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畿央の学びと研究

2018.03.14

不要な建物を再利用する「空家コンバージョン」で卒業制作!~人間環境デザイン学科

人間環境デザイン学科4回生の宮木萌依さんは、不用になった建物を今までの機能を変更して新しい用途に造り替えて再利用する「空家コンバージョン」を卒業研究のテーマにして制作に取り組みました。     昨夏、彼女は卒業研究のテーマを何にするか悩んでいました。同じ時期にプロジェクトゼミとして2・3回生が関屋地区での農業小屋アートプロジェクト、バーンデザインに取り組んでいました。 近所の自治会長の曽根様がバーンデザインに興味を持たれ、現場で立ち話をしている中で「平成29年8月19日に関屋地区の桜が丘公民館で、空家についてのワークショップがあるから是非来てください!」とお声掛け頂き、さっそく宮木さんとワークショップに参加しました。 桜が丘地区も高齢化が進み、空家が増加しつつありました。ワークショップでは様々な意見が出され、現場の生の問題点が浮かび上がりました。その中でも敷地環境が良いある空家があり、この空家で面白い提案ができないかということになっていきました。宮木さんもこの空家コンバージョンに俄然やる気をみせて卒業研究としてさせてもらうことになったわけです。その後、現地調査にも曽根会長様のご協力をいただき、計画は順調に進んでいきました。   ▼空家コンバージョン~コミュニティハウス~「NITUMERU」プレゼンシート(クリックでPDFが開きます)   そしてようやく図面と模型が完成し、今年3/12(月)に桜が丘自治会館に出向き、関屋空家コンバージョン~コミュニティハウス~「NITUMERU」をプレゼンすることができました。   ▼実際のプレゼンでの様子   【宮木さんの感想】 今回のプレゼンテーションには桜ヶ丘自治会の方々が7名も集まっていただきました。合間には私の提案を汲み取った上での質問もあり、より一層理解を深めていただきました。和気藹々とした雰囲気の中でのプレゼンテーションとなりました。提案をするにあたり、桜ヶ丘自治会の方達にはたくさんのご協力をしていただきました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。     総務省が出す平成25年の全国の空家率は13.5パーセントとなっており過去最高を記録し、危機的な状況です。その中でも今回のような放置されている空家が最も大きな問題となっています。宮木さんの提案は自治会員の方々の意見を丁寧に聞きながら現実的で夢のある解決方法になっていると思います。提案通りにしていくのは予算のこともあり難しいところもありますが、少しでも実現できればと願っています。   人間環境デザイン学科准教授 加藤信喜   【加藤ゼミ関連記事】 エコール・マミにバレンタインディスプレイと改修提案!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 畿央祭・ウェルカムキャンパス企画展示「紐庵」 「バーンデザイン」農業小屋アート 大学隣接の商業施設で、バレンタインディスプレイを担当! 畿央祭展示「紙庵」 「バーンデザイン」関屋農家小屋環境アート 駒川商店街でシャッターアートに挑戦!

