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人間環境デザイン学科

2026.03.10

台湾をもっと知るために。学科を越えた学びが始まる!~ 看護医療学科・人間環境デザイン学科

2026年3月3日(火)、3月に台湾での海外インターンシップに向かう看護医療学科の学生19名と5月に台湾での実習を控える人間環境デザイン学科の学生25名が初めて一堂に会し、台湾を深く理解するための合同セッションが行われました。     台湾出身の人間環境デザイン学科 陳先生によるレクチャーでは、台湾の歴史や文化、そして台湾華語の基礎を学びました。挨拶や自己紹介を学んだあとの実践タイムでは、看護医療学科と人間環境デザイン学科の学生がペアになり、習ったばかりの言葉で自己紹介。緊張した表情が、次第に笑顔へと変わっていく様子が印象的でした。       看護医療学科の学生による「台湾の公衆衛生・保健制度」の発表では、最新情報まで調べた内容に陳先生も感心されていました。     さらに人間環境デザイン学科 小松先生からは、翻訳アプリの使い方、買い物や食事の注意点、そして台湾の学生が日本のアニメや“ちいかわ”を愛しているという現地の空気感まで、経験者ならではの視点で語っていただきました。       学科を超えての事前学習は、「お互いを知り、刺激を受ける」良い機会になりました。 今回の合同セッションは、台湾での学びをより豊かにするだけでなく、学生同士、教員同士の新しいつながりを生み出す貴重な時間となりました。これからも、このつながりを大切にしたいと思います。   看護医療学科 准教授 酒井 啓子 関連記事 ▼ 看護医療学科 国際交流についての記事 カンボジアの病院でBLS(一次救命処置)講習を実施!~ 看護医療学科教員 「つながろう!国際交流、共同研究を目指して」交流集会で講演 ~ 看護医療学科 海外インターンシップ実習の視察で台湾へ ~ 学びと交流の4日間   ▼ 看護医療学科 2024年度 海外インターンシップの様子 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.1~ 事前学習プログラムレポート 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.2~ 無事カンボジアに到着しました! 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.3~ カンボジアでの医療の現状を学びました! 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.4~ 現地大学生や本学卒業生との交流 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.5~ プノンペンでの最終日 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.6~ トンレサップ湖での水上生活とナイトマーケット 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.7~ 世界遺産・アンコールワットへ! 国際看護Ⅰの授業で「海外インターンシップ」発表 ~ 看護医療学科   ▼ 人間環境デザイン学科 2026年国際木造設計プログラムのようす 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」1日目~人間環境デザイン学科 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」2日目~人間環境デザイン学科 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」3日目 ~ 人間環境デザイン学科   ▼ 2024年度 人間環境デザイン学科 海外インターンシップのようす 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.1~ 台湾に向けて出発! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.2~ 成功大学とのワークショップ開始! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.3~ 試行錯誤しながらも順調に作業が続いています! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.4~ 制作の最終日を迎えました! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.5~ みんなで台湾まちあるき! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.6~ かけがえのない仲間に感謝!      

2026.03.09

卒業研究作品展を開催しました ~ 人間環境デザイン学科

人間環境デザイン学科では、4年間の勉学の集大成として、学生全員が卒業研究に取り組みます。教員の指導のもとに各自がテーマを設定し、論文あるいは作品にまとめます。研究成果は、卒業研究作品展にて展示発表を公開にて行います。   今年度は、2026年2月28日(土)、3月1日(日)の2日間、大和高田さざんかホールにて「第20回 人間環境デザイン学科 卒業研究作品展」を開催しました。       卒業研究の提出から約2か月、学生たちはこの日のために、作品・論文のブラッシュアップや展示ポスターの作成に全力を注いできました。指導教員だけでなく、他の教員からもアドバイスをもらったり、学生同士で協力して準備に励む学生たちの姿は、この学科ならではのチーム力と連帯感が溢れていたように思います。     当日は、学生のご家族をはじめ、研究にご協力いただいた方々、地域の方々など、延べ311名もの皆様にご来場いただきました。ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。展示会に向けて精一杯準備に取り組んだ成果が凝縮された会場は、非常に迫力のある、素晴らしい空間となりました。 作品の一部を写真でご紹介します。             今年度の優秀作品を紹介します。 最優秀賞 ● 「ゆ・さん・は ─草木染めとペン画と製本、学びの集大成─」   片岡 栞さん(村田ゼミ)       優秀賞 ● 「VR環境下における重さ知覚に関する研究 ―日本の伝統文様の形態および明度に着目してー」   朝倉 莉世さん(李ゼミ)     優秀賞 ● 「都市林業 ~古材からまちを編みなおす~」   万字 光さん(𠮷永ゼミ)     入賞 ● 「にじみ出す町工場 ~モノが人をつなぐまち~」   松田 菜花さん(前川ゼミ)   ● 「すべる大地に、住まいの芽を。 ―亀の瀬地すべり地区の未来―」   吉田 未来さん(前川ゼミ)   ● 「KIO LABO ~田原本聖救主教会の保存再生~」   勝村 菜々加さん(前川ゼミ)   ● 「無形を受け止める場所 -湖・夕日・営みがつくる港町のかたち-   松尾 壮真くん(林田ゼミ)   ● 「つながりの森」   白木 滉大くん(陳ゼミ)   ● 「宇田松山における「定住」と「観光」の間の提案 ~門型木フレームにより町の潜在的な魅力を引き出す~」   上田 葵生さん(𠮷村ゼミ)   ● 「負の副産物を再解釈する」   田中 千歩さん(𠮷永ゼミ)   ● 「図書館は静かであるべきか ~音から考える新しい図書館像~」   野崎 遥菜さん(𠮷永ゼミ)   ● 「ミキ・ランゲージ」   松井 美樹さん(𠮷永ゼミ)   ● 「伝統芸能の美 -狂言衣装制作の試み-」   今田 有香さん(村田ゼミ)   ● 「美容院における日常と半日常性についての研究 ~戦前・戦後の美容院を例として~」   吉川 依里さん(前川ゼミ)   ● 「神社参道における植栽の特徴についての研究」   赤塚 柚香さん(前川ゼミ)   ● 「天童木工家具カタログにみる戦後グラフィックデザインの特質と変遷」   中野 美緒さん(前川ゼミ)   ● 「他者理解をベースとした防災教育教材の提案 ~喜連北小学校5,6年生を対象として~」   窪田 有紗さん(林田ゼミ)   ● 「マウスの作業性と使用感に関する実験的検討」   植村 海斗くん(東ゼミ)   卒業研究以外の活動紹介ブースも設けました。 2.3回生優秀作品紹介ブース プロジェクトゼミ紹介ブース   卒業研究を通して得た知識や力は、一人ひとり異なります。しかし、共に悩み、考え、形にしたという共通の財産は、人間環境デザイン学科で培った強みです。ここで学んだことを大切に、これからの新しい道で活かしていってください。   卒業研究にご協力いただきました皆様に、この場をお借りして深く御礼申し上げます。     間もなく、新4回生の卒業研究がスタートします。来年はどのような研究が見られるのか、今から楽しみです。   人間環境デザイン学科 助教 小松 智菜美 関連記事 「プロジェクトゼミA・B成果発表会」を開催しました~人間環境デザイン学科 「屋根のある建築作品コンテスト2025」で本学教員が住宅部門「優秀賞」を受賞!~ 人間環境デザイン学科 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」1日目~人間環境デザイン学科 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」2日目~人間環境デザイン学科 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」3日目 ~ 人間環境デザイン学科

