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畿央大学×地域連携
2016.09.27
御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.54~『認知症カフェ』
9月9日(金)、御所市民のボランティアの方々を中心に御所市と畿央大学で運営している金曜カフェが開催されました。今回は認知症カフェでした。午前午後それぞれ20人ずつほど参加していただきました。 午前中は、看護医療学科の山崎先生による認知症についての講義で、認知症について患者側、介護家族側の立場を知りながら知識をつけました。認知症は誰にでもなり得ることを知り、「自分はならないから大丈夫」「家系に認知症患者がいないからならない」「介護することはないだろう」などという認識ではいけないと痛感しました。講義の中では、ものの忘れ方も3種類ずつあり、向き合い方がそれぞれ違うことを学びました。介護者の患者自身を尊重した接し方、症状に合わせた適切な治療方法で、認知症の進行度合いが随分変わるそうです。親族、医師、施設そして、患者自身この4つの密なコミュニケーションが最も肝になるということを学びました。 午後は午前に引き続き、山崎先生を中心に認知症の介護家族やヘルパーさん等、20人ほどで、意見の交換会を行いました。介護家族の方々は普段介護生活の中で困っていることなどを相談され、介護職員の方々も厳しい現実を話しながら問題の共有や解決方法の模索などが行われました。山崎先生や現職のヘルパーさんの助言をもらって日頃のお困りごとを解消されたり、顔なじみになって「調子どうですか?」などと、お互いの介護生活をねぎらう会話があったりと、「認知症カフェ」に参加することで介護生活の励みになっている様子が見て取れました。 自分が「介護をする立場」や「介護される立場」になったときには、このような情報交換の場に出向くことで、解決できることが多くあると思えた一日でした。 今後も「認知症カフェ」が皆さんのお役に立てられたら嬉しいと思いました。 人間環境デザイン学科2回生 平山真菜実 【関連記事】 過去の「御所コミュニティカフェの取り組み」記事を読む
2016.09.26
御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.53~『太極拳』
9月16日(金) 畿央大学と御所市の地域の方々で運営している金曜カフェで、太極拳が行われました。 毎月第3金曜日には太極拳の教室があると決まっているので、毎月通っている方々は『太極拳のお陰で姿勢が良くなった』『体が柔らかくなった』などと、先生とお話しされていました。体をほぐし、無理なく運動が出来るようで、健康維持の為にもこの金曜カフェに来てくれている方がたくさんいらっしゃいます。 私は初めての太極拳だったので、立ち姿や筋肉の使い方など基本的な動作から教わりました。参加されている経験者の方々が優しく教えてくださり、楽しいお話をしながらの教室になりました。 太極拳に集中しすぎて写真を撮るのを忘れてしまった位リラックスでき、体も軽くなりました!とっても楽しかったです!! 初心者の方でも気軽に参加できるので、ぜひ一度金曜カフェ〜つどい〜にお越しください。 9月23日のコミュニティカフェは、 10時から12時までは、「社交ダンス(ボールルームダンス)」、 13時から14時までは、「おりがみ教室」が開催されます。 どなたでも参加できますので、ぜひ皆さんお越しください。 人間環境デザイン学科 4回生 松下真純 【関連記事】 過去の「御所コミュニティカフェの取り組み」記事を読む
2016.09.26
通学路のクリーン活動ボランティア(KCV53)が100回を迎えました!
