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畿央の学びと研究
2015.08.26
看護医療学科4回生が国立ハンセン病療養所を訪問(2日目)!~「健康学特論」
「健康学特論」(看護医療学科保健師資格必須科目)の主な到達目標は、人権と医療問題に関しての基本的知識や、マイノリティの健康問題、ヘルスプロモーションに関する知識を習得することにあります。保健師資格の指定規則対応科目「健康学特論」では授業の一環として、2015年8月25日(火)より2日間、岡山県にあるハンセン病療養所である国立療養所長島愛生園と邑久光明園を訪ねました。(参加学生29名 引率教員 文鐘聲准教授・松本泉美教授) その2日目の様子をご紹介します。 ハンセン病療養所見学の2日目です。本日は、台風一過の青空となりました。宿泊場所とした岡山いこいの村の屋上からは長島の全景を見ることができます。右手に見えたのが、昨日もご紹介した「人間回復の橋」と呼ばれる邑久長島大橋です。 ▲長島の全景 ▲邑久長島大橋 2日目である26日は、同じ長島にある国立療養所邑久光明園にて研修を行いました。 同じ島に二つの国立ハンセン病療養所があるのはこの長島のみです(2015年8月現在、全国に13の国立ハンセン病療養所があります)。邑久光明園は、もともと公立の「第三区府県立外島保養院」として現在の大阪市西淀川区中島に1909年に開園しました。しかし、1934年の室戸台風により壊滅的被害を受け、その後、長島の地に光明園として復興・開園するに至りました。 邑久光明園園長である青木美憲医師による講話から2日目の研修は始まりました。 青木園長は、ハンセン病療養所に勤める医療従事者としての心構えからお話しくださいました。ハンセン病に関する国賠訴訟は、2001年に国の過失を認め原告勝訴となりましたが、回復者(原告)からすれば、医療従事者も被告の立場にあること、その自覚が我々には必要だということを、静かにお話しくださいました。私はこの一言に心を激しく揺さぶられました。個人的な経験ですが、私は数度となくハンセン病療養所に足を運び、回復者の居宅にもご訪問させていただいたことがあります。そのときは、その回復者の方が私と同じく在日コリアンであったこともあり、実はある種の親近感をも持っていました。医療従事者が加害の立場にあることはままあるやもしれません。ハンセン病の教訓として、このことを自覚しないといけない、と強く思いました。園長先生の穏やかながらも心を打つお話に、学生たちも熱心に聞き入り、積極的に質問もしておりました。 青木園長の講話を終え、私たちは園内の見学へと移りました。園のバスと車を出してくださり移動しました。まず訪れたのは納骨堂です。一同で手を合わせました。その後、2000年まで火葬場として使用されていた場所で現在は慰霊碑が建立されている、しのび塚公園にて手を合わせました。 ▲納骨堂 ▲しのび塚公園 次に、監禁室です。2002年に歴史的建造物として修復し保存されている建物ですが、実際に中に入ることができました。「懲戒検束規定」の現実について、深く考えさせられました。 ▲監禁室 その後、邑久光明園の2つの桟橋(当時。写真右側は患者用、左側は職員用)、旧光明学園校舎を利用した資料展示室に向かいました。ここでも、ハンセン病の歴史と入所者の生活を垣間見ることができました。 ▲2つの桟橋 ▲資料展示室 このようにして、あっという間に邑久光明園での研修を終えることになり、帰路につきました。2日間を通して、学生はもちろん、教員も多くを学ぶ機会となりました。「百聞は一見に如かず」。この現実を目の当たりにすることにより、今後絶対に繰り返してはならない思いと、この事実を伝えていかないという思いにかられています。このブログを読んでくださった方々に少しでも伝われば幸いです。 最後になりましたが、2日目の邑久光明園での研修を充実したものとして下さった、青木美憲園長、庶務課の福井さまをはじめとした職員のみなさまに厚く御礼申し上げます。 看護医療学科 准教授 文鐘聲 【関連ブログ】 看護医療学科4回生が国立ハンセン病療養所を訪問!~「健康学特論」
2015.08.26
