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人間環境デザイン学科

2025.03.04

令和6年度卒業研究講評会を開催しました ~ 人間環境デザイン学科

人間環境デザイン学科では、4回生になると大学生活の集大成として卒業研究に取り組みます。各自決定したテーマに基づき1年をかけて研究を進め、講評会に向けて連日遅くまで作業を進めます。今年度は59名の学生が論文19点、制作35点を提出しました。 1月25日、26日 講評会 講評会では、人間環境デザイン学科全教員が全ての研究の成果を講評します。論文は発表形式、制作はパネルディスカッション形式で2日間にわたって講評会が行われました。     学生一人ひとり、卒業研究に込めた想いやコンセプトを熱心に発表しました。     2月7日 選抜講評会 講評後、論文5点、制作12点が選抜講評会に進みました。     この日の発表では、さらにブラッシュアップされた研究の成果が発表され、卒業研究への想いをより一層感じることができました。       教員による審査の結果、最優秀賞、優秀賞に選ばれた研究を紹介します。 【最優秀賞】 畑中 澄玲「コリデール~日本茜とタフティングを用いたラグの制作~」         【優秀賞】 澤田 百果、田中 璃音、辻 愛夏「熱中症予防行動を促すデザインの提案」   【優秀賞】 藤原 百花「余白がつくる豊かなまちくらし~銭湯×商店街×長屋~」   卒業研究展示会を開催します。 これらの研究を含め、全53点の卒業研究展示会を開催します。 ◆2025年3月5日(水)10時~17時 ◆2025年3月6日(木)10時~16時 大和高田さざんかホール 2F 展示ホール   ▼ 人間環境デザイン学科 卒業研究展示会についての詳細はこちらから ▼ 2024年度人間環境デザイン学科 卒業研究・作品展を開催します。   卒展ポスター2024     皆様のご来場を心よりお待ちしております。   人間環境デザイン学科 助手 小松 智菜美 ▼ 過去に開催した卒業研究・展示会についてはこちらから ▼ 人間環境デザイン学科「2023年度卒業研究・作品展」を開催しました。 人間環境デザイン学科「2022年度卒業研究・作品展」を開催しました。 人間環境デザイン学科「2021年度卒業研究・作品展」を開催しました。   ▼ 人間環境デザイン学科についての記事はこちらから ▼ 完成した椅子を畿央大学付属広陵こども園の子どもたちにお届け ~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」~ 学生がデザインしたKIOオリジナルバッグが完成しました!~人間環境デザイン学科 第4回近畿学生住宅大賞で3回生が「企業賞」に!~人間環境デザイン学科 第6回エコマミ公開講座に人間環境デザイン学科 村田浩子教授と学生が参加しました!~ 人間環境デザイン学科 地域とデジタルをつなぐ – スマートフォン年賀状作成ワークショップの開催 ~人間環境デザイン学科 清水ゼミ 河合町佐味田地区の「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の動物将棋の制作活動 ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 木の家設計グランプリ「銀賞」に入賞!~人間環境デザイン学科吉永ゼミ

