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健康栄養学科

2010.07.09

下宿生のためのクッキング教室(健康栄養学科ヘルスチーム)

新入下宿生を対象としたヘルスチーム講座の第三弾!   奈良県福祉部健康安全局と奈良県内4大学(畿央大、近畿大、帝塚山大、奈良女子大)の連携事業「大学ヘルスチーム」の平成22年度イベント"新入下宿生の食生活講座"が行われています。 平成22年7月8日に5名の下宿生が参加して「下宿生のためのクッキング教室」が開かれました。 前回の6月24日は「SATシステムを利用した食事バランス講座」を開講しましたが、その結果下宿生のみなさんは偏った食事を摂っていることが鮮明になりました。そこで、今回はヘルスチームが考えたレシピを基に、下宿生のみなさんが実際に料理を作り、"料理する楽しみ"と"食べる楽しみ"を同時に味わってもらおうというのが狙いです。(今日の実習指導教員は金助手)さて、包丁を持ったこともない下宿生のみんなは料理できたのでしょうか?       今回、健康栄養学科2回生ヘルスチームが 考案したレシピは、   ①.ツナとひじきのチャーハン ②.ごまじゃこもやし ③.キャベツとトマトのスープ ④.ツナとキャベツのサラダ(追加)   の4つのメニューです。   (さらに…)

2010.07.05

授業に、スポーツに☆頑張る学生にズームイン!!

健康栄養学科3回生の輝く二人、津野くんと平尾くんにズームイン!!   健康栄養学科の3回生 津野君と平尾君は、ラグビー部に所属し、勉強に部活にと忙しいキャンパスライフを満喫しています。今回はそんな彼らに、授業と部活の様子をレポートしてもらいました!   『6月23日基礎栄養学実験脂肪酸組成の測定』     自分たちの血液を使って行う実験なので非常に意欲が湧き、これはどうしてこうなるのかなど、疑問がいっぱいでしたが、調べているうちにどんどん知識がつき、とても楽しいです。実験には精密な測定技術が要求されるので、失敗しないかと緊張していました。   津野くんは実験の手順を間違えてしまい、落ち込んでいました...................!?     ・・・と思いきや笑顔でした(^◇^)。   失敗は、成功のもと!!次週もがんばります。 (さらに…)

2010.06.25

「SATシステムを利用した食事バランス講座」を開催!(健康栄養学科ヘルスチーム)

新入下宿生を対象としたヘルスチーム講座の第二弾!   奈良県福祉部健康安全局と奈良県内4大学の連携事業「大学ヘルスチーム」の平成22年度イベント"新入下宿生の食生活講座"で、平成22年6月24日に10名の下宿生が参加して、普段下宿生らが摂取している食事メニューのカロリー計算、動植物性たんぱく質・鉄分・カルシウムなどの過不足分析をおこないました。「食育SATシステム」を使って体験してもらうことで、食事バランスの大切さを理解し食の改善を図ることを目的に実施しました。普段何気なく摂っているいる好きなメニューがいかに栄養の偏りがあるのかに気付かされました。     ヘルスチームの別のグループでは、学食におけるヘルシーメニューの開発も進んでいます。健康栄養学科浅野先生の研究室には、強力な助っ人(「料理かしば」の服部シェフ)が来られ、学生たちと入念な打ち合わせが続いていました。昨年21年度大学ヘルスチームでも1月28日に学生食堂に「ヘルシー☆プレート」が1日限定で販売されましたが、今年度も服部シェフにお願いして「安く、美味しく、栄養バランスのとれた"ヘルシー☆プレートⅡ"」が実現する予定です。みなさん、期待して待っていてください!     【参考記事】 平成22年度ヘルスチームの歩み"下宿生説明会"      → https://www.kio.ac.jp/information/2010/06/post-275.html 昨年21年度"学食ヘルシー☆プレート"発売      → https://www.kio.ac.jp/information/2010/01/1-1.html

