2024.11.25
野迫川村「郷土料理研究交流実習会」に参加しました!~ 健康栄養学科
令和6年11月10日(日)健康科学部 健康栄養学科の上地 加容子教授と同学科の学生4名が野迫川村上垣内生活改善センターを訪れ、同村の郷土料理研究会の会員7名との調理実習交流会に参加しました。
野迫川村郷土料理研究会とは・・・
野迫川村郷土料理研究会は、大学生と会員が共同で野迫川村の郷土料理の調理実習を行い、異年齢との交流を通じて郷土料理を広く知ってもらうとともに新しい視点で故郷の料理に触れる契機となる研修を行っています。先人より伝わる料理を研究し、郷土の食文化の理解を深め、後世へ継承していくことを活動目標として、村内の学校との交流やイベントで料理を提供しています。
当日は朝9時に五位堂駅を出発し、約2時間で野迫川村に到着しました。現地では池口教育長をはじめ郷土料理研究会の皆さん総勢9名が温かく迎えてくれました。
池口教育長のあいさつの後、教育委員会の井上様から今回の調理実習についての説明を聞きました。そしていよいよ会員の皆さんと一緒に調理実習の始まりです。
献立は、地元の山で採れた松茸をふんだんに使った松茸ご飯、高野豆腐を作る過程でできる豆腐の粉を使った煮物、さしみこんにゃくの山椒味噌がけ、弓手原地域で食べられているたっぷりの大根おろしと唐辛子が入った弓手原のホット(汁物)、酢の物など地元の食材を使った郷土料理をレシピ通りに再現しました。
会員の皆さんが朝早くから下準備をしてくださったので、学生が主に担当したのは「弓手原のホット」と「高野豆腐の粉を使った煮物」です。
「弓手原のホット」は、乱切りにした野菜を煮込み、味付けしたらたっぷりの大根おろしと唐辛子を入れます。大きなおろし器で豪快に大根をおろします。おろし器は各家庭で手作りされており、粗さや口当たりなどが違ってくることから、家庭の味とされてきたそうです。
その他の料理の仕上げと盛り付けも手伝いました。
▼松茸ご飯に学生もにっこり
また、この他にもウコンで漬けた大根漬けやさっくり揚げたかきもちなどもふるまわれました。
本学からは、田原本町の味間芋と宇陀の金ごぼうで作ったジェラート2種類を持参し、デザートとしてふるまいました。
料理がテーブルに並べられると、試食には池口教育長も同席し、出来上がった料理をいただきました。
普段あまり口にすることのない野迫川ならではの郷土料理に、学生たちは興味津々です。試食後は、それぞれの料理の由来や調理のポイントを会員の皆さんに教えていただきました。
参加した学生の感想
● 初めて食べた食材や料理が多くて、とても良い経験になりました。野迫川村の郷土料理の歴史を学ぶことができ、レシピもいただいたので、家族にも振舞いたいと思います。また、このような交流会に参加したいと思いました。
● 郷土料理研究会の方々に村のことや、郷土料理について話していただき、良い経験になりました。作った食事もとてもおいしかったです。
畿央大学 地域連携担当
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