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畿央の学びと研究
2015.07.15
実習病院の看護師さんたちに来校いただきました!~急性期看護学援助論Ⅱ
看護医療学科3回生の学生は、来月からに迫った臨床実習にむけて様々な実践演習に取り組んでいます。急性期看護学実習では、手術を受ける患者さんへの看護を展開しています。 4月から4か月の間、実際の患者さんを想定した授業でトレーニングを積んできた成果が見え始めています。 先日7月6日・13日の授業(演習)には、周手術期の臨床実習施設である東大阪市立総合病院の看護師さんたちが来てくださいました。 看護師さんたちは、学生が演習する様子を温かい目で見守ってくださり、タイミングを見計らって適切なアドバイスを下さっていました。 ①手術後の患者を想定した演習をする学生たち・・患者役の役作りは女優さながら・・ ②喉頭がんの手術を受けた患者の様子を表現する学生たち・・ ③輸液や膀胱留置カテーテルも実際の患者さんに使っているもので体験しました。 演習が終わるとみんなクタクタに疲れていますが、一つずつ習得していく知識や技術がみんなを大きく成長させてくれます。 両日の演習では、東大阪市立総合病院の看護師さんから「皆さんが大学でこんなに伸び伸びと楽しく学修しているんだな」という感想をいただきました。また「病院実習でも過剰な緊張は不要です。ここで先生方から教わった知識を持って実習を楽しむつもりで頑張ってください」というエールもいただきました。 急性期看護学では、教員と臨床指導者の連携を強化することで、実習を通して学生が「看護することの喜び」を体験してくれることを願っています。
2015.07.14
積水ハウス総合住宅研究所納得工房を見学!~人間環境デザイン学科「ユニバーサルデザイン(環境)」
2015年7月7日(火)、人間環境デザイン学科3回生は「ユニバーサルデザイン(環境)」の授業で京都府木津川兜台にある株式会社積水ハウス総合住宅研究所納得工房に行きました。 納得工房とは、体験学習を通してあらゆる人が理想の住まいを追求する場です。 はじめに紹介VTRをみせていただき、グループにわかれて工房内を担当者の方に案内していただき、数あるフロアの中から今回は白内障と老人性難聴の体験、リビング収納、照明、ダイニング、キッチンの見学をさせていただきました。 その中でも印象に残っているのはリビング収納、照明、キッチンです。 リビングの収納では考えもつかないような、でも自分の中で理想に思っている、シンプルですっきりとしたデザインで、みんな口をそろえて「ここに住みたい!」と言っていました。 また雰囲気づくりの基本だとされる照明。 おしゃれで奥行き感のある雰囲気にうっとりしながらソファに座り、照明の力に圧倒されました。 間接照明を加えるだけで部屋の雰囲気が大きく変わり、非現実感を味わうことができました。 そしてコミュニケーション重視の対面型、狭小住宅向きのオープン型、自然を取り入れ料理に集中したい人向きの独立型、3タイプあったキッチンは、まさに女性の理想の空間! ここでは好みがはっきり分かれ、それぞれの理想を語り合うみんなの姿が印象的でした。 最後には、将来こんな家を建てたいという思いがそれぞれの口に出ていて、同時にこれからさらに頑張ろうと意気込む姿もありました。そこに住まう人のことを考えてつくられた空間はそれぞれ個性があって楽しく生活ができそうでした。 今回見学させていただいて、普段の授業での写真や図面では感じることのできない体験ができました。 視野が広がり、色々なことを吸収できたのではないかと感じます。 見学できて本当によかったと思いました。 人間環境デザイン学科3回生 東朝美
2015.07.14
御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.27~第4回「認知症カフェ」!
