんがのびのびキャンプ2011の報告を行いました。 キャンプ中の写真をたくさんお見せすることでキャンプ中の様子がわかる内容にし、発表原稿も丁寧に用意していたところに彼女たちの熱意を感じました。キャンプ中に困難を感じたこととして、子ども同士のトラブルに対しどのように収束をつければよいか、また発達上の問題などで周囲の子どもたちと比べ遅れを取る子への対応の方法に悩んだことを取り上げていました。そして、子どもたちと心を通わせることができた喜びと、別れのつらさを学生の言葉で語ってくれました。 その後、2012(H24)年1月7日(土)~8日(日)の1泊2日で実施した「ひらそるウィンターキャンプ」の報告を、教育学部3回生の稲垣美久さん、大林祥子さん、竹森加奈さんが行いました。このキャンプは、夏に実施された「のびのびキャンプ」に続く企画であり、畿央大学の有志学生12名と有志教員3名が参加しました。主に企画をされたのは、共に「のびのびキャンプ」を企画したふくしまの笑顔をつなぐボランティアグループ“ひらそる”でしたが、「のびのびキャンプ」で、学生たちが子どもたちの心に寄り添い、笑顔を引き出していたその力に感激され、「ぜひまた福島の子どもたちに会いに来てほしい」とのラブコールを受けて実現。キャンプ翌日には仮設住宅に訪問し被災者の方々との交流も実現しました。 キャンプの報告では、再会した子どもたちが5か月の間に大きく成長していたり、逆に震災のために我慢を強いられ子どもらしさを失っていた子どもが、子どもらしく元気に遊んでいたことに喜びを感じたことを語ってくれました。仮設住宅訪問の報告では時折涙を流しながら、住民の方々と交流し感じたことを語る学生たち。 「今まで自分が考えてきた支援というのは自己満足だったのかもしれない。大事なのは『してあげる』ことではなく、『一緒に何かをしようという気持ち』なのだということに、今回の活動を通して気づくことができた。」 「支援に行ったつもりだったが、毎回子どもたちの笑顔にこちらが元気づけられて、温かい気持ちになれた。」 「被災地と、奈良を含む被災していない地域ではどうしても温度差が出るのが自然。被災地支援に関わった私たちができることは、風化してしまわないように『伝え続けること』なんだと思う」 と一言ずつ丁寧に語り、若く素晴らしい感性と、熱い思いを自分の言葉で語る姿に感動し、未来を担う若者たちの力を感じました。 講演終了後の質疑応答も熱気あふれるものになりました。福島の子どもたちと接点を持ったきっかけや、募集方法などハード面に関すること、キャンプ中の子どもの様子、放射能の影響を気にしているか…など多岐にわたる質問が飛び交い、それに対して学生や教員が真摯に対応しました。 <講演を終えて(所感)> 仮設住宅に訪問した際、住民の方は初対面の若い学生にも関わらず、放射線の為に愛する故郷に帰れない無念さや、家族を失った苦しみ、光の見えない辛い避難生活について語って下さりました。学生は、そのあまりにも重い現実に衝撃を受け、一瞬言葉を失ったと言います。しかし、私はその思いを受け止め、じっと耳を傾け、寄り添う学生の姿を見ました。そして、学生が住民の方々の笑顔を引き出す力に感動しました。ある住民の方は「こうやって楽しいことがあると前に進める気がする」とおっしゃっていました。本学は決して大きな大学ではありませんが、だからこそ教員間・学生間との距離が近く、また東北の方々と1人1人が距離を縮めることも可能だと思います。今後も、他の教職員と共に学生達の「何かしたい!」という熱い被災地への想いを支援していきたいと思います。 看護医療学科 石田めぐみ
2012.03.16
社会連携 鳥人間コンテスト常連校「京都大学Shooting Stars」を支援しています!
