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健康栄養学科

2010.03.19

京大・高槻農場での校外学習(健康栄養学科)

健康栄養学科の3回生(有志)5名、大学院生2名、北田先生、森先生が、3/17(水)に校外学習として京都大学・高槻農場を見学訪問されました。   農場の敷地内には安満遺跡という弥生時代の環濠集落跡があり、そこからは弥生式土器や木製の農具、ガラス製勾玉などの装身具が出土したそうで、遺跡の中心部は国の史跡に指定されています。       まず、農場の沿革や概要、研究について北島教授から説明を受けた後、圃場を案内していただきました。     真っ赤に色づいた大きなイチゴを堪能し、栄養たっぷりの摘みたてアスパラガスの味に感激し、エンマ小麦の栽培を見ながら・・・試飲はできませんでしたが京大ビール「ホワイトナイル」に思いを馳せました。次に訪れた古曽部温室では、絶滅危惧種のランや貴重なサボテンなどを見学しました。   日頃、収穫物しか目にしない学生にとっては、農の現場に触れることは新鮮で、多少は農作物に対する見方も変わったのではないかと思います。                                           たいへん有意義な校外学習でした。貴重な時間を割いて説明、案内していただいた北島教授はじめ先生方にお礼申し上げます。

2010.02.09

『万葉人からの贈り物』(橿原土産物)プロジェクトの第1回勉強会を開催しました。

2010年2月5日、橿原市から多彩な講師陣を招いての第1回勉強会を行いました。   『万葉人からの贈り物』プロジェクトは、畿央大学と橿原商工会議所あきない塾とのコラボで、昨年の『古代弁当プロジェクト』に続く第2弾。橿原市行政担当側も加わり、産学官連携事業としてスタート。橿原市には橿原神宮・大和三山・今井町・藤原宮跡などの史跡文化財が多く観光・集客に力を入れていますが、これといった食に関する土産物がありません。そこで、本学の学生・教員に協力を求め、一緒になって「新橿原みやげ」を開発しようというのが目的です。   2010年2月5日午後6時~E2第3会議室において、奈良・橿原の現状と課題、大和伝統野菜、人気の土産物の秘訣などについて、それぞれの専門家を講師に普段は聞けない課外授業を受けました。     1限目は、橿原市役所観光課専門官磯橋氏による「橿原市の概要」。SWOT分析(強み・弱み・期待・脅威に基づく分析)により橿原の抱える課題を洗い出しました。橿原への観光者は年間400万人、うち360万人が橿原神宮参詣者で残りわずか40万人が純粋な観光客で、京都市の5,000万人とは雲泥の差。現状打破への挑戦が続いています。       (さらに…)

2010.02.06

健康栄養学科4回生の「公衆栄養学臨地実習」の発表会が行われました。

1月28日に「公衆栄養学臨地実習」の発表会がホールで行われました。 健康栄養学科では、4回生の全員が5日間、保健所か保健センターに実習に行きます。今回は、学生が実習で学んだことを振り返り、発表しあいました。発表会には、奈良県内のお世話になった保健所・保健センターの管理栄養士の先生方にもご出席いただき、テーマや内容について講評していただきました。     学生たちは、5日間という短い実習期間でしたが、担当していただいた管理栄養士の先生方のお陰で、行政栄養士の役割や保健所・保健センターの業務内容はもちろんのこと、それらを遂行するにあたり管理栄養士として必要な能力やコミュニケーションの大切さ等を肌で感じとることができたようです。                                                                        これらの経験を将来に役立ててほしいものです。

2010.01.28

健康栄養学科学生たちが作った「ヘルシー☆プレート」が学食に1日限定デビュー!

