2014年4月の記事
2014.04.14
平成26年度新入生宿泊研修レポート~現代教育学科
教育学部現代教育学科では、2014年4月7日~8日に南紀白浜で1泊2日の新入生宿泊研修を行いました。 新入生同士、親しくなるとともに、教員や上回生とのコミュニケーションを通じて、新入生の不安を解消することをめざしています。 畿央大学教育学部の新入生宿泊研修では、2回生、3回生の学生サポーターが研修を進めるようにしています。集団行動の引率は、教員になったときに必ず求められる大切な要素です。その指導力を学生サポーターが身につけることも、重要な目標のひとつに位置づけています。 【1日目】 (左)集合の点呼 (右)全員集合! 出発後、バスの中でガイダンスや自己紹介を進め、お互いの距離が少し近づいたようです。 (左)和やかな雰囲気で進める学生スタッフ (右)はにかみながらの自己紹介 白浜に着いて最初のプログラムは、とれとれ市場での昼食です。教育学部では、子どもたちに指導する「いただきます」の手遊びから始め、新入生は学生スタッフのまねをしながら覚えます。 (左)ごちそうを目の前に… (右)手遊びを指導するスタッフ 食後は、白浜の自然や歴史を学ぶために、2クラスずつに分かれて千畳敷、三段壁、紀州博物館を巡りました。 三段壁・・・高さ50mもある崖が2kmに渡って続く名所です。 ▲奈良では見られない絶景を背景に、クラス写真やグループ写真を撮りました。 ▲千畳敷・・・海水の浸食で複雑な形に切り取られた砂岩の岩盤です。 視界全体に広がる水平線に感動し、地球の丸さを実感することが出来ました。 (左)紀州博物館…白浜温泉を一望できる平草原にあり、紀州の名士・実業家から寄贈された浮世絵や印籠など様々な収蔵品を展示しています。 (右)館内の貴重な浮世絵などを見学させていただいたり、展望台から白浜温泉一体を一望しながら、白浜の地形について学芸員の玉田様のお話を聞かせていただいたりしました。 ホテルに着いて開講式を行い、安井学科長からの講話に続きスタッフからの自己紹介を行いました。その後、学長先生からのメッセージを読み、入学時の決意を文章に残す「夢をチカラに」に取り組みました。 夕食後、2日目に行う「砂の造形」の活動グループを決め、できたグループの紹介方法について話し合いました。そして、紹介のときに映すグループ写真を撮影してグループ紹介へと進みました。 (左)グループでの話し合い (右)グループ紹介の様子 短時間の話し合いでしたが、工夫された写真と発表ができました。さらに学生間の距離が縮まったように感じました。 【2日目】 白浜町立体育館で、生野先生の指導によるコミュニケーションゲームを行いました。 手をつないだまま全体で同じ動きをしたり、じゃんけんゲームや人数集まりをしたりして、互いのコミュニケーションを深めました。 最後には、恒例となった大縄飛びです。400回以上飛び続けたクラスもあり、すっかり眠気も吹っ飛びました。 白良浜に移動して、宿泊研修の集大成「砂の造形」の始まりです。宿泊研修が始まったときには全然知らなかった学生ともすっかり顔見知りになれたようで、力を合わせて一つの作品づくりに取り組んでいました。 (左)全体説明 (右)活動開始 砂を積み上げ、水をかけて固めて、形を整えます。途中で崩れてしまったり、なかなかうまくいかずに方向転換をしたりというグループもありましたが、苦労した分仲間意識が育ったように思います。 全てのグループが作品を仕上げて達成感を共有することができました。そして、砂浜を元の状態に戻して終了しました。自分たちが苦労して作り上げた作品を、自分たちの手で壊して元に戻す作業も、重要な教育の一つです。 今年も学生スタッフの活躍で充実した研修を行うことができました。毎年、反省と工夫を繰り返している宿泊研修ですが、新入生に対する効果はもとより、2回生、3回生の学生スタッフ自身も成長できるプログラムとして、確立してきているように感じました。 この研修を行うにあたり一方ならぬご協力をいただきました、リゾートホテルラフォーレ南紀白浜の皆様、紀州博物館の皆様に深く感謝いたします。 現代教育学科 准教授 奥田 俊詞
2014.04.12
1972年卒業生の同窓会を開催しました!