2025.02.26

プロジェクトゼミ 御所まち旧和光ビル跡地活用提案 ~ 人間環境デザイン学科 陳ゼミ 前川ゼミ 吉永ゼミ

人間環境デザイン学科では、プロジェクトゼミという特色のあるゼミ活動を2回生の後期、3回生の通年と約1年半の期間取り組みます。学内での活動もあれば、学外へ出て地域課題に対して実践的に取り組む活動もあります。   今年度は3ゼミ(陳ゼミ・前川ゼミ・吉永ゼミ)が通年で御所市の御所まちという歴史的なエリアの建物解体跡地の活用方法について御所まちに住む住民のみなさまや行政の方々と実践的に取り組みました。 御所まち まち歩き 2024年7月に、市役所の方々のご案内で御所まちのまち歩きを行いました。     御所まちにはお寺や街なみが古くから残っていて昔にタイムスリップしたような感覚になります。     御所まちでは、江戸時代に整備された背割下水や環濠が昔の姿のまま残っているなど、まちが大切に引き継がれてきたことがわかります。     まち歩きでは、地元の方が私たちに建物を見せていただいたり、学びの多い体験でした。     まち歩きの経験を学内のゼミにもち帰り、メンバーで感想を議論したり、歴史を調べたり学びの時間をとります。 ワークショップを開催し、地域の方と意見交換しました。 8月には、地域住民のみなさまとワークショップに参加しました。住民と学生がテーブルに分かれて「どのような場所にしたいか」を意見交換しました。     住民のみなさまから御所まちのことを教えていただいたり、学生視点で見た御所まちの感想を議論しました。ワークショップで出た意見や感想をまとめて発表し、世代を超えた交流の機会になりました。     毎週の各ゼミでは跡地活用方法について、歴史的に分析したり、建築をデザインするだけでなく、広場としてのランドスケープ計画など議論を重ねていきます。敷地模型を作ったり、スタディ模型やパースを作成して検討を繰り返します。 中間発表会を開催し、案をブラッシュアップしていきます! 12月には御所市のホールで、住民のみなさまへの中間の発表会がありました。計画5案をスライドと模型を用いてプレゼンテーションしました。     時間をかけて作成した模型を住民のみなさまが熱心に見ていただき、感想や私たちの気づかなかったことなどをアドバイスいただき、地域住民のみなさまが熱心に跡地の活用を考えられていることに刺激をいただきました。そのアドバイスを再度各ゼミで案をブラッシュアップしていきます。 御所まちの未来を住民の皆さまと一緒に考えました。 2025年1月に最終プレゼンテーションを御所市役所で住民のみなさまに行いました。     たくさんの方にお集まりいただき、歴史ある御所まちの未来について一緒に考える良い機会となりました。   学生の感想 A 班 Mさん(吉永ゼミ) A班は議論を重ね、御所まちにとってより良い提案を考えてきました。私たちのゼミでは、古い木造建築の移築を提案しました。古い建物の構造躯体と瓦を移築し、屋根だけの、街の人たちの庭のような場所を提案しました。   また、御所市は、葛城山、棚田、御所まちという連続するまちがあるため、今回の提案に棚田を取り入れ、棚田テラスを提案しました。屋根のかかる場所があり、棚田のような庭があるという連続性があります。   移築してきた大きな屋根の下には最小限のトイレと防災備蓄的な倉庫を計画して、多目的に使える場所としました。棚田テラスでは、地域の人が休憩する場所として使えたり、観光客の休憩場所、みんなの庭としてまちに開かれます。   また、祭りなどイベントの際にも活用されます。お店をされたい方がイベントとしてお店を出せたり、日本酒の飲み比べイベントを開催するなど、地域活性化にも繋がります。ビルの跡地が、みんなの大きな庭になり、地域のみなさんに愛される場所になればいいなと思います。 B班 Mさん(吉永ゼミ) 歴史的な町並みが残る御所まちの入り口となる今回の敷地において、私達は歴史的景観の保護を最優先に考え、取り組んできました。 近年、御所まちでは古民家を活用したカフェや銭湯など、観光・地域活性化の取り組みが進められています。しかし、その一方で、人を雇ったり管理を続けることの難しさも課題として感じられます。そこで今回の敷地では、管理やメンテナンスが容易で、周辺住民の方々が自由に使える「庭」のような場所を提案しました。   住民の方々にとって日常的に親しまれ、観光客にも開かれた空間となることを目指しました。 また、このエリアは重要伝統的建造物群保存地区の選定を目指しているため、歴史的景観の保護も重要なテーマでした。そのため、敷地のファサードには今後取り壊される予定の空き家などの古材を再利用し、景観との調和を大切にすることを考えました。   駅からのアクセスも良く、歴史を感じながら散策できる御所まち。その入り口として、住民の方々や観光客に愛される場所となることを願っています。 C班 Tさん(前川ゼミ) 遠見遮断や商店街、江戸時代の町並みや昭和の町並みなどが、積層しながら残っている「御所まち」は、今井町とは異なる伝統的な町で、その中で行う旧和光ビルの跡地の活用の検討は、住民にとって重要なものだと感じました。   そのため、ゼミ内で活用検討を行った時は、アイデアを出すのに難航しましたが、御所まちならではの敷地に焦点を当て、この土地ならではの提案を考えることを目標に進めました。   その際出てきたアイデアである、地下広場や御所キオスクなどは、ここでしかできない空間デザインであり、ひとつの成果だと思っています。住民のみなさまに向けて提案した経験は、とても貴重なものとなりました。 D班 Sさん(陳ゼミ) D班は多様な使い方ができる広場と、まちの人が癒されるガーデンを中心に考えました。約半年間の長期にわたっての提案で、地域の方や役所の方からいただく様々な要望に応じた設計を行うのが難しかったです。   デザイン面や機能面、景観の規制といった様々な条件を考慮しながら、話し合いを行い、グループで協力して提案を行うことができました。 E班 Tさん(陳ゼミ) 御所まちの提案は今までの提案とは違って、多くの視点から土地を見て、考えさせられました。建物の高さや周りの建物との調和、土地と町全体との配置関係などの「環境面」とコンセプトや利用目的、利用者への使われ方などの「施設面」がうまくマッチした提案を考えるのは大変でしたが、とてもやりがいを感じました。     今後もプロジェクトゼミでは、学外に出て地域課題に対して実践的な提案などを行なっています。   人間環境デザイン学科 講師 吉永 規夫 関連記事 ▶ プロジェクトゼミについての紹介記事はこちら   ▼ 人間環境デザイン学科についての過去のブログ 完成した椅子を畿央大学付属広陵こども園の子どもたちにお届け ~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」 学生がデザインしたKIOオリジナルバッグが完成しました!~人間環境デザイン学科|KIO Smile Blog 第4回近畿学生住宅大賞で3回生が「企業賞」に!~人間環境デザイン学科 学生がデザインしたKIOオリジナルバッグを制作中!~人間環境デザイン学科 第6回エコマミ公開講座に人間環境デザイン学科 村田浩子教授と学生が参加しました!~ 人間環境デザイン学科 地域とデジタルをつなぐ – スマートフォン年賀状作成ワークショップの開催 ~人間環境デザイン学科 清水ゼミ 河合町佐味田地区の「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の動物将棋の制作活動 ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 学生視点で「畿央食堂なごみ」のリノベーション提案!! ~ 人間環境デザイン学科 李ゼミ

2025.02.22

完成した椅子を畿央大学付属広陵こども園の子どもたちにお届け ~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」~

