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畿央の学びと研究
2013.10.28
「理学療法学科5期生同窓会」を開催!
10月19日(土)に、理学療法学科5期生の同窓会を開催しました! 今回は、今までで最高人数の32人が集まり、話が尽きることなく大盛り上がりでした。 久しぶりに会う友だちもいましたが学生時代から変わらないノリで社会人ということを忘れてしまうほどでした。 しかし、結婚する人がいたり、仕事の話をしたりと少し大人になったのかなと感じるところもありました。 社会人3年目、それぞれの職場でみんな頑張っているようで、いい刺激になりました♪♪ 賞品をかけたじゃんけんゲームでは、豪華商品を目の前に、みんなの顔は真剣そのものでした。 うるさすぎるみんなに会えるとホッとします。 また集まってみんなから元気をもらいたいと思います!また集まりましょう☆ 理学療法学科5期生 佐原 翔子
2013.10.28
学生広報スタッフBlog vol.98~人間環境デザイン学科4回生の金沢建築探訪記
こんにちは!人間環境デザイン学科4回生の谷玲佳です! 私たち人間環境デザイン学科の藤井ゼミメンバー3人は、夏休みに金沢旅行へ行ってまいりました! 金沢には小京都や21世紀美術館など、美しい建築がたくさんあります。卒業制作の勉強も兼ねて「建築めぐり」を楽しんで来ましたので、ご紹介したいと思います。 まずはじめに、ひがし茶屋街へ。 ここは石畳の道の両側に紅殻格子のお茶屋が並んでいます。江戸時代の雰囲気を残しており重要伝統的建造物群保存地区にも指定されているそうです。 金沢で有名な金箔のお店が多くありました。 雨が降っていたので少し残念でしたがいろいろなお店をまわれて楽しい茶屋町でした! 次は兼六園と金沢城です。兼六園は日本三名園の一つです。 大きな池や松など自然あふれる大変きれいな場所でした。 一番驚いたことはどこを見てもコケがすごくきれいだったこと!笑。作庭も整っておりのんびり歩いていてもきれいな景色が広がっていました。 金沢城はあまり観れなかったのですが、門の梁の太さに驚いていました。 最後に金沢21世紀美術館へ。この美術館は有名建築家SANAAが設計されたものです。 芝生の敷地の中央に円形総ガラス張りで正面というものがありません。 SANAAの特徴でもある外と内の関係があいまいな空間になっています! 館内は展示室が一つずつ独立しているので順路もなく自由にまわることができます。 プールの中に入っているように見える作品やかわいい椅子などたくさんあり、不思議な体験ができたように思います! 金沢旅行でたくさんの建築・作品を見て、いい思い出になりました(^^*) みなさんもどこか旅行にいって、すばらしい建築を楽しんではいかがでしょうか? 新しい発見をして今後の作品に活かしましょー!! 人間環境デザイン学科 4回生 谷玲佳
2013.10.24
奈良県中央卸売市場連携『冬の市場まつり』(11月23日)出展予定メニュー「牛鍋」の試作をしました。
冬の市場まつりでは、『大和のぬくもりギュギュ牛鍋(ぎゅーなべ)』をご提供します! 今年2013年5月に畿央大学は奈良県中央卸売市場と包括連携協定を締結し、授業の中で「奈良県産食材を使ったレシピ開発」を行っています。連携事業の一つとして、今般同市場協会主催の『冬の市場まつり』鍋フェスタ(2013年11月23日)に参加することになり、新メニュー『大和のぬくもりギュギュ牛鍋(ぎゅーなべ)』をご来場者のみなさんにご提供する予定です。 そのため、2013(平成25)年10月22日その試作が健康栄養学科(指導教員:上地加容子准教授、小西佳奈助手、峰松祐至助手、協力学生10名)によって行われました。 鍋の具材はすべて主催者の奈良県中央卸売市場協会より新鮮な野菜や肉が前日に搬入されており、11時前から考案のレシピにより手際よく開始。 2種類の味付け方法で作り、みんなでいずれの方がみなさんに喜んでいただけるか、具材の良さを引き立てて美味しいのはどちらかを実食で確かめました。鍋物は煮炊きながら食べるのが普通ですが、市場まつりでは200食以上をご提供することから具材ごとの煮込み具合が難しくなります。 さて、11月23日当日はどんな牛鍋に仕上がるか、お楽しみに!! トピックスへのリンク → 「冬の市場まつり」鍋フェスタ(奈良県中央卸売市場)