看護医療学科4回生が国立ハンセン病療養所を訪問!~「健康学特論」
8月25日(火)から2日間、岡山県にある国立療養所長島愛生園と邑久光明園を訪問! 「健康学特論」(看護医療学科保健師資格必須科目)の主な到達目標は、人権と医療問題に関しての基本的知識や、マイノリティの健康問題、ヘルスプロモーションに関する知識を習得することにあります。 日本における医療には輝かしい成果がある反面、目を覆いたくなるような現実もあります。その厳しい現実の一つ、人権を徹底的に踏みにじった歴史である「ハンセン病問題」を学び、実際にハンセン病療養所を見学することにより、日本でのハンセン病の「隔離」と「差別」の歴史を直接目で見ることは、一医療従事者としてこの歴史を繰り返さないようにするため重要です。保健師資格の指定規則対応科目「健康学特論」では授業の一環として、2015年8月25日(火)より2日間、岡山県にあるハンセン病療養所である国立療養所長島愛生園と邑久光明園を訪ねました。 初日である25日は、台風15号の影響で雲行きは怪しかったものの、雨に見舞われずに大学を出発することができました。 しかし、途中から雨が降りだし、「人間回復の橋」と呼ばれる邑久長島大橋を渡る頃には結構降っており、おまけにかなり強い風が吹いておりました。 ▲邑久長島大橋(1988年にできた橋。写真奥、バスの中から撮影) 昼食後、この雨と風がどうなることかと思いながら、13時より研修が始まりました。 当初は歴史館の見学からでしたが、幸い雨が降っていなかったこともあり、園内(屋外)の見学から始めることとしました。 現在は使用されていませんが、当時の隔離の歴史を見るべく、見学を開始しました。ガイドはハンセンボランティアゆいの会の羽原敏徳さん。まずはじめに、「収容桟橋」から。この桟橋は、当時のハンセン病患者が島に隔離される際に使われた桟橋です(当時、患者以外の桟橋は別にありました)。そのすぐ近くには回春寮(収容棟)があります。隔離収容されたはじめの1週間ほどはここに入れられ、クレゾール消毒風呂に入れられたそうです。 ▲収容桟橋 ▲回春寮(収容棟) その後、監房跡へ。この監房は、主に逃走しようとした入所者を捕まえ、懲戒検束した場所です。授業では事前に習ったものの、疾病の療養所に監房があったこと、その実物を前に、見学した学生たちは絶句していました。 次に、納骨堂に行きました。学生全員が線香をともし、療養所でお亡くなりになった方々にお祈りをしました。それぞれお墓があるはずなのに、そのお墓に入れない現実について、メモをとりつつ説明を聞き入っていました。 ▲監房跡 ▲納骨堂 なんとか雨の影響を受けずに無事、歴史館(旧事務本館)に到着し、説明を受けました。 ▲歴史館(旧事務本館) 研修の最後には、長島愛生園入所者自治会会長の中尾伸治さんのお話をお伺いすることとなりました。中尾さんは奈良県のご出身で、入所後の生活および今なお残る差別について、語っていただきました。ハンセン病は治る病気であること、現在の入所者でハンセン病の患者はいないこと、しかしながら後遺症に苦しんでいること、今なお強い差別が残っていること。学生も真剣な表情で聞き入っていました。 外は高潮警報が発令される中、少し雨風にはさらされましたが、なんとか無事研修を終えることができました。その後、宿泊施設である岡山いこいの村の研修室にて班ごとのディスカッションを行い、カンファレンスを行いました。カンファレンスでは、学生各々がこの理不尽な差別について熱く語りあいました。 最後になりましたが、本日台風の中、温かく迎えてくださった長島愛生園の方々に厚く感謝申し上げます。 翌日は引き続き、同じく長島にある邑久光明園を見学します。学生一同、実りあるものにしたいと思います。 看護医療学科 准教授 文鐘聲
2015.08.25
夏のスポーツ実習2015(in琵琶湖)レポート vol.3
