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理学療法学科
2017.09.09
理学療法学科 海外インターンシップ2017 in 台湾 現地リポートvol.1
理学療法学科では、昨年度から台湾での海外インターンシップを実施しています。今年は9月6日(水)~12日(火)の日程で、3回生12名と教員4名が現地を訪問しています。現地からのレポート第1弾です! 【9月6日(土)】 いよいよ待ちに待ったインターンシップがこれから始まります! ▼今回の海外インターンシップメンバーと、同日に在外研究中の瓜谷先生のいるオーストラリアに出発する4回生 @関空 関西国際空港に集合し、台湾に向けて出発しました。 4時間ほどかけて台湾に到着しました。台湾はとても蒸し暑く、早速汗だくになりました。。。 夕食後には、翌日に行う英語の発表と文化紹介として行うソーラン節の確認を夜遅くまで全員で行いました! いままで授業の合間を縫って準備してきて、明日がついに本番です…堂々と自信をもって全員でベストを尽くしてきます! 理学療法学科3回生 来海 恵 【関連記事】 理学療法学科 海外インターンシップ2017 in 台湾に向けて!
2017.09.08
平成29年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催しました!
チーム医療ふれあい実習を終えて 理学療法学科1回生、看護医療学科1回生、健康栄養学科臨床栄養コース2回生の学生たちが学科の枠を超えてグループを編成し、チーム医療が実践されている医療現場(病院・施設)を訪れ、チーム医療に携わる専門職としての資質や態度を養う「チーム医療ふれあい実習」。本学の特色ある学びの一つになっています。 今年度は8月21日(月)~25日(金)の10施設に分かれて実施しました。以下、学生たちの学びの様子を紹介します。 今回参加した学生の体験レポート 健康栄養学科2回生 チーム医療ふれあい実習では、病院の医療従事者としての働きや自分の専門分野以外の専門職がどんなことをしているのかを実際に見ることができました。3日間で各部署や救急センター、外来、病棟、リハビリテーション、チーム医療(NST*と口腔ケアチーム)を見学し、実際にどんなことをしているのか体験させてもらいました。 ※NST:栄養サポートチーム(Nutrition Support Team)の略語で職種の壁を越え栄養サポートを実施する他業種の集団(チーム)のこと。 その中で私たちは「コミュニケーションをとることがチーム医療にとって重要であること」を最もよく学んだと思います。 特に印象的だったのが、2日目に見学したNSTのラウンドです。最初はカンファレンスで患者さんの情報を共有し、そのあと実際に患者さんのもとへ話を聞きに行きました。カンファレンスでは温和な雰囲気で各専門分野が平等な立場で発言しているなと思いました。 NSTは看護師や栄養士など9人(その日は7人)構成でしたが、カンファレンスに参加した全員が患者さんのもとへ話を聞きに行くことに驚きました。しかし患者さんに話を聞くことでデータだけではわからなかった新たな発見があり、それをその場で全員に共有できることやチーム一人一人が患者さんに向き合うことができることがNSTの利点だなと思いました。 患者さんとの会話、看護師の言葉かけ、他職種間での情報共有、病院内でのあいさつなど様々なコミュニケーションの形を見ることができ、その大切さを体感しました。すごく貴重な体験をさせてもらったので、学んだことを忘れず将来に活かしていこうと思います。 健康栄養学科 2回生 岩本 優子・大野 心・久米川 奈穂 看護医療学科1回生 まず今回の実習で清潔ケアなども見せていただき、看護師はケア中に患者さんと直接話すことで得た希望や意見をカンファレンスの際に他の職種に伝えるという患者の代弁者の役割もしていると気づきました。 看護師は患者さんにかかわる時間が他の職種よりも長いため、患者さんから得る情報も一番多いということを実際に感じることができました。 