2023.05.22 

産婦人科医に学ぶ超音波診断法~助産学専攻科「助産診断技術学Ⅰ」

令和5年5月15日(月)に「助産診断技術学Ⅰ(妊娠期診断とケア)」の授業で、産婦人科医師である、健康科学部長の植田政嗣先生から、超音波検査について教えていただきました。

 

はじめに、講義を行い、超音波診断法についてのビデオを見ながら、仕組みや方法について学びました。

 

 

次に、演習を行い、植田先生に超音波診断装置を用いて、装置の使い方やプローブの持ち方、児頭大横径(BPD)・腹囲(AC)・大腿骨長(FL)の測定方法、そして、推定児体重(EFW)と妊娠週数の算出方法を実演しながら教えていただきました。

 

 

その後、実際に学生が一人ずつ超音波診断の練習しました。プローブの扱いは、初めてだったため、測定に苦戦しました。

ですが、植田先生から、プローブの持ち方や扱い方について一人ずつ丁寧に指導していただくことで、全員が測定することができました。

 

 

 

また、測定している学生の様子をみんなで見て、学生間でアドバイスをし合いながら演習することができ、うまくいくとみんなで喜び合って、楽しみながら学ぶことができました。

 

 

超音波検査は、赤ちゃんが成長大きくなっていく様子が目で見てわかる検査です。またお母さんにとって赤ちゃんの成長を感じられる場面であり、赤ちゃんの存在を感じられる場面でもあります。

エコー画像をみてお母さんに頭の場所や手の場所などをきちんと説明することで、お母さんはより赤ちゃんの成長を感じることができ、安心に繋がると思います。

助産師として、きちんと説明できるよう知識と技術の学習に日々努力していきたいです!

 

 

助産学専攻科12期生

岡田 七彩

 

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