昨年(2011年度)第34回鳥人間コンテストでは、最高齢のパイロットとして吉本興業の間寛平さんが飛ぶことになり、畿央大学理学療法学科田平先生、福本先生、松本先生らが肺活量や筋力など基礎体力測定や持続力維持のサポートを行いました。 これは、もともと理学療法学科の松本先生が、2009年度32回大会から、京都大学Shooting Starsチームのパイロットをサポートしていた関係で、読売テレビをとおして依頼があったものです。 昨年の京大チームは、伝動装置の不具合があって4位1,629mの記録に止まりましたが、今年こそ大きな期待がかけられています。 ▼下の写真の2人のうち、今年のパイロット島田君(2回生、左)と、来年2013年フライト予定の來山君(1回生、右)の2名が本学で体力測定をするため、訪ねてきてくれました。 來山君は、来年の出場に向けて今から1年以上かけて10キロ減量し、さらに筋力を付け直すという人体改造をして、優勝に望むそうです。 京大Shooting Starsは鳥人間コンテスト出場回数18回を誇る伝統ある古豪チームですので、今年(2012年)7月末頃に予定されている琵琶湖畔での第35回鳥人間コンテストには、ぜひみなさんも応援に行ってくださいね。 【関連記事】 鳥人間コンテスト本番出場で間寛平さんをメディカルサポート https://www.kio.ac.jp/information/2011/08/post-392.html 6月30日に間寛平さんが畿央大学で体力測定! https://www.kio.ac.jp/information/2011/07/post-387.html
2012.03.16
平成23年度卒業証書・学位記授与式
畿央大学ならびに畿央大学大学院の2011(平成23)年度卒業証書・学位記授与式が3月14日開催され、健康科学部255名、教育学部148名、大学院健康科学研究科19名の合計422名が、学び舎を巣立ちました。今年は、健康科学部看護医療学科の一期生がはじめて卒業を迎え、また大学院では博士後期課程で初の卒業生が輩出されました。一足早く訪れた春の暖かい陽気の中、キャンパスは、振袖はかまやスーツ姿の卒業生たち、保護者の方々で華やぎました。 式典は10時に始まり、学部学科ごとおよび健康科学研究科の卒業生の名前が読み上げられ、それぞれの代表者に卒業証書・学位記が手渡されました。その後、学長表彰が行われました。特に優秀な成績を修めた学生が各学科1名選ばれ表彰状と記念品が手渡されました。続いて、理学療法士協会や栄養士協会など各種団体からの表彰状が手渡されました。 冬木智子学長は式辞で、「これからはひとりの社会人として責任感を持つこと、包容力を持つこと、誠実であることを忘れず、そして、この畿央大学を心の故里とし建学の精神をもって社会に貢献できる、なくてはならない人になってほしい。」と述べられました。 その後、在学生を代表して健康科学部理学療法学科の高橋健嗣さんが送辞を、卒業生を代表して健康科学部看護医療学科の村前莉沙さんが答辞を述べ門出の想いを語りました。 卒業式後に行われたエントランスホール前での記念の集合写真撮影では、ふりそそぐ春の日差しのもとで笑顔がはじけていました。 また、午後5時より帝国ホテル大阪に会場を移して『卒業記念パーティー』が開かれました。卒業式では振り袖に袴を着ていた女子学生たちも、今度は色鮮やかなドレスに着替えて再登場しました。 パーティーでは、卒業生の実行委員会によるクイズなどで盛り上がり、その後、会場のあちらこちらに恩師を囲む輪が生まれ、和やかな歓談と写真撮影などの光景が絶えず、名残りのつきないものとなりました。
