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畿央の学びと研究
2014.11.19
平成26年度健康栄養学科 卒業研究発表会を開催しました。
11月15日(土)、冬木記念ホールにて健康栄養学科の卒業研究発表会が開催され、4回生57名が33演題について発表しました。 食品科学や調理科学に関する研究、臨床栄養学、スポーツ栄養学や栄養教育論など、多岐にわたる分野の発表がなされました。 4回生たちは、今年の2月に各研究室に配属され、管理栄養士国家試験の勉強や就職活動をしながらも、授業の合間をぬって日々研究に励んできました。 当日は9時30分から発表が始まり、発表者はもちろん、聞いている者も緊張した面持ちで順番を待っていました。 卒研生は自分の研究を図や表を用いてわかりやすく発表を行っていました。 発表後の質疑応答では、先生方からだけではなく学生同士でも活発に質問があり、北田学科長からもお褒めの言葉がありました。 発表会には研究室配属が迫っている3回生をはじめ1、2回生も多く参加していました。 本会の締めくくりで、北田学科長は、「3回生の皆さんは、このような研究や発表が自分にできるのだろうかと不安な気持ちもあると思いますが、今日こうして立派に発表した4回生も、1年前は同じような気持ちでこの場にいました。自分の研究テーマを持って研究を進めていくことは、初めての体験で簡単にできるものではありません。その経験を経て、発表を終えた4回生の皆さんは達成感と充実感とで自信に満ち溢れています。次は、3回生の皆さんの番です。」と3回生を激励するお言葉をかけられました。 自分の研究について発表する卒研生は、本当にいきいきとして見えました。 1年後の発表で、現3回生の成長した姿が見られるのを楽しみにしています。 すべての発表が終わったあとの、卒研生の皆さんの晴れやかな顔がとても印象的でした。 素晴らしい発表、お疲れ様でした。 健康栄養学科 助手 隅蔵 菜海
2014.11.18
SCU(広域搬送拠点臨時医療施設)の設営を体験!~看護医療学科「災害看護論」
平成23年3月の東日本大震災、同年9月の紀伊半島大水害以降、奈良県でも防災・減災対策や有事への備えが急ピッチで進められています。 畿央大学からは目と鼻の先という橿原運動公園に、昨年SCU(広域搬送拠点臨時医療施設)設営備品倉庫が設置されました。 来年2月14日には日本DMAT(災害医療支援チーム)近畿地区ブロックの大規模訓練が奈良県で行われる予定で、畿央大学も負傷者メイク(ムラージュ)の指導者講習会などサポートします。 それらに先駆け、11月7日(金)午後から看護医療学科4回生「災害看護論」履修学生が、備品倉庫の中に収納されている物品を使いSCU設営を体験しました。 まず、SCUについて日本DMATの隊員でもある市立奈良病院の守川医師から説明を受けました。 触ってみる!へぇ~軽い!災害拠点病院に勤務する医療従事者の中でもまだ周知されていませんし、まして、その備品を触れた人は極々わずかです。 ストレッチャーの組み立てを学生たちで体験。このベルトはどこを通すのかなぁ? 杉村 あやめ 今回、一番感じたことは災害に備えて日頃から訓練を行っていくことがいざ災害が起こった時のスムーズな連携につながるということです。倉庫の中にあった担架やリヤカーは組み立て式で、初めて見ただけではどのように組み立てるかわからないものがたくさんありました。事前に使い方を知っておくためにも、事前の打ち合わせや訓練が必要だと感じました。 本部立ち上げ!被災状況の把握をどのように行うのか、DMAT隊員の福村氏(理学療法士)、吉岡氏(看護師)から説明を受けました。 竹田 亜柚 本部では、インターネット回線はとても重要です。インターネット上で他府県の医療機関のDMATの活動状況を把握し、現場にいるものに指示をしたり、現在は搬入されている患者の治療優先順位を決めどこに搬送するのか判断・指示したりします。指示内容の共有には無線を利用し、記録にはホワイトボードを使用します。書き残すことで他のメンバーと共有・確認でき、活動の振り返ることができると説明を受けました。 山本 和香 今回SCU、 広域搬送拠点臨時医療施設について学ぶ機会を得て、今までその地域のことばかりに目を向けがちでしたが、より広い近畿圏内での連携、他の都道府県の防災・減災について考えるきっかけになりました。 エアーテントを膨らませます!まず、骨組みを。 「掃除機の反対バージョン」と説明を受けた給気ホースをつなぎ、スイッチON。 おぉー、膨らみました! もう一つ、次は学生たちだけで膨らませてみましょう! 