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理学療法学科

2009.09.01

健康科学部「チーム医療ふれあい実習」レポート

平成21年8月24日から28日にかけて看護医療学科・健康栄養学科・理学療法学科の学生が参加したチーム医療ふれあい実習を実施しました。24日は施設別のオリエンテーション・実習前オリエンテーション、25日から27日までは現場で実習させて頂きました。   最終の8月28日は、多くの施設側の指導者にもご参加頂き、学生から実習内容について施設毎にまとめて冬木記念ホールで発表してもらいました。   学生にとっては全く初めての実習で、とても緊張していましたが、この実習を通して改めてチーム医療の重要性、医療人の心構えを理解し、プロフェッショナリズムを刺激されたようです。 また最終日には、まとめて発表するという課題を3学科で協同して実施し、すでにチームとして立派に機能していたように感じました。この実習で学んだことを糧にして、努力して欲しいと思います。

2009.07.03

「畿央」から「世界」へ ~ 2論文が同時に国際学術雑誌に掲載! ~

リハビリテーションの学術活動に関連した権威ある雑誌 『Clinical Rehabilitation 』 第23巻の6月号に本学の理学療法学科教員の論文が2つ掲載されました!   6月号には9論文が掲載されていますが、そのうち2論文が本学教員によるものです。 別々の論文が国際学術雑誌の同じ号に掲載されることは、まさに「運」でもありますが、「快挙」でもあります。今回の論文の受理掲載は、畿央大学が博士後期課程開設とともに掲げた"健康科学という学問領域を確立し、畿央大学を世界に発信する" という目標を達成するための口火になる画期的な出来事でした。       一つ目の論文は、森岡 周 教授を筆頭とする "Effects of plantar hardness discrimination training on standing postural balance in the elderly: a randomized controlled trial (Authors: Shu Morioka, Makoto Hiyamizu, Takahiko Fukumoto, Yasunori Kataoka, and Fumio Yagi)" で、共著者のうち福本 貴彦 准教授と冷水 誠 助教は畿央大学の教員です。   もう一つの論文は、高取 克彦 准教授を筆頭とする"Does assessing error in perceiving postural limits by testing functional reach predict likelihood of falls in hospitalized stroke patients? (Authors: Katsuhiko Takatori, Yohei Okada, Koji Shomoto, and Tomoaki Shimada)"で、共著者のうち庄本 康治 教授と岡田 洋平 助手は畿央大学の教員です。   論文について詳しく知りたい方は、下記の「Clinical Rehabilitation」のホームページをご参照ください。 http://cre.sagepub.com/content/vol23/issue6/

2009.06.16

畿央大学の先生方が多く執筆!! 『脳科学と理学療法』が出版されました。

「理学療法MOOK」シリーズの一冊として、このほど『脳科学と理学療法』(三輪書店、税込4,410円)が発刊されました。責任編集者2人のうちの一人が畿央大学健康科学部理学療法学科の森岡周先生で、他に5人の畿央大学の先生方、1人の大学院生が執筆に関わっているので紹介したいと思います。      本書は、脳科学の最新のトピックスと臨床に役に立つ内容を収録しています。序論「脳科学の進歩に期待するもの」によると、理学療法の世界では「できるADL(日常生活活動)」と「しているADL」の差を少なくすることが強調されるようになり、脳の機能を科学的に明らかにしていく必要があること、理学療法士の対象疾患で脳血管障害が最も多いということから脳科学の知見が必要であり、脳の損傷部位とその部位の脳機能が明らかになることで、より科学的な予測に基づく理学療法が可能となるということです。そこで本書が生まれたわけです。   (さらに…)

2009.06.15

卒業生が論文発表しました! -日本理学療法学術大会 その1-

  第44回日本理学療法学術大会(※1)が2009年5月28日から30日まで東京都内の東京国際フォーラムで開催されました。   畿央大学の教員、大学院生、卒業生の論文発表はきわめて多く、研究領域も多岐に渡っていました。 なかでも、今年3月に卒業した3期生の卒業研究が6演題もあり、頼もしい限りでした。   また、講演、座長などの役割を果たしている卒業生も多く、大学としても大変高い評価をいただきました。     (さらに…)

2009.04.08

新入生宿泊研修 理学療法学科は、高野山に行って参りました!

