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イベントレポート
2024.12.11
第22回畿央祭実行委員Blog vol.19 ~ 畿央祭を終えて【展示部署より】
こんにちは!第22回畿央祭 副実行委員長 展示部署統括の坪井 彩恵です!まずは、沢山のご来場本当にありがとうございました。また、私たち幹部と共に一緒に畿央祭を盛り上げてくれた実行委員のみんな、畿央祭の為に尽力してくださった関係者の皆様、本当にありがとうございました。 みんなの努力の結晶ひとつひとつが素晴らしい形となり、無事に畿央祭を終えることができたことに、感謝の気持ちと少し寂しい気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。 畿央祭当日は、悪天候に見舞われた瞬間もありましたが、2日間を通して約7,000人ものたくさんの来場者の皆様にお越しいただき、大盛況に終わることができ、とても嬉しく思っております。 来場者の皆様からいただいた、「たのしかった」「ありがとう」などの暖かいお言葉ひとつひとつは忘れられない嬉しい思い出です✨ 1回生の頃に実行委員として参加した畿央祭で、幹部の先輩方の姿に憧れを抱き、次年度の幹部に立候補することを決意した日から、実際に自分が幹部を務める畿央祭が開催されるまでの日々はあまりにあっという間で、「自分も先輩のようにできるのだろうか」と、準備期間の日々は正直不安な気持ちでいっぱいでした。 しかし、幹部となってから畿央祭当日までの10か月間、横を見ればいつだって心強い幹部のみんながいてくれて、もっと横を見れば 私よりもずっとしっかりしていて、頼りない私を頼りにしてくれる実行委員のみんながいてくれました。 私が統括として、無事に畿央祭を駆け抜けることができたのは、そんな、私のことをいつも助けてくれるみんなの存在があったからだと本当に感じています。本当にありがとうございました! 準備期間から畿央祭当日、どこを切り取っても本当に楽しくて素敵な思い出ばかりで、私にとっては一生忘れることのない最高の思い出です。 第22回畿央祭に携わってくださった皆様にとっても、素敵な思い出のひとつになっていればとても嬉しく思います✨本当にありがとうございました! 第22回畿央祭副実行委員長 展示部署統括 現代教育学科 2回生 坪井 彩恵 ▶ 畿央祭実行委員会に関連するブログ記事はこちら
2024.12.11
第22回畿央祭実行委員Blog vol.18 ~ 畿央祭を終えて【学内企画部署より】
第22回畿央祭副実行委員長を務めさせていただきました、学内企画部署 統括 日下部 潤生です。 1日目は雨が降りましたが、雨が吹き飛ぶほどの沢山のお客様の笑顔を見ることができ、本当に嬉しく思います!! 私は学内企画部署担当だったので「今年のお化け屋敷すごかった」 「占い企画めっちゃ良かったな」 など多くの言葉を聞いた時は部署長3人をはじめとする実行委員のみんなと頑張ったこの期間が報われたと感じました。 準備期間の約8ヶ月そして当日の2日間、実行委員一人一人が情熱を燃やして、心に燎を灯して活動してくれたと思います。 僕自身もこのような大きな経験を出来た事は幸運なことで、この経験を心に据えて未来に紡いでいきたいと思います。 最後になりますが、このような素晴らしい畿央祭を作り上げることができたのは、出演・出店団体さん、実行委員の皆さん、職員の方々、そして2日間で来場してくださった皆様のおかげです。 本当にありがとうございました。 第22回畿央祭副実行委員長 学内企画部署 理学療法学科 2回生 日下部 潤晟 ▶ 畿央祭実行委員会に関連するブログ記事はこちら
2024.12.11
第22回畿央祭実行委員Blog vol.17 ~ 畿央祭を終えて【模擬部署より】
