タグ

現代教育学科

2024.10.18

英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.2 ~ カナダに来て3週間がたちました!

2020年度に開設された現代教育学科英語教育コースでは、6か月間にわたって英語圏で生活し語学や異なる文化・価値観を学ぶ「セメスター留学」を2回生後期に開講。今年度は、2回生3名が、2024年9月21日(土)にカナダのビクトリアに出発しました。現地からの学生リポート第2弾です! こんにちは。現代教育学科英語教育コース2回生の川上 明莉です。現在、カナダのビクトリアに畿央大学から3人の学生とともに留学をしています。早速、現地での生活をリポートします。   2024年9月21日(土)に伊丹空港から出発しました。たくさんの友達や家族、先生方が見送りに来てくださりました。たくさんの人に見送ってもらえてとても嬉しかったです。     ホームステイ先に着いたらホストマザーとルームメイトが歓迎してくれました。毎週日曜日に天気が良ければハイキングに行く家庭なので、到着した次の日からハイキングを楽しみました。足だけ海に入りましたが9月のカナダの海はとても寒かったです。学校からの帰り道も自然が豊かなところが多くあり、よく散歩を楽しんでいます。車が右側通行で日本とは反対です。最初は見慣れませんでしたが、2週間経ち見慣れるようになりました。       学校や買い物にはバスを使って移動します。カナダではバスを降りるときに「Thank you.」と伝えてから降ります。また、日本のバスよりも出発するときの勢いが強いので立ちながらバスに乗るときは気をつけながら乗らないといけません。   休みの日にfishermans wharfに行ってきました。ダウンタウンまで水上タクシーという名前の船が出ていて乗ってきました。海の上から見るビクトリアはとてもきれいでした。       また、10月にはサンクスギビングとハロウィンがあります。飾り付けやカボチャを買いに行く準備の段階からとても楽しく、当日が待ち遠しいです。     カナダに来て、3週間。文化や言語の違いに慣れてきました。まだ、英語が聞き取れない部分があるのでこれからもっと頑張りたいと思います。     最後までご覧いただきありがとうございました。   現代教育学科 英語教育コース 2回生 川上 明莉 関連記事 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.1~今年は3人がカナダへ!   ▶ イギリス短期語学留学2024についての記事は こちら ▶ 理学療法学科 海外インターンシップ2024 in 台湾の記事は こちら ▶ カナダ短期語学留学2024の記事は こちら    

2024.10.02

英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.1~今年は3人がカナダへ!

