2016年9月の記事
2016.09.16
イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.6
9月3日から始まったイギリスの短期語学留学も折り返し点を過ぎました。当初は違い環境での生活や英語に苦労していたみんなも少しづつ慣れ、イギリス生活を楽しむことができるようになっています。日本とは全然違う環境でこそ学ぶことのできる様々なことを日々吸収しています。 学生からのリポート、第6弾! まず初めに、私が留学を決意した理由について述べます。留学を決意した一番の理由は、自分自身を変えたいと思ったからです。私は、普段周りの目ばかりを気にして、自分の意見が言えなかったり、人前で話すことが苦手でした。でも、この留学をきっかけに積極的に人前で話せたり、何か自分自身を成長させてくれるきっかけになるのではないかと思い参加しました。また私は、英語を学ぶことが好きなので、で少しでも英語を話せるようになりたいと思い参加しました。次に、イギリスでの生活、学校での勉強、ホームステイ先での生活の三点について述べていきます。 イギリスの気候は、私が想像していたよりも暖かく、驚きました。私は、日本よりも寒い国だと思っていたので、厚手の衣服を用意してきましたが、予想以上に暖かく、服装に困ったりしました。また、イギリスは、気候が変動しやすいので常に折り畳み傘を常時したりしていました。 私の授業のクラスは、日本人3人、サウジアラビア人5人、イタリア人2人、中国人1人の合計11人クラスです。生徒は、学生だけでなく、色んな年代の人がいました。最初は、全員の名前を覚えるのが難しく、大変でしたが、毎日顔を合わせ、話していくうちに覚えるようになりました。授業内容は、あるテーマについて話し合ったり、配布されたプリントをしたり、CDを流して情報を読み取ったりしていました。授業は、午前と午後の授業があり、午前の授業は、90分ごとに2つの授業に分かれていました。両方の先生共に優しく、丁寧に英語を教えてくれました。 私のホームステイ先は、学校から歩いて30分ぐらいの場所にあり、ホストマザーとイタリア人2人の合計4人で暮らしています。初めてホストマザーに会った時、彼女は、温かく迎え入れてくれました。彼女と話しているとホームステイを受け入れて約30年になり、受け入れた人数は数え切れないと言っていました。私が一番ホームステイ先での生活で驚いたことは、洗濯を1週間に一度しかしないという事です。日本では、ほとんど毎日洗濯するのが当たり前です私のホームステイ先では、1週間に一度しか洗濯しません。また、私のホームステイ先では、食事の時間がそれぞれ決まっていて、朝食7:30、夕食17:30と定められていました。私は、夕食の時間の早さに驚きました。初めの頃は、夕食の時間に慣れず、あまりお腹が空いていない状態で食べていたので、気分が悪くなったり、夜にお腹が空いて起きたりと大変でしたが3日を過ぎると慣れていきました。家に居る時は、できるだけホストマザーと話すように心がけ、より多くコミニュケーションをとるように心がけました。ホストマザーとの会話は、英語上達に繋がるのでで積極的に自分から質問したり、話しかけたりしていました。 留学することは、その国の文化、歴史、生活について学べることができるのでとても良い経験になると思います。私自身、初めて留学を経験していますが毎日が発見の連続でとても興味深かったりもします。この留学で少しでも自分自身が変われたらいいなと思います。今後も英語を含めさまざまな事を学んでいきたいと思います。 看護医療学科2回生 南野 愛
2016.09.16
イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.5
9月3日から始まったイギリスの短期語学留学も折り返し点を過ぎました。当初は違い環境での生活や英語に苦労していたみんなも少しづつ慣れ、イギリス生活を楽しむことができるようになっています。日本とは全然違う環境でこそ学ぶことのできる様々なことを日々吸収しています。 学生からのリポート、第5弾! この1週間ほど、学校に通い続け、そしてイギリスの街を探索し続けて感じたことを、これを読んでくれている人たちに伝えたいと思う。 まず初めに、今回の留学を、英語力不足を理由に断念した人たちに伝えたいと思う。自分も、今回の留学が始まる前までは自分の英語力で通用するのかと心配していたのだが、こんな心配は学校に通い始めてすぐに吹き飛んだ。なぜなら、学校で自分と一緒に学習する他の国からの留学生たちもまた似たような悩みを抱えているからである。