1回生対象の科目「立体表現Ⅱ」では、丹波篠山で家具作家をされている稲葉 崇史先生を講師としてお招きし、2023年4月に開園された「 畿央大学付属広陵こども園 」の子どもたちのために、2021年からこども用椅子を製作しています。   本年度は31名の学生が履修し、全15回の授業を通して、子ども達の成長をサポートすることができる以下の条件をふまえた椅子を一人一脚製作しました。   木の材質をそのまま活かしたシンプルなもの(子どもの好むデザイン性) 一人ひとりの子どもの身体(足の長さ)にあったもの 椅子の高さは両足が床に着く長さ(膝と股関節が横から見て90度)のもの 少々乱暴に扱っても壊れないくらいの強度と安全性を保っているもの 椅子の製作が始まりました! まずは、基本デザインをもとに、こどもたちが安全に使用できるデザインを考え、学生が設計図を描きます。     設計図が完成すると、椅子の材となる「脚」「貫」「座面」「笠木」の加工を行います。のこぎり、鑿(のみ)、鉋(かんな)などの工具や、バンドソー、ドリルなどの本格的な電動工具を使用します。ほとんどの学生は、初めて工具を使用するので、先生から使い方を学びながら、加工を進めていきます。授業の後半になると、工具にも慣れ、各々が加工に没頭している姿がみられました。         自分で製作した椅子に座る瞬間は、はじめは不安そうに腰をおろしていましたが、しっかり座れることが確認できると、とても満足気な表情を浮かべていました。完成させた達成感に加え、椅子に対する愛着も感じているようでした。       こども園に完成した椅子を届けました!   後日、子どもたちに椅子を届けるため、こども園を訪問しました。     椅子に取り付ける「キャラクターを描いた名前タグ」も用意し、一緒に渡しました。 椅子のデザインは一つも同じものはなく、すべてが「世界にひとつだけの椅子」です。子どもたちは、好きな形の椅子を見つけると座って、満点の笑顔を見せてくれていました。その姿をみて、学生たちも満足げにとても喜んでいました。       初めて工具に触れる学生が、職人から技法を学び、椅子を作り上げることは容易ではありませんが、全員が完成させることができました。     今度は自分の椅子を作りたい!という学生もおり、ものづくりの楽しさを実感することができたと感じています。     人間環境デザイン学科 助手 中井千織 関連記事 ▼椅子づくりに関連する記事 【現代教育学科×人間環境デザイン学科】畿央大学付属広陵こども園の園児のために椅子を製作! 畿央大学付属こども園の園児に手作り椅子をお届け!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」 畿央大学付属広陵こども園で使う子ども用スツールが完成しました!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」 今年も畿央大学付属広陵こども園の子どもが使うスツールを製作!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」   ▼人間環境デザイン学科に関連する記事 学生がデザインしたKIOオリジナルバッグが完成しました!~人間環境デザイン学科 第4回近畿学生住宅大賞で3回生が「企業賞」に!~人間環境デザイン学科   第6回エコマミ公開講座に人間環境デザイン学科 村田浩子教授と学生が参加しました!~ 人間環境デザイン学科 地域とデジタルをつなぐ – スマートフォン年賀状作成ワークショップの開催 ~人間環境デザイン学科 清水ゼミ 河合町佐味田地区の「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の動物将棋の制作活動 ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 木の家設計グランプリ「銀賞」に入賞!~人間環境デザイン学科吉永ゼミ