2012.03.14
学生が自作したディジタルコンテンツを授業で使っていただきました
畿央大学で行われた教員免許更新講習がご縁となり、奈良県立奈良養護学校の先生方と共同研究を行っています。養護学校の生徒さんが使うディジタルコンテンツ(電子教材)を本学の学生5人が作り、その教材を使った授業を見学させていただきました。 教育学部2回生の小松知美さん、村上舞子さん、横峯愛奈さんが動物や乗り物の絵を描き、2回生の喜多智大さん、東谷俊之さんが動物の鳴き声や乗り物の音などを声で表現する仕事を担当。4回生の喜野遼さんがこれらをコンピュータ上で合成し、ディジタルコンテンツを制作しました。 生徒さんは、マウスにつながった大きなスイッチを押したり、ひもをひっぱったりすることで、動物の顔が変わったり、鳴き声や音が聞こえたりするコンテンツを何度も操作したり、動物を変えたりして学習しておられました。また、先生がいくつかの動物の顔をならべたメニューを準備され、「自ら選ぶ」という学習も行われていました。 授業後、お忙しい中、先生方に機会をつくっていただき、ディジタルコンテンツの改善点や来年度以降の展開についてお話させていただきました。 学生たちも、自ら作ったものが実際に利用されている状況を見て、非常にうれしさとやりがいを感じたようです。今後、情報系の授業や卒業研究などを通し、実際に役立つ教材を作成し、多くの生徒さんに使っていただきたいと考えています。 (教育学部准教授 西端律子)
2012.03.14
学生広報スタッフblog vol.13~栄養教諭実習・教員採用試験報告会レポート!
こんにちは(*^-^*)/♪ 健康栄養学科4回生のゆきです。只今、管理栄養士国家試験の勉強に奮闘中です(・・;φ 今回は前のブログを見てもらった人はわかると思うのですが、12月16日の栄養教諭教育実習報告会と教員採用試験合格者報告会についてお伝えしたいと思います“〆(^∇゜*)♪ 今回は今年教員採用試験に合格した私を含む4名が教育実習や教員採用試験について1~3回生の参加者にお話ししました。 参加してくれた後輩達が真剣に話を聞いてくれたので私達は緊張しちゃいました(笑) 栄養教諭の指導を担当していただいている喜多先生の司会の下、私達4人が喜多先生からの問い掛けに答え、その後に後輩からの質問に答えるという形式でした。喜多先生からは苦労した事や感想等についての質問がありました。 後輩からは研究授業のテーマ、卒業研究や就職活動との両立について聞かれ、私も1年前は同じような事に悩んでいたなぁ~としみじみ思いました(´-ω-`)笑 記念撮影♪ 教育実習についての私達からのアドバイスとしては・・・ ☆事前にしっかり準備しておく ☆子どもといっぱい関わる ☆色々やらせてもらえる事はやらせてもらう 教員採用試験のアドバイスとしては・・・ ☆苦手な分野を無くす ☆仲間で協力 ☆山村先生の対策講座をしっかり受ける etc..... ここで、山村先生って誰?って思った人もいると思います(´・ω・`)? 山村先生とは、教職支援センターの先生で教員採用試験の対策授業を行ってくださる先生です(^3^)/♪ 山村先生の面接対策は本当に役に立ちました!!!!!!(T_T) 前日の対策で話した内容が次の日の試験で出たり・・・(@ ̄□ ̄@;)!!とにかく面白い先生です(^ω^) 今回の報告会で後輩の皆も頑張ってくれたら嬉しいなと思います♪ヽ(´▽`)/
2012.03.14
健康栄養学科ヘルシー×オイシー料理vol.13~「ブロッコリーのサラダ」