2013.10.23
真美ヶ丘第2小学校連携「科学クラブ“ロボット組立”課外授業」を実施しています。
自在に動く“レゴ・ロボット”は子どもたちの夢を育みます! 昨年2012年度は独)科学技術振興機構SPP(サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト)の助成を得て真美ヶ丘第2小学校科学クラブの課外授業として“レゴ・ロボット組立”課外授業を10回行いました。 今年2013年度は畿央大学独自の同小学校連携理科実験事業(指導教員:現代教育学科奥田俊司准教授、看護医療学科福森貢教授、授業に応じて学生数名)として1学期から万華鏡づくりの課外授業を展開してきました。そして2013(平成25)年10月21日、いよいよ子どもたちお待ちかねの“レゴ・ロボット組立”授業の第1回目を実施しました。 真美ヶ丘第2小学校科学クラブは4年生から6年生の児童32名が所属していますが、人気が高く毎年入替制で今年度も新しいクラブ員で構成されています。 通常の授業終了とともに理科実験室に目を輝かせた元気な子どもたちが飛び込んできます。 奥田先生からロボット組立についてのひと通りの説明とデモンストレーション動作が終わると子どもたちは説明書片手にレゴパーツボックスから必要な部品を選択して取り出し組立て始めました。 小学校の授業時間は45分と短くあっという間に終わってしまうので、説明もわかりやすく簡便にし後は先生や学生がフォローします。 本当は1人1台のレゴ・ロボットがあればいいのですが今回は1班4人の共同作業です。それでも8班中2班が短時間で組み立て終わりました!さすが小学生は頭が柔らかい! いよいよ次回はロボットに、「右に曲がれ!」「回れ!」「前後に進め!」など簡単なプログラミングをして走行させます。 レゴ・ロボットのよいところはパーツの組み合わせによっていろんなタイプの作業ができること、そして音・光・温度などいろんなセンサーも組み込めることでまさに夢が膨らみ楽しさが倍増することです。 このようなロボット組立のほか、畿央大学では小学校への出張課外授業を行い、科学への関心を深めていただく連携事業に力を入れています。 【過去のブログ】 本年度 第1回目授業 小学校科学クラブ活動支援事業2013年度の第1回目授業を行いました。 昨年度 第10回目授業 SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第10回目授業
2013.10.22
高校情報科実習報告会&同窓会を開催しました!
2013年10月5日(土)に行われた、高校情報科実習報告会&同窓会について報告します。 情報科免許課程は教育学部1期生より設置され、これまでに36名(卒業予定者含む)の高校情報教員免許の取得者を輩出しました。そして本年度の4回生(5期生)限りで閉課程となります。取得者は、高校情報の教員をはじめ、保育士、学校教員などの「せんせい」、あるいは企業、家庭で幅広く活躍しています。 これまで4年次に高校情報の教育実習が行われ、その実習報告会には実習予定の3回生も参加していたのですが、今年は「情報科課程ラストイヤー」となるため、現役の実習生には後輩がいません。 このような事情のため、情報実習担当の西端先生のご発案、ご尽力と現役生を中心とした運営で、歴代の免許取得者を大学に招いた実習報告会が行われました。 ▲現役生、懐かしい仲間、先生たちと集合写真(2部からの途中参加がお一人いました) ■実習報告会 今回6名の4回生諸君(5期生)から、教育実習の報告がありました。 教育実習でうまくいったこと、失敗したことといった報告を聞き、自分の実習を思い出し、懐かしくなると同時に「あの時の実習で得たことが今も糧となっている」と気づきました。 ▲現役諸君、実習お疲れ様でした。実習の経験を活かしてこれからもがんばれ!! それに先行して、1期生から順に、免許申請者、情報科免許課程の担当教員よりそれぞれの現状報告がありました。 教員採用試験の合格報告や、結婚の報告など、うれしくなるようなおめでたい知らせもありました。 