2025.01.08

【プロジェクトゼミって何するの?⑲】SDGsの視点で地場産業を盛り上げよう~人間環境デザイン学科 村田ゼミ vol.4

人間環境デザイン学科では2回生後期から3回生の1年半の間、少人数のゼミにわかれて様々な課題に取り組みます。それぞれの課題は、建築、インテリア、アパレルデザインのコースに準じた学びであることはもちろん、地域連携、歴史的建造物の保存再生、SDGs等多岐にわたる課題解決にも取り組みます。 このブログでは、各ゼミの取り組みを紹介し、卒業研究や就職に活かせる実践力を学生がどのように身につけることができるかをご紹介します。 村田 浩子先生のゼミにはアパレル・造形コース の学生が多く在籍し、地元広陵町の地場産業である靴下製造に関わっています。靴下を製造する時に発生する「残糸(ざんし)」を活用し、生産量の減少により縮小している靴下産業を盛り上げようと、その方法をゼミで検討しています。   プロジェクトゼミって何するの?⑫ では「残糸」を活用したワークショップ開催に向けて、試行錯誤している学生の姿をお伝えしました。今回は、ワークショップ開催日の様子をお伝えします! いよいよワークショップ当日! 12月13日(金)、畿央大学の隣にある商業施設エコール・マミにて村田ゼミのワークショップが開催されました。村田ゼミでは前期から靴下を製造する時に発生する「残糸(ざんし)」を活用し、生産量の減少により縮小している靴下産業を盛り上げようと、その方法をゼミで検討してきました。     今日はその集大成です。試作を続けていたラグは一般の来場者が体験するには時間がかかりすぎることから惜しくも見送りましたが、ゼミ生達はとっても素敵なアイデアを思い付いたようです。   ▼ 入口ではトルソーがお出迎えします。看板もクリスマス仕様です。 クリスマスリースとトムテ作り ゼミ生達が考えたワークショップは残糸を活用したクリスマスリースとトムテ(北欧の小人)を作る体験です。自分たちでアイデアを出し合い、誰でも楽しめるようなクラフトを準備しました。   ▼ 買い物に来たお客様が気軽に立ち寄って体験できる内容を考えました。   クリスマスにぴったりのリースとかわいらしいトムテに足を止めてくださるお客様をワークショップへ誘います。はじめにゼミ生が残糸の説明をします。「これが『(靴下を作るときの)残り糸』と聞いてびっくり」と仰る参加者もいらっしゃいました。   ▼ 椅子の脚を利用して巻かれた残糸。巻き時間は1つ30分!   色の組み合わせは自由!赤と緑の入ったクリスマスカラーも人気です。色を選ぶ参加者と学生の会話も弾みます。   ▼ 束ねた残糸をタコ糸で縛り、真ん中にハサミを入れます。   ▼ 整えるとポンポンになりました。フワフワの手触りです。   ▼ 中心に柔らかい針金を通します。   ▼ 丸く整えてリボンを付ければ完成です!   ▼ こちらはトムテ作成の様子です。   ▼ 残糸と毛糸で作ったポンポンを重ねて作るトムテ。残糸で作った帽子がアクセント。   最初は少し静かな雰囲気だった会場も、ワークショップ開始から1時間ほど経過する頃には、近隣住民の方々や畿央生たちが次々に集まり、賑やかな空気に包まれていきました。     どの作品も温かみがあり、参加者の皆さんは思い思いのデザインに仕上げていました。リースとトムテ両方にチャレンジしてくださる方も多く、小さなお子様からご高齢の方まで、ゼミ生と一緒に作業をしながら、楽しいひと時を過ごしてくださったようです。 SDGsもテーマに取り入れました 村田ゼミは今回のワークショップで単にクラフトを楽しむだけでなく、持続可能な取り組みとして靴下の残糸を再利用するという課題に取り組みました。畿央大学のある広陵町は『靴下のまち』。地域住民の皆さんに楽しんでもらいながら地元の産業でSDGsについて考える機会を提供することができました。   参加者の感想をご紹介します! ワークショップを通してクリスマスを迎えるのが楽しみになりました。 畿央生の皆さんが付きっきりで教えてくれました。大変、親切で心強かったです。 残糸を活用するアイデアに驚きました。これからもこのような活動や研究を頑張ってください。 最後にゼミ生にプロジェクトの感想を聞いてみました 職員:準備や当日を迎えて大変だったこと等を教えてください。   学生:リースとトムテにたどり着くまで試行錯誤がありました。身近に感じてもらうものにしたかったのですがラグは時間がかかるので、もっと簡単なものはないかみんなで模索しました。決まってからは、ワークショップ当日どこまでを学生が準備しておき、どこからが参加者にしてもらうのが良いかも悩みました。   学生:最初は全然、お客さんが来ないので焦りました。自分たちの考えた企画が間違っていたのでは…と不安を持ちました。最終的にはたくさんの方に体験していただけたので企画して良かったと思えたし、元気をもらえました。今後の学修や進路を考える上でも貴重な体験となりました。     このプロジェクトを通してゼミ生達は地域の課題に主体的に対応する姿勢や問題解決を図る能力を身に付け、周囲と協力すること、連携に必要なコミュニケーション能力を磨くことができました。この経験を活かして今後のプロジェクトにも積極的に取り組んでいってくれることでしょう。   村田ゼミの皆さん、お疲れ様でした!   プロゼミ紹介プロジェクト   ▼プロジェクトゼミ 村田ゼミの活動についての過去の記事 【プロジェクトゼミって何するの?②】SDGsの視点で地場産業を盛り上げよう~人間環境デザイン学科 村田ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?⑨】SDGsの視点で地場産業を盛り上げよう~人間環境デザイン学科 村田ゼミvol.2 【プロジェクトゼミって何するの?⑫】SDGsの視点で地場産業を盛り上げよう~人間環境デザイン学科 村田ゼミ vol.3   ▶ プロジェクトゼミについての紹介記事はこちら   ▼ 人間環境デザイン学科についての過去のブログ 第4回近畿学生住宅大賞で3回生が「企業賞」に!~人間環境デザイン学科 学生がデザインしたKIOオリジナルバッグを制作中!~人間環境デザイン学科 第6回エコマミ公開講座に人間環境デザイン学科 村田浩子教授と学生が参加しました!~ 人間環境デザイン学科 地域とデジタルをつなぐ – スマートフォン年賀状作成ワークショップの開催 ~人間環境デザイン学科 清水ゼミ

2025.01.07

人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.6~ かけがえのない仲間に感謝!

