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健康栄養学科
2020.11.30
令和2年度 健康栄養学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート
健康栄養学科の卒業研究発表会が2020年11月28日(土)13時より冬木記念ホールにて開催され、52名の4回生が21演目の発表を行いました。 食品科学や調理科学に関する研究、臨床栄養学、スポーツ栄養学や栄養教育論など、多くの分野の研究成果を興味深く聴くことができました。4回生たちは、昨年の12月(3回生の後半)に各研究室に配属され、管理栄養士国家試験の勉強や就職活動、授業と忙しい中、日々研究に励んできました。 また今年は新型コロナウイルスの影響で研究の時間がなかなか取れず、できることに制限がかかる中で精一杯、研究をやり遂げました。 発表中の学生はもちろんのこと、自分の順番を待つ学生からも、ひしひしと緊張している様子が伝わってきましたが、落ち着いた様子で堂々と発表する姿からは1年間の研究を通して身についた自信が感じられました。 発表後の質疑応答では、先生方からの質問に戸惑う場面もありましたが、これまでの研究を振り返り、一生懸命に答えようとする姿がとても印象的でした。 ▼先生方による質問の様子 閉会の挨拶では、栢野学科長から講評がありました。 すべての研究発表が終わったあとは、緊張も解け、達成感からかとても晴れやかな笑顔が印象的でした。今回の研究発表で得た経験を社会に出てからも活かしてください。 新型コロナウイルスの影響でなかなか思うように研究を進めることができなかったかもしれませんが、とても素晴らしい卒業研究発表会となったと思います。4回生のみなさん、本当にお疲れ様でした! 発表会後は会場のアルコール消毒も忘れずに実施しました。 健康栄養学科 助手 大谷優希菜 【関連記事】 令和元年度 健康栄養学科卒業研究発表会を開催! 平成30年度 健康栄養学科卒業研究発表会を開催! 平成29年度 健康栄養学科卒業研究発表会を開催!
2020.11.19
教員紹介「冬木先生」編~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.75
1回生の皆さんを応援する”新入生応援!やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクト”。後期からは1回生クラス担任以外の先生方もご紹介します。今回は健康栄養学科の冬木啓子先生です! 【1】氏名および研究分野・担当科目 冬木 啓子(ふゆき けいこ) 健康栄養学科 教授 担当科目:経済学概論、フードシステム経済学、家庭経営学、健康と食生活、ベーシックセミナー 研究分野:農業経済学、環境経済学 「日本のエネルギー自給率向上に貢献できる研究―バイオエタノール国内製造コストを下げる―」をめざしています。日本のエネルギー自給率は約10%と極めて低く、再生可能エネルギーの開発が不可欠です。しかし、日本の再生可能エネルギーの製造コストが諸外国と比較すると著しく高く(3~10倍)、製造量を増加することが困難で、再生可能エネルギーまでも、大量の輸送エネルギーを投入して、輸入に依存しています。そのため、再生可能エネルギーの内「バイオエタノール」を対象として、経済学的観点から輸入価格以下で国内製造できる方法を研究し、既に論文が公表されています。今後はさらなる製造コストダウンの研究を進め、日本の弱点の1つであるエネルギー問題に取り組んでいきたいと思っています。 ▲ゼミ生と関西最大のバイオエタノール工場を見学 茶道部の顧問も務めています。今年度はコロナ禍で中止になりましたが、世界遺産である奈良県平城宮跡で例年ゴールデンウイーク期間に行われる「天平祭」の初日5月3日に、畿央大学茶道部の部員や卒業生と共にお茶席を務めています。 世界中からお越し頂くお客様に心和む一時をお過ごし頂けるよう、出会いを大切にし「一期一会」のおもてなしをさせて頂けるよう努めています。 ▼協力してくれたOB・OGたち ▼茶道部全員集合! また茶道部の活動として、畿央祭(学園祭)でも来場者の皆さまにお茶をふるまっています。 海外のお客様をお招きしての我が家でのホームパーティーでは、お抹茶を差し上げ、またお点て頂くようにしています。一服のお茶を点てるため、茶碗を見つめ、茶筅を動かす過程は、海外のお客様には神秘的で、楽しい会話になります。 