寺崎 ひろみ 災害に実際に使用される物品を触りながら学ぶことができ、実際に災害が起きた時のことをイメージしながら学ぶことができました。災害時に救護活動ができる場所は限られておりSCUの設置は野外がほとんどで、テントを張って行われることが多いと説明を受けました。実際にエアーテントを張り、簡易ベッドの設置も体験しましたが、1つのテントに4つの簡易ベッドを置いただけでも狭く感じ、その中でいかに効率よく、また多くの負傷者を受け入れられるようにするためにはどのような配置で対応すればよいのか学生同士で考えてみましたが答えを出すのは難しく、その場ですぐに判断するのは大変だと感じました。 倉庫から搬出、簡易ベッドを組みます。 搬送を前提に簡易ベッドの上には、移動させるのに便利なシートが敷かれます。医療者の動線を考えながらベッドの配置を考えます。 ベッドに横になってみます。ベッドが高い!欧米で作られたもの(輸入品)で、規格は日本人医療従事者に合っているとはいえない、患者さんも不安では?というのが学生の意見でした。 SCU撤退も経験しました。エアーテントは、横一列に並んで残った空気を抜きながら折りたたんでいきます。 ご指導、ご協力いただきました日本DMAT隊員の皆様、奈良県医療政策部地域医療連携課緊急医療対策課の皆様、大変貴重な機会をご提供いただき、ありがとうございました。 看護医療学科 准教授 堀内 美由紀
2014.11.18
奈良県おでかけ健康フェスタに「ヘルスチーム菜良」のカフェを出店!~健康栄養学科
11月9日(日)、奈良県主催「おでかけ健康フェスタ」がまほろば健康パークで開催されました。 そこに、4大学ヘルスチーム菜良でカフェを出店し、畿央大学からは学生9名が参加しました。 ※「ヘルスチーム菜良(なら)」は管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されています。 「旬を知ってもらおう」をテーマに、ブランチ2種とスイーツ2種を4大学で分担し、レシピを考えました。 ブランチは 近畿大学「生姜のコーンクリームスープパスタ」 帝塚山大学「おにぎり&ほっこり豚汁」 スイーツは 畿央大学「スイートポテト」 奈良女子大学「りんごのパウンドケーキ」 を販売しました。 この日は朝からあいにくの雨模様でしたが、子どもからご年配の方まで幅広い年代の方が来られていました。 お客様にお声かけした結果、全部で約200食売ることができました。 私たちが担当したスイートポテトを買っていただいたお客様には「安いうえに、おいしい!」という声をいただきました。 午後からは展示とクイズを行いました。 春夏秋冬それぞれの魚、野菜、果物の旬のもの1つをピックアップし、媒体を作成しました。クイズの答えはその展示の中から探して答えていただくようにしました。 多くの子ども達がお父さん、お母さんと一緒に参加してくれました。一生懸命読んでいる姿は、とてもかわいらしかったです。 クイズを通して「旬」について楽しく学んでもらえたのではないかと感じています。 このように4大学合同でイベントに参加したのは、数年ぶりだそうで、これからもっと交流を深めて、食育活動や健康メニュー開発など一緒にできたらいいなと思います。 【左】スイートパンプキン、ココアのスイートポテト、ミルクコーヒーのスイートポテト!! 【右】展示の様子 ▼カフェの様子 健康栄養学科 3回生 上薗 季子 上原 美鈴 【ヘルスチーム菜良 関連記事】 健康栄養学科「ヘルスチーム菜良」の学生が作ったヘルシープレートが学食に登場! ならコープ竜田川店で行われた「食べる たいせつフェア2014」に参加!~健康栄養学科 御所市連携コミュニティカフェ・イベント「サッとシステム」による栄養バランス指導を行いました。 奈良県4大学の「ヘルスチーム菜良」の合同活動報告会に参加しました!~健康栄養学科
2014.11.17
理学療法学科卒業研究発表会を開催しました。
2014年11月8日(土)・9日(日)に理学療法学科卒業研究発表会が行われました。 在学生および教員から当日の様子についてレポートが届きました! 【卒業研究発表会当日まで】 理学療法学科4回生、庄本ゼミの柿本優生です。 庄本ゼミは、昨年2013年11月頃には研究内容(神経筋電気刺激による呼吸循環動態への影響)を決め、12月にはその研究に関する論文を読み、ゼミ内で論文を発表し合っていました。 2014年1月~2月にはゼミ内でプレ実験を行い、実施に関しての改善点などを話し合いました。 3月~7月までは、学外の長期実習などで研究を進められませんでしたが、8月下旬には実施計画書を書きつつ被験者を集め、何度もプレ実験を行いました。 