第22回畿央祭副実行委員長を務めさせていただきました、模擬部署 統括の木下 陽妃です。 はじめに畿央祭にお越しいただき、ありがとうございました!そして畿央祭を盛り上げてくださった模擬店出店者の方々、朝早くからから集まり活動した実行委員のみんな、沢山サポートしていただいた学校関係者の皆様もありがとございました! 私は模擬部署の統括を務めつつ、自分自身も楽しめる畿央祭になりとても楽しかったです!! また、畿央祭のイメージデザインも務めさせていただきましたが何度も試行錯誤したデザイン、テーマの「燎」、「これまでの畿央祭を通して紡がれてきた想いの灯を絶やすことなく受け継ぎ、一人一人が情熱を燃やしてほしい」という願いのこもったテーマに合った畿央祭を作り上げることができ、ほんとうにうれしく思いました。 皆様はどうでしたか??本年度の模擬店は昨年よりも10店舗近く増え大いに盛り上がっていたと体感し、私自身も半数以上の模擬店を巡り本当に楽しませていただきました!ありがとございます!! 畿央祭当日、緊張によりいつも以上にソワソワし動揺していた私でしたが、その都度助けてくれた実行委員長、副実行委員長、部署長の2人、他部署の幹部のみんなには本当に感謝しかありません。 副実行委員長になり、去年を超えるほどの畿央祭を行うことができるか終始不安でした。また、燎のテーマとは他に来場者の方も実行委員のみんなも自分自身も楽しめるような畿央祭にする!!!という目標がありましたが、模擬店の活気、模擬部署のビンゴ企画である「モギモギ〜!!」の掛け声や笑い声、模擬部署のみんなの笑顔を本部から見ることができ杞憂だったと感じました。 来年もみんなで笑っている畿央祭が見られることを楽しみにしています!畿央祭に関係し、支えてくださった皆様本当にありがとございました!!! 第22回畿央祭 模擬部署 統括 現代教育学科 2回生 木下 陽妃 ▶ 畿央祭実行委員会に関連するブログ記事はこちら
2024.12.06
看護実践研究センターシンポジウム 行政・関係機関・大学連携による中小企業の健康づくり推進―広陵町における中小企業健康経営推進の取り組み―開催報告
看護実践研究センター地域包括ケア部門では、乳幼児から高齢者までの保健医療福祉分野における連携および他職種との連携と協働に関する活動を行っています。 今年度は、2023年7月に広陵町と広陵町商工会・町内中小企業の保険者である全国健康保険協会奈良支部(以下協会けんぽ奈良支部)の3者において、健康づくりの推進に関する包括連携協定が締結されたことを期に実施した健康経営推進実態調査(インタビュー調査含む)の結果報告と、インタビュー調査にご協力いただいた3事業場をシンポジストに迎え、働く世代の健康づくりについて、行政・職域・関係機関が連携することでの可能性を考えることを目的としたシンポジウムを企画実施しました。 第一部の調査報告では、研究代表者である松本から、コロナ禍を経た事業場の状況や健康経営に関する知識や意識・健康経営優良法人認定に匹敵する項目の実施状況の質問紙調査結果とインタビュー調査結果について、報告しました。 この調査で明らかになった産業医の選任義務がない50人未満の小規模事業場の課題として、事業場の支援機関である地域産業保健センター(地域窓口)の存在や活動が知られていないこと・高齢労働者やがん等の慢性疾患を保有する労働者の就労継続(エイジフレンドリーガイドラインや治療と仕事の両立支援)に関する内容が知られていないことから、町内の事業場の健康課題や健康経営推進上の課題を関係機関・研究者・事業場で共有しながら展開していく必要性を挙げ、今後「職域健康づくり推進連絡会(仮称)」を発足して関連企業を巻き込みながら展開していく予定であることを報告しました。 第二部のシンポジウムでは、広陵町における中小企業健康経営推進の取り組みとして、健康経営をサポートする立場である協会けんぽ奈良支部 井上芳樹企画総務グループ長、2024年度健康経営優良法人認定事業場として、社会福祉法人信和会 おきなの杜 名張裕信施設長、健康経営のステップである「健康宣言」をされた事業場として、 大和化学工業株式会社 東田誠次代表取締役、大栄工業株式会社 岡田良彦代表取締役社長をシンポジストに招きました。 