病院見学もさせていただき、病院の物理的な構造も患者さんが動きやすいようになっていること、職種間の連携がスムーズにいくように工夫されていることなどにも気づくことができました。 さらに、カンファレンスでは毎朝他職種が集まって患者の情報を共有していると聞き、これにより患者さんの治療がスムーズに行われていると感じました。退院時には退院前カンファレンスで、ケアマネジャーなど地域の関係機関の担当者も来てどのように退院後の生活を過ごすのかを話し合い、退院後の目標を職種間で共有していると学びました。 チーム医療は、意識して行うものではなく、医療現場で自然に行われているということにも気づくことができました。実習は3学科合同で行われたため、毎日のショートカンファレンスで各学科からの視点での気づきを共有でき、自分の視野を広げることができました。 実習を終えてこれから私たちがさらに学びを深めたいと思っていることは、他の職種の働きや特徴についてです。今回、他の職種と連携するにあたり、他の職種に関する知識がまだまだ十分ではないと気づくことができたので、自分の専門領域について深く学び、そのうえでチームにおける職種ごとの役割を活かして連携するにはどうすればいいのかを考えていきたいです。 看護医療学科 1回生 飯田 貴美・唐住 澪 理学療法学科1回生 今回の実習で、実際に病院で外来・病棟、栄養科、薬剤部、検査部の仕事現場を見学させていただきました。どの部署でもチーム医療としての連携の大切さや、患者さんへの細やかな配慮の数々を知ることができました。 私が今回の実習で特に感じたことは、コミュニケーションの大切さです。患者さんとのふれあいの中でそれぞれの性格や好み、興味のある事柄や今1番何を求めているのかなどについて聞きだし、またその情報をきちんと細かく記録して多種多様な職種同士で共有し活用していく。この2つの事柄をきちんと行うには密なコミュニケーションが必須となります。 私は患者さんとお話をする機会があってもなかなか自分から話すことができなかったので、これからは患者さんとのコミュニケーションについて、色々な事柄に興味を持って少しでも多くの話題に対応できるようにし、そこから話しやすい環境作りに繋げられるようにしていきたいです。そのために新聞等で情報を集めたり、話術や対応の仕方についてはこれからの大学での座学で高めていきたいと思います。 この5日間、とても貴重な体験をさせていただきました。各施設の方々や引率の先生方、本当にありがとうございました。 理学療法学科 1回生 大和 千夏 専門職になるためには現場での実習が欠かせません。実習に向けて、4月からチーム医療論という講義を通して、準備を進めてきました。 今回、医療を受ける側とは異なり初めて提供する側の目線で病院実習に参加し、初めて経験したことや、わかってはいたものの思い通りにはいかなかったこともあったようです。 上記のように、このような経験を通して、知識・技術やコミュニケーション能力の重要性を再認識できたのではないかと思います。ぜひ今後の学習につなげてほしいと考えています。 この場を借りて、ご協力いただきました患者様、施設・指導者の方々に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。 理学療法学科 助教 松本 大輔 【関連リンク】 平成28年度「チーム医療ふれあい実習」を終えて
2017.09.07
介護予防リーダー養成講座3期生のフォローアップ講座を開催しました~広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」