健康栄養養学科の授業や実習で作成した献立やレシピを紹介する「ヘルシー×オイシー料理」。第13弾は、 「ブロッコリーのサラダ」です。 **************************************************************************************** ブロッコリーの主な栄養成分はビタミンC、ビタミンE、カリウムで、ブロッコリー1個当り(20g)、ビタミンCが24mg、ビタミンEが0.5mg、カリウムが72mgです。ブロッコリーはストレスの軽減作用があるので、ストレスの多い人にお勧めの食材です。また、β―カロテンは万病のもとである活性酸素の害から守ります。 かぶは白い根の部分には、でん粉やグリコーゲンを分解する消化酵素のアミラーゼやビタミンC、カリウムが含まれており、葉の部分ではビタミンA、ビタミンB2、ビタミンC、鉄分、カルシウムが豊富に含まれています。葉の部分には鉄や食物繊維がほうれん草とほぼ同量含まれています。カルシウムではほうれん草の約5倍の量が含まれています。 健康栄養学科1回生 大槻 なつ実 **************************************************************************************** <材料>(1人分) ブロッコリー 50g 輪切りトマト 25g 塩 0.4g こしょ 少々 ※カニ缶 10g ※玉ねぎ 10g ※酢 5ml ※マヨネーズ 15g ※砂糖 2~3g ●かぶ 20g ●酢 5ml ●砂糖 2.5g ●塩 0.2g ●食紅 適量 <作り方> ① ブロッコリーを洗い、小房に切り分けて塩を入れた熱湯で茹でる。 (茹ですぎないように注意する。)茹でたブロッコリーを冷水で冷やし、すぐに水気を切る。 ② トマトを湯むきして、薄く輪切りにして種を取り除き、 ブロッコリーとトマトに塩とこしょうを振る。 ③ カニをほぐし、玉ねぎをみじん切りにして、カニ、玉ねぎ、酢と一緒に混ぜておく。 (これは先にしておく。そうすると玉ねぎの辛さが和らぐ。) ④ かぶは皮をむき、薄切りにして塩を振ってしなやかになったら 合わせ酢につける。(食紅でピンク色に色をつける。) ⑤ ③とマヨネーズ、砂糖を一緒にして混ぜる。 ⑥ ④のかぶに色がついたら、かぶでバラを作る。 (最後の部分はつまようじでとめる。) ⑦ お皿に水気を切ったトマトをのせ、その上にブロッコリーをこんもりとのせ、 ⑤をかける。お皿の角に⑥で作ったかぶのバラをのせる。 <コメント> ※ブロッコリーの品種は非常に多くあり、正式な日本名はミドリハナヤサイ(緑花菜)または、メハ ナヤサイ(芽花菜)というらしい。ブロッコリーは茹でたあと、手をかけないほうがおいしいのでマヨネーズなどの調味料をつけて食べることが多い。 ※かぶは固いため、生食より煮物や味噌汁・シチューの具材として利用が多いが、加熱すると非常に柔らかくなるので、ダイコンのように煮込む料理には向かない。 **************************************************************************************** ◆栄養量(1人分)※ エネルギー 166kcal たんぱく質 4.4g 脂質 11.7g 食塩 1.2g ※日本食品標準成分表2010による計算値で、摂取が保証されるものではありません。
2012.03.13
付属幼稚園の生活発表会で教育学部学生がボランティア!