2020年度に開設された現代教育学科英語教育コースでは、6か月間にわたって英語圏で生活し語学や異なる文化・価値観を学ぶ「セメスター留学」を2回生後期に開講。今年度は、2回生3名が、2024年9月21日(土)にカナダのビクトリアに出発しました。現地からの学生リポート第1弾です!   こんにちは。現代教育学科 英語教育コース2回生の池田 一樹です。現在、カナダのビクトリアに畿央大学の学生3人が留学中で、現地での様子をリポートしていきます。私たちが通っている語学学校、Global Village (通称GV)は以前から畿央大学の学生がお世話になっている学校で、様々な国の留学生と関わることができる学校です。     私のクラスGV4では会話をベースとした授業が展開されており、英語教員を志す私にとって、学生として、先生としての2つの視点から授業を学ぶことができるため、すごく刺激的で毎日の学校がとても楽しみです。また、様々な国や地域からの留学生がいるため、それぞれの地域の文化や生活を知ることができ、授業外での学びもたくさんあり、毎日がとても楽しいです。   カナダのビクトリアという都市は、自然が豊かで非常に落ち着いた街です。通学路に様々な野生の生き物がいて、動物が好きな私にとっては、毎日、無料の動物園にいるかのような気分です。植生や、野生に暮らす生き物も日本とは異なるため、ただ歩いているだけでもすごく楽しいです。       ダウンタウンへ出ると、お城のような議事堂や、ユニバーサルスタジオジャパンにいるかのような街並みは私たちをワクワクさせます。     中でも気になっていたものが、なんといっても日本のお菓子を扱うお店(Oni-Oni)。     ここでは日本生まれのお菓子やジュースがたくさん並んでいて、どれも恋しく、買って帰ろうと手に取りびっくり。ごく普通のハイチュウでさえ、1つ300円、400円。午後の紅茶も1本400円と破格。あれもこれもとたくさん手に取っていたものも気づけば数個。円安には悩まされるばかりです。日本に帰ったらたくさん食べたいと思います。     そしてホームステイ。私のホームステイ先にはコロンビアからの留学生がいましたが、先日違うホームステイ先へと行ってしまいました。彼が喜ぶかと思い、先ほどのお菓子のお店(Oni-Oni)でお菓子を買って彼にあげると、とても気に入った様子で、ほとんど食べられてしまいました。日本の文化が世界に受け入れられて嬉しかったですが、私の財布は泣いていました。そして彼の好きな日本語は「いただきます」です。なぜかわかりませんが、ずっと繰り返し「いただきます」「いただきます」と言っていました。彼と仲良くなれたのも日本の文化があってこそです。文化の違いがおもしろいということは世界共通だと認識することができました。   ▼ブログ掲載の許可を取り忘れたのでボカシを入れています。     また10月31日にはハロウィンがあるため、私のホームステイ先のホストマザーはせっせと毎日ハロウィンに向けての準備を頑張っています。それもそのはず。数年前までコロナの影響で、ハロウィンでさえも規制されていたため、気合いが入るのも納得です。   またGVでは、ハロウィンの日、先生でさえも仮装して学校へ行くそうです。家での準備が進むたびに、私も仮装の準備もまたしなければと焦るばかりですが、一足先にハロウィンを感じることができて、より10月31日が待ち遠しくなりました。     カナダに来て1週間、耳は慣れてきたものの、まだまだ話すことは難しいです。たくさん挑戦し、失敗して実のある半年間にしたいです。   最後までご覧いただきありがとうございました。   現代教育学科英語教育コース 2回生 池田 一樹 関連記事 ▶ イギリス短期語学留学2024についての記事は こちら ▶ 理学療法学科 海外インターンシップ2024 in 台湾の記事は こちら ▶ カナダ短期語学留学2024の記事は こちら  

2024.09.13

FMまほろばで森岡 伸枝准教授が「ジェンダー」を解説!~現代教育学科

現代教育学科 准教授の森岡 伸枝先生が近畿初の公設民営型コミュニティFM「FMまほろば」で放送中の「奈良のこれから総合研究所」に出演しました。   9月のテーマは「ジェンダー」で、森岡先生は日本でのジェンダー意識浸透の現状と浸透させるための方策やポイント、そして2024年8月17日(土)に日本学術振興会の採択を受けて実施した小学5・6年生と中学生向け体験講座「研究はたのしい!戦時期の絵本をみんなで分析!歴史とジェンダー(男の子らしさ、女の子らしさ)」の様子などを話しました。   「ジェンダー」の諸問題について具体的な事例を交えわかりやすく紹介していますので、是非お聞きください。 森岡 伸枝先生 出演番組のお知らせ タイトル 「奈良のこれから総合研究所」 放送 9月5日(再放送=12日)、9月19日(再放送=26日)※第1~4木曜日 夕方6時10分~25分 放送局 FMまほろば(79.5MHz) ※インターネットでも聞けます。https://www.jcbasimul.com/fmmahoroba 奈良県中部で地域FMを作る会のFacebookページでも番組紹介しています。https://www.facebook.com/fmradiochuwa 関連記事 ひらめき☆ときめきサイエンス「戦時期の絵本をみんなで分析!―歴史とジェンダー(男の子らしさ、女の子らしさ)」を実施しました。   【森岡准教授が読売新聞に】8/17(土)夏の無料体験講座「ひらめき☆ときめきサイエンス」   今年度3回目!畿央大学×ならコープ『こども寺子屋』を開催しました! 【現代教育学科×人間環境デザイン学科】畿央大学付属広陵こども園の園児のために椅子を製作!   【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩vol.1― 奈良・山の辺の巻~現代教育学科 岡田ゼミ 【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.2―天理本通り商店街の巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ 【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.3ー天理参考館の巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ 【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.4ー三輪そうめんの巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ 【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.5ー大神神社の巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ  

2024.09.07

イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.4~20歳の誕生日をイギリスで!