2026.02.28

「プロジェクトゼミA・B成果発表会」を開催しました~人間環境デザイン学科

人間環境デザイン学科では、2回生後期から3回生にかけて「プロジェクトゼミ」という授業を履修します。この授業の目標は、フィールドワークや学生・関係者との対話を通して現状の課題を見つけ出し、具体的な解決策を考える力を身につけることです。2回生後期の「プロジェクトゼミA」、3回生の「プロジェクトゼミB」を、学年を超えたゼミ活動として開講しています。学生たちは実際に現地を歩き、行政や企業が抱える課題に対して、より良い解決策を提案する実践的なグループ活動に取り組んできました。   先日、2025年度の活動を締めくくる成果発表会を開催しました。今年度の個性豊かな活動テーマを紹介します。 2025年度プロジェクトゼミ一覧 ※関連リンクを貼っています(一部、実施年度が異なる場合があります) 村田ゼミ エコールマミでの残糸を使ったものづくりワークショップ ストリート織り機の取り組み(ソファーカバーの作成) 草木染め、綿摘み体験 李ゼミ 食品における色のイメージ 名刺の色における第一印象への影響 バレンタインカラーイメージ 𠮷村ゼミ 高島理容室のリノベーション提案 宇陀ワークショップへの参加(ななめ格子による耐震壁の施工) 輝建設との古民家リノベーションプロジェクト 清水ゼミ きたまちインターカレッジフォーラムへの参加 苦楽園地区コミュニティバスの実態把握とバス運行ルート、車両ステッカーデザイン作成 地域の方々と高齢者のDX化を推進する取り組み~スマホ講座の開講~ 前川ゼミ 生駒市史のための建造物調査(安藤家住宅、ウチモトカフェ) 旧豆山荘、田原本聖救主教会、帯解里山プロジェクトの保存再生デザイン Woodyコンテスト他への参加 陳ゼミ 明日香村「岡みんなの縁側」の活用、飛鳥岡板・おもちゃの製作 「佐味田みんなの縁側」を通じたイベントの開催 スポーツ・健康まちづくりデザイン学生コンペティションへの参加   東ゼミ 「癒し」についての一考察 林田ゼミ 解築学コンペへの参加 桜井市中央部観光マップの改修 日本中央住販との合同プロジェクト~販売センターの内装提案~ 𠮷永ゼミ ダイワハウスコンペティションへの参加 「2125年の住宅」~これまでの100年とこれからの100年の住宅を考える~ アカビルプロジェクト 今年度は、多くのゼミで関西万博に行きました。   また、今年度は大阪・関西万博が開催され、多くのゼミが見学に訪れました。世界規模の視点に触れた一方で、自分たちが取り組んできた地域課題やものづくりの重要性を再認識する貴重な機会となりました。     課題を発見し、現地に足を運び、試行錯誤を繰り返す経験を通じて、学生たちは多くの学びと気づきを得られたはずです。特に、先輩後輩が手を取り合ったプロジェクトゼミでの活動は、チームで成し遂げる達成感を知る貴重な機会となりました。       今年度も多くの企業、自治体、そして地域の皆さまのご協力のおかげで、実践的で実り多い学びを展開することができました。この場を借りて、深く御礼申し上げます。   3回生はいよいよ、4年間の集大成である卒業研究がスタートします。プロジェクトゼミで培った力を存分に発揮し、納得のいく研究となるよう期待しています。   人間環境デザイン学科 助教 小松 智菜美 関連記事 ▶ プロジェクトゼミについての紹介記事はこちら ▼ 人間環境デザイン学科についての過去のブログ 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」1日目~人間環境デザイン学科 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」2日目~人間環境デザイン学科 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」3日目 ~ 人間環境デザイン学科   「屋根のある建築作品コンテスト2025」で本学教員が住宅部門「優秀賞」を受賞!~ 人間環境デザイン学科 「スポーツ・健康まちづくりデザイン 学生コンペティション2025」デザイン部門 「優秀賞」 受賞~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 京都府主催「第9回Woodyコンテスト」で3回生が「佳作」に!~人間環境デザイン学科 第5回近畿学生住宅大賞で2回生が「企業賞」に!~ 人間環境デザイン学科 築56年の住宅地建替えコンペで「審査員特別賞」に!~人間環境デザイン学科 吉永ゼミ  

