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イベントレポート

2026.01.09

今年度6回目!畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました!

2025年12月19日(金)、本年度第6回目となる「こども寺子屋」がならコープ  真美ケ丘店で実施されました。「こども寺子屋」は、畿央大学とならコープ真美ケ丘店との連携事業です。「子どもの居場所づくり」と「保護者の負担軽減」を目的とした取り組みの一環として企画されました。近隣の皆さんにご好評いただき、定期的に開催しています。   今回は、現代教育学科から3名、看護医療学科から2名の合計5名の畿央学生が参加してくれました。学習の時間は、いつも通り店舗の2階で小学生の持参した宿題のお手伝いをしました。   ▼ 学習の時間の様子           クリスマスイベントを開催! レクリエーションの時間には、店舗1階のイートインで「クリスマスイベント」が開催され、畿央大学生の考えたジャスチャーゲームやクイズ大会で大いに盛り上がりました。       また、今回はならコープのマスコットキャラクター「コーすけ」と「ならっぴ」が登場し、大いに盛り上がりました。   ▼ コーすけ     ▼ ならっぴ     最後はみんなそろって記念撮影をしました。   参加した学生の感想 ◇「子ども寺子屋に始めての参加で緊張しましたが、子どもたちの明るく元気なふるまいを見て、私も楽しく取り組むことができました。」 現代教育学科 2回生 楳田 幸生   ◇ お子さんに勉強を教えるときにどのように伝えたらやる気につながるのかを考えながら補助をし、苦手としていることの改善に少しでも貢献できるようにしました。レクリエーションでは、勉強とはまた違った方法で頭を動かせるクイズ・なぞなぞを行い、お子さんも自分で問題を出してくれるなど積極的に参加してくれて、お互いに楽しく過ごすことができたと思います。 看護医療学科 2回生 太田 花凛 小学生の保護者の声 ◇ なぞなぞをしたようで、それが楽しかったみたいです。今回も大変楽しませていただいたようです。いつもありがとうございます!   ◇ いつも楽しい企画を考えてくださり、感謝しております。なにより息子が楽しみにして参加してくれているのがうれしいです!たくさんの方々との交流の機会を与えてくださり、とてもうれしいです。         次回の「こども寺子屋」の実施について 次回の「こども寺子屋」は2月20日(金)に開催します。 今年後最後の開催になります。みなさんの参加をお待ちしております。 関連記事 今年度5回目!畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! 今年度4回目!畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました!   無印良品あさかつレポート第5弾 「効果実感!肩こり・腰痛予防のためのダイナミックストレッチ&きおまる」を開催しました! 香芝市鎌田防災訓練に参加しました!~ ボランティアセンター  