民族衣装の紹介も、お互いの距離を締められる素敵な文化交流です。 ▼インド人の方に着物を着ていただきました(写真上) 【2】モットーや好きな言葉、大切にしていること (モットーや好きな言葉) 大学の恩師(故西村博行京都大学教授)から頂いたお言葉: 「決して出来ないと言ってはならない。できる精一杯の努力をして日々積み重ねていかなければならない」 オイルショックで日本の経済が国際情勢によって木の葉の様に左右されるのを経験しているため、「オイルマネーを扱う商社の国際公認会計士」になり、石油の安定供給のために働き、お国のお役に立つのが学生時代からの夢でした。子供を背中に負ぶりながら夢に向かって勉強を続けていました。しかし、冬木智子名誉学園長の強い要望で、人生を変更し、研究者をめざすことになりました。修士課程も博士課程も経験せず、まして専門職に就いたこともない私にとっては、とても考えられない選択でした。論文博士を取るまでの苦しかった時期に何度も心の中で繰り返し、私を支えてくれた、恩師から頂いた励ましのお言葉です。 (大切にしていること) 今一番大切にしているのは、教え子(血の繋がっていない我が子)の母校:畿央大学です。 今後も畿央大学はじめ冬木学園が継続的に発展できるよう、力を尽くしていきたいと思っています。 【3】趣味・特技など 趣味:ピアノ演奏 好きな演奏曲目: ショパン幻想即興曲(学長お気に入りの曲で、よく弾いて差し上げました) ショパンスケルツォ3番(喜怒哀楽がドラマチックに表現されている大好きな曲です) 【4】先生から見た畿央大学(または所属学科)や畿央生の印象は? 笑顔の清しい若者達だと思います。教職員一丸となって築いてきた教育環境に包まれ、社会に巣立つ力を着実に蓄えていく姿を、頼もしく感じています。 【5】1回生(畿央生)にメッセージを! 皆さんは、皆さんを愛し、皆さんの幸せを願う多くの人々に支えられています。自分自身を大切にし、与えられたチャンスを最大限吸収してください! 教員実績
2020.11.09
教員紹介「永澤先生」編~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.68
1回生の皆さんを応援する”新入生応援!やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクト”。後期からは1回生クラス担任以外の先生方もご紹介します。今回は健康栄養学科の永澤先生です! 【1】氏名および研究分野・担当科目 永澤 健(ながさわ たけし)健康栄養学科 教授 研究分野は運動生理学とスポーツ栄養学です。運動生理学分野では筋肉を伸ばすストレッチ運動の新しい健康増進効果について研究しています。ストレッチ運動の血糖値を低下させる作用や血管を柔らかくする作用を調べています。スポーツ栄養学分野では、激しいトレーニング後に何を食べれば疲労回復につながるのか、酸化ストレスの観点から研究しています。 担当科目は、健康栄養学科の「運動生理学」と「スポーツ栄養学」です。日常生活で行う運動、スポーツや食事について科学的な視点を持つ楽しさを伝えることを目標にしています。運動生理学では、運動やスポーツをしている時の体の仕組みや健康づくり運動の効果などついて講義と実験を通して学び、スポーツ栄養学はスポーツしている人が何をどれだけいつ食べればよいのかについて理論的に学びます。私の担当科目は2回生以降に始まります。授業でみなさんとお会いするのを楽しみにしています。 ▲運動生理学の実験風景 【2】モットーや好きな言葉、大切にしていること 人に負けない自分の得意なことをみつけて、継続して取り組むことが大切だと思っています。 【3】趣味・特技など 音楽鑑賞(色々なジャンルも好きですが、洋楽はブルーノ・マーズ、デュア・リパなど、ハードロックも好きです。最近のJ-POPのヒット曲、Official髭男dismやYOASOBIなども聞きます。) 旅行(以前沖縄に住んでいました。オススメのカフェや沖縄そば屋さんなど紹介できます。) ▲沖縄の海 【4】先生から見た畿央大学(または所属学科)や畿央生の印象は? 畿央の良いところは、アットホームな雰囲気です。キャンパスに帰ってくると気持ちが落ち着く、そんな大学だと感じています。健康栄養学科も試験やレポートは大変ですが、自然と学生同士が互いに協力して、教え合い、勉強に取り組む校風があります。 【5】1回生(畿央生)にメッセージを! 本気で取り組むことができる目標を見つけて、それに向けて挑戦しましょう! スポーツ栄養学に興味を持ったら、気軽に研究室へ話に来てください。健康栄養学科以外の学生も歓迎します。 教員実績