2026.02.25

台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」3日目 ~ 人間環境デザイン学科

台湾の国立高雄大学、国立台湾科技大学と合同で「2026年国際木造建築設計プログラム」として畿央大学キャンパスにて実現しました。今回は3日目の教員による木造建築事例の見学の様子をご紹介します。 御所まちを訪れました 2026年1月31日(土)、一行は大和八木駅から車で移動し、御所まちを訪れました。   ここでは、吉村 理先生が設計されたリノベーション店舗を見学。既存木造建築の構造補強の工夫や、自然素材を活かした建築についての解説に、台湾の先生方も熱心に耳を傾けておられました。       続いて訪れたのは、美しい棚田風景の中に佇む葛城山麓醸造所。   吉村先生による特徴的な「稲穂構造」は、構造の合理性と景観への調和を兼ね備えた架構形式であり、台湾の構造専門の先生方にも大変興味深いものとなりました。醸造家の中川さんからは、棚田・里山の再生の取り組みから酒造りに至るまで、地域と建築が結びつく実践について丁寧なご説明をいただきました。       富田林市 寺内町へ その後、金剛山を越え、大阪・富田林へ移動。重要伝統的建造物群保存地区である寺内町 を散策しました。     角地で視線を遮る「あてまげ」と呼ばれる独特の地割りが今も残り、歴史的な街並みと木造建築が一体となった風景を体感。歴史的なまちなみと伝統木造など、日台の視点から活発な意見交換が行われました。     午後は、私が設計した木造3階建ての戸建住宅、そして大阪市内の戦前木造長屋を再生した「ヨシナガヤ」を案内。     伝統木造の構法、日本の耐震設計の考え方、そして現代的な住空間への設計法について議論を深めました。     寒さの厳しい一日ではありましたが、日本と台湾、それぞれの木造建築の伝統や構造の違いを実際の建築を通して共有できた、大変有意義な見学となりました。   快く見学をお引き受けくださった皆様に、心より御礼申し上げます。     人間環境デザイン学科 講師 吉永 規夫 関連記事 ▼ 2026年国際木造設計プログラムのようす 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」1日目~人間環境デザイン学科 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」2日目~人間環境デザイン学科   ▼ 人間環境デザイン学科関連記事 「屋根のある建築作品コンテスト2025」で本学教員が住宅部門「優秀賞」を受賞!~ 人間環境デザイン学科 「スポーツ・健康まちづくりデザイン 学生コンペティション2025」デザイン部門 「優秀賞」 受賞~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 京都府主催「第9回Woodyコンテスト」で3回生が「佳作」に!~人間環境デザイン学科 第5回近畿学生住宅大賞で2回生が「企業賞」に!~ 人間環境デザイン学科 築56年の住宅地建替えコンペで「審査員特別賞」に!~人間環境デザイン学科 吉永ゼミ

