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看護医療学科

2019.10.07

海外インターンシップ2019 in オーストラリア報告会!~看護医療学科

2019年10月5日(土)、看護医療学科の海外インターンシップ研修の成果発表会を行いました。   ▼発表前の様子(午前中、河野学科長からの差し入れをいただきながら、パワーポイントの修正をしました。)   12時からL301講義室で、2019年海外インターンシップ研修報告会を行いました。   ▼2019年海外インターンシップ研修報告会スタート   発表内容は、主に8日間で訪れた施設(Blue Cross Livingstone Gardens、La Trobe大学、BECC、オースティン病院)やJulieさんの講義についての概要と学びについて発表を行いました。Blue Cross Livingstone Gardensでは、「個別性を大切にし、患者さんの生活や価値観を尊重すること、時代背景を捉えて支援すること、世代間交流について」、La Trobe大学では、「日本のような受け身という授業形態とは違い、学生が主体となった授業であるという違いについて」、BECCでは、「身体拘束や認知症の患者に対してのケアについて」、オースティン病院では、「多民族国家であることから、イスラム教徒の礼拝のためのスペースや、手を洗う場所が完備されているなど、スピリチュアルを大切にすることの取り組みについて」、Julieさんの講義では、「ACPや緩和ケア、終末期ケアについて」の学びを発表しました。   ▼訪問先にて   この報告会に学長、学科長をはじめ、看護医療学科の先生方、昨年度に海外インターンシップ研修に参加した先輩を含む学部生、合計24名の方々にご参加いただきました。たくさんの方にご参加いただき、嬉しく思いました。発表は緊張しましたが、私たちが8日間で学んだことを伝えることができたと思います。   ▼質疑応答の様子   発表終わりには、質疑応答の時間を設け、冬木学長を含む3人の先生方から質問・コメントをいただきました。学長から、「オーストラリアと日本の違いについて気づいたことは何か」という質問をいただき、その時は、気づいたことはいろいろあったけれど、言葉にすることがなかったため、改めて考えるきっかけになりました。一番驚いたことは、「オーストラリアでは、家族サービスを大切にしていることで、平日はスーパー以外の店は開店するのが遅く、閉店するのが早いこと」が日本とオーストラリアの生活スタイルの相違点だと回答しました。   この報告会をもって海外研修を無事終えることができました。 研修を通して、高齢者との世代間交流の実際と意義、メルボルンの高齢者ケアや緩和ケア、オーストラリアの保健・医療・福祉制度について学ぶことができました。 海外研修で学んだこと、経験したことをこれからの学習に活かしていきたいです。                           看護医療学科2回生 胡内千智   【関連記事】 看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.6(教員総括) 看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.5 看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.4 看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.3 看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.2 看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.1

2019.10.07

令和元年度 看護医療学科卒業研究発表会を開催!

2019年10月5日(土)9:30~16:00、看護医療学科4回生97名が各教員のゼミに所属し半年かけて頑張ってきた「卒業研究」(看護医療学科4年次科目)の発表会が開催されました。     皆さん、こんにちは。看護医療学科4回生です。本日は、卒業研究発表会の報告をいたします。看護医療学科では、3回生前期から卒業研究の授業で講義を受けたあと、12月頃にゼミ担当教員(1ゼミの学生4-5人)が決定し、4回生の9月末頃まで研究活動に取り組んでいます。文献研究が中心になりますが、今までの講義や臨地実習で見たこと知ったことが実際にはどのように研究され、成果として公表されているのかを分析し、論文を作成しています。本日はその研究成果を発表しました。   【ブロック2:林・須藤・小林ゼミ】 卒業研究が始まったころは、論文の作成をどのように進めていけばよいのか全く分からない状態でした。しかし、ゼミの先生から丁寧なアドバイスをいただき、同じゼミのメンバーとともに、それぞれ異なる論文テーマについて、多角的な視点から意見交換を行い、励まし合いながら取り組むことができました。その成果もあり、卒業論文を無事完成させることができました。                                                                    発表会では、それぞれが異なったテーマで、これまでの学習や実習を通した経験をもとに個性のある素晴らしい発表会になっていたと感じました。                                                               今回の卒業論文を通して、半年間一つのテーマに沿って研究をした学びから、自分の求める看護師としてのありかたについて考えることが大切であると感じることができました。これから働いていく中でも、日々の経験からの学びを活かし、自身の看護観につなげていくとともに、患者さんに寄り添える看護師を目指していきたいです。     林ゼミ:荒川佳美・石田智香・佐々木樺李乃・高松里菜   【ブロック3:岡・乾・秋山ゼミ】   実習中で忙しいにも関わらず、先生方や3回生の皆さんもたくさん出席してくださり、ありがとうございました。ゼミの所属が1月に決まり、そこから就職活動やインターンシップ実習、国家試験勉強と平行しながら、週に1回担当の先生のゼミ室に集まり、卒業研究を進めてきました。検索ヒットした大量の論文を分析したり、海外の英語論文を訳せず読むのに時間がかかったり等、研究を進めていくうえで困難なことも数多くありました。そのたび担当の先生やゼミの仲間に助けてもらいながら、卒業研究を終了することができました。   私たちのゼミでは、「抗がん剤の曝露と対策」「看護師のバーンアウトの要因と課題」「自殺の現状と自殺に影響を及ぼす要因」「摂食障害の実態」というテーマについて研究し、発表を行いました。今回の発表に向けてパワーポイントを作成し、先生やゼミの仲間にチェックして頂いたりもして、一生懸命取組んできた研究成果を今日発表することができ、嬉しく思います。     この卒業研究で自分自身やゼミの仲間が研究したテーマ、今日の他のゼミの発表で学んだことは、来年から看護師として働くなかで、役立てていきたいと思います。                    乾ゼミ:岸田真歩・藤本祐美・湊本みのり・吉田美緒       今年度、着任後はじめての卒業研究指導でしたが、1人ひとりの問いを大切に、個人のチカラを信じることをモットーに、無事この日迎えることができたことをとても嬉しく思います。学生同士で文章チェックをするなど、学び合う仲間として良い関係の中でゼミが運営できました。 ゼミ生一人ひとりの今後のご活躍を祈っています。    ゼミ担当教員 上仲久   合計21のゼミ生たちが発表を終えました。在学中に学んだことを卒後に臨地の場で活用して、将来は看護実践の場の変改をもたらす看護職となってほしいと願います。今回の卒業研究から学会発表に繋げるなどさらに自己研鑽に励んでくださいね。   【関連記事】 平成30年度卒業研究発表会を開催!~看護医療学科 山崎・林田・對中・大友・文ゼミ 平成29年度卒業研究発表会を開催!~看護医療学科

