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イベントレポート

2019.06.24

オープンキャンパス企画「一食の栄養量を調べよう」レポート!~ヘルスチーム菜良

令和元年6月9日(日)に畿央大学のオープンキャンパスが開催されました。 ヘルスチーム菜良*1では、学生がスタッフとして参加し、食育サッとシステム*2を用いて日頃の食生活がどれほどのカロリーか、どれほどの栄養を摂取できているのか、などを見直してもらう体験コーナーを実施しました。   (※1)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 (※2)食育サッとシステム…フードモデルを用いて1食分の食事バランスを栄養価で計算し、5段階で評価されるシステムです。     今回、14時から17時の間に、なんと80名もの方に参加していただきました!     評価が少し厳し目の食育サッとシステムは、5つ星のうち星が2つでも十分な方ですが、今回の参加者の方々は星が3つ、4つの方が沢山おられました。普段から栄養に気を遣って食事をされている方が多く、中には星が5つ出た方もいらっしゃいました。     私たち学生も、たくさんの来場者の方々と栄養についてお話ができ、とても楽しい時間を過ごせました。 1回生はまだまだ未熟者ですが、改めて栄養についてもっと深く学びたいと思える機会にもなりました。 参加してくださった方々に少しでも参考になったと感じていただければいいなと思います!     健康栄養学科1回生  前川彬乃   ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。

2019.06.14

第17回畿央祭実行委員Blog vol.10~全部署で1回目の会議を開催!

こんにちは!第17回畿央祭副実行委員長の浅田真奈美です! 暑くなったり、涼しくなったり気候が様々ですが、体調管理は大丈夫ですか??   さてさてアリーナ、学内、模擬、舞台、広報、展示、全ての部署の第一回目の会議を開催しました。皆さん部署が決まり初めての顔合わせとなり、希望通りの人もいればそうでなかった人、友達と離れてしまった人など色々あると思います。 しかし、私はこのタイミングは大きなチャンスだと思います。新しい友達が増えたり、仲間との絆も深められたりできるチャンスです。他学科の人や他のクラスの人、先輩などたくさんの人と話をして視野を広げていってください!そして皆さんで一致団結をし、思い出に残る最高の畿央祭にしていきましょう!!   【アリーナ部署】   【学内企画部署】   【模擬部署】   【舞台部署】   【広報部署】   【展示部署】                         第17回畿央祭実行委員 副実行委員長 現代教育学科2回生 浅田真奈美   ●これまでの実行委員Blogはこちらから!

