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現代教育学科

2017.09.19

イギリス短期語学留学プログラム2017 現地レポート vol.5

夏季(イギリス)と春季(カナダ)それぞれの休暇中に、英語の実用能力のさらなる上達をめざす短期語学留学プログラム。2017年9月2日(土)~22日(金)の日程で、畿央生11名がイギリスに留学中です。現地からのレポート、第6弾です!     現代教育学科1回生の安川周良です。短期語学留学プログラムでイギリスのカンタベリーに来ています。まだここに来て間もないですがここでの生活について紹介していきます。 学校に関して話します。まず、「聞こえる言葉が英語だけ」という環境で勉強はなかなか出来ないことなので、とても貴重な体験だと感じています。しかし、英語の苦手な僕は問題を理解するだけで精一杯で、まだ手を挙げて発言する段階にはいません。残りの期間でせめて自分の意見を述べたうえでクラスメートと議論できるようにしたいです。クラスメートは優しく僕がポカーンとしていると何か教えてくれたり、グループワークでは日本人の僕が一人ぼっちにならないように気遣ってくれて、とても感謝しています。先生も優しくて僕だけ取り残されないようにゆっくり説明してくれます。授業内容ではアメリカ英語とイギリス英語の違いに驚くこともありますが、発音や他の単語の意味など知らなかったこともたくさん学べ、有意義に過ごせています。   この前の土曜日には、ブライトンという町に友達と行きました。     ブライトンは「海辺のロンドン」といわれるだけあって自分が撮ってもポストカードとして売れると思うくらいきれいな景色が続いていました。そこでは、新鮮なオイスターを食べたり、ショッピングを楽しんだり、遊園地でアトラクションに乗ったりしました。カンタベリーにはないイギリスの良さがあり、とても充実した一日を過ごすことが出来たと思い、大満足です!!!     あと1週間しかないので、1日1日を無駄なく後悔なく過ごすために、外国の友達に積極的に話したり、ホストマザーに色々質問していきたいです!   現代教育学科1回生 安川周良   【関連記事】 ●過去のイギリス短期語学留学の記事はコチラから!

2017.09.19

イギリス短期語学留学プログラム2017 現地レポート vol.4

夏季(イギリス)と春季(カナダ)それぞれの休暇中に、英語の実用能力のさらなる上達をめざす短期語学留学プログラム。2017年9月2日(土)~22日(金)の日程で、畿央生11名がイギリスに留学中です。現地からのレポート、第5弾です!     現代教育学科2回生の長戸卓朗です。私はホームステイでの様子について紹介したいと思います。 約2週間お世話になる家なのですが、もうホームステイでの生活もわずかとなってきました。それぞれの家にルールがあるので、最初はその家庭のルールに戸惑い、困惑したこともありました。また、何を話したらいいのかわからずに緊張していましたが、生活にもすぐに慣れました。ホストファミリーの方々はわかるまで何度もゆっくりと英語を話していただき、テレビを止めて真剣に話を聞いてもらえるので、とても親切です。しかし、もう少し英語を聞くことができ、話すことができたらもう少し会話ができたのに…と、自分の英語力不足を痛感しました。毎日、学校で習ったことや昼食に何を食べたのか明日の予定などを話し、また時には日本のこと、カンタベリーの観光スポット、イギリスの春夏秋冬や天気などを教えてもらっています。食事は毎日とてもおいしい料理が出てきて、毎晩楽しみにしています。     私はイギリスを代表とする料理「フィッシュ&チップス」がだいたい夕食だと思っていたのですが、出てこなかったので驚きました。じゃがいもはよく出てくると聞いていたのですが、やはりたくさん出てきました。私の家ではほとんど毎日味付けが違っているので、とても食べやすいです。日本で食べているような食事は出てこないのですが、食事も楽しんでいます。   夕食後はカプチーノを毎日作ってもらいそれを飲みながら、ニュースやドラマをホストファミリーと一緒に見ています。テレビは字幕付きなので、わからない言葉も多いのですが頑張って一緒に見ています。午前の授業と午後の授業をどちらもとっているため、たくさんの時間をホストファミリーと過ごすことはないのですが、唯一この時間は一緒に過ごすことができます。     一番驚いたことは、カンタベリーにある店はほとんど6時に閉店してしまいます。また、ほとんどの人が寝るのが早いということがわかりました。私のホストファミリーもとても寝るのが早く10時過ぎには就寝しています。あと一週間弱、たくさん英語に触れて会話していきたいと思います。 現代教育学科 2回生 長戸卓朗 【関連記事】 ●過去のイギリス短期語学留学の記事はコチラから!

