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畿央の学びと研究

2013.08.26

畿央大学短期語学留学プログラム 現地リポートNo.3

こんにちは、教育学部現代教育学科 1回生の山口智加です。現在、イギリスのレスターに留学中です。こちらの生活をリポートします。   イギリスでの生活が始まり、1週間が経ちました。海外は初めてで、長時間のフライトも初めてでした。飛行機の中では、英語への不安と緊張でいっぱいでしたが、海外での生活にワクワクしていました。 イギリスでの生活は、初めての経験ばかりです。また、自分自身が外国人という立場になれるので、全てが新鮮です。 私は、ホームステイをしながら、レスターの大学に通っています。大学へは、バスを利用するのですが、最初はとても苦戦していました。ですが、皆さんとても親切で、困っていると、声をかけて下さる方もいました。ホームステイ先のファミリーも、とても親切で、人の温かさを感じ、とても嬉しかったです。   ▲ホームステイ先の家族とペットのうさぎ「Alfy」   ホームステイ先のファミリーとは、一緒にお買い物へ行って、食材について教えてもらったり、色んな会話をしています。スーパーには、見たことのない商品ばかりで、とても楽しいです。 また、家ではドラマや映画を観たり、日本から持ってきた折り紙で、一緒に遊んだりしています。 学校の授業では、勿論先生は全て英語で話されるので、理解出来ないこともありますが、先生方が、とても熱心に教えて下さるので、私も必死に理解しようとしています。また、教室での授業だけでなく、ミュージアムへ行って、クイズに挑戦しながら見学をしたり、とても楽しいです。     ▲ホームステイ先の家の近くにある小学校です。   最初は、英語で会話をすることに緊張して、なかなか話しかけることが出来ませんでしたが、少しずつ、会話をすることが楽しみになってきています。 まだ、1週間しか経っていませんが、短期留学に参加出来て、本当に良かったと思います。 英語だけでなく、生活や自己主張、挑戦する大切さなど、学べることがとても多いです。 残りの3週間で、さらに英語への自信を持って、日本へ帰れるように、頑張りたいと思います。 また、充実した時間を過ごせるよう、さらに色んなことに挑戦してみようと思っています。   【関連記事】 短期語学留学プログラム現地リポート1 短期語学留学プログラム現地リポート2

2013.08.23

畿央大学短期語学留学プログラム 現地リポートNo.2

イギリス レスター留学中の畿央生達の授業の様子をご紹介!   いよいよ イギリスは、レスターに留学中の畿央生達の授業が始まりました。学生達の授業の様子をご紹介します。   まず、1日目。全員がホームステイ先からなんとか無事にデモントフォート大学に到着しました。 学生達にとって日本での移動は問題なくできると思いますが、ここはイギリス。バスの乗り方、定期券の購入方法、バス停の場所、ストリートの名前等日本とは全く勝手が異なります。 バスの運転手に地図を見せながら降車するバス停を教えてもらったり、通りがかる人に道を尋ねたり、と通学までもが新しい経験と勉強になったようです。       全員が無事に集合したところで、さっそく授業の始まりです。 今日は、初日ということもあり、大学内の施設、またレスター市内を回るオリエンテーションです。 今回、畿央生の英語の授業を受け持ってくれるジャスティナ先生が大学構内を案内してくれました。図書館、学生食堂、コンピュータルーム、医務室等ここでの生活に必要な施設を紹介していただきました。 とにかく広く、大学と言うよりは、一つの街のようになっている事に学生達は驚いている様子でした。       午前の大学案内が終わりひと休み。 ランチは、大学の敷地内にあるパブでイギリス料理を頂きます。 イギリス料理定番のフィッシュアンドチップス、日本では見た事もないメガサイズのハンバーガー等、イギリスならではの料理を堪能することができました。         午後からはレスター市内の見学です。 レスターはイギリスの中でも非常に歴史が古い町で建物なども日本では目にできない特徴的なものがたくさんあります。 この見学では、単に名所旧跡を見て回るのではなく、先生の説明を聞きながらレスターにまつわる質問を答えていく形式の授業になります。 質問も英語、先生が話すのも英語、答えも英語と英語漬けの活動でしたが、様々なものを見ながら、触れながらの活動に教室だけでは学べない、活きた英語を学ぶ事ができ、学生達は真剣な眼差しで取り組んでいました。       そして2日目。 今日から教室での英語授業が始まります。 今日の担当は、エマ先生、先生の海外での体験話やユーモアを交えての授業は、非常に楽しく、またたくさんのコミュニケーション活動が入った授業でした。 今日のテーマは、”cities”(街)。 自分の生まれ育った街、行ってみたい街などを表現するための方法を学びました。 でも、先生から「日本で小さい街ってどこ?」、「日本には、オペラハウスがあるの?」、「日本で一番有名な港はどこ?」と矢継早に聞かれる日本の事に少し黙り込む学生達。今まで暮らしてきた日本の事を知っているつもりでも、いざ聞かれるとなかなか答えが出てきません。 留学は、その国の言語や文化を学ぶだけではなく、海外に身を置くことで、外から自分たちの国について再認識することも出来ます。そうすることで、語学の学習だけでなく、これからの生活に新たな世界観をも与えてくれるでしょう。     8月26日(月曜)は、バンクホリデー(英国の公休日。この日は銀行が法律に従って休業するのでこのように呼ばれている。)です。従って3連休になります。市内を散策する者、ホームステイファイミリーと時間を過ごす者などそれぞれ思い思いの時間を過ごすようです。   報告:教育学部 助教 深田將揮   【関連記事】 短期語学留学プログラム現地レポート1

