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畿央大学×地域連携
2011.12.08
マイドームおおさかで開かれたナント農商工ビジネスフェアに出展しました。
近畿圏の有力中小企業が大商談会を行う会場で産学官連携をPR! 奈良県が基盤の㈱南都銀行と南都経済センターが主催し経済産業省近畿経済局らが後援している『ナント農商工ビジネスフェア2011』が平成23年12月7日(水)に開催され、畿央大学は産学連携コーナーに出展しました。同フェアは奈良県をはじめとする近畿圏内有力中小企業が販売先獲得とものづくりの川上から川下での企業間連携・マッチングを目的に開かれているもので、大阪府合同庁舎や大阪商工会議所近くのマイドームおおさかが会場となっています。 同フェアには206の企業・団体が出展し、大阪・兵庫・奈良・京都などから中小企業経営者・営業担当者ら約3,500人が入場。出展者は独自技術や商品をPR、来場者ともに新たな事業提携の可能性を探る会話が飛び交っていました。 産学連携コーナーは2階で、畿央大学、奈良女子大学、帝塚山大学、同志社大学、大阪府立大学、大阪産業大学など8校が並び、製品の新用途開発や成分分析、知財活用についての相談受付が行われました。1階には「食農関係企業団体による商談会」、2階には「ものづくり企業団体による製品技術力PR」各社が軒を連ね、本学とつながりのある企業も年々増えています。畿央大学健康科学研究所での受託・共同研究内容や、大学の学部学科構成や専門分野について説明することにより、畿央大学をより身近な存在として知っていただく絶好の機会となりました。
2011.12.06
「冬の市場まつり」出店成果の学長報告
奈良県中央卸売市場主催「冬の市場まつり」で協会理事長賞の受賞報告をしました。 2011(平成23)年12月1日学長室を訪ね、「冬の市場まつり」(11月27日開催)で“畿央部屋えみ(笑み、塩味)ちゃんこ鍋”を出店した健康栄養学科学生14名と指導教員(上地先生、柴田先生、新谷先生、顧問として北田学科長)らが当日受賞した市場協会理事長賞の受賞と販売模様を学長先生にご報告しました。 上地先生からは、みんなで相談しレシピ付き特製箸入れを作ったり何回も試作を重ねてようやく納得のいく鍋ものができ、他の大学を抜いてわずか1時間ほどで250食が完売し、多くの来場者の方々から美味しかったと言われたことで報われました、と報告がありました。 学長からは、「大学から一歩外に出て多くの方々に日頃の勉強の成果を見ていただくことはとてもよいことです。これからも精進していってください。」と学生代表に改めて賞状を授与されました。 「冬の市場まつり」の当日の様子はコチラ ↓ https://www.kio.ac.jp/information/2011/11/post-442.html
2011.11.29
阪神奈大学ネット「公開講座フェスタ」で本学教員が講演しました。
「災害」と「減災」を考える~公開講座フェスタ2011 平成23年11月2日(水)から11月21日(月)まで開催された『公開講座フェスタ2011』において、看護医療学科の堀内美由紀講師が講演しました。 『公開講座フェスタ2011』は、阪神奈大学・研究機関生涯学習ネットが主催、大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県の29の大学・研究機関が知力を結集したリレー講座。今年の総合テーマ「未来への再生」を受け、国際保健・国際看護・災害看護を専門とし、福島県の現地にも足を運んでいる堀内先生に講演をご担当頂く運びとなりました。 講演テーマは、「災害とは何か―大切な人と自分を守るための工夫―」です。 堀内先生も阪神淡路大震災の被災者で、当日は兵庫県にある病院で新生児のICUで勤務されていたそうです。紆余曲折を経て現在は災害看護などを専門分野に本学で研究、および看護師の育成に携わっておられます。 