団塊の世代が後期高齢者となる2025年に向けて「元気な高齢者が虚弱高齢者を支える仕組みづくり」が重要課題になっており、地域における健康づくり・介護予防の担い手の育成が急務となっています。自主的な健康づくりの活動を行える地域支援の「リーダー」を養成することを目的に、2017年2月~3月にかけて広陵町と本学が連携して3年目となる「介護予防リーダー養成講座」を開催しました。全11回の養成講座修了者はKEEP(Koryo/Kashiba Elderly Encouragement Project)として認定され、地域における介護予防の担い手として地域イベントやサロン等で地域の健康づくりに貢献していきます。 畿央大学では、この取り組みに理学療法学科 高取准教授と松本助教が全面協力し、今年度は広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクト(私立大学戦略的研究基盤形成支援事業)の一環として協働しています。 ▼2017年3月21日(火)修了式の様子 修了されてから6ヵ月間は研修期間と位置づけ、広陵町さわやかホールにて月1回ペースで「フォローアップ講座」を実施し、その後は「ステップアップ講座」を1期生・2期生とともに合同で受講していくことになります。その後、いよいよKEEPの正式メンバーへと移行し、本格的な活動が開始されます。 2017年9月4日(火)に、フォローアップ講座締めくくりの「実践発表会」が開催されました。 KEEP1期生、2期生の方々の前でそれぞれの班で考えた運動・レクレーションプログラムを各20分の持ち時間で披露します。3期生の方々は先輩方の前での披露とあって、かなり緊張気味でしたが、A班〜C斑まで素晴らしい内容を実演してくれました。私は講評役としてまるでオーディション番組の審査員のような席で拝見しておりました。 内容は唱歌に合わせて脚力、バランス運動、脳トレの要素がうまく取り入れられている班、巨大な手作りお手玉ダーツでの運動プラス計算課題など、KEEPオリジナル要素が満載です。養成講座をさせて頂いた立場としては、そのスキルアップぶりにかなり驚かされると同時に感動いたしました! ▼自作お手玉ダーツ ▼バランスと点数計算の課題も盛り込まれています。 住民主体の介護予防教室は「はつらつ教室」に「自主運動教室」などを合わせると10箇所を超えており,さらに広がりを見せています。 ▼チームとしての一体感も出てきました! リハビリテーション専門職として、またKAGUYAプロジェクトとしてみなさんの活動を支援し、また今年度も介護予防リーダーの養成に貢献できればと思います! 理学療法学科 准教授 高取克彦 【関連リンク】 広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクト 広陵町・香芝市×畿央大学 介護予防リーダー養成講座」修了式を開催しました。 広陵町連携 介護予防リーダー養成講座の取り組みが「奈良介護大賞2015」に選ばれました。
2017.09.06
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.46~ピクニックで深まる交流!
こんにちは!健康支援学生チームTASK※、理学療法学科2回生の礒兼実沙です。 ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。 学科の枠を超えて協力しあいながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 8月28日(月)TASKメンバーの交流を深めることを目的に、畿央大学近くの高塚地区公園で、ピクニックを行いました! サンドウィッチや唐揚げをみんなで楽しくいただきました。 そのあとに、レクリエーションを行いメンバー同士の仲を深めました。チームに分かれて人間知恵の輪や木とリスゲームをして勝敗を競い合ったり、敵の的を水てっぽうで狙ったりとたくさん体を動かしました。ついつい熱くなってしまいますね(笑) そして、今年は流しそうめんができなかったので、わんこそば風に口の中に流し込むことに!それはそれで楽しかったですね! メンバー同士の仲を深めるいい機会となりました。 また、この日は3回生から2回生へ世代交代する日でもありました!2回生が中心となってこれからの活動を進めていきたいと思います。よろしくお願いします! ▼TASKの「T」! TASK新代表 理学療法学科2回 礒兼実沙 ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。
2017.09.04
理学療法学科 海外インターンシップ2017 in 台湾に向けて!
