2025.03.31 

看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.7~ 世界遺産・アンコールワットへ!

看護医療学科2年次配当「海外インターンシップ」は、海外の異なる文化や歴史、その中で築かれてきた保健・医療・福祉制度を学んで日本の制度や保障との比較をすること、グローバル化に対応できる看護職者としてのコミュニケーションスキルを身に付けることを目的としています。

海外インターンシップ実習inカンボジアもとうとう6日間の最終日を迎えました!!!

アンコールワット

最終日はなんと朝5時にホテルを出発し、日の出を見に世界遺産アンコールワットへ。

 

アンコールワットは上座仏教寺院であり、カンボジアの象徴的な遺跡としてカンボジアの中で最も有名なスポットのひとつとされています。朝日とアンコールワットの神秘的な組み合わせを見るべく早朝にも関わらずたくさんの観光客やお経を唱える僧侶がいました。

 

 

水面に映るようすまで美しいこのアンコールワットですが、1年に2回、春分の日と秋分の日はこの中央塔の頂に朝日が重なり幻想的な景色が拝めると言われています。私たちが訪れた3月21日はなんと、ちょうどカンボジアの春分の日でした。

 

あたりがだんだん明るくなってきた6時ごろにその時はやってきました…!!!

 

 

▼ 朝日のこの美しさ!!!!!早起きした甲斐がありました。

 

▼ 綺麗な朝日を見た後は再びホテルにもどり、各々のんびりとモーニングタイムを過ごしました。

アンコール・トム遺跡群

バスでアンコール・トム遺跡群とバンテアイ・スレイ遺跡群へ移動します。

まずは、アンコール・トム遺跡群へ!!

 

アンコール・トム(Angkor Thom)はクメール語で「大きな町」を意味し、12世紀末から13世紀初めにかけて造営した王都です。実際に王様もここに住んでいたとか…!!

 

▼ この大きなお顔に圧倒されながら門を潜り抜けていざ遺跡探索開始です!!

 

▼ 門の近くにはお猿さんの姿がありました。日本で野生のお猿さんと遺跡との融合は珍しく…みんな興味津々。

 

アンコール・トム遺跡の壁面にはこのような彫刻がされており、ヒンドゥー教の天地創生神話などの物語が描かれています。この彫刻は石を運び、積み上げてから行っていたようです。石の所々に穴が開いていたのですが、当時の人々がこれらの石を運ぶ際に刺した穴だと言われています。

 

 

▼ すごく天気が良く、日差しが強かったので日傘をさしながらも、みんな真剣な表情でガイドさんのお話を聞いていました。

 

▼ みんな朝4時起きとは思えないこの笑顔、最高です!!

バンテアイ・スレイ遺跡群

続いては、バンテアイ・スレイ遺跡群へ!!

 

 

バンテアイは砦、スレイは女で、「女の砦」を意味します。こちらもヒンドゥー教寺院の遺跡となっています。寺院はラテライトと紅い砂岩で築かれており、雨季になると雨により赤、黄色、緑、白など様々な色が浮き出てくるそうです。私たちが訪れた時期は乾季であったため、あまり多くの色は見られませんでしたが、それでも圧巻の彫刻に感動しました。

 

 

こんなにも細かい彫刻が柱や壁などにびっちりと描かれており、みんな「どうやって彫ったんやろ。。。」と興味津々で夢中になって見ていました^^

 

▼ またまた、バンテアイ・スレイ遺跡群の前で集合写真をパシャリ。

 

1日で3つの遺跡を回り、様々な歴史に触れることができてすごく貴重な経験になりました。暑い中みんなよく頑張りました!!

お土産を探しに…

遺跡群を回ったあとは、市内でのショッピングへ!みんなおまちかねのお土産タイムで、家族や友達へのお土産をたくさん買いました!お土産屋さんにはマンゴーのかき氷やアイスクリームが販売してあり、欲望に勝てずマンゴーアイスを買ってしまいました。。。

 

 

食べたことがないくらいめちゃくちゃおいしかったです^^

 

お土産屋さんに行ったあとは、カンボジアでの最後の晩餐となる中華のレストランへ行きました。お土産屋さんでの試食により、お腹がいっぱいの人が多かったですが、本格的な中華料理スタイルにワクワクしながら、全部おいしくいただきました。

 

帰国の途へ

ご飯を食べたあとは空港に向かってカンボジアとお別れし、全員無事に日本に帰ってくることができました。

 

カンボジアでの研修は、飛行機での移動や少し早起きな日があることと、カンボジア特有の熱さや英語での会話など日常的に日本とは異なる部分が多数あり、心が折れかけそうにもなりました。学びが多くて、記録を書くのにも思っていたよりも時間がかかることもありました。

 

しかし、国立クメールソビエト病院やサンライズジャパンホスピタルでの研修、プチサストラ大学での学生同士の交流、キリングフィールドでのカンボジアの悲しい歴史、圧巻の遺跡群と生で触れることができて本当に貴重な経験をすることができたと感じています。

 

また、先生方含め25人のメンバーとこの研修を受けられたことがなによりも楽しくて、大学生活での一生の宝物になりました。もし、海外インターンシップに行くことを迷っている方がいれば、ぜひ参加してください!!日本では経験することができない貴重な体験をすることができますよ!

 

それではみなさまオークン(អរគុណ)!!←意味は調べてみてね^^

 

看護医療学科

2回生 森 愛華、山口 杏実

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