大学最寄りの「五位堂」駅から大学までの通学路のゴミ拾いをする活動で、毎週金曜の朝、通学時に人間環境デザイン学科の加藤先生と学生数名で行っている活動が、KCV53です。 Kは畿央大学・広陵町・香芝市の頭文字をとってK。Cはクリーン活動。Vはボランティア。53はゴミで、合わせてKCV53となります。 第1回目の活動は、2014年の5/30(ゴミ0の日)にスタートしました。第100回目は記念すべき特別な日ということで、加藤プロジェクトゼミ生12名が参加して、9/23(金)の13時から盛大に行われましたので、報告させていただきます! ▲オリジナルゴミ袋とマイトングを持参して、さぁスタートしますよ! ▲駅周辺では数歩でゴミに遭遇し、なかなか前に進めません! 100回もゴミ拾いするとゴミの傾向がわかります。皆さん、数あるゴミの中で何が1番多いと思いますか? もちろん統計などとっていませんが、1位=タバコの吸い殻、2位=ペットボトル、3位=空き缶と続きます。雨の日の後などは壊れた雨傘が落ちていたりと、困ったものです。毎週KCV53活動をしていても次週には必ずゴミは落ちていて、我々の活動をアテにしているかのように原因をまき散らしてくれます。 ▲(左)骨の折れた傘も捨てられていました。 ▲落とし物と間違うぐらい大きな袋のゴミも落ちています。 以前、冬木智子名誉学長先生が畿央大学を「うちの大学」と言えるかどうか・・・そのような内容のことをおっしゃったと記憶しています。それならば「うちの通学路」を美しくすることは大事なことだと思っています。イチロー選手の大リーグ通算安打記録は今年3000本を超えましたが、せめてその1割の300回まで続けられたらと願っています。とりあえず次の目標は200回です。 ▲ゴミ袋がいっぱいになるまで清掃して、清々しい気持ちで午後の授業に向いました。 ちなみに、通常のKCV活動は、毎週金曜日の午前8時に五位堂駅をスタートしています!学生の皆さん(教職員は対象外)、今後ともご協力をお願いします。 人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜
2016.09.21
「東アジア・サマースクール2016」参加レポート!
奈良県ではグローバルに活躍する人材を育成することを目的として「東アジア・サマースクール」が開催されています。 今年度の「東アジア・サマースクール」は、平成28年8月18日(木)~30日(火)の13日間にわたり奈良県立大学を中心会場として実施され、本学からは教育学部現代教育学科4回生の中村祥子さんと同学科2回生の加田翔太さんが参加しました。 東アジアから来日した学生達と奈良県内の学生が共に学び、グループ討議をしたのちに成果発表を行うなどして、相互交流を深めました。参加学生は「このスクールを通して多くのことを得ることができた」「東アジアとのつながりを感じられた」と有意義な13日間を過ごし、成長を感じることができたようです。次世代を担う未来のリーダーとなることを期待しています。 ▲フェアウェルパーティ(8/29)に冬木学長先生が来てくださいました。 参加した学生からのコメントです。 «現代教育学科4回生 中村祥子» 奈良市で開催されている「東アジア・サマースクール」に参加してきました。サマースクール期間中は奈良市内のホテルに宿泊し、今回は日本、中国、韓国、台湾、ベトナム、モンゴル、アメリカ、オーストラリアの国からの44名の参加者と日本語で共に学習をしました。私たちのグループは、歴史分野のグループで「中国・韓国・日本の今日の仏教」というテーマで、サマースクールに参加している中国人、韓国人、日本人にアンケート調査を行ったり、奈良県立大学の図書資料を使用したりしてパワーポイント作成や、発表原稿作成に取組みました。グループのメンバーが中国人2人、韓国2人、そして日本人の私の5人構成でしたので、グループディスカッションでは、宗教はもちろん、中国や韓国の日常生活について多く話を聞くこともできました。 このスクールを通して多くのことを得ることができました。講義の質疑応答の時間には、涙を流しながら自分の国や地域について話をしたり、それを聞いて深く考えたりする時間がありました。東アジア各国の友人と、それぞれの国交について本音で会話をすることで、これからの東アジアがまた世界各国がどうなっていけばよいのかをみんなで一緒に考えました。私は、友達ができたからこそ日本だけではなく他の国を自分事として考えることができるようになったと感じています。そして、このスクールは東アジアの多くの国について興味を持つきっかけになり、それぞれの国の友達の文化や言葉をもっと理解して、今後も交流を続けていきたいと考えています。 