それもそのはず、この学校の生徒たちは自分も含めて「英語を今よりもっとうまく使えるようになりたい」と思って集まっているのであり、それを迎える先生方やホームステイファミリーもそのことを理解してくれているからだ。そんな中で自身の英語が通じるかが心配で押し黙ったままでは意味がない。単語を並べただけでも文法に誤りがあってもいい。とりあえず発言する。これさえできれば悩みを掃うどころか上達という成果を得ることもできるだろうと感じることが出来た。だから是非とも挑戦してほしい。 (コンコルドインターナショナルスクール) 次に、1週間イギリスを探索して感じたことを伝えたいと思う。イギリスと日本、どれだけ距離の空いた国であっても、生活の基本部分には共通していることがいくつもある。学校や駅、マクドナルドをはじめとした飲食店、衣料品などのタグ、変わったところでは観光地のガイドマップでもいいから周りの情報に目を片端から目を向けてほしい。すべて、日本語が英語に入れ替わっただけで、そこに必要な情報はすべて乗っている。中学レベルの語彙があれば、断片を読み取り、そこからどの部分にどの情報があってどの単語がどんな役割を果たしているのかを推測することが出来るだろう。そして推測できたら近くの職員に聞いてみるといい。例えば学校の掲示板から近くイベントがあるらしいことを推測したとする。そこで教員に「今度イベントがあるの?」と簡単な単語を並べただけでいいから尋ねてみる。そこでYesと返事がきたら「いつ」とか「どこで」ということを聞いてみて、Noと返ってきたら先に正答をもらってから掲示板にもどりもう一度推測して、再度確認しに行く。このとき、「もっとゆっくり話して」や「もう一回言ってください」は何度使ってもいい。とにかくこの一連の流れで正しい情報を得られたならば、生活していくのに必要な英語のスキルを得ることができたということになる。初日と二日目にこれを試して以降、英語で書かれたいろいろな情報がスッと頭に入ってくるようになり、ちょっとした達成感とやっていけるという自信を得た。 最後に、どうしても伝えたいことは、会話が大切だということ。先にも書いたが、推測して、それを聞いてみるところまでいって初めて生活に役立つレベルになる。右も左もわからない状態で、英語を使って一から情報を引き出すという経験は日本に居てはできない。ぜひ、次の機会には留学をしてこの方法を試してみてほしい。 現代教育学科2回生 中川雄太
2016.09.16
イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.4
9月3日から始まったイギリスの短期語学留学も折り返し点を過ぎました。当初は違い環境での生活や英語に苦労していたみんなも少しづつ慣れ、イギリス生活を楽しむことができるようになっています。日本とは全然違う環境でこそ学ぶことのできる様々なことを日々吸収しています。 学生からのリポート、第4弾です! イギリスのカンタベリーにあるコンコルドインターナショナルスクールという語学学校に通いはじめて一週間が経ちました。ここでは様々な国の人たちが少人数のクラスに別れて英語を学んでおり、私も平日の午前中はここで授業をうけて、午後や休日はカンタベリーの街の観光などをしています。 長時間のフライトを終え、ロンドンからカンタベリーに移動し、ホームステイが始まりました。私のホストファミリーはお母さん、お父さん、11歳の息子さんのいる三人家族の家庭でした。まず家に着くと家の中を案内してもらい、お風呂やごはんの時間、洗濯の日などについての説明を受け、さっそく夜ごはんの時間です。私はとにかく緊張と不安でいっぱいでしたが、全員席に着くと、三人で顔を見合わせて「いただきまーす!」と笑顔で私に向かって言いながら歓迎してくれました。しかし、もちろん飛び交う言葉は英語ばかりで、このこときは家族の笑顔で楽しそうに話している会話もうまく聞き取れず、言いたいことがあっても上手に伝えられない状況にとても辛さを感じました。 そして、翌日からいよいよ語学学校がはじまります。授業中は他国の人たちの発言の積極性やすらすらと話している姿にただただ圧倒され、ついていけない戸惑いしかないまま授業1日目が終わりました。 私のホストマザーは語学学校の事務のお仕事をしている方だったので、最初の朝は一緒に連れて行ってもらいましたが、帰りは自分たちだけ地図一枚と教えてもらった情報を頼りに学校を出ました。ネットも繋がらない状況なので自分が今どこにいるのさえもわからなくなり、通りすがりの人に尋ねるなどして、行きの倍の時間がかかりましたがなんとか近くまで辿り着くことができました。