講座ではまず「災害とは何か」(災害の種類や特徴)を整理し、その上で「効果的な備え」や「有事に役立つ豆知識」を使った「減災」について言及しました。災害は予期不能でいくら努力をしても「防災」(災害を防ぐ)は難しい。ただ想定できる災害への対策、また災害が起こってしまったと仮定した事前準備をすることが「減災」(災害の被害を最低限に減らす)につながる、というまさに現代的に知っておきたい情報とメッセージが満載の講義になりました。 例えば何ミリ以上の雨量なら目の前の川が氾濫するのか(避難の目安にする)や、避難所までの経路は3パターン以上把握しておく(何があっていつもの道が通れなくなるか分からないため)など、具体的な事例も挙げて解説頂くなど、参加頂いた方も有益な情報が得られたのではないかと思います。 ご多忙なところ聴講頂きました皆様、ありがとうございました。 また堀内先生が発起人となり震災支援のために畿央大学教職員・学生有志が今夏に実施した「のびのびキャンプ」についても、ブログで紹介させて頂いておりますので、合わせてご覧頂ければ幸いです。 (文責:畿央大学 企画部 伊藤) 【関連記事】 学生・教職員有志による東日本大震災支援のための「のびのびキャンプ」を実施!https://www.kio.ac.jp/information/2011/10/post-421.html
2011.11.28
産学官連携 奈良県中央卸売市場主催「冬の市場まつり」に鍋出展しました。
鍋の競演で健康栄養学科有志でスクラム!1時間で250食完売! 奈良県の台所として30数年間県民のために新鮮な食材を提供してくれている奈良県中央卸売市場主催「冬の市場まつり」が、2011(平成23)年11月27日に開催され、畿央大学健康栄養学科有志(指導教員上地・柴田・新谷3名、学生14名)による鍋ものを出店しました。同市場の総面積は甲子園球場3つ分が入るほど広く、魚介、肉、野菜、乾物などの卸商がひしめき夜中じゅう荷受けやせりで活気づいており、当日はそれら業務が一段落した朝8時から始まり13時には終了という卸売市場ならではのイベント時間帯で、天候も良く1万人以上の来場者がありました。 畿央大学、奈良女子大学、奈良佐保短期大学の3校がそれぞれ特色ある鍋もので競演、本学は『畿央部屋のほっこりえみ(笑み、塩味)ちゃんこ鍋』をご提供しました。具材は新鮮市場提供の「クエ、カニ、ハマグリ、鳥だんご、しめじ、しいたけ、エリンギ、冬瓜、大根、白菜、人参、水菜などをたっぷり使って、ベースはあっさり塩あじ加減の和風だしで仕上げました。前日土曜は半日かけて具材を下調理、当日は早朝7時集合という強行スケジュールも販売開始と同時に長い列ができてわずか1時間で250食を完売、充実したイベント出店になりました。 ▼みんなで作った大きな看板(左)とレシピ付き箸入れ。 ▼畿央大学生らしさを会場の皆さんにPR!審査で「協会理事長賞」を頂きました。 日頃給食実習では大人数分の調理をやっていますが、今回は100人用鍋釜2つと中小の鍋を使って、さながら災害非常時の炊き出しに似た感じで学生たちにとっても良い体験になったに違いありません。売上金は募金として9月の台風12号で被害を受けた十津川村はじめ県内被災地支援復興資金の一部に充てられます。 会場では「古式伝統包丁式(高円御流)」、「マグロ解体ショー・試食・販売」、「金魚すくい大会」、「水産と青果の模擬せり」、「釣り堀」などのイベント販売に加え、卸業者さん各社による廉価販売が随所で行われました。以下、その様子を写真でご覧ください。 ↓ 当日の会場案内図・スケジュールはこちら 2011冬の市場まつりポスター.pdf ↓ ”えみちゃんこ鍋”の試作の様子はこちら https://www.kio.ac.jp/information/2011/11/post-431.html
2011.11.28
「橿原おみやげもの開発プロジェクト」食品部門グランプリ作品が商品化!