9月中旬には本実験を始め、データ収集やデータ整理を行い、10月下旬には統計、解析を終えている状態でした。 11月に入って卒業研究発表会に向けて資料用スライド、発表用スライドを同時進行で夜遅くまで作成して、本番を迎えました。 ザッと書きましたが、私のゼミは比較的スムーズに研究を進められたと思います。 その理由として、実習前にはテーマを決めて、早めに準備ができていたこと。 また、私のゼミは4人で1つの研究をしているのですが、役割分担を上手く行い、チームとして動けていたからだと思います。 そのようなことを踏まえて、後輩の皆さんへアドバイスできることは、 早めにテーマを決め、早めに研究に取り掛かることだと思います。 もう取り掛かっているゼミもあると思いますが、 来年も有意義な研究発表会になることを願っています。 【発表会当日】 平成26年11月7日~8日の2日間にかけて、 全42演題の熱い卒業研究発表会が行われました。 全て活発かつ興味深く、質疑応答では先生方や在校生から 沢山の意見・質問が飛び交う有意義な発表会になったと思います。 このような有意義な発表会になったのも研究について無知な私たちに朝から夜遅くまで 付き添って教えていただいた 先生方の手厚いご指導のおかげだと思います。 ありがとうございました。 また、卒業研究発表会に向けて 仲間と助け合い、時にはぶつかり、そして話し合い、試行錯誤し... いい研究を作り上げようという皆の熱い思いが 結果に現れたのだとも思います。 とてもいい経験ができました。 発表が終わった後は、庄本ゼミ好例の「創作お好み焼き 満月」さんで 最高のお酒と最高のお好み焼きで打ち上げをしました。 研究や発表のフィードバック、熱いお話を頂きながら、最高の時間を過ごしました。 庄本ゼミは打ち上げまでが発表会なのです。 発表までのプロセスや飲み会などの経験・学びを活かして 理学療法士になった時に日々の業務をこなすだけでなく、臨床の疑問を研究していけるような熱い理学療法士になりたいと思います。 理学療法学科4回生 柿本 優生 ●理学療法学科教員から 11月7日、8日の2日間で42演題の発表が行われました。 テーマは脳科学、コミュニケーション、物理療法、心理、姿勢、スポーツ、子ども・妊産婦・高齢者への調査、動物実験による基礎研究など、理学療法をさまざまな角度から見た幅広く、1発表7分では収まりきらない内容と熱い思いが詰まった発表でした。 理学療法学科の卒業研究は、3回生の前期から各教員のゼミに配置され、英語論文の抄読や研究計画の準備を少しずつ行ってきました。 3回生の2月~4回生7月末までは病院実習があり、実習を終えてホッとする時間もなく、就職活動、国家試験勉強と併行しながらデータ収集・解析、結果の解釈から考察、プレゼンテーション作成、発表準備と、慌しい中で多くの時間を研究に費やしました。 理学療法士の学会に出せるほど深く考えられた内容もたくさんあり、年々質が高くなってきているのが感じられ、また今年は以前と比べ、質問が多く、活発なディスカッションができていたのが印象的でした。 本学の特徴として、指導教員の専門分野が多分野に分かれており、また、それぞれの教員自身も学会発表や論文掲載で日頃から研究に対し研鑽しています。そのような教員から指導を受けることでより深く、また幅も広く洗練された研究が可能となっています。 学生たちは教員からの厳しい?指導の中、夏休みもなく毎日、毎日、夜遅くまでデータ解析を行ったり、文献を読んだり、発表の準備、・・となかなか大変な日々を送りました。 実験をより精度のいいものにしようと、1からデータを取り直すこともあります。 3年半の学生生活と病院実習で培った学習・経験・タフさ?を活かして、物事をより深く考えることができるようになっており、夜遅くまで教員と熱い議論になることも。 この機会に養った思考は研究以外にも非常に役に立つはずです。また、卒業生の中には病院に就職してからも、「患者さんをよくしたい!」「自分の技術や能力高めたい!!」ということで大学院に入学したり、大学に足を運んで教員と一緒に研究を行ったりしています。 今回の卒業研究を通して、物事を客観的に捉え、深く突き詰めていくことを経験し、患者さんをよりよくするために努力するマインド「All for Patients」がさらに育ったのではないかと思います。「選ばれる理学療法士」になり続けるための土台として本学の学びがあればうれしい限りです。 これからは休むことなく、国家試験100%合格をめざして、猛勉強!!! 理学療法学科教員 一同
2014.11.17
健康栄養学科「ヘルスチーム菜良」の学生が作ったヘルシープレートが学食に登場!