協会けんぽ奈良支部では、連携協定に基づく広陵町内事業場に対する健康経営支援とともに県内事業場の健康づくりとして、35歳以上の方を対象とした生活習慣病予防健診の受診費用低額化を行い、胃・肺・大腸・乳・子宮頸部のがん検診と定期健康診断・特定健診のセット受診を可能にしていることと健診受診機会が少ない家族への受診拡大活動を展開していることが報告されました。 ▼ 協会けんぽ奈良支部 井上 芳樹 企画総務グループ長 3つの事業場からは、それぞれの業種や事業形態での特性からの健康課題対応として、健康で働き続けられることを念頭にした雇用確保による事業継続の工夫やその効果について報告されました。 ▼ 社会福祉法人信和会 おきなの杜 名張 裕信 施設長 ▼ 大和化学工業株式会社 東田 誠次 代表取締役 ▼ 大栄工業株式会社 岡田 良彦 代表取締役社長 具体例としては、健診は年齢に関係なく血液検査を含めた全項目実施(人間ドック受診もあり)で全員受診をめざし健康状態の把握に努めていることや、残業減のための定時終業のルール化、有給休暇取得率が高いとさらに特別休暇付与をする、15時終業日の設定など、ワークライフバランスを徹底することで仕事と生活上の楽しみを両立できるようにしていること、従業員間や経営者との間でコミュニケーションを活性化し働きやすい職場づくりを行っていることが報告されました。 また支援関係機関である葛城地域窓口(葛城地域産業保健センター)矢倉弘一コーディネーター奈良県よろず支援拠点 山内竜也コーディネーターにも活動紹介をして頂きました。 ▼ 葛城地域窓口(葛城地域産業保健センター)矢倉 弘一 コーディネーター ▼ 奈良県よろず支援拠点 山内 竜也 コーディネーター シンポジウム後半には、山村吉由広陵町長も別の公務を終えて参加してくださいました。 その後の質疑応答では、健康経営に取り組んでいることで自慢できる強みとして、離職が少なく雇用継続が図られ、それが事業展開にも良い効果となっていることが回答され、健康経営の理念につながるものであることが示されました。 残念ながら、町内事業場の方の参加がなかったのですが、働く人の支援を行う方々である参加者からは、協会けんぽのがん検診を付与した健診展開や、地域窓口・よろず支援拠点などの支援機関活動について関心が寄せられました。 そして、最後に本調査の共同研究者である理学療法学科 福本貴彦教授と健康栄養学科 野原潤子講師の挨拶をもって閉会としました。 今後、共同研究者とともにこれらの情報を提供する場および町内事業場と行政・支援機関との連携による協働の場としての「職域健康づくり推進連絡会(仮称)」の活動開始に向けた広報を行っていきたいと思います。 町内事業場・支援人材である産業医・産業看護職(看護師・保健師)でこの活動に関心がある方は、下記QRコードに入力をして頂きますと情報提供をしますので、よろしくお願いします。 看護実践研究センター地域包括ケア部門 看護医療学科 教授 松本 泉美 文 鐘聲 関連記事 畿央大学 看護実践研究センター 認知症予防講座を開催しました。~ 看護実践研究センター認知症ケア部門 畿央祭ウェルカムキャンパス「スマイル交流サロン」活動レポート~ 看護実践研究センター 畿央祭にて ”がんカフェ「きらめき」” を開催しました!~ 看護実践研究センター 「アルツハイマーデー」啓発活動報告~看護実践研究センター 認知症ケア部門 「認知症の人と家族の交流会 in KIO」を開催!~看護実践研究センター認知症ケア部門 「障がい児の愛着形成支援」について研修会を開催!~看護実践研究センター プロジェクト研究成果発表会を開催しました!~看護実践研究センター 認知症予防講座「歌って、笑って若返り」を開催しました~看護実践研究センター認知症ケア部門 看護実践研究センター認知症ケア部門主催「高齢者看護・ケアに活かすホリスティック・ナーシング」講演会を開催しました。 看護実践研究センター第9回研修会「地域共生社会の実現に向けて~様々な在留資格による外国人介護職受け入れの現状と課題~」を開催しました。
2024.12.04
「前向き子育てプログラム トリプルP」真美ケ丘西小学校PTA教育講演会活動報告 ~ 看護実践研究センター 安心感の輪子育てプロジェクト
