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畿央の学びと研究

2015.02.16

卒業生による養護教諭勉強会・同窓会を開催しました。

こんにちは 教育学部現代教育学科の1期卒業生の深井有伽です。 2月1日(土)に、畿央大学養護教諭勉強会・同窓会を開催しました!   養護教諭勉強会は2011年に第1回目を実施し、養護教諭として卒業後も常に研鑽していきたいという卒業生みんなの思いから現在も継続して開催しています。     今回は前半に現代教育学科の細越先生に『「記録の取り方」について~認知行動療法のアプローチ~』の講義・演習をしていただきました。 私たち養護教諭は、学校現場で子どもたちの相談を聴く機会が多々あります。 内容も多岐に渡り、また子どもによってはあまり話せない子もいれば、色々なことに話がそれながらもたくさん話してくれる子もいます。その子ども一人ひとりに合わせて、聞き漏らしが無いように話を聴いていくことは簡単ではありません。 細越先生には質問の種類や使い分けなどの聴き方のポイントや、聴き取りから分かったことを視覚化し、質問者も子ども自身も本人のこころの中をとらえやすくする方法など、演習を交えながらご教授していただきました。 翌日からすぐに実践に活かせる、まさに私たちが求めていた内容でした。   後半では大阪女子短期大学の古角先生に「保健室経営に活かす記録」を講義していただきました。 養護教諭のご経験も交えながら講義してくださり、講義を聴いているみんなが実際の職場の現状や関わっている子どもたちに関連させながらより学びを深めることが出来ました。 また、保健室経営計画を立案する重要性を理解していても、どのように目標を設定し、内容を決め、評価していくのか、これで良いのかと感じながら進めている養護教諭も少なくないと思います。古角先生はそんな不安を一つひとつ解いていくように、先生や学生さんのエピソードを加え、分かりやすく説明してくださいました。 このように「養護教諭勉強会」は“今私たちが学びたいこと”を勉強出来る場となっています。       そして、この勉強会の合間に同窓会を開催!! 岡本啓子先生、古川恵美先生、講師の古角先生、卒業生17名、学部生9名が参加し、奈良で食べたいお弁当で知事賞を受賞したお弁当をみんなでいただきました。 美味しいお弁当を食べながら、各学校の工夫を教えてもらったり、相談にのってもらったり、仕事の話に限らず、恋愛の話やそれぞれのライフステージの話まで、話は止まる所を知りません。   養護教諭は学校内で1~3人の少数職種であるため、仕事のやりがいや大変さをわかり合える仲間との会話はどこか安心感があります。また、在校生も養護教諭をめざす中で不安は出てきますが、卒業生に相談してアドバイスをもらうことで、不安の解消にもなり、先輩である私たちは大学生のとき私たちもそんな思いだったなと初心に帰る機会になります。 良い相互関係が築けており、同窓会は得るものが多い時間となりました。   大切な仲間と卒業してもこうして関わり合える機会があり、そんな仲間と出会わせてくれた畿央大学に感謝しています。次の機会を心待ちにして、これからもお互いに頑張って行きます。     教育学部現代教育学科1期生 深井有伽(旧姓:廣田)   ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。 詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。    

2015.02.13

学生広報スタッフBlog vol.160~人間環境デザイン学科「プロジェクトゼミ」のご紹介!