健康栄養学科学生が考案したヘルシーメニュー “秋を感じるほっこりごはん”が好評!! 同世代への健康啓蒙を目的としたヘルスチーム菜良は、毎年、料理かしばの料理長 服部さんにご指導いただき、学食メニューを考えています。 そして今年第1回目、11月14日(金)に学食メニュー開発メンバー2回生が考えた“秋を感じるほっこりごはん”が販売されました!! 大学の回りの木々たちも色づき始め、寒さも強くなり秋が深まってきましたね! ヘルスチームでは今月から私たち学生が考えた献立を学食とコラボして販売します。 トップバッターは2回生! 今回販売された “ほっこりごはん”は、食事で秋を感じてほしい、温まってほしいという想いで考えました。 ほっこりごはんの献立は、 さつまいもの炊き込みご飯 きのこのあんかけのハンバーグ 根菜のお味噌汁 芋ようかん です。 ご飯にはさつまいもの甘みがほどよく、ハンバーグにはもみじの形のにんじんもつけていただき、彩のよいものになっています。 芋ようかんには、体を温めてくれる食材であるしょうがを加えてあり、いつもとちょっと違うデザートになりました。 販売を開始すると、ちょっとした列ができていてびっくり! 予想外に早く完売しました。 みなさん、ありがとうございました!! とてもうれしいです! 今回お世話になった服部料理長さん、学食のスタッフのみなさん、ありがとうございました。 芋ようかんは前日から、ハンバーグは朝からこねて焼いて準備してくださいました。 自分たちの意見をたくさん取り入れていただき、とても素敵に作ってくださいました。 今回、献立を考えていた時期が畿央祭や行事で忙しく、限られた時間で話し合いや試作を行って大変な部分もありましたが、実際作っていただいて、それを買って食べてくださる方たちを見ていると、嬉しさや達成感がありました。 とても、いい経験になりました。機会があればまたしてみたいです。 来月12月は3回生の先輩方、1月には1回生の考えた献立が販売されます! お楽しみに!!