報告会の最後に、西端先生から、一人一人へのメッセージ(;;)西端先生、本当にありがとうございました!! ■模擬授業 執筆者は、情報科教諭として公立高校に勤務しているので、今回特別に懐かしのオープン教室で模擬授業する機会をいただきました。テーマは、情報科教員として今後取り組んでいきたいテーマである「メディアリテラシ―」についてでした。 突然ですが、「猛毒のヒ素を含むものもある、大量に摂取すると健康を害する、白い粉末」と聞いて何を思い浮かべますか?実は「塩」の説明です。食生活に欠かせない「塩」ですが、断片的な事実だけを伝えると、とても危ない物質のようにも言えます。「事実の一部や都合のいいことだけを言う」ということは、情報の発信者の悪意の有無にかかわらず、日常の様々な場所にあります。 インターネットやケータイで情報が氾濫する今、若者が「賢い市民」として生きていくために「メディアリテラシー」は特に重要な教育課題です。模擬授業では、報告会参加のみなさんに「元気な高校生」を演じてもらいましたが、なかなかうまく要点を伝えきれず。。。 現場に出ても日々試行錯誤です。模擬授業も採用試験以来初めてで、とてもよい刺激になりました。ありがとうございます。 ▲懐かしのオープン教室で模擬授業です。 ■同窓会 つづく第2部は、大学近くの会場へ移動し、「情報科同窓会」として宴を楽しみました。 途中で席替えがあり、先輩同輩後輩ごっちゃになり、初めて話す方とも交流が持てました。 同じ情報科課程といっても、ゼミは「情報系」だけでなく、保育幼児教育、養護、教育政策など多様です。 ここでタテのつながりが持てました。(現役時代にも、もっとつながりがあればよかった!今更少し後悔。) むかしの話、今の話、これからの話・・・楽しい時間はあっという間に過ぎました。 みなさん、またお会いしましょう。これからもよろしく! 情報免許課程は残念ながら本年度で閉課程となりますが、情報マインドは永久に不滅です! あの日学んだこと、培ったことが、これからも職場で、社会で活かされていくと信じています。 最後になりましたが、情報免許課程で陰ひなたにいつも私たちを支えて下さり、道を照らしてくださった先生方ありがとうございました。 現代教育学科3期生 渡邉 国和 (公立高校 情報科教諭)
2013.10.21
2013年度ヨーロッパ呼吸器学会 参加レポート
平成25年度前期畿央大学海外研究旅費助成により、2013年9月7日から11日の会期でバルセロナ(スペイン)で開催されたヨーロッパ呼吸器学会 (ERS)に参加し、1演題を発表しました。演題は「Biological activities of components of essential oils to alveolar type II cells」。 9月6日朝10時に関西国際空港を発ちオランダのスキポール国際空港にてヨーロッパへの入国手続きを済ませ、飛行機を乗り換えてスペインのバルセロナEl Pratt国際空港に到着したのは現地時間の18時過ぎになり、狭い機内の座席で約11時間も拘束され、エコノミー症候群の防止のため体の位置を変えたり、足を伸ばしたりして格闘することになりました。現地の日照時間は20時過ぎまで明るく、日本との時差ボケの修正はなかなかできず、会期の期間中続いていました。 初日の7日は宿泊ホテルから会場となるPlaç Europaまで地下鉄を利用して移動し、当会場にて参加登録手続きを行いました。会場はとてつもなく広い3つの大ホールを使って各部門毎の会場が区分され設定されていました。 ERSは呼吸器に関する臨床、基礎医学、コメディカル分野を含めた領域の呼吸器に関するヨーロッパ最大の団体で、今年度は上記日程の会期で各セッションに分かれての早朝からのシンポジウム、オーラルまたはポスター等による発表となりました。 9日開かれた部門別のCell and Molecular Assembly member’s meeting では、当グループでの過去4~5年の発表演題内容の推移やグループの将来取り組むべきテーマについて討論が行われました。非常に細分化された専門領域での分野での発表であり、お互いの共通専門領域での呼吸器疾患に対する治療から傷害機構についての最新情報の意見交換を行うことができました。 以前にも感じたことであるが、生活環境と呼吸器疾患との関連をテーマにした発表も多く、近年のヨーロッパ各国における環境と健康障害との関心の高さを改めて感じました。