看護実践研究センター地域包括ケア部門の母子分野の活動として前向き子育てトリプルPプログラムの普及を進め、地域社会全体での子育て支援体制を強化していくことをめざしています。その事業として、講師依頼を受けた講演会について報告します。 ▶「安心感の輪子育てプロジェクト」についての関連記事はこちら 2024年11月16日(土)、真美ケ丘西小学校で開催されたPTA教育講演会において、**「前向き子育てプログラム トリプルP」**について紹介しました。本講演会では、オーストラリア・クィーンズランド大学のマシュー・サンダース教授が開発したこのプログラムの概要について、小学校の保護者や教育関係者、民生児童委員等64名に向けて紹介しました。 **「前向き子育てプログラム トリプルP」** とは? トリプルP(前向き子育てプログラム)は、オーストラリアのクィーンズランド大学のマシュー・サンダース臨床心理学教授が開発した、科学的根拠に基づく子育て支援プログラムです。このプログラムは、世界40か国以上で導入され、40以上の言語に翻訳されている、非常に広範囲に実践されている子育てプログラムです。 トリプルPプログラムの主な目的は、子どもの健全な成長を支援するために、親が子どもとの関係をより良いものにする方法を学び、実践することです。特に、親が子どもに対してポジティブな行動を強化し、問題行動に対して効果的に対応できるようになることを目指しています。 PTA教育講演会:「子どもの自信を育てる」 今回の講演では、「子どもの自信を育てる」をテーマに、子どもが健全な自己肯定感を持ち、他者を尊重し、問題解決力を養い、前向きな考え方を行うために親ができる具体的なアプローチを紹介しました。 参加者からは、「初めてこのプログラムを知り、非常に実践的で役立つ内容だと感じた」「家庭で実践できる具体的な方法がたくさんあったので、今すぐ試してみたい」といった感想が寄せられました。質疑応答では、参加者から積極的に質問があり、子育ての現場で直面している疑問に対する助言を行いました。 今後も地域から講師依頼を受けた際には、積極的に出向き、講演やワークショップを実施し、より多くの親や地域住民に対して実践的な子育て支援を提供していたいと考えています。またこのプログラムを通じて、地域での子育てに対する理解と支援の輪を広げ、子どもたちがより良い環境で育成されるように、引き続き地域との連携を深めていきたいと思います。 看護実践研究センター 地域包括ケア部門 看護医療学科 准教授 田中 陽子 関連記事 畿央祭ウェルカムキャンパス「スマイル交流サロン」活動レポート~ 看護実践研究センター 畿央祭にて ”がんカフェ「きらめき」” を開催しました!~ 看護実践研究センター 「アルツハイマーデー」啓発活動報告~看護実践研究センター 認知症ケア部門 「認知症の人と家族の交流会 in KIO」を開催!~看護実践研究センター認知症ケア部門 「障がい児の愛着形成支援」について研修会を開催!~看護実践研究センター プロジェクト研究成果発表会を開催しました!~看護実践研究センター 認知症予防講座「歌って、笑って若返り」を開催しました~看護実践研究センター認知症ケア部門 看護実践研究センター認知症ケア部門主催「高齢者看護・ケアに活かすホリスティック・ナーシング」講演会を開催しました。 看護実践研究センター第9回研修会「地域共生社会の実現に向けて~様々な在留資格による外国人介護職受け入れの現状と課題~」を開催しました。
2024.11.29
第6回エコマミ公開講座に人間環境デザイン学科 村田浩子教授と学生が参加しました!~ 人間環境デザイン学科