琵琶湖での実習三日目がスタート! 畿央大学では教養科目「スポーツ実習」の一環として夏期集中講座が行われています。 学生(1回生)38名、教員5名、学生スタッフ(2回生)5名が、8月22日(土)~25日(火)に琵琶湖BSCウォータースポーツセンターにて、ヨット、カヤック及びウィンドサーフィンに取り組んでいます。レポート第3弾が届きました! 実習も3日目となり、いろいろなことが出来るようになってきました。 2回目のヨットは、帆走理論を学んだので、風上にもジグザグに進んだり、風の進行に合わせてシートをゆるめたり、ティラーを調節したりすることができました。初日よりも沖に出ることができたし、コツも掴めていたのですぐに風に乗れて、自分の成長が確認でき、嬉しかったです。 1回目にウインドサーフィンをしたときは、ボードの上に立ててもそのまますぐにこけて何回も水中に入って体力を消耗しましたが、2回目ではボードに立つことが出来て、そして風を受けて進むことができました。進むことができると、とても気持ちが良く優雅に湖上で過ごしましたが、方向転換をするのがやはり難しかったです。 2回目のカヤックは、片道40分こぎ続け、琵琶湖の別の浜に到着。向こうではみんなで水遊びをしました。帰りも40分こがなくてはいけないのですが、お腹がグーグーなって、「バーベキュー、バーベキュー」と二人でかけ声をあわせながら、頑張って帰りました(笑) 夕食は待ちに待ったバーベキュー!!! お肉、ピーマン、キャベツ、玉ねぎ、そして大きな大きなフランクフルトがあり、満腹です! 学科の違う人とグループになり、友達が増えました。 夕食後は全員でレクリエーションをしました。「たこさん」ゲームでは、大きな輪になって、先生が「タコ!」というと隣の人の指をつかみ、反対の隣の人に指をつかまれないようにするゲームです。「タイ!」や「田んぼ」など紛らわしい言葉もあって盛り上がりました。「猛獣ゲーム」では、猛獣の名前の文字数分だけグループになるゲームです。必ず男女が混ざることなどのルールもあり、こちらも楽しかったです。そのほか、「伝言ゲーム」や「連想ゲーム」などをしました。 部屋に戻ってからは、カードゲームやいわゆる女子トークもしながら、実習最後の夜が更けていきました。 現代教育学科1回生 連 麻衣 森下友里加 和田真理子 看護医療学科1回生 高田 咲貴 【関連リンク】 夏のスポーツ実習2015(in琵琶湖)レポート vol.1 夏のスポーツ実習2015(in琵琶湖)レポート vol.2
2015.08.24
2015年KDKファッショングランプリコンテストで「京都府知事賞」を受賞!~人間環境デザイン学科村田ゼミ
村田ゼミの学生有志(吉岡俊輔、茶谷千佳、後和伸之介、福原希)その他多くの学生さんの助けを得て、KDKファッショングランプリコンテスト(京都服飾デザイナー協会主催)にチャレンジしました。 5月にデザイン画を提出し、審査通過の連絡を受けてから、二次審査のため夏休み返上で衣装制作に取り組んできました。 そして8月23日(日)京都新聞本社ホールでの二次審査に臨みました。 リハーサルの後、多くの審査員の前で茶谷さんがモデルを務め衣装を披露、吉岡君がコンセプトを発表しました。 今回のテーマは「ひとすじの道」 ボリュームある肩周り飾りは人としての存在感を表し、身頃のスパンコール飾りの輝きは自分の進むべき『ひとすじの道』を照らす。彼らの決意を表現したのでしょう。 1時間後、どきどきしながら結果発表を待ちます。 佳作から発表され賞も残すところ、2つのみになりました。 例年だとすでに呼ばれ舞台に上がっている頃です。 だめだったのか・・・とあきらめかけていたところ「京都府知事賞は畿央大学」と発表されました。 学生共々「やったー」と声をあげ抱き合って喜び合いました。京都府知事賞はすばらしい賞でグランプリの次点の賞です。 村田ゼミ生が12年間チャレンジしてきた中で最高の結果です。 審査員の方々から 「きれいな作品であった。」 「どのように制作されているのか不思議な作品である。」 「コンセプトが素晴らしかった。」 「デザイン画が実物では何倍も魅力的なものになった」 等ありがたい講評をいただきました。 「この勢いを途切れさせることなく走り続けたい」という学生のコメントには、頼もしく感じるとともに目頭が熱くなりました。 人間環境デザイン学科准教授 村田 浩子
2015.08.24
夏のスポーツ実習2015(in琵琶湖)レポート vol.2