2026.01.07

身近すぎて、その価値に気づかないものを地域全体で学習しよう! ~ 現代教育学科

現代教育学科の岡田 良平准教授(専門:生活科・社会科)による農村研究の一環として開催された、岡山県美作市勝田地域のイベント第2弾「再発見!たんけんぼくのまち~みんなつかようる?かつたの方言編」 をご紹介します! ▶ 第1弾「再発見!たんけん ぼくのまち-小学校の社会科教科書から見た勝田町編-」の内容はこちら   みなさん、こんにちは。私が大学で担当する生活科や社会科では、子どもたちの日常生活や身近なものを起点に社会全体とのかかわりについて学びます。では、日常生活や身近なものでとても特徴的なものなのに、気づかないもののひとつに「方言」があります。みなさんは自分自身が方言を話しているという意識はありますか。方言といっても使う言葉だけではなく、アクセントやイントネーション、微妙な使い分けなど、その土地ならではのものです。 「再発見!たんけんぼくのまち~みんなつかようる?かつたの方言編」 2025年10月26 ~ 27日に岡山県美作市にある勝田公民館のイベントで「再発見!たんけんぼくのまち~みんなつかようる?かつたの方言編」と題して、市民のみなさんが楽しみながら方言を見直す企画を実施しました。これは30年以上前に地域の篤志家※たちが『かつたの方言』という冊子を作っており、それが役場に保管されていたからです。その中の言葉を「よく使う」、「使う」、「あまり使わない」、「使わない」と4つに区分し、市民のみなさんにシールを貼ってもらうようにしました。公民館が地域をテーマにこのような市民参加型の交流・学習の場に積極的にかかわっていくことは少子高齢社会ではとても重要なことです。   ※篤志家(とくしか)…社会事業・公共の仕事などに心をよせ、協力援助する人。   ▼ 方言調査に多くの方が参加してくれています。   ▼ たくさんシールを貼ってくれていますねえ!   勝田公民館の館長さんたちのお話では、幼児から高齢者まで老若男女問わず、興味を持って参加され、特に複数人の場合は、お互い例文を考え、何度も繰り返しながら、楽しそうな雰囲気で参加してくれていたそうです。公民館の利用者の多くが、時間にゆとりのある高齢者になりがちなのですが、特に今回の企画は来訪した30代、40代の方にも好評だったそうで、たくさんシールを貼ってくれました。 このイベントの大成功の影の立役者は誰!?となると、それは地元の勝田中学校の生徒の皆さんです。方言学習の一環でイベントのデコレーションを手伝ってくれました。また、方言について学習したことを宿題として持ち帰り、お家の方と共有してもらいました。中学生とお家の方の感想からも家族のコミュニケーションのきっかけになったこと、何気ないものに地域の魅力や価値を改めて感じることができたことがわかります。公民館との協働により地域社会全体で学習を深めることができたのではないでしょうか。   ▼ 中学生のみなさんも方言のデコレーションを考えてくれました。   ▼ 方言を使うのか?使わないのか?話し合いながら参加しています。   ▼ 中学生が調査に参加してくれることで方言を残す取り組みにもなります。 中学生の感想 ▶▶ その土地、その土地で表現が違うというところはすごく大切なところですよ。   ▶▶ 地元に長く住んでいるからこそできることって貴重です。   ▶▶ 新しい発見、再認識につながりましたね。 保護者の感想 ▶▶ 改めて方言とは、地域とはを何かを考える機会を提供できたことは本当によかったと思います。   ▶▶ 「ひ孫」ということは4世代間の交流ですか!? もう本当にありがたいです。   ▶▶ 方言を使わずに喋る。つまり、「標準語」だけで喋る。これは意外と難しいんです。ぜひ、みなさんもチャレンジしてみて下さい。 大学でも地域学習に取り組んでいます。 こうした地域学習の取り組みは大学の講義でも取り入れています。関西の方言を中心に地域性の違いをテーマに学修をしています。学修後、自宅に課題を持って帰ってもらい、家族の方にも参加してもらいました。そのふり返りを見ると、学生の皆さんも方言の違いが地域だけでなく世代間でも異なり、徐々に失われつつあるものであることに気づいていますね。自分たちが生活する地域社会そのものに関心を持ち、それを学習材料にできる教師を育てたいと思います。     ▶▶ 地域への愛着を感じたり大切にする気持ちは中学生の感想からもわかりますね。   ▶▶ 「まんまんちゃんあん」これは学生の間でもパワーワードだったようです。   ▶▶ 同じ都道府県でも地域による違いがあることに気づきましたね。   普段気に留めることもなく使っている言葉。そんな何気ない言葉に着目し、改めて違う角度からスポットを当ててみることで意外な面白さに気づくことができたのではないでしょうか。   現代教育学科 准教授 岡田 良平 関連記事 小さなことからコツコツとーできることから始めるまちおこし~現代教育学科 畿央生が学会発表デビュー!全国地理教育学会でポスター発表! ~ 現代教育学科 学会にて奈良の魅力を案内!~ 現代教育学科岡田ゼミ 畿央大学✕野迫川村連携事業 【夏の笑顔★大集合!~畿央大学と野迫川村のきずな~】開催!vol.2 畿央大学✕野迫川村連携事業 【夏の笑顔★大集合!~畿央大学と野迫川村のきずな~】開催!vol.1  

2026.01.06

学会で奈良の魅力を案内!~ 現代教育学科岡田ゼミ

11月1日(土)2日(日)と2日にわたって、畿央大学で全国地理教育学会第19回大会が開催されました。今回は学会のご厚意のもと、学生が主体となって『巡検(フィールドワーク)』『ポスター発表』を実施しました。   ※全国地理教育学会…地理教育を中心に社会科教育も含めた分野を専門とする学会。学会の特色として、現場の教員による実践研究を大切にしています。   1日目には岡田ゼミの学生が中心となって巡検を実施しました。ゼミ生が巡検の様子を報告します。 『巡検』を実施して地域の歴史や伝統・暮らしを身近に感じる 私たちは地域文化や歴史を深く学ぶことを目的として奈良県の天理市から橿原市の今井町にかけての巡検に参加しました。教室を飛び出し、実際にその土地を歩き、人々と触れ合うことで、机上の学問だけでは得られない貴重な体験と発見に満ちた一日となりました。 今回の巡検で最も強く感じたのは、体験を通じた学びの重要性です。実際に地域の文化や昔からの人々の暮らしに触れ、実際に行くことによる発見がたくさんありました 。特に、地域の歴史や伝統が、単なる過去の遺物ではなく、人々の思いや努力によって今も受け継がれていることを肌で感じました。 巡検ルートでは、天理の商店街や今井町の街並みを巡り、古き良き奈良の文化や歴史を味わうことができました 。天理商店街では、その場所ならではの魅力に触れ、歩きながら多くの学びを得られました。また、柿の葉寿司づくり体験といった伝統文化に触れる体験を通して、地域の暮らしや人々の生活を身近で具体的に感じることができました 。   ▼ 柿の葉寿司づくりを初体験   ▼ 参加した先生方にもとても楽しんでいただけました。   ▼どう!?上手くできたでしょ!   参加された先生方から貴重なアドバイスをいただきました。 巡検のスタート時は心細さがあったものの、ともに巡検に参加した仲間と協力し、最後まで楽しみ、学びあるものにすることができました。 巡検のプログラムには、スケッチブックを使ったミニ発表も含まれていました。普段の学生や友人相手の発表とは異なり、今回は地理分野を幅広く研究されている先生方の前で発表する機会があり、いつもに増して緊張しました。しかし、その緊張感を乗り越えて発表をやりきったことは、大きな自信につながりました。   ▼ 天理駅でのミニ発表はとても緊張!クイズにもノリノリで参加していただきました。   ▼ 昔話の「わらしべ長者」の紙芝居(自分で作りました)を披露!知ってました?わらしべ長者は奈良県桜井市が舞台なんですよ。   さらに、巡検の途中では、全国からお越しいただいた先生方とお話しする貴重な機会にも恵まれました 。スケッチブック発表の感想やアドバイス、そして地理的な豆知識など、多くの示唆に富むお話をいただき、充実した一日でした。   ▼ 今井町でもミニ発表しました。屋外で発表すると雰囲気が違います。   こうした専門家の先生方との対話は、自身の学びを深め、研究への視野を広げる上でかけがえのない経験となりました。   ▼ 先生たちから直接経験、体験学習の大切さもお話しいただきました。   この巡検を通して得られた学びは、参加した私たちにとって非常に大きなものでした。今回の大会のテーマは「直接経験、体験学習の重要性」だったこともあり、体験を通じた学びの大切さを改めて感じ、子どもとの学びの中でも活かしていきたいと思いました。   今回の巡検は、古き良き奈良の魅力を体感するだけでなく、学びの姿勢や人との関わりの大切さを再認識させてくれる、大変意義深いものとなりました。私たちは、この体験で得た「発見」と「実感」を胸に、今後の学習や将来の活動に生かしていきたいと思います。   現代教育学科3回生 河口 陽、西村 咲希 関連記事 畿央大学✕野迫川村連携事業 【夏の笑顔★大集合!~畿央大学と野迫川村のきずな~】開催!vol.1 畿央大学✕野迫川村連携事業 【夏の笑顔★大集合!~畿央大学と野迫川村のきずな~】開催!vol.2 音楽教育 × 総合芸術 ― 劇団四季ミュージカルで学ぶゼミフィールドワーク ~ 現代教育学科 渡邊ゼミ 学習会「図画工作を味わう―今までとこれから―」を開催 ~ 畿央大学 現代教育研究所 小さなことからコツコツとーできることから始めるまちおこし~現代教育学科