エコマミ公開講座とは、畿央大学の隣にある商業施設エコール・マミを運営するKUL((株)関西都市居住サービス)と香芝市、広陵町の両行政が、真美ケ丘ニュータウンにおける地域連携の取り組みとして2022年より実施。地域の皆さま向けに奈良県下の大学等の協力を得て年2回実施されている無料の公開講座です。今回は、「生活・環境」をテーマに実施されました。 2024年11月24日(日)エコール・マミで、「第6回エコマミ公開講座2024」が開催されました。 本学 健康科学部 人間環境デザイン学科 村田 浩子教授とゼミ生5名が、「衣服をつくる糸の話~糸つくりを実演 素材と手紡ぎの魅力 綿・絹・毛~」のテーマで、私たちの衣服を作る「糸」について詳しく講義と実演を行いました。定員を上回る申込をいただき抽選の結果約50名の方がご参加いただきました。みなさん資料を見ながらしっかり講義を聞いておられ、自由見学時には、村田教授や学生に熱心に質問をされていました。 講義では、天然繊維の中でも植物繊維の綿と動物繊維の絹と毛について詳しく説明がありました。例えば、天然繊維には短ものと長いものがあり、羊毛や木綿は「短繊維」で、絹は「長繊維」になります。また短繊維は束ねて長くするためには太くなり、長繊維は細い糸に仕上がるといった違いやそれぞれの素材ごとに糸にするためのたくさんの作業が必要であるという工程についても解説いただきました。 特に絹の説明では、村田教授から「お蚕さん」と呼ぶ由縁などの紹介があり、生き物の命から貴重な絹糸ができあがることに対して、先人より感謝の気持ちでそのように呼ばれていると知りました。 実演では、卒業研究で学んだ学生たちが、綿・羊毛・絹の糸紡ぎをそれぞれ披露し、参加者からの質問に丁寧に答えていました。 ▼ 糸車を使って綿の糸を紡ぐ学生 ▼ ハンドカーダーを使い、綿をほぐしながら繊維の方向をそろえている様子 ▼ 生糸(絹)を引く糸繰り機を調整する学生 ▼ 紡ぎ車で羊毛の糸つくりを披露する学生 参加していただいたみなさんがとても積極的な様子が印象的で、大変嬉しく思いました。また、学生たちにとっても研究の成果を地域の方々に発表できる良い機会となりました。ありがとうございました。 ▼ 参加者から質問を受ける学生 ▼ 講座終了後に笑顔で 講師の村田教授よりコメント 産着を着せてもらった日から毎日欠かすことなく身に着ける衣服。私たちの生活に密接に関わる衣服の素材ですが、意外と知られていないことも多いものです。 今回は、昔から私たちの衣生活になじみのある「綿、毛、絹」の素材について、その特性や背景をお話ししながら、手紡ぎの実演を通じてその魅力をお伝えしました。 今年の暑い夏の影響でお蚕さんの繭が不ぞろいになり、生糸づくりに一苦労があった話や、羊の毛刈り後に泥や汗を洗い落とす作業がどれほど大変か、といったエピソードなどにも興味を持っていただけたのではないでしょうか。また、学生たちが卒業研究で磨き上げた糸づくりの技術を披露してくれた姿も、ものづくりの楽しさや奥深さを感じられる時間でした。 村田ゼミでは、これからも学生たちと共に、伝統的な技術や自然素材の魅力を発信していきたいと思います。繊維や糸の物語を通して、衣服の背景にある物づくりの価値や、環境との関わりを多くの方々と共有できれば幸いです。 畿央大学 地域連携担当 関連記事 地域とデジタルをつなぐ – スマートフォン年賀状作成ワークショップの開催 ~人間環境デザイン学科 清水ゼミ 河合町佐味田地区の「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の動物将棋の制作活動 ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 学生視点で「畿央食堂なごみ」のリノベーション提案!! ~ 人間環境デザイン学科 李ゼミ 人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」 レポート vol.5 ~完成&セレモニー開催! 5大学建築合同ゼミ合宿2024が瀬戸内海の犬島で開催されました!~人間環境デザイン学科 前川ゼミ・吉永ゼミ 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.7~【番外編】開催に向けての取組み 明日香村の屋外居場所の縁台をメンテナンス!~ 人間環境デザイン学科 陳ゼミ 【現代教育学科×人間環境デザイン学科】畿央大学付属広陵こども園の園児のために椅子を製作!