2013.08.21

人間環境デザイン学科2回生がテニス大会をプロデュース!

人間環境デザイン学科の加藤です。私が担任をしている2回生は、元気で個性的なキャラクターが集まっています。 中でも呉竹佑麻君は将来、企画などの仕事をする会社を設立したいという大きな夢をもっているガッツのある学生です。今回、彼が始めて主催したテニス大会をご紹介します。     連日の猛暑の中、8/15(木)京都伏見にある向島テニスコートで「KNT杯」という軟式テニス大会が開かれました。   ▼ユニークな選手宣誓   大会に参加した人数は124名にもなり、テニスコートはなおさら熱気に溢れ、大いに盛り上がりました。 彼自身もテニスはかなりの腕前なのですが、この日は大会の主催者として試合には出場せず、ひたすら縁の下の力持ちに徹しました。 彼にとってははじめての経験で、数ヶ月も前から念入りに調査をして大会の準備をしてきました。     実際に大会当日にならないとわからないこともあり、大変なプレッシャーと戦いながら不安で一杯だったようです。 お蔭様で大きな事故もなく大会は大成功。彼にとって大きな自信になったことでしょう。                            人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜                                                                                                                呉竹佑麻君の感想 予想外のトラブルも少しありましたが、試合はスムーズに進み、無事に時間内に終了することができました。京都府内初となる大規模な連盟登録なしの試合を成功させることができ、今は大きな達成感を感じています。 「この大会、次もあるん?」「また絶対誘ってや!!」みたいな言葉を何十人と言ってもらって本当に感謝しています。この次は今の100倍良いものを企画したいと思っています。皆さん、ありがとうございました!       ▼呉竹君               ▼大会の説明をする呉竹君     

