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畿央の学びと研究
2012.08.25
畿央大学短期語学留学プログラム 現地リポートNo.2
英語漬けの日々、いよいよ授業が始まりました! イギリスは、レスターに留学中の畿央生達の授業が始まりました。学生達の授業の様子をご紹介します。 まず、1日目。全員がホームステイ先や学生寮からバスや徒歩でなんとか無事にデモントフォート大学に到着しました。学生達にとって日本での移動は問題なくできると思いますが、ここはイギリス。バスの乗り方、定期券の購入方法、バス停の場所、ストリートの名前等日本とは全く勝手が異なります。ホームステイファミリーに何度も行き方を聞いたり、また道に迷った学生は、道行く人に話しかけて大学までの行き方を聞いたようです。 全員が無事に集合したところで、さっそく授業の始まりです。今日は、初日ということもあり、大学内の施設、またレスター市内を回るオリエンテーションです。デモントフォート大学で美術学を学ぶジェンさんの案内で大学内を案内していただきます。図書館、学生食堂、コンピュータルーム等ここでの生活に必要な施設を紹介していただきました。とにかく大学が広く、一つの町のように大きな学内に一同驚きでした。 午後からはレスター市内の案内です。レスターはイギリスの中でも非常に歴史が古い町で建物等も日本では目にできない特徴的なものがたくさんあります。また、イギリスは市民が憩える公園や庭園がたくさんあるのが有名です。写真は、市内中心部にある公園です。午前中は雨でしたが、午後からは夏空が広がり、公園では子供が遊ぶ姿や読書を楽しむ人等なんともイギリスの午後を象徴する光景が見受けられました。 イギリスの生活をよりよく知るため市内にあるレスターマーケット(青空市場)も見学しました。野菜や果物、電化製品から衣料品等生活のすべてが揃う市場では、店主達の活気ある声が響きます。そして何より驚いたのが価格と量。イチゴが1パック1ポンドやバナナが一盛り50ペンスという日本では考えられない価格で新鮮なものが購入できます。日本では体験できない貴重なものを目にし、終始学生達の目が輝いているのが非常に印象的な一日でした。 (さらに…)
2012.08.24
畿央大学協力による『第13回えほん展なら』が開催されています。
畿央大学の学生多数がボランティアスタッフとして参加! 中南和における、幼児と保護者のための夏休み最後のビッグイベント「えほん展なら」も今回で13回目になり、2012(平成24)年8月24日(金)~26日(日)の3日間、畿央大学の学生食堂棟1階と地階を使って開催されています。 この「えほん展なら」は、(財)奈良県教職員互助組合が主催し、奈良新聞社が運営しているもので、畿央大学は会場提供とボランティア学生の応援で連携しています。 今年も畿央大学教育学部の学生を中心に約40名が受付や手作りコーナー、クイズコーナーなどのスタッフとして参加しました。 ▲幼稚園児による、くす玉割り ▲受付スタッフの畿央大生たち ▲手作り絵本コーナー ▲クイズコーナー 昔から人気のある絵本から、話題の新刊本まで、約2,000冊の絵本が期間中は常設されています。 「おはなしげきじょう」(11:30~、15:00~)では拍子木を合図にスタッフが読み聞かせや手あそびで童話の世界に連れていってくれたり、「手づくりコーナー」では世界にひとつしかない自分だけのオリジナル絵本の作り方を教えてくれます。 その他「えほん展クイズ」やひとりずつ「読み聞かせ」をやってくれます。 段ボール箱でつくった連結電車ごっこでトンネルをくぐったり幼い子どもたちはおおはしゃぎでした。 8月26日(日)の17時まで開催されていますので、ぜひお越しください♪ 第13回えほん展なら.pdf
2012.08.24
卒業作品展の会場を下見に行ってきました!! 人間環境デザイン学科
奈良県文化会館に卒業作品展の会場を下見に行ってきました!! ~畿央大学開学10周年記念 大卒業展(仮称)にむけて~ 8月10日(金)猛烈な暑さのなか、今年度の「卒業作品展」にむけて、奈良県文化会館に下見に行ってきました!! 今年度の「卒業研究・制作展」は、畿央大学開学10周年記念事業と位置づけられており、今回は下級生にも会場設営やポスターデザインなどに加わってもらおうと企画中です。 下級生8名と教員3名で会場の下見に行きました。 ▼奈良県文化会館のエントランスです。写真だけでも暑さが伝わってきます!! ▼会場です。カケッコできそうな細長い会場です。(実際走った学生も・・・汗) ▼会場の設営計画のため、壁を細かく測量しています。 ▼備品なども倉庫で確認。個数を調べるだけでなく、サイズまで図ってリストにします。 ▼最後に全員集合し、役割分担をして今後のスケジュールについて確認しました。 後期に入ってからは、具体的な展示計画やポスターデザインを検討していく予定です。 来年3月の「大卒業展(仮称)」開催まで、引き続き、報告していきますのでお楽しみに!!