2019.10.05

第17回畿央祭実行委員Blog vol.21~舞台部署長からのメッセージ!

第17回畿央祭実行委員の舞台部署です。 舞台部署は今年、今まで冬木ホールで行っていたパフォーマンスを冬木ホール前で行うという新たな挑戦をします!その名も…“スマイルステージ”です! 入口に近く、休憩所も兼ねており飲食も可能です。ぜひ、お立ち寄りください!     また、例年通り野外ステージでもパフォーマンスを行います! 吉本芸人をはじめとした圧巻のパフォーマンスはもちろん、舞台部署が全員で作成したバックパネルにもご注目ください!!   第17回畿央祭実行委員 舞台部署長 健康栄養学科2回生 奥修市郎 穂住俊輝   ●畿央祭『繋〜つながり〜』特設ページ ●これまでの実行委員Blogはこちらから!

2019.10.02

卒業生との意見交換会&同窓会を開催!~看護医療学科山崎ゼミ

こんにちは!看護医療学科4回生の山﨑ゼミ生です! 卒業研究発表会が近くなってきているということでその発表の練習も兼ね、9月28日午後に前年度までに卒業された山崎ゼミの先輩方と現在の山崎ゼミ生、大学院の山崎ゼミ生12人で、山崎ゼミ同窓会&交流会を開催しました。   第1部(認知症についての話、卒業生・在校生の意見交換会)  ミニ講義では「急性期における認知症高齢者の対応」について、現状や実際の対応の仕方などについて詳しく話を聞くことができ、とても勉強になりました。   意見交換会では、山崎ゼミの卒業生の方とスィーツを食べながら、楽しく談話をさせていただきました。そして先輩方が1年目の看護師として働く中での悩みなどを話してくださり、そんななかでも、今後の課題や、もっとどんな看護をしていきたいと考えているかを聞いて、とても尊敬でき、刺激を受けました。実際に自分が働く姿も想像することができ、とても参考になりました。また、大学院での話も聞き、卒業研究で学んだことがどのように広がっていくのか理解できました。   また、Orange Project(認知症の啓発活動をしている組織の名称)としての報告もさせていただきました卒業しても自己研鑽しないといけないのだと強く感じました。今後、Orange Projectの活動をしていく上でのアドバイスもいただき、これから卒業まで、Orange Projectを後輩にも受け継いでもらえるよう、頑張りたいと思いました。   看護医療学科4回生 今村美穂 ・辻林もも     第2部(卒研発表の予演会) ゼミ予演会では、卒業研究発表会に向けて作成したパワーポイントを用いて、自身が行った研究内容について発表しました。発表後は卒業生や教員、ゼミ生同士でパワーポイントや発表方法の良い点と改善点を伝えあい、本番の卒業研究発表会でより良い発表ができるように見やすい載せ方、説明方法などを助言し合いました。昨年の発表会を経験した卒業生や、何度も卒業研究の指導をされている教員からの助言はとてもありがたく、心強く感じました。本番前にこのような機会があり緊張もしましたが、発表内容がより深まったと感じます。本番では予演会よりも良い発表ができるように努力したいと思います。   看護医療学科4回生 野口美波・藤井梨恵     ~第3部(交流会)~ 1・2部が終わった後には、交流会として先生が焼肉パーティーを開いてくださいました。途中からは2年上の先輩も参加してくださり、とっても美味しいお肉やお鍋をいただきながら、国家試験の勉強方法や先輩方の近況を聞かせていただいたり、恋愛トークも交えたりして盛り上がりました。アルコール無しでしたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。 看護医療学科4回生 田中香名子     楽しみながら、就職後・進学後にためになる話をたくさん聞くことができ、とても良い会になったと感じました!先生方、卒業された先輩方、本当にありがとうございました!     卒業生の声 今回の勉強会で改めて認知症高齢者を取り巻く周囲環境の現状や改善の必要性を理解することの大切さを認識することができました。また現ゼミ生の方々がそれぞれの目的を持って卒業研究に取り組まれ、認知症への理解を広める活動を行っていることを知ったことで私自身もさらに自己研鑽に努めねば!!と良い刺激を受けました。                         