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2016.10.12

アジア理学療法学会(ACPT)に参加、発表!~理学療法学科瓜谷ゼミ

平成28年10月6日(木)~10日(月)にかけて、マレーシアのクアラルンプールで開催されたAsian Confederation of Physical Therapy congress 2016(ACPT congress 2016)に瓜谷ゼミ4回生の5名とゼミのOB、大学院生の方とともに参加し、ポスターセッションにて発表を行ってきました。私たちは神戸市のアパレルメーカー、株式会社Value Planningと共同開発した女性用パンツが下肢のバイオメカニクスに与える影響についてのテーマで発表を行いました。 初めての学会で、緊張や不安もありましたが、果敢に他国の方とのコミュニケーションをはかることができ、大変良い経験になりました。機器展示コーナーでは、多くの機器を体験することができ、臨床へ応用できる内容もたくさんありました。     学会以外の時間には、ツインタワーやチャイナタウン、バツー洞窟などマレーシアの観光名所を巡ることができ、現地の人の優しさや、生活に触れることができました。     今回の学会を通して学んだことや、経験、楽しかった思い出を糧に、今後の研究、国家試験を乗り越えていきたいと思います。最後になりましたが、このような貴重な機会をいただいた瓜谷先生ならびに株式会社Value Planning様、ありがとうございました!   理学療法学科4回生 高田はるな  【関連記事】 卒業研究で女性向けパンツを共同開発!~理学療法学科 瓜谷ゼミ 理学療法学科教員が衣料品メーカーと商品開発の共同研究!

2016.10.11

イギリス短期語学留学プログラム2016振り返りレポート!vol.4

9月3日(土)から9月23日(金)にかけて、9名の畿央生がイギリスのカンタベリーでの短期語学留学プログラムに参加しました。日本に帰ってきて3週間のイギリス生活を振り返り、それぞれが学んだこと、感じたこと、経験したことをレポートにまとめてくれました。     ○現代教育学科 1回生 上村樹奈 私がこのイギリス留学を通して学んだことは5つあります。 まず、一つ目は海外の人はとても親切だということです。道を聞いたり、どのバスに乗ったらいいのかなどを聞くと私たちが理解するまで丁寧に教えてくれるし、私たちが困っていたら向こうから声をかけてきて手助けをしてくれた人もいました。そのおかげで私たちは少し迷ったりはしたけれどちゃんと行きたいところに行くことができました。これからは、私も日本で困っている外人がいたら言葉が通じないからと言って避けるのではなく、積極的に助けてあげたいと思いました。 二つ目は、日本ではありえないことも海外ではあり得るということです。文化の違いをとても実感しました。家に靴で上がるのは当たり前だし、お風呂は2日に1回くらいしか入らないし、洗濯も毎日はしないということです。私がホームステイさせてもらったお家は小さい子供がいたのもあって洗濯は日本に近い感じでほぼ毎日してくれましたが、そうでない家もたくさんあったようでとても驚きました。最初はこれらのことにとても違和感がありましたが、生活していくうちにそれぞれの国によって文化の違いがあるんだと受け入れることができました。他にも、飲食店や屋台でバイトしている人が、イヤフォンで音楽を聴きながら働いていたり、お客さんがいないときに携帯を触っていたり、しゃべりながらレジをしていたり日本では絶対に見ることのない光景にとても驚きました。あんな風に働くだけでお給料がもらえるなんて楽でいいなとも思いましたが、周りから見たときにやっぱりそういう態度は気持ちいいものではないので日本の丁寧な接客文化の方がいいなと思いました。 三つ目は、ご飯はやっぱり日本の方が美味しいということです。ガイドブックに載っているようなロンドンで一番美味しいといわれているお店に行っても日本には全くかなわないなと思いました。でもカンタベリーには、日本にはない美味しい料理がたくさんありました。ホームステイ先のご飯は毎晩とても美味しくて「今日の晩御飯は何かな?」と毎日楽しみなくらいでした。イギリスはご飯が美味しくないと聞いていたので少し不安でしたが、ホームステイ先が美味しいご飯を出してくれて本当に有難かったです。 四つ目は、海外の人は周りの人に合わせるということがあまりなくて自分が感じたとおりに行動するということです。一番典型的だったのが、服装です。日本では、みんな半袖を着ているのにコートを着ていたら恥ずかしいと感じる人が多いですが、海外の人はそういう感情は全くなくて、街中にはコートを着て冬みたいな格好をしている人もいれば、ノースリーブにビーチサンダルを履いて夏みたいな格好をしている人もいました。向こうのガイドさんが、みんなそれぞれ自分の感覚だけで服装を決めているから街を歩いている人の服装は全くあてになりませんと教えてくれましたが、本当にその通りだなと思いました。 五つ目は、海外の人は曖昧なことは嫌いだということです。これはイギリスに行く前から聞いていて、自分でもYesかNoかはっきり答えるように気を付けていたので、行ってから苦労することはありませんでした。でもやっぱりとっさに、はっきり答えるというのは大変でした。もともとそういう習慣がなかったので、一瞬答えるのに詰まってしまうということが何回かありました。でも、たとえ返事が相手にとって良くないことだとしても、自分の本当の意見をはっきり言えば、相手の人は嫌な顔をしたりすることは一切なく、気持ちよく受け入れてくれました。最初はこんなにはっきり言っていいのかなとも思いましたが、徐々に自分も相手に気を遣いすぎることなく、相手も自分の本当の気持ちを知ることができるから、お互いにとって良いことなんだなと思うようになりました。 これらのことは全部、日本にいたらわからなかったことばかりだと思います。実際に現地に行っていろんな経験をさせてもらい、実感することができて本当によかったです。     最後の4日間のロンドン観光は食べるもの、見るもの、すべてが初めてばかりでとても新鮮で楽しかったです。街並みはどこを見てもおしゃれだし歩いているだけでとても幸せな気分になりました。教会や駅、建物がきれいで日本では見ることのできない景色でした。ずっと本場でアフタヌーンティーをしたかったのも叶いました。想像していたよりも豪華でおしゃれで、食べるのがもったいないくらいでした。他にも童話に出てきそうなコッツウォルズの街を見に行ったり、ずっと見てみたかったミュージカルを見に行ったりしました。私がこの4日間で一番印象に残っているのは、ミュージカルです。