人間環境デザイン学科では、以下の3点を目標とし2023年度より「海外インターンシップ」を行っています。   海外の学生と交流を深める機会をもち、人間環境デザインを学ぶ学生として、国内外の住まいや集落、人々の暮らしに関する幅広い視野をもつ。 国内外の集落における地域課題の発見と解決に向けた提案を海外の学生とともに行うためのコミュニケーションスキルを身につけている。 自ら考え自発的にとりくむ姿勢を身につけている。 7日目 成功大学とのワークショップを終え、翌日は台南市から台北市に移動しました。新幹線での移動後、目の前のまちの景色はガラッと変わります。台北駅周辺は、高層ビルが建ち並び、活気に溢れていました。台北市内には歴史的建造物や観光スポットが数多く存在します。歴史と現代が融合した都市であることを感じました。       現地ガイドさんの案内の元、映画「千と千尋の神隠し」で話題になった「九份」を観光しました。赤い提灯が連なる街並みは、レトロでノスタルジックな雰囲気を醸し出します。風情ある街並みがとても魅力的でした。       台湾で過ごす最後の夜は、台北市のランドマークとして有名な台北101や、問屋街として栄えている迪化街での買い物、夜市でのグルメを楽しみました。       台湾に到着してすぐの頃は買い物をするのにも不安でいっぱいでしたが、1週間経つと慣れた様子で楽しい時間を過ごす姿を見て、みんなとても頼もしく感じました。       8日目   いよいよ帰国の日です。空港での手続きをしていると、成功大学の学生さんがお見送りに来てくれました。空港までは新幹線で約2時間の距離です。その時間をかけて会いに来てくれるほど、大切な仲間ができたことを心から嬉しく思います。     台湾現地での8日間の活動、事前のオンラインでの交流や準備等、半年間をかけての台湾ワークショップ2024が無事に幕を閉じました。本プログラムを一緒に遂行してくださいました国立成功大学の張珩教授、楊詩弘教授に心よりお礼申し上げます。また、開催にあたり多方面で心強いサポートいただきました成功大学大学院生のみなさまに感謝申し上げます。       最後に、現地での活動にあたり私たちを温かく迎え入れてくださった台南市後壁区新東地区住民のみなさまにお礼申し上げます。私たちの成果が、住民のみなさまにとってより豊かな生活を送るための一助となることを願っております。 このワークショップがみなさんにとってかけがえのない経験となり、それを糧に今後の学びがより充実することを期待しています。大切な仲間との出会いをきっかけに、みなさんの活躍のフィールドが一層広がりますように。   人間環境デザイン学科 助手 小松 智菜美 関連記事 ▼ 2024年度 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ ▼ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.1~ 台湾に向けて出発! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.2~ 成功大学とのワークショップ開始! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.3~ 試行錯誤しながらも順調に作業が続いています! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.4~ 制作の最終日を迎えました! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.5~ みんなで台湾まちあるき!   ▼ 人間環境デザイン学科 「近畿学生住宅大賞」にて企業賞を受賞しました!~人間環境デザイン学科 学生がデザインしたKIOオリジナルバッグを制作中!~人間環境デザイン学科 第6回エコマミ公開講座に人間環境デザイン学科 村田浩子教授と学生が参加しました!~ 人間環境デザイン学科 地域とデジタルをつなぐ – スマートフォン年賀状作成ワークショップの開催 ~人間環境デザイン学科 清水ゼミ 河合町佐味田地区の「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の動物将棋の制作活動 ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ  

2025.01.06

学生がデザインしたKIOオリジナルバッグが完成しました!~人間環境デザイン学科

オープンキャンパスや進学相談会に参加いただいた方にお渡しする為、制作を進めていた畿央大学のオリジナルバッグが、ついに完成いたしました!! 普段使いできるスタイリッシュなデザイン サブバッグとしても使えるちょうどいいフィット感   オープンキャンパスなどの場面で受け取った方が、入学後もずっと使ってもらえるようにと思いを込めて作りました。     今回のバッグのロゴをデザインしてくれた人間環境デザイン学科アパレル・造形コース3回生の片岡栞さんに、最初に完成品を見ていただきました。   「文字をデザインするのは初めてでしたが、自分が起こした文字がカタチに残るものになり、いい経験ができました。手に取ったみなさんが喜んでくれたら嬉しいです!」   人間環境デザイン学科 3回生 片岡 栞   バッグは12月8日(日)に開催したオープンキャンパスでお披露目となりました。また学内の「売店Moeマート」でも数量限定で販売しておりますので、学生・教職員の皆様もぜひお買い求めください。   何度も打合せを重ねましたが、このようにカタチとして残るもの、またみなさんに長く使ってもらえるものが完成して嬉しい限りです。 次のオープンキャンパスは3月30日(日)に開催予定!皆様のご参加をお待ちしています。   イベント情報はこちら   入学センター 関連記事 学生がデザインしたKIOオリジナルバッグを制作中!~人間環境デザイン学科 咲良史歌鹿(さくらしかじか)看護実習バッグを制作!~人間環境デザイン学科×看護医療学科