7月10日(金)「金曜日カフェ~つどい~」(御所市連携コミュニティカフェの新名称)では、「認知症カフェ」を開催しました。 梅雨で雨が続いていましたが、この日は久しぶりの晴れ間で、多くの人が参加してくださいました。初めて来られた人や男性も多く、とてもうれしかったです。 この日は、『認知症にならないために気をつけること』をテーマに畿央大学看護医療学科の松原寿美惠先生から糖尿病と認知症とのかかわりについてお話いただきました。 日本の糖尿病患者さんのうち約100万人が認知症を合併していることに驚きました。また、糖尿病が認知症の発症につながりがあることも学びました。 糖尿病の予防のためには、①食事を規則正しく②食べすぎない③適度の運動④禁煙・節酒することです。まったく食べない、1食抜くなどをすると、身体の決まったリズムが変わってしまい、かえって身体に悪いそうです。3食きっちり摂取し、1週間に1回ぐらいは食べ過ぎの日があっても、大丈夫だそうです。 最後に、健康運動指導士の米倉先生による、椅子に座ってできる運動を、音楽に合わせて行いました。こぶしを前に押し出す運動では、みなさんで「やーー」と掛け声をかけながら、楽しく行ない、皆さんの笑顔が見られました。 また、この日は看護医療学科の2回生の学生の皆さんがボランティアとして協力していただきました。ありがとうございました。 今後梅雨が明けるとますます暑くなりますが・・・・・ そんなときこそ!カフェで涼みながら、お茶しながら、イベントに参加してみませんか?毎週金曜日に”金曜日カフェ~つどい~”を開催しておりますので、是非一度お越しください。斎藤ゼミ一同皆様にお会いできるのを心からお待ちしております! 人間環境デザイン学科4回生 山上華奈 【今後のスケジュール】 御所市連携コミュニティカフェ イベントスケジュール
2015.07.08
同窓会レポート~看護医療学科4期生「看護プチ同窓会」!
6月27日(土)に、大阪市内で看護医療学科4期卒業生を中心に「看護プチ同窓会」を開催しました。その時の内容を一部ですが、みなさんにお知らせしたいと思います★ 長かったようで短かった大学4年間の修学を終え、社会の一員として3か月が経ちました。就職という道を選び、“まだまだ自分の未熟さを感じながらも精一杯患者さんのために頑張る毎日を送っている社会人”、“助産師になるという道を選び、命の誕生に1番近い場所で携わりたいという気持ちを胸に抱き、毎日遅くまで学校で勉学に励む助産学生”、“もっと深くまで看護学を学びたいと追及心を持って頑張る在学生”が集まりました。そんな毎日を過ごす日々から『少しの時間だけでも解放されたい!!』『大学時代に笑い泣き共に過ごした仲間に会いたい!!』そんな気持ちから生まれたのが今回の同窓会といっても過言ではないと思います。 前置きはさておき… 今回の会話の内容や写真を挙げていきたいと思います(^^)/ 3か月しか経ってないのに、みんな大人の顔になり驚き!! 気の知れた仲でいたから、顔見合わせただけで笑顔がこぼれたり、ちょっと恥ずかしめな顔をしたり。。。そんな姿がちらほら(笑) 「かんぱ~~~~い」 学生時代の文化祭の打ち上げや忘年会がフラッシュバック!! 肩を組んで踊り笑ったり、誰かが悩みを打ち明け、感傷に浸り泣いたりしたあの楽しかった日々を思い出しました。 みんな日常を忘れ、笑っている姿がなんとも言えませんね。 今にも写真から声が聞こえてきそうな写真(笑) “最初に出会った日のこと”“学生のときに実は・・・”“タイムリーに抱えている悩み”“懐かしい思い出話”など、4年間いろいろなことを共にしてきたからこそ話せるのかもしれませんね。 また、みんなで集まりましょう! 看護医療学科4期卒業生 石井佑貴 ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。 詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。
2015.07.07
新学術領域研究(研究領域提案型)に採択!~畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター
文部科学省科学研究費補助金(平成26~30年度)新学術領域研究(研究領域提案型)「脳内身体表現の変容機構の理解と制御」の公募研究に、本学ニューロリハビリテーション研究センターが申請した「身体失認・失行症における身体性変容の解明とニューロリハビリテーション法の開発」が採択されています。 7月4日(土)に実施された「第2回身体性システム領域全体会議」に畿央大学ニューロリハビリテーションセンターの森岡センター長、大住助教、信迫助教が参加し、研究代表者である森岡センター長が研究計画を発表しました。この会議には、生理学研究所、産業技術総合研究所、情報通信研究機構、東京大学、京都大学、大阪大学などの研究機関が参加しており、その一画に本学が参画できたことに喜びを感じると同時に、襟が正される思いがしました。 内容は非公開であるため詳細は述べられませんが、どの研究機関もこの身体性システム領域の発展に貢献するであろう優れた研究計画を発表されておられ、大変勉強になりました。 また一流の脳科学者、工学研究者との交流が得られ、貴重なブレインストーミングの機会となりました。 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターも、この脳科学とシステム工学とリハビリテーション医学との癒合である身体性システム領域の発展に貢献し、その応用であるニューロリハビリテーション技術の開発・発展を推し進めるべく邁進します。 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 【関連リンク】 【文部科学省科学研究費補助金 新学術領域研究 「脳内身体表現の変容機構の理解と制御」】 【公募研究C03-4 身体失認・失行症における身体性変容の解明とニューロリハビリテーション法の開発】
2015.07.06
御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.26~「うたごえ」「にがおえ」を開催!