イギリス カンタベリーに短期語学留学中の学生から、留学レポートが届きました!20歳の誕生日を留学先で迎えられたとのこと。留学先での素敵な一日をご紹介します。   今日は私の20歳の誕生日でした。すごくすごく大事な日を海外で過ごすことについて決心するまでには時間がかかりました。それでも海外で過ごすと決めたからには楽しもうと思っていました。ドキドキしながら1日が始まりました。朝はいつも通り朝食を取り学校まで徒歩で向かいました。     昨日の授業で一人ずつ誕生日を言うという機会があり、今日が私の誕生日であることを先生も知っていました。学校に登校した瞬間からたくさんの人にお祝いしてもらい嬉しかったです。   初めの授業はいつも通り2人1組のペアになりゲームをしていきました。次の授業では先生や他の国から来ている生徒がお菓子を持ってきてくれて小さいパーティーをしました。その後リスニング問題を取り組みました。     金曜日はwalk&talkという放課後の取り組みがあります。みんなでサンドウィッチという街に行って裁判所などを見ました。たくさんの話を聞けて、またイギリスの文化に触れられて良かったです。バスでカンタベリーに帰って来ると、サプライズでみんながお祝いしてくれました。すごく幸せな1日になりました。   現代教育学科 2回生 吉岡 咲楽 関連記事 イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.1~台風を乗り越え無事到着! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.2~語学学校での勉強がスタート! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.3~語学学校や観光の様子をご紹介!   カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.1~日本出発からホームステイ開始まで カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.2~現地での授業がスタート! カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.3~ビクトリアでの生活!   イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.1~イギリスに到着するまで イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.2~語学学校での勉強がスタート! イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.3~ホストファミリーとの生活をレポート! イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.4~帰国レポート!  

2024.09.05

イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.2~語学学校での勉強がスタート!

こんにちは。教育学部現代教育学科1回生の松井めいです。現在、イギリスのカンタベリーに留学中です。学校での授業の様子や放課後の観光についてレポートします。     イギリスに到着して3日が経ち、カンタベリーでの生活に慣れてきました。私たちは語学学校のConcorde International に通って英語の勉強をしています。クラスでは、文法、ディスカッションについての学習を中心に先生とだけでなく、様々な国から来た学生を話しながら授業を進めていきます。 今日の授業では、ペアでワークシートの質問文を読みながら、自身の意見について話し合いました。自分の意見を英語で言う練習だけでなく、英語を通して他国の文化を知れる良い機会になったと思います。また、休み時間には互いの言語を教え合ったりしました。     午後からは、Concordeの日本人スタッフの方の引率の元、全員でバスに乗って、Whitstableという海辺の町に行きました。そこではフィッシュ&チップスを買い海岸で海の景色を眺めながら食べました。イギリスではお酢と塩をかけて食べるそうで、お酢の酸味が効いていてとても美味しかったです。     ホストファミリーはとても優しく、カンタベリーのおすすめの観光スポットを教えて下さったり、作ってくださる夕食も日本の料理に近いものを考えてくださったりしています。初めは彼らの話すスピードが速く聞き取りにくく、自分が英語を話すことも緊張して簡単な単語でしか話せなかったのですが、ほとんど毎日夜に一緒に会話をすることで、自分の言いたいことを言えるようになってきました。     まだまだ日本との生活の違いで慣れないことは多いですが、色んなことに挑戦して、さらに自信をつけられるように日々を過ごしていきたいと思います。     現代教育学科 1回生 松井 めい 関連記事 イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.1~台風を乗り越え無事到着!   カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.1~日本出発からホームステイ開始まで カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.2~現地での授業がスタート! カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.3~ビクトリアでの生活!   イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.1~イギリスに到着するまで イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.2~語学学校での勉強がスタート! イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.3~ホストファミリーとの生活をレポート! イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.4~帰国レポート!  