2025.01.06

【プロジェクトゼミって何するの?⑱】「建設技術展2024関西」出展と振り返り~人間環境デザイン学科 前川ゼミvol.5

人間環境デザイン学科では2回生後期から3回生の1年半の間、少人数のゼミにわかれて様々な課題に取り組みます。それぞれの課題は、建築、インテリア、アパレルデザインのコースに準じた学びであることはもちろん、地域連携、歴史的建造物の保存再生、SDGs等多岐にわたる課題解決にも取り組みます。 このブログでは、各ゼミの取り組みを紹介し、卒業研究や就職に活かせる実践力を学生がどのように身につけることができるかをご紹介します。 前川 歩先生のゼミではインテリアデザインコースの学生が多く在籍し、複数のプロジェクトに同時に取り組んでいます。今回は河合町 旧豆山荘のその歴史的価値を見出しながら、保存再生デザインするプロジェクトの様子をご紹介します。   河合町 旧豆山荘のプロジェクトについて 大正時代に建てられた建物を地域の方が利用できるコミュニティスペースとして活用できるよう、河合町へプレゼンを準備中。地域の方とともに、DIYでリノベーションしつつ、建物の歴史的価値を活かす提案を検討しています。この取り組みは河合町、森本組、畿央大学の三者が連携協定した産官学連携の取り組みです。(連携協定の様子はこちら) 前川ゼミでは、11月7日、8日にインテックス大阪で開催された「建設技術展2024近畿」に「歴史的建造物の持続に向けた調査/保存活用/運営にかかわる新たな手法と技術」と題して、河合町、森本組と共に、旧豆山荘の利活用方法の提案について出展しました。   プロジェクトゼミって何するの?⑰ では、「建設技術展2024関西」への出展に向けて、準備から完成品の搬出までをご紹介しました。今回は展示会の様子と翌週のゼミでの振り返りの様子をお伝えします。 11月8日(金) 展示会 「建設技術展2024近畿」コンセプト(建設技術展2024近畿ホームページより) 企業、学校、行政関係機関等が多彩な技術展示を行い、技術者並びに市民の来場者に、技術開発に関する交流及び促進の場を提供することとし、9つの分野(防災、環境、コスト削減、安全・安心、施工、維持・更新、DX・ICT、団体、学校)に基づき進めていきます。   出展者は、建設コンサルタント、ゼネコン、資材業者の他、自治体、教育機関と多岐に渡ります。それぞれのブースは、多くの関係者や来場者でにぎわっていました。     建設技術に関わる技術や材料の紹介が展示会の目的であるため、各ブースはパネル展示や機械、コンピュータによる展示が中心でしたが、そのような中、温かみのある木材を使った展示をしていた本学のブースは目を引き、多くの方が足を止めてご覧になっていました。     来場者への解説は、主に学生が担当します。   旧豆山荘のプロジェクトは、2回生は関わり始めたばかりですし、3回生のうち半数は旧豆山荘以外のプロジェクトに取り組んでいたため、担当していた3回生からレクチャーを受けて臨みました。   旧豆山荘の保存再生、利活用方法について、ゼミで考えた提案を丁寧に説明しています。どの方も熱心に話を聞いてくださり、学生が製作した模型、家具の一部、パネルを興味深く見つめておられました。     学生が高揚した表情で一生懸命に説明している様子、説明が終わった後のほっとした様子が印象的でした。プレゼンではどの情報をどういう順番で伝えればよいか、時間のかけ方など悩みますね。社会に出てからもこのような機会は多くあると思いますが、必ず役に立つ経験になることと思います。   11月15日(金) 振り返りをおこないました。 「建設技術展2024近畿」を終えた翌週のゼミでは出展の振り返りをしました。ゼミ生全員が1人ずつ、よかった点、課題だと感じた点を順に発表していきました。   よかった点では、ブースのデザインから制作まですべてを自分たちで行い、最終的には非常に完成度の高いきれいな温かみのあるブースができあがった、感動した、様々な経験ができた、先輩後輩でよくコミュニケーションがとれており楽しく作業ができた、という意見が多くあがりました。   課題だと感じた点では、展示の方法はもっと検討ができた、計画よりも模型の製作に時間がかかった点、ブースで解説するための知識が不足していた点などがあげられました。   学生からの感想をご紹介します(一部) 「模型作りに参加しましたが、今まで作ってきた模型とは完成度が違い、新しい技術も学べたので、次に生かしていきたいと思いました。」 「このプロジェクトに取り組む以前までは、設計職に進むことも考えていたが、模型制作や建設技術展を通じて、施工職にも興味、関心をもてるようになった。」 「組み立て時、先輩と一緒に仲良く取り組めたことや、なかなかうまくいかなくても、先輩がリードしてくださり出来上がったときには感動しました。」 前川先生からの講評 「1人で作業をすると全部自分で決められるし、調整も必要なく楽だけど、到達度が限られる。チームでの作業はメンバー間の合意形成や分担の調整など手間がかかるけど、うまくいくととんでもなく完成度があがる。これがチームで作業を行う醍醐味。今回、パネル班、ブース班、模型班それぞれ完成度の高いものができただけでなく、さらにそれら3つが集まり組み合わされることで、非常にブース魅力的な展示が出来上がった。」 「今回、模型の完成がギリギリになってしまったが、最後まで目標のレベル設定を妥協せず間に合わせたことを評価したい。実際の仕事でも締め切りが迫ると妥協しがちになる。スキルや考えは個人で異なるが、目標をメンバーに共有できたことが成功につながった。」 「チームで作業を行う際、作業に入る前のイメージの共有は大切。形のないものを製作する前は、スケッチ、写真、図面など何でも良いけど、イメージをメンバーに共有することで目標が明確になる。」   学生は皆、頷きながら聞いていました。     このプロジェクトを経てそれぞれが達成感を感じ、先生から講評をいただいたことで、グループワークを行うたもの重要なポイント、今後に活かせる力を整理して確認できたようです。 良いことだけでなく課題を感じることも、貴重な経験ですね。先生からの講評いただいた言葉は、今後のグループワークや社会に出た際に実感し、大切にしていってください。学生の皆さんお疲れ様でした。   プロゼミ紹介プロジェクト   関連記事   ▼ 「旧豆山荘」に関する今までの取組について ▼ 【プロジェクトゼミって何するの?③】建物の歴史的価値を活かして保存再生へ~人間環境デザイン学科 前川ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?⑤】旧豆山荘 保存再生プロジェクト~人間環境デザイン学科 前川ゼミvol.2 【プロジェクトゼミって何するの?⑥】旧豆山荘 保存再生プロジェクト~人間環境デザイン学科 前川ゼミvol.3 【プロジェクトゼミって何するの?⑮】旧豆山荘 保存再生プロジェクト~人間環境デザイン学科 前川ゼミvol.4 【プロジェクトゼミって何するの?⑰ 】「建設技術展2024関西」に出展~人間環境デザイン学科 前川ゼミvol.5   ▶ プロジェクトゼミについての紹介記事はこちら   ▼ 人間環境デザイン学科についての過去のブログ 第4回近畿学生住宅大賞で3回生が「企業賞」に!~人間環境デザイン学科 学生がデザインしたKIOオリジナルバッグを制作中!~人間環境デザイン学科 第6回エコマミ公開講座に人間環境デザイン学科 村田浩子教授と学生が参加しました!~ 人間環境デザイン学科 地域とデジタルをつなぐ – スマートフォン年賀状作成ワークショップの開催 ~人間環境デザイン学科 清水ゼミ

2025.01.06

人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.5~ みんなで台湾まちあるき!