2019.05.31

第1回国際交流企画 韓国・大邱市からの訪問団を迎えました~看護実践研究センター

看護実践研究センター(センター長 看護医療学科 教授 山崎尚美)は、看護実践学の発展・社会的地位の向上、地域住民の健康増進や卒業生を含めた医療職・福祉職の資質向上の具現化と、現在まで行ってきた認知症ケア・地域包括ケア・国際交流などの研究や事業を系統的にスマート化し、教職員にとって進めやすい環境の整備をめざし、2019年4月1日に設立されました。また、5月19日には、開設記念シンポジウムを開催しました。   2019年5月29日(水)には、いよいよセンターの活動が本格的に開始いたしました。記念すべき第1回の企画として執り行った国際交流企画について報告します。   ▲事前に奈良の歴史に触れた訪問団が大学に到着   今回の研修目的は、韓国大邱市近郊の4か所の療養病院(注;日本では回復期リハビリテーションや療養型病床の機能を持つ病院)で勤務する医療・介護職が日本における地域コミュニティの中での認知症ケアについて理解するというものです。訪問団一行は、本学での講義にくわえて奈良県内の回復期リハビリテーション病院や併設される高齢者福祉施設の見学を通して、奈良県における認知症ケアについて最新の知見や医療・介護システムを学び、自国でのシステム整備や実践の向上をめざします。   ▲開式に先立って植田健康科学部長より韓国語も交えた挨拶!     研修には、現地コーディネーター、通訳を含む34名が参加されました。講義に先だって、植田学部長から開式のご挨拶があり、訪問団の代表と名刺交換ならぬお土産交換が行われました。   ▲両国の認知症看護発展を願ってお土産交換   そして、山崎尚美センター長から「日本の認知症ケアシステム」に関する講義が始まりました。講義の中では、1970年代に認知症高齢者は、十分なケアを受けることができず身体拘束・薬剤投与など現在では考えられないような状況に置かれていたこと、ケアを模索し続けた1980年代を経て1990年に認知症対応型共同生活介護施設としてのグループホーム誕生を機にようやく認知症の人の人権を大切にしたケアの実践が具現化された経緯が詳しく説明されました。そして2000年の介護保険制度発足からの約20年間で、認知症に対する国民の理解の変化や認知症になってからも住み慣れた地域で暮らすことをめざした政策の紹介もされました。 とりわけ、新オレンジプランに含まれる基本的な考え方のなかの認知症の予防法、診断法、治療法、リハビリテーションモデル、介護モデルなどの研究開発およびその成果の推進に対して、畿央大学が取り組んでいるKAGUYAプロジェクトにおける軽度認知症診断アプリの開発や、認知症カフェについての内容は、参加者の関心が非常に高いものでした。   ▲認知症ケアの変遷と現状について熱く語る山崎センター長   認知症カフェについて研究を進めている島岡昌代老年看護学助手より、日本の認知症カフェの種類や認知症カフェが本人にとって・家族にとって・地域にとってどのようなメリットがあるのかが説明されました。そして、畿央大学が今年度から委託事業として取り組みを続けている「KIOオレンヂカフェ㏌御所」の紹介がされました。韓国の認知症カフェは、決まった場所はあるが、そこに自由に行きたい人が集まって来て、自然にみんながつどい語らうのが一般的で、日本のように誰かが主催または企画した場所に人が集まるスタイルとは異なっているようです。   ▲日本の認知症カフェについて島岡助手より説明   この研修では、地域コミュニティにおける認知症ケアについても取り上げられており、地域包括ケアシステムの中での認知症施策の実際について本学の地元である広陵町と奈良県東部にある宇陀市の例が紹介されました。   広陵町の高齢化率は日本全国平均とほぼ肩を並べていますが、今後高齢化と要介護が必要な人の割合が増加することが見込まれているという背景の中で、要介護状態や認知症になったときにどこで介護を受けたいかという調査結果に対し、参加したみなさんは大きく頷いていました。 そして、宇陀市でモデル事業として運用が開始されたICTを活用した医療・介護・福祉連携システムが大友より紹介され、「認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らす」ことをめざした取り組みの現状が伝えられました。   ▲地域包括ケアシステムの中での認知症ケアの実際を紹介   研修の最後に、認知症高齢者とその家族の在り方について映像を通して深め、この日の研修を終了しました。   ▲研修終了後参加者と記念撮影   看護実践研究センターでは、今後も看護実践や研究を介した国際交流に取り組んでいきたいと考えています。そのために、質の高い看護ケアのあり方や社会背景の変化に対応できるエビデンスに基づいた実践を探求してまいります。               看護実践研究センター長:山崎尚美             老年看護学:上仲久、島岡昌代、杉本多加子             急性期看護学:林田麗、大友絵利香   【関連記事】 韓国の認知症安心センター・認知症カフェ視察と講演レポート~看護医療学科教員 「第5回韓国老人福祉(認知症ケア)研修」を開催しました~看護医療学科 「第2回韓国老人福祉(認知症ケア)研修」開催~看護医療学科