3月3日(土)、桜井市民会館にて、付属幼稚園の生活発表会が行われ、全園児たちが団結して、マーチング、ダンス、歌、オペレッタ、和太鼓など多彩な演目で、日ごろの保育の成果を発表しました。 畿央大学からも、教育学部の実習生6名、学生ボランティア9名(合計15名)がスタッフとして参加しました。園児の指導に忙しい担任の先生方に代わって、前日からステージの設営、道具の搬出入を、当日には子どもたちの介添え、衣装替えなどを手伝いました。 また、英語の「ことばあそび」では、園児の英語指導にあたっている教育学部講師のランディムース先生が指揮をとって発表しました。 冬木智子学長は付属幼稚園の園長としてご挨拶。観客席には、白石教育学部長をはじめ、多数の教育学部の先生方も応援に来られており、発表会の成功はもちろんですが、裏方としての教育学部生の活躍ぶりを見守られ、頼もしいと喜んでおられました。 (さらに…)
2012.03.13
学長訪問 -その5-
健康科学部健康栄養学科4回生です。 2012年3月6日(火)、私たち4回生はもうすぐ卒業ということで、「卒業までにどうしても学長先生とお話がしてみたい!」という入学時当初の思いから、今回思い切って学長訪問をさせて頂くことにしました。 訪問前は、学長先生にお会いできるということで本当に緊張し何を話したらいいのかばかり考えていました。しかしいざ訪問させて頂くと、学長先生はとても優しい笑顔で、とても丁寧な口調でたくさんのことをお話しして下さったので、段々と緊張の糸がほぐれていくのが分かりました。 畿央大学など冬木学園をつくられた経緯や、学長先生の「現職で働く」ということへの思い(ちなみに学長先生は毎朝、新聞を2つお読みになり、4コマ漫画や小説をとても楽しみに読まれているそうです)などのお話から、私たち一人ひとりに、今までの学校生活のことやこれからについて聞いて下さったりなど、本当に充実し、あっという間に過ぎた50分間でした。 その中でも私たちには、特に心に深く残った学長先生の言葉があります。 『あいさつをきちんとできる人になる』 『人に好かれる人になる』 『「こんな人になりたい、この人がいるから良い」と思われる人になる』 『おごらず、謙虚な姿勢で取り組む』 『なんにでも興味の持てる人になる』 これらの言葉を聞いて、学長先生の人柄の良さと人望の厚さが伝わってきました。そして、私たちはこれから社会に出ていくにあたり、人として基本的なことを忘れずに、前に進んでいきたいと思いました。 最後には写真撮影や握手までしていただき、パワーを頂きました。「優しい手をしていますね」と言って頂けたときは嬉しかったです。 そして、みんな進路はバラバラですが、先生が下さった言葉を胸に、卒業しても“畿央大学の卒業生”ということに誇りを持って、頑張って行こうと思います。本当にありがとうございました。 健康栄養学科 喜多研究室4回生 矢野・辻・徳山・仲川・平尾
2012.03.12
健康栄養学科ヘルシー×オイシー料理vol.12~「青椒牛肉絲(チンジャオロース)」
健康栄養養学科の授業や実習で作成した献立やレシピを紹介する「ヘルシー×オイシー料理」。 第12弾は、青椒牛肉絲(チンジャオロース)」です。 ******************************************************************************************* チンジャオロースはピーマンと牛肉を千切りにして炒めた料理です。ピーマンのシャキっとした食感を残すために短時間に強火で炒めるのがポイントです。また、タケノコや玉ねぎ、モヤシ、ネギ、えりんぎなどを入れることもあります。 健康栄養学科1回生 梶谷 尚未 ******************************************************************************************* <材料>(1人分) 牛肉 60g ピーマン 60g えりんぎ 15g 春雨 7g ラード 4g 湯 10g 濃口しょうゆ 5g 塩 0.7g 酒 5g 片栗粉 0.5g <作り方> ① ピーマンを縦に2つ切りにして種を出して千切りにする。 ② えりんぎは3枚におろして、縦に半分に切り、千切りする。 ③ 牛肉は3等分にして、繊維に沿って千切りする。 ④ 春雨は沸騰した湯で1分ゆがき、5㎝の長さに切る。 ⑤ 鍋にラードを溶かし、牛肉を入れて炒め、肉の色が変わったら、 ピーマンとえりんぎを入れる。 ⑥ 色よくなったら、春雨を入れてかき混ぜ、湯と調味料を加えて煮立てる。 ⑦ 片栗粉の水溶きを入れて、手早くかき混ぜ濃度をつけて火を止める。 <コメント> ※余熱でも加熱が進むので、炒める前に盛り付ける皿を用意しておくとベター。 ※ピーマンは生でも食べられるので、シャキっとした食感を残すために 炒めすぎないようにする。 ******************************************************************************************* ◆栄養量(1人分)※ エネルギー 22.3kcal たんぱく質 13.4g 脂質 12.7g 食塩 1.5g ※日本食品標準成分表2010による計算値で、摂取が保証されるものではありません。
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