私はマンマ・ミーアを見ました。見る前は言葉が聞き取れるか不安で、話が全然分からなかったらどうしようと思っていました。でもほとんどが歌で、言葉もなんとなくだけれど聞き取れたので話の内容が分かってとても楽しかったです。日本でもミュージカルを見たことがなかったのでこんなにも面白いんだったらもっと早くから見ておけばよかったなと思いました。衣装もきれいだし歌も迫力があって、見ている間ずっと鳥肌が立っていました。めったにできない経験を大学生の間にできて幸せでした。   最初の私の留学に行く目的が海外で生活してみたいということと、少しでも自分を変えたいということでした。留学を終えてみて、海外での生活は文化の違いがあるので大変な部分もあったけれど、逆に違うからこそ面白いこともありました。そして、自分は初対面の人に自分から話しかけたり、人前で発表したりすることが苦手でしたが、この留学を通して少し成長しました。「この人は自分のことをどう思うのか」「こんなことを聞いたら笑われるかもしれない」と思っていた気持ちが少し薄れました。自分が思うほど相手は気にしていないし何も話さない方が印象が悪いということが分かりました。余計なことを考えすぎずに積極的に話していこうという気持ちになることができました。これだけでも行った意味があったのではないかと思います。 語学研修もロンドン観光もとても短い時間で本当に一瞬でした。すべてが楽しかったし、すべてがいい経験です。私は、最初思い切って申し込んだのはいいものの出発に近づくにつれて不安になってきて一度やめようとしました。でもキャンセル料がかかるといわれて頑張るしかないと決心して結局行くことになりました。今思えばあの時にやめなくて本当によかったなと思います。こんないい経験ができたのは周りの人のたくさんの助けがあったからだと思います。困ったときに助けてくれた引率の先生方、現地の先生方、ホストファミリー、一緒に行ったメンバー、留学に行くことを快く許可してくれた保護者に感謝でいっぱいです。    ○現代教育学科 2回生 中川雄太 【1】イギリスでの三週間を振り返って イギリスでおよそ三週間、留学生活を過ごしてみて、言葉が簡単に通じることのありがたみを初めて実感することが出来たかもしれない。どのバスを利用すればよいのか、注文の時や会計の時になんと声をかければよいのかを考えて、それを話してみて、通じたならばそれでもう日常の英語はマスターできるなんて大口を前回の留学中のレポートでは書いていたが、本当に実践できていたのだろうか。そして何より本当に日常の会話レベルの英語をマスターすることはできたのだろうか。どのようなシーンで英語をつかったコミュニケーションをしようとして、結果うまくいったがほかの例より時間がかかったものを見直し、次回英語圏の国に赴いたときにこの経験を生かせるようにしたい。   ▲グリニッジ天文台の観測機   【2】ロンドン自由滞在二日目のこと ロンドンでの自由時間、その二日目のことである。午前のうちは、朝早くから通勤用の快速クルーザーのチケットのためにバンクスメントビアの船着き場に並びにいき、船に乗ってグリニッジまで行ってきた。チケットを買ったり、どの降り場で降りるのかを尋ねる程度の英語ならカンタベリーにいる間に、いやでもマスターせざるをえない機会があったので余裕をもって行えたのだが、問題には船上で遭遇することになった。通勤用のクルーザーでのテムズ川下りはガイドブックなどで裏技として紹介されているためか、若干名ながら自分のような観光客が乗り合わせていた。そんな観光客たちに、船員は気さくに話しかけてきてくれる。一人で船に乗り込んだ自分には退屈しのぎぐらいにはなるだろうと思っていたのだが・・・いざ自分のところに船員さんが来ると、彼の英語はかなり早口な分類に入りそうなスピードで、知っているはずの単語も訛りとスピードで崩れてうまく聞き取ることが出来なかった。簡単なあいさつやどこにいくのという問いに答えるまではよかったが、そこから発展していったちょっとした会話は、一部笑ってごまかしてしまうしまつだった。あのときの船員さんには悪いことをしてしまったかもしれない。会話がほかの乗客よりも長かったのはおそらく「イギリスに英語の勉強をしにきた」といったからだろう。もしもまたあの人と会う機会があるのならば、あの速度の話についていけるほどの英語を使えるようになって、あの時笑ってごまかしてしまった話をもう一度してみたいものだ。   ▲テムズ川から撮影したビッグベン   【3】見つけた弱点 今回の留学で後悔していることがあるとすれば、先に挙げたような簡単な、日本でいえば「あのことについてどう思った?」といった普段仲間内でするような会話があまりできなかったことだろうか。前のレポートでも述べたような会話だけが、社会で生きていくために必要な会話であるわけではないことを今さらながら思い知った。こんな会話こそ、もっと自然に日々にあふれているわけであって、英語のなかのその部分に多く触れることが出来なかったのは非常に残念だ。先に、もっと上達してあの船員さんと話したいと書いたが、それを身に着けるのに最適な環境からはもう遠く離れてしまった。それでも、この三週間で学んだことは努力を欠かさなければきっと実るだろうと信じている。イギリスで一日中耳にしていた英語がアウトプットできるように努力したい。   【関連記事】 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.10~担当教員からの総括! イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.9 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.8 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.7 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.6 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.5 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.4 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.3 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.2 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.1  