2014.11.13
ならコープ竜田川店で行われた「食べる たいせつフェア2014」に参加!~健康栄養学科
ならコープは奈良県民約100万人のうち25万人以上、県内世帯の約44%が加盟する市民生活協同組合で、畿央大学の地元広陵町はならコープの営業エリアでは「中エリア」という位置づけで「竜田川店」「真美ケ丘店」「今府店」の3店舗があります。 毎年、それぞれの店舗で『食べる たいせつフェア』というイベントを実施していて、私たちは、2014(平成26)年11月9日(日)に竜田川店2階で行なわれたイベントに参加しました。 この日はあいにくの悪天候の中にも関わらずたくさんのお客様にお越しいただきました。 今年のテーマは“おうちごはん”ということで、主婦の方が考えられた“おうちごはん”の試食コーナー、お豆をお箸で運ぶゲームコーナー、クイズラリーなどさまざまな催し物がありました。 その中で畿央大学健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授)ヘルスチーム菜良(なら)による「食育サッとシステム」を使っての栄養バランス指導を行いました。 ※「ヘルスチーム菜良(なら)」は奈良県健康福祉部健康づくり推進課が主導で管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、各大学が健康食メニュー開発や栄養指導・啓蒙の活動を行っています。 私たち1回生は活動を始めたころ栄養指導を行う知識が全くなく不安でいっぱいでしたが、浅野先生の指導により準備を進め少しずつ知識を身につけていきまた。 イベントでは実際に小さな子どもからご年配の方まで栄養指導を行いました。 栄養指導を行っていると、お越しいただいたお客様のほとんどは健康志向で普段から食事バランスを気にして料理されている方々でした。 地域の方々は元気で明るい方がたくさんいらっしゃったのでお話も弾みました。 今回この活動を通して、私たちは地域の方々の食事バランスを見直すきっかけづくりのお手伝い、栄養指導に必要な知識習得などさまざまな経験をさせていただきました。 これからも積極的にこのような活動に参加していきたいです。 健康栄養学科1回生 野村 実音、土師 彩加 神野 尚子、白藤 美里 ※次回は、12月7日(日)畿央大学から近鉄五位堂駅に向かう幹線道路沿い右側にある「ならコープ真美ケ丘店」で開催される『食べる たいせつフェア2014』に参加します。 みなさん、ぜひお越しください。
2014.11.10
第7回運動器疼痛学会学術大会に参加しました!(大学院健康科学研究科)
10月25日(土)・26日(日)に山口県ANAクラウンプラザホテル宇部で『第7回運動器疼痛学会学術大会』が行われました. 畿央大学大学院健康科学研究科神経リハビリテーション学研究室からは,D3大住倫弘さん,D2佐藤剛介さん,M2今井亮太,M1片山修さんが演題発表しました.そのなか,D2佐藤剛介さん,M2今井亮太は優秀賞候補にノミネートさました.結果は次回『第8回運動器疼痛学会』で発表されます. シンポジウムでは「運動器疼痛に対する臨床的アプローチとその根拠」について,4名のシンポジストが様々な視点から講演されました.村上孝徳先生(札幌医科大学リハビリテーション医学講座),「上肢CRPS症例に対する運動療法の効果-fMRIによる皮質認知領域検討-」,池本竜則先生(愛知医科大学運動療育センター・痛みセンター)「運動療法の実際とその効果」,信迫悟志先生(畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター客員研究員)「運動器疼痛に対する神経科学に基づいたアプローチの試み」,石田和宏先生(我汝会えにわ病院リハビリテーション科)「腰部疾患における運動療法の効果とその根拠」.座長は矢吹省司先生(福島県立医科大学整形外科学講座),森岡周先生(畿央大学大学院健康科学研究科主任・教授)でした. シンポジウムの中では,末梢や全身に対する運動療法や急性疼痛,慢性疼痛への運動療法など,痛みの評価を細分化し適切な運動療法を実施していくための議論がなされていました.また,今までに評価や治療を行う上で考えられていた「痛みの多面性」についても再考していく必要性があると感じました.これからはMotivation,報酬,学習などを応用したリハビリテーションを実施していくことが大切であり,今までの運動療法を見直す必要性を感じました.加えて,痛み治療においてはMotivation,報酬,学習をはじめとした様々な視点や知識が重要であることを感じました.畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターでは,「高次脳機能学部門」,「社会神経科学部門」,「身体運動制御学部門」,「発達神経科学部門」の4つの領域で研究を行っています.大学院での授業では包括的にすべての講義を聞き,ゼミでは様々な分野から指摘・助言を頂ける環境です.