同窓会パワー全開! 2014年3月30日(日)に桜井女子短期大学1972年卒業生の同窓会を開催し、同窓生8人が集まりました。朝から春の嵐でしたが、集合の午前11時には桜を見上げられるほどに回復。遠方から参加の3人の友は、準備も大変だったことでしょう。 さあ、同窓会の始まりです。道すがらの会話から盛り上がり、うなづきと笑顔で包まれて賑やかに時は流れていきます。 日頃、食事を作る立場の私たちにとってはスープから始まる野菜中心の細やかな心配りのお料理に感動。幸せな時をゆったりと過ごすことができました。 久しぶりの再会でしたが、そんなことなど感じさせないほど次々とつながっていく会話。同窓会ってすごいです。 今やそれぞれが家族のため、地域のため、そして自分のためにと日時をやりくりしながらストレスをためないように楽しんで出来ることを続けている毎日です。お互いに刺激しあったので4月からの生活はこれまで以上にもっともっと生き生きと変化することでしょう。 すっかり晴れ渡った景色の中、数人で時間の許す限り飛鳥時代の文化にもふれることができました。遠方からの友が「都会の緑は造られた美しさだけど、やっぱり自然のままがいいねぇ」と何度もつぶやいていました。 ♪たたなづく青垣山よ巻向の山なみ清く連なれば空の深さに遠世知る♪ 散策しながら、なつかしい学歌を思わず口ずさむ、すばらしい1日でした。 最後に「5月18日に開催される畿桜会総会でお会いしましょう」「10月18日、19日畿央祭同窓会サロンで待っています」とお約束をしました。 畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学部同窓会) 代表幹事 西島 久美子 →畿桜会総会・懇親会のご案内(大学オフィシャルサイト) →畿桜会総会・懇親会facebookイベントページ
2014.04.11
「みんなで外遊びプロジェクトin春休み」に参加!~被災地支援サークルHOPEFUL
こんにちは、教育学部2回生のゆっきーです! 春休みを利用して3/31〜4/2に福島県会津若松市で行われた『みんなで外遊びプロジェクトin春休み』に、被災地支援サークルHOPEFULメンバーの前ちゃん、本ちゃんと一緒に、参加してきました! 『みんなで外遊びプロジェクト』は、特定非営利活動法人 寺子屋方丈舎(てらこやほうじょうしゃ)によるプロジェクトです。外遊びの中でお互いが人に頼む、また人から頼られる経験を積んで仲間づくりの大切さを理解することや、プロジェクト終了後も一緒に遊べる子どもたちの関係を作ることをめざした活動です。 青森県から来ている子どもや福島県の中でも比較的に放射能の影響が大きかった大熊町から来ている子どもなど、参加者は様々でした。 朝、会津若松駅で子ども達を迎え入れてバスに乗り、福島県会津自然の家に到着! そこでは木を使ったクラフトをしました。 みんな一生懸命に作っていました☆ そしてお昼はバイキング形式の昼食を食べてから、プレイホールと野外に分かれて自由遊びの時間! ドッジボールをしたりフラフープをしたりピアノを弾いたり川遊びをしたり… 自然豊かな場所でのびのびと体を動かして、とても楽しそうでした! 友達と遊ぶ子ども達はみんな笑顔で溢れていました(^^)♪ 子ども達の活動の様子はこちらから☆ 子ども達との時間はあっという間で一日だけでは足りず、解散する時はとても寂しかったです。 今回企画してくださった寺子屋方丈舎さんは毎年子ども達とキャンプや日帰りのプロジェクトを行っているようなので、ぜひまた参加したいと思いました!! 子どもが好きな人、ボランティアに参加してみたいという人は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか(^^)? 私たちは今回福島県に行き、プロジェクトに参加することで、改めて復興支援を継続的に続けていきたいなと思いました。 私たちができることはほんの一部にしか過ぎないかもしれませんが、子ども達の「楽しかった!!」と言う笑顔を見て、無駄ではないのかなと思いました。 「復興支援」と一言で言っても様々ですが、このように目に見えない支援もたくさんあります。 私たち学生はこれからも必要とされる限りのことを少しずつでも続けていき、このように活動の記録をみんなに発信していきたいと思います。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!! 被災地支援サークルHOPEFUL 現代教育学科2回生 荒井 章恵