2020.11.04
食育SATシステム説明会を開催!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良
2020年10月27日(火)、畿央大学でいわさきグループの方々をお招きし、食育SAT(サッと)システム※1説明会が行われました。 2020年度初のヘルスチーム菜良※2の活動となり、新しく加わった1回生とともに学習しました。 (※1)食育SATシステム…フードモデルを用いて1食分の食事バランスを栄養価で計算し、5段階で評価されるシステムです。 (※2)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 私たち1回生は今回初めて説明を受けて、どの世代の方でも一目で栄養バランスが分かるため食事について楽しく学ぶことができることを知り、食育SATシステムを多くの人に体験してもらいたいと感じました。 食育SATシステムはオープンキャンパスや畿央祭などで使用されますが、今年はイベントを開催できなかったため、使用する機会がありませんでした。 畿央祭で「健康カロリーチェック」を実施! オープンキャンパス企画「一食の栄養量を調べよう」レポート! 来年度オープンキャンパスや畿央祭が開催された際には、食育SATシステムを用いて小さな子供から高齢者の方まで少しでも栄養に興味をもっていただけるようなイベントを開催したいと思います。 ▼食育SATシステム また晴天の中マスクを着用してとなりますが、写真撮影をしていただきました。 ▼農林水産省大臣賞の賞状も持って写真を撮りました。 1回生を迎えての初めての活動でした。コロナ渦で活動できる機会が減っていましたが、新メンバーを迎え無事に活動できたことを心よりうれしく感じます。まだまだ始まったばかりですが、頑張っていきますのでどうぞヘルスチーム菜良の応援よろしくお願いします。 健康栄養学科3回生 秋山愛奈 1回生 植田里穂 ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。
2020.11.02
教員が第20回日本抗加齢医学会総会で「優秀演題賞」を受賞!~健康栄養学科
令和2年9月27日に第20回日本抗加齢医学会総会が開催されました。 当初は6月に新潟朱鷺メッセで開催予定でしたがCOVID-19の影響により延期となり、令和2年9月25日~27日に東京・浜松町コンベンションホールでの現地開催とWEBライブ・オンタイム配信、ならびに事後のオンデマンド配信のハイブリット方式での開催となりました。 最終日には俳優・歌手の中村雅俊さんのTALK&LIVEも開催され、大変盛り上がりました。 ▼クリックで大会HPに移動します。 私は、「内皮間葉移行(Endothelial to Mesenchymal Transition)に及ぼす脂肪細胞の影響」について発表し、優秀演題賞を受賞しました。 血管は、全身の恒常性維持に重要な役割を果たしています。血管を構成する細胞に内皮細胞がありますが、内皮細胞の障害は様々な疾患の原因ともなっています。内皮間葉移行とは、内皮細胞が種々の刺激により間葉系細胞へと移行することをいいます。内皮間葉移行は動脈硬化や糖尿病性腎臓病における腎線維化などの病態を悪化させる一因ともなっています。本演題では、脂肪細胞の肥大化が内皮間葉移行を引き起こすことを明らかにするとともに、魚油に多く含まれる脂肪酸であるエイコサペンタエン酸による内皮間葉移行抑制作用を報告しました。 本年度は多くの学術集会が誌上開催となる中、現地で発表の機会を頂けたことに感謝しております。また、受賞にあたり関係者の皆様に感謝申し上げます。 健康栄養学科 助手 安澤俊紀
2020.11.02
教員紹介「松村先生」編~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.62