このような研究領域を超えたコミュニケーションを図れることは,すぐに共同研究が行えるニューロリハビリテーション研究センターの強みであると思えます.これからは疼痛をテーマとした研究であっても,他の領域の人達と協力していくことでさらなる知見を発信していけるように思います.よりいっそう疼痛分野での研究を発展させ、より質の高い研究を提供できればと考えています. 次回の『第8回運動器疼痛学会』は,2015年の12月に名古屋で行われます.次期大会長は,理学療法士である日本福祉大学の松原貴子教授です. 10月25日に行われた懇親会での松原教授の挨拶では,コメディカルといった表現ではなく,全員をメディカルスタッフとして扱われることを伝えていました.こうした職種をこえた連携は,疼痛分野における本当の意味でチーム医療による治療の発展の一つになると考えられます.我々もこういった世の中の流れには乗り遅れないように精進していきたいと思います. 畿央大学大学院健康科学研究科神経リハビリテーション学研究室 修士課程2年 今井亮太 ※ M;Master(修士課程) D;Doctor(博士後期課程)
2014.11.07
北海道大学・畿央大学合同ゼミを行いました!(森岡研究室)
平成26年10月21日(火)、22日(水)の2日間で、北海道大学大学院の浅賀忠義先生の研究室と我々が所属する畿央大学大学院の森岡研究室の身体運動制御学部門のメンバーで合同ゼミを開催しました。 浅賀研究室では姿勢・運動制御が専門でフィードフォワード制御・フィードバック制御や歩行開始に関連する制御について床反力計や三次元動作解析装置を使用した研究を行っておられました。 解析や実験設定についてMatlabやLabview等を使用してプログラムから作成されており、厳密にデータ解析を行う技術を持っておられることに尊敬の念を抱きました。 本大学からはD3:植田、M2:石垣、菅沼、脇が脳波を用いた姿勢制御や神経学的な側面を含んだ研究を紹介させていただきました。 運動学的な領域に長けている浅賀研究室の皆さんとのディスカッションは非常に実り多いものとなり、自分の研究に対して反省すべきことも含めて多くを勉強させていただきました。 私は神経科学的な観点から歩行開始の脳波測定を行っていますが、北海道大学で歩行開始を研究されている武田さんと情報交換を行えたことはとても有意義であり、行動学的なデータ解析や実験手順について多く学ばせていただきました。 互いの研究室で得意とするところが異なっている分、それぞれの強みを活かして一つの研究を作り上げることができる可能性に気持ちが高ぶり、今後共同研究を行っていける関係を築くことができました。 また、合同ゼミ以外にも懇親会や研究室の見学の場でも、有意義な情報交換ができ今後につながる関係性に喜びを感じる時間となりました。 今回の合同ゼミ開催をご快諾いただき、貴重な時間を割いてご参加くださいました浅賀先生をはじめ、手厚くすばらしいおもてなしで迎えてくださいました北海道大学大学院生の皆さんに深く感謝申し上げます。 この素晴らしいつながりを続けていく為にも、次回は是非とも畿央大学にお越しいただき、共に実験や解析を行うことができればと思っています。 最後になりますが、このような機会を与えて下さった森岡先生、畿央大学大学院生の皆さんにも感謝申し上げます。 本当に有り難うございました。 畿央大学大学院健康科学研究科 神経リハビリテーション学研究室 修士課程 脇 聡子 ※ M;Master(修士課程) D;Doctor(博士後期課程)
2014.11.05
御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.8~「ストレスを知ろう!」を開催!
健幸都市=SWCスマートウェルネス構想(少子高齢化、高齢者医療費高騰削減しつつ福祉充実化策)のもと御所市と畿央大学の協定で誕生した、毎週金曜日オープンしている「御所コミュニティカフェ」も11週目を迎えました。 10月31日(金)は、畿央大学健康科学部看護医療学科 菊本由里先生と南部登志江先生による「ストレスを知ろう!」を開催しました。 午前10時からの開催でしたが、開催前から多くの方が来てくださいました。 今回の「ストレスを知ろう!」では、指先に着けたキャップで、ストレスと血管年齢を測り、健康チェックをします。結果を元に、大学教員かつ看護師の先生方による健康相談や保健指導を行っていただきました。 測定終了後は、結果表を見せあって、「安心した」「気をつけよう!」など、皆さんでお話しされていました。 20名で測定を終了させていただきましたが、終了予定時間の12時を随分とオーバーしてしまいました。 さて、コミュニティカフェの名前が投票の結果、「金曜カフェ ~集い~」に決定しました。 「金曜カフェ ~集い~」が、地域の方々の居心地のよい憩いの場となるように支援していきたいです。 人間環境デザイン学科4回生 渡辺 賢太 【 今までのイベント記事 】 御所市連携「御所市コミュニティカフェ」がオープンしました。 御所市連携コミュニティカフェ・イベント「サッとシステム」による栄養バランス指導を行いました。 御所市連携コミュニティカフェ・イベント「まちの保健室」を開催しました。 御所市連携コミュニティカフェでフラワーアレンジメント教室を開催! 御所市連携コミュニティカフェ・イベント「誤嚥にナラん!体操」を開催