2012.08.23
高齢者用施設の講評会 -人間環境デザイン学科-
高齢者用施設の講評会がありました ~建築設計製図1~ 8月3日(金)に、人間環境デザイン学科の3回生配当科目『建築設計製図』の講評会が行われました。 6月にも住宅の軸組を考える課題の講評会が行われましたが、今回は今期2つ目となる課題『高齢者施設』です。 大規模でいろいろな機能がつまっているというだけではなく、ユニバーサルデザインや終の住処としての自分なりの答えを考えなくてはいけない設計課題。みなさん悩んだようですが結果はどうだったでしょうか? 今回は、机を学生も囲み、お互いに批評しあう形で講評会をしました。 村やコテージのように設計したり、大きなガラス張りの建物に穴をあけたように庭を計画したり、バリエーションあふれた作品を制作していました。 ▲部分模型を制作した学生も。 ▲あまりの模型の凝りように先生たちの顔に笑みが! みなさん、他の科目の課題やテストの合間に一生懸命時間をつくりながら制作したようです。 心置きなく夏休みを迎えられたでしょうか? 優秀な作品は例年通り畿央祭(10/20,21)でも展示予定です。お楽しみに!! 【関連記事】 木造軸組の課題の講評会を行いました!! https://www.kio.ac.jp/information/2012/06/post-521.html
2012.08.22
第5回KSM(卒業生の理学療法勉強会)を開催しました。
畿央大学理学療法科卒業生(4期生)の中田宏樹です。 平成24年8月19日(日)、第5回KSMを開催しました。 いつも理学療法学科の庄本学科長にはお世話になっていまして 、今回は一緒に写真に入って頂きました。ありがとうございます。 この勉強会はKSM(kio study meeting)と名付けており、講義とディスカッションメインの内容で行っています。 今回のテーマは、 ①セラピストから見たニューロリハビリテーション治療〜ボディイメージの歪みと生活障害へのアプローチ〜 ②心理学的視点からみた自己マネジメントと援助関係 ③捻挫〜超急性期から慢性期まで〜 といった内容でした。 今回の勉強会を終えて思ったことは… やっぱりおもしろい!! 同じ大学で学んだ仲間達の講義ということで、遠慮なくディスカッションが出来ています。 発表内容に関する疑問、質問が遠慮なくどんどん 出てくるのですが、結局答えがわからず…なことも多々あります。 ですが、その答えがわからない中でのディスカッションで、メンバーの頭の中の知識がどんどん出てきます。 それをみんなで共有出来るので、普通の「聞くだけ」の勉強会よりも深く考察出来る。 とても身になっていると思います。 そうやってどんどん学び、良い臨床家になれるように頑張っていきたいと思います。 ご協力して頂いている先生方、事務の方々、今後ともよろしくお願い致します。 【過去の勉強会の様子】 ▼第1回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/04/post-502.html ▼第2回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/05/2ksm.html ▼第3回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/06/3ksm.html ▼第4回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/4ksm.html ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ KSM(kio study meeting)について 平成24年の4月から毎月開催しています、畿央大学理学療法学科卒業生の小規模勉強会です。 講義とディスカッション中心で、小規模であるが故の濃いディスカッションを行っています。 内容は講演者個人の得意分野、もしくは興味のある分野において講義して頂きまして、それについてメンバー全員でディスカッションしていきます。 さて、最近勉強会に参加したいって声を聞くことが増えてきました。 小規模勉強会なので、あまりたくさんの参加は難しいかもしれないですが、 ①基本的に毎月参加すること(仕事、他勉強会、その他どうしてもの用事は除く) ②数ヶ月に一度講義を担当できること 上記の条件を満たす方であれば全力で歓迎します。 一緒に楽しく勉強しましょう! 興味があればkio_study_meeting@yahoo.co.jp(担当:4期生中田宏樹)まで、ご連絡ください。
2012.08.21
2012年度SPP選定事業『マミポコ・子どもサイエンス「ロボットを作ろう!」』(香芝市内小学生向け)を開講しました。