2024.11.29
令和6年度 健康栄養学科卒業研究発表会を開催!~ 教員レポート ~
健康栄養学科の卒業研究発表会が2024年11月16日(土)10時30分より冬木記念ホールにて開催され、62名の4回生が22演目の発表を行いました。 食品科学や調理科学、臨床栄養学、公衆栄養学、スポーツ栄養学、栄養教育など、食や栄養に関わる様々な研究成果を興味深く聴くことができました。4回生たちは、昨年の12月(3回生の後半)に各研究室に配属され、管理栄養士国家試験の勉強や就職活動、臨地実習と忙しい中、先生方の指導の下日々研究に励んできました。 発表している学生たちの中には、声や手が震えている学生もおり、非常に緊張している様子が伺えました。一方で、1年間の研究成果を伝えようと一所懸命に発表している姿をみて、学生たちの成長を感じることができました。 発表後の質疑応答では、先生方からの質問に対して返答に詰まっている場面もあり、今ある自分の知識から何とか返答をみつけようとしている必死さが伝わってきました。 また、3回生をはじめとする下級学年も聴講に来ており、希望する研究室の研究発表を真剣に聞いている様子も、とても印象的で次年度の卒業研究への意欲が感じられました。 最後に栢野学科長より閉会の挨拶があり、卒業研究発表会の講評と社会に旅立つ4回生へ激励の言葉が送られました。 すべての研究発表が終わったあとは、緊張も解け、達成感からかとても晴れやかな笑顔が印象的でした。 今回の卒業研究発表会で得た経験を社会に出てからも活かしてください。とても素晴らしい卒業研究発表会でした。4回生のみなさん、本当にお疲れ様でした。 健康栄養学科 助教 上西 梢 関連記事 ならコープ「らくらくお料理パック」レシピ開発に挑戦!vol.1~健康栄養学科 野迫川村「郷土料理研究交流実習会」に参加しました!~ 健康栄養学科 奈良県中央卸売市場で「第17回ならいちばのキッチン料理教室」を開催!~ 健康栄養学科 ラジオ「FMヤマト」で、4大学対抗ピザバトルを紹介!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 「4大学対抗ピザバトル」に出場しました!&サンプーペーで販売します~ 健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 【全国4位】フードスペシャリスト資格認定試験で特別表彰!~健康栄養学科
2024.11.27
災害ボランティア体験談―大阪急性期・総合医療センターでの災害避難訓練― ~ 看護医療学科
2024年11月9日土曜日に大阪市東住吉区にある大阪急性期・総合医療センターでの災害避難訓練に1~3回生の学生35名と教員2名が参加しました。大阪市内で震度7の地震が発生し、電気・水道が遮断され、自家発電で経過した翌日の設定で、D-MAT(災害派遣医療チーム)である看護師から説明を受け、活動に臨みました。 ボランティア当日は、病院を使用した臨場感のある災害訓練でした。ボランティア参加者それぞれに、名前や年齢などの状況設定があり、その設定に沿って演技をするということが、ボランティアの役割でした。子供役の学生は泣きながら症状を訴えたり、保護者役はパニックとなり助けを呼んだり、精神疾患のある患者は、帰りたいと訴えたり、それぞれの設定になり切って演技をしていました。 ボランティア活動に参加した学生の感想 病院のボランティアに参加したことがなく楽しそうと思ったから、参加しました。 ボランティア活動では、赤タグの負傷者を演じ、医療スタッフの指示に従いストレッチャーにて処置を受けました。ボランティア活動の中で、負傷者の数が多く一人で待機する時間が長かったため不安に感じたことから、実際の現場でも不安の中待機している人が多くいると気づくことができました。 現場は一刻を争うため不安に寄り添うことは困難であると考えられますが、チームでのそれぞれの役割や動き方について今回のように訓練を行うことで待機時間の短縮となり不安を和らげることができると考えました。 看護医療学科 3回生 川合 望花 私は、災害看護に興味があり、被災時に看護師がどのような活動を行っているのか、また、看護師が多職種とどのような協働を行っているのかと言う疑問を持っていました。そのため、訓練の患者役という視点から医療職の活動を観察できる今回のボランティアに参加したいと考えました。 ボランティア活動では、被災後の歩行時に転倒し胸部を打撲した患者役をしました。この方は、初めは自身で病院へ来院したためトリアージは緑色でしたが、受診後増悪し、最終的にはトリアージが赤色に変わるという方でした。そのため、全てのトリアージ現場の活動を身をもって体験することができました。この体験を通して、重症患者の対応のため赤・黄エリアに人員が集中するため緑エリアでは患者が長時間待たなければならないと考えられることや看護師は患者処置の補助として医師と共に対象者のアセスメントとその意見交換を実施することで、多角的に患者の状態を把握していたことを知ることができました。 