国際学会ならではの情報交換の意義を強く感じました。 以下はバルセロナ(スペイン)滞在中に感じたり、体験したことを述べてみたいと思います。 バルセロナの市内は航空写真で見るとわかるように、整然と区画された街として作られています。建物もガウディで代表される歴史的な建造物の世界遺産があり、その市内建築物も百年以上もの時間をかけて完成または完成しようとしているものもあり驚きます。 生活面に注目すると、スペイン人の日常生活の時間は大きく日本と異なり、食事の回数、その時間帯も非常に異なり、特に日本での昼食および夕食に相当する時間はほぼ2時間後にずれた時間帯で食事の時間も非常に長く取ることです。 バル(カフェ兼レストラン兼居酒屋)では簡単な食事をするには入って行きやすいお店で、パスタなどはおいしく食べることができました。 人々の活動時間は午後11〜12時くらいまでは行われているので午後10時に学会会場近くのモンジュイック地区のスペイン村にある「タブラオ・デ・カルメン」というお店に予約を入れ、タパスセットを食べながらフラメンコショーを1時間ぐらい楽しみことができました。その時の店内のショーの様子を写した写真をお見せします。 また店内でモンジュイックの噴水ショーがあるという情報を得たので、その後、カタルーニャ美術館前の場所に移動し素晴らしい光と音響効果をあわせた幻想的な噴水ショーを楽しむことができました。 ちなみにその噴水は1929年のバルセロナ国際博覧会のために作られた約1世紀の歴史を持つ噴水だそうです。 学会最終日の9月11日はカタルーニャの特別な日『DIADA』で、カタルーニャがスペイン・ブルボン軍に包囲され降伏、陥落して敗北した日でしたので、街中が見られる写真の州旗を持って人間の鎖を作り独立を訴える人で溢れていました。 このようにヨーロッパ諸国でも国や地方により人々の文化・生活習慣は大きく異なり、その一端を経験できたことは大きな収穫でした。 健康科学部健康栄養学科 教授 高野康夫
2013.10.17
学生広報スタッフBlog vol.97~「理学療法学生交流会 関西支部大会」までわずか!
こんにちは! 学生広報スタッフ、理学療法学科2回生の片岡あすかです。 初めてブログを書かせていただきます! 今回は、10/27(日)に畿央大学にて開催される『理学療法学生交流会 関西支部大会』について紹介させていただきます。 理学療法学生交流会とは、理学療法士を目指す学生が集まる場で、講師の方を招いて講演をしていただいたり、ディスカッションや学生発表などを行います。 主に情報交換、視野の拡大、モチベーションの維持・向上などを目的としており、他大学にたくさんの友達ができ、たて・よこ・ななめのつながりが生まれることも交流会の醍醐味となっています。 今年度の畿央大学の運営委員は理学療法学科1~3回生の47名で構成されており、それぞれ総務、企画、広報、会計の4つの部署に分かれ、運営に携わっています。 私は講演していただく先生の選出、ディスカッションの進行方法など、主に企画の仕事をしています。 『理学療法学生交流会 関西支部大会』 【日時】 平成25年10月27日(日)10:00~(受付9:30~) 【場所】 畿央大学 冬木記念ホール 【内容】 講演、ディスカッション、学生発表、インタビュー上映、懇親会など 【会費】 1,500円 今回のテーマは「ノンテクニカルスキル~医療者としての自覚~」です。 ノンテクニカルスキルといっても何のことか分からない方がほとんどだと思います。 私たち運営委員もこれを学ぶために夏休みにセミナーにも参加しました。 簡単に言うと、医療技術(テクニカルスキル)以外のすべての技術のことをいいます。 たとえば、コミュニケーション能力、リーダーシップ、ストレスマネジメントなどが挙げられますが、これはあくまでも一例です。 最近では、医療事故の54%はノンテクニカルスキルに起因しているといわれています。 テクニカルスキルを習得することはもちろん、学生のうちからノンテクニカルスキルにも焦点を向け、一人ひとりが患者様に寄り添う医療者になる者としての自覚を持ってほしいと考えております。 