2017.09.15

「東アジア・サマースクール2017」で留学生と交流を深めました!

2名の学生が、来日留学生と共に学びました。 グローバルに活躍する人材を育成することを目的に、奈良県立大学を中心会場として8月17日(木)~8月29日(火)の13日間にわたり「東アジア・サマースクール」が開催されました。本学からは教育学部現代教育学科2回生の福本奈央さんと健康科学部健康栄養学科1回生の安松由華さんが参加しました。   左:安松由華さん 右:福本奈央さん   サマースクールでは、中国、韓国、台湾、ベトナム、アメリカから来日した学生達と奈良県内の学生達が共に学び、グループディスカッションの後に、成果発表を行うなど相互交流を深めました。 参加学生は、「東アジアの人々と交流することはとても刺激的で楽しく、よい経験になった」「コミュニケーション力やディスカッション力を養え、国外にたくさんの友達ができた」と有意義な13日間を過ごし、成長を感じることができたようです。今回の経験を活かして、次世代を担う未来のリーダーとなることを期待しています。   以下、学生のコメントです。   東アジア・サマースクールに参加し、すごく楽しく有意義な時間を過ごせたと思います。有名な講師の方の講義をいくつも受けることができ、視察やホームビジットなど様々な経験をすることができました。プログラムと同時進行で、同じ学びをめざす学生でグループをつくり、10分の成果発表をおこなうことになりました。うまくいくことばかりではなく、時には悩むときもありました。日本だけでなく、中国・韓国・台湾・ベトナムなどの国の人と、考えを共有しなければならなかったので、少し難しい部分はありましたが日本人の私たちが引っ張っていき、積極的に発言しました。何度もグループで集まって練習したため、最初は話すのも苦手だった仲間が、最後にはすごく仲良くなり、別れが悲しいほどでした。発表は成功し、本当に頑張ってよかったと思います。 私がこのスクールで学んだことは、もっと国際理解をすることが必要だし、自分の国についてもっと知ることが必要だということです。また、様々な国の人とディスカッションしたこと、意見をまとめたことは私にとって「自信」へと繋がりました。私にとって予想以上の充実感を得ることができた13日間でした。 教育学部現代教育学科2回生 福本奈央   この13日間の間に様々なプログラムに参加しました。講義を聞き、その日の講義について、中国・韓国・台湾・ベトナム・アメリカの人たちとディスカッションを行ったり、東大寺や橿原考古学研究所に視察に行きました。「東アジアの価値と可能性について」というテーマで様々な分野にわかれて成果発表会に向け、準備を行いました。 ディスカッションの中で外国の方に日本の文化について聞かれ、海外の方と交流する中で自分が日本のことを知らないなと感じることが多く、日本のことに興味をもつことが大切だと感じました。また、成果発表では、同じグループの人と発表に向けて取り組み、ディスカッションをして一つにまとめたことはとても貴重な体験だったと感じています。講義や視察日の後に、参加者と一緒にご飯を食べに行ったり様々な話をして交流を深めることができたこともとても良い経験となりました。 私がこのサマースクールで学んだことは、相手の言葉に耳を傾けしっかり聞くことの大切さと自国の文化を再認識できたことです。このサマースクールで多くの友達ができましたので、機会を作ってみんなに会いに行きたいです。 健康科学部健康栄養学科1回生 安松由華   ▼8/28(月)のフェアウェルパーティには、冬木学長が来てくださいました。   【関連記事】 「東アジア・サマースクール2016」参加レポート!