このスクールでの学びや、できた友人は、私にとって一生の財産です。 «現代教育学科2回生 加田翔太» 今回「東アジアの可能性」というテーマで全8か国、44人の受講生で講義を受け、ディスカッションを行い発表したり、橿原考古学研究所や東大寺などに視察に行きました。ディスカッションではグループごとにその日の講義内容について思ったことを共有しあい、与えられたテーマについて討論し発表しました。 視察では普段は入れない場所を見学し、様々なことを説明いただき、とても勉強になりました。初日のオリエンテーションで話す機会が多くあり特に距離が縮まりました。期間中の夕食は様々な受講生と食事に行き、距離がどんどん近くなり、自由時間も会話が絶えない有意義な時間を過ごすことができました。 そういった環境で感じたことがあります。参加者同士で様々な話をしましたが、それぞれの考え方や思っていることは違います。ですがその中にも共通点があり、同じことを思っていることはたくさんありました。今回のテーマである「東アジアの可能性」は小さな共通点から広がっていくものだと私は思いました。 このスクールは学びだけではなく東アジアのつながりを感じられるものとなっています。興味のある人は、来年に是非参加してみてください。
2016.09.12
御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.52~「社交ダンス・折り紙教室」
人間環境デザイン学科 清水ゼミ2回生の山本です。 8月26日(金)、畿央大学と御所市、地域住民で毎週金曜日に開催しているコミュニティカフェ「金曜カフェ~つどい~」で、第4金曜日恒例の「社交ダンス」を開催しました。 今回から清水ゼミの2回生も参加し、エアルンバを踊りました。 最初の方は簡単でしたが、徐々に難易度が上がっていき、思っていたよりも難しく感じました。また、パートナーと息が合わなければ、きれいに踊ることができません。みなさん真剣に先生のお手本をみて取り組んでいました。私は初めて社交ダンスを経験し、なかなか皆さんについていく事ができませんでしたが、先生や先輩、地域のみなさんに優しく教えてもらい、最後には何とか1曲踊ることができました。体を動かし、人と触れ合うことで、より一層温かみの感じることのできる時間を過ごしました。 お昼休憩をはさみ、午後は「折り紙教室」が開催されました。 午後からもたくさんの地域の方々が参加してくださり、小学生のお子さんもいらっしゃいました。今回は折り紙で服とコマを作りました。とても手先が器用でお話をしながら楽しそうに折っていたのが印象的でした。服とコマが完成した時は、見せ合いやどちらのコマがよく回るかなどで盛り上がり笑顔が溢れていました。 毎週金曜日に「金曜日カフェ~つどい~」を開催しておりますので、是非一度お越しください。 人間環境デザイン学科2回生 山本隼也
2016.09.02
御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.51~太極拳とマジックサークルによるパフォーマンス!
8月19日(金)畿央大学と御所市、地域住民が共同で運営している「金曜カフェ~つどい~」に参加しました。毎月第3金曜日の午前中には「太極拳」を開催しています。 太極拳はゆっくりとした動きですが、ひとつひとつの動きの際に、筋肉を意識し、体を動かすので、最初は少しむずかしかったです。一通り動きを教わったのち、音楽にあわせて、太極拳をしました。その後は、扇を使った太極拳をしました。扇を開く際には、先に習った動きに加えて手首の動きが入るので、これも難しかったです。 最後に先生方が「涙そうそう」の音楽で扇をつかった太極拳を披露してくださりました。 とても洗練された動きにうっとりしました。 午後からは、夏休み特別企画「畿央大学のマジックサークルによる『マジックショー』」が行われ、小学生からお年寄りまで幅広い世代の方々が参加してくださいました。 トランプを使ったマジックでは、地域住民の方が選んだカードを、ピタリと当てたり、また選んだカードが、山札の一番上や机の上のピーマンの中から出てきたときには、歓声があがりました。他にも地域住民の方が考えた人の名前をあてたりと、様々なマジックがあって、皆さんとても楽しんでおられました。 【関連記事】 過去の「御所コミュニティカフェの取り組み」記事を読む
2016.08.30
御所市で流しそうめんのギネス世界記録に協力!~ボランティアレポート