2016.10.11

イギリス短期語学留学プログラム2016振り返りレポート!vol.3

9月3日(土)から9月23日(金)にかけて、9名の畿央生がイギリスのカンタベリーでの短期語学留学プログラムに参加しました。日本に帰ってきて3週間のイギリス生活を振り返り、それぞれが学んだこと、感じたこと、経験したことをレポートにまとめてくれました。   ○看護医療学科 2回生 南野 愛 イギリス短期留学して改めて気づいたのは、日本の素晴らしさでした。日本人のおもてなしの心や健康的な食事、文化、技術全てが素晴らしく、誇れることであると気づくことができました。イギリスに行くまでは、日本の良さをあまり理解できずにいましたが、留学してから日本人であることに誇りを持つようになりました。特に私は、イギリス滞在中に日本食が恋しくなることが多かったです。日本食は、食物繊維が多い食事だったり、栄養バランスが考えられている商品が多いです。しかし、イギリスでは、じゃがいも、肉、少量の野菜などを1つのお皿に盛り、食べることがほとんどでした。スーパーなどにいっても日本のようにバリエーションは少なく、冷凍食品やお菓子などが多いように感じました。また、飲食店では、ジャンクフードといった食べ物が多いように感じました。。 興味を持ったことは、イギリスで街を歩いていると必ずと言っていいほど移民の方に出会います。なぜ、こんなにも移民が多い国になったのか成り立ちについてとても興味を持つようになりました。以前、ニュースでロンドンの人口の40%が移民であると言っていたのを思い出しました。今回の短期留学を機に、移民が多い国ならではの問題やこのように増えた理由を調べようと思いました。また、授業は、色んな国籍の人と一緒に受けます。一度授業中に世界の歴史にについて、問題に答えたりする授業があり、世界の歴史について興味を持つようになりました。 学んだことは、自らの意見をはっきりという意思力、物事をやり遂げる自立心、違う語学で話すことで生まれるコミニュケーション力、語学力です。私のお世話になったホームマザーは厳しく、自分の意見をはっきりという人でした。常にYES/NOを求める人で曖昧な答えを嫌う方でした。最初は、初めての留学、ホームステイ、異国の地で生活するという慣れない環境で戸惑いがあり、慣れるまで大変でした。自分の思ったことをうまく伝えることができないときは、語学の壁を感じたりしました。ですが、毎日ホームマザーと会話したり、英語のラジオやテレビを見聞きしたり、授業を受ける回数が増えていくうちに段々と英語を聞き取れるようになってきました。耳が慣れてくるとホームマザーが言っていることもわかるようになり、会話が弾むようになりました。また、家にいるときは、積極的に話しかけることで、相手について理解を深め、よりコミニュケーションを多く取るように工夫しました。留学先では、ホームステイ先や学校で自分の意見を求められることが多く、自然と意思力というものが身についたと思います。また、ホームステイ先では身の回りのことは自分で行うので、自然と自立心が身についたと思います。家から学校までは歩いて30分ほどの距離だったのですが、道がややこしく、曖昧に覚えている程度でした。授業開始3日目に、学校まで1人で行ったことがありました。道がわからなくなり、何度も現地の人に尋ねて、無事学校まで辿り着くことができました。全く知らない異国の地で自らの足で辿り着くという些細なことですが、達成感が得られ、とても大きな自信に繋がりました。誰にも頼らずに自身で行うことの大切さを学ぶことができました。学校の授業では、違う国籍の人とペアになって行うことが多く、英語で会話しながら問題を解いたり、自然とコミニュケーション力が身につきました。わからないことがあれば、積極的に先生に聞くようにし、問題をその場で解決するようにしていました。授業以外の場でクラスメイトと話したり、ホームステイ先だったりと様々な場面でコミュニケーション力を得ることができました。語学力に関しては、何をするにも全て英語で生活していたので自然と聞き取れるようになり、1週間ほど経過すると、語学力が身につき始め、自分の言いたいことを英語で言えるようになりました。より語学力を磨きたいので、今後も英語の学習を継続していきたいと思います。 今回の留学で成長したと思うことは、物事の考え方が変わりました。留学したことで広い視野から物事を考えられるようになりました。私は、元々前向きに物事を考えるタイプですが、より前向きに考えられるようになったと思います。留学で辛いことや悔しかったことなどありましたが、様々な経験のおかげで自分自身大きく成長できたのではないかと思います。また、何気なく過ごしている日々に感謝するようになりました。日本を離れて生活したことで当たり前に普段生活できていることがどれだけ幸せなことであるかを実感することができました。また、今回留学させてくれた両親や身近な人に感謝の気持ちを伝えるようになりました。今までは、あまり照れ臭くて言えなかったことが多かったですが、感謝の気持ちを直接伝えられるようになりました。そして、自分自身が明るく、より笑うようになった気がします。物事をあまり難しく考えずに、自然体でいることが何よりも1番自分らしくいられるということに気がつくことができました。日々忙しく、毎日同じことの繰り返しで、忘れていたことを思い出させてくれたような気がします。これからは、日々の生活を大切にして、周りの人に感謝の気持ちを忘れずに過ごしていきたいと思います。そして、より語学力を磨いたり、いろんなことに挑戦していきたいと思います。       ○現代教育学科 1回生 長谷和樹 短期語学留学を終えて、そして日本に帰ってきてから思ったことについて伝えたいと思います。 まず、この短期語学留学を通してコミュニケーションの取り方、積極性というものの大切さを知ることができました。これは、普段の授業で他の国の人たちが英文法とか、細かいことを気にせずに自分の言いたいこと、自分の意見を恥じることなく発言している様子を見てそう感じました。この意識の違いに、僕もどんどん発言しようと思い、間違っていてもいいやっていうくらいの気持ちで授業に臨んでいきました。そうすると、言いたいことを溜め込むよりも発言する方が気持ちがいいし、たとえ間違っていたとしても誰も責めないので、発言することはとてもいいことだと改めて思いました。そして、日本人は積極性がないと実感しました。授業が楽しくないと言っている人の大半は、彼ら自身が授業に参加していないのではないかと思いました。ディスカッション形式の授業は、座学の授業に比べて楽しいというのもありますが、自分が発言したりすることで、記憶の面では座学で先生が言ったことをそのまま暗記するよりも定着度が高いと思いました。何故なら、先生の言ったことをそのまま暗記するという作業には自分で考えるということをしないからです。しかし、ディスカッション形式の授業で、自分の意見を言うということは、考える過程が必要不可欠だからです。というよりも、知らぬ間に頭の中で考えているからです。僕は現地の学校でディスカッション形式の授業を体験してみて、自分の意見を述べることの大切さに加え、他人の意見の尊重というものの大切さにも気づかされました。それは、ただ単に聞くのではなく相槌を打つなどのリアクションを取ってあげることで、相手は自分の意見を聞いてもらっているという気になり、とても話しやすくなるという経験を、僕自身が話している時にして、もっと意見を言いたいという気になれたし、意見を述べていて気持ちが良かったからです。このことは、これから人の話を聞く時にどんどん取り入れていきたいです。     日本に帰ってきて、硬水は非常に硬いものだったんだと思いました。僕は家に帰ってからすぐにシャワーを浴びました。そうすると、水がこんなに肌にまとわりつくものなのかと思いました。シャワーを浴びた時に軟水と硬水の違いを実感して、何故イギリスに着いた時に気付かなかったのかと思いました。 日本に帰って米を食べた時に、米はとても腹持ちがいいなと思いました。イギリスでは、主食がパンなので基本的に朝ごはんはトーストですし、昼ごはんはサンドイッチでした。晩ごはんでたまに米のようなものがありましたが、日本米のようなモチモチしたお米ではなく、パッサパサのタイ米のようなものだったので、米を食べているという感覚ではなかったです。噛む回数も少ないということもあり、さっき食べたのにもうお腹が減ったということがよくありました。胃が大きくなったのかも知れませんが…食欲が止まりませんでした。昼ごはんでは、ホームスティ先の人が作ってくれたサンドイッチに加え、フィッシュアンドチップスや、パスタなどを買って食べていました。日本ではあり得ないくらい食べていました。 イギリスと日本との共通点として、車は右ハンドルで、道路も左側通行でした。しかし、交差点が日本と違っていて環状交差点という3本以上の道路を円形のスペースを介して接続したもので信号がなく時計回りに回り、行きたい方向へ行くという形式の交差点なのですが、歩行者側から見ていて、よく事故が起こらないなと思いました。何故なら信号や一時停止などの標識がないため、みんなが行こうとすると事故が起こるわけで、イギリスの方は運転が荒いということですが、譲り合いをするという面では優れていました。横断歩道を渡る時にも、日本のように至るところに信号があるわけではありません。信号がなくても、歩行者がおれば親切に止まって譲ってくれます。譲り合いの気持ちがみんなにあれば、信号も必要最小限でいいのではないかとも思いました。 交通については、ロンドンでは地下鉄をよく利用しました。ロンドンの地下鉄は世界の鉄道の仕組みの手本になったということもあり、乗り換えが非常に分かりやすかったです。日本と違い、電車は1分〜3分くらいのペースで次々に電車が来るので満員になることも少なく、電車の時間を調べなくても、すぐに電車が来るので非常に便利でした。 ロンドンという街は様々な顔を持っているなと思いました。それはロンドンからカンタベリーにバスで移動している時に、歩いている人を見ていて、基本的には白人が多いのですが、ある地区だけ黒人の比率が高かったり、イスラム教徒の女性の衣装であるニカブやヘジャブを着ている人がいたりと、たくさんの国の人々が共存しているなとこの光景を見て思いました。そして、地区によってそれが異なっていて面白いなと思いました。 イギリス留学で英語の勉強以外に街を観光していて僕が一番興味を持った場所が大聖堂です。イギリス滞在中に3つの大聖堂に行きました。どれもミサという典礼儀式のタイミングに入って、賛歌を生で聴きました。初めて聴く賛歌に鳥肌が立ちました。約30分くらいでしたがあっという間でした。賛歌も素晴らしかったのですが、大聖堂の中の彫刻や壁画やステンドグラスが非常に美しく、3つ行った大聖堂それぞれが違っていて、非常に興味深かったです。 僕は20日間という短い期間でとてもいい経験をすることができました。初めての海外ということもあり、何もかもが新鮮に見え、非常に充実した日々を送ることができました。日本にいては分からないこと、話では聞いていても実際に経験しないと分からないこともたくさんありました。 短期語学留学に参加して、そのような分からないことが少しですが経験を通して分かることができて、とてもいい経験になりました。   【関連記事】 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.10~担当教員からの総括! 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2016.10.11