夏休みの1日を畿央大学の教室で楽しく学びました! 2012(平成24)年8月19日(日)午後、「マミポコ・子どもサイエンス『ロボットを作ろう!』」の授業に、香芝市内の小学校7校から9組33名の元気な5~6年生が参加してくれました。 この授業は、独立行政法人科学技術振興機構(JST)が毎年募集している、小学生から高校生までの科学分野人材育成のための制度「サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)」に畿央大学が応募し選定されたものです。 畿央大学では昨年度の高校生向け企画に続き、今年度は小学生を対象にして、プログラミングされたロボットづくりを体験してもらう取組みを行っています。 子どもたちがロボット組立に入る前に、デモンストレーションを行いました。 あらかじめ準備したロボットに、音と光センサーに反応するようにしておき、命令すると本当に動いたので、みんなから驚きの声があがりました。 なぜこのような動きをするのか、何に反応するのか、ロボットに命令するってどうすればいいのか、などを畿央大学の先生方(現代教育学科准教授奥田俊詞先生、看護医療学科教授福森貢先生、協力学部生5名)から学びました。 教室の後方に少し複雑なレーンを作って左右に曲がらせて走行したり、一度走った道を逆にバックさせたりしました。 子どもたちは、家庭や学校でパソコン操作は慣れているようで、ゲーム感覚ですばやくプログラミングを修得していくのには驚きです! 子どもたちの送迎のため、教室の後ろで見学いただいた保護者の方々からは、「夏休みの中の一日のいい体験勉強になった」と好評でした。 【関連記事】 真美ケ丘第2小学校科学クラブ向け「レゴ・ロボット」製作活動! https://www.kio.ac.jp/information/2012/05/2-5.html SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第3回目授業 https://www.kio.ac.jp/information/2012/05/spp3.html SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第4回目授業 https://www.kio.ac.jp/information/2012/06/spp4.html
2012.08.20
2012年度教職員のための夏の公開講座を実施しました。
教員自身が学び視野を広げる任意参加の講座に多くの方が参加しました。 2012(平成24)年8月17日、奈良県下の教職員の方々を対象に「教職員のための夏の公開講座」を開講しました。 この講座は、奈良県教育研究所の依頼に基づき実施しています。子どもたちが夏休みの間も先生方には知識を深め、日ごろの学習方法向上のため、また受講生同士の交流により同じ悩みを分かち合ったりする場として役立てていただいています。 午前の部は、畿央大学健康科学部看護医療学科准教授林有学先生による『あなた自身のキャリアとは?~日々の教育実践から考える~』。職業人である限りは人それぞれの人生、経験の積み重ねによりキャリアが形成されていきます。看護師、教員の道を歩いてこられた林先生から受講者のみなさんへ「教員としてあなたは何を大切にしているか」という問いかけを受けて班に分かれて語り合い、自己を振り返るきっかけにしていただきました。 午後の部は、畿央大学教育学部現代教育学科准教授高見仁志先生による『音楽あそびのネタ大集合!~明日から使える音楽あそびと歌の心~』。子どもの理解力に応じたやさしい音楽用語の説明方法や音楽あそびに没頭する際の教師の役割などを具体的なケースを交えて解説していただきました。また、受講生みんなで実際に童謡を歌ったり、グループに分かれ歌に合わせた音楽遊びを通して、良・悪の両ケースを体験。手足だけでなく、手話や言葉遊び、楽器を使ったり、大人数でのリズム遊びも行い、最後には受講生の皆さんのコミュニケーションもとれ、笑顔があふれていました。 受講後アンケートには「他の学校の先生方と本音で話せたのがよかった、自分を見直す機会にもなった。」「私自身が楽しみました。体験しながらの講義、すごく分かりやすかったです。子どもたちに伝えるために、教師自身が楽しまないと!と思いました。」など、明日からの先生方の指導法とモチベーションアップにも繋がる良い機会となったようです。
2012.08.19
週末住宅および戸建て住宅の設計課題の講評会 -人間環境デザイン学科-
週末住宅および戸建て住宅の設計課題の講評会を行いました ~住環境設計製図Ⅰ~ 人間環境デザイン学科2回生の配当科目『住環境設計製図Ⅰ』の課題講評会が行われました。 『住環境設計製図Ⅰ』は、インテリアデザインコースと建築まちづくりコースの必修科目です。 課題は、週末住宅および戸建て住宅でした。 例年履修生がかなり多いのですが、今年度も60名近くの履修生がいて、8月6日・7日の2日間をかけての講評会となりました。 ▼60名の履修生で、部屋もいっぱいで熱気がむんむんです。 ▼2回生は初めてみんなの前で設計内容を発表するというだけあって、緊張気味です。 週末住宅は課題の縛りが少なく、六角形の建物や大きな水槽を備えた別荘、大きなテラスのある家など個性豊かな作品が並びました。 戸建て住宅は隣の敷地の住宅の窓からのプライバシー、日当たり、必要な部屋も増え、考えることも多くなってなかなか計画案が出なかった学生もいたようです。 それでも具体的な家族像などを思い浮かべ、イラストにしてプレゼンテーションをした学生もいました。 初めての講評会、学生の皆さんはいかがでしたか? 優秀作品は畿央祭(10/20,21)でも展示します。お楽しみに!!