こんにちは! 学生広報スタッフのしみぼーです^^ ポートフォリオ講座に引き続き、プロジェクトゼミをご紹介します。   プロジェクトゼミとは人間環境デザイン学科2回生後期にある選択必修のひとつです。 選択制なので取らなくても大丈夫(2回生か3回生のどちらか、あるいはどちらも選択)ですが、私は取っておいた方が絶対いいと思います。 このゼミの最大の特徴は、「3回生との合同ゼミを2回生の後期から経験できる」ということ。私は建築系のコースを希望しているので、ゼミも建築を重視しているところがいいなぁと思っていたのですが、行きたいゼミがいっぱいあって迷いました。 このゼミも定員が決まっているので第1希望だけでなく第3希望まで決める必要がありました。 先生の空いてる時間に部屋にお邪魔したり、授業の後に話を聞いたりして自分の行きたいゼミを決定しました。 悩んだ結果、無事に私は第1希望の藤井ゼミに所属できました。   藤井ゼミで私たちが進めていたのがウォーターフロント計画です。 ウォーターフロントとは、過密化する都市の新たな開発区域としての港湾、臨海部を指して使われている言葉です。 私たちは中でも大阪にある2つの川に着目して計画を進めました。 2つの川というのが、木津川と東横堀川です。 この2つの川は中ノ島を流れる土佐堀川と道頓堀川を南北に結ぶ川なのですが、全くといっていいほど注目されていません。そこで藤井ゼミはこの4つの川『川の回廊』を船で回ることができて楽しめるように計画しよう!ということになりました。     学生だけでの打合せや先生を交えての話しあいを進めていくうちに案が変わったりすることが何回もありました。 その度に新しい案を考えてゼミの中で発表して、ゼミ生の意見を聞いてまた案を練り直して…の繰り返しでした。 話し合いが進むにつれて製作の規模が大きくなっていって、夜遅くまで学校に残って作業をしました。 なかなかうまく事が進まず嫌になる事もありましたが、それも乗り越えて完成させた出来上がった模型を見たときは、本当に感動しました!!   木津川は体験型自然テーマパークをコンセプトに計画を進めました。 模型の上におく小さな遊具がとてもきれいに作られていて驚きました!! 川幅が広く計画範囲が全部見えるので模型作りが本当に大変そうでした。     それに対し、東横堀川は上に阪神高速があり計画に制限がかかってしまっていたので、案を考える段階から大変でした。 それに川幅が細いわりにとても長くて、悩まされました。 私は東横堀川の暗闇の部分を担当したんですが、 案がなかなか浮かばず大変でした笑   上の写真は加工しているので大きさがわかりにくいので、全員で撮影した集合写真をみてください!!     3.6mの正方形の模型なんです!! 冬木記念ホールの地下の鹿の像の前に設置してあるので、よかったら見てください^^ 新学期が始まると撤去してしまうのでお早めに~!   感想です! 実は書きたいことはまだまだあります(笑)。 でも全部書いてたらものすごく長いブログになってしまうのでがんばって短くしました。 3回生との合同ゼミということもあって先輩たちとうまくやっていけるか不安でしたが、みなさんいい人ばかりでなんの知識もない自分たちにやさしくパソコンでの作業、考えもつかないような模型の作り方などを教えてもらえて勉強になりました。 学校に泊まるぐらい夜遅くまで作業をしていたので本当に途中で投げ出したくなる瞬間も何回もあったんですが、それも今となってはいい思い出です(笑)。ゼミをしているときは「とりあえず休みがほしい」と感じていたんですが、ゼミが終わってしまった今では「もう一度ゼミをやりたい!」と思うほど寂しく感じています。短い期間でしたがその中で色々とハプニングもあり、とても濃い時間をすごせたと思っています。   3回生だけでなく2回生にも迷惑をかけてしまったと思っています。 でも藤井ゼミがこのメンバーで本当によかったです。 大変なこともあったけどこのメンバーだからこそ乗り越えられたんだと思います。 本当に藤井ゼミのメンバーに感謝です。 ありがとうございました! 人間環境デザイン学科2回生 清水 美裕

2015.02.13

学生広報スタッフBlog vol.159~人間環境デザイン学科「ポートフォリオ講座」参加レポート!