2018.03.14

「サイエンスフェスティバル」に参加!~畿央大学サイエンスコミュニケーション サークル

こんにちは!KSCC(畿央サイエンスコミュニケーションサークル)の現代教育学科1回生岡﨑怜央です。私たちKSCCは平成30年3月11日(日)にかしはら万葉ホールで開催されたサイエンスフェスティバルに参加しました。   このサイエンスフェスティバルは、奈良県で唯一の科学館である橿原市立こども科学館が企画され、橿原市主催で行われています。未来を担う子どもたちに対し、楽しく遊んで理科・科学を学ぶ機会を提供するため、こども科学館だけでなくかしはら万葉ホール全館を利用して開催され、毎年1,000人以上が来場されます。畿央大学がブース参加したのは2013年度からで、今年で5年目になります。KSCCは昨年度からこのブースのスタッフとして活動しています。今年度も現代教育学科奥田俊詞教授、看護医療学科福森貢教授と私たちKSCCの学生9名で参加させていただきました。   今回、私たちは、子供たちに科学を楽しんでもらえるように、2つの企画をしました。   ① ロボットをプログラムで動かそう!   この企画では、示されたコース上を走るためのプログラムを子供たちが考えて入力し、自分で動かしてみるという活動を行いました。実際に走行させてみてうまくいかなかった所を修正して、また走行させてみる試行錯誤の活動に、子供たちはとても熱中して根気強く取り組んでいました。そして、無事クリアできたときは保護者と手を取り合って喜んでおられました。この企画は行列ができて予約制に切り替えるほど人気で、大成功でした。 またプログラミングができない子供でもロボットを触われるように、あらかじめスタッフでプログラムを入力しておき、子供たちがiPadを傾けたりしてロボットを思い通りに動かす体験も用意しておきました。こちらも常に満員状態で大人気でした。    ② 発砲スチロールのグライダーを飛ばそう!   この企画はロボットを動かせない小さい子供のために、少しでも科学的な面に触れてほしいと思いグライダーを作る活動を行いました。あらかじめ発泡スチロールを薄くスライスしたものを準備しておき、子供たちは型紙に合わせて切って、セロテープで重心の位置を調節するだけで済むようにしました。中には短時間で作ってすぐに飛ばす子供もいて、すごいなあと思いました。飛ばすコツをいったん子供に教えると、子供は自分で工夫しながらうまく飛ぶまでくり返していました。うまく飛ばせない子供は、いろいろな方法を試すという試行錯誤の活動ができており、とてもいい活動になったと思いました。   この2つの企画はどちらとも試行錯誤が必要なもので、このような試行錯誤に根気強く取り組める資質が、科学的思考を育成する基盤になると奥田教授はおっしゃっておられました。 たくさんの人が来場してくれ、様々な年齢の子どもたちが遊びに来てくれました!年齢に応じて、難易度(取り組むプログラミングや課題、提供するヒントの種類など)を変えることも、私たち教員をめざす学生には勉強になります。たくさんの子どもたちの笑顔、熱中している姿を見ることができて、とても楽しい時間を過ごすことができました。 このブログを通して、少しでもKSCCのことを多くの方に知っていただけたらいいなと思います。                              現代教育学科1回生 岡﨑怜央   【関連記事】 バスケットボールチーム「バンビシャス奈良」にイベント協力!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル スーパーブルーブラッドムーンを観察!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル 「サイエンスリンクin大阪」に参加!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル 科学教育ボランティア研究大会に参加!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル バンビシャス奈良の公式キャラクター「シカッチェ」と科学実験!~畿央サイエンスコミュニケーションサークル 小学校での学習支援ボランティア&天体観測レポート!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル ホタル&天体観測会を開催!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル

2018.03.13

海外インターンシップ in オーストラリア現地レポートvol.2

平成30年2月24日(土)から3週間、現代教育学科3回生がオーストラリアのブリスベンでの海外インターンシップに参加しています。語学力の向上はもちろん、現地の学校で「アシスタントティーチャー」として参加し、子どもたちとふれあいながら児童英語教育のあり方を考えます。   参加学生からのレポート第2弾をお届けします!     早いことに2週目が終了しました。今週も先週と同じクラスで実習させていただきました。1週目に比べ、生活の流れや子どもたちの特性も少し分かり、たくさんの子どもたちと関わることができたように思います。 MUNRO CENTRE にはおもちゃが沢山あり、日々子どもの興味・関心からおもちゃを選択しているそうです。午前のおやつもお昼ご飯も午後のおやつも全て、それぞれが自宅から持ってきたものを食べます。日本では給食やお弁当を支給されるところが多いので驚きました。     外遊びでは、1〜3歳までの子どもが一緒にあそんでいますが、3歳の子どもたちは簡単な英語を話してくれるので、とても英語の勉強になります。1歳の子どもたちはまだほとんど話すことはできませんが、問いかけには応じてくれるので、英語の練習になっています。   先生たちとの会話の中で理解できないことが多く、英語をもっと話せるようになりたいと強く思いました。身振り手振りや簡単な単語でなんとか生活できています。ホストマザーもとても親切で、わかりやすく英語を話してくださいます。日曜日にはゴールドコーストに連れて行ってくれる予定で、楽しみです!   残り1週間ですが、少しでもたくさんの子どもと関わり、少しでも英語力が向上できるように頑張りたいと思います。   現代教育学科3回生 伊藤慧   【関連記事】 海外インターンシップ in オーストラリア現地レポートvol.1

2018.03.13

同窓会レポート~健康栄養学科9期生!