7月3日(金) 「金曜日カフェ~つどい~」(御所市連携コミュニティカフェの新名称)では、「うたごえ」と「似顔絵」を開催しました。 「青い山脈」「森の熊さん」「たなばたさま」「明日があるさ」等の曲を歌いました。 「明日があるさ」では学生スタッフが前に出て一緒に歌いました。 緊張しましたが、体を動かし声を合わせとても楽しかったです。 世代を問わず受け継がれている歌をみんなで歌う姿は、年齢差をまったく感じません。 最後には、いつも来ていただいている橋口さんにギターを披露していただきました。 とてもお上手でした。 自身の趣味を披露していただける方を、是非ともお待ちしております! 「よく町ですれ違って、顔見知りではあったけど話をしたことがなかった人と、今日のコミュニティカフェで友達になった」 と言っておられた方がいたことが、とても嬉しかったです。 皆さんも是非コミュニティカフェでいろいろな友達をつくりましょう! 以前より男性の参加者が増えてきたと感じています。1人で、ご夫婦で、お友達同士など、もっと多くの男性の方に来ていただきたいと思っております。実は、学生スタッフ8名中7名が男性です(笑) 不安や分からない事があればお気軽にお声掛けください。 私たちスタッフ一同、年齢関係なく男性の方も気軽に入りやすいイベントを発信していき、地域の居場所として多くの方の繋がりを育むために頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。 皆様お待ちしております。 毎週金曜日に”金曜日カフェ~つどい~”を開催しておりますので、是非一度お越しください。斎藤ゼミ一同皆様にお会いできるのを心からお待ちしております。 人間環境デザイン学科4回生 松田大雪 【今後のスケジュール】 御所市連携コミュニティカフェ イベントスケジュール
2015.07.06
2015年3月卒業生の論文が、医学書院「総合リハビリテーション」にアクセプト!~理学療法学科
今春2015年3月に理学療法学科を卒業し、医療法人社団苑田会に就職した諸橋直紀さんの学生時代に執筆した論文『肝機能障害モデルラットにおける予防的運動が肝機能と筋機能に与える影響』が医学書院の『総合リハビリテーション』にアクセプト(論文を投稿し、掲載のために採用されること)されました。 諸橋さんの喜びの声 この度、学生時代に執筆させていただいた論文『肝機能障害モデルラットにおける予防的運動が肝機能と筋機能に与える影響』が『総合リハビリテーション』にアクセプトされました。そのことを当時のゼミ担任の今北先生から聞いた時は、率直に嬉しさと感謝の気持ちでいっぱいになりました。今回のアクセプトは今北先生を初めとする多くの方のご声援、お力添えがなければ絶対に成し遂げることができませんでした。支えてくださった皆様に心より感謝申し上げます。そして、今回の採択を機にさらに本分野の研究が進み、多くの患者様の利益になることを願ってやみません。 今回の研究や論文投稿を通して感じたことが2つあります。 1つ目は、「追究する楽しさ」です。これは臨床に出てから感じたことでもありますが、“何かわからないこと”“明らかにしたいことを探求する”“発見する”“知的好奇心を満たしていくこと”は非常に楽しいことです。これらを学生時代に感じておくことは、臨床に出た時の“生涯学習の鍵”となるように思います。今後も疑問を持ち、原因を考え、それを明らかにしたいという知的好奇心を持って勉強していきたいと思います。 2つ目は、「結果が形になること」です。結果が形になるというのは想像していたよりもはるかに感動するものでした。しかし、この結果がゴールでもなければスタートでもなく、長い人生で考えた時の点でしかないということです。結果を残すことは重要ですが、それだけに一喜一憂せず、患者様や多くの方の幸せを願って日々努力したいと思います。 本気でやれば、本気で応えてくれる仲間や先生がいます。その事実に感謝して、これからも頑張りたいと思います。 在学中のゼミ担任 理学療法学科今北教授より 今年3月に卒業した諸橋君の論文が採択されました。この研究は卒業研究として仲間と一緒におこなったもので、在学中に投稿論文を書き上げました。このことはすごいことだと思います。