こんにちは! 学生広報スタッフのしみぼーです^^ 長いことブログを書けなかったので、今回は個人的なものの紹介になります(笑) 色んなことがありましたが、中でも自分の記憶に残っている2つを紹介します。最初は、ポートフォリオ講座から!   まず去年の12/20(金)にキャリアセンター主催で行われたポートフォリオ講座についてです。 去年の話なので随分と時間が経ってしまっているんですけど・・・ まずポートフォリオとは自己作品集のことで、就職活動の時にデザイン系学生は企業に紹介するときに求められることがあります。「今からでも知識をつけておこう!」と思って参加しました。15人の定員制だったんですが自分たちが申込みに行ったときにちょうど15人だったので驚きました!自分たち2回生以外に1回生もいて、すごく意識が高いなぁ~と思いました。 先生が気さくな方で話し方もゆっくりで声も大きく、説明も丁寧でわかりやすくて、問題なく作業できました。2回生は授業でグラフィックソフトを既に使用しているので先生の説明を聞きながらさくさくと作業できましたが、1回生は悪戦苦闘しているようでした。     この講座の目的は最終的に『自分の名刺』を作るというものでした。 まず初めに “イラストレーター”と“フォトショップ”というソフトの基本操作から入りました。 皆、仲のいい友達同士で講座が始まるまでは和気あいあいとしていたんですが、講座が始まるとみんな表情を引き締めて黙々と制作に没頭していました。 でも、お互いの作品を見合って笑ったりしていたので、授業のような静けさはありませんでした。そして名刺が出来上がると、先生が良いと思ったメンバーで前に立って、自分の作品をプレゼンテーションしました。     2回生だけでなく1回生も発表に選ばれました。みんなクオリティがすごくて、驚きました。名刺に使ったデザインが自分の名前とかけていたりと、工夫もいろいろあって面白かったです。   このポートフォリオ講座の説明を聞いて初めて「ポートフォリオ」という存在を知ったので、講座が始まるまでドキドキしていました。 このポートフォリオが自分の就職活動の時に必要になってくるんだと思うと、レイアウト一つを考えるのも緊張しました。 私は『黒・赤・青』の3色を使って視覚的に色彩でインパクトを相手に持たせようと思って名刺をデザインしました。 一言で「名刺を作る」と言っても何を強調したいのか、色は何色がいいのか、字体はどれにしようか、など考えることが多くて大変でした。 でも、自分にとってたくさんの知識を身に着けることが出来てよかったです。   次の記事では、「プロジェクトゼミ」についてご紹介します!   人間環境デザイン学科2回生 清水 美裕

2015.02.13

健康栄養学科3期生の同窓会を開催しました!

卒業して6年が経とうとしています。 2月7日(土)健康栄養学科3期生の18名と学生時代からお世話になっている先生方3名が集まりました。 インフルエンザの猛威などもあり、例年より少なめ・・・しかし、会は大いに盛り上がりました。 同窓会も今回で5回目。今回は遠くは熊本からの参加もありました。     毎年会っているため、久しぶりという感覚はなく、乾杯前から会話がはずんでいました。 3時間の飲み放題でしたが、もちろん時間は足りず、先生が会を締める事を嫌がるという事態に(笑) 次の開催はそんな先生が満足できるようランチにして、2次会・3次会に気兼ねなく繰り出しましょう。 健康栄養学科3期生のみなさん、奮って参加してください!! そして、今回もお忙しいなか参加して下さった先生方ありがとうございました。 これからもよろしくお願いします。 健康栄養学科3期生 中辻 愛実(旧姓:高木)   ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。 詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。  

2015.02.12

「養護教諭のための発達障害児の学校生活を支える教育・保健マニュアル」をご紹介!

本学教育学部の古川恵美先生が編著者を務められ、そして岡本啓子先生と小野尚香先生が分担執筆されている「養護教諭のための発達障害児の学校生活を支える教育・保健マニュアル」という本を読ませていただきました。 昨今、特別支援教育や発達障害支援に関わる書籍はそれこそ無数に出版されているのですが、本書には大きな特色があります。それは学校における「養護教諭」の役割や機能にフォーカスされていることです。 平成19年度からスタートした特別支援教育ですが、当初は学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)といったいわゆる発達障害のある子どもたちをいかに理解し、支援するかということに大きな注目が注がれました。また、そのような時勢の中で特別支援学級や特別支援学校の在り方、そして特別支援教育コーディネーターの役割についても検討が深められてきました。さらに近年では、発達障害特性に配慮した通常学級における授業づくりや学級経営を見直そうとする「ユニバーサル・デザイン」を志向する言説も現れてきています。しかし、間違いなく重要なキーパーソンとなる養護教諭を、発達障害支援と直接結びつけて解説する書籍はこれまでほとんどなかったのです。 本書においては、養護教諭の職責である保健管理、保健教育、健康相談、保健室経営、保健組織活動を通して、「保健室登校」、「虐待」、「いじめ」、「給食場面における配慮」、「席替え」、「修学旅行・遠足」、「運動会」、「クラブ活動」などの発達障害特性のある児童生徒の困難性と密接に関連する具体例について実践的な解説が行われています。 また、発達障害者支援法の施行、障害者権利条約への批准、障害者差別解消法の成立と合理的配慮、アメリカ精神医学会の診断マニュアルであるDSM(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)の第5版への改訂など、現在まさに発達障害支援の重要事項となっている話題についても解説されています。 本書は現在養護教諭として仕事をされている先生方や養護教諭を志す学生さんには必読の書であるといえます。また、今や発達障害支援に無関係でいられる教師はいないという実情においては、本書は管理職も含めた全ての先生方に是非ともお勧めしたい一冊です。 学校における養護教諭の専門性やコーディネート機能がますます発揮され、困難性を抱える児童生徒の支援が充実されていくことを願っています。 教育学部現代教育学科 准教授 大久保 賢一