2019.05.20

2019年度 奈良県認知症ケア専門士会総会&第13回研修会を開催しました!~看護医療学科

2019年度 奈良県認知症ケア専門士会総会と第13回研修会が、令和元(2019)年5月18日(土)に畿央大学において総勢38名(講師1人・スタッフ8人を含む)の参加で開催されました。 認知症ケア専門士は、わが国における認知症ケア技術の向上ならびに保健・福祉に貢献することを目的に日本認知症ケア学会が認定する資格です。生涯教育が特徴の一つであり、常に認知症について新しく学び続けることが求められる資格で、意識の高い方々が集まっておられます。奈良県認知症ケア専門士会の会員数は約400名、保健・福祉・医療関係の職員などが、その多くを占めています。   ▲奈良県認知症ケア専門士会の会長である山崎尚美教授のご挨拶   ●2019年度 奈良県認知症ケア専門士会 総会 会の活動報告と活動計画、そして、会計報告と予算について報告されました。とりわけ、奈良県認知症ケア専門士会では、予算が厳しい状況の中でも会員拡大を最も大きい課題の1つと考え、その障壁の1つになる会費を、今年も無料として頑張っていくことが確認されました。ぜひ皆様も会の趣旨にご賛同いただき、会へのご入会をお願い申し上げます。認知症ケアについて、仲間と語り合うことで元気になれますよ。   ▲総会での活動報告をする理事の吉川聡史様   ▲会計報告と予算について説明する森ノ宮医療大学の南部登志江教授   ●奈良県認知症ケア専門会 第13回研修会 「介護業界への外国人受け入れに関する人材育成のあり方  ―  認知症の人を支える人材育成  ― 」 と題して、奈良東病院事務局長・近畿社会福祉専門学校留学生担当責任者の岡田智幸様に、ご講演をいただきました。介護職不足はメディアを通じて広く報道されていますが、厚生労働省の統計や受給見通し、離職率の高さを見ても人員不足は非常に深刻です。いわゆる団塊の世代がすべて75歳以上の後期高齢者となる2025年には、手立てをしなければ約50万人の介護職不足が起きる予測さえあります。そんな中、介護業界への外国人受け入れをスムーズにする取り組みにも大きな期待がかけられています。 岡田講師の働いている法人では2001年ごろより、その取り組みを始め先進的な経験を蓄えておられて、興味深いものでした。経済連携協定(EPA)以外にも3つの法的な制度があり、その実情についても詳しく伺いました。 日本人の人材教育も大事であるが、外国から来ていただいている方への教育も大切です。日本の介護教育機関での受け入れも先進的に取り組んでおられることが説明されました。例えばベトナムでのケアの教育プログラム作成に日本が協力すれば、その国のケアの力が上がると同時に、その教育を受けたベトナムの方が来日されるならプラスに働くことになります(会長でもある本学の山崎教授も関わって推進しています)。 そして何より、実際にベトナム、中国、インドネシアからの介護士さんが参加しておられ、介護される方のほぼ100%の方が、彼女たちを好意的に受け取っているという調査結果も、発言やその後の交流から納得できるものでした。皆さんとってもいい感じです。 大変貴重なご講演ありがとうございました。   ▲講演をする岡田智幸様   ●world café(ワールドカフェ) 研修会の後半は、ワールドカフェという参加者によるグループワークをしました。カフェということで、飲み物とチョコやスナック菓子をいただきながら、テーマ「認知症の人を支える人材育成」について話しました。そして、時間になれば、グループメンバーはホストを残して別のグループに移動して、新たに展開している話題や内容について話し合いを繰り返し、認識を深めていきます。そこで語られる現場の声が大変新鮮で、参加者の皆さんのケアへの熱意に元気づけられました。   ▲ ワールドカフェの様子。全体をファシリテートする理事の原嶋清香様   次の研修会は2019年10月10日(木) 「笑顔で生きる –私たちの希望と願い- (仮) 」オレンジドア代表 丹野智文様の講演会とVR体験を予定しています。是非ご参加ください。お待ちしております。   看護医療学科准教授 上仲久   ●日本県認知症ケア専門士会公式HPはコチラから! ●日本県認知症ケア専門士会公式Facebookはコチラから! ●奈良県認知症ケア専門士会公式Facebookはコチラから!   【関連記事】 認知症啓発の列島リレー「RUN伴」に参加・協力!~看護医療学科 畿央祭教員企画「第12回奈良県認知症ケア専門士会研修会」~看護医療学科 平成30年度奈良県認知症ケア専門士会 第1回研修会を開催しました。