イギリス短期語学留学プログラム2016振り返りレポート!vol.2

9月3日(土)から9月23日(金)にかけて、9名の畿央生がイギリスのカンタベリーでの短期語学留学プログラムに参加しました。日本に帰ってきて3週間のイギリス生活を振り返り、それぞれが学んだこと、感じたこと、経験したことをレポートにまとめてくれました。     ○人間環境デザイン学科 3回生 島田咲紀 私は今回の語学留学を決意したときから、行くからにはたくさん吸収して帰ることを心に決めていました。そして、帰国後、3週間を振り返ってみるとさまざまなことを経験して、学んで、感じたことや得たものがたくさんあります。     私は普段、日本にいても地図や路線図を読むことが苦手で、それが初めて行った知らない国で、しかもすべてが英語で書かれているものであっても、諦めずにがんばればできる、自分でもやればできるという自信を持つことができました。道に迷って、考えても答えが出ない、人に頼ることしかできない状況では、恥ずかしさや、人見知りだから、などとは言っていられません。実際、街の人に質問をしたり声をかけた人たちはみんな本当に親切に教えてくれました。あるいは、地図を見ながら迷っていると、地元の人たちやバスの運転手さんからどこに行きたいの?と声をかけてもらうこともよくありました。私自身、日本で外国の人から道を聞かれたりすることはありますが、地図を見ている人を見つけても自分から声をかけようということはしたことがありません。お互い助け合いの気持ちを持って、手助けをしていきたいと思うようになりました。   また、語学学校でのさまざまな国の人たちとの交流によって、わたしたち日本人がどれほど積極性に欠けているのかもわかりました。きれいな正しい英語を話せなくても、だいたいの単語と伝えようとする姿勢を持って、自分の意見を言うことは大切だと思いました。また、わからない時にははっきりと正直にわからないことを伝えることも非常に大切だとホームステイ中に何度も思いました。     また、もう一つ学んだこととして、もっと日本のことを知っておくべきだったということです。ホームステイに慣れてきたころ、イギリス人のリポーターが日本の各地を紹介するテレビ番組があるので、一緒に見ようとホストファミリーに誘われました。しかし、その週は北海道や東北地方の特集で、私はそこへ一度も訪れたことがなかったというのと、日本の歴史や文化にも詳しくなかったので、ホストファミリーにいろいろな質問をされても、英語がわからないからではなく、答えがわからないので答えることができなかったのがとても悔しく感じました。ホストファミリーからすれば、日本人なのに日本のことを知らないことを不思議に思われたかもしれません。学校の授業でも同じようなことがありました。それぞれ自分の出身国ではどうか、というような話をする授業時間があり、他の国の人たちはみんな、たくさんの情報や私たちが知らなかったことなど話してくれるのですが、そのときも私は、日本に行ったことがない人たちに説明できるほど日本のことをわかっていなかったので、上手く説明することができませんでした。今回の留学を終えて、もっと他の国にも行ってみたいと思うようになりましたが、その前に自分の国についてもっと詳しく学ぶべきだということを感じました。     ほかにも印象に残ったのが、カフェやレストランで数字が書かれた風船を持って誕生日をお祝いされていた光景を何度か目にすることがありました。雑貨屋さんなどに行ってもそのような誕生日をお祝いするグッズがたくさん置いてありました。しかし、そこで気になったのが、その商品にかかれてある数字が「30」、「40」、「60」、、、と10刻みの数字のほかに「18」、「21」のものが非常に多く見られたことです。そしてなぜか、「20」と書かれたものは見つけられませんでした。あとから調べてみると、イギリスでは18歳と21歳が日本でいう成人式のような人生の大きな節目にあたることを知りました。レストランなどの飲食店だけではなく、盛大なホームパーティを行うこともあり、私も実際に、家の外観に風船や旗などでかわいく誕生日の飾りつけをされた家を見たこともあり、誕生日をとても大事にしている文化なのだと思いました。そして、私も今回のイギリス滞在中に誕生日を迎えたのですが、ホストファミリーが手紙やケーキ、プレゼントまで用意して歌をうたってサプライズのパーティーをひらいてくれました。とても思い出に残る素敵な誕生日を過ごすことができました。     しかし、日本のほうがいいなと思う部分ももちろんあります。例えば、電車やバスの時間のルーズさです。ロンドン滞在中に私がどうしても行きたかった村があり、そこに訪れたときのことです。その村はロンドンから離れた田舎で、人も少ない森の中にあるため、そこを通るバスも1時間に1本しか来ないということでした。帰りのバスの時刻もしっかり確認し、観光をして、帰りのバス停に少し早めに着いたのですが、それから書かれている予定の時刻になっても全くバスが来る様子がありませんでした。結局、周りにほとんど人がいない状況で帰れるのかという不安の中、1時間以上が経ち、やっとのことでバスが来ました。このようなことはよくあるらしく、日本ではここまで遅れるということはあまりないし、公共の乗り物が遅れるのは非常に不便だと思いました。ほかにも、レジにいる店員さんがスマートフォンを使用しながらや、他の店員さんと大きな声でしゃべりながら、ガムを食べながら接客をしているのを目にすることもあり、日本ではほとんど見られない光景にとても驚きました。お店側とお客さんという文化の違いだとは思いますが、私は日本の接客のほうが気持ちよく買い物できるなと思いました。     私は今回の留学を通して、出発前の想像していたことをはるかにこえるくらい得るものがありました。私にとっては、外国へ行くというところから初めてのことだったので、留学を決めてからも不安でいっぱいでした。しかし今では、もっと英語を勉強してたくさんの国を訪れてみたい、たくさんの文化を味わいながら学びたいと思うようになりました。そして、自分自身も大きく成長できたと思うくらい、良い経験ができたと思います。     ○人間環境デザイン学科 2回生 庄野真理子 短期語学留学に行って多くの人と知り合ったことで新しく分かったこと、知ったこと、学んだことがあります。 まず、分かったことはやっぱり英語は話せた方がいいということです。学校では色んな国の人が英語を学んでいて母国語はそれぞれ違っていても英語を話すことで親しくなっていきました。英語圏以外の国に行ったとしても英語を学んでいる人がほとんどなので、もっと英語を話せるようになりたいと思いました。英語や現地での生活に慣れるのに学校に通い始めて3日ぐらいかかりましたが、最後の1週間は時間が過ぎるのが本当に速く感じました。学校に着いた日に先生が3日もすれば英語の耳になってくるから、と仰っていてその通りで、だんだん相手の言いたいことが聞き取れるようになってきたと感じました。難しかったのは、相手の言いたいことは分かってもそれに対する答えがスッと頭の中に浮かばないということです。何を聞かれているかは分かるのに答えられないというのがすごく悔しかったです。今回の短期語学留学に本当に行って良かったと思うし、短期じゃなくて長期で行ってみたいとすごく思いました。   ▼最終日にクラスメイトと撮影     次に、新しく分かったことです。イギリスは日本と違ってのんびり時間が過ぎていくように感じました。お店はほとんど夕方の5時頃には閉店していて仕事の時間と自分のプライベートな時間の割合がすごく良いと思いました。そのせいか街の人にはみんな余裕があるように見えました。とてもフレンドリーで親切な方々ばかりで私が道に迷った時も丁寧に教えてくれ、「分からなかったらまたおいで。」と言ってくれました。また、学校に来ている人はそれぞれ様々な理由で英語を学んでいました。私たちと同じように学校のプログラムで来ている子もいれば、仕事で海外に転勤になるから英語を勉強しに来た方や、今まで普通に会社に勤めていたけれど会社を辞めて1人で英語を学びに来た方もいました。自分のしたいことが明確に決まっていてそれを達成するために会社を辞めて1人で知らない土地にくる、という行動力がすごいなと思いました。私は行動する前にできるかできないかを考えてしまうことが多く、迷ったら行動!というのがないので、そんな風になりたいなと思いました。   最後に私が学んだことです。この短期語学留学全体で大切だと思ったことは自分のしたいことはした方がいい、ということです。私はずっと留学したいと思っていたので今回、日本以外の国に行き、異文化に触れて沢山のことを知りました。日本で本やネットで調べるだけでは分からないことが、実際行って体験してみると分かる、というのがすごく新鮮でした。新しく物事を知る、ということは実際に体験することで自分の中に強く残るのだと感じました。日本では当たり前にしている電車を使って別の街へ行くということさえも、新鮮でした。電車の使い方ひとつとってみても日本と異なる点が多く、面白かったです。自分が面白いと感じたことは時間が経っても覚えていると思います。だから、勉強しようとして勉強するのではなく、勉強する内容を自分が面白いと感じていると、自然に覚えていくものだな、と思いました。私がこう思えるようになったのも、留学したい!という気持ちがあって、今回それを行動に移すことができたからです。自分がしたい!と思っていることを行動に移すと、そこからさらに選択肢が広がるのだと学びました。行動しなかったら選択肢がでてくることはないのだな、と感じました。   【関連記事】 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.10~担当教員からの総括! イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.9 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.8 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.7 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.6 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.5 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.4 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.3 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.2 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.1