1回生の皆さんを応援する”新入生応援!やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクト”。後期からは1回生クラス担任以外の先生方もご紹介します。今回は健康栄養学科の松村先生です。 【1】氏名および研究分野・担当科目 松村 羊子(まつむら ようこ) 健康栄養学科 教授 研究は渋柿の渋み成分であるタンニンについて研究しています。タンニンは複雑な構造をもっていて、奥深いところがあります。まだまだ明らかになっていないところが難しい&おもしろいところです。 授業は、生化学Ⅰと生化学実験、基礎栄養学Ⅰ&Ⅱと基礎栄養学実験、キャリア形成セミナーを担当しています。 生化学と基礎栄養学は専門の基礎の部分で、関わり合いの強い分野です。両科目を通じて、栄養素のはたらきをしっかり理解してもらいたいと思っています。 【2】モットーや好きな言葉、大切にしていること 一期一会。学生時代、柄にもなく茶道部に入っていました。茶道の所作は忘れてしまっていますが、一期一会という言葉は心に残っています。 お茶会に臨む際には、その機会は二度と繰り返されることのない、一生に一度の出会いであるということを心得て、迎える側と客はともに互いに誠意を尽くす心構えを意味します。みなさんとの出会いも大切にしたいと思っています。 【3】趣味・特技など 趣味・特技と誇れるものはあまりありませんが、昔からラグビー観戦は好きです。観客席がおっちゃんばかりの頃から、見るのは好きでした。昨年のワールドカップも観に行きました!選手の名前はだんだん覚えられなくなりましたけれど…。 【4】先生から見た畿央大学(または所属学科)や畿央生の印象は? 畿央生は、素直で挨拶がしっかりできるところがイイ!と思っています。挨拶を声に出すのはまだ恥ずかしいかもしれませんが、実行するだけで自分も気分よく過ごせますよ。 【5】1回生(畿央生)にメッセージを! まだまだ直接顔を見る機会がありませんが、これからチャンスはたくさん巡ってくると思います!質問でもなんでも、話す機会は逃さず声をかけあいましょう。そこからいろんな可能性がふくらみます♬ みなさんは、たくさんの可能性を秘めています。その選択肢をどんどん広げていきましょう。そのお手伝いができればいいなと思います。 ▲先生の隣にいる人体模型は栄養学の授業でも使うもので、1期生がジェニーちゃんと名付けてくれました 教員実績
2020.10.29
教員紹介「宮前先生」編~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.61
1回生の皆さんを応援する”新入生応援!やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクト”。後期からは1回生クラス担任以外の先生方もご紹介します。今回は健康栄養学科の宮前先生です! 【1】氏名および研究分野・担当科目 宮前 眞智子(みやまえ まちこ) 健康栄養学科 准教授 みなさん、こんにちは。健康栄養学科の宮前眞智子と申します。よろしくお願いします。 私の研究テーマは、食育の評価です。今、さまざまな機関や組織で食育に取り組まれています。実践されている食育の取組について評価は必要ですが、その評価の在り方についての研究を深め、より効果的な食育の取組が実践できる方法を探っていきたいと考えています。 次に、私が担当している科目は、栄養教育論Ⅰ(1回生)・栄養教育論Ⅱ(2回生)・栄養教育論演習(2回生)・栄養教育論実習(3回生)です。栄養教育の学修の流れは、栄養教育論Ⅰ・Ⅱで栄養教育の基礎・基本的なところを学修します。そして、栄養教育論演習(2回生)では、栄養教育を行ううえでの基礎的な指導力を身につけ、栄養教育論実習(3回生)では、実態に合わせた栄養教育が実践できる力をつけていきます。対象者に適切な栄養教育が実践できる管理栄養士を輩出したいと考えています。 加えて、主に栄養教諭をめざす学生が選択している科目として、食に関する指導論(3回生)・教職実践演習(栄養教諭)(4回生)・栄養教育実習(4回生)も担当しています。ここでは、学校における食に関する指導の在り方、栄養教諭の役割、教職員や家庭・地域との連携の在り方、個別の栄養相談の方法などを演習や実習を通して学修し、栄養教諭に必要な力をつけていきます。 【2】モットーや好きな言葉、大切にしていること 「やり始めたら、納得するまでやる」この言葉をモットーにしています。いやなことに出会うと逃げたくなるのが人の心情です。過去には嫌なことに出会うと、何度も途中で投げ出したり、逃げ出したりしていました。ところが、自分の性格をなおすために始めた趣味が、なんと、性格はなおらなかったのですが、知れば知るほど面白くなり、とても深いものであることがわかり始めたのです。いやなことに出会うのも何かの縁があったわけですから、その縁を大切にして自分が納得するまでは付き合ってみようと思っています。 【3】趣味・特技など 「茶道(裏千家)」、「華道(知香流)」です。