2012.08.19
畿央大学短期語学留学プログラム 現地リポートNo.1
畿央生15名がイギリスに留学中です! 2012年8月17日から9月16日の日程で本学の学生15名がイギリスのレスターに語学留学中です。 このプログラムは、毎年夏に行われるもので語学(英語)のみならずホームステイ体験、文化体験等ができる内容が充実したプログラムです。では、現地の様子を写真とともに報告いたします。 関西空港から乗り継ぎようやくロンドンに到着しました。合計13時間超のフライトにもかかわらず、疲れも見せず笑顔で記念撮影をしました。(滞在先ホテル前にて) 一夜明けて2日目。現地在住のガイド、カミングス田代さんにイギリス生活の心得を学びました。実際に町に出て、歩きながらイギリスの交通事情等についてレクチャーを受けました。日本とは違う様々な事に学生たちは興味津々でした。 その後、場所を移してイギリス生活・文化講座が始まりました。第1部は、カミングス田代さんによるイギリス生活講座です。イギリスのお金の使い方から安全面についてのレクチャー、そして多民族国家イギリスについて具体的な事例とともに語っていただきました。現地にいるからこそわかる、感じる話に学生達は真剣に聞き入り、全員が懸命にメモを取っている様子が非常に印象的でした。 (さらに…)
2012.08.17
畿央大学呼吸・循環リハビリテーション研究大会 -大学院:田平研究室-
2012年8月11日・12日の残暑厳しき折、畿央大学田平研究室主催の『平成24年度 呼吸・循環リハビリテーション研究大会』が、三重県伊賀市にあるサンピア伊賀(上野の間)で開催されました。この研究大会も今回で第3回を数え、演題登録数も年々増え、2日間で14演題の発表がありました。 三重県伊賀市といえば『伊賀忍者のふるさと』、『俳聖松尾芭蕉の生誕地』として有名な場所です。 一歩足を踏み入れると、同じ志を持つ仲間、自然と歴史に囲まれ、本学の建学の精神「徳をのばし、知をみがき、美をつくる」にふさわしい研究大会となりました。 1日目は14:30開始。田平教授の開会のあいさつがありました。続いて、田平教授、1期生増田さんが座長を務め、M2の5名(赤壁さん、井上さん、今津さん、平山さん、芳野さん)と卒業生4期生乾さん、鈴木さんの発表がありました。発表後の質疑応答では、ときには厳しい意見もありましたが、温かい言葉も多く、より的確なアドバイスをもらい、私たち聴衆にとっても大変勉強になるものでした。 4時間に及ぶ1日目の発表後は、松尾芭蕉にゆかりのある天然温泉「芭蕉の湯」につかり、みんなで一日の疲れを癒しました。 19:00から懇親会があり、その宴会のころには、共通の話題をもつもの同士、和気あいあいと話をすることができました。そして、専門領域の話題が尽きず、二次会も行われました。次の日発表があるにもかかわらず、全員が遅くまで二次会に参加しました。 誰も強制されていないのに全員参加している光景に、田平研究室の調和と居心地の良さを感じました。 2日目は7時に起床し、朝食後、9:00から発表開始となりました。座長はD3井出さんが務め、M1の4名(山下さん、山本さん、わたし、久保さん)と卒業生3期生眞鍋さん、1期生増田さん、田平教授の発表がありました。私たちM1は計画している研究案の発表が主でした。また、眞鍋さん、増田さんは循環器系の発表で、機器の説明から症例紹介まで、充実した内容でした。最後に、田平教授にも発表をして頂き、院生が行っている研究テーマに則した内容の講義で、非常にまとまりのある研究大会となりました。 この2日間で感じたことは、田平研究室は現役院生の関わりだけではなく、卒業生ともつながりを持つことができ、卒業生にも親身になって相談にのってもらえる、素晴らしい環境です。研究分野は、呼吸器系だけではなく循環器系の基礎研究から臨床研究まで幅が広く、かなり多岐にわたる内容を行っている研究室です。 完成した全員分の抄録を眺めていると「自分も頑張らないと!」と励みになり、来年度は一回りも二回りも成長して、この研究大会に参加したいと思いました。 (M1 森田 真一) ※M;Master(修士課程) D;Doctor(博士後期課程)。現在、修士課程4期生までが卒業しており、5期生がM2(2回生)、私たち6期生がM1(1回生)です。
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