2015.02.10

看護医療学科の学生が日本公衆衛生看護学会で発表しました!

看護医療学科4年生 亀田さとみさんが、平成27年1月10日(土)~11日(日)に 神戸市国際会議場で開催された第3回日本公衆衛生看護学会で、卒業研究の成果を示説(ポスター)発表しました。   テーマは、「わが国における在宅難病療養者に対する災害対策の現状と課題」で、先行研究および自治体の公表資料から難病療養者の災害対策の現状と課題を明らかにし、今後の難病療養者に対する支援や防災対策のあり方について検討しました。     研究を始めた動機は、3年次の在宅看護学実習で訪問看護ステーションの看護師と難病療養者の訪問をした際に、対象者の方と家族は災害に被災されたときにどうなるのだろうと考えたことでした。   このことは、4年次の保健師の実習である地域看護活動論実習の実習施設が難病者支援を行う保健所設置市となったこともあり、実習のテーマにも設定して難病者に対する保健医療福祉の対策の実際を学び、災害時対策について積極的に聞き取りをするなど、学ぼうとする意欲と姿勢が一貫していました。   日本は地震を筆頭に自然災害の多い国であり、平常時から災害発生時の地域住民の生命保護のための対策が重要です。そのため災害対策基本法では、都道府県や市町村の責務が明確化されており、避難する際に支援を必要とする「要援護者」名簿の作成が義務づけられています。一方で難病療養者の実態については,保健所や在宅医療で関わる職種にしか把握されていない状況が考えられ、その状況を示す先行研究も限られていました。   今回の亀田さんの発表の特徴は、文献検討だけでなく、全ての都道府県のホームページに公開されている災害時要援護者ガイドラインの対象者に「難病」と明記されているか、一県ずつ確認してリスト化し、さらに日本地図上に示してその分布がひと目でわかるように可視化したことです。また近い将来に起こると予想されている東海地震被災地域の状況も保健所管轄別に可視化し、都道府県および市町村における難病者の災害対策については地域格差があることが明確になりました。 このことは、日本の災害対策の中でも、支援が必要な「要援護者」に対する対策について、東日本大震災後3年を経た現状を示すもので大変意義のあるものです。阪神・淡路大震災後20年を迎える被災地の神戸で開催されるこの学会で、ぜひ多くの地域保健医療福祉関係者に伝えるべき内容だと思い、発表への後押しをしました。   演題登録のための抄録作成、ポスター作製と国家試験の勉強に追われる中での作業でしたが、ヒントを示すと非常に短時間ですいすいと作っていけるので、指導する私がびっくりした次第です。 発表日が保健師の国家試験模試の翌日ということもあり、発表準備に思うような時間がとれない状況でしたが、当日は落ち着いて発表し、座長からの質問にも適切に答えることができました。多くの学会参加者が立ち止ってポスターを見てくださり、また大学等の研究者からも声をかけられ、用意した配布資料も全てなくなりました。   これから卒業後臨床で看護を実践していくうえで、支援を必要とする人々に対してケアを行う者としてきちんと状況を把握し、何をすべきかという視点を持ち続けていける看護者になってくれるものと多いに期待しています。 研究ゼミ担当教員 看護医療学科准教授 松本  泉美   [本人の感想] 在宅看護実習で生まれた疑問を地域から全国まで視点を広げて調査をすることで、日本の災害対策の現状や各都道府県・市町村での取り組みを学ぶことができました。災害時要援護者については明確に記載されていますが、難病についてはまだ病気や生活の困難さなどに対する認知度も低く支援も難しい状況です。 先行研究論文や難病者が書かれた手記を読んでいく中で、難病療養者の方々が自分の病気について知られたくないという思いがある実態なども見えました。このような方々を支援するためにも私たちは難病療養者の方々だけではなく、一般の方を含めた地域全体への働きかけが必要であることに気づきました。  今回初めて学会発表させていただき、発表を通して伝えたいことを人に伝える難しさを感じました。これから卒業後臨床で看護研究を行うにあたって、とても良い経験をさせていただきました。きっかけを与えてくださった松本先生に感謝いたします。 看護医療学科4回生 亀田  さとみ