琵琶湖での実習二日目がスタート! 畿央大学では教養科目「スポーツ実習」の一環として夏期集中講座が行われています。 学生(1回生)38名、教員5名、学生スタッフ(2回生)5名が、8月22日(土)~25日(火)に琵琶湖BSCウォータースポーツセンターにて、ヨット、カヤック及びウィンドサーフィンに取り組んでいます。レポート第2弾が届きました! 朝から湖畔でロールパン、ソーセージ、オムレツの朝食をいただき、午前の実習です。 カヤックでは話したことがあまりない人とペアになりました。はじめは不安でしたが、後半になるにつれて、どんどん楽しくなっていき、技術だけでなく絆も深めることができました! お昼ご飯はカレー。あっという間に胃の中にはいりました。 午後のウィンドサーフィンでは、セール、マスト、ブームを使いこなすことが大事だったのですが、なかなかうまくは乗れず、ボードに乗る際にあらゆるところをぶつけてしまいました。今回は上手くいきませんでしたが、2回目は頑張って乗りたいと思います。 コロッケや魚フライが盛りだくさんの夕食の後は、「帆走理論」の講義を、BSC(琵琶湖ウォータースポーツセンター)の担当の方にしていただきました。なぜ走るのか? ちょうど日中に体験したことを解説していただいたので、納得しました。理論の大切さもよくわかりました。 今までレジャースポーツは遊びだと思っていましたが、レジャーとしても競技としても楽しめるスポーツだとわかりました。次はもっとうまくなりたい! 理学療法学科1回生 中川潤志 窪園彩花 稗田実綺菜 【関連リンク】 夏のスポーツ実習2015(in琵琶湖)レポート vol.1
2015.08.23
夏のスポーツ実習2015(in琵琶湖)レポート vol.1
琵琶湖でのスポーツ実習が始まりました! 畿央大学では教養科目「スポーツ実習」の一環として夏期集中講座が行われています。 学生(1回生)38名、教員5名、学生スタッフ(2回生)5名が、8月22日(土)~25日(火)に琵琶湖BSCウォータースポーツセンターにて、ヨット、カヤック及びウィンドサーフィンの実習に取り組んでいます。レポート第1段が届きました! 前日からドキドキしながら準備をし、今朝も間に合うかどうかドキドキしながら無事、電車で到着しました。開校式を終え、昼食として、鶏肉照り焼き丼をいただきました。 私たちB班の最初の実習はヨットでした。ヨットのいろいろな部分の名前などの説明を聞いてから、いざ湖へと乗り込みました。 最初はなかなか上手くできませんでした。途中1度転覆した時は全然、ヨットをもとどおりに出来ないし、体力も奪われるしですごく怖かったけど、慣れてきたら操縦とかも少しできるようになってとても充実した時間を過ごせました。 最初のヨット実習では2人1組で乗り込みましたが、明日以降は1人でヨットの操縦をするということでかなり緊張しています。 実習後はシャワーを浴びて、夕食です。コロッケ、野菜、焼きそばなど好きなだけ食べることができます! おなかがとてもすいていたので、たくさん食べました。おかわりをしている人もいました(笑) 夜はロープワークの講義です。ロープワークは初めての体験でした。エイトノット、シートベンドなどロープの結び方が人命救助などで将来、私たちが使えるのだなとびっくりしました。ペアになってロープを抜けられるか挑戦したり、結ぶ練習をしたりして楽しかったです。 いつもとは違う環境で色んな人や自然に触れ合うことができるので、知識が増えて視野を広げることができました。明日からも緊張感を持って頑張りたいと思います。 健康栄養学科1回生 塩見智織 多山知世菜 藤澤美緒
2015.08.20
畿央大学短期語学留学プログラム2015 現地リポートvol.0(事前オリエンテーション編)