2013.08.20

白浜夏合宿リポート~人間環境デザイン学科 加藤ゼミ

人間環境デザイン学科の加藤です。私が12年前に設計した白浜にある別荘(もちろん私のものではない)のメンテナンスチェックを兼ねて、加藤ゼミ生4名と1泊2日(8/7~8)のゼミ合宿に行ってきました。天候にも恵まれ、快適な小旅行となりましたので、報告させていただきます。   私の授業「インテリアデザイン」で、開口部・素材・家具等の話をするのですが、この別荘を題材として説明したことも多く、学生が実際の竣工現場をみることの必要性を感じていました。今回、施主のご厚意でこのような研修が実現したのですが、もう二度とない最初で最後のチャンスであったのかもしれません。   別荘は白浜の海がパノラマで見渡せる絶好のスポットにあります。     ころげそうな急勾配敷地に建っているため「ころげ荘」と命名されました。建築家吉村順三の名作「小さな森の家」をお手本にしてローコストながら一生懸命にデザインした思い入れの強い作品です。       12年も経過しますと、ところどころにほころびが出てくるものです。大事なのは愛情をもってメンテナンスをすることです。1300年前の法隆寺が今でも美しさを保っているのは、実はメンテナンスの賜物なのです。ゼミ生もメンテナンスの重要性を肌で理解したのではないでしょうか?夜は遅くまで建築のこと、インテリアのこと、デザインのこと、その他モロモロのこと?を皆で語り合いました。 2日目は豪華ホテル川久・ロビーの見学(永田祐三設計)、なかへち美術館、熊野古道散策などしっかり研修をしてきました。やるときはやるのです! あー、楽しかった。皆さんお疲れさまでした!         瀧井朋子(プロジェクトゼミ3回生)  ※プロジェクトゼミ…2・3回生合同のゼミ ●ホテル川久 建築のテーマは「別天地」、世界各地から材料と職人を集めて建てられました。     その総工費は300億円もしたそうです。ロビーに並ぶ26本の柱は、ヨーロッパの古典技術である石膏マーブルという技法が使われていて、柱1本でなんと1億円。民家やお店などの普通の街並みを通り抜けると突如現れ、その建築の迫力に息をのみました。 とてつもない異彩を放っており、本当に足を踏み入れていいのかと少し不安になるほどです。 中に入ると独特の空気が漂う空間で、昔のヨーロッパにタイムスリップしたような感覚になりました。壁や天井は細かいところまで装飾が工夫されていて、とても興味深かったです。     神垣友里奈(プロゼミ3回生) ●熊野古道なかへち美術館 建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞に2010年、日本人として4人目の受賞という快挙を成し遂げた妹島和代(せじまかずよ)氏と西沢立衛(にしざわりゅうえ)氏。世界から注目されている2人の共同設計作が、このなかへち美術館です。     初めて彼らの建築を見て素直に凄いなと思いました。 ガラス張りの四角い建物の中に、また四角い建築が入れ子のようになっていて、休憩室に配置された家具もチャーミングで感激しました。 自然光が室内に差し込んできて、とても気持ちよく、ここでもっとのんびりしたいなと思うような美術館でした。今回、実際に見ることができ本当にいい勉強になりました。   高橋大亮(卒ゼミ4回生) ●ころげ荘 外観は黒っぽく落ち着いた雰囲気だったのですが、一歩室内に入って驚きました。     大きな開口部から海と山が一望でき、宙に浮いたようなウッドデッキに出ると白浜の自然が身体に直接感じられるのです。 内装は無垢の木材と白を基調とした爽やかなインテリアでした。 築12年ということで壁や鍵などは若干傷んでおり修繕が必要でしたが、想像していたより遥かに綺麗で施主の方がこの建築を大切にしていることが伝わってきました。 デッキから見た夕陽は今でも瞼に焼き付いています。     私事ですが、滞在中に受験していた設計事務所から連絡があり、内定をいただきました。私にとって一生忘れることのできないゼミ合宿になりました。       北林将馬(卒ゼミ4回生) ●熊野古道 現在、私は奈良商工会様からの依頼で産学連携・避難タワーのデザインに取り組んでおります。 そのネーミングも提案させていただき「森のクマゲラ」という名前にほぼ決定しました。 クマゲラというのは鳥の名で森の守り神とも言われています。避難タワーは人々を守るタワーであり、さらに避難タワーのカタチも森をイメージしたデザインのためピッタリと思いネーミングしました。 今回、和歌山で合宿ということもあり、熊野古道や海岸を視察しておきたく合宿に参加しました。 実際に海などを見て「やってやろう!」という気持ちが高まってきました。 大きなプロジェクトでプレッシャーはありますが、自分らしく気負わずにやっていこうと思っています。  