2017.09.14

イギリス短期語学留学プログラム2017 現地レポート vol.3

夏季(イギリス)と春季(カナダ)それぞれの休暇中に、英語の実用能力のさらなる上達をめざす短期語学留学プログラム。2017年9月2日(土)~22日(金)の日程で、畿央生11名がイギリスに留学中です。現地からのレポート、第4弾です!   イギリスに来てあっという間に10日が過ぎ、ホームステイが始まってから一週間が経ちました。私のホストファミリーはホストマザーだけで、二人で生活をしています。最初はイギリスと日本の生活スタイルはかなり異なるので戸惑うことも少なくはありませんでしたが、慣れてしまうとイギリスでの生活のほうが健康的だと私は感じます。朝ご飯は毎日フルーツを出してくれ、コーヒーと一緒にヨーグルトとパンを食べます。夜は、ホストマザーと夕食を食べ、食後にデザートとコーヒーを楽しみ、一緒にテレビを見て、毎日だいたい10時頃には寝ます。朝は7時頃に起きて、学校に行くという生活をしています。   ▼今日の朝ごはん     私のホストマザーは私より家を先に出るのでその前に毎日必ず“Have a good day!”とハグをしてくれます。学校は家から歩いて20分ぐらいのところにあり、道はすごく簡単なので方向音痴の私でも余裕です。私のホストマザーのご飯はとても美味しくて、毎日楽しみにしています。いつもご飯を食べながら今日の出来事や自分の家族のこと、日本での生活についてなどたくさんのことを話します。ホストマザーは私に理解しやすいようにゆっくり話してくれ、私のカタコトの英語もすごく理解してくれます。学校の授業が難しかったり、お昼ご飯に食べたご飯が美味しくなくても、ホストマザーに話しながら美味しい夕食を食べると全部笑い話になって、気持ちが軽くなります。私にとってホストマザーはイギリスでの生活においてとても大きな存在で、すごく心の支えになっています。ほんの一週間しかまだ過ごしていませんが、日本とは全く異なる国で生活するのは想像上に大変で労力を使います。日本で生活をするだけでは何も困らなくても、イギリスではお店で何か探すにも注文するにも全て英語です。授業中、先生の話を聞くにも外国人の友達と話すにもよく集中して聞かないと理解することができません。そんな時、家に帰ると何も変わらずご飯を作ってくれて、話を聞いて励ましてくれる存在がいることは、とても心強いことです。だから私はホストマザーにとても感謝しています。   ▼クラスの友達と先生   私が外国の方々と授業を受けて感じることは、「みんな自分の意見をすごく持っている」ということです。一つの質問に対して、自分が同意するかしないかだけでなく、なぜそう思うのかという理由や、そこからの自分なりの考えや意見をしっかりと持っています。それに「日本ではどうなの?」と自国のことについて聞かれることが多いです。普段からもっとしっかり自分の意見を持ったり、自分の国について考えたりしないといけないと感じました。 授業は、ゲームをしながらの文法、イディオムの学習、社会問題や世界の有名人についてのトピックを読み、それについてディスカッションするといったようなものです。どれも決して簡単なものではありませんが、すごく勉強になります。ここでの授業では自分の意見を発言をする機会がたくさんあります。日本人は間違った発言をすることを恥ずかしいことだと思いがちですが、他国の人は何も気にせず、平気で間違います。それを誰も恥ずかしいと思っていないからです。間違えるのを怖がって何も発言しないでいると学ぶ機会を逃していると思うようになりました。そこから私も積極的に発言するようになり、すごく有意義な時間を過ごせています。このようなことも実際に留学したから学んだことで、人から同じようなことは聞いていたけれど、実際に自分が感じるのと人から聞くのとでは本当に全く違います。もし、留学を迷っている人がいたら、不安や心配事は一旦置いといてぜひ行ってほしいと思います。   ▼休日、ブライトンにて     いざ、行ってみると、案外なんとかなるものです。正直楽しいことばかりではないですが、英語だけでなく、言い表せないほど多くのことを学び感じることができ、必ず成長することができると思います。ホームステイ生活はあと一週間。悔いの無いように過ごそうと思います!   現代教育学科 2回生 日比野里紗   【関連記事】 ●過去のイギリス短期語学留学の記事はコチラから!