また、エリアを移動し引き継ぎを行う際には、患者一人一人に配布されているIDカードを利用して、漏れなく情報を共有している様子を知ることができました。以上のように、今回のボランティアに参加して、実際の患者の気持ちや医療職間の連携、安全な医療の提供のためのICTの利用など多くのことを学ぶことができました。 看護医療学科 3回生 橋本 心春 災害時の医療従事者の連携について実際に見てみたいと思いました。また、D-MATの方々の現場での動き方、指示の出し方などを見たいと思い参加しました。 ボランティア活動では、災害を想定して、様々な症状の患者になり、医療従事者の方々の動きや連携方法について観察しました。その際、患者役ではなく、患者の家族の役にもなりきり、家族に対するかかわりかたも訓練していました。また、患者役ではなく傍観者としてみるために現場を見学しました。 初めて災害の現場の雰囲気を見学し、医療従事者間の連携が非常に大事であることがわかりました。スマートフォンでタグを読み取ることで患者の情報がわかり、情報の共有が素早く行われていました。しかし、運ばれてから処置が完了するまでに時間を要しており、その間にも次々患者が運ばれてくるため、医師や看護師が不足しているという現状を目の当たりにしました。そのなかでも、患者が安心できるよう看護師が患者のことを気に掛ける場面があり、一人一人丁寧に関わることが重要であることがわかりました。 看護医療学科 3回生 内海 茜 今回のボランティア活動に参加した目的は、災害時における患者の心情を少しでも体験し、災害医療の現場でどのような雰囲気があるのかを知るためでした。また、看護師や医師がどのように動き、患者対応を行っているのかを間近で見て学びたいという思いもありました。 活動では、まず看護師から渡された事例を基に患者役を演じました。体育館にストレッチャーで運ばれ、全身状態の確認後にトリアージを受けました。トリアージの結果に応じて色分けされたエリアに移動し、その後は医師や看護師が患者の急変がないか様子を観察していました。また、医療スタッフは次々と運ばれてくる患者を診るため、短い時間で迅速に判断や対応をしている様子が見られました。 私は赤タグに分類されましたが、その中でも緊急性がやや低い状態とされ、他の患者より搬送準備が後回しになりました。そのため、ベッドの上で待機する時間が長く、自分がどうなるのか分からないという不安を強く感じました。この経験を通じて、災害時の患者が抱える不安や孤独感を少し体感できたように思います。また、医師や看護師は限られた時間で多くの患者に対応する必要があり、患者一人一人への対応時間が短くなりがちなことも実感しました。そうした状況下で、患者は自分がどうなるのか不安に感じやすいことを理解しました。 このボランティアを通じて、患者の立場を体験するとともに、災害医療の現場での看護師や医師の動きを学ぶ貴重な機会となりました。参加して本当に良かったと思います。 D-MATやドクターヘリなど、実際に目にすることが少ないものを見学したり、救急医療の現場を体験したりすることで、災害医療や救急医療ならびに看護について学ぶ機会になったと思います。今回の経験を今後に役立ててくれることを願います。 看護医療学科 3回生 古賀 いりあ 災害看護とは、災害が発生したときに看護師が、様々な専門職と連携しながら、知識や技術を駆使して看護活動にあたることです。災害による生命や健康への被害を最小限に留めることを目的としています。看護師は被災直後だけでなく、長期にわたり被災者のケアに携わります。昨今、地震や台風などの災害が増えている現状があります。その中で、災害看護は非常に重要であるといえます。 今回のボランティア活動で被災者である患者体験から、必要な看護を考えることができたと思います。今回の経験・学びを今後の看護に活かせることを願っています。 看護医療学科 准教授 對中 百合 助手 中谷 隆太郎 関連記事 自助と共助で災害に備える~看護医療学科「災害看護Ⅱ」 広陵町防災訓練に参加しました!~ 看護医療学科 堺市総合防災センターで体験学習をしました~看護医療学科「災害看護II」 外部講師による講義「筋萎縮性側索硬化症(ALS)の看護」~看護医療学科「慢性期看護学援助論Ⅰ」 ハンセン病療養所を訪問し「医療と人権」を学ぶ~看護医療学科「健康学特論」 2024年度 看護医療学科卒業研究発表会を開催! ~ 看護医療学科 2024年度「地域包括ケア実習」が無事終了!~看護医療学科
2024.11.22
地域とデジタルをつなぐ – スマートフォン年賀状作成ワークショップの開催 ~人間環境デザイン学科 清水ゼミ