講演では、あらゆるノンテクニカルスキルを兼ね備えておられる田中仁先生に理学療法士の立場から体験談などをお話いただきます。また、高校生のときにバイク事故で脊髄損傷を患われた車椅子ダンサーの奈佐誠司先生には患者様の立場からご講演いただく予定です。 他にも、実際に患者様にインタビューさせていただいた際のビデオ上映をしたり、アイスブレーキングやディスカッション、会の最後には懇親会も予定しております。 今年は学祭の時期とかぶっていますが、一人でも多くの理学療法学生に参加していただきたいと思っております!当日参加も大丈夫です!運営委員一同、たくさんのご参加心からお待ちしております! ▼各部署での会議の様子 ▼ノンテクニカルスキルについてのセミナーの様子 ▼冬木記念ホールでのリハーサル 日本理学療法学生交流会 畿央大学運営委員 学生広報スタッフ 片岡あすか
2013.10.14
産学連携事業 第12回学生店舗モニター
平成21年から始まった産学連携支援事業・学生店舗モニター(通称)は今回で第12回目を迎えました。今年度は9/18(水)に学生5名と共に行ってまいりました。 今回の個人的な感想を率直に言いますと、過去の店舗モニターの中でも最も気持ちのいいものとなりました。 長年経営を続けてこられた大先輩の方々が、素直に若い学生の意見に耳を傾けておられる姿勢に感銘を受けました。 特に事業所様が真摯に対応していただいたことに対して、本当に感謝申し上げます。 ■ ファッションハウス イシダ (午前) ファッションハウス イシダ様は創業100年になる老舗です。当初は呉服が主であったそうですが、時代の流れで現在のような婦人服中心の品揃えになってきています。伊勢街道に面した目立つ場所に位置していて、昔は賑わいのある商店街であったが、今は新しく住宅が建ち始め、様子は一変しています。 ただ格子の町屋はところどころに存在しており、そこだけが旧街道の面影を残しています。学生たちは積極的にさまざまなアイデアを提案しました。 ▼提案は、すぐに採用していただきました! ■ 當麻の家 (午後) 大学からさほど遠いところではないのに、これほど充実した施設があるとは驚きです。 周りの景色も大変素晴らしく恵まれた環境に立地しているいわゆる「道の駅」。 店内をみますと商品も豊富で、活気が溢れていてお店の方が元気一杯の声で掛け声をかけられている様子は清清しい雰囲気です。こちらも元気になってくるほどです。 お昼には、蓮花定食、おだんごそして特製しそアイスクリームをご馳走になりました。 ▼もちろん、肝心の提案も忘れてはいけません! お腹も一杯、大満足の店舗モニターでした。 人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜 【以前に行われた店舗モニター記事はコチラ・・・】 第11回店舗モニター https://www.kio.ac.jp/information/2012/10/11.html 第10回店舗モニター https://www.kio.ac.jp/information/2012/09/10-2.html 第9回店舗モニター https://www.kio.ac.jp/information/2011/11/post-426.html 第8回店舗モニター https://www.kio.ac.jp/information/2011/08/post-405.html 第7回店舗モニター https://www.kio.ac.jp/information/2011/03/post-356.html 第5,6回店舗モニター https://www.kio.ac.jp/information/2010/09/post-305.html 第3,4回店舗モニター https://www.kio.ac.jp/information/2010/04/post-256.html 第2回店舗モニター https://www.kio.ac.jp/information/2009/09/post-195.html 第1回店舗モニター https://www.kio.ac.jp/information/2009/03/post-142.html
2013.10.12
「Business Camp KING」への参加レポート