2017.09.11

平群町社会福祉協議会ボランティアスクールで講演!~災害復興ボランティア部HOPEFUL

こんにちは。畿央大学災害復興ボランティアHOPEFULです。8月21日(月)平群町社会福祉協議会のボランティアスクールに参加させていただいたことを報告させていただきます。   HOPEFUL運営の中津と川端で小学生対象に「教えて☆ボランティア体験談」として45分講義をしてきました。     内容としては、 ・HOPEFULの説明 ・これまでの活動内容 ・ボランティアってなんだろう? ・私たちがボランティアを始めたきっかけ ・みんなにできるボランティア を話しました。講義をする前にまず子どもたちに「ボランティアについて知っていますか?」という質問したところ、ほとんどの子が聞いたことはあるが、あまりどういうものか分からないという答えが多く返ってきました。 実際に私たちが去年の8月、熊本県に現地ボランティアに行った時の話を中心にお話ししました。現状の様子の写真を見ながら、現地の人から聞いた生の声を伝えると、子どもたちは想像していた様子と違うことに驚いているようでした。 次に、子どもたちによりボランティアを身近に感じてもらうため、小学生でもできることを2つ紹介しました。それは「学校や地域の清掃活動」「ニュースを見ること」です。 学校で掃除の時間というのは設けられていると思います。日常の生活の中の掃除から、ボランティアというものを意識できると考えました。掃除をすることで学校も綺麗になり、自分もみんなも気持ちよく生活することができる。ボランティアというのは、自分が何かをすることで、自分も相手も喜びにつながるということだと思い、清掃活動を取り上げました。 そして、ニュースを見るというのは、ボランティアに直接的には関わらないかもしれませんが、災害があれば、地域の現状に関心を持ってほしいということです。現地ボランティアに行けなくても、何かできることはないか考えることはできます。そして、募金などお家の人と相談してできる活動もあります。これらの2つのことを子どもたちに伝えました。   講義の最後にある問題を出しました。   ボランティア+人との出逢い+ありがとう=?   この?に入る言葉を考える問題です。この問題を小学6年生の女の子がズバリ答えてくれました!答えは『笑顔』です!! 私は大学に入って本格的にボランティアというものを始めましたが、ボランティアをするたびにたくさんの人と出逢い、そして、たくさんのありがとうを言ってもらいました。自分も周りの人も笑顔になるボランティアは素敵だと思い、今もなお続けています。すべての講義を終えたあと、子どもたちから、「ボランティアに興味を持った!」「大人になったらボランティアをしたい!」という嬉しい言葉をもらいました。   講義のあとは、子どもたちとベビーカステラを作り、楽しみました!色んな話をしながら作ったベビーカステラはとても美味しかったです(^^)     今回参加させていただき、私たちはもう一度ボランティアについて考えることができた良い機会になりました。そして、これからもボランティアを続けていくとともに、たくさんの人にボランティアの良さを知ってもらいたいです。 ボランティアを通して、人との出逢いを大切に、笑顔があふれる活動をしていきたいと思います。     教育学部現代教育学科3回生 中津美穂   【関連記事】 学生広報スタッフBlog vol.219~熊本地震のための募金活動が終了! 『福島の子ども保養プロジェクト』に参加しました。 福島のための「ひまわりプロジェクト」第3弾!~災害復興ボランティア部HOPEFUL その他 HOPEFULの記事一覧