2024.09.04

【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.5ー大神神社の巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ

教育学部現代教育学科で生活科・社会科を専門とする岡田良平先生のゼミでは、フィールドワークを行っています。行き先はゼミ生が決定し、みんなで楽しめるように体験学習や解説の工夫を取り入れることで、将来先生になったときに、「こんな社会見学にしたい!」という練習の場にもなっています。ゼミ生によるレポート最終回は、大神神社です! 岡田ゼミ、現代教育学科4回生の馬場です。   三輪そうめんをお腹いっぱい食べた後は、大神神社 を参拝&クイズです。大神神社は、私が高校生の頃から年に2回 家族と訪れる場所でもあり、今回フィールドワークで来ることができたこと、私が知っている大神神社の魅力をみんなに紹介できたことを大変嬉しく思います。 日本最古の神社へ! 大神神社の中に入る前に日本最古の神社であることや、鳥居の由来や種類などの知識を伝えました。みんな真剣な顔つきで説明を聞いていました。鳥居に関しての3択クイズもして、みんなの意見が分かれました。正解者には折り紙で作ったリボンをプレゼント!しました。   ▼ 大神神社の入口にある大きな鳥居     ▼ 大神神社の豆知識を紹介     次は縁結びで良く知られる夫婦岩がある場所で三輪の神と人間の女性の恋物語について説明しました。運命の赤い糸に乗せられてお賽銭をチャリン♪ここでは正しい参拝の仕方についてクイズをだしました。みんな手作りリボンをもらうために苦戦しながらも頑張っていました。     ▼ 恋物語を聞いた後は、クイズに挑戦!     次は拝殿です。この大神神社には本殿がなく、三輪山を神としているため拝殿の後ろにある三輪山に向けて参拝をします。そのあとはおみくじを引きみんなでワイワイ楽しみました。私はお正月におみくじを引いたので今回はしていませんが、また次のお正月の参拝の際は大吉を引こうと思います。   ▼ 拝殿     ▼ まずはみんなでぐるぐる罪祓い!     ▼ ご神体である三輪山に向かって手を合わせました。     ▼ さあ、ここでお勉強タイム!     ▼ みんなで盛り上がったおみくじ     ▼ 人形(ひとがた)に願いを込めて!     ▼ なで兎をなでて体の不調の改善を祈ります。   くすり道   次はくすり道です。名前の由来は道の両脇に薬草があるからだそうです。小雨が降る中、またまたクイズに挑戦!正解者はリボンがもらえるため「リボンが欲しい!!」という気持ちが伝わりました。   ▼ ここでもクイズ!     ▼ 小雨が降った後で涼しかったです。   狭井神社 くすり道を抜けると次は狭井神社です。ここは健康の神で知られる神社で、参拝すると健康でいられます。参拝したみんなはもう無敵です!     裏には三輪山から流れてくるご神水があり、一杯飲んで体力復活!     また右側にはご神体である三輪山に登る入口があります。ご神体であるため入るには厳しいルールも決められています。私は一度登ったことがありますが今回は天候や時間帯的に実施していませんでした。また訪れた際にぜひ登ってほしいと思います!   そしてクイズも2問!ここでクイズは最後になるのでリボンを集めるのに必死の3回生でした。 久延彦神社 展望台を上り、その先は学問の神である久延彦神社です。     私がいつもお世話になっている神社でもちろんお守りも持っています。今回は教員採用試験の合格を願い参拝しました。たくさん掛けられている可愛い絵馬に魅了されながら3回生も今後の活躍を祈って参拝しました。   クイズ正解者に渡していたリボンの意味は… そして、最後にクイズに正解するごとにプレゼントしていたリボンについて説明しました。実は今までのリボンには色ごとにポイントをつけていました。集めたリボンを手に持ち、ポイントを数え、ポイントが高かった上位3名には可愛い手作りのマスコットキーホルダーをプレゼント!たくさん歩き回って疲れていましたが、最後は笑顔で終わることが出来ました。 最後に… 今回、奈良の天理・桜井へ岡田ゼミとして初めてのフィールドワークに行くことができ大変嬉しかったです。その理由として、私はフィールドワークに行きたいと思いこのゼミを選びましたが、ゼミ生が私1人であったため学生同士でフィールドワークをすることは叶いませんでした。今年は3回生が8人入って来てもらえたため、念願のフィールドワークを実施することができました。   大神神社は家族で何度も訪れている場所であり、今後も絶対訪れる場所であるので、大神神社の紹介をしてみて良い体験だったと感じています。元々知っていたことに加えて、調べて新たに知ったこともたくさんありました。   