私が信州大学、広島大学大学院と教育を積んだ中でも学部生の間に論文を投稿したというのは見たことも、聴いたこともありません。卒業が迫っているなかで、国家試験の勉強もやりながら、さらに論文を書き上げたチカラは驚きに値します。 私の中でも新しい挑戦であり、学士力を超えた大学教育が出来たのではないかと思っております。すべての学生に対して一定のレベルまで到達させる教育も非常に大切です。加えて、それ以上を望む学生に対して、本人の可能性を引き出してあげることの大切さを学ばせていただく、良い機会でした。本当にありがとう、そして、おめでとう!! ちなみに、この研究課題は、今年東京で行われた第50回日本理学療法学術大会においても、セレクション演題として採択されました。 ダブルでおめでとう!! ~学生時代のゼミの風景~
2015.07.06
健康支援システムの活用をスタート!~教育学部「キャリア形成セミナー」
6月18日(木)の教育学部現代教育学科1回生が全員履修する『キャリア形成セミナー』では、本学が独自に開発した「健康支援システム」を活用した取り組みを行いました。自己の健康について考えることを目的に、全員で健康システムに入力しながら、自らの健康を考える機会を持ちました。将来、子どもたちを育む立場となる際には、自他ともに心身の健康状態への関心は欠かすことができません。 今、自らの健康に注目することから意識の向上をめざしてほしいと思います。 現代教育学科1回生担任団 「健康支援システム」は、健康についての情報を畿央大学のホームページ「健康支援システム」画面から各自が入力し、自己管理するシステムです。 ※サンプル画面 【学生の声】 「自己の健康について考える」というテーマのもとに、健康支援システムを利用して自分の健康について考え直しました。今回の機会を通して感じたこと、考えたことは様々でした。 健康支援システムでは以前に記録した自分のデータと現在のデータが数値やグラフで表されるため、食生活等の生活習慣や心理健康状態の変化が一目瞭然です。一ヶ月前の自分の生活習慣を完璧に覚えていることは不可能に近いですが、健康支援システムを利用してその時その時のデータを記録することで時間経過による変化を明確に把握することができます。私が思っていた自分自身の健康状態と健康支援システムによって示された数値を比較すると相違点が多々あったため、「私は自分の健康についてあまり理解できていなくて、ただ理解している“つもり”であっただけなのか。」と少し衝撃を受けるとともに、健康支援システムの素晴らしさを感じました。しかし、自分の健康は「自分が一番よく理解しているもの」という以上に「自分にしか理解できないもの」「自分にしか調節できないもの」です。「最近、間食が多い…」「就寝時間の遅い日が続いている…」といった健康に関係する習慣については日々考える人は多いと思いますが、このような機会を与えてもらわない限り、意識して様々な角度から自分の健康について深く考えることはあまりないように思われます。 今春、大学への進学、またアルバイトを通して社会との距離が少し近くなったりすることなど、環境の変化とともに、ストレスの原因や生活習慣も大きく変化しました。「健康」といっても、身体の調子が良いだけでは一概に健康であるとはいえず、精神的、社会的にも健やかで前向きであってこそ、健康であると言えるのだと思います。健康支援システムは、生活習慣や身体的な健康状態だけではなく、積極性評価尺度といった精神的な健康状態の変化についても見ることができるため、自分の健康管理をしていくうえでとても便利なシステムであると思います。夢中になれる何かを見つけること、自分に自信を持つこと、充実した毎日を過ごすことも、主に精神的な面で健康に大きく関係しているのだと思います。健康支援システムに頼りきりになるのではなく、うまくシステムを利用しつつ自分自身でも生活習慣や毎日の充実度など、意識して自己の健康について考えることが毎日を健康に過ごすためのヒントとなるのだと思います。 現代教育学科 1回生 新菜央 荒木遥香
2015.07.01
御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.25~「認知症カフェ」を開催!