2015.02.09

ボランティアレポート~香芝北中学校で廃油から石鹸づくり!

1月17日(土)に、畿央大学の教育学部9名(いずれも、中学校・高等学校英語科教諭免許取得希望者)で、香芝市立香芝北中学校に行き、生徒と一緒に廃油から石鹸を作ってきました。   今回の目的は、廃油で生徒たちにより身近にある石鹸を作ることで廃油リサイクル運動に関心を持ってもらい、今後の地球環境を考えるきっかけを与えることです。廃油は、生徒会のメンバーが事前に地域の方々から集めたもので、学校と地域とでエコ活動に取り組んでいる画期的な取組でもあります。   石鹸作りは、中学生約40人を9グループに分け、私たち学生が1つのグループに1人ずつ補助に入って活動しました。活動中は生徒に大学生活の話をする、中学生の学校生活を聞くなど、様々な話題で話をして盛り上がりました。     では、簡単に石鹸作りについて説明します。まずは、廃油を加熱し、その中に苛性ソーダを混ぜ合わせます。苛性ソーダを入れて、加熱を続けると、どんどんとろみが出てきて私達がよく知っている石鹸に近づいていきます。生徒は、「あ、白くなってきた!!」「とろとろになってきた!!」などと喜んでいる様子でしたが、苛性ソーダや火も取り扱うので私達学生の表情は、真剣そのものでした。その後、20分間混ぜ続けると、石鹸が完成しました。     石鹸が完全に凝固するまでは、数週間かかるそうなので、完成した石鹸が見られなかったことは、非常に残念でしたが、この活動を通して、中学生と触れ合うことができ、改めて自分たちは、「子どもが好きなんだな~」と感じるボランティアでした。また、このような機会があれば、参加したいと思っています。     それでは、このボランティアに参加した学生の声を紹介します。   廃油を利用した石鹸作りに参加して、中学生とのコミュニケーションの図り方について考えさせられました。最初は、お互いに何を話してよいかわからなくてぎこちない雰囲気だったけど、一緒に作業をするうちに少しずつ打ち解けることができたように思います。今後も中学生と関わる機会があれば、積極的に参加したいと思いました。 (現代教育学科1回生 中村)   廃油を集めるという活動は地元の中学ではしていない取り組みだったので新鮮に感じました。班になった中学生は、話しかけてくれ、とても話しやすく、礼儀正しい印象を受けました。合間に話ができ、とても楽しかったです。 (現代教育学科1回生 中島)   中学生との活動は滅多にできないものなので、とても勉強になりました。今回の経験を今後のボランティア活動に活かしていきたいと思います。 (現代教育学科1回生 青木)   今回の学校ボランティアを通して、子どもとの接し方を学び、また教師になりたいという気持ちがさらに強くなりました。活動中、子どもと接する時は、笑顔で、また中学生と同じ目線でコミュニケーションをとることができました。今回中学生と触れ合うことができ、子どものかわいさや正直さを改めて感じることができ、この石鹸作りボランティアに参加して本当によかったと思っています。 (現代教育学科4回生 岡部) 報告: 現代教育学科4回生 岡部  力丸 山口  大輔 追記:後日、香芝北中学校の先生から当日作った石鹸を頂きました。大切に使わせて頂きます!ありがとうございました。  

2015.02.05

運動器リハビリテーションセミナー(実践編:歩行)を開催しました!