2026.02.13

台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」2日目~人間環境デザイン学科

昨年度より人間環境デザイン学科が準備を進めてきた国際合同設計演習が、台湾の国立高雄大学、国立台湾科技大学と合同で「2026年国際木造建築設計プログラム」として畿央大学キャンパスにて実現しました。今回は2日目の様子をご紹介します。 大和民俗公園へ 2026年1月30日(金)には、大和八木駅からバスで移動し、大和民俗公園にて古民家の見学を行いました。   奈良県内各地から移築された、9軒15棟の江戸時代の民家を、実際の建築や暮らしの痕跡に触れながら見学しました。あわせて、各班で発見した特徴や気づきをスケッチする課題にも取り組みました。   実物を前にした観察や発見は多く、学生にとって貴重な学びの時間となったように思います。   ▼ 学芸員さんからの古民家についてのレクチャー     ▼ 発見した場所についてのスケッチの様子         昼食時には、各班によるスケッチの発表会を実施しました。場所の捉え方や視点、表現方法にはそれぞれの個性が表れており、互いの作品を共有することで、新たな発見や刺激を得る機会となりました。   ▼ 各班発表の様子     法隆寺 訪問 午後は法隆寺を訪れ、五重塔や金堂にて、前川先生より注目すべきポイントを踏まえた建造物についてのレクチャーがありました。続いて大宝蔵院では、百済観音像や玉虫厨子をはじめとする多数の宝物を見学しました。   ▼ 前川先生からのレクチャー   慈光院 訪問 その後、慈光院に移動し、住職より茶室や庭園の説明、寺院の歴史についてお話を伺い、理解を深めました。慈光院は、片桐石州が大徳寺を開山に迎え、父・貞隆の菩提寺として建立した臨済宗大徳寺派の寺院です。慈光院本堂で使用されている材木が台湾桧であるというお話もあり、台湾からの参加者を交えた今回の交流において、建築を通じたつながりを感じられる象徴的なエピソードとなりました。 丁寧に整えられた庭園を眺めながら茶菓子と抹茶をいただき、静かで貴重な時間を過ごすことができました。   ▼ 本堂にて住職からのレクチャー       ▼ 片桐家の家紋の形の茶菓子と抹茶をいただきました。     交流を深める食事会を開催 締めくくりには、大和八木に戻って送別会を兼ねた食事会を行い、これまでの活動を振り返りながら交流を深めました。慈光院の帰りには雪もちらつき、寒さもありましたが、夕食時には和やかな会話が広がり、濃い交流の時間となりました。       海外に同じ建築を学ぶ友人ができたことで、言葉や文化の違いを越えて、建築への関心を共有できる貴重な機会となりました。今回の研修で生まれたつながりが、今後の学びや活動へと広がっていくことを願っています。     参加学生の感想 ● 2日目は民俗博物館、法隆寺、慈光院を巡り、1日目の講義で学んだ内容を実際の展示や建物を通して確かめることができました。班行動では台湾の学生と協力しながら課題や見学を進め、移動のバスや歩いている途中には冗談を言い合えるほど仲が深まりました。趣味や学校生活の話もでき、お互いに新しい発見が多かったです。学びと交流が同時に深まり、思い出に残る一日になりました。   人間環境デザイン学科 3回生 西畑 麗奈   ● 送別会では、一緒に活動した仲間とゆっくり話すことができ、とても温かい時間を過ごせました。一緒に学んだ日を振り返ったり、写真を撮ったり、プレゼントを渡したりと、2日間の感謝を伝えられたことが心に残っています。お互いの大好きな建築を通して出会えたこの縁を、大切に繋げていきたいと思います。短い時間でしたが、交流を通して国や文化を超えたつながりを感じ、今回の交流会の締めくくりとして、とても心に残る送別会になりました。   人間環境デザイン学科 3回生 吉川 香帆子 台湾科技大学の教授からのコメント 奈良という千年にわたる木造建築の知恵を受け継ぐ地において、皆さんと共に畿央大学で国際木構造ワークショップを参加でき、私にとってすごく貴重な経験と思いました。ワークショップで台湾と日本の学生たちの軸組工法による提案した住宅作品に関する実習、討論、交流に加え、法隆寺の見学、および伽藍全体の空間構成を通し、木構造とは単なる技術の蓄積ではなく、文化・信仰・時間が重なり合って形づくられた成果であることを深く実感しました。