しかし、家の近くまで来ても、見た目がそっくりな建物ばかり並んでいるので、どれが自分の家かもわからなくなり、別の家に入りそうにもなりました。はじめての場所を歩くというのは本当に難しかったけれど、この街の人の優しさを感じることができました。 1週間がたった今、学校ではクラスメイトのみんながとてもフレンドリーに話しかけてくれるので他国の友達も増え、授業にも慣れて楽しみながら学ぶことができるようになってきました。ホームステイ先でも、みんなでテレビを見たり、今日あった出来事や明日の予定を話したり、夜ごはんの用意を一緒にしたりなど、日本とは違う習慣などもあり最初は慣れないこともありましたが、ホストファミリーが私が理解するまで話してくれたりしてだんだん生活にも慣れてきました。残り半分の学校生活もすぐに終わってしまうのだろうと寂しい気持ちもでてきています。この国の街を歩いていると、360度どこを見渡してもまるで映画のワンシーンのような、絵になるような、日本では味わえない光景がいっぱいです。私たちは残り一週間学校で英語を学び、四日間のロンドン観光を良い体験の機会として楽しみたいと思います。 人間環境デザイン学科3回生 島田咲紀
2016.09.14
理学療法学科 海外インターンシップ in 台湾 現地レポートvol.3
今年度よりスタートした理学療法学科の海外インターンシップ。3回生16名が9月8日(木)から13日(火)の日程で台湾の国立台湾大学と中国医薬大学に出向き、色々な活動を行ってきました。 現地入り3日目に台北市から台中市に移動、4日目には翌日に訪問する中国医薬大学での発表準備などを行いました。その後、台湾5日目のレポートです! 台湾5日目 9月12日(月) China Medical University(CMU) 中国医薬大学に行ってきました! 台湾では新学期が9月から始まるそうで、CMUは当日が授業初日でした。初日で忙しい中、CMUの先生方も学生もとてもあたたかく迎えてくださいました。 最初に、CMUと畿央大学のそれぞれの先生方からあいさつがありました。 普段大学で日本語を話す先生が英語で話す姿はやっぱり新鮮です。話しているのを見て、すごいな~!私も上手に話したいな~!と思う学生は多かったと思います。 あいさつの後、いよいよプレゼンテーションのスタートです! 最初にCMUの理学療法学科長のSun先生からお話がありました。CMUは台湾の私立大学のうち学力が第1位で、国立大学を入れても第2位と台湾でもトップレベルの私立大学になるそうです。 その後は、国立台湾大学と同様に松本先生からのプレゼンテーション、足趾筋力計のレクチャーの後に、私たち学生から“日本の観光について”、“畿央大学について”、“日本の医療について”を英語でプレゼンテーションしました。 松本先生から足趾筋力の必要性の説明や足趾筋力計を用いた計測方法のレクチャーの後、足趾筋力のトレーニング法も伝授しました。足趾を使ってジャンケンをして楽しく筋力トレーニングをしました。CMUの学生も一緒に参加してくれて、とても盛り上がりました!!! 私たちからのプレゼンは2回目ということで、「より良く発表したい!」とみんな意気込んでいました! 改善できた点もたくさんあったのですが、やはり聞く相手が違うと返ってくる反応も変わります。そのときにパッと英語で返すのが難しく、戸惑いも多かったです。更にスキルアップしたいと感じました。 ランチはCMUの学生と一緒に英語でコミュニケーションをとりながらいただきました.デザートに台湾の人気土産のパイナップルケーキやレモンケーキをプレゼントしてくれました。 午後からは病院とラボ見学に行きました。病院は運動療法室、小児理学療法室、水治療法室などたくさんの部屋に分かれていて、多くの患者さんが治療を受けていらっしゃいました。 日本と特に違うと感じたのが、患者さんの家族も一緒にリハビリに参加している場合が多いことです。台湾では、患者さんと共に暮らす家族が病院でのリハビリに参加し、トレーニング法や介助方法を一緒に覚えて帰ったりするのがほとんどだそうです。 他にもバーチャル映像を用いて治療する装置や、歩行の運動学習をするためのマシンを体験しました。バーチャル映像の中での運動は、五十肩の治療で行ったりするそうです。 ラボ見学では、ラットを用いた基礎研究を見せていただきました。皮膚ガンやアルツハイマーのモデルのラットがいました。低出力レーザーの効果や薬の開発の研究を行っていると聞きました。基礎研究が専門の今北先生は特に興味津々の様子でした!! 見学の後は、実習室へ行き、Andy先生の脊椎疾患の術後の理学療法評価についての考え方のレクチャーを受けました。 