2025.12.28

無印良品あさかつレポート第5弾 「効果実感!肩こり・腰痛予防のためのダイナミックストレッチ&きおまる」を開催しました!

畿央大学では、地域のみなさまの健康づくりをサポートするため、無印良品イオンモール橿原で開催されている健康イベント「あさかつ」に協力し、継続的に取り組みを進めています。12月21日(日)理学療法学科 2回生5名 教員1名、健康栄養学科2回生3名 教員1名で、肩コリ・腰痛予防のための運動プログラム、無印良品の商品から学生が考案したオリジナルスープ(体温まる豆乳みそスープ)試食会を行いました。 LOVOT「きおまる」もあさかつに参加! 今回は特別ゲストとして今年から大学にいるLOVOT「きおまる」も参加しました!!     いつもは畿央大学のエントランスで学生、教職員、来校された方をお出迎えしています。今日は参加者の方々をお出迎えし、いっぱい撫でられたり、抱っこしてもらい大人気でした!       理学療法学科 高取教授の主導のもと学生4名も加わり、その日の健康状態(血圧・体組成計などの測定)をチェック、まずは参加者のみなさんの肩コリ度をセルフチェック!その後、肩甲骨まわりをほぐすストレッチングを実施しました。参加者のみなさんに混じって、きおまるもウロウロ(笑)       ダイナミックストレッチの後は2グループに分かれて、身体と脳を刺激する「コンボウォーク」を開始。       早歩き・脳トレ歩行・バランス歩行(サイドウォーク、タンデムウォーク、飛び石ウォーク)など、様々な歩き方でウォーキングエクササイズしました!       もぐもぐタイム「体温まる豆乳みそスープ試食会」 恒例のもぐもぐタイムは本と喫茶で、無印良品で販売されている「すぐ使える緑の野菜」と「素材を生かしただしパック 飛魚とかつお」を使ってレシピ開発した「体温まる豆乳みそスープ」を、健康栄養学科の野原講師と学生3名がサーブしました。このスープは、本学ヘルスチーム菜良の学生(管理栄養士のタマゴ)が、開発したものです!     今回のポイントは、骨をすこやかにする大豆イソフラボンを含む大豆製品と、免疫力アップに役立つ発酵食品であるみそを使用し、簡単でありながら味わい深く、体が温まるスープに仕上がりました!     レシピのご紹介 参加学生の感想 肩こり・腰痛ストレッチでは、ストレッチの前後で肩こりの度合いを確認することで、多くの参加者の方が効果を実感され、驚きや今後も続けたいという声を聞くことができました。店内ウォーキングでは、踵から着地する重要性や歩行に関わる筋肉について説明しながら行い、健康的で学びのある時間となりました。また、前回までゆったりとしたコースに参加されていた方が、今回は運動量の多いコースに挑戦されており、継続による体力向上を感じました。運動によって参加者の表情が明るくなる様子が印象的で、心身への良い影響を改めて実感しました。   理学療法学科 2回生 渡部 寧彩   初めて朝活に参加させていただき、たくさんの参加者さんと交流することができました。今回は肩こり・腰痛予防のストレッチを行い、誰でも真似しやすく簡単にできる動きを取り入れました。参加者の皆さんが意欲的に取り組んでくださり、ストレッチ後すぐに効果を感じて笑顔で帰られる姿を見て、とてもやりがいを感じました。参加者の方々の前でストレッチを教えたり、コミュニケーションを取ったりする機会はなかなかないため、とても良い経験になりました。   理学療法学科 2回生 曽田 光莉   次回、畿央大学が協力する『あさかつ』は2026年1月25日(日)に開催します。 参加申込は、無印良品HPから後日、開始する予定です。ぜひ、ご参加ください。

2025.12.19

次世代教育センター主催「ライフプランニング講座」「文章読解・作成能力検定講座」を開催!