2017.09.09

イギリス短期語学留学プログラム2017 現地レポート vol.1

夏季(イギリス)と春季(カナダ)それぞれの休暇中に、英語の実用能力のさらなる上達をめざす短期語学留学プログラム。2017年9月2日(土)~22日(金)の日程で、畿央生11名がイギリスに留学中です。現地からのレポート、第2弾です!   こんにちは!現代教育学科2回生の金岡実里です。今回は、出発からホームステイ先のカンタベリーに到着するまでの様子を紹介していきたいと思います。     出発当日は8:45に関西国際空港に集合し、搭乗手続きを済ませて10:45に日本を出発しました。私は海外に行くのが初めてだったので手続きなどに不安もありましたが、スムーズに行うことができました。 飛行機の中では、隣に座った友達と話をしたり、映画を見たり、睡眠をとるなど各々自由な時間を過ごしました。飛行機の中で、客室乗務員の方に英語で話す機会がありました。少し緊張しましたが簡単な英語ではあったので、なんとかやりとりすることができました。 乗り継ぎではフィンランドにあるヘルシンキ空港に立ち寄りました。ロンドンには現地時間の18:30ごろ、日本時間では深夜の2:30ごろ到着しました。計15時間ほどかかりましたが、飛行機の中で睡眠を取っていたので思ったより疲れはありませんでした。 その日の夜はホテルに移動し、先生と友達とスペイン料理専門店でタコスを食べました。おいしかったし、とてもお腹いっぱいになりました。   次の日は朝から現地に住んでいる田代さんのオリエンテーションを受け、大英博物館でグループごとに1つの国を調べ、プレゼンテーションを行いました。     現地のスタッフの方に尋ねたり、説明文を読んで調べましたが、英語を聞き取ったり読み取るのが難しく少し苦労しました。でも、スタッフの方は優しく丁寧に説明してくださいました。自分たちで調べたので、より理解を深められたと思います。   大英博物館にはロンドン滞在の時にまたゆっくり見学したいと思います。午後からはカンタベリーに移動し、ホームステイ先の方と対面しました。これからの2週間の語学学校、ホームステイ先での生活を楽しみたいと思います。   現代教育学科 2回生 金岡 実里   ●過去のイギリス短期語学留学の記事はコチラから!

2017.09.02

Microsoft Windows Insider MVP 新谷氏を講師に迎えた特別授業!~教育学部西端ゼミ

「何事も経験。経験しないとわからない」ことを学びました。   教育学部・西端ゼミでは、毎年いろいろ方がゲストとして来られます。今回は、IT業界に長年おられる、新谷剛史さん(株式会社セカンドファクトリー・ブエナピンタ株式会社)に来ていただき、農業・飲食業とITの関わりについてお話しいただきました。 なお、新谷さんは、西端先生と同じ、SurfaceのMicrosoftのMVPだったとのことで、ゼミ生全員で、Surfaceでお出迎えです!     そもそも最初は、飲食店でオーダーをとるシステムを作られた、とのことですが、「実際に使ってみないと、使い勝手ってわからないよね?」ということで、湘南の海の家で店を始められたそうです。その後、「夏だけじゃわからないよね?」ということで、いろいろなお店で検証を始められたとのこと。言うのは簡単ですが、さまざまな準備を考えると本当に大変なことなんだろうなぁと思いました。   また、農業とITのかかわりについても、まずは農家さんから、じっくりゆっくりお話を伺いながら、困っていることを引き出された、とのことでした。後継者問題、災害、コスト、そして、「ちょっと形が悪かったり、ちょっと大きさが足りなかったりするけれども、味はおいしい野菜や果物は市場に出せない」という話から、これらを加工する施設と、実際に食材として提供するレストランを、徳島県鳴門市に作られたそうです。え?東京の会社でしたよね?と思ったのですが、離れた土地に一から開業されるのはとても大変だったのではないでしょうか。   鳴門市のレストランも、Pepperが待っている順番を受け付けたり、会員登録したり、スマートフォンでオーダーを取ったり、とIT化されているそうです。また、リアルタイムで売り上げ、湿度、気温などのデータもシステムに入るので、お客様の予測、それによる料理の仕込みの検討などもされているとのことでした。わたしたちも飲食店でアルバイトをしているので、こういうシステムがあると、無駄な材料や残飯がなくなるのになぁと思いました。       新谷さんのお話を聞いて、 ・問題がどこにあるのか把握すること ・問題は目に見えているものだけではなく、裏側に潜んでいる問題に気づくこと ・どんなことでも自分で経験してみること が大切だと学ばせていただきました。   問題にぶつかるとご自身でいろいろ試してみて、とにかく何事も経験!経験しないとわからない!という姿勢がすごいなと思い、私も、「わからないなー」で止まらず、たくさん経験していきたいと思いました。 鳴門のレストランもゼミのみんなと行ってみたいです! 新谷さん、ありがとうございました!  教育学部3回生 茨木麻衣・岩瀬綾夏   【関連記事】 ・マイクロソフト コーポレーションのステファン・ショストローム氏が本学に来校 ・教育学部 西端律子教授が「Microsoft MVP for Surface」を受賞 ・Surfaceクリエイティブワークショップ参加レポート! ・日本マイクロソフト社の「エバンジェリスト」によるドローン体験と特別講義! ・マイクロソフト「MVPグローバルサミット2015」参加レポート~大学院教育学研究科