2014.04.11
平成26年度新入生宿泊研修レポート~看護医療学科
2014年4月7~8日の2日間、看護医療学科では高野山別格本山宿坊普賢院へ「新入生宿泊研修」に行ってきました。参加したのは新入生89名と研修の進行をサポートする支援学生の2回生21名、教員8名の総勢118名です。 お天気もよくて、眩しい!と思いきや、木の上や道路の端には雪が残っていました。寒い出だしです。 張り切って早めに到着した新入生や、支援学生と共に到着した新入生。 坂田先生からのお話で、予定通りにスタートしました。 クラス会 まず、クラス毎に円座を組み、自己紹介でニックネームを決めたり、支援学生が個々に新入生にお話したりと、賑やかに過ぎていきました。 セッションⅠ-1 くじ引きの飴でグループを決めて、高野山を散策します。去年新入生として参加していた支援学生が、今回の案内人です。「最も高野山らしい風景」があるところを探して境内を散策し、撮影。次のセッションの発表に備えて各グループで準備します。 散策の後は夕食です。皆でいただきました。 セッションⅠ-2 「最も高野山らしい風景」と、お互いを知ることの素晴らしさについて、パワーポイントを使って発表しました。グループごとに良い個性が出ています。上位3グループを投票で決め、1位に「生梅飴グループ」、2位に「濃厚ミルクグループ」、3位に「チェルシーグループ」が輝き、賞品(お菓子の詰め合せ)を獲得。やったね! セッションⅡ 2日目は朝食の後、再びくじ引きの飴でグループを決め、セッションⅡがスタート。高野山大学の山脇雅夫教授から「悲しみから学ぶ」をテーマに講演していただきました。 人の苦しみや悲しみは、人の苦しみや悲しみを体験した人のみが理解できる、と説いていただきました。「聴く」ことの難しさ、大事さ、これから新入生が学んでいくことを先んじて教えていただく機会になりました。 去年と同様に「働く」=「ハタ(傍)楽」、はたらくということは周りの人を楽にさせるというお話もありました。さらに「優」という文字は人の憂いを知っている人が人の悲しみの支えになれる、という新たなお話もあり、支援学生もより深く学ぶ機会になったようです。 山脇先生のお話の後、班毎に支援学生から新入生に、1回生で行われる「チーム医療ふれあい実習」「基礎看護学実習」での経験談を新入生へ話しました。新入生は不安と期待の面持ちです。しかし「いのちとこころ」という部分でこれから自ら関わっていく現場を知ったのではないでしょうか? 最後に山脇先生にコメントをいただきました。 支援学生は新入生を支援する立場で再び宿泊研修を経験し、山脇先生のお話についても感じ方が違った様子でした。2日間の支援、お疲れ様でした。 4月8日はお釈迦様の誕生日。普賢院で甘茶を提供されていました。学生も帰り際に興味深くいただき、無事宿泊研修を終えることができました。 看護医療学科 助手 笠谷 笑子
2014.04.10
平成26年度新入生宿泊研修レポート~健康栄養学科
「全国から入学した志を同じくする学友と仲間作りをしよう!」さらに「奈良の歴史や文化を学ぼう!心を開き、自分を見つめることで、他者をも理解する広い視野を持とう!」という目的で、2014年4月7日(月)~8日(火)に奈良市内でにて健康栄養学科の新入生宿泊研修を行いました。 2日間とも暖かい春の陽気に包まれとても気持ちよく、桜も見事に満開でした。 ◆研修1 自己紹介 研修前に作成した班新聞を用いて、自己紹介をしました。4年間一緒に学ぶ仲間の顔と名前を覚える第一歩です。興味のあること、これから入ろうと思っているサークルなど、スクリーンの前でマイクを持ち、緊張しながらも思いを伝えていました。 ◆研修2 奈良散策プログラム 全18班が、それぞれテーマにそって奈良を散策しました。