8月27日(土)、奈良県御所市にある温泉かもきみの湯で、流しそうめんのギネス記録に挑戦するイベントがありました。 これは、流しそうめんでギネス世界最長記録である最長3216,7mに挑戦するというもので、日本語での正式名称は、『竹といに流した麺の最長距離』です。 私たち人間環境デザイン学科4名(谷、斉藤、松永、安川)は、監視員としてボランティアで参加しました。 監視員の主な役割は、麺や水が追加されていないかの確認です。監視員だけでも60人位いました。 10時頃から簡単な説明を受けて、それぞれの場所にスタンバイ。私たちの持ち場はゴール付近の3000m辺りでした。 記録認定には (1)直径15.24cm以内の竹を使用 (2)ゴールした時点でそうめんが25g以上ある (3)食べること が必要です。 いよいよ12時過ぎに麺を投入! なにせ、山の麓から流しているもので、私たちの所に流れてきたのは約一時間後でした(笑) 私は、初めて本物の「流しそうめん」を見たので、目の前を素麺が流れていくの見たときは感動しました! しかし、喜んだのもつかの間、麺が団子状になって詰まってしまい、やむをえず1回目は失敗となってしまいました。 地元の人たちの試行錯誤の末、気を取り直して臨んだ2回目では、1回目よりもスムーズに流れていく素麺を見て、誰もが「行ける!」と思いました。 無事に既定の25gを大きく超える約300gが到着し、不正行為もなく、見事ギネス世界記録に認定されました!! 記録は3317,7mです。 ↑認定式の様子 こんなに長い距離の流しそうめんを見る機会はもうないと思うので良い経験になりました。また、地元の人たちは皆さん親切で面白くて、とても楽しいボランティア経験となりました。 人間環境デザイン学科3回生 安川侑希
2016.08.23
「食育推進ボランティア表彰」の感謝の会を行いました!~健康栄養学科
8月20日(土)に(*)ヘルスチーム菜良が受賞した「食育推進ボランティア表彰」の感謝の会が帝塚山大学にて行われました! (*)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており食育啓蒙活動に取り組んでいます。 今年、ヘルスチーム菜良は農林水産省の「食育推進ボランティア表彰」を受賞しました。 この表彰は若い世代を対象とした望ましい食習慣の普及啓発等の食育の推進を図ることを目的に2009年度から実施されており、食育の推進にかかわるボランティア団体が表彰の対象となります。 ヘルスチーム菜良は2009年10月の結成以来、管理栄養士養成課程で学ぶ知識を活かし、自治体や各種団体などと連携し食育活動を行っています。 感謝の会には、本学からはヘルスチーム菜良(健康栄養学科)2回生~4回生の7名と、教員1名が参加しました。 はじめに授賞式に参加した学生からの報告がありました。 食育の推進を行っているボランティア団体がある中でも、ヘルスチーム菜良は奈良県内の管理栄養士養成課程を持つ4つの大学が合同で食育の推進ボランティアを行っているという特徴があります。 それぞれの大学での活動報告・意見交換など、より良い活動ができるよう、日々お互いに高め合ってきたことが評価されました。 その後各大学の先生方から、コメントをいただき、乾杯・歓談をしました。 バイキング形式での食事を楽しみながら、他大学の学生や先生方とたくさんお話しすることができました。中にはヘルスチーム菜良のOB、OGの方も参加されており、当時の活動を聞くことができました。 たくさんの先輩方や先生方によってヘルスチーム菜良が活動できていることに感動しました。 この気持ちを忘れず、これからも食育の推進活動に取り組もうと思いました! これからも4大学協働でのイベント参加や交流会、大学ごとの取り組みなどを行っていきます! この表彰をバネにさらに頑張っていきます! 健康栄養学科3回生 村岡美喜
2016.08.17
「バーンデザイン」関屋農家小屋環境アート~人間環境デザイン学科
近鉄電車に乗って、大阪方面から五位堂に向かう途中、大阪教育大前駅を過ぎトンネルを抜けると関屋駅あたりで緑が急に多くなり農村風景が広がります。 線路の南側には里山の光景が現れ、その中に素朴な農家小屋が目の前を通り過ぎます。 うっかりすると電車からは見過ごしてしまうほどの小さな小屋(バーン)が今回の主役です。 人間環境デザイン学科加藤プロジェクトゼミ【通称ゴキゲンしんきゼミ】では、今年度4つのプロジェクトを行いますが、その第1弾として「バーンデザイン」を8/9(火)、8/12(金)の2日間にわたって実施しました。 ▲加藤プロジェクトゼミメンバーと山田オーナー(右から2番目) 「バーンデザイン」プロジェクトを簡単にいいますと、農家小屋(バーン)をペンキ塗装して環境に訴える現代アートです。 今回は2つのバーンをデザインしました。1つは線路のすぐそばに建つ農家小屋(以下、電車班)と、もう1つはあぜ道の角地に位置する農家小屋(角班)です。 