理学療法学科は看護医療学科と2学科合同で、4月5,6日に高野山に新入生の研修旅行に行きました。   学科別でのクラス会、ふれあい実習に参加した2年生の経験談、高野山大学の室寺教授の「いのちとこころ」の講演など、たいへん充実した研修内容でした。   クラス会では東山先生をかわきりに自己紹介をはじめましたが、みなさん積極的で、とても盛り上がりました。 ←2回生メンバー   2回生の先輩によるアドバイスもあり、新入生は大変参考になったようです。    ふれあい実習では慣れないグループワークに戸惑っていましたが、後半は自分自身の意見を主張できるようになっていました。                                                       2 日目の室寺先生の講演後の議論では、大変大きなテーマにも関わらず、親族や友人の死・生きていくことなどにも議論が及びました。議論には畿央大学と高野山大学の教員、学生、大学院生にも参加して頂きました。         今回の研修では、これから苦楽をともにする同級生の関係を深めることができ、また学科の垣根を越えて知り合いになれたことが、大変有意義でした。  

2009.01.14

臨床実習指導者調整会議を実施しました!-理学療法学科-

 理学療法学科では、1月10日に冬木記念ホールで臨床実習指導者調整会議を実施しました。     この会議は、平成19年度の評価実習、平成20年度の綜合臨床実習の総括と反省、大学の教育内容について、平成21年度の実習にむけての打ち合わせを目的にしています。 来年度、174施設で学生がお世話になりますが、そのうちの130余の施設に参加していただきました。お世話になる実習地は大変広範囲で、北は仙台から南は沖縄までとなります。 (さらに…)

2008.09.16

また、来年も!!~星城大学・形態機能部との合同合宿~

昨年の秋に部に昇格した理学療法研究会(SAPS)は この夏期休暇中もいろいろと活動してくれたようです。 その活動の一端をご紹介します。 <SAPSはStudying About Physical therapy by Studentsの略>   -----------------------------------------------------------------------   8月25日から26日にかけて、SAPSは、星城大学・形態機能部と合同合宿を行いました! この合同合宿は、去年の大台ヶ原での合宿から引き続き第2回目であり、今回は愛知県日間賀島に行ってきました。 合宿では両学顧問の先生方による特別講義を聞いたり、夜には一緒に花火をして楽しみました!     次の日には星城大学に見学に行き、他学と畿央大学との違いを知ることができました。 特に印象的だったのが、ADL室の設備が整っており実際の生活場面をリアルに想像出来るような環境であったということです。また作業療法学科もあるため、畿央ではみることの無い設備をみることが出来たことも印象的でした。   特別講義や見学なども大学にいるだけでは経験できない貴重な体験でしたが、なにより同じセラピストという志をもった他学との学生と繋がりをもてたことが嬉しかったです!       また来年の夏に会うことを約束して帰ってきました!  

2008.08.21

見学実習に行って実際の臨床現場を体験してきました。<理学療法学科>

8月11日(月)に健康科学部理学療法学科2回生の5人が、大阪府立呼吸器・アレルギー医療センターに見学にいきました。 ここは日本でも有数の呼吸器専門病院で、今回の目的は呼吸器疾患の理学療法の見学です。   病院では、呼吸数が1分間に60回という著明な頻呼吸で、首の筋肉をいっぱいに使った努力性の呼吸を見ることができ、肺に病気を持った患者様の雰囲気を理解できたのではないかと思います。 また、胸部X線写真やCT、血液検査の説明も受けていましたが、少しは理解できたかな?   感想として多かったのは、医学的知識やリスク管理の重要性、チーム医療の大切さなどでした。やはりリスクの高い患者様が多いので、医師、看護師と密に連絡をとりながらリハを行っていた様子が印象に残ったようです。 病棟では、心電図のモニターのアラームが鳴っていたり、人工呼吸器をつけていたりする患者様もいて、緊張感があったのではないでしょうか? こんなドキドキするような現場で働くのも良いですよ!?        

2008.08.19

「第87回技術講習会」に全国から理学療法士が集まりました。

8月9日(土)・10日(日)の両日、畿央大学において日本徒手的理学療法研究会の「第87回技術講習会『触診セミナー:体幹編』」が開かれました。       参加者は、中国地方から関東地方までの理学療法士約40名で、本学理学療法学科の瓜谷大輔助手をはじめ、国際医療福祉大学、鈴鹿医療科学大学の先生方の講演や実習指導を受けて、高度なスキルを職場で生かせるようにと熱心に学んでいました。       同研究会の講習会は全国で毎年12、13回実施されていますが、そのうち2回ほどが畿央大学を会場に実施されています。こういう活動を通じて、畿央大学と参加者が勤務する病院とのつながりが深まり、交流が進みます。 この日は、畿央大学の学生5名がボランティアとして受付などを担当し、講習会が始まると現職の理学療法士に混じって、卒後教育の内容を学んでいました。