日本と台湾から集まった学生の皆さんは、言語や背景を越え、建築を共通言語として互いに学び合う姿勢を示し、皆さんにとって貴重な経験となりました。今回の畿央大学での学びと交流が、今後学生たちが木構造を探究し、台日建築文化への理解を深めていく上での重要な出発点となり、手を動かして学んだこの経験により、未来の成長を期待しています。   台湾科技大学 建築学科 教授 蔡 孟廷             人間環境デザイン学科 助手 中尾 理加 関連記事 ▼ 2026年国際木造設計プログラムのようす 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」1日目~人間環境デザイン学科   ▼ 人間環境デザイン学科 海外学生との交流のようす 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2025 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ

2026.02.11

「屋根のある建築作品コンテスト2025」で本学教員が住宅部門「優秀賞」を受賞!~ 人間環境デザイン学科

タニタハウジングウェア主催 ”屋根のある建築作品コンテスト2025” において、人間環境デザイン学科 吉永 規夫講師が応募した作品「ヨシナガサキ02」が 「住宅部門 優秀賞」を受賞しました。     屋根のある建築作品コンテスト2025は、屋根材メーカーのタニタハウジングウェア主催の建築コンペで、住宅・非住宅部門などで“屋根のある建築”のデザイン性や技術力が審査員の著名な建築家により審査される賞です。 2年に一度の開催で今回は全国から251点の応募があり各賞が選ばれました。 応募に至った経緯 昨年設計させていただきました長崎県佐世保市の住宅「ヨシナガサキ02」をコンテストに応募しました。敷地は海への眺望が豊かな場所で、3層の住宅を計画しました。小さな住宅ですが、建物を守る屋根を丁寧に計画した住宅であり、工事いただいた施工者さん、屋根板金屋さんも評価いただけるコンテストであったため応募に挑戦しました。       ※ヨシナガサキ02は2025年11月に放送されたMBS毎日放送「住人十色」でも取り上げられています。 設計をした際のこだわり・工夫 住宅の計画では、周辺環境を考えること、室内に取り込むことをいつも設計の重要な要素と考えています。       今回の敷地は、豊かな眺望が望める場所で、開口部を大きく設けることも大切ですが、軒を出して、建物を雨から守ることも重要です。3枚に分節した屋根が軒にもなり、家族の生活を守っています。 審査員からのコメント 高低差のある敷地と豊かな眺望に対して、半間ずつセットバックしながら3層のボリュームを組み立て、各階に向きの異なるリズミカルな屋根が架かる。少ない形態操作で可愛らしいかたちをつくりだしているのが良い。 また各階ごとに軒先の向きが変化することも内部に効果的な役割を担っている。 外観だけでなく内部空間の楽しさが生活の豊かさに繋がっている点を評価したい。 吉永先生からのコメント 私は建築を設計する際、常に「軒」を大切にしてきました。軒は屋根でもあり、建築の佇まいを決定づける重要な要素だと考えています。今回、屋根のデザインを評価いただく本コンテストにおいて、全国から250点を超える応募の中から住宅部門優秀賞を受賞できたことを大変嬉しく思います。   また、本コンテストでは設計者だけでなく、施工者や屋根板金業者の皆さまと共に受賞できたことも印象的でした。建築は多くの方々の高度な技術と協働によって成り立つものだと、改めて実感しています。           人間環境デザイン学科 講師 吉永 規夫 関連記事 ▼ 本建築作品はテレビでも取り上げられました! MBS毎日放送「住人十色」に本学教員が設計した住宅が登場!~人間環境デザイン学科   ▼ 人間環境デザイン学科関連記事 築56年の住宅地建替えコンペで「審査員特別賞」に!~人間環境デザイン学科 吉永ゼミ 「スポーツ・健康まちづくりデザイン 学生コンペティション2025」デザイン部門 「優秀賞」 受賞~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」1日目~人間環境デザイン学科