その後に、CMUの学生のAlexとJulianから台湾の理学療法についての発表がありました。日本では医療に対しての診療報酬は1点につき10円ですが、台湾では治療を行って同じ点数でもその年の予算によって1点につき金額が変わると聞いたときは衝撃でした。2人のプレゼンは英語も上手で堂々としていて、とても素晴らしかったです。 最後にみんなでオタクダンスと盆踊りを踊って終わりました。盆踊りで着ていたハッピをプレゼントしたらとても喜んで着てくれました!! 夜はCMUと畿央の学生が4グループに分かれて、ナイトマーケットへ!美味しい屋台の食べ物をごちそうしてくれました。台湾の学生の優しさや面倒見の良さに感謝感激しっぱなしでした。台湾最後の夜にそれぞれ楽しい思い出もできたと思います☆ CMUの皆さん、ありがとうございました!! 理学療法学科 3回生 喜多郁果 【関連記事】 理学療法学科 海外インターンシップ in 台湾 現地レポートvol.2 理学療法学科 海外インターンシップ in 台湾 現地レポートvol.1
2016.09.14
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.28~流しそうめんで交流!
こんにちは!健康支援学生チームTASK※、健康栄養学科2回生の坂本華奈子です。 ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を越えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 8月31日(水)、TASKメンバーの交流を深める目的で流しそうめんをしました! 大学の新食堂に場所を借りて、流しそうめんを設置。みんなで美味しく食べました。そしてそうめんの後には、桃、ミカン、パイナップルを流し、楽しい流しそうめんを終えることができました。準備をしてくれたメンバーのみなさん、お疲れ様でした!学科・学年をこえて集まっているTASKメンバー同士で親睦を深めるいい機会になりましたね! そして、2回生が3回生からバトンを受け取り、今後は2回生メンバーを中心にTASKの活動を進めていくことになりました。 これからのTASKを引っ張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします! TASK新代表 健康栄養学科2回生 坂本 華奈子
2016.09.14
健康栄養学科7期生1組、同窓会レポート!
卒業して3年半、9月3日(土)に、健康栄養学科7期生1組の14人で同窓会を開催しました。本当に久しぶりです。「1組で良かった♪」と誰からともなく口にするのが、在学中からの“1組あるある”なのですが、入学した2009年から数えると、7年半の付き合いになります。 私は、待ち合わせの前から楽しみで、ウキウキとワクワクで少しも落ち着きませんでした。集合場所に着くと少し大人になったような気がする見慣れた顔があり、本当に嬉しかったです。 統率力のある幹事が決めてくれた韓国料理屋で会食し、離れがたくて2次会にも行きました。授業の思い出や旅行に行った思い出、仕事の事、夢中になっている事、恋バナを含む近況報告など話題に尽きることはなく、この文章を書いている今も、まだまだ話したいことでいっぱいです。 社会人になってから、みんなが周りにいないことで、不安や寂しいこともありましたが、それぞれの様子が分かり、同窓生の良さを改めて実感しました。 こんな素敵な仲間に出会えた本学と、先生方をはじめ支えてくださった皆様に感謝し、喜びを胸に、これからも人間として大きく成長していきたいと思います。 健康栄養学科7期生 1組 小西佳奈 ●畿桜会(畿央大学・畿央大学大学院・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。
2016.09.14
冬木智子名誉学園長が94歳の誕生日を迎えられました。
9月8日、冬木智子名誉学園長が94歳のお誕生日を迎えられました! 畿央大学の教職員を代表して、KIO会(畿央大学教職員の親睦会)幹事から名誉学園長へ、胡蝶蘭が贈呈されました。今年は白い胡蝶蘭をお贈りしました。 名誉学園長からは、「ありがとうございます。今年のお誕生日もこのように元気な姿で皆さんとお目にかかれて嬉しいです。94歳になった今でも不自由なく健康に過ごせていること、五体満足に命を与えてくれた両親に感謝しています。これからもこの蘭の花のように長く咲き続けますので、よろしくお願いします。教職員の皆さんも冬木学園の建学の精神を実践してください。」とお言葉をいただきました。 いつまでもお元気で、美しく、みんなの憧れの女性でいてほしいと思います。 KIO会一同