看護医療学科 2019年3月卒業生(8期生)  野並あこ                                                                               学生の頃と違い、実際に病棟で働き始めたことにより、急性期における認知症高齢者への関わりについての問題点など、より現実的な問題として考えることが出来ました。また、同期との現状報告や、現ゼミ生との交流によって、改めて自分が何を目指して看護をしていたのか、振り返るきっかけにもなりました。認知症高齢者への関わりについて、今後も現場から何ができるか、勉強と実践を繰り返していけたらと思います。   看護医療学科 2019年3月卒業生(8期生) 前田理佳子   現ゼミ生との交流の場では、認知症の啓発活動に取り組んでいる熊本大学へ訪れたり、オレンジプロジェクトを畿央大学でも立ち上げたりといった話を聞かせていただきました。私の現役時代に経験しなかった活動にも取り組まれており、認知症について興味を持ってくれる後輩たちが増えればいいなと思いました。                  看護医療学科 2019年3月卒業生(8期生)   島野綾子                                                                               山崎先生の講義をうけ、病棟でも原因疾患の治療だけでなく認知症の症状緩和にも務めていけるようにしたいと思いました。交流会では同期のゼミメンバーと現状を報告したりと、先輩や後輩の活動の様子を聞くことができ、自分も今以上に仕事を頑張ろうと思いました。認知症に関する活動は今後も続いていくといいなと思いました。   看護医療学科 2019年3月卒業生(8期生) 井上美香   卒業以来久しぶりに山崎先生やゼミ生たちに会い、近況報告や大学時代の話に花を咲かせました。それぞれの話に刺激を受けながら自分もっと看護師として頑張っていこうという気持ちになりました。少しの間でしたが、私にとって貴重な時間となりました。久しぶりに皆さんに会えて懐かしく思いました。またこのような機会があればぜひ参加したいです。また、畿央大学にもぜひ立ち寄りたいと思います。      看護医療学科 2018年3月卒業生(7期生) 的場郁恵     私は大学院の山崎ゼミ生として、当日飛び入り参加しました。学部の山崎ゼミ生とは、認知症カフェやRUN伴などで一緒に活動していたため、久しぶりに卒業生も来ると聞いて楽しみにしていました。   4回生の卒論予演会では、内容がよくまとまっており、見やすいパワーポイントを作成していて感心しました。現在、看護医療学科の3回生は領域実習中ですが、実習で使用できる回想法や、知っておいてほしい家族の介護負担・家族介護者のコミュニケーションなど興味深い内容が多く、ぜひ3回生にも聴講してほしいと思いました。   卒業生からは、新人看護師として働く悩みや自分が次に先輩となった時、後輩に教えることができるのかなどの不安も聞かれましたが、自分の働く様子を語る時の自信に満ちた表情に、頼もしさや成長を感じました。現ゼミ生達も真剣な眼差しで先輩達の話に聞き入っており、このようなゼミの先輩・後輩が集まる機会は互いの成長に繋がるのだと実感しました。今後、皆さんが大学院へも進学してくれて、学部生・院生を交えたゼミ生の集いが続くことを願っています。   健康科学研究科 島岡昌代

2019.10.01

第17回畿央祭実行委員Blog vol.18~舞台部署からの活動報告!

第17回畿央祭舞台部署です。 舞台部署は、夏休みに今年の畿央祭のテーマである「繋~つながり~」をイメージした野外ステージのバックパネルを作成しました。   ▼毎年恒例の吉本芸人ライブでは、私たちが制作したバックパネルを背に漫才が披露されます。     パネルのデザインは1回生5人が考えてくれました!全員ペンキまみれになりながら作業してくれました☆ 部署のほぼ全員が参加してくれたおかげで2日間で完成させる予定のところを1日で終わらせることができました!     畿央祭当日は、ぜひバックパネルにも注目してください!!   第17回畿央祭実行委員 舞台部署長 健康栄養学科2回生 奥修市郎 穂住俊輝   ●畿央祭『繋〜つながり〜』特設ページ ●これまでの実行委員Blogはこちらから!

2019.09.19

看護医療学科4回生が、カンボジアでのスタディツアーに参加!