2026.02.09

台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」1日目~人間環境デザイン学科

昨年度より人間環境デザイン学科が準備を進めてきた国際合同設計演習が、台湾の国立高雄大学、国立台湾科技大学と合同で「2026年国際木造建築設計プログラム」として畿央大学キャンパスにて実現しました。 本演習では、人間環境デザイン学科3回生の建築設計演習(担当教員:吉永・吉村・陳)の一環として、台湾の国立高雄大学、国立台湾科技大学と合同で、「木造軸組構法」の戸建住宅設計(私の家)を共通課題とし、意匠設計に加えて構造計画や1/30スケール模型制作にも取り組み、木造建築設計への理解を深めることを目的としています。   2026年1月29日(木)には、台湾から高雄大学および台湾科技大学の学生17名・教員4名が来学し、人間環境デザイン学科の学生20名・教員6名とあわせて総勢47名が参加しました。午前には、参加者全員の自己紹介とアイスブレイクが行われ、学生同士の会話が始まりました。なお、各班の学生は提案模型を囲み、設計を通じた交流が展開されました。   ▼ 参加者全員の自己紹介   ▼学生企画のアイスブレイク   ▼ 台湾の教員と畿央大学の教員の交流   その後、台湾および本学科の教員によるレクチャーを通して、学生たちは互いの木造建築の歴史・文化および木造建築設計について学びました。   ▼ 国立高雄大学の学長 陳 啟仁先生による「台湾の木造建築の歴史と概要」のレクチャー   ▼ 本学 吉村 理先生による「日本の伝統構法と現代木造建築」のレクチャー   午後の交流講評会では、畿央大学生と台湾の学生たちが英語で16チームの設計提案を発表し、教員たちと活発な質疑応答が行われました。寒い時期を吹き飛ばすくらい、会場は熱意あふれる雰囲気に包まれました。   ▼ 学生発表の様子       ▼ 質疑応答の様子       講評会後には、台湾科技大学 蔡先生および本学科の吉永先生によるレクチャーにより、台湾と日本における近年の木造建築設計の事例紹介も行われました。学生たちは翌日に実施される奈良県内の古民家見学のため、本学科の前川先生から日本の木造民家の構造変遷についてのレクチャーも行われ、学生たちは具体的な事例を通じて、学びを深めました。   ▼ 台湾科技大学 蔡 孟廷先生の「台湾の現代木造建築と展望」のレクチャー   その後、学生たちは畿央大学の食堂へ移動し、自分の提案模型を並べ、木造建築設計の食事交流会が行われました。学生同士が食事を楽しみながら模型作品について語り合う姿が見られました。   ▼本学の食堂で行われた食事交流会     教員からの評価や学生の投票により、いくつかの作品を選出し、会場で表彰式が行われました。 受賞式の様子をご紹介します。 <審査員賞> 畿央大学           <審査員賞> 高雄大学   <審査員賞> 台湾科技大学     <特別賞> 畿央大学   <銅賞> 台湾科技大学   <銀賞> 高雄大学   <金賞> 畿央大学   受賞した学生の皆さん、おめでとうございます! 人間環境デザイン学科として初めて国際合同設計演習を行い、講評会だけでなく、教員のレクチャーや交流会・見学活動により、本学と台湾の学生・教員が深く交流し、学びを深める貴重な機会となりました。 受賞学生の感想をご紹介します。     金賞をいただき、本当に嬉しく思うと同時に、最後まで諦めずに取り組んできて本当に良かったと感じています。プレゼンボードの作り方や発表の仕方について、先生方のアドバイスを受けながら、誰が見ても設計意図やこだわりが伝わるよう、ダイアグラムを用いたり着彩を施したりと図面表現を工夫しました。また、発表では図面や模型を指し示しながら説明することで、視覚的に伝えることを意識しました。言語を超えた表現の重要性を強く実感し、今後も「伝えようとする姿勢」を大切にしていきたいと思います。 このような貴重な機会を用意してくださった先生方、そして台湾の先生・学生の皆さんに感謝しています。最後まで支えてくださった先生方にも御礼申し上げます。この経験は、今後の学びにつながる大切な思い出となりました。   人間環境デザイン学科 3回生 定行 風佳 這次代表台科大前往日本畿央大學交流,很榮幸於木構造建築設計中,獲得「銅賞」。我們從結構邏輯到空間質地進行了深度的探討,對自己的設計作品也很滿意。特別感謝畿央大學的陳建中副教授的舉辦,以及來自日本及台灣的老師們的專業帶領與指導。未來會帶著這份實踐經驗繼續在建築路上精進。   【日本語訳】今回、台湾科技大学を代表して日本の畿央大学へ交流に赴き、国際木造建築設計プログラムにおいて「銅賞」を受賞できたことを大変光栄に思います。私たちは構造論理から空間性質に至るまで深く検討し、自分たちのデザイン作品にも大変満足しています。特に、畿央大学の陳建中先生の開催に感謝申し上げますとともに、日本および台湾からの先生方の専門的なご指導に感謝いたします。今後もこの実践経験を活かし、建築の道で精進し続けます。 台湾科技大学 建築学専攻 修士1年生 羅 鈺欣 在跟同學一起設計木構造建築的過程中,得到許多收穫。我們考慮了木柱的配置,搭配日式榻榻米的尺寸,讓整體空間更符合日式軸組的工法,並設計了茶室和室外平臺,居住者可以在其中行走、坐臥,享受輕鬆的生活。在眾多優秀的設計發表中,我很開心也很驚喜我們獲得了銅獎。這次的經歷不只讓我對木構造與空間設計有了更深入的了解,也認識到團體作業的重要,期待未來還能挑戰更多有趣的設計!   【日本語訳】同級生と共に木造建築を設計する過程で、多くの収穫がありました。私たちは木柱の配置を考慮し、和風畳のサイズと組み合わせることで、全体空間を日本の軸組工法により適合させました。茶室と屋外テラスを設計し、居住者はその中で歩いたり座ったり横になったりして、ゆったりとした生活を楽しむことができます。多数の優れたデザイン発表の中で、私は大変嬉しく、銅賞を受賞したことに驚いております。今回の経験は、木構造や空間デザインについてより深く理解できただけでなく、チーム作業の重要性も認識しました。今後もさらに面白いデザインに挑戦できることを期待しています! 台湾科技大学 建築学専攻 修士1年生 姜 芷葳 参加学生の感想 今回の設計交流と講評会では、日本の学生が日本ならではの技法を用いた提案を行なった一方、台湾の学生は日本のアニメをきっかけに日本の住宅を深く調べ、台湾の文化と融合させた提案が見られました。また、講評会後の歓迎会では、学生同士が互いの作品について活発に意見交換を行い、台湾の先生方から意見をいただき、日常の授業では得がたい経験を通して、新たな発見や学びを得る貴重な機会となりました。   人間環境デザイン学科 3回生 山本 花梨   ▼ 表彰式後の参加者の集合写真   人間環境デザイン学科 准教授 陳 建中 関連記事 ▼ 人間環境デザイン学科 海外学生との交流のようす 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2025 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ   ▼人間環境デザイン学科関連記事 「スポーツ・健康まちづくりデザイン 学生コンペティション2025」デザイン部門 「優秀賞」 受賞~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 京都府主催「第9回Woodyコンテスト」で3回生が「佳作」に!~人間環境デザイン学科 第5回近畿学生住宅大賞で2回生が「企業賞」に!~ 人間環境デザイン学科  築56年の住宅地建替えコンペで「審査員特別賞」に!~人間環境デザイン学科 吉永ゼミ