東大寺や春日大社、奈良まち、若草山、唐招提寺、薬師寺などの奈良の定番コースから、お酒や奈良漬、しょうゆなど奈良の特産品の生産現場を見学するといったコース、伝統的な団扇づくりや筆づくり、鹿の角アクセサリーづくり、写経、握り墨の体験コースなど様々なテーマがありました。どの班も奈良の歴史や文化を十分に堪能でき、充実した時間となりました。 ◆研修3 テーブルマナー研修 ホテル内の会場において、洋食フルコースのテーブルマナー研修を行いました。学生は15本のカトラリーを順番に使って、緊張ながらも、仲良くなってきた学友と楽しそうに食べていました。 ◆研修4 クラスアワー、作文「夢をチカラに」 3クラスに分かれて、担任の先生の話を聞いたあと、「夢をチカラに~大学生になっての決意を表現しよう~」というテーマで作文を書きました。みなさん学生生活や卒業後の夢、今の率直な思いをしっかりと書いていました。 ◆研修5 「奈良散策ブログラム」発表会 2日目は奈良散策の際に撮った写真とともに散策を振り返って発表を行いました。散策した場所の歴史や文化を笑顔で報告する姿は、とても充実感に満ち溢れていました。 この研修は本学のある奈良県の歴史や文化を知り、様々な体験の中で自分を見つめることで他者をも理解し、高校時代とは一味違った学生生活を送ろうとする期待を胸いっぱいに抱いた瞬間でもありました。 これから4年間、たくさんのことを学んで大きく成長してください。 健康栄養学科 助手 小西 佳奈
2014.04.09
学生広報スタッフBlog vol.123~健康栄養学科×旅行×食事レポート!
こんにちは。学生広報スタッフ、健康栄養学科3回生の仙度です。 今回は講義や実験などではなく、夏休み・春休みに行った「旅行」について書きたいと思います! ▼タージ・マハル(世界遺産) 大学生の休みといえば「旅行!アルバイト!」と高校生のときの私は思っていました。畿央大学では授業期間は多忙なので、休みの間に旅行に行っている学生が多いようです。3連休の間で旅行先に足をのばす友人もいます。 旅行は、普段の生活と離れて新しい「もの」や「こと」を発見できます。また、いろいろなことにも挑戦しやすくなります。 例えば、普段は人見知りだけれど →せっかく旅行に来たんだから美味しい物が食べたい! →ガイドブックを見るより、美味しい料理やお店を知っている地元の人に思い切って話しかけてみる!! →美味しい店を教えてもらえた!!! …そんなことがしやすいのではと思います。 さて、春休み中に私は4回旅行に行きました。博多、香川、沖縄、インド。沖縄ではダイビングの免許を取得してきました。でも、健康栄養学科に在籍しているだけあって、各地で気になるのはやはり「食べ物」です。健康栄養学科に興味を持ってこのブログを見ている方も、きっと興味のあることだと思います(笑) 博多ではもつ鍋と屋台料理、香川ではうどん、沖縄ではミミガーやテビチなど、インドではインド料理を食べてきましたので紹介します。 1.博多 【左】博多の地元の人に人気のもつ鍋専門店のもつ鍋。 【右】博多の市場のご飯屋さんの海鮮丼と白子のお味噌汁。 2.香川 大根おろしのぶっかけうどん。自分で大根をすって食べるスタイル。 3.沖縄 【左】沖縄人気店のステーキハウスで食べたステーキ。 【右】テビチ(豚足)の唐揚げ。コラーゲンたっぷり! 4.インド 【左】インドで食べた定食。ナンを囲んで左から5種類のカレーとインディカ米、一番右がデザート。 【右】南インド料理のパラータ。小麦粉を薄く焼いたものに、つぶしたじゃがいもが入っています。 観光なども楽しく良い思い出ができますが、「その土地ならではの食」を楽しむのも旅行の醍醐味ではないかと思います。健康栄養学科の学生にとっては、勉強の一つでもありますしね(笑) また4回生になると就職活動や卒業研究、国家試験と忙しくなり長期旅行は難しくなりますので、計画的に旅行と旅先での食事を楽しみましょう! 健康栄養学科3回生 仙度 光麻
2014.04.08
学生広報スタッフBlog vol.122~学生による被災地支援活動に、住友商事から助成が決定!