2014.11.03
「離島・へき地医療体験実習報告会~看護の本質を考える~」を開催しました。
こんにちは。 看護医療学科4回生の本・亀田・唐川です。 私たちは10月18日(土)の畿央祭で「離島・へき地医療体験実習報告会~看護の本質を考える~」を開催しました。 私たち看護医療学科4回生は2014年4月に各離島・へき地へ赴き、地域住民の方々の生活に触れ、医療(看護)・福祉・保健の実際を理解し、生活と健康観や価値観と健康との関連を考え、看護本来の住民の目線(生活基盤)にたった看護のあり方や看護の本質を考えることを目的として実習を行いました。 そこでの体験や学びを畿央祭で発表する機会を作り、実習地域の関係者の方々や近隣の看護学校の先生などを招いて、学生だけでなく、地域間の相互交流を図り、今後の地域連携に繋げたいと思い実施しました。 当日は事前に招待した実習先の地域の神島・五條市・野迫川村・下北山村の方々が、遠方にも関わらず来てくださいました。招待した方以外の一般の方も30人以上お越しいただきました。 発表は各地域の発表者が約15分で実習先の地域の特徴や学び、そこから考えた看護の本質について発表し、発表後、質疑応答を行いました。 ▲発表中の様子です。 全地域の発表後は、全体での意見交換を行いました。 お越しいただいた実習先の各地域の方からは、 「発表の内容を聴くことで他の地域の様子を知ることができ、自分の地域に生かそうと思った。」 「本当に今日は聴きに来てよかった。」 また、近隣の看護教育機関の先生方からは 「離島やへき地であることのデメリットだけでなく、良い部分である“地域の強み”をよく見ることができていた」 「自分たちの実習の指導にも生かそうと思った」 などのご意見をいただきました。 私たち自身も、このような機会でもう一度実習の学びを振り返ることができて、新しい気づきがあり、自分たちの学びを他の人へ伝えていくことの方法・大切さを学びました。 このような報告会の機会を作ってくださった先生方や実際に参加してくださった皆様に感謝し、今後の看護実践に繋げていきたいと思います。 また今後とも畿央大学と地域の皆様との関係性をより一層深めていきたいと思いますので、ご理解とご協力をお願いしたいと思います。 ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。 【担当教員からのコメント】 これまで離島・へき地医療体験実習では、実習終了後に学内で発表会を開催し、学生と教員の意見交換をしてきましたが、学生の学びを実習地域の皆様にも聞いていただきたい、またこの地域の現状を広く学外の皆様にも知っていただきたいと思い、今回の報告会を企画しました。 報告会当日、実習地域の野迫川村は、当初村の行事が重なっているとのことで参加できないとのことでしたが、村長様をはじめ10人以上の住民の方が、車で2時間以上かかる中駆けつけてくださり、驚くとともに大変感激しました。 また三重県鳥羽市の神島から、神島中学校全生徒の4名の中学生が保護者と一緒に参加してくださいました。 今年の神島での実習時に、学校保健グループが中学校を訪問し、学校生活や将来の夢などを聞かせてもらい、放課後には唯一の部活動である卓球部の練習に参加させてもらいました。実習最後の夜に開催した交流会でも本学の学生と一緒にゲームをしてとても親しくなることができました。彼らに「ぜひ畿央大学を見てほしい」「自分たちと違う地域のことも知ってほしい」と思い、今回実際に来てもらうことが叶いました。 中学生にとっては難しい話だったと思いますが、とても熱心に聞いてくれました。そして大学祭をとても楽しんで、かわいい便箋に感想文を書いて送ってくれました。 彼らにも自分たちの島のことを考える良い機会になったのではないかと思います。 島の子どもたちは宝であり、希望です。ほかの離島・へき地にとってもそれは同じです。 子どもたちが健やかに育ち、大人になり高齢者になって最後を迎えるときまで生活できる地域づくりを考えるために、今後もともに知恵を出し合い助け合えるようつながっていければと思います。 ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。 看護医療学科 准教授 松本 泉美 【関連記事】 2014/05/01 「平成26年度離島・へき地医療体験実習の学び発表会」を開催しました! 2014/05/01 離島・へき地医療体験実習 in 神島2014~看護医療学科
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