2016.10.06

イギリス短期語学留学プログラム2016振り返りレポート!vol.1

9月3日(土)から9月23日(金)にかけて、9名の畿央生がイギリスのカンタベリーでの短期語学留学プログラムに参加しました。日本に帰ってきて3週間のイギリス生活を振り返り、それぞれが学んだこと、感じたこと、経験したことをレポートにまとめてくれました。   ○理学療法学科 3回生 大佐古健太 こんにちは!今回は短期留学について僕の感じたことを書かせていただきたいと思います。短期留学のレポートを書かせていただくのはこれでカナダ、イギリス、イギリスと3回目となり、カナダとイギリスで僕が感じた違いなどを書きたいと思います。 まずは両国で通った英語学校についてです!英語学校では最初にクラスわけテストを受けます。カナダでは英作文とスピーキングテスト、イギリスでは文法テストを受けました。確かカナダでは下から3、4番目くらいのクラス、イギリスでは文法のテストが僕にあったのか、上から3番目のクラスに入ることができので、カナダとイギリスではかなり違うレベルの英語を学ぶことになりました。 カナダでは基本的には朝は簡単な文法から始まり、昼からはひたすら会話をするクラスでした。朝は簡単でしたが、昼は慣れない英語をひたすら話し、ちょいちょい僕の知らない単語も出てきて大変だった記憶があります。文法の宿題は出ましたが、一番難しい文法で現在完了といった具合で、宿題でなんら苦労はありませんでした。   しかしイギリスでは朝から文法は仮定法からはじまり、難しいイディオムやら宿題には長文読解、自由英作など中々ハードでした。だいたい宿題に20分以上はかかりました。   ざっくりと書きましたが、授業内容はイギリスのほうが確実に難しかったです。だからといってカナダのほうが簡単すぎたかといえば、そんなことはありません。 僕が2回短期留学に行って思ったのは、海外で生活していくうえでまずは文法や英作文ができるできないより、リスニングや会話ができることのほうが大事である、ということです。そしてカナダもイギリスも文法や長文はやればできましたが、会話やリスニングは正直なところ5割もできなかったかもしれません。相手の言っていることを100%理解し、満足いく答えが返せたかというと、できなかったと思います(笑)   2回行って英語が成長したかと言えばおそらくしていませんが、経験を積むことで緊張して英語が話したくない、などはなくなったと思います。間違った英語でも何かと積極的に話すことが増えたように感じます。   もう一つは、ヨーロッパ人が日本人より英語ができるのは母国語が英語のルーツに近いから納得がいきますが、お隣の韓国人や中国人の方々の方が僕たちよりも英語ができている人が多いということです。英語を学ぶ意欲面で韓国と中国の方々に日本人は負けているように感じました。これが続くと、あらゆることに影響が出てくるように思います。例えば日本の製品がいかに優れていても英語を巧みに扱って交渉ができなければ、他国に顧客をとられるわけです!僕たちも負けないように、もっと海外で生きた英語を学ばなければいけないと感じました。   次はホームステイ先や観光についてです。ホームステイ先は両国とも男性しか家にはいませんでした。両者とも非常に良い人でした。違いと言えばイギリスは2回目ということもあり、本当に色んなことをホストファーザーと話しました。さっと英語が口から出てくることもないので、手元にはスマホの日本語翻訳機を常備してはいましたが。 車の通行は、イギリスは日本と同じで右ハンドルです。ホストファーザーに聞くと基本的にはイギリスのかつての植民地は右側通行ですが、カナダやアメリカは例外で興味深いことに左ハンドルだそうです。 しかし共通していることもあります。カナダではビクトリアの州議事堂に行ってください!ビクトリア女王の像やエリザベス2世の肖像画があります。もちろんロンドンには沢山あります。これら女王がまつられているのはカナダがイギリスの連邦加盟国であることを示しています。もしもの時は第二次世界大戦のバトルオブブリテンのようにカナダとイギリスは共に戦うのです。 あとみなさんに是非考え直してほしいのは、イギリスの料理は本当に美味しくないのか?です。イギリスと言えばフィッシュアンドチップですが、私はこれを4件くらいの違う店で食べました。すると一軒一軒が少しずつ味が違い、決して悪くない気がします。元々労働者階級向けに簡単に作れて腹持ちがいいので好まれてきたイギリス食だからか味もシンプルですが、ビールとも合いおいしいです。他にイギリスの伝統料理ではありませんが、ロンドンにあるインドカレー屋は日本のインドカレーの2倍はおいしいです(笑)その他、ソーホーエリアでは世界中の美味しい食べ物が食べられるので、十分お腹も満足できます。   次はカンタベリーとロンドンについてです。カンタベリーはメインストリートなどに近代の街並みが少しは入っていますが、道は石畳で古風な雰囲気で何よりカンタベリー大聖堂があります。また目をよく配らせると川でボートに乗りカンタベリーの綺麗な自然に触れたりもできます。違う視点でこの町を見ると、どうやら子供たちが遊ぶ大型レジャー施設のようなものはないようです。町に映画館はありますが、非常に小さいです。これはカンタベリー大聖堂の宗教的な圧力もありなかなか建てられないからだそうです。しかし圧力があるからこそ古く美しい景観がいまだに残っているともいえます。 ロンドンについて少しは触れましたが、ほんとうに沢山のものがある町です。僕は歴史や絵画、映画のロケ地に興味があり、事前に少し調べていたので、飽きずに毎日朝から夜まで足がパンパンになるまで観光をしていました。趣味は人それぞれなので、サッカー、音楽、ショッピング、グルメ、お酒など何か興味が持てるものがあればもう4日間で十分に満足できるだけの場所があります。 個人的に印象に残った場所はピカソなどの絵画が展示されているテートモダンからセントポール大聖堂を見た時のほんとに綺麗な眺めでしょうか。   ▼テートモダンからみたセントポール大聖堂の眺め   あとはダイアナ元王妃の跡を辿ったり、ビートルズのアビーロードを訪れたり他にも色々な目的で観光をしました。あの4日間は本当に有意義であったように思います。 最後に海外で忘れていけないのはthank youまたcheersと言うこと、と笑顔でいることです。イギリスでは日本よりすりやぼったくりには注意はしないといけませんが、地下鉄などで地図を持って迷っていると 「どこに行きたいのですか?」とあちらの方から親切に声をかけてきて道を教えてくださる優しい人がたくさんいます。 本当に短期留学では色々なことがありますが、振り返れば本当に楽しかったという一言に尽きます。カナダ、イギリスともまた行きたいなぁと思えるような短期留学でした!   ○健康栄養学科 1回生 岩井美桜 今回私が夏季短期留学に参加したのはイギリスへの憧れと、本場の英語を生で感じてみたいという思いからでした。