事前に大神神社の紹介をする際はただ紹介するだけでは聞き手も飽きてしまうのではと思い、「クイズを入れてみよう」と考え、「クイズを解くだけじゃつまらないかも」と思い自作の折り紙のリボンやマスコットキーホルダーを用意するなど試行錯誤を重ねました。私なりのフィールドワークが出来ました。   学年は違ってもこの2学年の交流や学びを深められる機会があることに大切さを感じられました。先輩と後輩そして先生との絆を築いていくためにも、これからもフィールドワークを続けてほしいと思います。   現代教育学科 4回生 馬場 美帆 岡田先生による「編集後記」 今回のフィールドワークは「大和を歩く」というタイトルに込めています。   2023年4月に弊学に着任が決まり、師匠の野間晴雄先生が早速送って下さった本が『大和を歩く〜ひとあじ違う歴史地理散歩〜』という本でした。いつか奈良でフィールドワークをする際はタイトルをパクろうと決めていました。なぜなら、私が学生時代にお世話になった故・高橋誠一先生、故・小泉泰一先生、野間晴雄先生へのオマージュでもあるからです。この先生たちは奈良に縁のある先生たちでした。   昨年、あるフィールドワークに参加した際に、学生から小さな声で「内容が難しすぎてよくわかりません。」と言われました。その時、学生目線のフィールドワークをどのように組むのかというテーマが今回の構想を練るきっかけになりました。そんな時、学内の研修で「わざわざ奈良まで来て学ぶことに価値を見出せる大学であるにはどうしたらいいのか」という講演を聞き、見事(珍しく)閃いたのです。   「そうか!どっぷり奈良を満喫するフィールドワークにしよう!地域の価値と魅力を見直す機会にしよう!そして、教育学部の学生らしいものにしよう!」   すぐに学生とどんなフィールドワークなら満喫できるのかを相談しました。そして、私が絶対に大切にしたいと思っている宮本常一の「あるく、みる、きく」に、「たべる、あそびごころ」を付け足しました。これは五感を使って感じるだけでなく、学生らしい遊び心こそが楽しみながら学び、郷土愛を育むと思っているからです。   学生たちが天理、桜井というローカルなまちをどのように「たんけん」し、楽しんでくれるのか。たった1冊のスケッチブックに地域の魅力を詰め込み、教育学部の学生らしく創意工夫して説明する学生。クイズに参加し、食べ歩き、楽しみながらも真剣に参加する学生。歩いた歩数はみんな16,000歩以上、撮影した写真の合計は10人で約1000枚でした。   教員採用試験の合間に必死に準備をしてくれた先輩の姿に、後輩たちは感謝と尊敬の気持ち、次は自分たちが頑張ろうという決意を感じました。新たな良い伝統が生まれる瞬間にみんなが実感を持って立ち会えるってそうそうないですよね。   岡田ゼミ「大和を歩く」シリーズ第1弾は、恩師の先生方の想いに沿いつつ、教育学部ならではのフィールドワークになりました。   現代教育学科 講師 岡田良平 関連記事 【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩vol.1― 奈良・山の辺の巻~現代教育学科 岡田ゼミ 【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.2―天理本通り商店街の巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ 【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.3ー天理参考館の巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ 【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.4ー三輪そうめんの巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ 【現代教育学科×人間環境デザイン学科】畿央大学付属広陵こども園の園児のために椅子を製作! 【森岡准教授が読売新聞に】8/17(土)夏の無料体験講座「ひらめき☆ときめきサイエンス」 Blog 6/21(金)ならコープとのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.1~現代教育学科教員が22年ぶりの再訪! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.2~コンケン大学でワークショップに参加! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.3~タイ農村部の教育的課題って? タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.4~学校での授業実践を通じて