人間環境デザイン学科 2回生 松田眞子です。 私は夏休みに、大学生が運営する「Business Camp KING」(8月25日~9月1日)というイベントに参加しました。 昨年まで行われていた学生のためのビジネスコンテストKINGは、17年にわたり官庁や企業からの後援・協賛で、合宿形式のビジネスコンテストを開催してきたそうです。 今年度からは形式をコンテストから“キャンプ”に改め、活動をセミナーやワークショップを行う”Learn”と、フリープランニングやプレゼンテーションを行う”Practice”に分け、両方を行い、初対面チーム制合宿でつくりあげるビジネスプランを争いあうキャンプとなっています。 夏休みを前に私は、自分の実力が他の学生と比べてどうなのか、ふと疑問に思い、色々な大学・学部・学年の人たちと一つのものを作り上げるという、今までに経験したことのない形式のイベントに参加してみたくなりました。 また、昨年の参加者のブログレポートに、「参加したことで多くのことを得られ『行かないとわからない』」と書いてあり、とてもドキドキ期待させる内容だったので、応募してみました。 キャンプの参加者は約100名。1グループ5名が20チームに分かれ、ビジネスプランを立てました。 「2030年の未来を洞察し、未来のビジネスアイデアを創造すること」が今年の課題でした。 既存の価値観にとらわれず17年後の未来のビジネスアイディアを話し合う(不確実性の高い)のがテーマの目的です。 7泊8日という時間をかけて、セミナー・ワークショップ・フリープランニング・プレゼンテーションを一貫した流れで経験、合宿形式という非日常空間であるテーマについて徹底的に考えぬくことを経験しました。 所属大学・学部・年齢などが全く違う仲間と意見を出し合いプランをつくりあげることがどれほど難しいことなのかということを実感しました。 何度も苦戦しながらプランを仕上げていくなかで少しずつ先が見え、7日目にあったプレゼンテーションでは一人ひとりが自信を持って臨めました。 何もかもが初めての経験でしたが8日間を通じて視野が広がり、自分の分野に関わらず挑戦することがとても大切だということを再確認できました。 私は、ここで学んだことを、ひとつのステップとして就職活動にもその経験を活かしていこうと思います。自分の今の実力が他大学の学生とどれくらい違っているのかも知ることができて勉強になると思います。就職活動中・就職が終わった先輩もいるので就職の詳しい話もたくさん聞けました。 興味のある方は、来年度はぜひ、チェックしてみてくださいね!
2013.10.09
本学教員が、ミクロネシア連邦で健康増進に関する調査を実施中!vol.2
畿央大学の国際保健医療技術協力参入をめざして 『ミクロネシア連邦における高齢者の健康とQOL向上を支援するモデル事業』 畿央大学に入職した時、私はトヨタ財団から受けた研究助成の終盤で、大洋州ソロモン諸島における妊産婦のマラリア予防教育教材の開発に取り組んでいました。 思ったようには事は進みませんし、本務との時間調整など少し焦りを感じることもありましたが、現地からの帰国報告に伺った際に金子章道健康科学部長は、「奈良の畿央大学、日本の畿央大学に留まらず、世界の畿央大学を目指したい。あなたも頑張ってください」と励ましてくださいました。その時、いつか畿央大学が組織として国際保健医療協力に関われたらいいな、と漠然と思ったことを記憶しています。 そしてソロモンのプロジェクトが終了して2年が経過した昨年10月1日から5ヶ月間(2012年10月~2013年3月)、今度は畿央大学開学10周年記念在外研究としてミクロネシア連邦ポンペイ島(州)におけるフィールド調査を行う機会を得ました。テーマは「生活習慣病に関する予防行動に影響を与える要因を探る」というもので、 465名の面接と、523名の身体機能測定を実施しました。 今回の国際保健医療協力への参入に関する提案は、現地での調査期間に生まれたものです。 そして、今回、今年6月に応募したJICA関西センター市民参加協力(海外)『国際協力 次の一歩プログラム』が採択され、9月1日から29日までミクロネシア連邦ポンペイ州に行って参りました。 国際保健医療協力参入への試み『草の根技術協力事業』提案のための事前調査です。