2026.01.29

「スポーツ・健康まちづくりデザイン 学生コンペティション2025」デザイン部門 「優秀賞」 受賞~人間環境デザイン学科 陳ゼミ

スポーツ庁主催「スポーツ・健康まちづくりデザイン 学生コンペティション2025」において、人間環境デザイン学科の陳ゼミ(2年生)が応募した作品がデザイン部門「優秀賞」を受賞しました!   人間環境デザイン学科の陳ゼミ2年生を中心としたチームは、スポーツ庁が主催した「スポーツ・健康まちづくりデザイン 学生コンペティション2025」に参加し、「真美ヶ丘ピンポンコモンズ〜大学キャンパスを地域に開放する屋外卓球台の交流場所の創出」という作品でデザイン部門に応募しました。畿央大学チームは、応募総数48点の中から一次審査を通過して、2025年12月16日に東京で行われた二次審査会に参加して、デザイン部門「優秀賞」を受賞しました。   テーマ:真美ヶ丘ピンポンコモンズ〜大学キャンパスを地域に開放する屋外卓球台の交流場所の創出 ▼ 畿央大学チームの提案作品     二次審査会の前には、学生たちは発表資料の準備に励み、数回の発表練習会を行いました。人間環境デザイン学科の教員に加えて、理学療法学科の松本先生からも講評をいただき、多様な視点からのアドバイスを得ることができました。 ▼ 学内発表練習会の様子   ▼ 二次審査会に参加する直前、発表練習後の集合写真   2025年12月16日に東京で行われた二次審査会には朝9時から「アイデア部門」10作品および「デザイン部門」6作品の順番が発表され、各チームが12分程度の発表と質疑応答が行われました。「デザイン部門」の中に、大学生が構成されたチームは畿央大学チームだけで、他の5チームは大学院生のいるチームでした。それにもかかわらず、学生たちは健闘して、堂々と作品を発表しました。   ▼ 東京新宿駅のLumine 0で行われた二次審査会の会場   ▼ 二次審査会での畿央大学チームの発表   ▼ 発表後、学生たちと審査員の質疑応答   畿央大学チームは「真美ヶ丘ピンポンコモンズ〜大学キャンパスを地域に開放する屋外卓球台の交流場所の創出」というテーマで、「かつらぎの道」と接する畿央大学第二キャンパスにおいて、スポーツと健康につながる地域交流の場所づくりを提案しました。   「ピンポンコモンズ」とは 「ピンポンコモンズ」とは卓球を通じて、みんなが共用・交流できる場所とします。既存の動線を考慮しながら、計画敷地を二等辺三角形と設定して、その中心に45度で卓球台を設置し、卓球台の周辺には観戦・交流のベンチを計画しました。ベンチには観戦だけではなく地域の住民や大学生などが座って喋ったりすることで交流ができる場所と計画しました。   ▼ 畿央大学チームが提案した「真美ヶ丘ピンポンコモンズ」の設計   屋外卓球台の設計では三角形を活用して、足が当たりにくいデザインとし、卓球台の足の間の空間にラケットやピンポン玉の収納箱をつけます。車椅子ユーザーの方や高齢者の方でも誰でも遊べるような設計になっており、ユニバーサルデザインも考慮しました。なお、運営管理体制やイベントの企画までも提案しました。   ▼ 卓球台の設計と運動・交流場面のイメージ図   ▼ 畿央大学チームが見事、デザイン部門「優秀賞」を受賞   ▼ 表彰式の後、参加学生と審査員の集合写真   ▼ 二次審査会の参加学生同士と審査員の交流会   参加した学生の感想 ● 今回チームで動くという難しさを感じました。しかしその中での作業の分担、構想のすり合わせなどを進めることで物事を進めていく力を養えたと思います。2年生の段階でレベルの高いコンペティションに参加できたことが大変貴重な経験で、とても良い刺激をもらうことができたことをありがたく思います。 人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2回生 渡邊 涼   ● 初めてのコンペで、一次審査を通過し、二次審査として発表することができたので、良い経験になりました。他の人の発表を聞き、私たちの発表の資料や発表の仕方について改善部分を見つけました。今回の経験を今後に生かせたらと思いました。 人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2回生 佐伯 穗寿実     ● 今回のコンペで頑張ったのは卓球台のデザインとプレゼンです。発表の参加で学んだことは主には発表のやり方と、プレゼン資料の作り方です。発表では資料だけを見るのではなく柔軟な対応で読み上げることが大事だと感じました。プレゼン資料の作り方ではわかりやすく、ダイアグラムの重要性などが理解できました。 人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2回生 中本 路瑛   ● 準備段階でコンセプトの整理や内容の詰め直しを繰り返し行いました。自分たちのアイデアに自信を持ち、最後まで提案を信じてブラッシュアップを重ねたことです。東京という大きな舞台でのプレゼンテーションは非常に緊張したのですが、最後まで全力を出し切り、自信をもって発表できたことは大きな経験となりました。 人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2回生 藤坂 俊佑   ● コンペの準備では、敷地条件やテーマを読み取り、意見を出し合いながら進めていきました。メンバー間で考えを共有し共通の方向性として整理する過程に難しさを感じましたが、話し合いを重ねることで形にすることができました。発表では、限られた時間でわかりやすく伝える必要があり、情報の整理や役割分担の重要性などを学びました。 人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2回生 千賀 玲哉 ● 健康やスポーツをまちづくりにどう反映させるかについては、要点を絞って調査や検討を行い、現実性と独自性の両立を意識しました。発表や他大学の作品を通して、限られた条件の中でも工夫次第で説得力のある提案ができることや、他者の視点を取り入れる重要性を学んだ。この経験は、今後の設計活動において大きな自信につながりました。 人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2回生 大嶋 悠暉   指導教員より ゼミ活動の「屋外居場所づくり」の一環として、学生たちは2025年8月から屋外卓球台を活用した地域交流の居場所づくりの課題に取組んでいました。気軽に運動できる場所の創出および地域交流とつながることを議論しながら、チームワークで提案と発表の準備もよく頑張りました。なお、貴重な経験を頂いた主催側のスポーツ庁と審査員の皆さま、および本学ご協力を頂いた教職員の皆さまに感謝を申し上げます。今回の経験を糧にして、将来学生たちの成長を期待しています。   人間環境デザイン学科 准教授 陳 建中   関連記事 第5回近畿学生住宅大賞で2回生が「企業賞」に!~ 人間環境デザイン学科 築56年の住宅地建替えコンペで「審査員特別賞」に!~人間環境デザイン学科 吉永ゼミ 「佐味田みんなの縁側」 板絵描き・障子替え-夏から秋へ ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 「いつもの場所で時を織る」—ストリート織り機から生まれたソファーカバーがお披露目されました ~ 人間環境デザイン学科 村田ゼミ