2015年2月1日(日)に畿央大学にて運動器リハビリテーションセミナー実践編:歩行が開催されました。 今回は実際に歩行運動について機器を用いて計測・分析し、参加者全員で議論するといった内容で行いました。     今年度から三次元動作解析装置とトルクマシンがリニューアルされたため、以前よりさらにたくさんの有意義なデータを出していく事ができるようになりました。 私は、筋電図計測を担当させていただきましたが、参加者の方々が試行錯誤しながらデータ計測を行ってくださり、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。     得られた歩行データに関する議論も盛り上がり、こういう機会に研究機関と病院や施設などが繋がり、連携を取り合いながらデータの蓄積・活用をしていく事が重要であると再認識する事ができました。 我々セラピストが関わる方々のためにも、どんどん臨床と研究が繋がっていってくれると嬉しいですね。私ももっともっと社会に貢献できるようにがんばっていきたいと思います。     さて、今年度の運動器セミナーは無事全日程を終える事ができました。今年度もたくさんの方々に参加していただき、本当に感謝でいっぱいです。 来年度の運動器セミナーは内容をリニューアルし、さらにパワーアップして開催する予定にしております。 是非みなさま、来年度の運動器セミナーも宜しくお願い致します。    畿央大学大学院修士課程2年 山野 宏章

2015.02.03

同窓会レポート~理学療法学科 冷水ゼミ同窓会を開催!

冷水ゼミの新年会が1月24日(土)に行われました!! 4期生から9期生、合わせて19名(うち在学生5名)が集まりました。 毎年楽しいメンバーが増えてうれしいものです♪ 10期生はテスト前?かなんかで不参加で… また次回会いましょう(^^) さて、今回の開催場所は「炭焼きっちん」でした. 企画者の廣川さんありがとうございます!     さぁ新年会の始まりです!!!! みんな大好きな冷水先生に会えることを楽しみにしていました… が、しかーーーーーーーし!!!! 主役の冷水先生に関節痛が出現しインフルエンザ疑いにて欠席… こんなことってあります?冷水ゼミの新年会ですよ? 仕方なく先生を欠いた19人で新年会開始…   最初は先生がいないため盛り上がりに欠けるかと思われましたが、徐々に全体が盛り上がっていろんな年代の人と話しました! 先生のことなんか忘れ…(笑) まじめな話ができないゼミ生ばっかりで楽しい楽しい!!!!(笑) おいしくお鍋などいただきました♪   そしていつものように2次会は、しゅうじ兄さんに連れられて「moon walk」へ! これは定番化していて毎回お世話になってます.   そんな感じで終了。次回は必ず冷水先生の参加を!   理学療法学科7期生 津田 宏次朗   ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。 詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。  

2015.02.03

看護医療学科の学生が作った”しもいちーず”が下市町観光展で展示されました!

看護医療学科4回生の地域看護活動論実習でお世話になっている奈良県吉野郡下市町の保健師さんから、「実習中に学生さんが作った“しもいちーず”が,大和八木駅に隣接する施設に展示されます!」と電話をいただきました。     “しもいちーず”は、『下市』と『地図』をもじり、実習学生4名でが命名したマップです。 実習させていただく地域や住民の方々の生活を知るために行った地区踏査から実習中2週間の間に4人で回った集落、訪問した施設などから得た情報を書き込んでいます。 この模造紙2枚分の手づくりマップは、「なかなかの出来栄え」と実習指導者さんや下市町地域づくり推進課の職員の方にお褒めの言葉を頂き、要望があったので、学生たちの承諾を得て贈呈しました。 そして今回、1月28日(水)から2月2日(月)まで、かしはらナビプラザ2階イベントスペースで開催しているDEEP YOSHINO下市~下市町観光展~ に展示されました。     実習最終日、保健師さんと地域づくり推進課にお披露目に行って記念写真。「このマップを頂いたりできないですよね?」「何かお役に立つことがあるなら喜んで!」という風に贈呈が決まりました。 この地図作成への取り組みは保健師さんの提案で始めたものでしたが、時間を見つけては地域に出かけるうちに、「下市町への親しみ感が増し、もっと知りたいと思うようになりました。また保健事業に参加される住民の方々の生活もイメージしやすくなって、そうした事が功を奏し、会話も弾んで、さらに下市町への理解が深まったと思います。」と学生たちは振り返りました。 ご指導頂いた保健師さんをはじめ下市町職員の皆様、唐突な学生の声かけや訪問に応じてくださいました住民の皆様、各施設の方々に深く感謝致します。ありがとうございました。      看護医療学科准教授 堀内 美由紀