2018年3月10日(土)、健康栄養学科9期生(2015年3月卒業)の同窓会が開催され、北田先生や岡崎先生を含む28名が参加しました。卒業以来、私たちの学年では毎年同窓会を開催していますが、今回が過去最多の参加人数となりました。特に、今回は2組のメンバーも多く参加し、久しぶりに会う友達も多くいました。     卒業から早くも3年が過ぎようとしており、近況を話すうちに転職した人や、結婚した人、結婚予定の人とそれぞれおかれている環境が変わった人が多かったです。環境が変われど、みんな学生の頃とあまり変わっておらず、緊張せずに和気あいあいとした雰囲気で岡崎先生の乾杯の挨拶から同窓会が開始されました。   積もり積もった話は尽きず、あっという間の2時間でした。学生の頃にはなかった仕事の悩みを聞いたり、話したり…たくさん話をしました。本当に楽しかった学生時代に戻ったような気持ちになりました。     最後に北田先生から心に響くお言葉をいただき、改めて集まることができて良かったと感じました。参加してくださった北田先生、岡崎先生ありがとうございました。いつも幹事をしてくれる文理ちゃん本当にありがとう!参加できて本当に良かったです。     健康栄養学科9期生 福井絢香   ※畿桜会(畿央大学・畿央大学大学院・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。

2018.03.12

新生児蘇生法(NCPR)一次コース講習会を開催!~看護医療学科

平成30年3月11日(日)に新生児蘇生法(NCPR)一次コース(Bコース)の講習会を開催しました。この講習会は、出生時に胎外呼吸循環が順調に移行できない新生児に対して、いかにして心肺蘇生法を行うべきかを学ぶことを目的としたものです。     「すべての分娩に新生児蘇生法を習得した医療スタッフが新生児の担当者として立ち会うことができる体制」の確立を目指し、日本周産期・新生児医学会では、2007年から新生児蘇生法(NCPR)普及事業をスタート致しました。   今回開催した一次コースは看護学生等を対象にしたもので、この講習会受講後に試験を受けて合格すると、所定の手続きを経て「新生児蘇生法修了認定」の資格を得ることができます。本講習会によって、標準的な新生児蘇生法の理論と技術に習熟することにより、児の救命と重篤な障害の回避が期待されます。     特に、小児や母性看護・助産をめざす学生さんにとってはぜひ身に着けておいていただきたいと考え、全国では珍しく看護学生に対して昨年度から開催しています。   看護医療学科の選択科目「ヒトの遺伝学」を担当している小児外科の小角卓也先生と私は10時に集合・打ち合わせを行い、13時に、学生さんたちが集合して、助産専攻科の実習室で開始しました。一次コースでは、「気管挿管、薬物投与を除く『臨床知識編』・『実技編』で構成される基本的な新生児蘇生法の習得」を目的に、今回は約3時間30分の講義・実践を行いました。まずは、講義です。みんなテキストで事前学習をしてきましたが、真剣そのもので、スライドを見て学習しました。 そのあとは、実践です。   出生後は、「2015年版 NCPR アルゴリズム」を基本としてまず60秒がリミットです。人工呼吸をするかどうかは、最初の60秒で最初の処置をしながら、評価・判断しないと、その後の児の予後が決まってしまいます。そして、その後は30秒ごとに評価し、行動します。     実技の後は、試験です。   ▼試験前の学生の様子    ▼試験中   <講習会後の学生たちの感想>  ・アルゴリズムを行動に移すことが難しく、何回も練習すべきだと思った。 ・難しかったが、とても勉強になった。 ・アルゴリズムを見ても何をするかわからないことが多かったけど、覚えるとスムーズにできるようになった。 ・新生児を助けるには迅速な判断、行動力がとても大切だと学んだ。 ・アルゴリズムの流れをイメージしながら、頭の中で、情報整理を行う必要があると思った。   終了後に小角先生と学生たちで記念撮影しました。     テキストをしっかり勉強してきたはずなのに…と、最初はまったく動けず泣きそうだった学生さんが、何度も何度もいろんなシナリオで実践を繰り返すうちに、本当にすばやく動けるようになってくるのを見て、とてもうれしく思いました。 全員合格していますように!! 看護医療学科講師 藤澤弘枝    【関連記事】 新生児蘇生法(NCPR)Aコースを受講し、全授業が終了!~助産学専攻科 新生児蘇生法(NCPR)の結果発表!~看護医療学科 新生児蘇生法(NCPR)講習会を開催!~看護医療学科

2018.03.12

畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.16~帰国レポート!