2019.05.14

2019年度第1回「Kio オレンヂ喫茶(カフェ)in 津越」を開催!~看護医療学科

「kio オレンヂ喫茶(カフェ) in 津越」は、西吉野町津越地区で文部科学省の科学研究費助成(挑戦的萌芽研究16K15979: 代表 島岡昌代)を受けて行っている認知症施策推進事業(新オレンジプラン)に基づく事業で、「たとえ認知症になったとしても安心して暮らし続けることのできる地域づくり」を目標に、五條市地域包括支援センターや高齢者総合福祉施設はるす・西吉野さんの協力を得ながら地域住民の方たちとともに創りあげていく認知症カフェです。   認知症カフェとは、認知症の方とその家族が気軽に立ち寄れるカフェのことで、地域の人たちと交流ができる場所です。本人や家族だけでなく、地域の住民、介護や医療の専門職など誰もが参加できる場所として、お茶を飲みながら話をし、相談をし合いながら、交流を深めることができます。 今回の参加者は、地域住民の方14名、高齢者施設の職員の方1名と施設利用者1名、他の施設からの見学者3名、畿央大学からは看護医療学科老年看護学の教員5名と学生5名です。   『認知症カフェ』についてのミニレクチャー 畿央大学の島岡先生から地域住民の方々に、認知症カフェについてミニレクチャーがありました。認知症カフェは、認知症施策推進総合戦略(通称新オレンジプラン)の中心施策の一つとして全国で行われています。昨年度に実施したKioオレンヂ喫茶(カフェ)in津越の振り返りや、全国の認知症カフェ実施者に対する実態調査の結果から、認知症カフェの現状について知ることができました。   ▲ミニレクチャーの様子   『後出しじゃんけん』 講義の後は、学生によるアクティビティ・ケアです。学生に勝つ、もしくは負けるように、後出しでじゃんけんをするゲームです。勝つように後出しじゃんけんをするのは皆さん簡単そうでしたが、負けるように後出しじゃんけんをするのは少し難しそうで、「あっ、間違えた!」と言いつつも、皆さん笑顔で、楽しみながら実施してくださいました。   ▲後出しじゃんけんの様子   『手遊び ~『もしもしかめよ』のリズムにあわせて~』 続いて、手遊びを実施しました。皆さんに輪になってもらい、片手がグー、もう片方の手がパーになるよう、手を一回叩くごとに交互に変えていきます。グーにした方の手を、隣の人のパーにした手の上に乗せるのですが、これがなかなか難しく、「これは難しいな」、「どっちがグー?」という声も聞かれました。少し慣れてきたら『もしもしかめよ』のリズムにあわせて行いました。皆さん難しいと言いながらも笑顔で一生懸命手を動かし、うたも歌いながら実施してくださいました。こちらも和やかな雰囲気で楽しむことができました。   ▲『もしもしかめよ』のリズムにあわせて   『認知症について語る会』 アクティビティ・ケアを楽しんだ後は、コーヒーやお菓子を味わいながら、皆さんと認知症について意見を出し合いました。物忘れのエピソードや、自分は認知症ではないかという不安など、住民の方々から多くの発言がみられました。また認知症カフェについても、「また参加したい」、「人と交流できて嬉しい」といった意見も挙げられました。今回、住民の皆さんが楽しそうに交流している姿をみて、認知症カフェのように住民の方々が集まれる場があることは大切だと感じました。   ▲認知症について語る会    看護医療学科4回生 中西美月   「Kio オレンヂ喫茶(カフェ)in 津越」では、畿央大学健康科学部看護医療学科の山崎ゼミ、上仲ゼミの認知症ケアに興味を持つ学生が、ボランティアとして認知症カフェを盛り上げてくれています。受付やアンケートの補助など、学生が積極的に参加者の方々に関わり、コミュニケーションを取りながら上手に対応してくれていました。また、学生のアクティビティ・ケアはとても好評で、「体を動かすだけでなく、脳の活性化にもなった。」「笑いもあって楽しくすごせた。」「普段はあまり人とも出会わないところで生活しているから、学生さんが来てくれると賑やかでとても良かったわ。」などたくさんのお褒めの言葉をいただきました。また、学生自身も振り返りの中で、「認知症カフェではみんなが集まることが大事だとわかった。このような集まる機会の場を自分も作っていきたい。」との発言もあったので、今後の活躍を期待しています。 看護医療学科 助手 島岡昌代   ▲アンケートの記入の様子     「Kio オレンヂ喫茶(カフェ) in 津越」の次回開催は11月です。   【関連記事】 平成30年度第4回「Kio オレンヂ喫茶(カフェ)in 津越」を開催!~看護医療学科 平成30年度第3回「Kio オレンヂ喫茶(カフェ)in 津越」を開催!~看護医療学科 平成30年度第2回「Kio オレンヂ喫茶(カフェ)in 津越」を開催!~看護医療学科