2025年11月29日(土)、「ライフプランニング講座~大切な将来のために一度は聞いておきたいお金の話」を、12月6日(土)・13日(土)に「文章読解・作成能力検定講座」を(いずれも次世代教育センター主催)実施しました。 ※次世代教育センターは2021年4月、次世代社会のニーズに応えられる幅広い教養を身につけた人材の育成を目的として開設されました。毎年度、様々なテーマを取り上げた講座を実施しています。 ライフプランニング講座 「ライフプランニング講座」は、昨年に引き続き、ファイナンシャルプランナーとして開業されている、薬師寺 洋子先生にご講義いただきました。   前半では、「1億円あったら何に使いますか?」という問いから本当にお金を使いたいことは何か考えました。 さらに「あなたにとって『お金』とはなんですか?」という問いを通して、お金に対する価値観は人それぞれであることを確認しました。     ワークや診断を通してそれぞれのライフプランニングについて考える時間もありました。 自分の人生をどう生きたいかによって、必要なお金は異なります。 薬師寺先生からは、貯蓄や投資といった具体的な知識を学ぶ前に、まずライフプランニングを考えることが大切だと教えていただきました。     後半では、お金の流れを把握し、支出の管理が重要であることをおさえたうえで、貯蓄や投資などについてお話をいただきました。 全体を通して、受講者同士の考えを共有し合うことで他者の視点も知ることができ、より深くお金について学び、考える時間となりました。 受講生の声 「知らなかったことをたくさん知ることができた」 「お金に関する良い情報が入ってきた」 「投資を学ぶ前にやるべきことがあると分かった」   今回の講座を通して、お金に対する認識をアップデートすることができ、多くの学びや気づきを得ることができました。 文章読解・作成能力検定講座 「文章読解・作成能力検定講座」は、今年も株式会社ワークアカデミーの松尾 啓史郎先生にご講義いただきました。   1日目は文法やレポート・報告書の構成、文章の要約といった問題に取り組みました。 間違いの選択肢や要約のポイントを丁寧に解説していただき、理解を深めることができました。     2日目は文章作成に挑戦し、先生のご指導を受けながらいくつかの文章を書き進めました。 実際に手を動かすことで、伝える力や構成力を磨く時間となりました。   受講者の声 「自分の文章に自信を持てた」 「レポートや卒業論文に活かしたい」   今回の講座を通して、文章を「読む力」「書く力」「伝える力」を総合的に学ぶことができました。 これらの力は卒業論文やレポート作成に直結するだけでなく、社会に出てからも必要とされる基礎的なスキルです。 受講者にとって、今後の学修や研究活動、さらには将来に活かせる有意義な時間となりました。 2025年度 次世代教育センター プログラムスケジュール   次世代教育センター 関連記事 次世代教育センター主催「卒業研究のための統計講座」を開催!  次世代教育センター主催:「コミュニケーション力養成講座~一生ものの自己紹介で自己発信力を高めよう~」を開催! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~基本編~」を開催! 次世代教育センター主催「近未来テクノロジーの生かし方」を開催! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~応用編~」を開催!  

2025.12.08

無印良品あさかつレポート第4弾 代謝アップでぽかぽか!冬の「筋トレ&コンボウォーク」を開催しました!