2013.08.19

畿央大学短期語学留学プログラム2013 現地リポートNo.1

畿央生9名がイギリスに留学中です!   2013年8月16日(金)~9月15日(日)日程で本学の学生9名がイギリスのレスターに語学留学中です。このプログラムは、毎年夏に行われるもので、語学(英語)のみならずホームステイ体験、文化体験等ができる内容が充実したプログラムです。では、現地の様子を写真とともに報告いたします。     ▲関西空港からドイツフランクフルト経由の乗り継ぎでようやくロンドンに到着しました。合計13時間近くのフライトにもかかわらず、疲れも見せず笑顔で記念撮影をしました。(滞在先ホテル前にて)     ▲一夜明けて2日目。現地在住のガイド、カミングス田代さんとロンドン大学で教鞭を取られているアラン先生によるイギリス生活心得講座を受けました。この講座は、イギリスとはどういう国で、どんな人々がどのような生活をしているか、また、イギリスで生活をするうえで必要な情報を講義形式と実践形式で学べる講座です。まず、一向は、実際に町に出て、歩きながらイギリスの建築や交通事情等についてレクチャーを受けました。日本とは違う様々な事に学生たちは興味津々でした。     ▲その後、場所を移してイギリス生活・文化講座が始まりました。第1部は、カミングス田代さんによるイギリス生活講座です。イギリスのお金の使い方から安全面についてのレクチャー、そして多民族国家イギリスについて具体的な事例とともに教えていただきました。現地にいるからこそわかる、感じる話に学生達は真剣に聞き入っていました。        ▲そして第2部です。第2部は、ロンドン大学で日本文化を研究されているアラン先生によるコミュニケーション講座です。自分をよりよく知ってもらうためにどうすればいいか、また相手をよりよく知るためにどういったコミュニケーションスキルを駆使すればよいかを実践形式で行いました。日本語ではうまく表現できても英語ではなかなかうまく自分の思っている事が伝えられません。もどかしい気持ちを持つ学生達でしたが、これからの生活、学習でどう変化するか非常に楽しみでもあります。   ▲いよいよロンドンから留学先のレスターに移動です。レスターは、ロンドンから車で3時間程移動したところにある郊外の町ですが、非常に活気ある町です。今回畿央生が学ぶのは、レスター中心部にあるデモントフォート大学 (De Montfort University) です。大学は、各学部、学科ごとに建物が別れているため非常に広大で、学生達は、初めて見る海外の大学の大きさに驚いておりました。       ▲大学到着後、学生達は、今回お世話になるホームステイ先のご家族と対面しました。対面するまで全員が緊張の面持ちでしたが、ホームステイファミリーの優しそうな笑顔を見てほっとしたのか、その後は終始笑顔でリラックスした様子でした。   さて、いよいよ学生達の留学生活が始まります。海外での生活に対する不安もありますがそれ以上にここでの生活に期待をしている学生がほとんどです。ここイギリスで学生達は大いに成長してくれることだと思います。学生達のこれからに期待しています!   なお、現地での学生達の様子は逐次ブログで報告していきます。   報告:教育学部 助教 深田將揮

2013.08.13

第15回KSM(卒業生の理学療法勉強会)を開催しました!