落ち着きがない性格をなおしたくて始めました。しかし、30年以上続けていますが性格はなおりませんでした。今では、茶道は芸術的で季節感があり、慌ただしい日常とは異なる時間を過ごせる異空間が心の癒しとなっています。また、華道は、出来栄えは別として、精神を集中し華と対話しながら生けている時間を楽しんでいます。 ▲2020年の初夏頃に生けた作品 【4】先生から見た畿央大学(または所属学科)や畿央生の印象は? 大学の規模が適当で、学生同士又は学生と教員との距離が近く、気持ちの温かい人が多くいるのが良いところです。畿央ファミリーという感じです。一方、厳しい所は厳しいので、メリハリがあり、強弱がはっきりしているのも良いところです。 【5】1回生(畿央生)にメッセージを! 今は非対面の授業が多くて、描いていた大学生活とは異なった状態かもしれません。しかし、コロナの影響により社会も変わりつつあり、皆さんの経験がさらにこれからの社会の在り方を変えていくことになります。自分たちが社会を変えていくのだという強い気持ちをもって、いろんなことに挑戦してください。 教員実績
2020.10.29
教員紹介「安澤先生」編~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.60
1回生の皆さんを応援する”新入生応援!やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクト”。後期からは1回生クラス担任以外の先生方もご紹介します。今回は健康栄養学科の安澤先生です! 【1】氏名および研究分野・担当科目 安澤 俊紀(やすざわ としのり) 健康栄養学科 助手 担当科目:R2年度担当分 食品学実験、基礎栄養学実験、臨床栄養学実習、運動生理学実験、生化学実験など 助手として様々な実験・実習科目を担当しています。 研究分野:「栄養科学」「病態生理学」 肥満、糖尿病、動脈硬化、がんなどの生活習慣病の病態解析や食品に含まれる機能性成分について研究しています。食品には、一次機能(栄養)、二次機能(嗜好)、三次機能(生体調節)の3つの機能があります。その中でも、生体調節機能に着目して生活習慣病との関連を検討しています。魚油に多く含まれる脂肪酸であるエイコサペンタエン酸(EPA)や奈良県の伝統野菜である大和野菜の機能性を探索しています。 また、研究とは別に高校生アスリートに対するスポーツ栄養相談を行っています。野球、サッカー、テニス、水泳、陸上など様々な競技の選手に対して普段の栄養素摂取量やトレーニングを分析し、選手の希望やシーズンなど状況に応じた栄養指導を行なっています。 【2】モットーや好きな言葉、大切にしていること 「好きこそ物の上手なれ」 好きなもの、熱中できることをたくさん見つけてください。 【3】趣味・特技など 趣味は中学生の頃から続けているラグビーです。栄養学を志すきっかけともなりました。昨年(2019年)はラグビーワールドカップ日本大会が開催され日本中がラグビーで盛り上がったかと思います。私も7試合観戦に行きました!日本が史上初の8強入りを決めたスコットランド戦をスタジアムで観戦した時の興奮は今でも覚えています。現在は奈良県内のクラブチームでプレーしているとともにレフリーとしても活動しています。 【4】先生から見た畿央大学(または所属学科)や畿央生の印象は? 昨年度に着任して1年半ほどで感じた印象として、畿央生は真面目で純朴な印象があります。また、専門職をめざす学生が多いので目標に向かって学生同士、刺激しあいながら学生生活を送っていると思います。 【5】1回生(畿央生)にメッセージを! 思い描いていたキャンパスライフとはかけ離れたスタートに不安や戸惑いもあったかと思います。人は困難を乗り越えることで成長します。今だから出来ることがたくさんあるはずです。やりたいことを見つけて色んなことにチャレンジしてください。 教員実績
2020.10.22
教員紹介「栢野先生」編~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.56