こんにちは!学生広報スタッフで被災地支援サークル「HOPEFUL」の山地美咲です! 東日本大震災以降、畿央大学の学生と教職員有志による被災地支援の活動がつづいています。被災地支援サークル「HOPEFUL」では、今年の夏に福島県の子どもたちを対象としたイベントを企画しています。その活動に、住友商事 東日本再生ユースチャレンジ・プログラム-活動・研究助成-2014年度の助成をしていただくことが決定しました!昨年に引き続き、2年連続での助成になります。 【助成対象一覧】【Aコース(ユースが任意のチーム/サークル/グループで取り組む活動や研究) そして、先日東京で行われたスタートアップオリエンテーションに、現代教育学科1回生の前川知史くんと共に参加してきました。新幹線で東京駅まで行き、途中何度か迷いながら会場にたどり着きました。始まる前から、他団体の方とお話しする人たちも多い中、知り合いのいない二人はどうすればいいのか分からず、緊張しながら時間まで過ごしました。 助成オリエンテーションのあと、助成決定証書をいただきました。これから夏まで大変なことだらけではありますが、証書をいただき、これからもより真剣に頑張っていこうという思いが強くなりました。 その後、10団体程度に分かれて行ったグループワークでは、お互いが団体紹介をした後に、他団体の活動のすごいところを伝えて、エールを送りあいました。「被災地支援」といっても、さまざまな活動の形があることを知ることができました。 また、エールタイムでは、自分たちの強みを再確認することができました。例えば、畿央大学には教育・健康それぞれの分野で専門性の高い学生がいて、それを生かしながら活動しているところが、他の団体にはなかなかない点として挙げられました。 最後に、他団体の方と親交を深めるために、懇親会が行われました。老舗の日本料理店がプロデュースしたレストランで、とてもおいしく、二人とも食べ過ぎちゃいました!(笑) 他団体の方々と、どんな思いでどんな活動をしていてどんな思いを持っているのか、学生団体ならではの悩みや、活動拠点が被災地から離れているからこその悩みなど、他団体の方とお話しすることができた貴重な機会でした。このつながりを大切にしていきたいです。 ▼レストランの窓から見える夜景がとてもきれいでした。 これから、夏のイベントに向け、まだまだするべきことが山積みではありますが、全力で突っ走り切りたいと思います。このKIO Smile BlogやHOPEFLのfacebookページでも情報発信していきますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。 【関連ページ】 被災地支援HOPEFUL facebookページ 畿央大学のびのびプロジェクトfacebookページ 学生広報スタッフBlog vol.108~被災地支援のびのびキャンプ、住友商事の中間発表会!
2014.04.04
学生広報スタッフBlog vol.121~理学療法研究会による病院の「自主的見学実習」レポート!