2026.01.27

京都府主催「第9回Woodyコンテスト」で3回生が「佳作」に!~人間環境デザイン学科

京都府主催の「第9回Woodyコンテスト」において、人間環境デザイン学科 前川ゼミ 3回生の下司 充玖大さんの「循環する建築」が「佳作」を受賞しました。 Woodyコンテスト について 京都府が主催し、府内の森林資源として充実している京都府内産スギ、ヒノキの特性を活かした木造住宅(建築)や木製家具のアイデアを募集するデザインコンテストです。部門は建築と家具の2部門に分かれます。   建築や家具の設計製作に携わる建築士等の木材への関心を高め、木材利用の推進を図り、木材を暮らしの中で活かし利用していく「木の文化」の継承と、木材の新たな利活用方法を開拓することが開催主旨となります。   受賞作「循環する建築」について 下司さんは「循環する建築」を建築部門に応募し、見事「佳作」を受賞しました。     「循環する建築」は、伐採や整備で生まれた木材チップや落ち葉を圧縮し、自然由来の結合材で固めたレンガによって新たな屋外空間をつくり出す提案です。   レンガにより床や椅子、ベンチなどをつくり、人々が集い、休憩し、自然と触れ合う場を生み出します。さらに、それらの構築物が、時間の経過とともに、少しずつ風化し、苔が生え、やがて柔らかく崩れていき、最終的に、レンガは完全に土へと還元され、森の木々が育つための肥沃な養分となります。このレンガは生態系の循環装置として次の生命を育む役割を担うことが企図されます。人工物でありながら、朽ちることによって自然を再生させ、使いながら壊れていくことが価値になっていくという、木材にしかできない提案となっています。   ▼WODDYコンテストHPより   下司さんからの喜びの声 この度は佳作に選んでいただき、大変うれしく思います。今回の提案では、「循環する建築」をテーマに、伐採や整備の過程で生まれる木材チップや落ち葉を活用した「循環するレンガ」による空間づくりを行いました。このレンガは、人が集い休憩する場を形づくる建材であると同時に、時間の経過とともに風化し、苔や生き物を受け入れ、最終的には土へと還元されていきます。人工物は長く残ることが価値だと考えられがちですが、あえて朽ちていく過程を肯定的に捉えることで、建築が自然の循環の一部になれるのではないかと考えました。設計課題に取り組む中で、建築と自然との関係について改めて向き合う機会となりました。     人間環境デザイン学科 前川ゼミ 3回生 下司 充玖大 関連記事 「スポーツ・健康まちづくりデザイン 学生コンペティション2025」デザイン部門 「優秀賞」 受賞~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 第5回近畿学生住宅大賞で2回生が「企業賞」に!~ 人間環境デザイン学科  築56年の住宅地建替えコンペで「審査員特別賞」に!~人間環境デザイン学科 吉永ゼミ

2026.01.15

第5回近畿学生住宅大賞で2回生が「企業賞」に!~ 人間環境デザイン学科 

近畿建築士会協議会主催 第5回 近畿学生住宅大賞において、人間環境デザイン学科吉村ゼミ 2回生の寺村 泰則さんが応募した、“と、と、と、”が「企業賞」を受賞しました!本学では昨年度に続き2年連続での近畿学生住宅大賞「企業賞」受賞となります。   ▶昨年度(第4回)の近畿学生住宅大賞受賞の様子はこちら 近畿学生住宅大賞の紹介   近畿学生住宅大賞は、建築士会が開催する建築デザインコンテストです。戸建住宅から集合住宅まで、近畿の大学で学ぶ学生が学校の住宅課題で手がけた設計案を対象としています。第5回目である2025年度は63作品の応募がありました。 応募作品の事前データ審査を経て2025年12月6日最終審査及び表彰式が行われました。このコンテストの特徴は、審査員が選ぶ賞だけでなく、企業と学生の節点をつくる事を目的として協賛の企業が選ぶ企業賞があることです。   寺村さんはこの企業賞を獲得しました。他大学のプレゼンテーションをお互いに見る事ができるだけではなく、その道の一流の審査員による公開審査で交わされる白熱の議論を間近で聞く事ができ、学生にとって非常に刺激的で実りある経験ができる貴重なコンテストです。   寺村さんから喜びの声が届きました!   2回生の目標として、なにかひとつコンペに応募するということを掲げていました。その結果、初めて応募したコンペで「企業賞」をいただけたことは大変嬉しく思います。 私は、建築設計演習Ⅰの課題で取り組んだ週末住宅を応募しました。この課題では、大学近くの公園を別荘地と仮定して、自然の中で過ごすための週末住宅(別荘)を設計しました。         計画地の豊かな木々や傾斜などの自然環境を最大限に活かし、屋内外の接続を工夫したり、木材を用いた内外装にすることで、自然と調和できる住宅をめざしました。       今回のコンペを通じて、担当者の方とお話することができたり、入賞された学生のプレゼンや作品を見させていただいたりと、大学から飛び出してみることで貴重な体験ができました。また、コンペの応募にあたっては、吉村先生に何度もエスキースをしていただき、先生のアドバイスがとても力になりました。人間環境デザイン学科では先生と生徒の距離が近いことから、手厚いサポートを受けられる、学生にとってありがたい環境です。 今回の受賞経験と、今の恵まれた環境を活かして、これからも建築について学んでいきたいです。       人間環境デザイン学科 吉村ゼミ 2回生 寺村泰則     担当の吉村 理教授からのコメント このコンテストに寺村君は初めての設計課題である、2回生の第一課題「週末住宅」を提出しました。大学の近くにある公園を敷地として、30歳代の共働き夫婦が自然の中で休日を過ごす為の場所を設計する課題です。公園の起伏をうまく利用して、屋内と屋外が緩やかに繋がった心地よい空間をつくっています。   丁寧な作業で作成された図面、模型は共に素晴らしい出来映えです。コンテストに向けて、模型写真を何度も撮影し直し、授業では作成しなかった断面パースを一から作りあげました。その努力と粘り強さが、この素晴らしい結果に繋がったと思います。 関連記事 第4回近畿学生住宅大賞で3回生が「企業賞」に!~人間環境デザイン学科 築56年の住宅地建替えコンペで「審査員特別賞」に!~人間環境デザイン学科 吉永ゼミ 「佐味田みんなの縁側」 板絵描き・障子替え-夏から秋へ ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 「いつもの場所で時を織る」—ストリート織り機から生まれたソファーカバーがお披露目されました ~ 人間環境デザイン学科 村田ゼミ