『草の根技術協力事業』には『草の根協力支援型』という枠組みがあり、“知識や技術はあるが開発途上国への支援実績は少ない”NGOや大学などの団体をJICAが支援し国際協力活動を後押しします。 『ミクロネシア連邦における高齢者の健康とQOL向上を支援するモデル事業』のアイデアは、先の在外研究フィールド調査で、予想以上に高齢者が少ないと感じたことから始まりました。 事実、面接調査協力者の平均年齢は、男性51.65歳、女性47.48歳でした。ウィークデーの日中ですから、もっと高齢者が多いと考えていたのです。高齢者の引きこもり?重度の生活習慣病で寝たきり高齢者ばかり?さまざまな憶測から、ポンペイ島に住む高齢者の生活や社会の中での位置づけなどに関心を持ちました。 WHO世界保健機関は、途上国を含む世界のほとんどの国で平均寿命が延びていることを示した上で、すべての国や地域は高齢化に向けて準備をするよう呼びかけています。 ポンペイ州の人々にとって高齢者は敬うべき存在で、多くの家庭では、事実、高齢者は敬まわれています。ただ、敬まわれることが必ずしも適切なケアを受けていることとは一致しないので、例えば、何をすることもなく、椅子に座って1日をすごすことで、脳機能を含めた身体機能が損なわれたり、社会との関わりが断ち切られたり、QOLを低下させていることが考えられます。 日本では「介護予防」という言葉があり、高齢者の健康維持増進のためのプログラムはたくさんあります。 生まれ育った国や地域が違っても、人の命の重さが等しいとするのなら、それはどの年代の方々にも当てはまること。高齢者が生き生き元気にすごすことは医療費の削減や家族の介護負担を軽減する、そうした理論も共通のものでしょう。 高齢化社会に備えたシステムの構築、高齢者ケアに対する知識や技術の移転など、日本に蓄積されてきたそのノウハウを国際協力で活用できればと考えます。また、多くの途上国はまだまだ母子保健や教育を優先課題として予算を投入し、高齢者や障害者のケアに目は向けるゆとりがありません。だからこそ、途上国における高齢者や障害者の生活改善や健康課題には外部から技術と資金を持ち込む価値があると考えます。 ▼前回の調査でも訪ねたエリアもあり、今回の私の訪問を待っていてくれた方もありました。「前回のアドバイス、ストレッチ体操と散歩を毎日している」とニコニコして話をしてくれました。 ▼「で、次はいつ来るのさ?もうポナペに住んだらいいじゃない!」と。 ▼高台にある自宅からそのすそ野の娘の嫁ぎ先まで下りてきてくれた高齢ご夫婦。(前列左と前列中央)ご主人は目がほとんど見えません。おそらく白内障と思われますが、手術のできる医師も施設も国内にありません。ほとんどを自宅の中で過ごしているということでした。ブルーの上着は公衆衛生局のスタッフ。 ▼寝たきりになってから7~8年くらいという女性。起こしてあげるとしばらくは自力で座位を保持できる。褥瘡はなかった。時々横の川へ抱いて連れて行き水浴びをさせているとのこと。 ▼ランチを食べながらチームミーティング。 ▼「おまえたちのじゃない、お客さんのだよ」サトウキビを切り出してきてくださった。 ▼83歳というこの女性はこの地域の最高齢。80代の方々は、日本の統治時代に小学生だったので多くはあいさつ程度の日本語は今も話すことができる。しかし、この女性は「耳が聞こえなくなってずいぶん経つので忘れてしまった」とさびしそうな表情で語った。 ▼すっぽんぽんは最高!子どもたちはみな逞しいです。 ▼冠婚葬祭に欠かせない豚,デカイ!近寄られるとかなり恐怖を感じます。 今回は、5つの自治区において60歳以上の地域住民356人(+プレテスト19名)を対象に日常生活の様子や日常生活で感じる障害、生きがいなどについてインタビューを実施しました。 356名という人数はポンペイ州に居住する高齢者の20%弱にあたり、資料としても大変意義があります。これらのデータから『ミクロネシア連邦における高齢者の健康とQOL向上を支援するモデル事業』の意義を主張していきたいと思います。 看護医療学科 准教授 堀内美由紀 【関連記事】 本学教員が、ミクロネシア連邦で健康増進に関する調査を実施中!vol.1 JICA関西facebookページ
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