学生広報スタッフの白井です。 2014年4月4日にSAPS(理学療法研究会)の新2回生で春休み中に実施した病院の自主的見学実習の報告会を開催しました。SAPS新2回生だけでなく、顧問の高取先生や卒業生でSAPS初代部長の石垣さんなどのOBの方々にも参加していただきました。 1回生の夏休みに実施した理学療法学科・看護医療学科・健康栄養学科合同の「チーム医療ふれあい実習」から約8か月。基礎知識の定着度合いも違う状態の私たちが、こうして病院または老人保健施設に伺うことができて、とても収穫の多い経験になりました! 【病院の自主的見学実習の目的】 実際に、患者さんや医療スタッフとの関わりを見たり、体験したりすることで、コミュニケーションや社会性を基にした、仕事であることを再確認するため。また、そのようなスキルが必要とされている現場で理学療法士の役割や立ち位置について学ぶ。 【ご協力いただいた見学先】 府中病院 阪奈中央病院 西大和リハビリテーション病院 愛仁会リハビリテーション病院 介護老人保健施設おひさま園 藤井会リハビリテーション病院 各施設に1人または2人で訪問させていただき、1人につき1人のバイザー(OBの方)さんが付いて、実際に担当している患者様のリハビリに付き添わさせていただきました。また、各施設の特色も学ばせていただきました。「病院実習報告会」として場を設け、各施設で、各個人が感じたことをフィードバックしました。 以下、参加学生のコメントです。 「発表を通して病院だけでなく、それ以外の老健などのPT(Physical Therapist:理学療法士の略称)の役割など多くのことを知れた。自分自身も実習を通して、直接目にすることで多くのことを学び、自分に不足しているものに気づき、今後の学習に対するモチベーションをあげる機会となった。」 「PTという職種は奥が深い。もっと深く物事に突っ込めるようになりたい。」 「各施設のPTの立ち位置を知れただけでなく、発表者の見る視点や価値観が個々人で違うから、自分が考えていること以外の意見をその場で聞くことができて良かった。また、先生やOBの方からの意見が今後自分たちの学習の上で考えていくことをその場でアドバイスしてもらいためになった。」 「授業で習わなかったPTの仕事の仕方を多く見ることができ、自分の中での将来なるべきPT像が垣間見えた。日々モチベーションを保ち続け、最善の治療を行うための工夫をしている医療者を、皆の報告や自分の目で感じることができたこの経験は、理学療法の勉強を始めたばかりの自分にとって大きなものとなった。」 「各々の発表を聞き、それぞれが実習を通して何か大きなものを持って帰って来たように思えた。1回生の集大成とし、それぞれが目標を持って挑んだ実習で、それぞれが感じた悩みや励みといった種は、この報告会を通じ芽となり、これから始まる2回生での勉強や仲間とのふれあいの中で成長し、いつの日か理学療法士としての大きな花を咲かせるきっかけとなった。」 今回の見学実習に参加したSAPSメンバーにはとても刺激的な何かを個々に受けることができたのは間違いないでしょう。新2回生となる節目にこういった体験ができて自分自身将来どんな理学療法士になるかを考えるきっかけになりました。 この場を借りて、実習をするにあたって準備をいただいた顧問の高取先生、石垣さん、各施設に勤務しているOBの方々、本当にありがとうございました! 理学療法学科2回生 白井 大祐
2014.04.03
客員研究員によるオーストラリア研究留学レポート!