2017.08.24

学生広報スタッフblog vol.227~第43回全国英語教育学会 島根研究大会に参加!

現代教育学科3回生、学生広報スタッフの下坊です。 平成29年8月19日(土)、20日(日)に島根大学で開催された「第43回全国英語教育学会島根研究大会」に、教育学部現代教育学科の学生7名(小学校、中学校、高等学校の英語教育に興味を持つ学生)と教育学部の深田先生とで参加してきました。 今回の学会では様々な教室に分かれて、各大学の教員、大学院生の方々が英語における各能力の指導や来年度から実施される小学校での英語科の授業についての研究など、英語教育にかかわる様々な分野の研究を発表されていました。学会に参加されている人の多くは小中高の先生方や英語教育を研究されている大学の先生方々でしたが、中には私たちのような学生も何人か見られました。     この2日間は、私にとって本当に有意義な時間になりました。私自身が英語科教諭を、めざしてもう3回生も半分を過ぎましたが、自分の学んできたことが本当に身についているのか、理解できているのかということを確認することはあまりできていなかったように感じていました。しかし、今回の学会参加を通して、今まで学んできたことを発表されている研究結果の内容や知識と結びつけることができたことから、自分の大きな成長を感じることができました。それと同時に、これから必要とされている英語教育や各技能の指導について、もっと貪欲に知識を吸収して考えていかなければいけないと強く実感しました。   2日間で14個の発表を聞きましたが、中でも印象に残った発表が2つあります。1つは支援を必要とする児童、生徒への英語科での指導についての発表です。これは私たちが教師になった時に必ず直面する課題であり、聴覚障害、視覚障害を持った児童、生徒が英語に苦手意識を持つことなく学習できる工夫は必要不可欠です。教師に必要な児童、生徒をしっかり「見る」ということの大切さと英語を学習するためにどのような支援を考えなければいけないのかということを学んだ発表でした。 もう1つの発表は、まさに私が今1番直面している指導法についての発表でした。この発表は私が今まで学んできたことを凝縮したかのような内容で、自分が学習してきた知識でその先の知識や考えを理解できるということに対して本当に感動しました。   2日間を終えて、改めてこれからの英語教育で教員に求められている能力や指導についての課題を様々な視点で知ることができたと思います。この経験を通して、普段の講義を受ける時も常にこれからの英語教育とその知識をどのように結びつけていけるのか、ということを考えながら学んでいこうと思います。そして、学会で感じることのできた理解できることへの感動は、私にとって本当に忘れがたい経験となりました。私も生徒に同じような感動を与えられるような教師をめざして、もっとたくさんの知識と技術を身につけていきたいと思います。   ▼学会終了後に寄った宍道湖前での一枚     ▼松江城前で一枚     教育学部 現代教育学科3回生 下坊 美月 ●その他の広報スタッフblogはこちらから!