2018年2月17日(土)から3月8日(木)にかけて、2回生7名と1回生9名あわせて16名の畿央生がカナダのビクトリアでの短期語学留学プログラムに参加しています。2週間にわたりホームステイをしながら語学学校で過ごしたあと、3日間バンクーバーを観光して帰国する予定です。   参加学生からのレポート、今回で最後となる第16弾をお届けします!   こんにちは!現代教育学科の稲田里沙です。およそ20日間カナダでの短期語学研修が終わり、無事帰国したので報告します!     英語の教師になる!という目標を掲げてずっと留学に行きたいと思っていたので、一つ夢がかなって今は胸がいっぱいです。ビクトリアでホームステイして2週間学校に通い、バンクーバーでは3日間観光しました。     英語に対して抵抗がなくなったこと、海外の友達がたくさんできたこと、異文化について知ると同時に日本の良さにも気づけたこと、英語を好きだと感じられたこと、帰国してからも勉強しようと思えたことがこの留学での私の大きな収穫となりました。     帰りの飛行機では写真を見返したり、ホストマザーとのやり取りを思い出したりして、改めていい経験ができたなと思いました。どこを見渡してもきれいな景色やかわいい街並みで、特に危険な思いをすることもなく、出会った方はやさしい人ばかりでした。初めての留学先がカナダで良かったと思います。 これからも英語も大学の勉強も頑張っていきたいと思います!     現代教育学科2回生 稲田里沙   【関連記事】 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.15~バンクーバーでの自由時間! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.14~自由時間の過ごし方2! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.13~自由時間の過ごし方! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.12~語学学校最終日! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.11~ 2週間が経過! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.10~ホームステイ&放課後レポート! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.9~ PINK Shirt dayに参加! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.8~語学学校での様子をレポート! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.7~ホームステイレポート! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.6~カーリングも体験! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.5~授業と放課後! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.4~ホームステイ開始! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.3~初めての登校日! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.2~ホームステイ先に到着! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.1~出発前レポート!

2018.03.12

畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.15~バンクーバーでの自由時間!

2018年2月17日(土)から3月8日(木)にかけて、2回生7名と1回生9名あわせて16名の畿央生がカナダのビクトリアでの短期語学留学プログラムに参加しています。2週間にわたりホームステイをしながら語学学校で過ごしたあと、3日間バンクーバーを観光して帰国する予定です。   参加学生からのレポート、第15弾をお届けします!   こんにちは。現代教育学科2回生の梅川勝敬です。私もバンクーバーの自由時間についてのレポートをしたいと思います。自由時間の最終日であった今日は『Fly Over Canada』と『バンクーバー水族館』へ見学に行ってまいりました!!     『Fly Over Canada』はドーム型のホールの中で、カナダの様々な光景を飛行機で旅をしているかのような疑似体験ができるアトラクションになっています。事前の内容説明などを含めると30分ほどの時間がありましたが、4D疑似体験は10分間程度となっています。アトラクションとしてはとても緩やかなジェットコースターといった感じでした。映像とリアリティあふれるアトラクションの動き方は映像とは思えないほど綺麗でした。     バンクーバー水族館では、色々な水棲生物を見てきました。全ての表記が英語なので説明を読むのが難しかったですが、日本の水族館と違い、カエルなども水族館に展示されていました。水族館と動物園が合わさったような施設でとても面白かったです。 また、食事のときには英語で注文しますが聞き直されることが多々あったので、帰国しても発音を重点的に意識して勉強していこうと思いました。     ビクトリアだけでなく、バンクーバーでも英語や現地の生活を通して、色々な経験を得ることができて充実した語学留学だと思いました!!   現代教育学科2回生 梅川勝敬    【関連記事】 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.14~自由時間の過ごし方2! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.13~自由時間の過ごし方! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.12~語学学校最終日! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.11~ 2週間が経過! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.10~ホームステイ&放課後レポート! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.9~ PINK Shirt dayに参加! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.8~語学学校での様子をレポート! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.7~ホームステイレポート! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.6~カーリングも体験! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.5~授業と放課後! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.4~ホームステイ開始! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.3~初めての登校日! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.2~ホームステイ先に到着! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.1~出発前レポート!