2024.09.03

今年度3回目!畿央大学×ならコープ『こども寺子屋』を開催しました!

畿央大学とならコープが子どもの居場所づくりに取り組むコラボ企画第4弾『こども寺子屋』が、2024年8月23日(金)にならコープ真美ケ丘店で開催されました。5月17日(金)、6月21日(金)に引き続き今年度3回目の開催となります。参加した現代教育学科1回生によるレポートです! 今回は地元の小学生9名と畿央大学現代教育学科1・2・3回生10名(学校教育コース6名、幼児教育コース1名、英語教育コース2名、保健教育コース1名)が参加しました。小学生1人に対して、大学生も1人ずつ接することができ、とても打ち解けやすい環境になりました。     今回は、宿題をする合間に1階のならコープ店舗内で館内放送イベントを実施しました。放送では、小学生が考える『ならコープのおすすめ商品』を紹介しました。学生のサポートのもと、自分たちで原稿を考えアナウンスしました。   子どもたちの中には、学年をまたいで3人で一緒に放送をするグループがあったり、中学年の子が低学年が読む原稿にふりがなをつけてあげている場面もありました。自分たちで原稿を考え、実際に普段行くスーパーで放送するという体験は、今までにない達成感を感じられ、小学生のみなさんにとって貴重な体験になったと思います。     『こども寺子屋』という企画は、「子どもの居場所づくり」と「保護者の負担軽減」を目的とした取り組みです。そして教職をめざす私たち学生にとっては、小学生とかかわることができる貴重な機会です。教えることの難しさを感じるとともに、改めて教師になって子どもたちとかかわりたいという思いが強くなりました。また今後の活動を通して子供たちとの関わりをさらに増やしていきたいです。     現代教育学科 1回生 川副 心結   関連記事 6/21(金)ならコープとのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! 【小学生対象】畿央大学×ならコープ「こども寺子屋」を8/23(金)に開催します。  ならコープとのコラボ「らくらくお料理パック」第1回試作会を開催!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 学生考案のメニューがならコープらくらくお料理パックに新登場!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良

2024.09.02

【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.4ー三輪そうめんの巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ

教育学部現代教育学科で生活科・社会科を専門とする岡田良平先生のゼミでは、フィールドワークを行っています。行き先はゼミ生が決定し、みんなで楽しめるように体験学習や解説の工夫を取り入れることで、将来先生になったときに、「こんな社会見学にしたい!」という練習の場にもなっています。ゼミ生によるレポート第四弾は、三輪そうめんの食レポです! 岡田ゼミの田中、玉越です。桂くん、尾前さん、天理参考館の巻 紹介ありがとうございました!続いて、三輪そうめん編です!     くもり空の中、万葉まほろば線三輪駅から歩いて5分ほどで乾製麺所 というお店につきました。店内に入った途端、土砂降りになり始め、日ごろの行いの良さを改めて感じました!   このお店は流しそうめんを店内で堪能できるところで、僕たちは流しそうめんをしたことがなかったので、すっごく楽しみでした。   数年前までの乾製麺所では、お店の前にそうめんが干されていたそうですが、今は改装されており、店内や二階などにそうめんが干されている様子が見られました。   ▼ 乾製麺所     ▼ 店内にそうめんが干してある様子     注文を終えると、さっそくこのようなものが机に並べられました!     いきなりですが、これはいったい何でしょうか?   ①タケノコ ②そうめん ③チー鱈   正解は・・・ ② のそうめんでしたー!実はそうめん節といい、そうめんを干している時の、折れ目に当たる部分だそうです。普段食べる水で戻したそうめんとは違って、塩味が効いていて、お菓子のような味わいでした。 いよいよ… 流しそうめんが始まります!       流しそうめんは、しいたけベースのつゆがそうめんによく絡み、のどごしが最高でした!     そして、ここでなんと!追加のそうめん束と天ぷらも登場!     アツアツ、サックサクの天ぷらが、そうめんを口に運ぶ手を止めさせてくれませんでした。     ごちそうさまでしたー!そうめんのおいしさに感動し、堪能させていただきました!!   そうめんに舌鼓を打ったところで、最後の目的地、縁結びの神社!?大神(おおみわ)神社の巻にバトンタッチです。   教育学部 現代教育学科 3回生 田中 瑠惟、玉越 由真 関連記事 大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.1― 奈良・山の辺の巻 ― ~ 現代教育学科 岡田ゼミ 大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.2― 天理本通り商店街の巻 ― ~ 現代教育学科 岡田ゼミ 【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.3ー天理参考館の巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ 【現代教育学科×人間環境デザイン学科】畿央大学付属広陵こども園の園児のために椅子を製作! 【森岡准教授が読売新聞に】8/17(土)夏の無料体験講座「ひらめき☆ときめきサイエンス」 Blog 6/21(金)ならコープとのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.1~現代教育学科教員が22年ぶりの再訪! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.2~コンケン大学でワークショップに参加! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.3~タイ農村部の教育的課題って? タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.4~学校での授業実践を通じて