2017.08.22

書評~教育学部西端律子教授執筆「誰でも使える教材ボックス」

教育学部現代教育学科の西端律子教授が第5章を執筆された「誰でも使える教材ボックス 教材共有ネットワークを活かした発達支援」が学苑社より発刊されました。西端教授は6年にわたって奈良県立奈良養護学校の先生方と連携してシステム開発、教材開発などICTと教育をコラボしたさまざまな取り組みを進めています。今回、教育学部の大久保賢一准教授より書評が届きましたのでご紹介します。 →奈良県立奈良養護学校との取り組みはこちらから   ▼西端教授   本書においては、奈良県立奈良養護学校の先生方が中心となって執筆・編集された教材集が紹介されています。教材集は、主に肢体不自由、あるいは重度重複障害のある児童生徒を対象とすることを前提に編集されていますが、知的障害特別支援学校においても児童生徒の状態に応じて十分に応用していただける内容であると思います。   「感覚と運動の高次化理論」に基づき、「第1層:初期感覚の世界」、「第2層:知覚の世界」、「第3層:象徴化の世界」、「第4層:概念化の世界」ごとに70の教材が紹介されており、アセスメント・チェックリストの結果に基づき選択できるようになっています。さらに教材の一部は、データベース化された連動サイト「教材共有ネットワーク」で検索し、利用することができます。教材の検索は自由に行うことができますが、教材の投稿を行うにあたっては、会員登録が必要になります。なお、本書の著者の一人である本学教育学部の西端律子教授らがシステムを開発するにあたり、主要な役割を果たされています。   本書では奈良養護学校における実践例も豊富に紹介されており、読者は教材の内容だけでなく、その活用のプロセスや児童生徒の実態が描かれたリアルなストーリーを間接的に体験することができます。   著者の一人である東大阪大学の太田和志先生は、誠に遺憾ながら本書の執筆・編集中にご逝去されました。本書は太田先生の遺作となります。本書の執筆に携わられた多くの先生方の真摯な思いの詰まった「誰でも使える教材ボックス」が一人でも多くの先生方や子どもたちの手元に届き、彼らの日々の生活や人生を豊かにする力となることを願っています。   教育学部現代教育学科 准教授 大久保賢一