2018.03.09

新生児蘇生法(NCPR)Aコースを受講し、全授業が終了!~助産学専攻科

助産学専攻科は国家試験と卒業研究発表会を終え、平成30年2月26日(月)に助産学専攻科の最後の講義である「NCPR(新生児蘇生法)Aコース」を受講しました。 NCPRとは「すべての分娩に新生児蘇生法を習得した医療スタッフが新生児の担当者として立ち会うことができる体制」の確立をめざし、新生児蘇生法を新生児科医のみならず、分娩にかかわる産科医、助産師、看護師、さらには医学生、看護学生、救急救命士等にも学んでもらおうというものです。講習会を受講後に、試験に合格し、所定の手続きを経て新生児蘇生法修了認定の資格を習得することができます。     午前は教室で講習を受け、午後から演習室にてインストラクターの小児科医の佐野博之先生・川村彬子先生からベビー人形を用いた新生児蘇生法のデモンストレーションを受け、学生も事例演習を行いました。事例演習では、インストラクターの先生が設定された出生直後の新生児の状態から、どのような項目を観察し、どのように対応するのかを、アルゴリズムに沿って考えながら、蘇生法を実施しました。     事前に学習してきたとはいえ、いざ目の前のベビー人形で実践してみると想像以上に自分自身が動けなくなってしまうという事実に衝撃を受けました。処置をしつつ、次の観察項目や児の容態の変化を予測、時間を念頭に置きながら最短で最良の判断が必要とされる。そしてストップウォッチで時間を測りながら、人工呼吸までにかかる時間を体験するなど、タイムリーに変化していく流れを体験してみることで、新生児の蘇生法の実際を想像するとともに自分が足りない部分や見直さなければならない部分を知ることができました。     また新生児の蘇生には一人だけでなく、チームでの連携が必須となってきます。胸骨圧迫のタイミングや次の処置のための物品準備、声掛けを行いながら自分は何をすればよいのか、何が必要であるのかを明確にすることが児の生存率にもかかわってきます。このことから個人の技量だけでなく、チームとして動くというメンバーシップの大切さも同様に学ぶことができました。   そしてシミュレーション後は筆記テストがありました。最後の試験、それぞれが学習してきたこと、経験したことの全てをそこに注ぎました。全員合格を祈りつつNCPRのすべての講習を終えることができました。この講習では、一人でも多くの児の命を救う使命やチームとしての力の重要性を再認識する機会ともなりました。 また、NCPRが終わるということは、助産学専攻科のすべての授業が終わることも意味していました。   ▼解放感にひたりながらの記念撮影!   4月から私たち助産学専攻科は助産師として働きます。今後は実際の現場に立ち、小さな命を救う立場にもなります。この一年間で学んだことや経験したこと、学んだことを糧として、それぞれがめざす助産師像に向けて頑張っていきたいと思います。      助産学専攻科 川北明日香    【その後…全員で卒業旅行へ!】 1年間の過程を無事修了し、仲間とともに東京ディズニーランド、ディズニーシーへ卒業旅行に行きました!天気予報では雨でしたが、みんな日頃の行いが良かったのか(笑)、2日間とも晴れました。たくさん笑い、たくさん癒され、気分もリフレッシュし、4月からの社会人生活に向けて、やる気とモチベーションを高めました。  助産学専攻科 高瀬和   【関連記事】 第6回助産学専攻科卒業研究発表会を開催!~学生レポート 大阪母性衛生学会学術集会・研修会 参加レポート!~助産学専攻科 ベテラン助産師による分娩介助の特別講演!~助産学専攻科 ベビーマッサージとマタニティヨガの特別講演!~助産学専攻科 日本母性看護学会学術集会 参加レポート!~助産学専攻科