理学療法学科では9月に2回目となる海外インターンシップを台湾で行います。3回生12名、教員4名が平成29年9月6日(水)~12日(火)の日程で現地を訪れます。看護医療学科に続き、いよいよ出発の日が近づいて参りました! 国立台湾大学と中国医薬大学の理学療法学科とそれぞれの病院を訪問し、英語の講義・実習を受けたり、施設を見学したりするだけでなく、英語でのプレゼンテーションも予定されています。また、実際に現地の高齢者への運動指導をするなど、新しいプログラムも加えられています。 その準備に向けて、交流先の学生たちへのプレゼンテーション、余興、台湾の高齢者への健康体操の指導など、期末試験ともへ移行して忙しい日々の中、参加メンバーは楽しみを絶やさず、真剣に話し合いを重ねて準備に取り掛かってきました。 また、昨年台湾へ学びに行った先輩方からのアドバイスや庄本学科長からの講義、ネイティブの先生からのプレゼン・語学指導を受けたりと、「昨年よりももっと良いものにしょう!」と参加メンバー全員で準備に取り組んで来ました。 ▼庄本先生から台湾に関する講義 ▼中国語での運動指導に向けて猛練習! ▼中国語を覚えるのに必死な学生…と先生方 不安と期待でいっぱいですが、できることを精一杯頑張ってきます!! 理学療法学科3回生 高橋良太 理学療法学科助教 松本大輔 【関連記事】 海外インターンシップ先の中国医薬大学(台湾)の学生が来学!~理学療法学科 海外インターンシップ先の中国医薬大学(台湾)から教員2名が来学!!~理学療法学科 理学療法学科 海外インターンシップ in 台湾 vol.4~日本に戻って報告会を開催! 理学療法学科 海外インターンシップ in 台湾 現地レポートvol.3 理学療法学科 海外インターンシップ in 台湾 現地レポートvol.2 理学療法学科 海外インターンシップ in 台湾 現地レポートvol.1
2017.08.28
水泳部~西日本コメディカル学生水泳競技大会参加レポート
こんにちは!水泳部キャプテンの理学療法学科3回生 吉竹大輝です。 8月12・13日(土・日)に山口県で開催された第16回西日本コメディカル学生水泳競技大会に出場しました。出場校は中部から九州地方までの医療系大学35校です。 この大会は畿央大学水泳部にとって年間の活動中でメインとなる大会で、この試合でメダルを取るために練習を頑張ってきました。 12日(土)は、試合会場の山口きらら博記念公園水泳プール(屋内50mプール)で前日アップを行いました。実際に試合で使用されるプールでアップをすることにより試合の感覚のイメージ、飛び込み台の高さ、浮き上がりの確認を各自が行い、翌日の試合に向けて調整しました。 そして翌日の13日(日)レース本番です!! 男女ともに去年より部員も増え、個人種目・リレー種目ともに非常に盛り上がりました。 みんな精いっぱい頑張って泳ぎ切りました。 ◆競技結果◆ 【リレー】 男子200mメドレーリレ―:第3位 女子200mメドレーリレー:第6位 男子200mリレー:第2位 女子200mリレー:第6位 男子400mリレー:第5位 【個人種目】 男子400m自由形:第3位 紀伊克弥(看護医療学科2回生) 男子200m自由形:第5位 北松寛大(人間環境デザイン学科2回生) 男子100m背泳ぎ:第5位 山田誠(理学療法学科2回生) 男子50m平泳ぎ:第3位 吉竹大輝(理学療法学科3回生) 男子100m平泳ぎ:第6位 吉竹大輝(理学療法学科3回生) 女子50mバタフライ:第2位 安田あずみ(理学療法学科4回生) 女子50m背泳ぎ:第1位 中居結菜(看護医療学科1回生) 【団体】 男子総合の部 順位 大学名 得点 第1位 関西医療大学 105 第2位 藤田保健衛生大学 79 第3位 神戸薬科大学 58 第4位 畿央大学 54 第5位 鹿児島大学 36 第6位 岡山大学 29 女子総合の部 第1位 神戸薬科大学 74 第2位 信州大学 65 第3位 富山大学 47 第4位 浜松医科大学 45 第5位 九州大学 40 第6位 高知県立大学 34 第7位 畿央大学 24 男女総合の部 第1位 神戸薬科大学 132 第2位 関西医療大学 112 第3位 藤田保健衛生大学 79 第4位 畿央大学 78 第5位 信州大学 77 第6位 富山大学 59 3日目(8/14)は、山口県を観光して帰りました。 僕は今回で2度目の参加だったのですが、今回の大会で一番うれしかったことは、男子の200mメドレーリレーで3位・200mリレーで2位が取れたことです。水泳は個人種目ですので周りの音も応援もほとんど聞こえないのですが、(リレーの時も実際泳いでいるのは一人なのですが)リレーでは不思議とチームの一体感や仲間意識をより強く受けることが出来ます。これがリレーの面白みの一つでもあり、そんなリレーでメダルを2つも取れて本当にうれしく思います。 1つ心残りがあるとすれば、男女総合三位まで1点差であったことです。来年は一つ順位を上げて3位に入賞してくれると信じています。 来年もたくさんの新入生が入って、畿央大学水泳部をもっと盛り上げていってほしいです。 理学療法学科3回生 吉竹大輝