畿央大学では、地域のみなさまの健康づくりをサポートするため、無印良品イオンモール橿原で開催されている健康イベント「あさかつ」に協力し、継続的に取り組みを進めています。12月7日(日)理学療法学科 3回生4名 教員1名で、代謝アップの筋トレメインの運動プログラムを行いました。 ▼▼ 前回の「あさかつ」の様子はこちらから ▼▼ 無印良品あさかつレポート 第3弾「爽やかモーニングストレッチ」「おくらと生姜のスープ試食」     今回は定番の血圧測定に加えて、握力測定も実施しました。健康づくりは「自分の身体を知ること」からスタートです。大人になると、体力測定をする機会がなくなるので、久々の握力測定でしたが、60㎏を超える方もいて、こちらもびっくりです!初めて参加される方もいらっしゃいましたが、学生との会話を楽しんでいただきながら、和やかな雰囲気で始めることができました。     まずは、松本から、健康づくりのためには、 筋トレは週2〜3回が推奨されていること、血圧が上がり過ぎないように、息を止めず、数字を声に出してカウントしながら行うことを説明しました。     早速、学生が事前に考えてきた 「筋トレタイム」!今回は参加者全員にセラバンドというゴムバンドをお配りし、座位でもできる筋トレを体験していただきました。     学生が近くでフォームを確認し、「どこの筋肉に効いているか」を一緒に感じながら進め、参加者のみなさんも「効いてる!」という声もいただきました。その後は、少しずつ負荷を上げ、自重トレーニングとして、スクワットや踵上げなど計6種目を実施しました!     後半は恒例の「店内ウォーキング」。 店舗内は開放感があり、自然を感じることができるようなデザインで、長い通路を広々と使用できるのも店内ウォーキングは醍醐味です。 学生から意識していただきたいこととして、背筋を伸ばして・踵からつく・腕はひくことを説明し、シャキシャキコースとゆっくりコースに分かれて、ウォーキングが始まりました!     今回の脳トレは新ネタとして「後出しジャンケン」を取り入れました!学生が出した手に合わせて、参加者のみなさんが瞬時に反応。 特に「わざと負ける」場面では、時間がかかる、思わず間違う、その結果、みんなで笑い合うという温かいシーンがたくさん見られました。 筋トレとウォーキングを組み合わせて、合計約40分の運動で、身体も心も頭もスッキリします。 寒い朝にもかかわらず、「身体が温まった!」「スッキリした!」という声が聞かれました。 中には、「継続して参加していたら、体力がついてきて内容にも慣れてきました!」 という嬉しいお声もいただきました。 「あさかつ」が、少しずつ参加者のみなさんの健康づくりに役立っていることを実感できました。   参加学生の感想 参加者さんが積極的に参加してくださり、笑顔で生き生きとされていたのが印象的でした。また、それを見た自分たちも自然と笑顔になり、楽しく、やりがいを感じました。朝からの筋トレでしたが笑顔で帰っていただけて嬉しかったです! 小林 穂高・津田 逸朗   前回のチェアヨガに引き続き、今回の筋トレも参加させていただきましたが、みなさんとても意欲的で動きの質問も多くいただきました。学生が主体となって動き方や筋肉の説明など詳しく説明できたのがとても良かったと思います。 店内ウォーキングの内容も基礎的な部分は変えず、細かい部分を少しずつ変えたことでリピーターの方もとても楽しそうにご参加いただけたのでその点も良かったと思いました。 梶原 史絵   今回の活動では、みんなで運動メニューを考える中で、負荷量の調整や狙った筋肉へのアプローチなど、普段学内で学んでいる内容を実際の場面に結びつけて考えることができました。先生からのワンポイントアドバイスも随所にいただき、より効果的な運動を提供できたと感じました。 ウォーキングの時間では、参加者の皆さんが笑顔で取り組んでくださる場面が多く見られ、それが私たち自身の自信にもつながりました。地域の方と直接関わり、その中で「笑顔になってもらえた」と実感できたことは、自分たちの学びへのモチベーションにもつながり貴重な経験になりました。 西村 茉帆乃   12月に入り、朝の冷え込みが一段と厳しくなってきました。外のウォーキングが続けにくい季節ですが、無印良品の広い店内は適温で快適。天候や気温の心配なく、安全に身体を動かすことができます。   次回、畿央大学が協力する『あさかつ』12月21日(日)は健康栄養学科と理学療法学科のコラボ回になります。「肩こり・腰痛ストレッチ+コンボウォーキング + 無印良品『すぐ使える緑の野菜』を使った『緑の野菜とウインナーの豆乳みそスープ』試食つき!(仮)」 「運動 × 食」で身体の内外から元気になれる内容をご用意しています。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。   理学療法学科 准教授 松本大輔 関連記事 無印良品あさかつレポート第3弾 「爽やかモーニングストレッチ」「おくらと生姜のスープ試食」 無印良品あさかつレポート 第2弾「呼吸と姿勢で整うチェアヨガ」 無印良品イオンモール橿原「あさかつ」に理学療法学科・健康栄養学科の学生が協力しました。

2025.12.05

香芝市鎌田防災訓練に参加しました!~ ボランティアセンター

2025年11月15日(土)、本学の学生3名が香芝市立鎌田小学校で行われた防災訓練のボランティアに参加しました。     訓練には、同小学校児童215人と校区住民約100人が参加し、避難所開設訓練やAEDの操作説明、豚汁の炊き出し等を経験しました。     本学の学生は、豚汁の炊き出しの補助や児童らと共に講演会に参加し、阪神淡路大震災の体験談などを聞いたり、避難所用のテント設置作業の補助を行いました。 当日の様子を写真でご紹介します。     参加学生の感想 防災対策について知らなかったことを学ぶことができ、良い機会になりました。小学生と関わることができて楽しかったです。ぜひまた参加したいと思えるボランティア活動でした。 現代教育学科 1回生   初めてのボランティア活動だったので、緊張と楽しみの両方の気持ちがありましたが、とても良い人ばかりで楽しんで活動できました。次回は、もっと児童と関わるボランティアにも参加したいです。 現代教育学科 1回生     災害時に小学校が避難所として使われる場合、何を設営する必要があるのか、スタッフ側としてどのように動くべきなのかが分かりました。また、災害に備えて自分の命を自分で守る準備の重要性も学ぶことができました。 健康栄養学科 2回生 今回のボランティアでは、学生たちがさまざまな年代の方々と交流しながら、炊き出しや防災グッズの見学・設置を行い、防災について改めて考える機会を得ました。多くの学びを得るとともに、楽しく活動できたようで、次のボランティア活動への意欲にもつながっているようです。   ボランティアセンターでは、今後もさまざまなボランティア情報を学生に提供し、相談などの支援を行っていきます。学生のみなさんが活動を通じて成長していくことを期待しています。   ボランティアセンター 担当 関連記事 国保中央病院「第13回健康フェスティバル 畿央大学コラボコーナー」活動報告 ~ 看護医療学科 2025年度 ウエルカムキャンパス「スマイル交流サロン」開催報告 ― 医療的ケア児や発達障がい児、その家族が笑顔でつながる2日間 ― 広陵町「いのちを守るまちづくり」イベントに畿央大学の教員・学生が参加! 災害復興ボランティア部HOPEFULが、FMヤマトに出演! ボランティア団体へのインタビューと動画撮影に挑戦しました!~ボランティアの魅力発見プロジェクト