大学からの案内でこの留学プログラムを知り、ドキドキしながら1人で申し込んだのを思い出します。日本での準備期間中は友達が1人もいない中でのオリエンテーションになり、不安でいっぱいで何度か辞めようと思うこともありました。でもいざイギリスでの生活が始まると毎日顔を合わせ、時には慣れない生活でお互いに助け合っていくうちに自然と打ち解け、今では先輩後輩関係なく9人全員が仲良くなれました。英語の勉強が本来の目的ですが、新しい大学の友達ができたという点でもこの留学プログラムに参加してよかったなと思います。   私がイギリス生活で気づいたこと、感じたことは大きく2つあります。 1つ目は日本で勉強した英語が外国ではあまり通用しないということです。インターナショナルスクールでたくさんの外国人と共に授業を受けて痛烈に感じました。授業は主にディスカッション形式で、与えられた議題に対して自分がどう思っているか、どう考えているかを英語で話すというものでした。私は今までそういった形式の授業を受けた経験が少なく、ひたすら文法の勉強をしていただけだったのでとても戸惑いました。自分が思っていることを上手く英語で表現できず、また頭の中で文を組み立てて言葉にしようとしてもすでに次の話になっていたりします。他のクラスメイトはたくさん発言しているのに、私はほとんど言葉を発することができないという場面が多々あり、とてもくやしい思いをしました。また、外国人は授業中にどんどん質問するし、自分の意見を相手に伝えようと必死に身振り手振りを加えて話します。日本ではあまりない授業スタイルに日々刺激を受け、勉強になりました。私にとってはとても難しいことだらけだったけど、90分がとても短く感じられるほど授業を受けるのが楽しかったです。文法ももちろん大事ですが、もっと日本も外国のように話すことに重点をおいた勉強をするべきだと思いました。   2つ目は文化の違いです。1番そのことを感じられたのは食事です。私がお世話になったホームステイ先での晩御飯は、基本ワンプレートでした。マッシュやフライドされたポテトにニンジンやグリンピースなどのゆで野菜、加えてフィッシュフライやウインナー、キッシュなどが1枚のお皿に盛られて出てくることが多かったです。特にジャガイモは日本でいう米にあたる主食のようで、必ず毎晩付け合わせにありました。味に関しては、私がもっていたイギリスの食事に対するイメージ(まずい)は全くなく、全体的に薄い、もしくは味がついていないという感じでした。ホームステイ先の食卓には必ず塩コショウやケチャップ、ソースなどの調味料が置かれていて、自分のお好みで味付けをするというスタイルでした。それがイギリスの文化なのだとホストマザーに教えられ、私が日本の食事の文化は異なり、食卓にはたくさんのお皿が並ぶことを伝えると少しびっくりしていました。また、2週間の滞在で晩御飯にスープなどの汁物や生野菜のサラダが1度しか出てこなかったことにも驚き、食文化の違いを感じました。帰る頃には和食や白ご飯がすごく恋しくなり、日本食の良さを初めて肌で感じました。 食事以外にも、イギリス人はシャワーを毎日浴びないことや洗濯は5日~1週間に1回であること、外でマスクをつける人がいないことなど、日本とは異なる文化がたくさんあり、慣れないことに戸惑いながらも毎日の発見がとても面白かったです。   2週間のホームステイを終えた後のロンドン観光はとても楽しいものでした。4日間でロンドンブリッジやビッグベン、バッキンガム宮殿などたくさん有名なところを観光、大好きなハリーポッターのスタジオツアーに参加、人生で初めてのミュージカル「マンマ・ミーア」を鑑賞したりアフタヌーンティーを楽しんだりと、とても濃い4日間を過ごしました。そして実際にロンドンで歩いている人に道を尋ねたり写真をお願いしたりする際に、自分が話した英語が相手に伝わったときや、相手が話す英語が理解できたときの喜びは忘れられません。カンタベリーで勉強した2週間の成果を身をもって感じられてとても嬉しかったです。     留学を終えた今、3週間は本当に短い時間だったなと感じています。初めの1週間こそ慣れないことだらけで早く日本に帰りたいと思っていましたが、次第にイギリスでの生活にも慣れ、英語がだんだんと聞き取れるようになっていることが自分でも感じられ、充実した楽しい日々を過ごすことができました。慣れた頃にホストファミリーや学校の友達と別れ日本に帰らないといけなかったのでとても残念で悲しかったです。初めのころはまさか自分が帰りたくないという気持ちになるとは思っていなかったので驚きました。また、日本に帰ってきて家族や友達に撮ってきた写真を見せながら話をしていると、イギリスでの生活が思い出され、またすぐにでも行きたいという気持ちになっています。本場の英語を生で感じられたのももちろんですが、英語を通してイギリスの生活や文化に触れることができ、また共に学んだクラスメイトやホームステイメイトのイタリア人と友達になれたことが、私の中で大きな収穫になりました。この留学プロジェクトに参加できて本当に良かったと思っています。間違いなく今までで1番濃い経験をすることができました。この経験を忘れず、これからも英語の勉強を頑張りたいと思います。     最後に、引率をしてくださった先生、ホームステイファミリー、一緒に参加した皆、そして留学をさせてくれた両親と祖父母に感謝したいと思います。ありがとうございました。     【関連記事】 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.10~担当教員からの総括! イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.9 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.8 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.7 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.6 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.5 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.4 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.3 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.2 イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.1

2016.10.05

畿央生2名が香芝警察の「一日警察署長」に就任!