2017.07.25

英検準1級合格体験記&英語力向上の取り組みレポート!~教育学部

教育学部では、中学校・高等学校教諭免許(英語)の取得が可能です。昨今、英語教育の重要性が叫ばれる中、この免許の取得をめざして多くの学生が英語力の向上を図っています。そんな中、教育学部の学生3名が英検準1級(実用英語技能検定準1級)に合格しました。どのように合格までたどり着いたのか、また、それを支えた活動はどのようなものだったのかを報告します。   ▼英検準1級の合格証書を手に(左から後谷君、刀谷君、茂木さん)       ◆英検準1級合格体験記   現代教育学科 3回生 後谷悠斗 1回生の夏から英語検定準1級の勉強を始めました。最初は単語から始め、その後過去問をたくさん解きました。単語の量も多く難易度も高いので覚えるのに多くの時間を費やしました。リスニングが苦手だったので過去問のリスニング問題は覚えるほど音読しました。成長をなかなか感じることができず、やめたくなることもたくさんありました。 2回生の春に一次試験に合格し、英語科の先生に2次試験の指導をしていただき、おかげで合格することができました。今はTOEIC900点台を目標に頑張っています。小学校の教科なども大変なので勉強時間を確保することも大変ですが、一緒に英語の勉強を頑張っている友達と励ましあいながら、これからも頑張っていきたいと思っています。   現代教育学科 3回生 刀谷直樹 私は、2016年度第3回の英検で、英検準1級に合格することができました。「2回生終了時までに英検準1級に合格する」という目標を設定していたため、本当に嬉しかったです。英検準1級は、語彙とリスニング(Part2)が難しいため、特に重視して対策を行いました。語彙力向上のために、単語帳を何度も繰り返し学習しました。また、過去問を解き、わからなかった単語を調べ、覚えるように心掛けました。 リスニング対策は「過去問のスクリプトを何度もシャドーイング、音読、聴く」を徹底的に繰り返しました。リスニングで点数が取れず、英語科の先生に相談した時に、この学習方法を教えていただきました。リーディング・ライティングは、中・高英語教諭養成課程の授業を通して、のばすことができました。ライティングは、授業課題以外にも、自分で書いたものを添削していただきました。 2次試験(スピーキング)対策は、英語科の先生に面接練習をしていただいたり、録音して聴いたりしました。また、1回生の時から、ネイティブスピーカーの先生と話す時は英語で話すようにしています。今後の目標は、TOEICで900点以上取ること、来年度の教員採用試験に合格することです。英語力・指導力の両方をのばすことができるように、これからも頑張りたいです。   現代教育学科 2回生 茂木陽菜 私は、今年の3月頃から英検準1級の取得をめざし始めました。きっかけは、カナダ短期語学留学への参加と先生方の勧めでした。 初めの1ヶ月は、2級受験時に使用していた単語帳を見直していました。その後、英検準1級の単語帳を使い始め、勉強会にも参加しました。試験直前には、過去問を解き、できていないところを勉強し直したり、時間配分を決めたりしました。ライティングも先生にチェックしていただきました。 2次試験の対策は、1次試験の合格発表の後から始めたので、期間が短く、焦りましたが、先生からお借りした参考書を元に、表現の仕方やトピック別のポイントをまとめました。その後、勉強会や英検対策講座等を受けて、より実践的な対策も行いました。 今回、私が英検準1級に合格することができたのは先生方のサポートと、一緒に勉強する友達がいたからだと思います。しかし、この合格がゴールなわけではないので、このままモチベーションを保って、次はTOEICで800点以上を取ることを目指して頑張ります。   英語力をあげるために、畿央大学では以下の取り組みを、学生有志と教員とで行っています。 ◆English Circle 中高の英語教員をめざしている有志学生で、スピーキング力の向上を目標に活動しています。学生のみで行う活動がほとんどですが、英語科の先生方に来ていただきアドバイスを頂くこともあります。 基本的に、活動は英語で行うようにしています。「言いたいことが、すぐに出てこない」という悔しい経験が、英語学習へのモチベーションに繋がると思います。 主な活動内容は、例えば「好きなもの」「夏休みの予定」といった身近な話題についてペアで話したり、全員で話し合ったりします。教育系の難易度が高い話題に挑戦したこともあります。最近では、ロールプレイング、授業で使えるアクティビティ開発、模擬授業などの活動も積極的に取り入れています。また、将来的には、異文化体験、英語プレゼンテーション、English camp、OBとの交流会など、多様な活動を行うことも考えています。   ▼英単語しりとり     ▼英単語を、英語で説明(今回は“wolf”)     ▼夏休みの予定について話し合う     ▼English Circle 集合写真     ◆英検準1級勉強会 英検準1級勉強会とは、英検準1級の合格をめざす学生のために開かれる勉強会のことです。週1回、単語テストやスピーキングの練習に取り組みます。そして、合格に必要な語彙を習得することと、十分なスピーキング力を身につけることをめざします。スピーキングの練習では、全員で同じ文章を読んだ後にその感想を話し合ったり、1枚の写真を見てその様子をペアに伝える練習をしたりしました。試験前には、2次試験で出題されるナレーションの練習も行いました。どの活動も面白く、とても為になりました。また、この勉強会に参加していると、他の学生と切磋琢磨して頑張れるので、モチベーションの維持にもつながります。   ▼準1級単語テストの様子(準1級で狙われる英単語を毎週100個学習してテストに臨みます)     畿央大学では学生の英語力をアップしてくれる企画、講座やサークルなどがあります。これらの機会やサポートを受け、今後のグローバル社会で活躍できる人材、またそんな人材を育てるような教員になりたいと私たちは考えています。   教育学部現代教育学科3回生 後谷悠斗・刀谷直樹 2回生 茂木陽菜