2010.06.17

C棟南側の中庭に健康栄養学科の「緑のカーテン」が育ってきました。

栄養教育実践で植えた"きゅうり"が大きくなってきています。(2010.6.16レポート)   緑のカーテンとは、植物を建築物の外側に生育させることにより、建物内の温度上昇抑制を図る省エネ手法のことで、主につる植物などを窓を覆うように繁茂させたものをいいます。健康栄養学科では、栄養教育演習の実践教育の一環としてキャンパス内のC棟南側に15~16個のプランターを使って、大和伝統野菜の三尺きゅうり、大和マナ、まくわうりなどのつる植物を植えたところ、順調に育ってきています。     今の時期、つるもの植物の成長は著しくはやく、学生たちみんなで数週間前に植えたきゅうりのつるは窓の下まで伸びて大きなきゅうりも収穫できるまでに育ちました。しっかりした副え木にネットで誘導すればどこまでも伸びそうで、今年の夏はずっと「エコ」と「収穫」が期待できます。毎日、大空に向かって伸びる植物のつるを観察できるのも「学校菜園」ならではのことです。   緑のカーテン育成には4つの目的があります。それは①野菜の栽培による栄養教育手法の体験、②グリーンカーテン作成による環境教育の体験、③循環型社会の体験、④大和伝統野菜の栽培を通じて奈良の食文化の体験です。栄養教育論演習、栄養教育論Ⅱの時間を活用しての演習ですが、水やり、植え替え、追肥などは6~7名のグループ学習メンバーが適宜行うこととしています。   そして、その横の庭には畿央大学開学記念植樹の"タイサンボク"が大きな白い花をつけています。     学食横の東門の階段を登ってきた正面の庭の中の木で、大きな白い花が3つついています。少し上の方ですのでよく見ないとわかりませんが、見事な大きさでびっくりします。これを見つけてくださってご報告していただいたのは鋭い観察眼をお持ちの金子章道学部長です。 緑はひとにやさしく、ひとをおだやかにさせます。緑いっぱいの畿央大学にしたいですね。

2010.06.15

健康栄養学科ヘルスチームによる新入下宿生の食生活講座を開講しています。

新入下宿生を対象としたプロジェクトの説明会を行いました!   奈良県福祉部健康安全局と奈良県内4大学の連携事業「大学ヘルスチーム」の平成22年度版継続イベント"新入下宿生の食生活講座"が稼働しました。平成21年度は、今年の3月奈良県新公会堂でアグネスチャンさんをメインゲストとして「女性のためのがん予防キャンペーン」、畿央大学・近畿大学・帝塚山大学・奈良女子大学の4大学ヘルスチームによる「学食ヘルスメニュー」発表会などを行ったところです。     今回のプロジェクトは「畿央大学ヘルスチーム」の中の1グループが、下宿している新入生の食生活を1年を通して支援するものです。初めての一人暮らしで不安な人も多いと思いますし、食事作りの経験のない人もいました。そのような新入生の支援を、ヘルスチームメンバー(健康栄養学科2回生20名)が、3回生の指導の下で行いました。   活動初日にあたる5月27日(木)は参加者が8名も集まり、早速体脂肪率や骨密度、貧血検査等の身体測定を行い、食習慣アンケート用紙に回答をしてもらいました。身体チェックや食習慣アンケートから食事で気をつけることを検討し、指導計画を立てます。自分の健康を自己管理できるように、食事についての講義や料理実習を通して、食生活の基礎ができるように支援していくつもりです。また下宿生に便利な情報を集めて、下宿生活がより楽しく過ごせるように耳寄り情報を提供します。   (さらに…)

2010.06.14

産学連携「万葉人からの贈り物プロジェクト」の第4回勉強会を実施しました。

健康栄養学科学生20名が参加し、7グループに分かれ各自が考案したお菓子づくり!   2010(H22)年6月10日、本学調理実習室において、本学と橿原商工会議所とのコラボ事業「万葉人からの贈り物プロジェクト(橿原市の食のお土産物を創り商品化する目的で今春からの取組。昨年度は古代弁当プロジェクトとして"やまと恋うた弁当"の商品化を実現)」の第4回勉強会を開催しました。   前回までは、洋菓子(猶原秀和氏)・和菓子(岩出誠悟氏・山本高之氏)のお店を経営されている職人さんを講師にお招きして、プロの技を伝授していただきました。   今回は事前に指導教員(健康栄養学科浅野恭代教授、薗田雅子助手)にグループごとに考えた創作レシピを提出し用意した材料を使って学生たちが作りました。3名の講師の方々には難しい作業の局面での助言をいただきました。どのようなお菓子ができるか、お楽しみです。その模様を紹介します。   (さらに…)

2010.05.15

産学連携「万葉人からの贈り物プロジェクト」の第2回勉強会を実施しました。

健康栄養学科の学生20名が参加し、洋菓子の調理方法を学びました。   2010年5月13日、調理実習室において、本学と橿原商工会議所とのコラボ事業「万葉人からの贈り物プロジェクト」の第2回勉強会を開催しました。今回は同会議所から、特別講師として、大和高田市内を中心にパン洋菓子店を展開している㈱ウエダベーカリーの専務:猶原秀和(なおはらひでかず)氏に来ていただき、洋菓子の作り方を勉強しました。                                      学生たちは調理実習の授業で調理の基本を習っていますが、スイーツの職人さんから直伝で微妙な火加減や調理のコツを教えてもらうのは初めてのようで、じっと見入っていました。   (さらに…)