9月21日(水)、健康栄養学科の高山芹香さんと人間環境デザイン学科の中屋菜月さんが、「かぐや姫」に扮して香芝警察・一日警察署長の委嘱を受け、秋の交通安全運動のお手伝いをしました。   ※ちなみに畿央大学がある奈良県北葛城郡広陵町には「竹取公園」があり、その名の通りかぐや姫が生まれた舞台として知られています。   ▼【委嘱式の様子】香芝警察署長から委嘱状を受け取る学生   今回、二人は交通事故防止に役立てばと、学業などで忙しい中ではありましたが、快く一日署長の任を引き受けてくれました。   ▼【出発式の様子】飲酒運転根絶宣言を読み上げました。   任務は下記の通りです。  8:30  香芝警察署で、かぐや姫の衣装に着付け  9:30  一日警察署長委嘱式 10:00  秋の交通安全出発式 10:30  イズミヤにて秋の交通安全運動    ▼【出発式の様子】一日警察署長として服装点検を行いました。     【一日警察署長を経験した学生のコメント】 ☆中屋 菜月さん(写真左) ☆高山 芹香さん(写真右) 出発式では、真剣な表情の警察官の方を前に緊張しました。パトカーに乗車することも初めてのことであり、 とても新鮮でした。イズミヤでは、買い物客の方にティッシュや反射腕章を配り、交通安全の啓発を行いました。普段なかなか経験できないことを経験できる貴重な場となり、このような機会をいただけて良かったです。

2016.10.04

「RUN TOMO‐RROW 2016 in 広陵町」に学生ボランティアとして参加!~看護医療学科

こんにちは!看護医療学科4回生 山崎ゼミ生の辻井彩香と藤井希美です! 10月2日(日)、「RUN TOMO-RROW 2016 in 広陵町」に学生ボランティアとして参加してきました。参加メンバーは小川・亀崎・辻井・藤井・星山・森本の計6名です。 このイベントは認知症になっても安心して暮らせる地域作りをめざして、認知症の人もそうでない人もみんなでタスキをつないで日本を縦断する「認知症フレンドシップ」というプロジェクトで、北海道から沖縄までの6500kmをつないでいきます!略称は「RUN伴」といいます。   私たちは、中和~西和ルートの「広陵町総合保健福祉会館(さわやかホール)から牧野古墳」の区間をお手伝いさせて頂きました。主な役割は応援、誘導、安全確保です。 スタート地点のさわやかホールには広陵町イメージキャラクターのかぐやちゃん(中には、看護医療学科4回生小川さん)も来てくれました!   ▼学生ボランティア6名   町長さんの挨拶のあとにタスキが届き、グループホームの入居者さんがまずランナーとしてタスキをつないでいきました。学生は誘導と応援を行っていたのですが、私たちの応援に笑顔で答えてくださったことが嬉しくとても印象に残っています。 その後、私たちは3地点に分かれて応援・誘導などを行いました。   ▼各地点での引継ぎシーン   各引継ぎ場所では、たくさんのスタッフの方々・施設の高齢者の皆様・ご家族の皆様が駆けつけていました!北海道から始まったみんなのタスキがつながっていく様子を間近で体験させていただき、とても素敵な気持ちになりました。   ▼(左)広陵町介護福祉課 吉田課長さんの勇走シーン(右) オレンジTシャツを着ているランナーを見かけたら是非応援の声をよろしくお願いします。   この活動がひとつのきっかけとなり、認知症への理解や地域での支援・見守りがもっともっと広まっていって欲しいと思います!   <今後のラン伴スケジュール> 10月15日(土)東大阪〜大阪〜豊中〜明石 10月16日(日)明石〜赤穂 中国や九州・沖縄方面のスケジュールはラン伴HPをご覧ください! http://runtomo.jimdo.com/   今回、当日お世話になりました広陵町介護福祉課の職員の皆様、ご参加下さいました施設の皆様、ご家族の皆様にお礼を申し上げます。ありがとうございました。   看護医療学科 4回生 辻井彩香 藤井希美

2016.09.12

夏の学習キャンプ2016 in 吐山 レポート!

毎年の恒例行事で、夏・冬合わせて年に開催される「学習キャンプ」。今年は8月30日(火)・31日(水)に奈良県立野外活動センターで行われ、スタッフ・参加者あわせて91名が参加しました。 今回のキャンプは、2回生スタッフが集わなかったため、昨年から継続の3人と今年度新規で1回生10人、合わせて13人のスタッフで作り上げました!!   今年のテーマは・・・「見結(みっけ)」 自分自身や仲間のいいところを見結し、この学習キャンプで知識や楽しさを身につけ、さらに次の見結に繋げるという思いから考えられました(^◇^)   <1日目>入所式、アイスブレイク、夕食、キャンプファイヤー アイスブレイクでは、ハイタッチじゃんけん、お題を付け加えたとなりのとなり、風船運び、障害物競走など初対面でも楽しめるものとなっていました。まだ1日目一つ目の企画の後なのに、休憩時間でも活動班で会話していたり、「学習キャンプに来てよかった」の声をたくさん頂いたりもしました(^^♪     そして、みんなが大好きなご飯の時間♪     1日目のご飯は時間上の問題で自炊はできなかったのでお弁当となってしまったのですが、それでも参加者の笑顔は絶えず、その盛り上がりはそのままキャンプファイヤーへ…。 キャンプファイヤーでは、1回生スタッフが主にゲームを進めながら、吉藤先生の優しいギターの音色でしんみり…、副統括・統括のちょっとしたお話で1日目の活動は幕を閉じました…     と、思いきや。 シャワータイムの前に夜空いっぱいに無数の星空。台風の通り過ぎた後だったので空は澄んでいて、星がよく見えました☆ みんなで吐山の地面に寝転がってお星さまを眺めました。中には流れ星を見つけた人もいて本当に来てよかったと思えた瞬間であったことでしょう…。         <2日目>朝集、炊事、森活、フィードバック、退所式 そして朝を迎え2日目。最初の活動は朝集の学キャン体操と体で伝言ゲーム。朝から体を動かす体操、伝言ゲームで頭の体操ということで、眠たい目をこすりながらもしっかり動かしていました (^^)     そして、2日目の朝ごはん…ホットドック in 牛乳パック。 その名も、「ホディパ」!!!     例年にない朝食づくり。吐山の肌寒い朝に温かいホットドックはテンションと体のコンディションを上げるエネルギーになりました。   朝ごはんと片付けを終えて森活の企画。前泊の29日は台風の影響で道が崩れてしまうほど地面はぐちゃぐちゃで晴れプロは懸念されましたが、30日・31日が台風なんて嘘のような晴天で、運よく水も全部はけて、無事に晴れプロを行なうことができました!     森の中の自由散策。スタンプラリーを埋めながら自然探しをした後、プレイホールで新聞づくり、そして共有タイムへ…。   森の中を歩き回った後は、いよいよお待ちかねの自炊! 今年は、カレーを作りました(^^)     野菜係り、米係り、火おこし係り…みんなで分担して作ったカレーの味は班それぞれの個性豊かな味がしました♪   そしてご飯の後にはプレイホールで最後の企画、フィードバック。 自分自身のみっけ、みんなのみっけ、仲間のみっけ、これからみっけの順にこの2日間を振り返り、班の中で話し合いました。 退所式では、先生方のお話、学キャンテーマソング合唱、しおりドキュメント部署さんからのサプライズムービー、全体写真というかたちで2日間の学習キャンプは無事終了しました。     最後に…。 今年度の夏の学習キャンプは、スタッフ仲間で誘導できる学生が2回生の3人しかいなかったこと、スタッフ数が去年の半分ということ、それに関わらず参加者数は去年とほぼ変わらないということ、スタッフの人手不足の為に例年ほどの企画の件数ができなかったことなど、夏の学習キャンプを成功させるには、たくさんの問題や課題があり、決して容易なものではありませんでした。2回生スタッフは「まず、学習キャンプをこの人数で作れるのか」という大きな不安を、1回生スタッフは初めてみる学習キャンプにたくさんの不安を抱いていました。正直、スタッフ各々「辞めたい」と思う時期はありました。イベントとしてはたった2日間の学習キャンプ。しかし、スタッフはこの2日間のために企画を考え、仲間とぶつかったりした約4か月もの苦労や葛藤があります。そんな中で作り上げ、参加者に「参加して良かった」「次も絶対行く!」という声には、13人全員が涙して笑顔して、無事、幕を閉じることができました。その時の感動や達成感は言葉に言い表せません。こんな感動を皆さんにも知って頂きたい、興味を持って頂きたい、そんな人たちのために学習キャンプは、これからも続きます。 学習キャンプ実行委員 石田千衿(教育学部2回生)