奈良県福祉部健康安全局健康増進課からの依頼に基づく、女性のための健康メニュー開発の一環で、畿央大学・奈良女子大学・帝塚山大学・近畿大学の4校が「大学ヘルスチーム」を結成しています。     本学の2回生11人の「大学ヘルスチーム」が考えた健康メニューが、学食で平成22年1月28日11時~「ヘルシー☆プレート」のネーミングで1日限定で学生・教職員に提供されました。     本学では、昨年夏ごろから学食業者「料理かしば」服部料理長の協力のもとに、試行錯誤しながらメニュー開発に取組み、このたび調理場のみなさんに作っていただき、"商品化"が実現しました。   (さらに…)

2010.01.26

『万葉人からの贈り物』(橿原土産物)プロジェクトが始動しました。

本学と橿原商工会議所とのコラボ『万葉人からの贈り物』製作プロジェクト説明会を開催。   『万葉人からの贈り物』プロジェクトは、橿原商工会議所あきない塾"iチャレンジ委員会"(マルオカ化工代表岡橋孟利行委員長)が提唱する、奈良橿原地区の商業振興・地産地消推進プログラムとして畿央大学生の豊かな発想を積極的に取り入れ商品化しようとする試みで、昨年実施した『古代弁当プロジェクト』に続く第二弾です。 『万葉人からの贈り物』での学び ■大学の授業にはない、"商い"に関するいろいろな学びと"人"に出会えます。 ・大和の歴史を学びます ・大和の食材を学びます ・和菓子、洋菓子の作り方を学びます ・食の保存方法を学びます ・食のマーケットを学びます ・商業の原価計算を学びます   ■橿原商工会議所に加盟している実業家・技術者など第一線で活躍されている方々に講師をお願いしたり、サポートするための委員会メンバーとなっていただきます。 平成22年1月22日(金)午後4時30分からと6時から、2回の説明会を実施しました。当日までのプロジェクト応募者は約40名でしたが、多くの学生が授業の都合で説明会には欠席となり、各回約10名の出席となりました。                                             昨年の古代弁当プロジェクトに引き続き参加してくれた学生からは、「奈良に関する知識が深まった」「実学の勉強になった」などの感想が聞かれました。   第1回説明会                  第2回説明会   (さらに…)

2009.12.14

上地 加容子助教が日本栄養士会特別功績表彰を受賞!

この度、本学健康栄養学科の上地加容子助教が(社)日本栄養士会の特別功績表彰を受賞されました。     管理栄養士である上地先生は、永年に渡り自治体の保健所、保健センターにおいて、食を通した住民の健康増進活動の手助けや食育に熱心に取り組まれ、日本栄養士会の運営に大いに寄与されてきました。   現在は、助教という立場で多くの授業のサポート役として活躍されるだけでなく、自ら調理実習を担当され、学生に対する食教育にあたっておられます。

2009.11.13

第15回橿原うまいもん市で『やまと恋うた弁当』を販売しました。

平成21年11月12日(木)近鉄百貨店橿原店で開催された第15回橿原うまいもん市で、畿央大学(健康栄養学科と人間環境デザイン学科の学生・教授陣)と橿原商工会議所"あきない塾"とのコラボで生まれた、『やまと恋うた弁当』が販売デビューとなりました。   ☆弁当売場の前で森下橿原市長を囲んでデビュー記念撮影☆ 近鉄百貨店橿原店6階センターコートには、10時の開店と同時に、地元特産品やここでしか買えない限定商品を目当てに、多くの来店客が訪れました。 畿央大学生が発案した『やまと恋うた弁当』は、大和高田市役所近くの「割烹ふたかみ」(電話0745-52-0111)にて製造しており、(今のところ橿原市イベントでの限定販売となっていますが)10個以上揃えばいつでも作っていただけます。 橿原市の森下豊市長には、この日のオープンセレモニー開会祝辞でも、畿央大学と橿原市・商工会議所との連携で生まれた『やまと恋うた弁当』のPRをしていただきました。お値段は、平城遷都1300年にちなんで1300円と少々お高めですが、一度食べてみてください。 (さらに…)