2019.05.14

平城京天平祭2019春「さくら茶会」に参加しました!~茶道部

2019年5月3日(金)から5日(日)の3日間にわたり、世界遺産・古都奈良の文化財「平城宮跡」にて「平城京天平祭」が開催されました。   天平祭初日に、畿央大学茶道部(指導顧問:健康栄養学科 冬木啓子教授、部員、OB・OG、あわせて20名以上)が「さくら茶会」でお点前を披露し、今年も300名を超すお客様をお迎えしました。 畿央大学は2011年から毎年参加しており、今回で8年目となります。     普段のお稽古の成果を披露させて頂くことは、部員にとって大きな励みになります。慣れない環境で大変なこともありましたが、天平祭のボランティアスタッフの皆様、ご指導いただいた先生方、卒業された先輩方に支えて頂き、お茶席を通しておもてなしの心の大切さを学ぶことができる貴重な経験ができましたことを感謝しております。     着物を着て茶道の「一期一会」のおもてなしをさせて頂くことで、世界中からお越しくださった少しでも多くの方々に日本の文化、茶道の素晴らしさをご紹介できるように努めました。今回学んだことを今後の成長につなげていきたいと思います。     お一人お一人に寄り添える心を大切にして、お茶席を務めさせて頂きました。普段の練習の成果をこのような機会に披露できることは、私たち学生にとって大きな励みになります。   健康栄養学科3回生 福井里歩