2016.08.29

看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.4

看護医療学科では今年度から初めて海外インターンシップを行うことになりました。今年はオーストラリア ヴィクトリア州 メルボルンで実施されることになり、8月20日(土)から28日(日)の日程で、2回生5名、4回生3名の計8名が参加しています。ラ・トローブ大学、高齢者施設や認知症ケアに関する研修センター、緩和ケア病棟を訪問し、オーストラリアの文化や歴史、その中で築かれてきた保健・医療・福祉制度について学びます。   現地リポート4:8月25日(木)   今日は前日と同じく電車に乗り、Banksia Palliative Care Service1に行きました。同じ場所ですので、駅から施設まで自分たちだけで歩きました。施設の中に入ると施設の方が笑顔で迎えてくださり、ティータイム後講義に入りました。 「緩和ケアにおける疼痛の緩和は大変重要である」と前日にも講義を受けましたが、今日のテーマは疼痛マネージメントについてでした。 痛みのアセスメントには身体的、心理的、社会的、文化的、精神的、性的、検査、薬歴の見直し、そしてケアプランの9つの視点で行われることが説明されました。情報収集、アセスメント、ケアプランを立てるにもコミュニケーションが重要ということは日本と同じだと思いました。痛みの定義についてこの2日間のセッションでどのように変化したかについて発表しました。研修を受ける前は「死に近い人が受けるケア」という緩和ケアにネガティヴなイメージをもつ学生が多く、またその実際も「患者さんを社会的、精神的、身体的にケアする」という漠然としたものでしたが、講義を受けてみて、痛みには今までの生活の経緯が関係することや、心理的な痛みがあり、緩和ケアは死ではなく、QOLに視点を向けて行われることを学びました。オーストラリアの緩和ケアの実際についての講義内容のおおよそは、ホテルに戻ってからのショートカンファレンスや先生の通訳などがあったため理解できました。しかし、私たちはまだ日本の終末ケアを学んでいないので、緩和ケアの基本的な知識が浅く、また日本における緩和ケアの現状に関する、日本との比較をしたり事前に勉強したことを深めたりするには至りませんでした。おそらく、英語力が質問できる程であれば学びがもっと深まったと思います。 今回のオーストラリアで学習したことを活かして、日本の緩和ケアや終末期の定義について学んでいきたいと思いました。   お昼ご飯を食べた後、Banksia Palliative Care Service1のボランティアスタッフの方の送迎で、Broadmeadows Palliative Care unitを訪問しました。     Broadmeadows Palliative Care unitは、緩和ケアと高齢者ケアの視点で運営されており、Banksia Palliative Care Service1など3つの施設と連携している病棟です。 その病棟には、高齢者ケアを受けている人が8人、緩和ケアを受けている人が20人おり、その患者を看護するために、レジスターナース(看護師)が30人、エンロールナース(准看護師)が4人、その他に医師はもちろんのこと、理学療法士、ソーシャルワーカー、ダイバーショナルケアワーカー、パストラルケアワーカーなど色々な職種が働いていました。 病棟には、シフト交代のミーティングやケースカンファレンスを行うための部屋や、患者が家族と話せるプライベートな部屋などを設けていました。また、病室には転倒防止のために、ローベッド(低床ベット)が設置してありました。日本ではベッドに転倒防止のために柵がついてありますが、オーストラリアでは抑制を一切禁じられているので、柵ではなくベッド自体を低くすることで転倒を防止しているのだと学ぶことができました。 また、病棟を見学していると、偶然にLa Trobe大学から実習にきていた看護学生と話すことができました。彼女は、私たちと同じ2回生でメルボルンの看護基礎教育について、説明を受けました。   ▲中心がLa Trobe大学の実習生、右端がユニットマネージャーの氏John氏   廊下のボードには、お礼の手紙や、亡くなった方のメモリアル会(遺族会)の手紙を飾ってあり、亡くなっていく人たちのケアをするパストラルケアワーカーという職種について学びました。短い訪問でしたが、学びの多い訪問でした。   ホテルへ戻り、7時から始まるショートカンファレンスまでの自由時間で、買い物に出かけました。これまでも、多民族国家ならではの国際色豊かな料理を食べていましたが、ついにこの日、オーストラリア料理のお店で、カンガルー肉を食べました。味はビーフのようで、とっても美味しかったです。店員さんも、親切に根気強く聞いてくださり、わかりやすく説明してくださって、とてもよい思い出になりました。     また、ホテルでにもどりショートカンファレンスで、1日のまとめをした後に、学生全員でトラムに乗り、スカイデッキ88という展望台に行きました。夜景が綺麗で楽しい思い出のひとつになると思います。 いよいよ、明日は研修最終日です。最後まで集中力を保持して頑張りたいと思います。     看護学科2回生 高田咲貴 種山美里 【関連記事】 看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.3 看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.2 看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.1

2016.08.17

真夏のオープンキャンパスレポート!

皆さん、こんにちは! OCスタッフのツマタニです。(  *´艸`) 8月13日(土)・14日(日)に、真夏のオープンキャンパスがありました。     今回も1回生のスタッフが加わり、新しい顔ぶれでのオープンキャンパス。 「2017年の赤本」がもらえたり、ガラガラ抽選会など、楽しい企画があり、 2日間合わせて1000名以上の高校生の来場がありました。ありがとうございました。     大学紹介や入試のガイダンスの他にも、体験授業、相談コーナー、クラブ・サークル紹介、畿央生とフリートークなど、盛り沢山のプログラムが用意されていました。     また14日(日)のオープンキャンパスでは、助産学専攻科の説明会も並行して行われ、今回、私は助産学専攻科のスタッフとしてお手伝いをさせていただきました。 今回の助産学専攻科の説明会には23名の参加者が来場くださいました。 助産学専攻科の実習室で行われ、先生による助産学専攻科の魅力や助産師についてのお話や、専攻科の学生さんと一緒に演習を行ったりしました。 私もスタッフとして参加して、初めて助産学専攻科のことについて知ることができ、とても助産師に興味がわきました。また、赤ちゃんが生まれる素晴らしさを改めて実感できました。     そして、今回で3回生のほとんどの先輩方が引退となりました… とても寂しく感じますが、先輩たちから引き継いだ思いを大切にして、今後もオープンキャンパスをスタッフ全員で盛り上げていきたいです。 先輩方、ありがとうございました!     次回オープンキャンパスは、9/11(日)13時からです!