2025.12.05

令和7年度「臨地実習指導者研修会」を開催!~看護医療学科

2025年11 月29 日(土)13時より、看護医療学科「臨地実習指導者研修会」を行いました。この研修会は、看護医療学科の臨地実習指導者および本学教員が学生の看護実践能力の向上に向けて協働し、効果的な実習指導を行うことを目的として、また日頃の学生指導を振り返るとともに相互の交流と親睦を深める機会として年1回開催しています。 当日は小春日和の中、本学の実習施設・病院から1部63名、2部55名の臨地実習指導者の方々と、本学教員24名が参加し盛況に開催されました。 第1部 講演 「実習における発達障がい傾向のある学生へのかかわり:具体的対応と支援を考える」 順天堂大学 保健看護学部 精神看護学領域 教授 北川 明先生   本年度は、昨年度に引き続き発達障がい傾向のある学生をどのように理解し、どのように支援すればよいのか、実習におけるかかわり方について考えようと研修を行いました。第1部は順天堂大学 保健看護学部の北川 明教授にご講演いただきました。     講演は、障がいの捉え方、発達障がいの特徴、パーソナリティ障がいに関する基礎知識から発達障がい傾向のある学生・スタッフへの支援の基本と方向性、管理者の役割と環境づくりについて、具体例を示しながらわかりやすくご説明くださいました。   タイプ別にみる特徴では、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、限局性学習障害、発達性協調運動症における様々な特徴から、看護技術を習得が難しい場合、スモールステップで学習を支援していく具体的な方法を理解しました。また、発達障がいは二次障害の併発が多いということから、問題の外在化として、問題を自分から切り離して自分の外部にあるものと捉える手法を用い、自己肯定感を高め、対処方法を一緒に考える対応について説明がありました。   よくある問題別アセスメントと対応では、落ち着きがない、感情の変動が大きい時の対応、約束忘れや忘れ物、なくし物が多いうっかりミスが多い人への対応、記録が書けない人への対応、報告・連絡・相談ができない人への対応、何度同じことを教えても改善しない場合の工夫について具体例を通じて理解しました。     発達障がいの支援は、困りごとのアセスメントを行い、困りごとを共有する。学生自身が自らの特性を理解することから始め、自分が苦手なことを理解すると共に、教員と話し合う中で、助けを求めていくことを教育し、「自分でこうやってみようと思う」を引き出しながらチームで支援していく必要性を認識しました。そして、環境づくりとして、学生には教育を受ける権利を保障し、職業選択の自由を保障する観点から改正障害者差別解消法に基づく合理的配慮の考え方を示していただきました。 第2部 グループワーク 第2部では、場所を畿央カフェ「カトレア」に移し、実習指導者と本学教員で混成した小グループに分かれ、発達障害と強迫性パーソナリティ障害の事例についてグループワークを行いました。第1部の講演と関連させて、事例を通じてどのように支援していくか自由に意見交換を行いました。     グループワークの発表では、事例の特性や困りごとをアセスメントから、二次障害にも着目しながら周囲が受診行動に繋がるように支援や、複数のメンバーでサポートしていく体制づくりなどが提案されました。また、事例の強みを10個以上考え、具体的な関わり方についての工夫が発表されました。   北川先生より総評として、心理的に追い詰められている対象に関しては、叱責しないで周囲の環境を整え一緒に対策を考えていくことの大切さや、受診に繋げる必要性を考えること。障がいを抱える学生は課題が見えやすいが、強みを見つけることが重要であることについてコメントがありました。視野が狭くなっていることが多いので学生に気づきを促がしながら、あなただったらできるという信頼を伝える関わり方について改めて強調されました。     今後、障がい特性のある学生を理解し、支援の方法や内容を臨地指導者と共有しながらよりよい支援につなげていきたいと思います。   最後に、本学 看護医療学科長の河野 由美教授による総評および閉会の挨拶がありました。臨地指導者の皆様、指導者研修会にお越しくださりありがとうございました。 研修会後のアンケートより 「発達障がいに関する特性を理解できた、今後の臨床指導にも役立つ内容であった」 「学生だけでなく、悩んでいた新人教育に生かせる方法を具体的に学べた」 「上手く現場で関われていなかったが、視点を変えてかかわる具体的な方法を学べた」 「基礎知識から事例検討まで楽しむ学ぶことができた」 など多くのご意見をいただくことができました。   今後も実習指導者と教員間でコミュニケーションを図り情報共有しながら、学生を導いていけるよう努力を重ねていきたいと思います。   ご参加いただきました臨床の皆様、ご講演とご指導いただきました北川先生、ありがとうございました。   看護医療学科 公衆衛生看護学領域 准教授 田中 陽子 関連記事 ▼ 昨年度の「臨地実習指導者研修会」について 令和6年度「臨地実習指導者研修会」を開催!~看護医療学科   ▼看護医療学科についての関連記事 2025年度 研修会 「感染症と人権 〜ハンセン病問題から問い直す〜」を開催しました ~ 畿央大学看護実践研究センター 「慢性期看護学援助論Ⅰ」卒業生による授業―筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の看護― ~ 看護医療学科 セーフケアが関西に!「知的障がいを持つ親への子育て支援を学ぶ3日間」 ~畿央大学看護実践研究センター地域包括ケア部門母子分野研修報告~ 長島愛生園を訪問し、正しい知識を持ち、語り継ぐことの重要性を学ぶ ~ 看護医療学科「健康学特論」