畿央大学理学療法学科4期生の松波です。 8月4日(日)に、第15回KSM(kio study meeting)を開催しました。   今回のテーマは、以下の通りです。 ①胸部X線、CTのみかた 臨床で役立つレントゲン、CTのみかたを再確認し、どのような治療手段を選択すれば良いか、どのようなリスクがあるかを再確認しました。 授業でも学んだはずですが、やはり細かいところは忘れていたため、日々の勉強の大切さも再確認することができました。     ②Stroke rehabilitation~in pursuit of "recovery"~ 「脳卒中のリハビリ」という壮大なテーマの下、今わかっていること、わかっていないこと、臨床でそれぞれが悩んでいることを出し合い、我々理学療法士が、どのような治療手段を提供できるかについてディスカッションしました。今回のディスカッションで出た疑問点について再び調べ、再度発表してくれるとのことなので、第2回にも期待です。       ③起業について 自分たちの今後について、どのような道があるかを考える機会となりました。「今」だけを見つめるのではなく、「未来」を見据えることの必要性を再確認しました。     今回はみんなの予定が合わず、少人数での開催となりましたが、その分フランクな雰囲気の中、言いたいことを言える会になったと思います。 少人数だったため、ディスカッションがメインとなった発表も多く、同じ学び舎で学んだ同期の悩みには共感し、将来の考え方について刺激を受けたりと、非常に濃い内容になった会でした。 医療系の知識を詰め込むだけの勉強会ではなく、仲間とディスカッションする中で、たくさんの刺激を受けることができるのがこの会の強みだと感 じます。 今後も、様々な角度から刺激を与えあえるような会にしていきたいと思います。 よろしくお願い致します。       【過去の勉強会の様子】 ▼第1回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/04/post-502.html ▼第2回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/05/2ksm.html ▼第3回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/06/3ksm.html ▼第4回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/4ksm.html ▼第5回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/4ksm-1.html ▼第6回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/10/6ksm.html ▼第7回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/11/7ksm.html ▼第8回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/12/8ksm.html ▼第9回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/02/ksm.html ▼第10回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/03/post-636.html ▼第11回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/04/10-1-2.html ▼第12回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/04/24-7.html ▼第13回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/06/25-1.html ▼第14回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/08/01ksm14.html

2013.08.09

畿央大学 呼吸・循環呼吸リハビリテーション研究大会-大学院:田平研究室-

第4回 呼吸・循環リハビリテーション研究大会が2013年7月27日から28日にかけ三重県にあるオテル・ド・マロニエ湯の山温泉にて開催されました。   年々参加人数、演題数も多くなり本年は15名(田平教授、在学生6名、卒業生8名)、演題数も16演題の発表となりました。 午後2時から田平一行教授による開会の挨拶に続きM2の久保、森田、山下、山本、M3の平山(敬称省略)による中間発表に向けた発表があり、田平教授を始め卒業生の先生から暖かいご指導、アドバイスを頂く事が出来ました。 今回の発表でM3、M2のメンバーは現在の研究内容について足りない所や今後必要な所等の整理が出来とても有意義な時間になったと思います。   その後にはM1高さんの研究計画内容についての発表、卒業された先生の現在行われている研究計画、研究結果発表と続いていきました。 卒業された先生の発表内容はとても濃いもので、田平研究室の幅の広さを改めて感じる事が出来ました。 研究大会は二日を通し約8時間と長時間となりましたが、時間の経過が短く感じる程充実した時間を過ごす事が出来たと思います。       今回の研究大会では普段会えない研究室メンバーが集まる数少ない機会でもあり、田平教授を囲んだ懇親会では何気ない会話や現在の近況、今後の研究等について話し合う事が出来、研究室の暖かい雰囲気、結束力を感じる事が出来る会であったと思います。 また、2日間を通し畿央大学の建学の精神にふさわしい「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」の3つの精神がギュッと凝縮された内容になったと思います。今後も研究生一人一人が更に上をめざし、成果を出して行く事の重要性を確認出来た2日間であったと思います。       研究大会後には研究大会参加メンバー全員で景勝地である御在所岳に登山ではなくロープウェイで登ってきました。とてもいい天気で最高な登山日和でした。         (M2久保貴嗣) ※  M;Master(修士課程) 