2016.09.13
理学療法学科 海外インターンシップ in 台湾 現地レポートvol.2
今年度よりスタートした理学療法学科の海外インターンシップ。3回生16名が9月8日(木)から13日(火)の日程で台湾の国立台湾大学と中国医薬大学に出向き、色々な活動を行ってきました。現地より台湾2日目のレポートです! 台湾2日目 9月9日(木) 今日は国立台湾大学にてレクチャーを受講し、プレゼンテーションも行いました。また、PTセンターなども見学しました! はじめに、Dr.Lin先生から台湾大学についての説明がありました。国立台湾大学の規模、理学療法学科の特徴などをお話ししていただきました。スライドも言葉も英語で、また知識不足なところもあり、話をつかむのが大変でした。 その後、今北先生からあいさつがあり、Dr,Lin先生とのプレゼント交換を行いました。 次に、大学内の研究室の見学をさせていただきました。 研究室の中に、トレッドミルや3次元解析装置があったり、エコーやベッド、その他の機械が所狭しと並んでいたり、とにかく研究室が大きくてびっくりしました。それぞれの研究室で先生に簡単なレクチャーをしていただきました。 研究室の見学の後は大学を出て、近くにあるPTセンターの見学をさせていただきました。通常は医師が出した処方によって理学療法士が理学療法を行うのに対し、PTセンターでは、医師の処方なしで直接理学療法士が診ることができます。センター内には治療ベッドを置いた個室の診察室や運動するための器具、インソールなどの装具を作る部屋もあり、3Dプリンターでインソールを作っていることには驚きました。 昼食は、台湾大学の大学院生・学部生と一緒にいただきました。はじめはなかなかコミュニケーションをとれませんでしたが、話しているうちに片言の英語で通じることが分かってきて、お互いの地元の話をしたり、簡単な言葉を教えあったりしました。 午後1番は松本先生による日本の理学療法の現状についてのレクチャーでした。日本の話なのにも関わらず初めて知ることもあり、自分の理解度の低さに気づきました。また、日本から持ってきた足趾筋力計のレクチャーも行い、1台プレゼントしました。 次に、Dr.Sam先生から台湾の理学療法教育についてのレクチャーを受けました。そのなかで、DPTプログラムの説明もしていただきました。DPTプログラムとは、6年かけた教育のことで、台湾大学では今年の9月から開始されます。日本では最短3年で理学療法士の資格が取れるのに対し、その倍の時間をかけて教育を受けるということに驚きました。ただし、年数より中身が大事だというお話もあり、もっとしっかり授業を受けて自分を高めていかなければならないと感じました。 Dr.Sam先生のお話のあとは、私たち学生が3つのテーマのについてプレゼンをしました。 一つ目は「日本の観光地について」で、関西の紹介を寸劇を交えて紹介しました。台湾大学の方々がとても大きくリアクションしてくださり、たくさん笑ってくださったので良かったです。 二つ目は「畿央大学について」で、文字通り畿央大学についての発表をしました。台湾大学の方々が楽しそうに聞いてくださったので、畿央大学の良さも伝わったかなと思います。 三つ目は「日本の医療について」で、とくに理学療法に焦点を当てて発表しました。とても真剣に聞いていただけてうれしかったです。全員、初めての英語のプレゼンでうまく話せるか、言いたいことが伝わるか、不安でとても緊張しましたが、最後までしっかりプレゼンすることができて良かったです!!! 台湾大学の大学院生からAPTSA(アジア理学療法学生連盟)の紹介があり、APTSAは台湾大学が本部で、アジアの理学療法学生の交流する場であるという説明を受けました。日本語で聞く説明とまた違っていて面白かったです。 最後に、私たち学生が余興として、「ヲタクダンス」と「うらじゃ音頭」を披露しました!想像以上に盛り上がって、最後には台湾大学の方々も加わっていただき、みんなで楽しむことができてとても嬉しかったです!!! 台湾大学でのプログラムを終えた後は台湾大学の大学院生の方々に、台北101とその周辺を案内していただきました!交流を深めることができてとても楽しい時間を過ごすことができました!台湾大学の方々が優しく接してくださったので、本当に嬉しかったです。 次は12日の中国医薬大学の訪問に向けてしっかりと準備をしたいと思います! 【関連記事】 理学療法学科 海外インターンシップ in 台湾 現地レポートvol.1
2016.09.12
夏の学習キャンプ2016 in 吐山 レポート!