2019.05.09

2019年度第1回「Kio オレンヂ喫茶(カフェ)in 御所」を開催!~看護医療学科

畿央大学と御所市高齢者対策課地域包括支援センター、住民が共同で運営している「金曜カフェ〜つどい〜」で2019年度第1回「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かち合いin御所」(認知症カフェ)が4月12日(金)に開催されました。「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かち合いin御所」は、御所市認知症啓発事業として、畿央大学健康科学部看護医療学科老年看護学教員と御所市高齢者対策課地域包括支援センター、住民が共同して行っているものです。当日の様子を参加した学生と教員がレポートします。     こんにちは!今回の認知症カフェ(通称:オレンヂカフェ)には、老年看護学分野の先生3名と私たち学生3名が参加してきました!   <午前の部> 午前の部では畿央大学の山崎先生の講義「認知症について」が実施されました。 認知症の分類、症状、改善・予防方法についての話が行われ難しい話もありましたが、皆さん真剣にメモを取りながら話を聞かれていました。   ▲山崎教授の講義   その後、お茶を出し休憩を取りながら、参加者世代で流行した曲を当てるクイズ大会が行われました! 最初はなかなか難しかったようですが、ヒントをお伝えすると答えられる人が多くなっていき、楽しそうに笑顔を見せあいながら解答していくことでとても場が明るくなり、活気づきました!   ▲クイズの様子。 学生もお茶を一緒に飲みながら楽しくクイズに参加しています!   ▲みなさん真剣です   「楽しかった」と感想を言って下さる方も多く、刺激あふれる会となったと感じました。 日常生活上では行わない講義やクイズなどが高齢者の方々の刺激となる、このような認知症カフェを定期的に行う必要性について学ぶことが出来ました!   次回の認知症カフェは4月27日(土)(西吉野)、7月12日(金)(御所)で実施されます。 ぜひご近所さんを誘って参加してみてください。お待ちしております!   看護医療学科4回生 田中香名子 辻林もも 野口美波     <午後の部> 午後は、「認知症についての思いを語り合う会」としています。当日の参加者は、認知症の方の家族、介護をされている方、介護経験者、御所市の地域包括支援センターの担当者、介護関連施設の職員、認知症家族会、ボランティアの方、畿央大学(老年看護学)の教員などで、14名が集いました。 ある参加者の方は、ひとり暮らしの認知症の父が熱を出して、その後に昼夜逆転になっているという話をしてくださいました。父は夜7時には就寝し朝はまだ暗いころに起きて家の門を開けているとのこと。なんでも、来訪者のために門を閉ざしたままではダメと毎日頑張っている状況があるのだそうです。そして、昼寝はよくしている。本人もできるだけ息子や娘に迷惑をかけないようにと気遣って、物忘れへの対応策としてメモを取って何度も確認していることも話されました。 認知症になり記憶がよくない状況ですが、人として大切なものはこれまで通りちゃんと持っておられ、懸命に毎日を生きておられる…。話を聞いた他の参加者には、よくそのことが伝わってきました。そして、周りにいらっしゃる方の関わり方も上手で、厄介な認知症の症状があまりないのが、素晴らしいことと思えました。   ▲語る会の様子   また、妻が進行した認知症であり、お父さん程度しか喋らなくなっている状況を話してくださる方がありました。今では施設に入所なさっているようですが、家族の面会が長くなると面会の後に施設内に家族がいないかと探し回るなど、気持ちが不安定になるそうです。そのため面会は30分程度にしていると話してくださいました。 家族として、施設の職員さんのご苦労にもご配慮なさる気持ちや、もっと一緒にいてやりたいという気持ちも持っておられることを、語りを聞いていたみんなに伝わっていたと思います。認知症の方のご家族さんが、たいへん複雑な思いでいらっしゃることを、あらためて感じることが出来ました。そして、ご本人の発話を導く糸口として、昔から歌が好きでカラオケをしていたことがあり、施設での合唱のプログラムでは、口ずさんでおられることに注目が集まっていました。 また、姉が認知症で…と、切実な内容を語る方もいらっしゃいました。   ▲カフェの綺麗なカップたち   このように、午後の取り組みは、認知症に関わる人が思いを語り、その気持ちを汲んで話を聴いてくださる方がおられる。この集まりの意義はとても大きいです。 認知症の人の介護をされている方は一人で悩まず、同じように介護をする方や専門職の方に話をすることで解決の糸口が見つかることもよくあります。もし介護で悩んでおられたら、お近くの認知症カフェを訪ねてみてください。   看護医療学科 准教授 上仲 久    【関連記事】 ・過去の「御所コミュニティカフェの取り組み」記事を読む

2019.04.28

第17回畿央祭実行委員Blog vol.8~展示部署からの活動内容紹介!

第17回畿央祭実行委員ブログ 今年のテーマは「繋〜つながり〜」   こんにちは! 第17回畿央祭実行委員展示部署長の小山夢乃と渋川雅です。  畿央祭の運営には6つの部署(舞台・アリーナ・広報・学内・模擬・展示)があり、その部署を管理・補佐をする実行委員長と副実行委員長の5人の統括がいます。今回は展示部署の具体的な活動内容について紹介します!     展示部署の主な仕事は、畿央祭での展示物の制作になります。去年は、ステンドグラス、紙コップアート、正門前の看板、学内マップを作りました。 活動は、前期の授業期間を中心に、平日は週2日間と、月1回土曜日に行う予定です。夏休みの活動をなるべく少なくできるよう前期の間に頑張っていきたいです。     展示部署の魅力は、先輩や同期と学科を超えたつながりをもてることです。地道な作業も多いですがその分完成した時の達成感は、展示部署でなくては味わえません!ぜひ私たちと一緒に楽しく展示物を作成しましょう!   第17回畿央祭実行委員 展示部署長 現代教育学科2回生 小山夢乃 渋川雅   ●これまでの実行委員Blogはこちらから!