1回生の皆さんを応援する”新入生応援!やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクト”。後期からは1回生クラス担任以外の先生方もご紹介します。今回は健康栄養学科の栢野先生です! 【1】氏名および研究分野・担当科目 栢野 新市(かやの しんいち)健康栄養学科 学科長 担当科目:基礎化学実験、生化学Ⅱ、キャリア形成セミナー、食品学各論、生化学実験 研究分野:分析屋です。野菜や果物などに含まれる健康増進成分について研究しています。 【2】モットーや好きな言葉、大切にしていること モットーは「石の上にも三年!」 【3】趣味・特技など テニス(下手の横好き)、オートキャンプ(で飲んで食べること)、釣り(投げ釣りが専門です) 【4】先生から見た畿央大学(または所属学科)や畿央生の印象は? 私が初めて畿央大学を訪れた16年前、教職員のみなさんにとても温かく迎え入れていただきました。今でも変わらずにその温かさを持ち続けている大学だと感じています。 【5】1回生(畿央生)にメッセージを! 大学での友人は一生の友達になります。在学中にたくさんの友達を作って下さい。 教員実績
2020.09.08
ヘルスチーム菜良「オンライン交流会」のお知らせ~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.51
こんにちは!畿友会です。新型コロナウイルスの影響で大学に来れない1回生の皆さんを応援する”やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクトの一環として、大学やクラブ・サークル、課外活動のことなどを随時紹介していきます。 今回はヘルスチーム菜良 オンライン交流会のお知らせです! こんにちは、※ヘルスチーム菜良です。ヘルスチーム菜良は管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 ▼4大学交流会 健康栄養学科の1回生の皆さん、大学生活はいかがですか?先輩や友達はできましたでしょうか、勉強や履修など不安なことはないでしょうか。 ヘルスチーム菜良では、私たちの活動を詳しく知ってもらうことと、学生生活の様々な相談にのることを目的とした(含めて)オンライン交流会をTeamsにて行います。 是非、是非、参加してください!お持ちしています!! ■オンライン交流会(途中参加も大歓迎です) 9月11日(金)13時~14時 9月15日(火)10時~11時 ▶▶▶申込はこちらの申込フォームから! 〇活動頻度・時間 月に1度、イベント前 〇活動場所 畿央大学、イオンモール大和郡山、近鉄百貨店、西大寺北小学校、保健所など 〇活動内容 ・大和郡山産の食材を用いたピザの開発・販売(市で主催されるイベントに参加し、イオンモール大和郡山店・ピッツェリアサンプーペーとの共同開発) ・親子減塩教室(県で主催されるイベントに参加し、来場者の方に適切な食生活についてアドバイス) ・ならコープ 「らくらくお料理パック」メニュー考案 ・大阪ガス「エコクッキング」への参加(小学生を対象に調理実習などのサポート) ・奈良県産の食材を用いたお弁当の4大学共同での開発・販売(市で主催されるイベントに参加し、和食「井の上」と4大学共同での開発) ・畿央祭の模擬店 ・オープンキャンパスでの食育SATシステムを使用しての栄養アドバイス ・食育SATシステム勉強会 一 年1回の勉強会 ・食堂コラボ(学内の食堂で販売されるメニューを考案) などなど様々な活動をしています。 ▼畿央祭 模擬店(野菜蒸しパン) 〇メンバーからのメッセージ 4大学ヘルスチーム菜良メンバーの近畿大学、奈良女子大学、帝塚山大学のほか、イオンモール大和郡山、大阪ガス、ならコープ、行政など、様々な方と一緒に1つのイベントを行うことが多いです。開発・販売を行うイベントでは、プロの料理人の方やイベント関係者の意見をいただきながら自信の持てる商品が出来上がるまで何度も試作を重ねます。食育関係のイベントでは、どうしたら食の大切さが伝わるかを考え、みんなで意見交換し、過去の反省点をいかしながら精一杯事前準備を行います。準備を行うことは大変ですが、イベントが終了するとやってきてよかったという達成感を得ることができます。なんと今年は、長年の活動が認められ「農林水産省大臣賞」をいただきました。 メンバーみんながとてもやさしく、和やかな雰囲気で活動を行っています。 SNS Twitter→畿央大学ヘルスチーム菜良~畿央nutrition eggチーム~@HealthKio ▼畿央祭 模擬店 調理中の様子 ▼食育SAT(サッと)システムを用いた栄養アドバイス ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。
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