毎年の恒例行事で、夏・冬合わせて年に開催される「学習キャンプ」。今年は8月30日(火)・31日(水)に奈良県立野外活動センターで行われ、スタッフ・参加者あわせて91名が参加しました。 今回のキャンプは、2回生スタッフが集わなかったため、昨年から継続の3人と今年度新規で1回生10人、合わせて13人のスタッフで作り上げました!! 今年のテーマは・・・「見結(みっけ)」 自分自身や仲間のいいところを見結し、この学習キャンプで知識や楽しさを身につけ、さらに次の見結に繋げるという思いから考えられました(^◇^) <1日目>入所式、アイスブレイク、夕食、キャンプファイヤー アイスブレイクでは、ハイタッチじゃんけん、お題を付け加えたとなりのとなり、風船運び、障害物競走など初対面でも楽しめるものとなっていました。まだ1日目一つ目の企画の後なのに、休憩時間でも活動班で会話していたり、「学習キャンプに来てよかった」の声をたくさん頂いたりもしました(^^♪ そして、みんなが大好きなご飯の時間♪ 1日目のご飯は時間上の問題で自炊はできなかったのでお弁当となってしまったのですが、それでも参加者の笑顔は絶えず、その盛り上がりはそのままキャンプファイヤーへ…。 キャンプファイヤーでは、1回生スタッフが主にゲームを進めながら、吉藤先生の優しいギターの音色でしんみり…、副統括・統括のちょっとしたお話で1日目の活動は幕を閉じました… と、思いきや。 シャワータイムの前に夜空いっぱいに無数の星空。台風の通り過ぎた後だったので空は澄んでいて、星がよく見えました☆ みんなで吐山の地面に寝転がってお星さまを眺めました。中には流れ星を見つけた人もいて本当に来てよかったと思えた瞬間であったことでしょう…。 <2日目>朝集、炊事、森活、フィードバック、退所式 そして朝を迎え2日目。最初の活動は朝集の学キャン体操と体で伝言ゲーム。朝から体を動かす体操、伝言ゲームで頭の体操ということで、眠たい目をこすりながらもしっかり動かしていました (^^) そして、2日目の朝ごはん…ホットドック in 牛乳パック。 その名も、「ホディパ」!!! 例年にない朝食づくり。吐山の肌寒い朝に温かいホットドックはテンションと体のコンディションを上げるエネルギーになりました。 朝ごはんと片付けを終えて森活の企画。前泊の29日は台風の影響で道が崩れてしまうほど地面はぐちゃぐちゃで晴れプロは懸念されましたが、30日・31日が台風なんて嘘のような晴天で、運よく水も全部はけて、無事に晴れプロを行なうことができました! 森の中の自由散策。スタンプラリーを埋めながら自然探しをした後、プレイホールで新聞づくり、そして共有タイムへ…。 森の中を歩き回った後は、いよいよお待ちかねの自炊! 今年は、カレーを作りました(^^) 野菜係り、米係り、火おこし係り…みんなで分担して作ったカレーの味は班それぞれの個性豊かな味がしました♪ そしてご飯の後にはプレイホールで最後の企画、フィードバック。 自分自身のみっけ、みんなのみっけ、仲間のみっけ、これからみっけの順にこの2日間を振り返り、班の中で話し合いました。 退所式では、先生方のお話、学キャンテーマソング合唱、しおりドキュメント部署さんからのサプライズムービー、全体写真というかたちで2日間の学習キャンプは無事終了しました。 最後に…。 今年度の夏の学習キャンプは、スタッフ仲間で誘導できる学生が2回生の3人しかいなかったこと、スタッフ数が去年の半分ということ、それに関わらず参加者数は去年とほぼ変わらないということ、スタッフの人手不足の為に例年ほどの企画の件数ができなかったことなど、夏の学習キャンプを成功させるには、たくさんの問題や課題があり、決して容易なものではありませんでした。