2010.05.10

産学連携「万葉人からの贈り物プロジェクト」で橿原市内見学の勉強会を行いました。

健康栄養学科の学生25名と教職員スタッフ4名が、橿原見学ツアーに参加。   畿央大学と橿原商工会議所とのコラボで取り組んでいる、橿原の新しい「食」の土産物製作プロジェクトの一環としての見学会が、2010年5月9日(日)に行われました。このプロジェクトは、今年1月22日に全体説明会、2月5日に第1回勉強会を実施しました。今回は橿原市の歴史・文化を学んで土産物製作に活かそうというもので、当事業への参加登録学生数49名のうち半数が集まりました。健康栄養学科の指導教員は浅野恭代教授と薗田雅子助手のお二人で、薗田先生のお子さん勇気君3歳も特別参加してくれました。全行程を手配していただいた橿原商工会議所からは"あきない塾iチャレンジ委員会"の岡橋孟利行委員長と山本尚経営指導員のお二人です。以下、当日の模様をレポートします。   朝9時五位堂駅前に集合し、向かった先は、橿原考古学研究所附属博物館です。飛鳥時代の古墳埋蔵物や復元物などの常設展示に加え、平城遷都1300年記念春季特別展「大唐皇帝陵」が開催されていて、とてもおトクな時期に見学できました。     (さらに…)

2010.04.14

「歴史」と「食」について学ぶ!~健康栄養学科新入生宿泊研修~

平成22年度 『健康栄養学科 新入生宿泊研修』 全国から入学した志を同じくする学友と仲間作りをしよう! さらに奈良の歴史や文化を学ぼう!という目的で、4月5~6日にかけて奈良まちで新入生の宿泊研修を行いました。   (1) 『班新聞を用いた自己紹介』 研修前に自分たちで作成した班新聞を用いて自己紹介をしました。これから4年間一緒に学ぶ同級生や先生方に自分を知ってもらう良いきっかけになりました。   (2) 『興福寺拝観と奈良散策』 まず、興福寺で講話聴講し、国宝館を見学しました。平城遷都とともに藤原不比等によって創建された興福寺は、今年で創建1300年を迎えます。興福寺国宝館は、新しくリニューアルされ、照明や展示台などなどが新しくなりました。                                                 その後、グループに分かれて、興味のある施設を見学したり、奈良を散策しました。散策先では、携帯電話を使って写真撮影をしました。   (さらに…)

2010.04.05

山本隆先生が関西テレビ「アンカー」に登場!

20歳代の若者はなぜ"からい"ものが苦手? 健康栄養学科山本隆教授が明快に解説!   関西テレビ平日18時から19時までのスーパーニュース「アンカー」では、いろいろなアンケート結果が示す数値の疑問に答えるというコーナーを設けており、今回は「20歳代の若者は30歳代・40歳代に比べて"からい"ものが嫌い、苦手なのはなぜ?」を解き明かすという。そこでコメンテーターとして登場されるのが、味覚に関する研究では随一の健康栄養学科教授山本隆先生。取材は2010(平成22)年3月31日、放映予定日は4月9日です。     傍でお聞きしていて山本先生の解説は明快で、なるほど確かにと、視聴者をうならせるものがあります。 そこで山本先生の許可を得て、以下に要約を掲載します。   「味覚には、五味(辛味・甘味・酸味・塩味・苦味)がありますが、これに『こく』をプラスすると、おいしさが格段に増すことになります。漢字の"からい"には、『辛い(わさびや胡椒・山椒のからさ)』、『鹹い(しょっぱい塩からさ)』の2つがあり、アンケートでお尋ねの"からい"は前者の方だとすれば、現代の若者の幼児期の食生活に原点があると思う。人間の味覚は、およそ10歳小学校4、5年生までに固まると言われていて、家庭で親と一緒に食べるのが普通です。乳幼児期には前者のような刺激物は与えないので、わさびや山椒などは人間の経験としては大人になってから食べるメニューの部類に入ります。健康な食事の摂り方は、好き嫌いせず何でも食べることが大切で、今まで食べたことのないものにチャレンジすることも大事です。"からい"ものも食べなくては楽しさやバリエーションが広がらず偏った食事になりがちです。でも大量に食べる必要はなく、少しでいい。"からい"ものは"痛み"に通じ脳に刺激を与え、やがて快感につながることもあります。食事は家族や仲間みんなで楽しく団欒の中で、おいしく適量(腹八分)に食べるのが健康の源です。」