2009.09.25

森 友彦 教授が日本食品科学工学会功労賞を受賞されました。

この度、本学健康科学部健康栄養学科の森教授が、 (社)日本食品科学工学会の功労賞を受賞されました。                                                                            先生は、永年に渡り"食品素材の研究・開発"に取り組まれ、新たな素材や高品質な素材、さらには高効率な素材生産の開発などにおいて多くの業績を上げてこられました。                                                                  今回の受賞以外にも、日本農芸化学会奨励賞を初め、アメリカ油化学会優秀論文賞、日本食品科学工学会学会賞などを受賞されておられます。     現在は、畿央大学健康科学研究所所長、大学院健康科学研究科教授も兼務され、学生の教育・研究指導に当たられる傍ら、食品の美味しさ、好ましさ、食べ易さなどの要因を知り、その知識を食べ物作りの実際の場に活用できるような知見や技術を得るために研究を続けておられます。   また、産官学の連携にも大いにご尽力され、大学が持つ知的財産の社会還元に貢献すべくコーディネート役として熱心に活動を続けておられます。       本学では、10月10日(土)に健康科学研究所主催のシンポジウムを開催しますが、その中で先生の最近の研究の一端をご披露していただく予定をしております。                                                                          なお、シンポジウムの詳細につきましては、本学ホームページをご覧下さい。                                       (健康科学部健康栄養学科 学科長 北田善三)

2009.09.01

健康科学部「チーム医療ふれあい実習」レポート

平成21年8月24日から28日にかけて看護医療学科・健康栄養学科・理学療法学科の学生が参加したチーム医療ふれあい実習を実施しました。24日は施設別のオリエンテーション・実習前オリエンテーション、25日から27日までは現場で実習させて頂きました。   最終の8月28日は、多くの施設側の指導者にもご参加頂き、学生から実習内容について施設毎にまとめて冬木記念ホールで発表してもらいました。   学生にとっては全く初めての実習で、とても緊張していましたが、この実習を通して改めてチーム医療の重要性、医療人の心構えを理解し、プロフェッショナリズムを刺激されたようです。 また最終日には、まとめて発表するという課題を3学科で協同して実施し、すでにチームとして立派に機能していたように感じました。この実習で学んだことを糧にして、努力して欲しいと思います。

2009.04.28

卒業生メッセージ~病院で栄養士として活躍する先輩~【岡波総合病院】

健康栄養3期生(09年卒業)の小塚拓也さんよりメッセージをいただきました。 現在、三重県の岡波総合病院で給食業務に携わっています。毎日、調理や配膳など、病院の栄養士として活躍中です。   【1】 就職先を決めた理由 栄養士職求人の中で、運良く募集があったことと、地域医療推進のために毎月1回の教室を院内で開いてること。   【2】 就職活動を振り返って 国家試験本番の日が迫るにつれて就職が本格化してきたので、試験勉強との両立が大変でした。どちらも手を抜けないしストレスも貯まるで精神的に不安定な日が続きました。ただそこで弱音を吐かず真剣に取り組むことで、強い忍耐力と自信に繋がりました。   【3】 就職活動でPRしたこと 畿友会会長と学祭実行委員長会長を務めたことのリーダー性と協調性をアピールしました。大勢をまとめる難しさと気持ちよく仕事をしてもらうために言葉使いも上から口調ではなく、質問口調するなどの工夫も述べました。   【4】 キャリアセンターと就職サポートについて 非常にお世話になりました。特に面接前の練習に時間を割いていただき、本番では落ち着いて面接に取り組めました。ありがとうございました。   【5】 将来の夢・目標 院内でのNSTを推進し、栄養の重要性を患者さん、スタッフ全員に深く知ってもらうための活動を全国で展開したいです!   【6】 後輩へのアドバイス・メッセージ 悔いだけは残さないでほしいです。そのために何事にも一生懸命取り組んでほしいと思います。時間はあっという間に過ぎていきます。今しかできないことを今一生懸命に取り組んでほしい。人生一回こっきり!後悔するならやらないよりやって後悔してください。そこから学ぶことが今後のあなたの役に立つからです。   【7】 大学で学んだり打ち込んだこと、畿央大学の印象 3回生までに部活や実行委員、畿友会などの学生会にかなり打ち込みました。そこで出会った友達は一生の財産であり思い出です。畿央大学はとても温かみのある大学です。つらい時や悲しい時、うれしい時や楽しい時にともに分かり合える仲間がいる。大学へ行こうと思わせてくれるような安心感を与えてくれた大学でした。