こんにちは!看護医療学科4回生の岡本悠希です。2019年8月下旬から9月上旬の3泊5日で、カンボジアの臨床医療を知るためのスタディツアーに参加してきました!2回生のときに海外インターンシップ(オーストラリア)に参加してから、ずっと海外の医療(特に発展途上国)に興味があり、いつか他の国の医療を見てみたい!と思っていたのですが、実習などで忙しくなかなか参加できる機会を見つけることができませんでした!   ▼海外インターンシップで訪れたオーストラリアの緩和ケアセンターにて     4回生になり卒業研究や国試勉強など色々と忙しいのは事実ですが、夏休みを利用して学んできたことが少しでも色んな人の目に止まればと思い、レポートを書かせていただくことにしました^_^   臨床実習を終えてから参加したため、改めて日本の医療との違いや文化の違いなど、様々なことを学ぶことができました。私がまず参加させていただいたのは、特定非営利活動法人ジャパンハートです。発展途上国を中心に活動する日本の国際医療ボランティア団体で、日本国内の複数の企業から経済的な支援を受け、活動しています。「医療の届かないところに医療を届ける」の目的のもとで活動されています。     ▲こちらがジャパンハートを設立された吉岡秀人先生です。色々な話をじっくりと聞かせてもらうこともできました。   日本からの支援物資などで医療を行われているため、1つ1つのものをすごく大切に使用されてました。私も、臨床実習のときにディスポーザブルの手袋やアルコール綿を丁寧に扱わずに捨てることもあったなあと、とても反省するきっかけになりました。     手術で使用する器具の滅菌処理や手術着の洗濯、補修などはボランティアスタッフさんだけでなく、医師、看護師、薬剤師さんなど、全ての医療職が一緒になってやっていました。もちろん日本人だけでなくカンボジアの現地スタッフもです!国籍や職業に関するヒエラルキーがなく、これぞチーム医療なんじゃないか!と思いました! 私の夢は助産師になることなので、今回は周産期医療を見学させていただきました!文字や数字が読めない妊婦さんにもわかってもらえるように、ドリアンで大きさを表現したりもしていました、ドリアンっていうのが、なんだか東南アジア感出てますよね(笑)     ▼ちなみにこれは“病室へのドリアン持ち込み禁止”の注意書きです!     お見舞い品として普段から食べられているドリアンを持ち込んで、病室が一度臭いで充満しちゃったことがきっかけで、これが張り出されるようになったみたいです(笑)他にも、尿検査するとき私たちは紙コップを使いますが、ここではペットボトルを切って再利用してました!     色んなところに工夫があってびっくりしました!他にも、病室には基本的に家族がいて、妊婦さんの両親だけでなく祖父母なども!病室にはたっくさんの子どもからお年寄りまでが溢れていました!ここで働かれている看護師さんたちに聞くと、清拭やおむつ交換は家族さんたちがしてくれるから看護師がすることはほとんどないらしいです。今の日本でも家族看護とは言われますが、仕事などでお見舞いに来れない人も多い中、カンボジアでは常に家族が側で支えているため、もっと深い家族看護ができるのかなぁとも思いました。 あと、びっくりすることに日本などからの支援によってエコー検査ができる機器が揃っていました!しかし、産科医は常駐していないため、日本人とカンボジア人の助産師さんが診断から指導までしていて、より幅広い知識と責任の必要性を感じました。カンボジアの医療のこと、資源や文化のこと、クメール語という言語、子供達の満面の笑顔、1つ1つのことに考えさせられることが多かったです。     これは実際に沐浴を担当させていただいたときの写真です。助産学専攻科の入学試験のために沐浴練習をしていてよかったなって思う瞬間でした(笑)       この方は薬剤師さんです。カンボジアは仏教国ですが、イスラム教の方もいます。こういった宗教の異なる医療従事者が一緒に働くというのは、まだまだ日本では見られない光景ですよね。     最後にみんなで記念撮影をしました。長期で働かれている日本人の看護師さんや助産師さんなどは、いろんな思いを持ちながらボランティアとして働かれていました。   今回はカンボジアの医療をほんの一部だけですが、学ぶ事ができました。日本では当たり前のことが当たり前じゃなかったり、日本にない部分がカンボジアではあったりと、いい意味でカルチャーショックを受けました。この経験も踏まえて、これからも色々な国の医療や文化について学びを深め、今後増えていくであろう外国人の患者さんや妊婦さんに少しでも寄り添える助産師になりたいなと思います!   看護医療学科4回生 岡本悠希