私たち清水ゼミでは、地域社会のDX推進を研究テーマの一つとして掲げ、特に高齢者層のデジタルデバイド解消に向けた実践的な取り組みを行っています。この度、その一環として2024年11月15日 (金)に広陵町西谷公園整備事務所にて、スマートフォンを活用した年賀状作成ワークショップを開催しました。 本ワークショップでは、「スマホで年賀状」アプリの開発者を東京からお招きし、地域住民の方々約30名にご参加いただきました。 当研究室の学生10名がサポートスタッフとして参加し、一人一人きめ細やかな支援を行うことで、和やかな雰囲気の中、参加者の皆様にデジタルツールの活用体験を提供することができました。 参加者からは、「若い学生さんと楽しく会話しながら学べた」「家族には聞きづらいことも気軽に質問できた」といった好意的な声が多く寄せられました。初めは難しそうと躊躇されていた方々も、実際の操作を通じて「あっという間だった」「若返った気分」といった感想を述べられ、デジタルツールへの心理的障壁が低減された様子が見られました。 本ワークショップの告知は、従来の回覧板とSNSを併用することで、より幅広い層への周知を実現しました。これは、アナログとデジタルの融合による効果的な情報伝達の一例として、今後の研究にも示唆を与えるものとなりました。 参加者の方々には、アプリの無料機能を使用して年賀状のサンプル作成まで体験していただき、実際にお試し印刷を申し込まれた方には二、三日後に実物がご自宅に届きます。完成を心待ちにする声も多く聞かれ、デジタルツールが日常生活に自然に溶け込んでいく可能性を実感する機会となりました。 今回のワークショップを通じて、地域社会のDX推進には、単なるデジタルツールの導入だけでなく、世代間交流や双方向のコミュニケーションを伴う「場づくり」が重要であることが改めて確認されました。今後も当研究室では、誰一人取り残されないデジタル社会の実現に向けて、地域に根ざした実践的研究を継続してまいります。 人間環境デザイン学科 准教授 清水 裕子 関連記事 河合町佐味田地区の「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の動物将棋の制作活動 ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 学生視点で「畿央食堂なごみ」のリノベーション提案!! ~ 人間環境デザイン学科 李ゼミ 人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」 レポート vol.5 ~完成&セレモニー開催! 5大学建築合同ゼミ合宿2024が瀬戸内海の犬島で開催されました!~人間環境デザイン学科 前川ゼミ・吉永ゼミ 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.7~【番外編】開催に向けての取組み 明日香村の屋外居場所の縁台をメンテナンス!~ 人間環境デザイン学科 陳ゼミ 【現代教育学科×人間環境デザイン学科】畿央大学付属広陵こども園の園児のために椅子を製作!
2024.11.22
第22回畿央祭実行委員Blog vol.16 ~ 畿央祭を終えて【舞台部署より】
舞台部署長の中村 瑳希と山口 杏実です。 今年の畿央祭は初めての有料観客席でのトークショーを開催し、鈴木伸之さんをお招きすることができました。昨年は工事を行っていたのですが、今年はサンクンガーデンにもステージを建て、3つのステージで出演者さんに盛り上げていただきました。 そして、野外ステージでは、木尾モデルさんをMCとして、ラフ次元・セルライトスパ・ラニーノーズ・ジョックロックの4組をお迎えしての吉本お笑いライブを開催しました。 初めてのトークショーの実施、3ステージでの開催で不安が大きかったですが、来場者の方の楽しんで喜ばれている表情を見て、安心することができました。 舞台部署の活動日は他の部署に比べて少なかったですが、1・2回生みんなで協力して野外ステージのパネルを作り、素敵なステージにすることができました。 3ステージの出演者発表に加えて、鈴木伸之トークショーと吉本お笑いライブを大成功に収めることができたのは舞台部署のみんなのおかげです!みんなと舞台を盛り上げることができて、最高の思い出になりました!舞台部署に入ってくれて本当にありがとうございました。 最後に、初めてのトークショーの実施にも関わらず、特に大きな問題もなく無事に畿央祭を盛り上げることができました。改めてここまでご協力いただいた、出演者の方々、実行委員の皆様、大学関係者の方々、ステージ関係者の方々等の沢山の皆様に感謝申し上げます。 第22回畿央祭の舞台部署長として約8か月間携わることができ、大変うれしく思います。来年も最高の畿央祭が開催できることを期待しています!! それではみなさん!「舞台がいちばん!! お金持ち~!!💰」 第22回畿央祭副実行委員 舞台部署長 現代教育学科2回生 中村 瑳希 看護医療学科2回生 山口 杏実 ▶ 畿央祭実行委員会に関連するブログ記事はこちら
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