2013.08.07

WHO(世界保健機関)・JICA(独立行政法人国際協力機構)校外学習~看護医療学科4回生~

看護医療学科4回生の必須科目,「国際看護論」は,グローバル化が進む社会の中で全ての人々が健康に生活することの意味やそのためのアプローチについて考えます。 貧しさは誰のせい? 平等とは何? 答えがあるような,ないようなディスカッションも多くあります。   その最終講義は,HAT神戸にある,JICA(独立行政法人国際協力機構)関西センター内でJICA関西センターと国連機関WHOの研究施設である神戸センターの職員の方から講義を受けました。 日本が資源の多くを輸入していることなどを例に世界は相互依存で成り立っていること,世界には約100カ所のJICAオフィスがあり400名を超える職員が配属されている一方,日本の国際協力に対する支出は1998年をピークに13年間で47%も削減されていること,総支出額はアメリカに次ぐ2位ではあるものの,国民一人当たりに換算すると世界の主要援助国23か国中第21位など,日本のODAやJICA事業に関する概説を交え,国際協力の現状について説明を受けました。   WHO神戸センターの職員の方からは,WHO(世界保健機関)やWHO神戸センターの概要についてお話しいただいた後,ご自身の経歴や関わった事業をご紹介くださり,キャリアをどのように積んでいくか,についてお話しいただきました。 しっかりとした目標をもち,その時々で最も適した立ち位置を考えることができることが大切と熱いメッセージに多くの学生が魅了されました。  

2013.08.06

「インテリア設計士2級資格試験」 今年度合格率94%

第53回「インテリア設計士2級資格試験」が本学で、7/13(土)・7/14(日)の2日間にわたって行なわれました。   本年度の合格者は16名で、昨年に引き続き94%の高い合格率となりました。 来年は100%をめざしたいと思います。 人間環境デザイン学科のスケジュールでは設計課題と重なり忙しさのピークであったにもかかわらず、受験者は底力をみせてくれました。 合格者は以下3回生16名です。 有岡大輔・上田彩加・神垣友里奈・嶋博也・高薫子・瀧井朋子・竪元早紀・谷川彩理・藤田則嗣・藤原美紅・細田大翔・松原崇晃・水ノ上佳希・吉崎菜月・吉田由加・渡辺賢太   皆さん本当におめでとうございました。                                                                                   【過去の成績】 2012年度 インテリア設計士2級試験結果 2011年度 インテリア設計士2級試験結果 2010年度 インテリア設計士2級試験結果 2009年度 インテリア設計士2級試験結果        

2013.08.05

学生広報スタッフblog vol.87~人間環境デザイン学科の「講評会」レポート!

こんにちは!学生広報スタッフ、人間環境デザイン学科4回生 谷玲佳です! 今回は、デザイン3回生の授業にお邪魔したので紹介したいと思います。   8月2日(金)、人間環境デザイン学科3回生の「建築設計製図」の講評会が開かれました! 今回の製作課題は「児童図書館」。大学の隣にある公園の中に図書館を建てるというもので、そのほかにも条件が設定されています…が、それさえクリアすればあとは学生の自由です。 講評会では3~5分程度の時間が与えられて、先生方に対して自分の作品に対するウリやコンセプトなどを自由にアピールします。講評会の1週間ほど前になると、D棟に朝から晩までこもる生活を送ることになります(笑) 3回生の皆さんも、何日も夜遅くまで努力した結果が出せたのではないでしょうか!   ■発表風景 講評会の発表はとても緊張するんですよね。3回生も緊張しながらも頑張ってプレゼンしていました!先生方のするどい意見もありましたが、三井田先生の「いいじゃない♪」という口癖が多かったように思います(笑)     プレゼン図面に色を塗るなどきれいな図面に仕上げていましたね。    ■作品紹介 模型の出来が素晴らしい作品が多々ありました!今回は有名建築家を参考にした作品が多く観られたように思います。 ドーム型や六角形型など面白い形の外観が印象的でしたね! 先生に「力作!!」と言われる作品もあり模型スキルがどんどん上がっています!     内観を作る学生もいました!椅子や人間など細かい作業がいっぱいです。   5時間もの長い講評会、皆さんお疲れ様でした。連日の模型製作で体もピークをむかえていたのではないでしょうか?ゆっくり休んでくださいね。 前期の発表が終わりましたが、後期が待っています(笑) 後期はゼミや就職活動で忙しくなりますが、悔いの残らぬよう頑張ってください!後期の作品も楽しみにしています!   優秀作品は例年通り畿央祭で展示をしますので、素晴らしい模型を見に来てくださいね♪   ▼昨年の展示の様子(人間環境デザイン学科「学びのギャラリー」)