2017.08.28
学生広報スタッフblog vol.228~「物理療法学実習」授業レポート
理学療法学科3回生のKです。 今回は3回生の前期にある『物理療法学実習』という授業の紹介をしたいと思います! 『物理療法学実習』は、2回生の後期にある『物理療法学』での学習内容をふまえて、安全に正確に機器を使用して、基本的な物理療法を行う実技型の授業です。 物理療法とは、光・熱・水・電気および機械的なものなど物理的作用要素を用いて行う治療法のことで、運動療法をはじめ、マッサージや電気療法・光線療法・水治療法・温熱療法・気候療法などがあります。 ▲水中トレッドミル (プールとウォーキングマシーンを組み合わせたような機器) ←画像クリックで動画で見られます! ▲神経筋電気刺激 (神経や筋に電気刺激を与えて運動反応を引き起こす) ←画像クリックで動画で見られます! ▲浮腫に対するマッサージ ▲水中での超音波療法 ▲過流浴 (過流や水圧、気泡による刺激を与える水治療法) ▲高濃度炭酸泉浴 上記の写真はほんの一部で、他にもさまざまな物理療法に触れることができます。 教科書や先生の話だけでは伝わらなかったことや分かりにくかったことが理解でき、とても意欲的に授業を受けることができました。 ●その他の広報スタッフblogはこちらから!
2017.08.24
理学療法学科1期生・2期生「のほほん会キャンプ」同窓会レポート!
今年で卒業して10年が経ちました。我ら同志は何年たっても固い絆で結ばれています。 今年も恒例の、のほほん会キャンプ同窓会(理学療法学科1期生・2期生同窓会)を、8月19日・20日(土・日)の1泊2日で開催しました。去年よりも2人子どもが増え、集合人数は大人と子ども、合わせて39名になり、すごい大所帯になりました。 今回もこの一年間に起こった出来事などを酒を交わしながら語り合いました。病院、施設、起業した友人と今後の理学療法のあり方や、中堅セラピストならではの苦悩や、やりがいについて話していく機会を設けることができました。 また、家族が増えたことを喜び合うことができ、子どもの育てかた・育児相談など、初顔合わせの方もいましたが、母親たちは同じ子をもつ環境なのか一瞬で溶け合うことができました。昼は子どもたちと川でキャンプを行い、夜は宴会をしました。その後、家族全員で恒例の花火大会を行いました。 あっという間に2日間が過ぎていきましたが、来年もまた同じ場所で皆さんと顔を合わせ語らい、騒ぎたいです。これからもずっと大学時代の良い友人関係を継続していきます。 理学療法学科1期生 中川和明 ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。
2017.08.17
学生広報スタッフblog vol.226~理学療法学科「KIO元気塾」レポート!
学生広報スタッフ、理学療法学科3回生のKです!今回はKIO元気塾について書かせていただきたいと思います。 KIO元気塾は、理学療法学科3回生の希望者が中心となって教員の指導のもと、病院を退院された後の近隣の方々に運動などを通じて心身機能や活動レベルの向上をはかる取り組みです。3回生の春休み・4回生前期に長期の学外実習を控える私たちにとって、実習前に臨床評価を学内で実践的に学ぶことができる貴重な機会となっています。 前期では4月から7月まで週2回の合計24回行われました。10人1グループごとに1人の利用者さんを受け持ち、2人がペアを組んで交代に受け持っていきます。 事前報告書や事後報告書を先生に提出し指導していただいた上で、当日も先生とともに元気塾を行っています。毎週ミーティングを行って前の週にしたこと、これから何かをしていくかなどを話し合い、最終的には教員や参加した学生全員で症例発表を行いました。 これまでの2年間で学んできたことをどのように臨床でいかしていくのか、よくわかりました。今回の学びを後期の元気塾や長期実習でいかしていきたいと思います!! 今回のブログで少しでもKIO元気塾の雰囲気が伝われば嬉しいです! 【関連リンク】 畿央生の一日ってどんな感じ?「理学療法学科」編(YouTube) KIO元気塾のクリスマス会(2015年) ●過去の学生広報スタッフblogはコチラから!!