2019.09.09

畿央大学夏期短期語学留学プログラム2019(イギリス)現地リポートvol. 10

8月31日(土)から19日間 イギリスで行われる夏期短期語学留学プログラムに参加!   畿央大学の短期語学留学プログラムは、毎年夏休み期間中に行われます。英語学習はもちろんのこと、英国文化に触れることができ、博物館見学や美術館での美術鑑賞、サッカー観戦、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫することもできます。   【畿央大学夏期短期語学留学プログラム2019概要】 場  所:イギリスのカンタベリー(ロンドンの南、車で2時間程の場所にあります) 研修場所:コンコルドインターナショナルスクール 期  間:2019年8月31日から19日間 内  容:2週間英語学習(ホームステイ滞在)、その後5日間のロンドン文化体験(観光等) では、夏期短期語学留学の日々の様子を参加学生にリポートしていただきます。   こんにちは、看護医療学科1回生の小泉瞭です。現在、イギリスのカンタベリーに留学中です。9月2日(月)から学校での授業が始まり1週間が経過しました。   コンコルドインターナショナルスクールという語学学校で授業を受けており、ここには様々な国から学生が来ており、一緒に授業を受けています。日本人の学生には、僕たち畿央学生だけでなく、東京の大学から来た日本人の学生もいます。学校での授業はもちろん現地のネイティブの先生が英語のみで授業を行います。先生の中には日本に詳しい方もおり、授業中にも日本についての話や質問があり、楽しく英語を学べています。   授業と授業の間には、30分の休憩があり、その間に少し街を散策できます。昼休みは1時間あるため、その間に街に出てレストランに行ったり、店で昼食を買って学校で食べたりしています。 午後に授業がある時は16時30分に終わります。イギリスの町は18時までに閉まる店が多く、放課後は店を回る時間はあまり長くないです。この1週間様々なところに行くことができました。 月曜日の放課後には学校のプログラムでカンタベリー大聖堂に行きました。ここはイギリス国教会の総本山です。ここではミサを見学しました。教会の神聖な雰囲気を味わうことができました。   ▼カンタベリー大聖堂   金曜日には、Elham Valleyに行きました。ここでは、ぶどう酒用のぶどうを育てていました。 土曜日には、Brightonに行きました。ここは海辺の町で非常に栄えていました。海が綺麗で、周りには水族館や遊園地、様々な店があり観光客も多いようです。   ▼Brightonのビーチ   日曜日は1日自由行動だったので、Margateまで行きました。MargateもBrightonと同じく海辺の町ですがBrightonより海潮の匂いが強かったです。ここでは、Turner Contemporaryという美術館を訪れました。その後、DREAM LANDという遊園地に行きました。観覧車やメリーゴーランドに乗りました。どちらも日本と違いスピードがすごく早く落ち着いて乗るものではなかったです。特に観覧車は、日本の観覧車のように個室になっておらず、開放的なもので落ちてしまう危険があるものでした。1日利用券が安く販売されていたので、たくさん回ることができ、とても楽しめるものでした。   ▼観覧車から撮ったDREAM LAND   これからカンタベリーで残り1週間滞在し、14日(土)~18日(水)までロンドンで過ごし帰国する予定です。しっかり学校や日常生活から英語やイギリス文化を学び、大きな経験値を得て日本に帰ります!   健康科学部看護医療学科1回生 小泉瞭                                                                                                                         【関連記事】 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2019(イギリス)現地リポートvol.9 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2019(イギリス)現地リポートvol. 8 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2019(イギリス)現地リポートvol. 7 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2019(イギリス)現地リポートvol. 6 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2019(イギリス)現地リポートvol. 5 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2019(イギリス)現地リポートvol. 4 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2019(イギリス)現地リポートvol. 3 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2019(イギリス)現地リポートvol. 2 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2019(イギリス)現地リポートvol. 1

2019.09.08

看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.6(教員総括)