6月26日(金)「金曜日カフェ~つどい~」(御所市連携コミュニティカフェの新名称)では、「認知症カフェ」を開催しました。 今回は「認知症の人との関わり方」について学びました。基本的には、認知症の方の言うことを否定しないことだそうです。 認知症の方が、不安に思うあまり何度も同じことを確認したり、一番お世話になっている方だけを認識しているため、物がないと思ったときに、その方を疑ったりするなどの行動をとるのはなぜかを勉強しました。 勉強の後は、「気軽にできるアクティビティ」で、みんなで輪になり踊りました。 勉強は“真剣”に、“楽しむ時は思いっきり!”と、とても良い雰囲気でした。 「認知症カフェ」を企画・運営する側として、勉強し知識や理解をより深めて、来られた方々に還元していきたいです。 そして認知症に対する理解や関心を広げて、その輪をさらに繋げていきたいと感じました。これからも「金曜カフェ」では、先ずは認知症について学ぶことを目的に、7月10日(金)、9月11日(金)に開催する予定です。 毎週金曜日に”金曜日カフェ~つどい~”を開催しておりますので、是非一度お越しください。斎藤ゼミ一同皆様にお会いできるのを心からお待ちしております。 人間環境デザイン学科 4回生 堀田晃平 【今後のスケジュール】 御所市連携コミュニティカフェ イベントスケジュール
2015.06.28
広陵消防署による救急救命講習~教育学部「キャリア形成セミナー」
畿央大学教育学部現代教育学科の1回生全員が履修する『キャリア形成セミナー』では、大学での学びを豊かなものにするための知識や技能について理解し、主体的に取り組み、自分らしく生きることができる職業選択について考えることをねらいとしています。 この取り組みの一つとして、5月28日、6月4日、6月11日の3日にわたって広陵消防署から救急救命士をはじめ隊員の方々に来ていただき、救急救命講習を行いました。 教師や保育者をめざす学生が救急救命の知識や技能を学び、身につけることで、将来に自分が関わる児童生徒や乳幼児の命を守ることにつながります。 学生たちは教室での講義を受けた後、アリーナでグループに分かれ、AED(自動体外式除細動器)と人形を使って一人ひとりが隊員の指導を受けて熱心に実習しました。知識では分かっていても、実際に人形を使ってみると少し戸惑う場面も最初は見られましたが、次第に慣れ、スムーズに行動できるようになっていきました。 講習で学んだ応急手当の知識を自分のものとし、AEDが必要な事態に直面しても適切に使用して、命を救うことができるようになってほしいと願っています。 現代教育学科1回生担任団 【受講した学生の感想】 まず初めに、消防署の方が用意していただいた心肺蘇生法のムービーを見た後、実習をしました。 消防署の方に“心肺蘇生をする時のポイント”や、“助けを求めるなどの実際の場面で行うべきこと”を教えていただき、1人ずつ人形を使って体験しました。 実際に訓練をして、分かったことがあります。訓練をしていれば、『私たちでも人を助けることができる!』ということです。 私自身が行動することで助かるかもしれない命があると気づいたので、そのような必要な場面に出合った時は勇気を出して行動したいと思います。応急手当についての冊子を忘れないうちに読み返して、しっかりと行動できるようにします。 最後に、とても貴重な体験をさせていただいた広陵消防署の方々に感謝申し上げます。 現代教育学科1回生 岩谷真衣
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