2回生スタッフは「まず、学習キャンプをこの人数で作れるのか」という大きな不安を、1回生スタッフは初めてみる学習キャンプにたくさんの不安を抱いていました。正直、スタッフ各々「辞めたい」と思う時期はありました。イベントとしてはたった2日間の学習キャンプ。しかし、スタッフはこの2日間のために企画を考え、仲間とぶつかったりした約4か月もの苦労や葛藤があります。そんな中で作り上げ、参加者に「参加して良かった」「次も絶対行く!」という声には、13人全員が涙して笑顔して、無事、幕を閉じることができました。その時の感動や達成感は言葉に言い表せません。こんな感動を皆さんにも知って頂きたい、興味を持って頂きたい、そんな人たちのために学習キャンプは、これからも続きます。 学習キャンプ実行委員 石田千衿(教育学部2回生)
2016.09.12
理学療法学科 海外インターンシップ in 台湾 現地レポートvol.1
今年度よりスタートした理学療法学科の海外インターンシップ。3回生16名が9月8日(木)から13日(火)の日程で台湾の国立台湾大学と中国医薬大学に出向き、色々な活動を行ってきました。 9月8日(木)出発日のレポートです! 9月8日(木) 理学療法学科3回生、台湾での海外インターンシップがいよいよ初日を迎えました!! 前日まで台風の影響で飛行機が予定通りに飛ぶのかが心配でした・・・。が、雨に打たれることもなく、先生3名と学生16名全員、関西国際空港に集合し搭乗手続きを済ませて飛行機は出発!約3時間飛行機にゆられて、台北にある台湾桃園国際空港へ無事に到着しました。 3時間のフライトでは機内食もいただきました。機内食は中華系で想像以上においしくて、おなかいっぱいになりました♪食事時以外、飛行機内ではみんな爆睡・・・。笑 到着後、現地のガイドさんと合流し、最初の2日間お世話になるホテルへチャーターバスで移動しました。 バスから見える台北の風景は、レトロなビルが立ち並んでいて日本と似ているようで似ていない?という印象を受けました。 ホテルへ到着後、少し休憩してから夜ご飯へ!学生はホテルの近くにある太平洋SOGOで3グループにわかれてそれぞれお店に入りました。わたしのグループは小籠包を探し求めて、人気店の鼎泰豊(ディン タイ フォン)というお店に入りました。3種類の小籠包、ジャージャー麵、炒飯、空心菜、鶏のスープを頼んで5人でシェアしましたが、どれもおいしすぎて一瞬で食べてしまいました!(笑) はじめて自分たちだけで注文するので少しドキドキでしたが、私たちの拙い英語とジェスチャーと、日本語のメニューを出してくださったおかげで(笑)第一関門は突破! そして夜は、2日目の国立台湾大学での発表にむけて遅くまで打ち合わせとリハーサルをしました。 今回、私たちは畿央大学・日本の観光地・日本の医療(理学療法)についての紹介をする班を3つに分けて、台湾の学生に向けて発表するためにたくさんの時間をかけて準備をしてきました。8月26日には学内での最終打ち合わせにてしっかりと練習しました。発表の準備や練習は何度も重ねてきましたが、実感が湧いてきたのか本番を翌日に控えているので、先生を含め学生みんなが少し緊張しているように思えました。 長いと思っていた台湾初日はあっという間に時間が過ぎていきました。 はじめて台湾の学生とふれあうことは緊張や不安でいっぱいですが、楽しみでもあります。明日(9日)は様々なことを学び、吸収してきたいと思います!!!
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