看護医療学科ではオーストラリアビクトリア州のメルボルンで「海外インターンシップ」を行っています。今年度で4回目の研修になりますが、2019年8月24日(土)から31日(土)の日程で、2回生8名が参加しています。大学の講義に参加したり、高齢者施設を見学したり、オーストラリアの緩和ケアや認知症ケアなどについて学ぶことを目的にしています。また、グローバル化に対応するためのコミュニケーションスキルを身に付けることも目的の一つです。   7日目:8月30日(金) 研修最終日の今日は、ワトソニア駅の近くにあるWATSONIA RSL Sub Branch Incorporated HOLDER of CLUB LICENCE を訪れ、ジュリー・ポールさんにACP(アドバンス・ケア・プランニング人生会議※)やオーストラリアの医療制度、高齢者ケア、緩和ケアについての講義を受けました。 今回は、日本語通訳のモニカさんにも私たちの学習を助けていただきました。 ※「人生会議」は、2018年厚生労働省で決定された愛称。ACPについて   ▲ジュリーさん(右)、モニカさん(中央)   午前の部では、主に緩和ケアについての講義を受けました。 緩和ケアだけではありませんが、コミュニケーションには言葉だけでなく、たとえばカードなどのツールを使うことが有効なこともあります。写真は、カードを使って現在の自分の気持ちを表現している様子です。モニカさんに通訳していただきました。 緩和ケアは生活の質(QOL)に焦点を当てており、身体的ケアに集中しすぎるのではなく、「亡くなるまでに何をしたいか?」など、患者さんに問いかけることが大切であると学びました。緩和ケアと終末期ケアは異なっていますが、多くの人が間違った捉え方をしていることを知りました。 緩和ケアの対象となるは、慢性疾患であること、進行性であること、末期の段階があること、生活の質が大切であることが重要なポイントとなっています。例えば、緩和ケアが必要となる疾患には、がん、心不全、ALSやパーキンソン病、認知症などがあります。 ジュリーさんは、学生に、緩和ケアとはどのようなものであると考えるか、なぜ緩和ケアの重要性が高まっているのか、緩和ケアを受けるようになる疾患は何かなどを問いかけ、学生は自分の考えや意見を英語で伝えることができました。   ▲講義中の様子   昼食は、サンドイッチで、休憩時間の際にはコーヒーや紅茶、フルーツ、チーズ、クラッカーなども登場しました。   ▲昼食の写真   ▲ゲームでリラックス   休憩時には、移動の疲れをとり、緊張感をとりリラックスするために「ラッパすいせんゲーム」をジュリーさんが教えてくださり、みんなで楽しみました。 午後からは、主にACPやオーストラリアの医療制度についての講義を受けました。また、ペアでACP実践のための演習を行いました。 ACPについては、5月にジュリーさんが来日した際にも講演を聴きましたが、今回は少人数での講義だったため、質問をするなどして積極的に講義に参加でき、より学びを深めることができました。 ACPは患者の意思決定支援であり、その支援にはツールがよく使われます。演習では、患者役と看護師役になって、カードや冊子を使って患者の意思決定支援の練習を行いました。   ▲カードや冊子を使った意思決定支援の演習の様子   カードを使った意思決定支援は「尊厳を保ってほしい」「家族と一緒に過ごしたい」「自分が望む形で最期を迎えたい」などのカードを、「自分にとって重要な事柄である」「あまり重要ではない」「全く重要ではない」の3つにわけてもらい、治療における患者さんの意思を知るというものでした。演習を通して「自分が望む形の最期」は1人1人異なることや、延命治療は望まないといってもその人にとっての延命治療はどこまでなのか、など理由や背景が異なるため、患者さんと話し合って深掘りすることで、患者さんの生命の質を高めることにつながることを学びました。 また、オーストラリアの医療制度は3つの行政(中央・州・地方自治体)に支えられており、日本とは異なりますが、高齢化が進み、病気の人が増えているため、緩和ケアの重要性が高まり、よりACPが必要となっていることがわかり、日本と共通していると感じました。 最後には、ジュリーさんから終了証書をいただき、無事研修を終えることができました。 メルボルンで過ごした5日間で、緩和ケアや認知症ケア、意思決定支援などに対して、インターンシップに参加する前とは異なり、多方面から考えることができるようになり、各々が成長を感じたとともに、後期からの授業のモチベーションを上げることにつながりそうだと感じました。このような機会が得られたことに感謝したいと思います。   ▲終了証書を持って集合写真   ▲ポール夫妻との記念写真   今日は、メルボルンで過ごす最後の夜だったため、自由時間を有意義に過ごすことができました。各々、やり残しがないように、スーパーで最後の買い物をしたりして自由に過ごしました。   看護医療学科2回生 森永 菜緒    【教員総括】8日間の研修を終えて   ▲香港空港でのトランジット待ち   8日間の研修が無事に終了しました。 今回は看護医療学科2回生8人の学生たちが参加しました。4月から学内で、日本とオーストラリアの認知症ケアや緩和ケアの実際について事前学習に取り組みました。また、ラ・トローブ大学の学生と事前にメールでのコミュニケーションを図り、現地に入ったあとも畿央大学や奈良についての英語でのプレゼンテーションの練習を行ってきました。実際に、渡豪してみたら学生たちは道に迷ったら英語で質問することができ、そして移民の国ならではの人の優しさに触れていました。 また、今までの受け身な学習態度からラ・トローブ大学の学生のプレゼンや授業を受けて「もっと勉強しないといけない」と自己の学習態度を振り返っていました。そして、自ら確認することの大切さを学び、今までの自分たちはわかったつもりでいても分かっていなかったことに気づき、新たな学習意欲につながったと思います。 認知症ケアや緩和ケアなど、まだあまり学習していない内容を、学生ならではの視点で毎日、1人1つの質問をするなど、日々の学生の成長を実感しています。 最終日のACP(Advance Care Planning)のコミュニケーションの図り方の実際を患者役と看護師役になりロールプレイを行うという演習では、積極的に英語で質問ができるようになっていきました。   今回の研修の成果発表は、10月5日(土)の12:00-12:30にL301講義室で行います。成長した学生たちの姿をみて、意見交換をしていただけることを期待しています。 多くの方に聴講していただきたいと思います。    看護医療学科 教授 山崎尚美   准教授 林田麗   【関連記事】 看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.5 看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.4 看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.3 看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.2 看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.1