2019.04.28

第17回畿央祭実行委員Blog vol.7~アリーナ部署からの活動内容紹介!

第17回畿央祭実行委員ブログ 今年のテーマは「繋〜つながり〜」    こんにちは!第17回畿央祭実行委員会のアリーナ部署長を務めさせていただく梅林沙采と川端ひとみです!!  畿央祭の運営には6つの部署(舞台・アリーナ・広報・学内・模擬・展示)があり、その部署を管理・補佐をする実行委員長と副実行委員長の5人の統括がいます。今回はアリーナ部署の具体的な活動内容について紹介します!     アリーナ部署は、アリーナ(体育館)や小体育館などで畿央祭に来てくれた子どもたちが、楽しめるようなたくさんの遊びを用意する部署です!子どもたちに楽しんでもらうために、どんな遊びをするのか1から考えて準備をし、畿央祭に来てくれた子どもたちの対応をするのが主な仕事です。     昨年はアリーナでは、ぞうさん、ふわふわめいろ、ボールプール、ストラックアウト、ボウリングなど体を動かして遊ぶものや、小体育館では、スライム、折り紙、プラバン、塗り絵、幼児コーナー、サンクンガーデンでは、ヨーヨー釣りなど小さな子でも楽しめるような遊びも用意し、一日に一回だけ行うビンゴ大会も昨年は大盛況でした(^^) 準備することが多く当日も忙しいですが、子どもたちの笑顔にとても癒されます。また子どもの視点に立って行動するので、子どもたちと接することで初めて気づくこともあり、成長できる部分も多いです。   アリーナ部署は人数が多いので他学科の子と仲良くなれるチャンスです!アリーナ部署で最高に楽しい思い出を作りましょう!!お待ちしております(^O^)   第17回畿央祭実行委員 アリーナ部署長 人間環境デザイン学科2回生 梅林沙采 健康栄養学科2回生 川端ひとみ   ●これまでの実行委員Blogはこちらから!

2019.04.26

第17回畿央祭実行委員Blog vol.6~学内企画部署からの活動内容紹介!

第17回畿央祭実行委員ブログ 今年のテーマは「繋〜つながり〜」                                                                こんにちは!第17回畿央祭実行委員の学内企画部署長を務めさせていただく杣友亮太と川西梨々香と大西竜平です!                                                                畿央祭の運営には6つの部署(舞台・アリーナ・広報・学内・模擬・展示)があり、その部署を管理・補佐する実行委員長と副実行委員長の5人の統括がいます。今回は学内企画部署の具体的な活動内容について紹介します。 学内企画部署では、毎年お化け屋敷とスタンプラリーの企画の運営を主に行っています。                                                                  お化け屋敷では1から学内企画の実行委員でお化け屋敷を作り、畿央祭当日には実際に私たち学内企画の実行委員がお化け役になり、お客さんたちを驚かせます。毎年、泣いてしまう人がいるほどの高いクオリティーのお化け屋敷になっています!また、もう1つの企画のスタンプラリーは、毎年子供たちを対象に行っており、スタンプを貯めると景品がゲットできるという企画を行なっています!   私たちも去年実際に学内企画の実行委員を経験し、運営することの大変さもありましたが、それ以上に畿央祭を終えてみるとたくさんの友達ができ何よりも達成感に満ち溢れました!その経験から来年は部署長として畿央祭に参加したいと思い今年学内部署長となりました。     この大学生活、みんなで取り組み何かを成し遂げることは少ないと思います!また、この畿央祭を通してたくさんのことが得られると思います! 大変なこともありますが、私たちと一緒に学内企画部署で2つの企画を成功させて楽しい思い出を作りませんか!?お待ちしています!   第17回畿央祭実行委員 学内企画部署長  現代教育学科2回生 杣友亮太  人間環境デザイン学科2回生 川西梨々香  看護医療学科2回生 大西竜平   ●これまでの実行委員Blogはこちらから!