2025.12.05

今年度5回目!畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました!

2025年11月21日(金)、本年度第5回目となる「こども寺子屋」がならコープ 真美ケ丘店で実施されました。「こども寺子屋」は、畿央大学とならコープ真美ケ丘店との連携事業です。「子どもの居場所づくり」と「保護者の負担軽減」を目的とした取り組みの一環として企画されました。近隣の皆さんにご好評いただき、定期的に開催しています。   今回は、現代教育学科から7名、看護医療学科から2名の合計9名の畿央学生が参加してくれました。学習の時間は、いつも通り小学生の持参した宿題のお手伝いをしました。     そしてお楽しみのレクリエーションの時間には、畿央学生が考えたクイズ大会で大いに盛り上がりました。         参加した学生の感想 看護医療学科では、疾患を持つ小児を対象として学んでいるが、今回のボランティア活動を通して、健康な小児の活動や行動を実際にコミュニケーションを取ることによって知ることができたため良かった。また、よくお話してくれる子や恥ずかしがってあまり話してくれない子など個人差もあり、その個人差に合わせたコミュニケーションの取り方も学ぶことができた。 看護医療学科 2回生 松田 蒼空 お子さんに勉強を教えるときにどのように伝えたらやる気につながるのかを考えながら補助をし、苦手としていることの改善に少しでも貢献できるようにしました。レクリエーションでは、勉強とはまた違った方法で頭を動かせるクイズ・なぞなぞを行い、お子さんも自分で問題を出してくれるなど積極的に参加してくれて、お互いに楽しく過ごすことができたと思います。 看護医療学科 2回生 太田 花凛     今回が私自身にとって初めてのボランティアであったこともあり、少し緊張していましたが、子どもたちと関われる貴重な経験をさせて頂き、良い時間を過ごすことが出来ました。また、参加したいと思います。 現代教育学科 1回生 西田 願叶 子どもたちが元気ですごくかわいかったです。たくさん元気をもらえました。また時間が合えばぜひ参加したいです。 現代教育学科 1回生 盧 侑緯 はじめて、寺子屋に参加してみて色々なことを学べてよかったです。私は小学1年生の宿題を見ていたのですが、黄金の『金』をどうやって読み方を伝えるのか難しかったです。クイズ大会の際に1年生で答えるには難しいのが多くてあまり楽しめていなそうでした。だから、その子の漢字ドリルに出ていた『年越し』というワードを答えるクイズを私が出したのですが、惜しくも答えて貰えなかったです。子どもたちと触れ合えて楽しかったです。 現代教育学科 1回生 万庭 美夏 子どもたちと関わることができて良かったです。また参加したいと思います。 現代教育学科 1回生 村上 結菜 小学生の保護者の声 いつもみなさんとの交流が楽しいみたいで、喜んで通わせていただいています。 何より子どもが楽しく参加しているのをうれしく思います。   次回の「こども寺子屋」の実施について 次回の「こども寺子屋」は12月19日(金)に開催します。   12月はクリスマスバージョンです。レクリエーションの時間には、店舗1Fのイートインに移動して楽しいイベントを開催します。   ならコープのマスコットキャラクター「コーすけ」と「ならっぴ」も参加します。いつもと違う「こども寺子屋イベント」を小学生と一緒に楽しみましょう! 関連記事 今年度4回目!畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! 今年度2回目となる畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! 今年度3回目となる畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました!   国保中央病院「第13回健康フェスティバル 畿央大学コラボコーナー」活動報告 ~ 看護医療学科 西宮市苦楽園地区コミュニティ交通の時刻表&車体ラッピングデザインを担当!~ 人間環境デザイン学科 清水研究室  