2019.09.02

令和元年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催!~理学療法・看護医療・健康栄養学科

チーム医療ふれあい実習を終えて   チーム医療に携わる専門職としての資質や態度を養い、職種間の協働の重要性について学ぶ「チーム医療ふれあい実習」は、本学の特色ある学びの一つになっています。今年度は令和元年8月19日(月)~23日(金)に、看護医療学科1回生、理学療法学科1回生、健康栄養学科臨床栄養コース2回生の学生総勢186名が、学科の枠を超えてグループを編成し、チーム医療が実践されている医療現場(10施設)で実習を行い、最終日には冬木記念ホールで実践発表会を行い、それぞれの学びを共有しました。     実際の現場での実習を通して、さまざまな気づき、学びがあったようです。以下、各学科の学生たちの学びの様子を紹介します。   看護医療学科 今回の実習では、放射線科、薬剤科、検査科、リハビリテーション科などの各部署や、病棟、外来の見学をさせていただきました。そこでは、チーム医療や、コミュニケーションの大切さを学びました。部署の見学をさせていただいた際、より良い医療を患者さんに提供するために、各職種が専門性を発揮し他職種と連携して、様々な視点からみることが大切だと学びました。 病棟では、患者さんのケアやカンファレンスの場面も見学させていただきました。その中でも共通していた点は、コミュニケーションの大切さです。患者さんや家族の方と話す機会も作ってくださいましたが、ニュースなどに対する私の知識が乏しく、話を続けることができませんでした。このことから、幅広い世代の方が対象であることを理解し、知識を増やして、時と場合に合わせたコミュニケーションをとることの重要性を学びました。また、医療者が患者さんの言葉や反応を見逃さず、目的をもって接しておられたことがとても印象に残っています。看護師はカンファレンスなどで、他職種と患者さんをつなぐ仲介役も担っていました。以上のことから、患者さんだけではなくチーム医療を行う上で、医療従事者間でのコミュニケーションの大切さも学びました。また、実習を行うことができたのは病院の皆さま、患者さんやそのご家族の協力があったからだと実感しました。 今回の実習を通して、自分自身の欠点を知り、各職種の専門性を知ることの重要性も学びました。今回の経験を活かして、他学科との関わりを大切にし、今後の学びに繋げていきたいと思います。そして、協力して下さった方々への感謝の気持ちを忘れないようにします。本当にありがとうございました。 看護医療学科1回生 丸谷麻友     健康栄養学科 今回のチーム医療ふれあい実習では、チーム医療として看護師、理学療法士、管理栄養士をはじめ多くの職種がどのような役割を担っているのかを実際に見学させていただきました。患者さんに栄養指導をする場面を見学させていただいた際には、患者さんだけでなくご家族にも栄養指導を行うことにより、家族全体で患者さんの栄養サポートができるということや、患者さんからは聞き出せない情報を、ご家族から得られることが多いなどの利点を学びました。そして栄養指導にご家族の同席を促すために、看護師が日程を調整するなどといった連携が取られていることを知りました。 また実際に食事介助の場面で様々な食事形態も見ることができ、患者さんの嚥下機能を言語聴覚士が評価して多職種と情報を共有し、管理栄養士がその情報に基づいて献立を考え、看護師や言語聴覚士が食事介助をするという連携を知りました。 毎日の実習終了後にはグループでのカンファレンスを行い、看護師、理学療法士、管理栄養士をめざす視点から感じたことや学んだことを共有することで、自分だけでは気づくことができなかった考えや学びがあり、多職種間での情報交換の重要性に気づきました。このように実際に医療現場で実習させていただいたことでたくさんのことを学ぶことができましたが、同時にたくさんの課題も見つかりました。医療現場で働く管理栄養士になるために今回の実習で得たたくさんの学びや課題をこれからの勉強に活かしていきたいと思います。ありがとうございました。 健康栄養学科2回生 井原雪那     理学療法学科 今回の実習では検査部、薬剤部、栄養科、外来、病棟、リハビリテーション科を見学させていただき、各専門職同士の連携などチーム医療の大切さを学びました。部署での見学ではそれぞれの専門職が役割を果たし、医療ミスを防ぐための取り組みや他職種との連携の仕方を学びました。 リハビリテーション科では、現場で活躍されている理学療法士に付いて実際に患者さんに治療を行っている様子を見学させていただきました。患者さんやそのご家族への話し方、接し方を勉強させていただきました。お話を聞かせていただいた他職種の方々は理学療法士がリハビリ中にご家族のことや不安事など踏み入ったことを聞いてくれて、その情報がすごく助かっていると仰っており、患者さんとの結びつきが強い職業だと思いました。 そして、今回の実習を通してまだまだ勉強をして様々な知識を蓄える必要があると感じました。例えば、患者さんと接する際に、病気などについて質問された時に答えられなければ、信頼を得ることが出来ず、十分なリハビリが行えないと思います。また、患者さんやご家族を安心させることも出来ません。他にも、チームとして他の医療職と連携する際にも、自分が欲しい情報や今患者さんの為にどの医療職と協力すればいいかを判断する為にも、理学療法士以外の医療職の知識も必要だと思いました。 実際の現場を体験する事で、将来自分が理学療法士となった時の姿を具体的にイメージする事が出来るようになりました。今回の実習で学んだ事を生かし、患者さんから信頼される理学療法士となる為に今後も努力していきたいと思います。 理学療法学科 1回生 西﨑陽花、畑凛太郎、松田羽奏     このチーム医療ふれあい実習は、1・2年次に行うEarly Exposure Programという側面があります。Early Exposureの教育効果として、 低学年のうちから現場に出て、実際に働いている専門職の姿を見る。 自分たちが将来専門職としてかかわる患者さんたちと関わる。 医療の現場で起きていることと、大学で学んでいることとのつながりを感じる。 など、学生のモチベーションにつながりやすいと言われています。   自ら学ぶという姿勢は、誰かに言われてすぐにできるようなものではなく、学生それぞれに適切に働きかけることにより、徐々に高まっていくものです。彼らの感想から、本実習が学生のモチベーションを高め、「こんな専門職になりたい」という想いをつくる手助けになったのではないかと感じております。 また、多学科混成の学生・教員チームで実習に臨み、それぞれの専門職の役割や立場としての意見・考え方を知るだけでなく、みんなで患者さんを支えていくことの意味に気づいてくれたと思います。 2010年に厚生労働省から「チーム医療の推進について」という報告書でチーム医療の重要性が示されました。本学では2008年から、今年で12回目のチーム医療ふれあい実習を無事終えることができました。 最後に、この場を借りて、ご協力いただきました患者様、施設・指導者の方々に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。 理学療法学科 准教授 松本大輔   【関連記事】  平成30年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催しました!  平成29年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催しました!  平成28年度「チーム医療ふれあい実習」を終えて 