2017.08.09
平成29年度 運動器リハビリテーションセミナー「臨床編」を開講しました。
7月30日(日)、平成29年度「畿央大学運動器リハビリテーションセミナー(臨床編)」が開催されました。運動器リハビリテーションセミナーは、卒後のリカレント教育(再教育)の機会や最新知見を提供することで、運動器リハビリテーションに必要な知識を基礎から実践まで系統的に学べるプログラムとなっています。 前年度までのプログラムを改変し、今年度は、明日の運動器リハに使える『エビデンス編』、部位ごとに基礎から臨床応用まで学べる『臨床編』、臨床現場での日々の疑問を客観的に解決する手法を学ぶことで、未来の運動器リハビリテーションを創造する『臨床研究編(導入)』『臨床研究編(実践)』の4つで構成されています。 そして、今回は『臨床編』として、臨床で多く経験する運動器疾患を中心に、各関節の関節構造・運動学・疾患に対する治療戦略を多くの研究論文から考察した内容になっていました。 まず、1講座目は「肩関節のリハビリテーションと最新の知見」というテーマで、運動器リハビリテーションセミナーの代表である福本准教授による講義を開始しました。解剖学・運動学の振り返りから、ガイドラインや最新のエビデンスを用いて、どのように臨床現場で診ていくかについてご紹介いただきました。 2講座目、「肘・手関節および体幹の最新知見とリハビリテーション」については、健康科学研究科修了生で他機関にて活躍されている梅山和也先生、粕渕賢志先生からお話いただきました。梅山先生からは近年、高齢者だけでなく、勤労者でも問題となっている腰痛を中心に、粕渕先生からは肘・手関節についてアプリケーションを用い、実際の関節の動きを確認しながらご説明いただきました。また、粕渕先生の研究テーマである「ダーツスローモーション」については整形外科の教科書でも取り上げられるようになっており、まさにホットトピックになりつつあるとのことでした。 【写真上;梅山先生】 【写真下;粕渕先生】 3講座目は、「変形性膝関節症とその人工関節の最新知見とリハビリテーション」として、健康科学研究科修了生の平川善之先生から、運動器疾患で最も多く経験する変形性膝関節症および人工関節置換術後の治療戦略について、実際に身体を動かしたデモンストレーションを入れながら、経験の浅い受講者の方にもわかりやすくご説明いただきました。 4講座目は、「フレイル・サルコペニア・ロコモーティブシンドロームの予防」について、松本から、老年学のトピックであるフレイル・サルコペニア・ロコモーティブシンドロームについて現場で落とし込めるように整理し、説明させていただきました。 全体を通して、4講座ともかなりの情報量でしたが、参加者の方々は熱心に聴講され、個別で質問もされていました。なかなか自分だけでは、それぞれの分野の最新の知見を調べて理解するのは難しいと思いますが、それぞれの講座でまとめていただき、臨床に戻ってから、しっかり考えるための素材がつまっていたのではないかと思います。 最後に、今回の運動器セミナーを受講して頂いた皆様、ありがとうございました。次回は今年新たに臨床研究編を二つに分けたプログラムを開始しますので、楽しみしておいてください。 臨床研究編(導入) 平成29年10月8日(日) 詳細 臨床研究編(実践) 平成30年1月28日(日) 詳細 お申し込みはコチラから! 理学療法学科 助教 松本 大輔 【関連記事】 平成28年度「臨床研究編」レポート 平成28年度「下肢編」レポート 平成28年度「上肢・体幹編」レポート 平成28年度「エビデンス編」レポート
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