8月29日から20日間、イギリスで行われる短期語学留学プログラムに参加! こんにちは、現代教育学科1回生の下坊美月、現代教育学科2回生の森本康介、健康栄養学科2回生の今西綾実です。畿央大学の短期語学留学プログラムは、毎年夏休み期間中に行われます。(今年度から春期にも行われます。)英語学習はもちろんのこと、英国文化に触れることができ、博物館見学や美術館での美術鑑賞、サッカー観戦、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫することもできます。 畿央大学短期語学留学プログラム2015概要 場 所:イギリスのカンタベリー(ロンドンの南、車で2時間程の場所にあります) 研修場所:コンコルドインターナショナルスクール 期 間:2015年8月29日から20日間 内 容:2週間英語学習(ホームステイ滞在)、その後4日間のロンドン文化体験(観光等) それでは、出発に向け行われた事前オリエンテーションの内容を報告します。 第1回オリエンテーション[5月22日(金)] 最初のオリエンテーション。留学の仲介をしてくださっているJTBガイアレックの方から留学の概要を説明してくださいました。プログラムに参加する学生たちは、この日初めて顔を合わせました。みんな顔に緊張と期待が入り混じりながらお話を聞いていました。私は興奮していてきちんと内容を聞けておらず、家に帰ってから落ち着いて配布資料を読み返しました。 第2回オリエンテーション[6月12日(金)] 留学の手引きのハンドブックで持ち物やホームステイ中の注意事項やマナー、語学学校についてなど現地での生活について教えていただきました。だんだん留学が現実味を帯びてきて自由時間はどこを観光しようかと期待が高まりました。 第3回オリエンテーション[6月23日(金)] ロンドン到着日と最後の4日間に泊まるホテルの部屋割りをして、単位認定のためのレポートの説明を受けました。それぞれ仲の良い友達と同じ部屋になって、ホテルの時間も楽しみになりました。また、イギリスでたくさんの貴重な体験をして、より良い最終レポートを作成しようと思いました。 第4回オリエンテーション[7月23日(木)] 今回は「イギリス異文化講座」ということで、ロンドン在住の田代先生とロンドン大学のアラン先生にお越しいただいて、イギリスの文化についてのお話を聞きました。その後にアラン先生と英語で自己紹介の練習をしていただきました。英語で話すことに慣れていない私たちは上手く自己紹介ができず、イギリスに行くまでにもっと英語を勉強しなければいけないと実感しました。現地到着後、2日目に両名の先生方には、現地での案内をしていただく予定にしています。その時までには、しっかり自分ことを伝えられるように準備していきたいです。 第5回オリエンテーション(最終)[7月24日(金)] 昼休みの最終オリエンテーションでJTBガイアレックの方から最終の連絡事項等をしていただきました。「もうイギリスに行く日が近づいてきているなぁ~~」って実感しました。最後に質疑応答があって、自分は質問できるほどイギリスのこと考えてないと思い、いろいろ焦らないとダメだなと痛感したオリエンテーションでした。 留学に参加する意気込み! 現代教育学科1回生 下坊美月 今回の留学での目標は語学力の向上とイギリスの文化を知ることです。そのためにもホストファミリーと積極的に会話しようと思っています。私は英語教諭をめざしているので、将来生徒にイギリスのことを話せるように、20日間を有意義に過ごしたいと思います。 現代教育学科2回生 森本康介 今回の留学での目標はどんなことにもチャレンジすることです!! 日本では体験できないことがたくさんあると思うので、自分が少しでもやってみたいと思ったことは挑戦していきたいです。イギリスでの一瞬一瞬を大切にしていきたいと思います。 健康栄養学科2回生 今西綾実 古城や遺跡などイギリスのルーツを見る旅にしたいです。城内のイングリッシュガーデンも楽しみにしています。食文化にも興味があるので、アフタヌーンティーを体験したいと思っています。ホームステイ先の方に見所やオススメのお店を尋ねたりしてコミュニケーションをとりたいです。 いよいよ、出発が近づいてきました。イギリスでの私たちの様子は随時、Kio Smile Blogで「畿央大学短期語学留学プログラム2015 現地リポートvol.XX」という形で報告していきますのでどうぞお楽しみに! 現代教育学科1回生 下坊美月 現代教育学科2回生 森本康介 健康栄養学科2回生 今西綾実 【関連記事】 短期語学留学プログラム2014 現地リポートvol.18~最終レポート!