グランプリ作品が「大和茶マシュマロ 天雲」として商品化、販売デビュー! 畿央生と橿原商工会議所がコンペ形式でお土産物を企画開発する「橿原おみやげもの開発プロジェクト」。グランプリ作品が「大和茶マシュマロ 天雲(あまくも)」として商品化され、2011(H23)年11月25日(金)~27日(日)に近鉄百貨店橿原店で開催された「橿原うまいもん市」でついにデビューを飾りました。 ▼「橿原うまいもん市」の様子 この商品は大和茶を使ったほろ苦いマシュマロで、小さいお子様から大人まで楽しめる新しい「和スイーツ」です。歴史が息づく橿原市にある天香具山・畝傍山・耳成山(大和三山)の美しさを「大和茶」で、橿原市の温かさを「マシュマロ」で表現。マシュマロの形とパッケージをキューブ(正方形)に統一し、他にはない「和」と「可愛らしさ」を共存した一品になっています(パッケージのデザインは人間環境デザイン学科4回生の3名が手掛けました)。 商品化に協力頂くことになった「やさい菓子工房 cocoai」様、グランプリ受賞学生3名、健康栄養学科から浅野先生と薗田先生、人間環境デザイン学科から加藤先生と奥村先生、4回生3名が商品のコンセプト、味、食感、サイズ、見た目、パッケージデザインの細部に至るまで協議を重ねて「産みの苦しみ」をたっぷりと経験した後に、晴れて販売当日を迎えることが出来ました。商品化に向けてご協力頂いたすべての皆様に、改めて感謝申し上げます。 ▼やさい菓子工房cocoai 原田氏 (さらに…)
2011.11.21
「第14回クリーン&歴史ウォーク」に参加しました。
巣山古墳の歴史を学び、クリーン活動に汗を流しました。~「第14回クリーン&歴史ウォーク」が行われました~ ボランティアセンターです。11月20日(日)、「第14回クリーン&歴史ウォーク」が実施されました。少し風が強い秋の一日でしたが、前日の大雨がうそのような晴天となり、学生ボランティア5名の参加を得て開催することができました。今回の目的地は、馬見古墳群の一つとして国の特別史跡に指定されている前方後円墳の「巣山古墳」。この古墳は全長約220メートルの大きなもので、5~6世紀のものとみられ、大王墓にも匹敵する実力者のお墓ではないかと言われています。専門家による計算によれば、お墓をつくる作業には1000人がかりで20年間ほどかかったそうです。畿央大学のある真美ヶ丘ニュータウンからすぐ近くのところにこのような古墳があるのは大変興味深いことですね。現在、地元・広陵町による発掘作業が進行中であり、整備が進んでいる様子を実感しながらその墳丘の上にも登ることができました。そして、クリーン&歴史ウォーク実行委員会のメンバーでもある「広陵古文化会」の平井会長、および「ふたかみ史遊会」の畑中会長のお二方に現地で解説をしていただきました。参加者の皆様は、巣山古墳の姿を通していにしえの大和に思いを馳せられたことでしょう。 ボランティアとして参加した学生たちは、受付や安全誘導などを行い、スタッフや参加者の皆様との交流も楽しめたようでした。どうもお疲れ様でした。次回は来年の春頃に行われる予定です。 主催:クリーン&歴史ウォーク実行委員会 後援:畿央大学、広陵町教育委員会、香芝市教育委員会、独立行政法人都市再生機構西日本支社 協力:畿央大学学生、広陵古文化会、ふたかみ史遊会、社団法人葛城青年会議所広陵地区・香芝地区推進委員会 協賛:(株)関西都市居住サービスエコール・マミ営業所
2011.11.17
広陵町立真美ヶ丘第二小学校の児童が「大学探検」に来てくれました!
2011(平成23)年11月17日(木)午前11時から12時の1時間、大学の近隣にある広陵町立真美ヶ丘第二小学校2年生児童31名が、生活科の校外学習の一環で、畿央大学に「大学探検」に来てくれました。子どもたちは、きちんと並び、大きな声であいさつをするなどとても礼儀正しく、探検にも意欲満々でした。 教育学部の3、4回生ボランティア学生7名が小学生4~6名に分かれたグループに付いて学内をご案内!! 教育学部の学生は実習や学校インターンシップなどの活動で、子どもたちの扱いが慣れています。すぐに児童たちに溶け込み、探検隊長としてリーダーシップを発揮していました!! みんな、ご近所に住んでいるだけあって、畿央祭などで大学に来たことのある子どもたちがたくさんいましたが、普段は入ったことのない、図書館や講義室、先生の研究室にも入れて、大喜び!! これは、理学療法学科の「義肢装具学実習」の授業です。「義足」について勉強をしています。 小学校の先生の練習をしている「模擬授業」では、算数の面積の授業をしていました。子どもたちは不思議そうに見ていました。 学生食堂では、調理員さんに話しかけてみました。 図書館で、英語版の「ドラゴンボール」を発見!すかさずメモをとります。 デザイン学科の先生の研究室に入って、大学生といっしょに、明るさについての研究を体験してみました。 学長先生にも会えました。89歳と聞いて、ビックリ!! 最後は、「将来は畿央大学に進学する」という嬉しい声も聞かれました。 みんなありがとう、また来てくださいね。