人間環境デザイン学科では、以下の3点を目標とし2023年度より「海外インターンシップ」を行っています。   海外の学生と交流を深める機会をもち、人間環境デザインを学ぶ学生として、国内外の住まいや集落、人々の暮らしに関する幅広い視野をもつ。 国内外の集落における地域課題の発見と解決に向けた提案を海外の学生とともに行うためのコミュニケーションスキルを身につけている。 自ら考え自発的にとりくむ姿勢を身につけている。 5・6日目:様々な場所に見学へ行きました! 5日目、6日目は、まちあるきを行いました。台南市内、嘉義市、安平地区の建築物の見学や博物館の見学等、訪れたい場所が盛りだくさんです。   5日目 5日目は嘉義市にある檜意森活村、嘉義美術館の見学と、台南市にある国立故宮博物院南部院、成功大学の見学を行いました。         成功大学のみなさんが案内をしてくれたので、観光地以外のローカルな場所や食べ物も体験することができました。その地域ならではの建物や文化を楽しみながら感じることができました。         成功大学のキャンパスは驚くほど広く、建築学科の棟だけでも規模の違いに圧倒されました。印象的だったのは、キャンパス内を自由に使って作品制作をしている様子です。ワークショップに参加している学生の作品も見せてもらい、刺激的な時間を過ごすことができました。       6日目 6日目は成功大学の学生さんと一緒に過ごす最後の日です。もっとみんなと過ごしたいな…と思いながら朝の準備をしました。   この日は、台南市安平区にある安平開台天后宮、安平古堡の見学、台南市の中心地を自由にまちあるきをしました。     安平開台天后宮では、寺院の装飾の素晴らしさに驚きました。安平古堡はオランダの領事館だった場所で、台湾、ポルトガル、オランダ、中国、日本などの国際関係について学ぶことができます。街とはちがう建物の作りで、展望台からの景色などを楽しむことができました。       台南市内のまちあるきは、豆花や、牛肉スープなど現地のおすすめのお店に案内してもらい、台南を十分に堪能できました。       印象に残っているのは、映画好きの学生が案内してくれた古い映画館です。通常、映画のポスターなどは印刷されたものですが、そこの映画館は一つ一つ手書きのポスターが掲げられていました。また、有名な映画のシーンのハリウッドスターの絵などもあり、海外映画の好きな私はとても楽しめました。     そのあとは林百貨店や美術館などの有名スポットに連れて行ってもらいました。最後に思い出作りとしてプリクラを撮ろうと提案してくれました。お店にあるサングラスをかけてプリクラを撮ったりして台湾のプリクラを堪能できました。そのプリクラは私の宝物です。     送別会が催されました! 最後の夜は送別会を開催していただきました。同じグループの学生が頑張って日本語を話して司会をしていた姿が印象的で、努力が伝わり、感動しました。   最後には、成功大学の皆さんが私たち1人1人に宛てたメッセージと、前日に撮った写真がコラージュされている額縁付きの色紙をプレゼントしてくれました。そんな手の込んだものをくれるなんて思ってもおらず、みんなと出会えて良かったなと心から感じました。     私たちもお世話になった皆さんに手紙を用意していたので、急いでバスに手紙を取りに行き、渡しました。すごく喜んでくれたので夜中に時間をかけて書いた甲斐があったなと思いました。感動に浸っていると、今度は個人的に書いた手紙を渡してくれました。みんなと出会えたこと、こうして別れを惜しむ関係を築くことができた感動で、涙が止まりませんでした。他の班で仲良くしていた子たちにも個人的に手紙を渡したり写真を撮ったりしました。気がつくと周りは泣いている声や抱き合う姿でいっぱいになってしました。         みんなで一緒に過ごしたのはたった5日間でしたが、みんなと過ごして、協力して完成した小屋や、一緒に食べたもの、見たもの、触れたもの、言葉の壁がありながらもたくさん話をし、笑い合った日々は私の一生の思い出です。またすぐに会える日を心から楽しみにしています。     人間環境デザイン学科 2回生 稲原 ひろこ 関連記事 ▼ 2024年度 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ ▼ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.1~ 台湾に向けて出発! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.2~ 成功大学とのワークショップ開始! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.3~ 試行錯誤しながらも順調に作業が続いています! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.4~ 制作の最終日を迎えました! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.6~ かけがえのない仲間に感謝!   ▼ 人間環境デザイン学科 「近畿学生住宅大賞」にて企業賞を受賞しました!~人間環境デザイン学科 学生がデザインしたKIOオリジナルバッグを制作中!~人間環境デザイン学科 第6回エコマミ公開講座に人間環境デザイン学科 村田浩子教授と学生が参加しました!~ 人間環境デザイン学科 地域とデジタルをつなぐ – スマートフォン年賀状作成ワークショップの開催 ~人間環境デザイン学科 清水ゼミ 河合町佐味田地区の「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の動物将棋の制作活動 ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ

2025.01.06

人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.4~ 制作の最終日を迎えました!