今回、私は2013年9月から2014年3月までの7ヶ月間、オーストラリアのQueensland州にあるThe University of QueenslandのQueensland Brain Instituteにて研究留学を行ってきました。 私が所属したラボは認知神経科学研究室であり、ここではfMRIやEEG、TMSなどの脳機能計測機器を用いて主に運動と知覚に関する研究を行っていました。 私はここで運動学習に関する研究について実験プログラムの作成からプレ実験までを行い、非常に有意義な経験をすることができました。 ▼University of Queenland オーストラリアでの留学経験の全てをお伝えすることは難しいため、特に印象に残った点についてのみ紹介させていただきます。 オーストラリアで最も印象に残ったことは、人と人との相互作用、コミュニケーションの重要性についてです。オーストラリアには留学や仕事のために全世界から大勢の方が来られていました。大学内や公共交通機関であるバスや電車の中などでは、英語以外の言語が数多く飛び交っていました。そのような異なる国の方々と国籍や年齢、身分なども関係なく、英語をツールとしてコミュニケーションを図ることができたことは何よりも貴重な経験となりました。単なる情報の伝達のみをコミュニケーションと呼ぶのではなく、意思の疎通、心や気持ちの通い合い、そしてお互いに理解し合うことが本当のコミュニケーションであることを実感することができました。 また、Queensland Brain Instituteでは毎日朝10時にinteraction spaceでブレイクタイムがあり、そこでは様々なラボの研究員や院生がクッキーとコーヒーを片手に研究の話から雑談までざっくばらんに話をしていました。さらに、研究者のデスクは1階から7階まで、各階で1つの大きな空間を複数のラボが共有しており、異なるラボの研究者がお互いに気軽に話をすることができる環境が提供されていました。このように時間的・空間的に、いつでもどこでも人と人とが相互作用できる環境が新しい物事を創発するきっかけになることを感じました。 ▼Queenland Brain Instituieのデスク ▼QBI Level7からの眺め 畿央大学には留学経験がある先生方が数多くおられます。もし留学に少しでも興味がある方がおられましたら、先生方にお話しを伺いながらぜひともチャレンジしてみてください。準備から現地の生活まで困難なことが数多く待っていると思いますが、それらの困難は人を大きく成長させてくれますし、それらの困難を乗り越えることによって新たな自分に出会うことができると思います。 最後に、今回の研究留学を受け入れてくださったRoss Cunnington准教授、そして留学先での研究をサポートしてくれたラボのメンバー、今回の留学に関して様々なご助言をいただいた金子章道教授、森岡周教授に深謝致します。ありがとうございました。今回の留学経験を生かし、広く社会に貢献できる人間に成長できるように今後も精進していきたいと思います。 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 客員研究員 中野 英樹
2014.04.02
学生広報スタッフBlog vol.120~「サラダわさび菜」品評会~健康栄養学科!
こんにちは!学生広報スタッフ、健康栄養学科3回生の仙度です。 今回は2回生後期、2014年1月30日に開催された「サラダわさび菜」の品評会についてご紹介します。 まず、みなさんは「サラダわさび菜」という野菜を知っていますか? 簡単に言えば、わさび風味の葉野菜です。 季節により辛味の強さが変わりますがピリッとしています。 このサラダわさび菜を、「給食経営管理論実習」という授業の一環でレシピ開発することとなりました。これは奈良県中央卸売市場との連携事業で、テーマは「サラダわさび菜とたまごを使ったレシピ」でした。 ▼調理風景です。この品評会の開催時期が1月末であり、ノロウイルスが流行っていることもあり全員手袋をつけたままの調理です。 ▼私たちの班のエントリーレシピです。サラダわさび菜のレシピは3種類エントリー。 品評会は試食+プレゼンテーションにより評価され、審査委員の皆さんが「見た目」「味」などにより採点。 このうちの手前の「カラフルソース」が、グランプリ?にあたる「奈良県中央卸売市場場長賞」に選ばれました! ▼「カラフルソース」。わさび菜、トマト、たまねぎを粗みじん切りにして、オリーブオイルと食塩、酢を混ぜ合わせた簡単で美味しいソース。チキンにも、またクラッカーにのせても合います! 実はこのソースはもともと、給食経営管理論実習で、実際に調理して利用者の皆さん(教職員・学生)に提供するメニューとして考案したもの。私たちの班は「クリスマス料理」だったので、クリスマスカラーを使用しつつ、色鮮やかで華やかなソースを…ということでできたものです。 ▼給食経営管理論実習で実際に調理、提供されたメニュー。カラフルさはありません。 健康栄養学科では学外の企業や行政といっしょにスイーツやレシピを開発する企画がたくさんあります。健康栄養学科の皆さん、また新たに畿央生になった皆さん、ぜひチャレンジしてみてください! ▼受賞時に記念撮影! 健康栄養学科3回生 仙度 光麻 【関連記事】 奈良県中央卸売市場連携 「サラダわさび菜・たまご」を使ったレシピ品評会を行いました。
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