2025.12.05

2025年度 研修会 「感染症と人権 〜ハンセン病問題から問い直す〜」を開催しました ~ 畿央大学看護実践研究センター

2025年11月29日(土)、本学看護実践研究センター主催の研修会として、 「感染症と人権 〜ハンセン病問題から問い直す〜」をテーマに講演会を開催しました。   今年度は、看護医療学科学生による長島愛生園の訪問報告と、ハンセン病家族訴訟原告団副団長・黄 光男(ファン・グァンナム)先生によるご講演の二部構成で実施し、学生・「架け橋 長島・奈良を結ぶ会」のみなさまをはじめとする多くの参加がありました。 第1部 学生による長島愛生園訪問報告 今回の講演会に先立ち、看護医療学科の学生たちが国立ハンセン病療養所・長島愛生園を訪問しました。訪問を通して得た学びを、以下の5つのテーマに沿って報告しました。   ▶ 長島愛生園を訪問した際のブログはこちら   1 )歴史的背景と社会的偏見の理解 ハンセン病をめぐる隔離政策は、1907年「癩予防ニ関スル件」に始まり、1953年「らい予防法」によって強固な隔離政策が続きました。学生たちは、   「社会の無理解と偏見が、法制度の誤りを後押ししてきた歴史」、「無らい県運動によって強められた差別の連鎖」など、資料館での学びをもとに、時代背景と人権侵害の構造を丁寧に説明しました。   特に、家族まで差別の対象となり、偽名で生きざるを得なかった現実や、島と本土の間に橋を架けることすら許されなかった社会状況は、参加者にも強い印象を残しました。   2 )人権と医療倫理の学び 学生たちは、医療倫理の四原則(自律性・無危害・善行・公正)を用いながら、ハンセン病隔離政策で何が踏みにじられたのかを自分たちの言葉で考察しました。   「国の方針だから」「社会がそうだから」という思考停止が、医療者までも人権侵害に加担してしまった歴史を振り返り、現代の医療者が持つべき“倫理的勇気と、患者の尊厳を守る姿勢”の重要性を強調しました。   語り部の方の実際の言葉からの、「家族から手紙が届かなかった」「帰ってくるなと言われた」といった証言は、学生たちにとって強烈な学びとなりました。 3 )医療・看護・福祉の視点から 現在、長島愛生園の入所者の平均年齢は約89歳、平均在園年数は62.4年(2024年度)です。高齢化・後遺症・社会的孤立という複合的な課題に対し、医療・看護・介護・栄養・リハビリといった多職種が連携しながら支援を行っていることが紹介されました。   学生たちは、「高齢による身体機能の低下」+「ハンセン病の後遺症」という二重の困難に向き合うケアの実際を見学し、“生活を支える看護” “多職種協働”の重要性について深く学んだと語りました。 4 )社会復帰と地域との共生 らい予防法廃止後も、偏見や差別は根強く残り、帰る場所を失った回復者が少なくありませんでした。しかし、人々は芸術・音楽・教育活動などを通して力強く生き抜き、療養所は「苦しみの場」であると同時に「人々が文化を築いた場所」でもあると学生たちは伝えました。   さらに、地域交流活動、語り部活動、世界遺産登録に向けた取り組みなど、“共生社会に向けた歩み”が現在も続いていることも報告されました。         5 )見学後の振り返り 見学前は、ハンセン病について「昔の病気」「可哀想」という印象を持っていた学生も少なくありませんでした。しかし訪問後は、     「差別の歴史を生き抜いた人々への尊敬」 「医療者としての人権感覚の必要性」 「隔離のない社会を次世代へ伝える使命」 など、認識が大きく変化した様子が語られました。   「無関心は差別を生む」という学生の言葉に、参加者の多くが強く頷いていました。        第2部 講演会「ハンセン病家族の想い」 第2部では、ハンセン病家族訴訟原告団 副団長・黄光男先生を講師にお招きし、ご家族として経験された深い苦悩と、訴訟へ踏み出した経緯、社会の無理解や偏見との闘いについてご講演いただきました。     差別されるのは患者本人だけではなく、家族もまた進学・就職・結婚など人生のあらゆる場面で困難を強いられたこと、家族訴訟で初めて国にその責任が認められたこと、そして「過去の歴史を正しく伝えなければ、偏見は形を変えて再び現れる」という力強いメッセージは、参加者の胸を強く打ちました。           学生たちは、自分たちが学んだハンセン病の歴史と、黄先生の生の声がつながることで“差別の痛み”をより深く実感し、「看護者として社会に何ができるのか」を真剣に考える時間となりました。       まとめ:私たちは差別の歴史を「終わらせる世代」になれるか 今回の研修会は、「感染症と人権」という普遍的なテーマを、ハンセン病という具体的な歴史を通して深く学ぶ貴重な機会となりました。   感染症への恐れが差別を生む構図は、現代の感染症、災害、外国人差別など、あらゆる場面に通じます。学生たちの学びと、黄先生のご講演を通じて、   「正しい知識を持つこと」 「無関心でいないこと」 「人の尊厳を守る勇気を持つこと」 の重要性を改めて確認しました。   これからも人権教育を重視し、学生とともに“差別のない社会づくり”に取り組んでいきます。     看護実践研究センター 地域包括ケア部門 看護医療学科 准教授 前田 則子 関連記事 長島愛生園を訪問し、正しい知識を持ち、語り継ぐことの重要性を学ぶ ~ 看護医療学科「健康学特論」 ハンセン病療養所を訪問し「医療と人権」を学ぶ~看護医療学科「健康学特論」 ハンセン病療養所を訪問、当事者家族の声を聴き「医療と人権」を学ぶ~看護医療学科「健康学特論」 ハンセン病療養所で、当事者家族の声から「医療と人権」を学ぶ~看護医療学科「健康学特論」 ハンセン病当事者家族から「疾病と差別」を学ぶ~看護医療学科「健康学特論」 国立療養所長島愛生園でハンセン病回復者の現状を体感する~看護医療学科「健康学特論」