2011.11.14
御所市連携「旧名柄郵便局修改築事業」で東川市長へプレゼンしました。
完成模型と図面で地域活性化構想を提案! 御所市は古代の大和国葛上郡の地で、鴨都波神社、一言主神社、長柄神社、高鴨神社、葛木御歳神社など数多くの延喜式内社を残し、室大墓をはじめ古代遺跡も豊富。古代豪族葛城氏の本拠地であり、近年も2004年に極楽寺ヒビキ遺跡が、2009年には秋津遺跡が発見されています。 このように歴史の古い御所市と畿央大学は今年8月30日に包括連携協定を結び地域社会貢献活動を進めています。 最初に手がけることになったのが、御所市名柄にあり今は廃屋となっている「旧名柄郵便局」の修復事業で人間環境デザイン学科三井田教授と長井助手およびゼミ生7名が、2011(平成23)年11月11日午前に建物細部の再実測、午後には完成模型と図面で東川市長と宮谷副市長を前に活用策をプレゼンしました。 ▲模型を前に、右から東川市長、宮谷副市長、三井田教授、長井助手、ゼミ生ら 御所市名柄地区は御所駅前から高鴨神社にいたる「葛城古道」の中間点にあたる長柄神社があり、そのすぐ近くにこの旧郵便局があります。そしてこの郵便局を営んでいた隣家敷地全体の数百坪を含めて、名柄地区の観光スポットとし、道の駅風に蘇らせようと提案しています。また、この旧郵便局の左隣が『油断』『団塊の世代』などの著作、元通産官僚で大阪万博や沖縄海洋博を企画、元経済企画庁長官で現在も活躍されている堺屋太一(本名池口小太郎)氏の生家であり、史子夫人も著名な画家であることからご夫妻の作品を展示できればさらなる地域活性化が図れます。 ▼正面から見た旧名柄郵便局(左下の写真、左隣の家が堺屋太一氏生家) ▼以下、実測風景 御所市庁舎でのプレゼンの後、みんなで江戸中期から残る町家の風景を眺めて散策。途中、これまた明治時代に郵便局を併設した250年以上前に建てられた商家の中を拝見させていただきました。近鉄御所駅前では今後の課題として駅前再開発計画の大学目線での素案づくりも考えているところです。古きを訪ねて新しきを知り、歴史や時代とともにそこには人が住む暮らしがあり、現代にどう活かしていけるかを人間環境デザイン学科では追究しています。 【関連記事】 御所市にある旧郵便局の実測調査をしてきました!! https://www.kio.ac.jp/information/2011/10/post-420.html
2011.11.10
健康栄養学科1回生対象「キャリア発展セミナー」~企業訪問
10月24日に健康栄養学科1回生が、桜井市の「旭製粉株式会社」および「株式会社三輪そうめん山本」を訪問しました。 「キャリア発展セミナー」は1回生必修の授業です。将来の職業選択とそれに向けての学習の必要性を認識するため、主に管理栄養士として働いておられる方をお招きして講演して頂くとともに、学生自らが企業を訪問して現場に触れることにより、働くということがどういうことか実感することを目的としています。 まず、「旭製粉」にお邪魔しました。4グループに分かれて「代表取締役社長 西田定様による講義」、「開発室」、「分析室」、「粉ブレンド工場」を順に見学させていただきました。それぞれの見学場所では担当者様から説明いただき、学生は少し緊張しながら、熱心に聞き入っていました。 ↓ 西田社長は楽しく分かりやすく学生にお話してくださいました! ↓ 開発室では卒業生が説明してくれました!かっこいい! ↓ 粉ブレンド工場では1回に500kgの粉をブレンドするのだそうです。 ↓ 分析室では分析方法などについて伺いました。 (さらに…)
2011.11.08
冬の市場まつり出店で"えみちゃんこ鍋"を試作しました!
2011(平成23)年11月1日午後6時から授業を終えた健康栄養学科2回生有志12名全員が参加して、「冬の市場まつり」で鍋料理を提供するための試作会を行いました。奈良県中央卸売市場青果卸売協同組合西川理事長、同市場協会小島専務理事らが当日直接届けてくださった新鮮魚介類、野菜類を使っての試作です。ご来場されるどの年代層にも食べていただけるよう薄塩味加減のちゃんこ鍋で、食べて「笑み」がこぼれる「塩味」なべということで“えみちゃんこ”と名付けました。 どのような食材でも揃えていただける奈良県中央卸売市場が具材提供者ですので、まだら、ハタ、ズワイガニ、大蛤など高級かつ新鮮な魚介類を惜しみなく使わせていただきました。この日は味のベースは“塩”として、「昆布だし」、「鰹だし」、その混合だしの3種類で、どの味付けが具材に合うかを確かめました。 『冬の市場まつり』は11月27日(日)午前8時~午後1時まで、近鉄筒井駅下車すぐの奈良県中央卸売市場内にて開催されます。来場者のみなさまには無料でご提供しますので、ぜひお越しください。 ↓↓ 冬の市場まつりのご案内はこちら(畿央大学ホームページ内) https://www.kio.ac.jp/event/111013.html
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