2015.08.12
人間環境デザイン学科5期生の同窓会を開催しました!
2015年8月8日(土)に畿央大学人間環境デザイン学科の5期生が同窓会を行いました。 卒業してから5年経ちますが、全く変わらないメンバーに20歳後半になっても、瞬時に大学時代に戻る事が出来るのはやっぱり4年間を畿央大学で一緒に学んだからこそだと実感しましたね。職場が近畿の人もいれば、関東の人もいるので、今回30人も集まった事に、同窓会実行委員としては嬉しく感じました。大学卒業後、全く会わなかった仲間が5年経って結婚してたり、子どもがいたりと環境の変化と同級生の変化と自分自身の変化に戸惑う事もありましたが、みんなの近況を聞きながら、お酒を嗜み、ご飯を共にする事をすごく幸せに感じる事が出来た場だったと思います。『次は何年後になるんやろうな』って言いながら解散しました。 今度は子どもや一人ひとりの新しい家族と一緒にこういった機会を開く事が出来れば、同窓会委員としての役目が果たせたと思えます。集まってくれてホンマにありがとう。 人間環境デザイン学科5期生 吉村拓哉 ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。 詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。
2015.08.11
平成27年度 離島・へき地医療体験実習発表会~看護医療学科
平成27年度 離島・へき地医療体験実習の学び 発表会を開催しました! 本学の特色ある取り組みである「離島・へき地医療体験実習」は、交通や医療などの利便性が十分でない地域における住民の生活フィールドに学生が赴き、地域住民の生活に直接触れ、医療(看護)・保健・福祉の実際を理解し、住民の生活と健康観や価値観・健康との関連を考え、住民の生活基盤に立った看護のあり方など看護の本質を考えることを目的としています。 今年は、実習時期が7月末に変更となり、継続実習している鳥羽市の菅島や神島、五條市の大塔地区、野迫川村のほか、新たに宇陀市大宇陀地区、川上村が加わった6地域で実習をしました。インターン実習や地域看護学実習など4回生での看護実習を終了して休む時間もなく、学生は地域の理解や実習の行動計画作成、メインとなった骨密度測定をマスターするほか、パンフレット作成や交流会の準備等、めいっぱいのスケジュールで準備に取りかかりました。 そして迎えた実習初日には、貸し切りバスにたくさんの荷物を積み込み、離島では鳥羽駅まで電車で行き、佐田浜港から船で現地に向かいました。7月末なのに台風の影響で雨にたたられた実習となりましたが、地域で唯一の医療機関である診療所や保育所や学校、保健福祉機関、住民のお宅や集いの場を訪問し、関係者や住民の方に話を聞かせていただき、生活の現状を把握し、健康との関連や住民の方の思いや意識を理解しました。 ▼川上村での骨密度測定と結果説明風景 [雨にもかかわらず、会場から遠い地区からもご近所同士やご家族連れで来てくださいました。] 今回、新たな実習地域となった大宇陀地区では、病院での退院支援会議への参加や一人暮らしの高齢者のお宅を訪問し、学生が転倒しそうになるほど急な山道の場所で生活されていても「ここが良い」というお話を聞かせていただき、自分の生活したい場所で生きることの意味を考えさせられました。しかし現実的には、交通の不便な離島や山間部では、「元気で自分の足で歩けないと、この地で生活できない」ということを住民の方が一番よくわかっているという厳しい現実を理解した発表がありました。 ▼宇陀市大宇陀地区でひとり暮らしの老人宅の奉仕作業に汗する学生たち 乳幼児から高齢者までの全ての発達段階にある人々の生活の実態や健康状態や思いのほか、関わる医療・教育・保健福祉の専門職方々のお話を関連づけて健康課題を考え、年々人口が減少し高齢化が深刻な地域で看護者として何が必要か、何ができるかを検討していました。健康課題が深刻でも、住民同士での助け合い・支え合いなどのつながりの強さや生まれ育った地域で自分たちの力で必要なことをしていこうとされている住民の方々の強みを肌で感じることができ、看護者として対象となる人の生活や価値観を大切にしながら、関係者と連携し継続して予防の視点も持ち支援していく必要性を学んだという発表が多くありました。 ▼発表会風景 どの地域でも学生たちを温かく迎えてくださって、骨密度測定や交流会に参加された方から、「今日ここに来て良かった。また来年も来てほしい。」と嬉しい言葉をいただき、学生も感激していました。 現地に行く前は具体的な実習のイメージがつかめず、他力本願的な様子も見えた学生たちでしたが、現地で色々な方たちや場所を訪問してお話を聞かせていただき、骨密度測定や健康チェックなどでの関わりを通して、自分たちがアプローチしていくことが結果として現われる過程の中で積極的に関わることができるようになっていき、成長とたくましさを感じた毎日でした。発表内容も実習の目的や目標に焦点が当てられており、発表会に参加した現地を知らない教員や学生が聞いてもその地域の特性が理解できる内容になっていました。 今回の実習に際し、ご理解ご協力いただきました地域の関係者の皆様、住民の皆様、理学療法学科の松本先生に改めて感謝いたします。ありがとうございました。 看護医療学科 教授 松本 泉美 【関連記事】 離島・へき地医療体験実習がスタートしました!~看護医療学科 学生広報スタッフblog vol.176~離島・へき地医療体験実習レポート♪
2015.08.11
ベビーマッサージとマタニティヨガの特別講演~助産学専攻科
ベビーマッサージとマタニティヨガの特別講演 7月7日(火)に、インストラクターの森田先生に来ていただき、ベビーマッサージ、マタニティヨガの講義を受講しました。 ★ベビーマッサージ★ ベビーマッサージとは、肌と肌で触れ合う親子のスキンシップのひとつです。赤ちゃんに優しく声をかけながら行うことでお母さんの愛情をたくさん受け、情緒豊かで安らかな心が育ちます。 また、それだけでなく、赤ちゃんの皮膚を刺激することで脳や全身の発達も促されます。 私たちも実際に赤ちゃんの人形に声をかけながら、ベビーマッサージを体験しました。 はじめは、見よう見まねで行っていましたが、ベビーマッサージにおいて大事なことは手技や手順ではなく、愛情を持って赤ちゃんに触れたり話しかけたりすることだと教えていただき、楽しくマッサージができました。 ★マタニティヨガ★ マタニティヨガとは、妊娠中の精神・肉体・呼吸を整え、心と体の安定を目指すプログラムです。 マタニティヨガのポーズをとることで、腰痛、肩こり、便秘、足のつりなどの妊娠中の不快症状の予防や、お産の姿勢の練習が自然に身につくという効果があります。 写真にあるように精神を整え、リラックスを促すポーズが多かったですが、中には私たちでも少しきついポーズがあり、やはり出産には体の柔軟性も大切だと実感しました! 助産学専攻科 長﨑理紗
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