人間環境デザイン学科では、以下の3点を目標とし2023年度より「海外インターンシップ」を行っています。   海外の学生と交流を深める機会をもち、人間環境デザインを学ぶ学生として、国内外の住まいや集落、人々の暮らしに関する幅広い視野をもつ。 国内外の集落における地域課題の発見と解決に向けた提案を海外の学生とともに行うためのコミュニケーションスキルを身につけている。 自ら考え自発的にとりくむ姿勢を身につけている。 4日目:制作の最終日です! 今日も現地に向かい、作業の続きをしました。1棟はカウンターと壁の制作、もう1棟は床とベンチ、屋根、壁の制作に取り掛かりました。       成功大学の学生と過ごすのは3日目なので、コミュニケーションの取り方に慣れてきて、スムーズに会話ができ、意思疎通を図りながら作業を進めることができました。       この日の昼食も、成功大学のみなさんから台湾料理のお弁当をいただきました。お弁当は色々な種類があるので、どんな味なのだろうと毎日ワクワクしながら食事をしました。       お昼休憩の後はまた作業に戻り、完成に向けた最終調整を行いました。どちらの棟も完成し、みんなで拍手をしながら喜びを分かち合いました。       完成後は、皆で記念撮影をしました。各棟やグループごとに撮影を行い、ドローンを使った撮影もあり、新鮮でとても楽しかったです。       その後はグループごとに制作した小屋の使用用途の提案を話し合いました。どのグループも良い案を出しており、様々なアイディアが生まれました。       ものを作るだけでなく、その用途をみんなで考え、実際に使用する人に提案をするという、ものづくりの大切な過程を経験することができました。将来この場がどうなっているのかがより一層楽しみになりました。       夜の自由行動では、昨日と同じくホテルの周りを散策しながら、ご飯を食べに行ったり、買い物をしたりしました。私は友達とラーメンを食べた後、服を見に行きました。台湾の服屋は、日本の服屋と少し似たような感じがありました。   小屋を完成させることができ、成功大学の学生とも最初の頃よりはコミュニケーションを取ることもスムーズにできるようになって、台湾での生活にずいぶん慣れてきました。     明日は成功大学の学生たちが台南市内を案内してくれるので、とても楽しみです!!   人間環境デザイン学科 2回生 村井彩、松原明里 関連記事 ▼ 2024年度 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ ▼ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.1~ 台湾に向けて出発! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.2~ 成功大学とのワークショップ開始! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.3~ 試行錯誤しながらも順調に作業が続いています! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.5~ みんなで台湾まちあるき! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.6~ かけがえのない仲間に感謝!   ▼ 人間環境デザイン学科 「近畿学生住宅大賞」にて企業賞を受賞しました!~人間環境デザイン学科 学生がデザインしたKIOオリジナルバッグを制作中!~人間環境デザイン学科 第6回エコマミ公開講座に人間環境デザイン学科 村田浩子教授と学生が参加しました!~ 人間環境デザイン学科 地域とデジタルをつなぐ – スマートフォン年賀状作成ワークショップの開催 ~人間環境デザイン学科 清水ゼミ 河合町佐味田地区の「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の動物将棋の制作活動 ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 学生視点で「畿央食堂なごみ」のリノベーション提案!! ~ 人間環境デザイン学科 李ゼミ

2024.12.23

第4回近畿学生住宅大賞で3回生が「企業賞」に!~人間環境デザイン学科

近畿建築士会協議会主催 第4回 近畿学生住宅大賞において、人間環境デザイン学科 3回生の吉田 美来さんが応募した、“賑わい、溢れる ー家族がつながる新しい住まいー ”が「企業賞」を受賞しました! ▼ 受賞作品の詳細についてはこちらをクリック ▼     吉田さんからの喜びの声が届きました!   近畿学生住宅大賞は、住宅を対象に設計課題で近畿の学生が設計した住宅案を募るコンテストです。今回私がいただいた企業賞は協賛の企業が作品を選ぶ住宅大賞の特色ともいえる賞です。     住宅大賞に挑戦する一月前に他のコンペに挑戦したのですが、結果が出せなかったことがあり、その悔しさから別のコンペに参加してもっと成長したいと考えたため参加しました。   今回私は、インテリアデザイン演習Bの課題であった、長屋の店舗兼住宅のリノベーション課題で応募しました。この長屋は生駒駅の近くに位置しており、とても特徴的で雰囲気も良い場所にも関わらず、現在は積極的な活用がされていません。そこで、昔あった賑わいを取り戻しその賑わいを地域へと広げていけるような計画を提案しました。   表彰式で、特にリノベーション事業を行っている方に好評をいただき、お話しさせていただいたことが、大学内での授業では経験できない貴重な体験でした。また、入賞した学生のプレゼンテーションも大きな刺激となり、今回の経験を糧に今後も学んでいこうと思いました。     人間環境デザイン学科 3回生 吉田 美来 関連記事 学生がデザインしたKIOオリジナルバッグを制作中!~人間環境デザイン学科 第6回エコマミ公開講座に人間環境デザイン学科 村田浩子教授と学生が参加しました!~ 人間環境デザイン学科 地域とデジタルをつなぐ – スマートフォン年賀状作成ワークショップの開催 ~人間環境デザイン学科 清水ゼミ 河合町佐味田地区の「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の動物将棋の制作活動 ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 学生視点で「畿央食堂なごみ」のリノベーション提案!! ~ 人間環境デザイン学科 李ゼミ 人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」 レポート vol.5 ~完成&セレモニー開催!