2024.09.01

【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.3ー天理参考館の巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ

  教育学部現代教育学科で生活科・社会科を専門とする岡田良平先生のゼミでは、フィールドワークを行っています。行き先はゼミ生が決定し、みんなで楽しめるように体験学習や解説の工夫を取り入れることで、将来先生になったときに、「こんな社会見学にしたい!」という練習の場にもなっています。ゼミ生によるレポート第三弾は、天理参考館です!   商店街の皆さん、垣内くん、岡本さん、天理本通り商店街の巻の紹介をありがとうございました。   天理ラーメンと食べ歩き班に分かれて行動した後に、みんなで天理参考館へお邪魔しました。   天理大学附属天理参考館とは、天理大学の中にある世界各地の生活文化資料・考古美術資料を収集、研究、展示する博物館です。各地の資料を通してそれぞれの地域に住む人々の生活や歴史を知り、お互いの心を理解することを目的としている博物館です。(博物館HPより引用)   ▼ 天理参考館     この日は雨が降ったりやんだりと湿度が高く、じめじめしていました。ゼミ生は湿気と熱気に苦しめられていましたが、参考館の入り口が開くと、とっても冷房が効いていて“みんなHAPPY SMILE( ´艸`)”でした。涼しい館内で考古美術資料や海外の文化についての資料を見学させていただきました。   約30万点にも及ぶ資料を収蔵する博物館です!すごい!さあ、世界一周旅行に出発だ!!   今回は、見学時の写真を中心にゼミ生の姿を紹介します。   ▼ オルメカ石頭像     まず初めに入り口付近にてオルメカ石頭像を発見。大きな石を加工して作ったそうです。像のモデルになったのは当時の支配人ともスポーツ選手ともいわれています。像の前ではこの顔をしてしまいますね。     次に石像とポーズをとってみました。なんだか、写真から出てきそうな迫力がありますね。     ゼミ長の田中くんは、様々な視点から仮面を観察しています。仮面から文化を推測できるのが、作品を見ることの醍醐味ですよね。   ▼ 昔の一軒家     昔の暮らしを知ることができました。中には明治天皇ご一家の写真が飾られていました。当時の人がいかに工夫して家を建てていたのかが分かりました。     力強い玉越くん。 隣の像とどちらが強いでしょうか?     教育学部生の雰囲気が出ていますね。すごく楽しそうなゼミ生です。思わず将来、教壇に立った時の姿を想像してしまいました。   ▼ 中国の装飾品     とてもきれいな中国の装飾品です。紅い布には、客への歓迎と店舗に禍を除いて福を招く意味があるとされています。     鏡越しに馬場先輩と一緒に撮影しました。玉越君はボディーガードです!   色々な形の土偶がありました。どれも形が違って何だかかわいいなと思いました。参考館では、自分たちが教科書で見たことのある埴輪や青銅鏡などを実際に見ることができました。     大学生になってから、畿央大学以外の大学に行く機会がなかったので、お互いの大学のいいところを見つける良い機会となりました。インターネットで調べることが多い私たちですが、実際に実物をいろんな角度から見ることによって知ったこと、分かることが多かったです。直接体験することでさまざまな思いを巡らせたり、歴史などを共感しながら学べたり五感で学びを深めることができました。   最後にみんなで暖をとりました(当日はすごく暑かったですが…)     天理大学附属天理参考館の皆さん、ありがとうございました。   次はおいしいそうめんの巻へバトンタッチします。   教育学部 現代教育学科 3回生 桂 佑弥、尾前 知香 関連記事 大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.1― 奈良・山の辺の巻 ― ~ 現代教育学科 岡田ゼミ 大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.2― 天理本通り商店街の巻 ― ~ 現代教育学科 岡田ゼミ 【現代教育学科×人間環境デザイン学科】畿央大学付属広陵こども園の園児のために椅子を製作! 【森岡准教授が読売新聞に】8/17(土)夏の無料体験講座「ひらめき☆ときめきサイエンス」 Blog 6/21(金)ならコープとのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.1~現代教育学科教員が22年ぶりの再訪! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.2~コンケン大学でワークショップに参加! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.3~タイ農村部の教育的課題って? タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.4~学校での授業実践を通じて 現代教育学科  

2024.08.28

【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.2―天理本通り商店街の巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ

  教育学部現代教育学科で生活科・社会科を専門とする岡田良平先生のゼミでは、フィールドワークを行っています。行き先はゼミ生が決定し、みんなで楽しめるように体験学習や解説の工夫を取り入れることで、将来先生になったときに、「こんな社会見学にしたい!」という練習の場にもなっています。ゼミ生によるレポート第二弾は、天理本通り商店街です!   岡田ゼミ、現代教育学科3回生の垣内と岡本です。中西くん、紀ノ定さん、奈良・山の辺の紹介をありがとうございました!   私たちは二手に分かれて、天理教の文化が感じられる天理市本通り商店街を散策しました。     ▼ 天理本通り商店街   岡本さん視点の商店街レポート 商店街を散策する道中で岡田先生から解説をしていただきました。   ▼ 商店街について解説する岡田先生     岡田先生から商店街が始まる前からあるお店や、今では珍しい文具屋や金物屋などについての解説を受けることで、商店街についての知識を深めながら楽しく散策することができました。   ▼ 天理袋物株式会社     ▼ 細川勉強堂     ▼ 弓仲金物総本店     また、商店街には天理教の神具店が多数あり、天理教の御神酒や法被、正装だけでなく、天理限定の缶バッチやタオルなどのグッズを売っていました。時々、天理教の法被を着ている人が歩いていました。   ▼ 天理教のグッズ     ▼ 天理教の法被(前)     ▼ 天理教の法被(後ろ)     道中には天理大学が運営しているCaramel Marketというクレープ屋さんがあり、みんなでクレープを食べました。このお店は天理大学と地域の魅力を発信する場として運営されているそうです。ちなみに店舗名の由来は「大学と地域を絡める(カラメル)」だそうです。   畿央大学とは違う、他大学の取り組みを知る面白さがありました。また様々な味のクレープを堪能することができて大満足でした。天理市本通り商店街に行った際は是非食べてみてください。   ▼ 左からパインレアチーズ、バナナチョコブラウニー、ベリーのレアチーズ     ▼ 商店街を楽しむゼミ生     垣内さん視点の商店街レポート   一方僕達は、岡田先生が解説をしてくださっているとは露知らず、この日は湿度も気温も高かったため、甘いものが売っていて休める場所はないのか・・・と呑気にお店を探し回っていました。そして、一緒に居た2人ともが「ここがいい!!」となったのは、天理教教会本部神殿近くの「いって茶寮」さんです。   ▼いって茶寮     僕達が入るや否や、優しい店主さんが手招きしてくださり、梅昆布茶を出してくださいました!   ▼ 店主さんが淹れてくれた梅昆布茶     飲むと昆布の程よい塩味と、梅のさっぱりした酸味が感じられ、夏にぴったりだなと思える美味しい飲み物でした!他にもかんろ糖やロシアンクッキーなど、昔から愛されているお菓子が置かれていました。その中でもかんろ糖は、デザインも可愛く甘くて美味しかったです!   ▼ お店で買えるかんろ糖     買い物を済ませた後も、店内のベンチに座らせていただき、僕達の時間が許す限り、次の目的地である天理大学附属参考館の名前の由来や、参考館にはどのような展示物があるのかなどを教えてくださいました。ふとした瞬間に素敵な発見や、出会いが生まれるのもまたフィールドワークの良さなのかなと実感できた瞬間でした。店主さんにお礼を伝え、事前知識も入って準備は万端!いざ参考館へ!   ▼ 休憩したことで元気いっぱいのゼミ生     ▼ 参考館に向かっているゼミ生     次は天理大学附属参考館の巻 にバトンタッチします。   教育学部 現代教育学科 3回生 垣内 智樹 岡本 茉里 関連記事 大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.1― 奈良・山の辺の巻 ― ~ 現代教育学科 岡田ゼミ 【現代教育学科×人間環境デザイン学科】畿央大学付属広陵こども園の園児のために椅子を製作! 【森岡准教授が読売新聞に】8/17(土)夏の無料体験講座「ひらめき☆ときめきサイエンス」 Blog 6/21(金)ならコープとのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.1~現代教育学科教員が22年ぶりの再訪! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.2~コンケン大学でワークショップに参加! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.3~タイ農村部の教育的課題って? タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.4~学校での授業実践を通じて