それぞれのオーナー様(山田誠宏様・小田知広様)は違いますので、まずは両オーナー様にプロジェクトの許可をとり、デザイン案を提案し、打ち合わせを重ねて実施にのぞみました。 デザインはいずれも「農業」をコンセプトにして、学生たちが考えました。 電車班は大きく「農」の字をグラフィカルに打ち出し、素朴な農作業風景を描きました。 【電車班 班長のコメント】 私は、以前に地元の商店街でシャッターアートを経験していましたが、周囲の環境があまりにも違うのでとても大変でした。小屋の後ろを振り返るとすぐに電車の線路があり、大変危険な場所でした。安全を第一に、班のみんなで何カ月もかけて考えたデザインを転写するのも一苦労な作業でした。しかし、完成したものを遠くから見てみると達成感が沸き上がり、のちに現場を覗きに来られた小田さんにも喜んで頂けました。真夏の炎天下での作業は本当に大変でしたが、私たちにとって良い経験となりました。 人間環境デザイン学科3回生 久吉茜 角班の場所は近くの香芝西中学校の通学路にもなっているため、英語で「農業」「収穫」「野菜」「農夫」の文字と野菜をデザインしました。中学生もきっと農業に興味をもってくれるのではないでしょうか。 【角班 班長のコメント】 関屋にある小屋をデザインするプロジェクト、こちらは道の角にあるということで角班と名付け活動してきました。左面には農業に関する英語、右面には小家主である山田さんが育てている野菜を描きました。英語の方はほぼ難なく進めたのですが野菜の方が当初茄子だったところがペンキで色を作ることに苦戦し、現場ならではの判断でトウモロコシに変更しました。結果は黒と黄色のコントラストが素晴らしく、茄子よりもいいものが出来上がりました。「失敗は成功の元」ということを身をもって経験することができました。 人間環境デザイン学科3回生 宮木萌依 関屋の農村風景が持続可能な状態を保ち、農家に活気を与え、そして見る人に農業の大切さを知ってもらえたら、このプロジェクトの価値があったのではないかと思います。 皆さん、ぜひ電車内からバーンデザインを見つけて下さい。 人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜
2016.08.15
御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.50~「うたごえ」
8月5日(金)、畿央大学と御所市、地域住民との毎週金曜日に開催している「金曜カフェ~つどい~」に参加しました。 毎月第一金曜日の午前中は歌声喫茶「うたごえ」を開催しています。 金曜カフェで一番人気の高い「うたごえ」ですが、約30名もの参加がありました。 昔懐かしい歌を歌いながら足踏みや手拍子、手話の振り付けなどを一緒に行いました。講師の方が、参加者に夏の生き物をたずね、その生き物をもとに替え歌を作りました。虫やカエルなどの鳴き声などのオリジナルの歌詞で、まるで金曜カフェが森の中にあるようでした。 その後、「もしもしかめよ」の歌に合わせて、じゃんけんゲームを行いました。参加した男性陣が、代表で前に出てじゃんけんをし、勝った数を競いました。 一回も勝てなかった人や、5回中4回勝った人など様々でしたが、皆さん終始笑顔が絶えませんでした。 第四金曜日の社交ダンスの先生もされている長村先生はお得意のギターの伴奏で、会場を盛り上げてくださいました。 井上陽水の「少年時代」を演奏していただいた際には、きれいな歌声で、会場全体が魅了されました。 次回は何を歌っていただけるのか楽しみです。 私たち清水ゼミ生が金曜カフェに参加するようになって、日に日に雰囲気に馴染めたかなと感じています。 学生の私たちを快く招いていただき、今ではイベントの参加だけでなく、昼ご飯を一緒に食べたり、談笑したりと、かわいがってもらっています。 先月の29日には、二回目となるボランティアスタッフ会議の司会役として、会議を進行させていただきました。 その中で、私たち学生から提案をさせていただいた、住民主体の方法や多世代での交流の案について、実際に参加している住民の声を聞く大変貴重な体験ができました。 これからの運営について課題はありますが、様々なイベントや会議に参加して、これからの「金曜日カフェ~つどい~」を住民や御所市役所の方々と一緒に考え、作っていこうと思います。 次回の「金曜日カフェ~つどい~」は8月19日(金)で、午前は太極拳、午後からは畿央大学マジックサークルのメンバーによる「マジックショー」があります! お子様も主婦の方も高齢者の方も参加お待ちしています! 人間環境デザイン学科4回生 平井直大
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