2019.08.31

畿央大学夏期短期語学留学プログラム2019(イギリス)現地リポートvol. 1

8月31日(土)から19日間 イギリスで行われる夏期短期語学留学プログラムに参加!   畿央大学の短期語学留学プログラムは、毎年夏休み期間中に行われます。英語学習はもちろんのこと、英国文化に触れることができ、博物館見学や美術館での美術鑑賞、サッカー観戦、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫することもできます。   【畿央大学夏期短期語学留学プログラム2019概要】 場  所:イギリスのカンタベリー(ロンドンの南、車で2時間程の場所にあります) 研修場所:コンコルドインターナショナルスクール 期  間:2019年8月31日から19日間 内  容:2週間英語学習(ホームステイ滞在)、その後5日間のロンドン文化体験(観光等)     今年も2週間の語学研修と5日間の自由時間からなる短期語学留学が始まりました。8月31日(土)の早朝、関空を出発し、およそ20時間をかけて、韓国経由でイギリスに到着しました。 到着翌日は、朝10時から現地在住の講師によるオリエンテーションを行い、午後から語学研修の場所であるカンタベリーへ移動。その日の夕方から、ホームステイでの生活が始まりました。コミュニケーションや文化の違いに戸惑いながらも、様々なことを学び吸収してほしいと思います。   9月2日(月)からは、いよいよ語学研修が始まりました。午前中は、プレイスメントテストやオリエンテーションに加え、学校スタッフによるカンタベリーの案内もありました。カンタベリーは小さいながらも、イギリスらしい街並みが広がり、落ち着いた綺麗な街です。明日からは、本格的な授業が始まりますが、英語の勉強だけでなく、様々なことを学び経験することを願っています。   ▲ロンドンでのオリエンテーションの様子   ▲大英博物館   ▲カンタベリーでの街案内の様子   では、夏期短期語学留学の日々の様子を参加学生にリポートしていただきます。   朝早くから関西空港に集合し、特に問題なく韓国の仁川空港行きの飛行機に乗ることが出来ました。仁川空港までは2時間ほどだったのでまだまだイギリスへ向かうワクワクとドキドキが感じられましたが、仁川空港からイギリスのヒースロー空港へ向かう飛行機は約12時間だったのでヒースロー空港に着いた頃には、みんなの顔はドキドキどころか疲れ切っている様子でした。 仁川空港へ向かう飛行機では日本人の添乗員さんがいたので日本を出たという感覚はあまり感じられなかったのですが、ヒースロー空港へ向かう飛行機では日本人の添乗員さんではなかったため、昼食や間食、夕食のやり取りはすべて英語でした。うまく英語が聞き取れなかった私は、とりあえず隣の人と同じメニューにすると韓国風の味付けがされている少し辛めの夕食になってしまいました。イギリスでは、なんとなく、その場しのぎではなく、しっかりと相手とコミュニケーションをとり自分の意思を伝えられるようにしようと思えた瞬間でした。   ▲機内食   無事ヒースロー空港に到着し、ホテルに向かうバスではロンドンでの過ごし方や注意事項を教えていただきました。ホテル到着後はホテルの周辺を先生が案内して下さいました。赤い二階建てのロンドンバスや、見慣れない建物などが目にとまりイギリスにいるという実感が湧きました。   ▲ロンドンバス   いよいよ明日からはホームステイがはじまります。不安と楽しみで複雑な気持ちですが頑張っていきたいと思います!  現代教育学科1回生 石川芹     こんにちは。健康科学部看護医療学科1回生の勝島千尋です。いよいよ、2019年度英国短期留学がスタートしました!!留学に行くまで3回オリエンテーションを行いました。それらのオリエンテーションは、留学に行くことが初めてで不安ばかりだった私の気持ちを楽しみに変えてくれました。現地に着くと、オリエンテーションで行った事前準備や学習の大切さを実感しました。私の留学での目標は19日間の短期研修で英語力を高め、イギリスの歴史、文化、社会を知る中でイギリスの魅力を沢山見つけることです。 8月31日(土)当日は、7時半に関西国際空港に集合しました。関西国際空港から仁川経由での初めてのイギリス留学のため、乗換や搭乗ゲートなど様々な不安はありましたが、10時間以上の飛行を経て無事ロンドンのヒースロー空港に降り立つと荷物を受け取って旅行会社の方と合流することができました。     ホームステイやコンコルドインターナショナルでの学習では自ら積極的にコミュニケーションをとりたいです。そして、沢山の人々と出会い、様々なことを感じ、学び、挑戦できる充実した19日間にします!!     看護医療学科1回生 勝島千尋   ●過去のイギリス短期語学留学の記事はコチラから!