2018.03.09

第6回助産学専攻科卒業研究発表会を開催!~学生レポート

平成30年2月23日(金)に第6回助産学専攻科事例研究発表会が開催されました。1年間を過ごしてきた学生から、当日のレポートが届きました!     私たちは昨年9月から助産学実習に行き、病院や保健センター、助産所などさまざまな場で活躍する助産師としての役割や技術、母子保健の在り方などについて学びました。病院での実習では学生それぞれが10名の分娩介助をさせていただきす。そのうち1名の方は、妊娠期から分娩介助、そして、産褥・新生児期、産後1ヶ月健診までを継続して関わる継続管理妊婦さんとして受け持たせていただきました。継続妊婦さんと初対面してから、産後1ヶ月健診までの約2ヶ月間、妊婦さんと赤ちゃん、ご家族が安心して安全に出産し育児につながっていけるように、先生方から指導を受けながら関わらせていただきました。     事例研究発表会では、その継続管理妊婦さんと関わる中での学びを論文としてまとめ、スライドにして発表しました。発表会には専攻科学生、教員のほか、臨床教員、臨床指導者の皆様にもご参加いただきました。実習では教員や指導者からの指導・助言のもと、座学では知ることのできなかった、妊婦さんとのコミュニケーションや寄り添う看護、助産師のあり方についてたくさん学ばせていただきました。   また、実習を進めるにあたり、快く受け入れていただいた妊婦さん方への感謝の気持ちも込めて、丁寧に事例を振り返りまとめました。     事例研究自体は1月にまとめておりましたが、2月15日に助産師国家試験を受けてから、発表会までは1週間しか準備期間がありませんでした。実習中、熱くご指導いただいた指導者の皆様や先生方にどうすれば考えや思いが伝わるのかそれぞれ試行錯誤しながらの準備でした。学生同士で発表を聞き、良い点と改善点を出し合い、より良い発表になるよう力を合わせて頑張りました。最後の集大成ということもあり、それぞれの目標に向けて努力していました。 そしてなにより、「9人で力を合わせて成功させる」と気持ちが一つになっていたように思います。本番では皆が練習の成果を発揮し、自信をもって発表することができました。それぞれにテーマは異なっているため、互いの学びを深められるように積極的に質問する姿もありました。指導者の皆様や先生方からも臨床からの意見やアドバイスをいただき大変有意義な会となりました。     また、発表会終了後には、病院ごとに臨床指導者様や、担当教員の方々と実習で厳しく指導いただいたことや褒められたこと、嬉しかったことなど振り返り涙を流したり、思い出に写真を撮っていただいたりしました。     実習は楽しいことばかりではありませんでした。しかし、研究を通して実習の中で知識をつけ、学びを深めたことや、妊婦さんやご家族様、指導者の皆様方との出会いがあったことが何よりの財産となり、自分達の力となったことを実感することができました。4月からはそれぞれ違う場所で助産師として働きます。この1年間、学生9人で経験したことを忘れず離れた場所にいても切磋琢磨し邁進して行きたいと思います。     最後になりましたが、今回、学生の受け持ちを快諾してくださった継続妊婦さんとご家族の皆様、受け入れてくださった施設の皆様、温かい指導をくださった臨床指導者様、1年間一番近くで育ててくださった教員の皆様に心より御礼申し上げます。   助産学専攻科 高瀬和   【関連記事】 大阪母性衛生学会学術集会・研修会 参加レポート!~助産学専攻科 ベテラン助産師による分娩介助の特別講演!~助産学専攻科 ベビーマッサージとマタニティヨガの特別講演!~助産学専攻科 日本母性看護学会学術集会 参加レポート!~助産学専攻科

2018.03.08

畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.14~自由時間の過ごし方2!

2018年2月17日(土)から3月8日(木)にかけて、2回生7名と1回生9名あわせて16名の畿央生がカナダのビクトリアでの短期語学留学プログラムに参加しています。2週間にわたりホームステイをしながら語学学校で過ごしたあと、3日間バンクーバーを観光して帰国する予定です。   参加学生からのレポート、第14弾をお届けします!   こんにちは!健康栄養学科1回生の安松由華です。今回はバンクーバーでの自由時間についてレポートしたいと思います! 充実したビクトリアでの生活を終え、少しばかりの寂しさとバンクーバーへの期待感を胸に現地へ向かいました!自由時間を利用して訪れたグランビルアイランドを紹介します!     グランビルアイランドは市場や雑貨屋や本屋だけでなく、飲食店や宿泊施設などが集結しており、飽きることなくとても楽しかったです。 特に食料品市場では、大学の調理実習で習った野菜もありましたが、今まで見たことのない食材や料理もたくさん並んでおり、英語で書かれた名前と現物とを一致させるのが面白いなと感じました。   「これはオーガニックですか?」と店員さんに聞くなど、この2週間の語学留学を経て、(英語に対して)間違うことを恐れず言葉にすることが大事なんだと感じています。間違った英語でも現地の方との身振り手振りを介して、なんとかなるものだ、と知りました。     また、ダウンタウンでの移動はすべて徒歩で、毎日1万5千歩は歩いています。疲れますが、とても楽しく過ごしており、今まで見たことのないものばかりで本当に新鮮で充実しています。 思い出がたくさんできた分、英語力も上達していると実感しています。     健康栄養学科1回生 安松由華   【関連記事】 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.13~自由時間の過ごし方! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.12~語学学校最終日! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.11~ 2週間が経過! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.10~ホームステイ&放課後レポート! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.9~ PINK Shirt dayに参加! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.8~語学学校での様子をレポート! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.7~ホームステイレポート! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.6~カーリングも体験! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.5~授業と放課後! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.4~ホームステイ開始! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.3~初めての登校日! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.2~ホームステイ先に到着! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.1~出発前レポート!