2025.01.14
すべての子どもたちにとって、より学びやすい文具のワークショップを開催しました~現代教育学科 西端研究室・山根研究室
教育学部の西端研究室と山根研究室の合同で、2025年1月9日(木)に、すべての子どもたちにとって、より学びやすい文具のワークショップを開催しました。
教育学研究科の大学院生の松谷 真由美さんがご家族で立ち上げられたマーベラスクエスト合同会社さんがたくさんの文具を持ってきていただき、2つの研究室あわせて約20名の学生が体験しました。
片手で消すことのできる消しゴム、視覚に支援が必要な子どもたちもそうでない子どもたちも一緒に楽しむことのできる絵本、回しやすいコンパス、持ちやすい鉛筆、紙から盛り上がる形で印刷できるシート、タブレットの上において、書き順を練習できるカバーなど、一つ一つ体験し、松谷さんやご一緒に来ていただいたマーベラスクエストの社員さんでもあるご家族の方にいろいろ質問させていただきました。
教育実習やボランティア、インターンシップで日ごろ子どもたちの様子をみている学生たちだからこそ、「こんなものがほしかった」という気づきや「早く知っておけば、自分自身も楽だったのに・・・。」という思いもあったようです。
これから多くの子どもたちの学びの場を準備する立場になる学生たちはたくさんの子どもたちと出会い、ともに学ぶことになるでしょう。その中で、もし困りごとのある子どもたちがいたら、今日のことを思い出し、「すべての子どもたちに学ぶための選択肢を用意できる」ことを心から祈念しています。
最後になりましたが、スーツケースでたくさんの文具を持ってきていただき、ご準備いただいた松谷さん、ご家族の皆様方、本当にありがとうございました。
▼ MarblousQuestさんのnoteでも当日の様子を取り上げてくださっています。▼
【イベント報告03】文具ワークショップ開催@畿央大学|MarblousQuest公式note
教育学部 教授 西端 律子
准教授 山根 康代
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